JP3439351B2 - プログラマブル分周器及び分周方法 - Google Patents

プログラマブル分周器及び分周方法

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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デュアル・モジュ
ラス・プリスケーラの分周数を設定するデータをN値判
別回路によって自動判別し、N値の入力データを再構成
するようにしたプログラマブル分周器及び分周方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、PLL(Phase Lock Loop)
回路におけるプログラマブル分周器は、1種類のデュア
ル・モジュラス・プリスケーラとプログラマブル分周回
路との組合わせによる構成となっている。また、近年で
は、上限、下限の分周数を可変できるように、2種類の
分周数を持つデュアル・モジュラス・プリスケーラとプ
ログラマブル分周回路との組合わせによる構成のプログ
ラマブル分周器もある。
【0003】図4は、このような複数の分周数を持つプ
ログラマブル分周器の一例を示すブロック図である。同
図に示すプログラマブル分周器は、2種類の分周数を持
つデュアル・モジュラス・プリスケーラ(以下、単にプ
リスケーラという)1、メインカウンター2、スワロー
カウンター3及びN値データラッチ回路6から構成され
ている。
【0004】プリスケーラ1における分周数としては、
(1/64 1/65),(1/128 1/129)
である。プリスケーラデータ5は、プリスケーラ1の分
周数を設定するデータを有している。メインカウンター
2及びスワローカウンター3には、N値データラッチ回
路6の出力が入力される。メインカウンター2は、10
bit のカウンターである。スワローカウンター3は、
7bit のカウンターである。
【0005】このような構成では、スワローカウンター
3の出力が、モジュラスコントロール信号としてプリス
ケーラ1にフィードバックされる。設定された分周値の
出力は、メインカウンター2から出力される。また、分
周数を設定する場合、図5に示すように、N値データラ
ッチ回路6の分周数を2進数に直したデータがメインカ
ウンター2及びスワローカウンター3に与えられる。
【0006】ここで、N値データラッチ回路6からのN
値がたとえば5000分周であり、プリスケーラ1の分
周数が(1/64 1/65)である場合を想定する。
この場合の設定可能な分周数は、4096分周(64×
64)〜131071分周(217−1)となる。ま
た、プリスケーラ1の分周数が(1/128 1/12
9)の場合、設定可能な分周数は、16384分周(1
28×128)〜262143分周(218−1)とな
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、N値が50
00の場合、上述した設定可能な分周数より、プリスケ
ーラ1における分周数は(1/64 1/65)に限ら
れる。プリスケーラ1の分周数が(1/64 1/6
5)で有るために、7bit のスワローカウンター3が6
bit のみの使用となる。その結果、スワローカウンタ
ー3の7bit 目にダミーデータを挿入する必要があ
る。すなわち、そのデータは、図5に示すように、分周
数5000を2進数に直したデータに対し、7bit 目に
ダミーデータが挿入される形式となる。
【0008】このように、2種類の分周数を持つプリス
ケーラ1とプログラマブル分周回路との組合わせによる
構成のプログラマブル分周器では、プリスケーラ1の分
周数により、異なるデータフォーマットの設定が必要と
なる。そのため、そのデータを発生するためのマイコン
又はソフト側の演算負荷が重くなり、分周データの演算
の処理速度の向上を図る上で妨げとなっている。
【0009】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、分周データの演算の処理速度の向上を図
ることができるプログラマブル分周器及び分周方法を提
供することができるようにするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のプログ
ラマブル分周器は、複数の分周数を有するデュアル・モ
ジュラス・プリスケーラと、デュアル・モジュラス・プ
リスケーラの出力に対し1/N分周を行うプログラマブ
ル分周回路と、分周数(N)を決めるN値データラッチ
回路と、デュアル・モジュラス・プリスケーラの分周数
のデータに基づき、N値データラッチ回路からの分周数
(N)のデータを再構成するN値判別回路とを備え、N
値判別回路は、デュアル・モジュラス・プリスケーラの
分周数が変化した場合であっても、N値データラッチ回
路からの分周数(N)を単純に2進数に直したデータを
用いることを特徴とする。また、N値判別回路は、デュ
アル・モジュラス・プリスケーラの分周数を、分周数
(N)のデータに基づいて決定するようにすることがで
きる。請求項3に記載の分周方法は、入力信号を複数の
分周数の何れかで分周する第1の工程と、複数の分周数
の何れかで分周された出力に対して1/N分周を行う第
2の工程と、第1の工程における分周数のデータに基づ
き、分周数(N)のデータを再構成する第3の工程とを
備え、第3の工程には、分周数(N)のデータを単純に
2進数に直したデータを用いる第4の工程が含まれる
とを特徴とする。また、第1の工程における分周数は、
分周数(N)のデータに基づいて決定されるようにする
ことができる。本発明に係るプログラマブル分周器及び
分周方法においては、デュアル・モジュラス・プリスケ
ーラの分周数を設定するデータをN値判別回路によって
自動判別し、N値の入力データを再構成することで、プ
ログラマブル分周回路へのダミーデータの挿入を不要と
するとともに、デュアル・モジュラス・プリスケーラの
分周数が変わっても、同じデータフォーマットで分周数
を設定し、そのデータを発生するためのマイコン又はソ
フト側の演算負荷を軽減する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。なお、以下に説明する図において、図4と
共通する部分には同一符号を付すものとする。 (第1の実施の形態)
【0012】図1は、本発明のプログラマブル分周器の
第1の実施の形態を示すブロック図、図2は、図1のプ
ログラマブル分周器の分周動作を説明するためのデータ
フォーマットである。
【0013】図1に示すプログラマブル分周器は、デュ
アル・モジュラス・プリスケーラ(以下、単にプリスケ
ーラという)1、メインカウンター2、スワローカウン
ター3、N値判別回路4、プリスケーラデータ5、N値
データラッチ回路6を備えて構成されている。プリスケ
ーラ1は、(1/64 1/65),(1/1281/
129)の分周数で入力信号を分周する。プリスケーラ
データ5は、プリスケーラ1の分周数を設定するデータ
を有している。メインカウンター2は、10bit のカ
ウンターである。スワローカウンター3は、7bit の
カウンターである。N値判別回路4は、プリスケーラ1
の分周データを判別して、N値データラッチ回路6から
のN値データを再構成し、メインカウンター2及びスワ
ローカウンター3に与えるものであるが、その詳細は後
述する。
【0014】そして、スワローカウンター3の出力がモ
ジュラスコントロール信号としてプリスケーラ1にフィ
ードバックされると、設定された分周値の出力がメイン
カウンター2から出力されるようになっている。
【0015】次に、このような構成のプログラマブル分
周器による分周方法について説明する。まず、N値をた
とえば5000分周とする。また、プリスケーラ1の分
周数を(1/64 1/65)とする。この場合の設定
可能な分周数は、4096分周(64×64)〜131
071分周(217−1)である。また、プリスケーラ
1の分周数が(1/128 1/129)の場合の設定
可能な分周数は、16384分周(128×128)〜
262143分周(218−1)となる。
【0016】そして、N値が5000の場合、図2に示
すように、分周数5000を単純に2進数に直したデー
タがN値判別回路4によって再構成され、メインカウン
ター2及びスワローカウンター3に送られる。ここで、
N値判別回路4によって再構成されるデータには、必要
とするダミーデータの挿入が行われる。このようにし
て、再構成されたデータがメインカウンター2及びスワ
ローカウンター3に出力されることにより、設定された
分周値の出力がメインカウンター2から出力される。
【0017】このように、第1の実施の形態では、プリ
スケーラ1の分周数を設定するデータをN値判別回路4
によって自動判別し、N値の入力データを再構成するこ
とで、従来のようなスワローカウンター3へのダミーデ
ータの挿入を不要としたので、プリスケーラ1の分周数
が変わっても、同じデータフォーマットで分周数を設定
することができる。よって、プリスケーラの分周数が変
わっても、データフォーマットが変らないため、そのデ
ータを発生するためのマイコン又はソフト側の演算負荷
を軽減することができ、分周データの演算の処理速度の
向上を図ることができる。
【0018】なお、第1の実施の形態では、プリスケー
ラ1の分周数を、(1/64 1/65),(1/12
8 1/129)とし、メインカウンター2を10bit
、スワローカウンター3を7bit とした場合について
説明したが、この例に限らず、プリスケーラ1の分周数
が、{1/2n 1/(2n+1)},{1/2n+1
1/(2n+1+1)}であり、メインカウンター
2がAbit、スワローカウンター3が(n+1)bitであ
ればよい。
【0019】(第2の実施の形態)図3は、本発明のP
LL回路の第2の実施の形態を示すブロック図である。
図3に示すプログラマブル分周器は、N値判別回路4に
よって、プリスケーラ1の分周数を決めるプリスケーラ
・データが生成される構成とされている。すなわち、プ
リスケーラ1におけるプリスケーラ・データは、N値判
別回路4がN値データに基づいて決定したものとされ
る。
【0020】よって、このような構成では、プリスケー
ラ・データを、N値データによって決めるようにしたの
で、プリスケーラ1の分周数を決めるプリスケーラ・デ
ータの入力が不要となる。その結果、プリスケーラ・デ
ータを発生するマイコン又はソフト側の演算負荷がさら
に軽減される。
【0021】
【発明の効果】以上の如く本発明に係るプログラマブル
分周器及び分周方法によれば、デュアル・モジュラス・
プリスケーラの分周数を設定するデータをN値判別回路
によって自動判別し、N値の入力データを再構成するこ
とで、プログラマブル分周回路へのダミーデータの挿入
を不要とするとともに、デュアル・モジュラス・プリス
ケーラの分周数が変わっても、同じデータフォーマット
で分周数を設定し、そのデータを発生するためのマイコ
ン又はソフト側の演算負荷を軽減するようにしたので、
分周データの演算の処理速度の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプログラマブル分周器の第1の実施の
形態を示すブロック図である。
【図2】図1のプログラマブル分周器の分周動作を説明
するためのデータフォーマットである。
【図3】本発明のプログラマブル分周器の第2の実施の
形態を示すブロック図である。
【図4】従来のプログラマブル分周器を示すブロック図
である。
【図5】図4のプログラマブル分周器の分周動作を説明
するためのデータフォーマットである。
【符号の説明】
1 デュアル・モジュラス・プリスケーラ 2 メインカウンター 3 スワローカウンター 4 N値判別回路 5 プリスケーラデータ 6 N値データラッチ回路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の分周数を有するデュアル・モジュ
    ラス・プリスケーラと、 前記デュアル・モジュラス・プリスケーラの出力に対し
    1/N分周を行うプログラマブル分周回路と、 前記分周数(N)を決めるN値データラッチ回路と、 前記デュアル・モジュラス・プリスケーラの分周数のデ
    ータに基づき、前記N値データラッチ回路からの前記分
    周数(N)のデータを再構成するN値判別回路とを
    え、 前記N値判別回路は、前記デュアル・モジュラス・プリ
    スケーラの分周数が変化した場合であっても、前記N値
    データラッチ回路からの前記分周数(N)を単純に2進
    数に直したデータを用いる ことを特徴とするプログラマ
    ブル分周器。
  2. 【請求項2】 前記N値判別回路は、前記デュアル・モ
    ジュラス・プリスケーラの分周数を、前記分周数(N)
    のデータに基づいて決定することを特徴とする請求項1
    に記載のプログラマブル分周器。
  3. 【請求項3】 入力信号を複数の分周数の何れかで分周
    する第1の工程と、 前記複数の分周数の何れかで分周された出力に対して1
    /N分周を行う第2の工程と、 前記第1の工程における分周数のデータに基づき、前記
    分周数(N)のデータを再構成する第3の工程とを
    え、 前記第3の工程には、前記分周数(N)のデータを単純
    に2進数に直したデータを用いる第4の工程が含まれる
    ことを特徴とする分周方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の工程における分周数は、前記
    分周数(N)のデータに基づいて決定されることを特徴
    とする請求項3に記載の分周方法。
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