JPH06309406A - 状態遷移図の不定データ固定方法 - Google Patents

状態遷移図の不定データ固定方法

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JPH06309406A
JPH06309406A JP5093023A JP9302393A JPH06309406A JP H06309406 A JPH06309406 A JP H06309406A JP 5093023 A JP5093023 A JP 5093023A JP 9302393 A JP9302393 A JP 9302393A JP H06309406 A JPH06309406 A JP H06309406A
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JP
Japan
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state transition
gate
signals
input signals
transition diagram
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5093023A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kadozono
浩幸 門園
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Kyushu Communication Systems Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Fujitsu Kyushu Communication Systems Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, Fujitsu Kyushu Communication Systems Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH06309406A publication Critical patent/JPH06309406A/ja
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 同期回路設計する際の状態遷移図の不定デー
タ固定方法にに関し、状態遷移図の不定データ固定方法
を提供することを目的とする。 【構成】 フリップフロップ11から出力される状態遷移
図の出力をデコードするデコーダ1と、前記複数の入力
信号を前記デコーダ1からのデコード出力によりゲート
処理し、該処理結果を前記状態遷移論理回路10の複数の
入力信号に変換する第1ゲート2a、第2ゲート2b等を備
え、前記第1ゲート2a、第2ゲート2b等にAND条件機
能を付与し、前記複数の入力信号に含まれるドントケァ
信号を常に0に固定するようにして、状態遷移論理機能
の削減を行うように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同期回路設計する際の
状態遷移図の不定データ固定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】同期回路を設計する際において、ムーア
(ミーリ)型同期方式を用いて設計を行う時は、同期回
路は状態遷移図をもとに設計を行う。
【0003】図2は従来の一実施例回路の構成とその状
態遷移を示す図であり、ムーア型同期回路を示してい
る。図2において、(1) は回路図を示し、(2A)および(2
B)は状態遷移図を示す。ただし、図2は例えば入力信号
と出力信号の数は例えば2つと仮定している。
【0004】A、Bは現在の入力信号であり、C、Dは
前の出力信号或いは現在の出力信号である。10は状態遷
移論理回路であり、現在の2つの入力信号A、Bと一つ
前の2つの出力信号C、Dを帰還した信号との演算を行
い、新しい2つの出力信号(C’とD’)をつくるよう
に動作する。
【0005】なお、11はフリップフロップであり、現在
の2つの入力信号A、Bと状態遷移論理回路10からの新
しい2つの出力信号(C’とD’)をもとに、クロック
の時間軸に管理された新しい2つの出力信号C、Dをつ
くるように動作する。
【0006】また、, , , は各状態遷移のステ
ップであり、各ステップでは当該回路の遷移値はA、
B、C、Dのそれぞれの値になることを示している。即
ち、状態遷移論理回路10とフリップフロップ11からなる
状態遷移の帰還回路を形成し、現在の2つの入力信号
A、Bと一つ前の2つの出力信号C、Dを状態遷移論理
回路10に加えて→→→→・・・の状態遷移を
繰り返して状態遷移を示す信号C’、D’を新しくつく
りフリップフロップ11に加え、クロックの時間軸で管理
された出力信号C、Dを出力するようにしている。
【0007】以下、図2の回路図(1) と状態遷移図(2)
をもちいて、従来の技術を詳しく説明する。いま、状態
遷移論理回路10の状態はステップであるとする。即
ち、C=1、D=0の状態において、新しくA=1、B
=0が入力されたとする。この場合、状態遷移論理回路
10とフリップフロップ11の状態はクロックの入力でステ
ップよりステップへ遷移し、C=0、D=1にな
る。
【0008】次に、入力信号A、Bの状態はステップ
に示すA=dc(ドントケァ:1か0のどちらでも可な
る値)でB=0に設定されたとする。この場合、状態遷
移論理回路10とフリップフロップ11の状態はクロックの
入力でステップよりステップへ遷移し、ステップ
における出力信号C、Dはステップの出力信号C=
0、D=1をそのまま維持する。
【0009】さらに、入力信号A、Bの状態はステップ
に示すように、A=0でB=1に設定されたとする。
この場合、状態遷移論理回路10とフリップフロップ11の
状態はクロックの入力でステップよりステップへ遷
移し、ステップにおける出力信号C、Dは新しい状態
のC=1、D=0になる。
【0010】さらにまた、入力信号A、Bの状態はステ
ップに示すように、A=0でB=dcに設定されたと
する。この場合、状態遷移論理回路10とフリップフロッ
プ11の状態はクロックの入力でステップよりステップ
へ遷移し、ステップにおける出力信号C、Dはステ
ップの出力信号C=1、D=0を維持する。
【0011】上記の状態遷移図(2) のdc=1か0を区
分し記載した図が状態遷移図(2B)であり、図(2B)の左図
はdc=1とし、図(2B)の右図はdc=0としている。
上記したように、状態遷移論理回路10とフリップフロッ
プ11で構成されるムーア(ミリー)型同期方式は、状態
遷移図を単位時間毎に遷移条件にもとづいて逐一出力を
更新して行く同期方式のため、ドントケァの論理を組み
込む際は全パターン(図2ではパターンは2つ)を考慮
して状態遷移図を作成することが必要になる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来例の技術
においては、ドントケァの論理を組み込む際には全パタ
ーンを考慮して状態遷移図を作成する必要があるという
課題がある。
【0013】本発明は、ドントケァによる複雑さを簡略
化した状態遷移図の不定データ固定方法を提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、図1に示すごとく、複数の入力信号と複数の帰還信
号により状態遷移図を形成する状態遷移論理回路10と、
該状態遷移論理回路10の出力と前記の複数の入力信号に
より時間軸に同期した信号をつくるフリップフロップ11
を直列接続で備え、逐一状態遷移図を更新して行く同期
方式において、前記フリップフロップ11から出力される
状態遷移図の出力をデコードするデコーダ1と、前記複
数の入力信号を前記デコーダ1からのデコード出力によ
りゲート処理し、該処理結果を前記状態遷移論理回路10
の複数の入力信号に変換する第1ゲート2a、第2ゲート
2b等を備え、前記第1ゲート2a、第2ゲート2b等にAN
D条件機能を付与し、前記複数の入力信号に含まれるド
ントケァ信号を常に0に固定するようにして、状態遷移
論理機能の削減を行うように構成する。
【0015】また、前記第1ゲート2a、第2ゲート2b等
にOR条件機能を付与し、前記複数の入力信号に含まれ
るドントケァ信号を常に1に固定するようにして、状態
遷移論理機能の削減を行うように構成する。
【0016】
【作用】本発明は図1に示すように、直列接続の状態遷
移論理回路10とフリップフロップ11、並びに、デコーダ
1および複数の第1ゲート2a、第2ゲート2b等を備える
ようにし、当該デコーダ1により前記フリップフロップ
11からの状態遷移図の出力をデコードし、また、第1ゲ
ート2a、第2ゲート2b等にAND条件またはOR条件機
能を付与させて前記複数の入力信号を記デコーダ1のデ
コード出力でゲート処理し、該処理結果を前記状態遷移
論理回路10の複数の入力信号に変換するようしている。
【0017】従って、前記第1ゲート2a、第2ゲート2b
等からの出力は0または1に固定されるようになり、状
態遷移論理機能の削減を行うことが可能になる。
【0018】
【実施例】以下、図1により本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の一実施例回路の構成とその状態遷移
を示す図であり、ムーア型同期回路の場合を記載してあ
る。
【0019】図1は図2と同様に、(1) は回路図を示
し、(2A)および(2B)は状態遷移図を示す。なお、図1は
例えば入力信号と出力信号の数は例えば2つと仮定して
いる。図1において、A、Bは現在の入力信号であり、
C、Dは前の出力信号或いは現在の出力信号である。な
お、1はデコーダであり、また、2aは第1ゲート、2bは
第2ゲートである。
【0020】デコーダ1では、信号A、B、C、Dを状
態遷移論理回路10とフリップフロップ11の時間軸で管理
した後の信号A’、B’、C、Dをもとに、信号A、B
の中のdc値の所だけ拾い、0または1になる出力信号
X1 、X2 をつくる。
【0021】さらに、第1ゲート2aと第2ゲート2bにお
いて、該入力信号A、Bと前記の0または1になる出力
信号X1 、X2 とのAND条件またはOR条件を求めて
0または1の固定値をつくり、該結果値を状態遷移論理
回路10に加える。
【0022】即ち、信号A、B、C、Dの時間軸が10
10の時は、次ステップの信号Aは必ずdc=0か1
になることを利用し、信号A、B、C、Dが既知の10
10であれば次の信号Aを0(AND条件)または1
(OR条件)に固定するようにする。
【0023】また、信号A、B、C、Dの時間軸が01
01の時は、次の信号Bは必ずdc=0か1になること
を利用し、信号A、B、C、Dが既知の0101であれ
ば次の信号Bを0(AND条件)または1(OR条件)
に固定するようにする。
【0024】なお、状態遷移論理回路10とフリップフロ
ップ11は従来例と同様に、現在の2つの入力信号(入力
信号A、Bの対応信号)と一つ前の2つの出力信号C、
Dを状態遷移論理回路10とフリップフロップ11に加えて
→→→→・・の状態遷移を繰り返す。そし
て、新しく更新された信号A’、B’(入力信号A、B
の対応信号)と信号C、Dの4つの信号をつくる。
【0025】この場合における状態遷移図は図(2A)と(2
B)で示される。以下、図1をもちいて詳細に説明する。 (1)第1ゲート2aと第2ゲート2bがAND条件の場合 この場合の状態遷移図を図(2A)に示す。いま、状態遷移
論理回路10とフリップフロップ11の遷移状態はステップ
にあり、C=1、D=0であるとする。
【0026】ここで、新しくA=1、B=0が入力され
たとすると、状態遷移論理回路10とフリップフロップ11
の状態はクロックの入力でステップに遷移し、C=
0、D=1になる。また、信号A、B対応のA’=1、
B’=0になる。
【0027】一方、デコーダ1は該A’=1、B’=0
およびC=1、D=0を拾い、デコード値X1 =0と
し、該0値を第1ゲート2aに加える。従って、ステップ
において、入力信号Aの中にdcが含まれいても、該
dcは第1ゲート2aで前記デコード値X1 =0に固定さ
れて状態遷移論理回路10に加えられる。なお、この時の
第2ゲート2bから出力される信号B対応の信号の値に変
化は無く、信号Bは0のままである。
【0028】同様に、状態遷移がステップ(A=0、
B=1、C=0、D=1)からステップに遷移する場
合、デコーダ1は該A’=0、B’=1およびC=0、
D=1を拾い、デコード値X2 =0とし、該0値を第2
ゲート2bに加える。
【0029】従って、ステップにおける入力信号B=
dcは第2ゲート2bで前記デコード値X2 =0に固定さ
れて状態遷移論理回路10に加えられる。なお、この時の
第1ゲート2aから出力される信号A対応の信号の値に変
化は無く、信号Bは0のままである。
【0030】(2)第1ゲート2aと第2ゲート2bがOR条
件で動作する場合 この場合の状態遷移図を図(2B)に示す。この場合、図1
(1) および図1(2B)において、信号A、B、C、Dがス
テップの1010の値であればデコード値X1 =1に
デコードし、該1を第1ゲート2aに加えて信号AとのO
R演算を行わせ、次のステップの信号Aの位置にある
dcを1に固定する。
【0031】同様に、信号A、B、C、Dがステップ
の0101の値であればデコード値X2 =1にデコード
し、該1を第2ゲート2bに加えて信号BとのOR演算を
行わせ、次のステップの信号Bの位置にあるdcを1
に固定する。
【0032】なお、本発明の実施例は、入力信号はA、
Bの二つ、出力信号はC、Dの二つと仮定しているの
で、回路の構成は一つのデコーダ1と二つのゲートの第
1ゲート2aと第2ゲート2bで構成されるとしているが、
入力信号と出力信号の数の増加に対応してデコーダ1の
構成およびゲート回路を増加させても勿論構わない。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、ドントケァを含む状態遷移図において、状態遷
移論理機能の削減が図られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例回路の構成とその状態遷移
をを示す図である。
【図2】 従来の一実施例回路の構成とその状態遷移を
を示す図である。
【符号の説明】
1はデコーダ 2aは第1ゲート 2bは第2ゲート 10は状態遷移論理回路 11はフリップフロップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入力信号と複数の帰還信号により
    状態遷移図を形成する状態遷移論理回路(10)と、該状態
    遷移論理回路(10)の出力と前記の複数の入力信号により
    時間軸に同期した信号をつくるフリップフロップ(11)と
    を直列接続で備え、逐一状態遷移図を更新して行く同期
    方式において、 前記フリップフロップ(11)から出力される状態遷移図の
    出力をデコードするデコーダ(1) と、 前記複数の入力信号を前記デコーダ(1) からのデコード
    出力によりゲート処理し、該処理結果を前記状態遷移論
    理回路(10)の複数の入力信号に変換する第1ゲート(2
    a)、第2ゲート(2b)等を備え、 前記第1ゲート(2a)、第2ゲート(2b)等にAND条件機
    能を付与し、前記複数の入力信号に含まれるドントケァ
    信号を常に0に固定するようにして、状態遷移論理機能
    の削減を行うようにすることを特徴とした状態遷移図の
    不定データ固定方法。
  2. 【請求項2】 前記第1ゲート(2a)、第2ゲート(2b)等
    にOR条件機能を付与し、前記複数の入力信号に含まれ
    るドントケァ信号を常に1に固定するようにして、状態
    遷移論理機能の削減を行うようにすることを特徴とした
    前記請求項1記載の状態遷移図の不定データ固定方法。
JP5093023A 1993-04-20 1993-04-20 状態遷移図の不定データ固定方法 Withdrawn JPH06309406A (ja)

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