JPH0732314B2 - シェルフに対してプリント基板を固定するための機構 - Google Patents

シェルフに対してプリント基板を固定するための機構

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JPH0732314B2
JPH0732314B2 JP23553289A JP23553289A JPH0732314B2 JP H0732314 B2 JPH0732314 B2 JP H0732314B2 JP 23553289 A JP23553289 A JP 23553289A JP 23553289 A JP23553289 A JP 23553289A JP H0732314 B2 JPH0732314 B2 JP H0732314B2
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nut body
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英樹 銭谷
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 電子回路部品を搭載した多数のプリント基板を並列して
シェルフ内に収容して電子機器ユニットを構成する際
に、前記プリント基板を着脱自在にシェルフ内に固定す
る機構に関し、 取付けピッチの狭い多数のプリント基板をシェルフに着
脱自在に取付けるために、簡単な構造でシェルフ側のナ
ットをフロートさせることができる機構を提供すること
を目的とし、 シェルフ内に所定のピッチで配列されたプリント基板を
着脱可能に固定するための機構であって、該シェルフの
内部を横断して設けられたバックボード上に固定された
前面が連続するスリット状に開放された実質的にC字型
断面を有するレールと、該レールの上下の壁の内面に長
手方向に設けられたガイド溝に上下の縁を遊合してレー
ル内に挿入された長板状のスペーサと、各プリント基板
に対応するピッチで該スペーサに設けられた正方形状の
開口内に遊合する正方形状のナット体とからなり、該ナ
ット体は上下左右の四辺を前記開口の内周によって拘束
され、且つ前記スペーサが前記ガイド溝内に挿入された
時、上下辺も前記スペーサと共に前記ガイド溝内に遊合
して前記開口から外れないように保持される正方形状の
ナット体とからなり、前記ナット体は次式 A<W,d<C<B (但し、Bはナット体の一辺の長さ,Wは同じく対角線の
長さ,Aは正方形開口の一辺の長さ,Cはレールのスリット
の高さ,dは雌ネジの直径である。)で示される関係を満
たす寸法を有し、スペーサがレールのガイド溝内に収容
された場合に、ナット体の中心に設けられた雌ねじが前
記スリットを通じてレールの前面に露出し、プリント基
板に取付けられたボルトの雄ねじと螺合可能に構成され
ていることを特徴とするプリント基板を固定するための
機構によって達成される。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電子回路部品を搭載した多数のプリント基板
を並列してシェルフ内に収容して電子機器ユニットを構
成する際に、前記プリント基板を着脱自在にシェルフ内
に固定する機構に関する。
〔従来の技術〕
シェルフ内に収容されているプリント基板は、保守・交
換等の作業を行うために、簡単に着脱できることが必要
である。このようにシェルフに対してプリント基板を着
脱自在に固定するし方としては、例えば第6図に示すよ
うに、プリント基板1の側面に奥行方向に長いボルト2
を回転可能に取付け、一方、シェルフ3の内部に横断方
向に設置されたバックボード4上に、プリント基板の配
列ピッチに等しいピッチでねじ孔5を穿孔されたねじ板
6を固定し、前記ボルト2の先端を対応するねじ孔5に
ねじ込む方式が採用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、この方式ではねじ板6上のねじ孔5の位置が不
動であるため、シェルフ3に挿入されるプリント基板側
のボルト2の軸線との間にずれがあると、着脱作業の繰
り返しによりねじ山が損傷する恐れがある。このため、
シェルフの組み立て時に、プリント基板の挿抜の際の案
内となるガイドレール、バックボードに取付けられるコ
ネクタ7、並びにねじ板5等の寸法関係を規制する治具
が使用され、組立時の寸法調整とその検査に多くの作業
時間を要している。又、当然、各部品についても製造寸
法に高精度が要求され、コストが高くなることが避けら
れない。
一般的に、このような雄ねじと雌ねじとの僅かな位置の
ずれを吸収するには、第7図に示すように、雌ねじ用の
ナット体9を保持するためのコの字断面のチャンネル10
に、該ナット体9の突出端9aの外径よりも若干大きい窓
11を穿孔しておき、該ナット体9の角型ブロック9bを余
裕を以て収容可能なサイズを有する押さえ金具12によっ
て、これをチャンネル10の所定位置に保持し、前記突出
端9aを窓11からのぞかせた構造が採用されている。
この構造によれば、押さえ金具12の内法寸法とナットの
角型ブロック9bとの間の隙間の範囲でナット体9がフロ
ートすることができ、雄ねじの中心とのずれが吸収され
る。
しかし、この構造は、押さえ金具のサイズの関係から、
隣合うナット体同士の間に相当の間隔がある場合にのみ
採用可能であり、シェルフ内に収容されるプリント基板
の場合には、取付けピッチが狭過ぎて適用することがで
きない。
本発明はこのような従来技術の問題点を解決し、取付け
ピッチの狭い多数のプリント基板をシェルフに着脱自在
に取付けるために、簡単な構造でシェルフ側のナットを
フロートさせることができる機構を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的は、シェルフ内に所定のピッチで配列されたプ
リント基板を着脱可能に固定するための機構であって、
該シェルフの内部を横断して設けられたバックボード上
に固定された前面が連続するスリット状に開放された実
質的にC字型断面を有するレールと、該レールの上下の
壁の内面に長手方向に設けられたガイド溝に上下の縁を
遊合してレール内に挿入された長板状のスペーサと、各
プリント基板に対応するピッチで該スペーサに設けられ
た正方形状の開口内に遊合する正方形状のナット体から
なり、該ナット体は上下左右の四辺を前記開口の内周に
よって拘束され、且つ前記スペーサが前記ガイド溝内に
挿入された時、上下辺も前記スペーサと共に前記ガイド
溝内に遊合して前記開口から外れないように保持される
正方形状のナット体とからなり、前記ナット体は次式で
示される関係を満たす寸法を有し、スペーサがレールの
ガイド溝内に収容された場合に、ナット体の中心に設け
られた雌ねじが前記スリットを通じてレールの前面に露
出し、プリント基板に取付けられたボルトの雄ねじと螺
合可能に構成されていることを特徴とするプリント基板
を固定するための機構 A<W,d<C<B (但し、Bはナット体の一辺の長さ,Wは同じく対角線の
長さ,Aは正方形開口の一辺の長さ,Cはレールのスリット
の高さ,dは雌ネジの直径である。)によって達成され
る。
〔作用〕
取付けに際し、先ずスペーサの正方形開口にナット体を
遊合させた状態で、スペーサをレールの一方の端からガ
イド溝内に挿入する。するとナット体は、そのねじ孔を
レールのスリットから露出させて所定のピッチで配列さ
れる。ナット体は前記式に規定されるような寸法関係を
有するので、正方形開口内でフロートすることができ
る。しかし、その軸回り回動は開口の内周壁との接触に
よって阻止される。この機構によって、プリント基板側
のボルトの中心に一致するようにナット体を移動させ、
完全に位置合わせした状態で両者を螺合することができ
る。
以下、図面に示す好適実施例に基づいて、本発明を更に
詳細に説明する。
〔実施例〕
第1図〜第3図は、本発明のプリント基板固定機構の原
理を示すものである。
この機構は、プリント基板を収容するシェルフのバック
ボードを横断して固定され、実質的にC字型の断面をな
し、前面中央に長手方向に沿ってスリット25を有するレ
ール20と、該レール20の上下壁20a,20bの内面に沿って
長手方向に設けられた深いガイド溝21に遊合する長板状
のスペーサ22と、これに取付けられる各プリント基板に
対応する正方形状の平板からなる複数のナット体23とか
ら構成されている。
スペーサ22は、シェルフに収容されるプリント基板の配
列ピッチに対応する間隔で形成された一辺の長さAの正
方形開口24を具えている。
又、ナット体23は雌ねじが刻設された直径dの中心孔23
aを有し、ナット体23の一辺の長さBは前記開口24の一
辺の長さAよりも小さく、又、その対角線の長さWはB
よりも大きく設定されている。
前記前記スペーサ22の高さhは上下ガイド溝21の底壁間
の距離Hより僅かに小さく設定され、且つスペーサ22の
厚さtはガイド溝21の巾Tより小さく設定されているの
で、スペーサ22がガイド溝21内にその上下縁を規制され
ながら遊合可能になっている。
前記ナット体23の厚さは前記ガイド溝21の巾Tよりも僅
かに小さく設定されている。
この機構を組み立てるには、第3図に示すように、レー
ル20のガイド溝21の開放された一端(図では右端)か
ら、正方形開口24にナット体23を嵌め込んで遊合させた
状態のスペーサ22を挿入する。レール20の前面のスリッ
ト25の巾Pはナット体23の一辺の長さBよりも小さく且
つ中心孔23aの直径dより大きいので、各ナット体23は
その上下縁をガイド溝21に保持された状態で、レール20
内に収容され、中心孔23aは一定のピッチでスリット25
の長手方向に所定の位置に配置される。
前記した寸法関係によって、ナット体23は、第1図に鎖
線で示す範囲内で軸を中心に傾動可能であるが、それ以
上の回動は阻止され、後述するようにプリント基板側の
ボルトとの螺合が円滑に行われる。このナット体23は、
開口24とナット体の一辺の長さの差A−Bの範囲内で上
下左右にフロートし、対応するボルトとの芯を合わせる
ことが可能である。
第4図は、箱型のシェルフ3の後面にプリント基板1を
収容するために、バックボード4に上下二段に取付けら
れたコネクタ7,8の間の領域にこの機構を取付けた例を
示す。バックボード4を横断してレール20を固定し、こ
れに前述のようにスペーサ22とナット体23とを装着す
る。そして、第5図に示すように、軸を中心に回転自在
に長いボルト2を側面に取付けられたプリント基板1
を、ガイドレール6に沿って押し込み、ナット体23を適
宜にフロートさせてその中心孔23aを該ボルト2の先端
と一致させ、ボルト2の後端にドライバを当てがってこ
れを回動させる。ナット体23はレールの正方形開口24の
内周によって回動を阻止されるので、ボルト2は次第に
ナット体23にねじ込まれ、ナット体23を手前方向に引き
付け、スペーサ22に対して押圧して固定する。プリント
基板1を取り外す場合には、ボルト2を逆方向に回動さ
せれば、ボルト2の先端はナット体23から次第に抜け出
して、プリント基板1は解放される。
〔発明の効果〕
以上、詳述したように、本発明によれば、レールに設け
たガイド溝に沿ってスペーサを挿入し、これにナット体
を並列して保持する構成としたので、個々のナット体を
所定位置に確保するための金具が不要となり、部品点数
を少なくすることができる。又、実装ピッチが小さくて
もナットをフロートさせることができるので、各部品の
製作精度をそれ程高くしなくても対応するプリント基板
側のボルトとの位置合わせが可能となり、製作コストを
低減することができる。
更に、スペーサとレールとを固定していないので、組立
作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、本発明のプリント基板の固定機構の
原理を示す正面図、横断面図及び平断面図、 第4図は、本発明のプリント基板固定機構をシェルフに
適用した状態を示す斜視図 第5図は、同じく接続領域の詳細を示す断面図、 第6図は、従来のプリント基板の固定機構を示す斜視
図、 第7図は、一般的なナット体のフロート機構を示す斜視
図である。 1…プリント基板、2…ボルト、3…シェルフ、4…バ
ックボード、20…レール、21…ガイド溝、22…スペー
サ、23…ナット体、24…正方形開口、25…スリット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シェルフ内に所定のピッチで配列されたプ
    リント基板を着脱可能に固定するための機構であって、
    該シェルフの内部を横断して設けられたバックボード上
    に固定された前面が連続するスリット状に開放された実
    質的にC字型断面を有するレールと、該レールの上下の
    壁の内面に長手方向に設けられたガイド溝に上下の縁を
    遊合してレール内に挿入された長板状のスペーサと、各
    プリント基板に対応するピッチで該スペーサに設けられ
    た正方形状の開口内に遊合する正方形状のナット体とか
    らなり、該ナット体は上下左右の四辺を前記開口の内周
    によって拘束され、且つ前記スペーサが前記ガイド溝内
    に挿入された時、上下辺も前記スペーサと共に前記ガイ
    ド溝内に遊合して前記開口から外れないように保持され
    る正方形状のナット体とからなり、前記ナット体は次式
    で示される関係を満たす寸法を有し、スペーサがレール
    のガイド溝内に収容された場合に、ナット体の中心に設
    けられた雌ねじが前記スリットを通じてレールの前面に
    露出し、プリント基板に取付けられたボルトの雄ねじと
    螺合可能に構成されていることを特徴とするプリント基
    板を固定するための機構 A<W,d<C<B (但し、Bはナット体の一辺の長さ,Wは同じく対角線の
    長さ,Aは正方形開口の一辺の長さ,Cはレールのスリット
    の高さ,dは雌ねじの直径である。)
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JPH0634296U (ja) * 1992-10-12 1994-05-06 株式会社アドバンテスト シェルフのブランクパネル取付け構造
JP4485939B2 (ja) * 2004-12-28 2010-06-23 日本アンテナ株式会社 収納ラックおよびラック型電子機器

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