JP4485939B2 - 収納ラックおよびラック型電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、CATV局や共同受信装置用に使用される収納ラックおよびラック型電子機器に関するものである。
CATV局や共同受信装置用に使用されるラック型電子機器には、1つの筐体の中に複数台の縦型の電子機器ユニットを収納する収納ラックを用いたタイプがある。このような従来の収納ラックに電子機器ユニットを取り付ける場合は、電子機器ユニットを1台ごと収納ラックの前面から収納ラック内に挿入し、ついで、電子機器ユニットの上下に設けられた上下2本の取付ネジを収納ラックに螺着することにより、電子機器ユニットごとに取り付けるようにしている。例えば10台の電子機器ユニットを取り付ける場合は、20本の取付ネジを収納ラックに締着する必要がある。
従来のラック型電子機器においては、上記したように電子機器ユニットに対し2本の取付ネジを用いて収納ラックに取り付けていることから、取付作業や取り外し作業の作業工程が多くなっており、取付作業や取り外し作業を伴う電子機器ユニットの点検や交換する際の取り外し作業や取付作業が煩雑になるという問題点があった。
そこで、本発明は、電子回路ユニット等のユニットの取付作業や取り外し作業の作業工程を低減することのできる収納ラックおよびラック型電子機器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の収納ラックおよびラック型電子機器は、ラック本体の前面からユニットを挿入した後に、複数の取付ネジを横方向にスライドさせることにより、スライド固定金具がL字状溝内に係合している本体ガイドピンで案内されながら複数の取付ネジと共にスライドして、複数のガイドピンのそれぞれが各ユニットの上面に設けられている横方向の係合溝内に進入するようになり、この状態において複数の取付ネジを回転させてナット部にそれぞれ螺着すると、スライド固定金具がL字状溝内に係合している本体ガイドピンで案内されながら後面側へスライドすることにより、スライド固定金具の横方向への移動が禁止されると共に各ユニットがラック本体に固着されることを最も主要な特徴としている。
ラック本体の前面からユニットを挿入した後に、複数の取付ネジを横方向にスライドさせることにより、スライド固定金具がL字状溝内に係合している本体ガイドピンで案内されながら複数の取付ネジと共にスライドして、複数のガイドピンのそれぞれが各ユニットの上面に設けられている横方向の係合溝内に進入するようになり、この状態において複数の取付ネジを回転させてナット部にそれぞれ螺着すると、スライド固定金具がL字状溝内に係合している本体ガイドピンで案内されながら後面側へスライドすることにより、スライド固定金具の横方向への移動が禁止されると共に各ユニットがラック本体に固着されるようにしたので、各ユニットを取り付ける取付ネジを共用することができ、装着されるユニットの台数にかかわらず取付作業や取り外し作業の作業工程数を変わらないようにすることができ、ユニット数が増加するほど作業工程を低減することができるようになる。
また、横方向の係合溝が形成されていると共に先端部に斜面が形成された固定板をユニットに設けることにより、ユニットの挿入に伴ってスライド固定金具が横方向にスライドしていくことから、事前にスライド固定金具をスライドさせることなくユニットを収納ラックに挿入することができるようになる。さらに、逆傾斜の第2の斜面を横方向の係合溝に到達するよう固定板に形成することにより、ユニットの引き出しに伴ってスライド固定金具が横方向にスライドしていくことから、事前に複数の取付ネジを横方向にスライドさせることなくユニットを収納ラックから引き出すことができるようになる。
さらにまた、本体ガイドピンがL字状溝の第2の溝位置にある場合にのみ、取付ネジを回転させた際にナット部に螺着されるようにしたことから、固着位置にある場合にのみ電子回路ユニットを取り付けることができるようになる。
電子回路ユニットの取付作業や取り外し作業の作業工程を低減することのできる収納ラックおよびラック型電子機器を提供するという目的を、ラック本体の前面からユニットを挿入した後に、複数の取付ネジを横方向にスライドさせることにより、スライド固定金具がL字状溝内に係合している本体ガイドピンで案内されながら複数の取付ネジと共にスライドして、複数のガイドピンのそれぞれが各ユニットの上面に設けられている横方向の係合溝内に進入するようになり、この状態において複数の取付ネジを回転させてナット部にそれぞれ螺着すると、スライド固定金具がL字状溝内に係合している本体ガイドピンで案内されながら後面側へスライドすることにより、スライド固定金具の横方向への移動が禁止されると共に各ユニットがラック本体に固着されることで実現した。
本発明の実施例の収納ラックを備える第1の実施例のラック型電子機器の説明を図1ないし図25を参照して説明する。ただし、図1は本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器100の固着状態の構成を示す正面図であり、図2はその一部の構成を示す上面図である。図3は本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器100の解除状態の構成を示す正面図であり、図4はその一部の構成を示す上面図である。図5は本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器100に電子回路ユニット6を挿入する過程を示す上面図である。図6は取付ネジ11が取付位置にある状態の本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器100の一部の構成を示す斜視図であり、図7はその一部の構成を示す上面図であり、図8はその異なる一部の構成を示す上面図である。
図9は本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器100に電子回路ユニット6を挿入する状態の一部の構成を示す斜視図である。図10は本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器100に電子回路ユニット6を挿入した状態の一部の構成を示す斜視図であり、図11はその一部の構成を一部断面で示す上面図である。図12は本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器100における取付ネジ11とスライド固定金具10との結合関係を示す分解組立図で示す斜視図であり、図13は本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器100における取付ネジ11とスライド固定金具10との固着状態を示す斜視図である。図14は本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器100における本体固定金具12と固着ナット24との関係を分解組立図で示す斜視図である。図15は本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器100におけるスライド固定金具10と取付ネジ11との固着関係を示す斜視図であり、図16はその一部を断面で示す斜視図であり、図17は図16の一部を拡大して示す斜視図である。
図18は本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器100における収納ラック1の構成を示す斜視図であり、図19は本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器100における収納ラック1の構成を示す正面図であり、図20は本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器100における収納ラック1の構成を示す上面図である。図21は本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器100におけるスライド固定金具10の一部の構成を示す斜視図である。図22は本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器100における電子回路ユニット6の構成を示す斜視図である。図23は本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器100における取付ネジ11の構成を示す正面図であり、図24はその取付ネジの構成を示す斜視図であり、図25はその取付ネジの構成を示す角度を変えて示す斜視図である。
本発明の第1の実施例のラック型電子機器100は図1および図2に示すように、図18ないし図20に示す構成の本発明にかかる収納ラック1に複数台の電子回路ユニット6と電源ユニット7とを着脱自在に装着して構成されている。図1および図2に示す構成においては、2本の取付ネジ11a,11bがスライド孔3c,3dの右端にあって締着されており、複数台の電子回路ユニット6と電源ユニット7とを収納ラック1から引き出せない固着状態とされている。また、図3および図4に示す構成においては、2本の取付ネジ11a,11bがスライド孔3c,3dの左端にあって緩められており、複数台の電子回路ユニット6と電源ユニット7を収納ラック1からそれぞれ引き出すことができる解除状態とされている。
収納ラック1に装着することのできるユニット数は、例えば10台とされその内の少なくとも1台のユニットは電源ユニット7とされる。電子回路ユニット6および電源ユニット7が共に装着されない空いている場所には、図1に示すように前面が盲板8とされた空のユニットが装着される。電子回路ユニット6は、入力/出力用の2つの同軸接栓6a,6bと動作状態を示すランプ等が配置されているパネル6cとを前面に備えている。電源ユニット7は、電源スイッチと動作状態を示す複数のランプを前面に備えている。これらの電子回路ユニット6および電源ユニット7を含む全てのユニットは、全てのユニットの共通の固着手段である2本の取付ネジ11a、11bで収納ラック1に着脱自在に固着されており、固着が解除された際に収納ラック1の前面から引き出すための取っ手6d,・・・をそれぞれ備えている。
収納ラック1は、図18ないし図20に示すように前面が開放されたほぼ直方体状とされており、右側板2a,左側板2b,上板3,底板4,背板5を備えている。これらの図に示すように上板3の前部は上側にほぼ直角に折曲された上板折曲部3aが形成されており、この上板折曲部3aに横方向に細長い孔とされた一対のスライド孔3c,3dが形成されている。スライド孔3c,3dには、それぞれ取付ネジ11a,11bが挿通されてスライド孔3c,3dの延伸方向に沿ってスライド可能とされている。また、上板3の内側には前面から挿入される各ユニットを案内するための上レール3dが、装着されるユニットの幅の間隔で設けられている。収納ラック1に装着することのできるユニット数が、例えば10台とされる場合は11本の上レール3dが上板3に設けられ、上レール3d間に各ユニットが挿入されて案内されるようになる。また、底板4の内側にも前面から挿入される各ユニットを案内するための下レール4bが、上レール3dの間隔と同じ間隔で対面するよう設けられている。すなわち、収納ラック1の前面から挿入した各ユニットは2本の上レール3dと対面する2本の下レール4bで形成される空間内に案内されて挿入されていくようになる。
収納ラック1の背板5には装着されるユニットの位置に対応してコネクタ13が設けられている。収納ラック1に装着することのできるユニット数が、例えば10台とされる場合は10個のコネクタ13が図9に図示するように設けられる。そして、電子回路ユニット6や電源ユニット7が収納ラック1に装着された際に、その背面に設けられたプラグがコネクタ13にそれぞれ接続されて電気的接続が行われるようになる。収納ラック1の上板3には、横方向に延伸された細長い本体固定金具12が、例えば4本のビスにより固着されている。この本体固定金具12には2本の取付ネジ11a,11bの先端部に設けられたネジ部が螺着される締着ナットがスライド可能に収納されている。取付ネジ11a,11bのそれぞれは、上板折曲部3aに形成されているスライド孔3c,3dに挿入されると共に、上板3の上部に配置されたスライド固定金具10に設けられた挿通孔に挿入されて、スライド固定金具10から突出した先端部が本体固定金具12に挿入されるようになる。
取付ネジ11a,11bのそれぞれは、スライド固定金具10に対して回転可能であるが横方向および前後方向には、スライド固定金具10と一体に移動するように固着されている。このため、2本の取付ネジ11a,11bをスライド孔3c,3dに沿って横方向にスライドさせるとスライド固定金具10も、取付ネジ11a,11bと共に横方向にスライドしていくようになる。スライド固定金具10には、図2,図4に示すようにL字状溝10a,10bが形成されており、上板3から上方向に突出するよう形成されている2つの断面円形の本体ガイドピン14a,14bがこのL字状溝10a,10b内にそれぞれ係合している。本体ガイドピン14a,14bは断面円形とされ、L字状溝10a,10bに係合できる長さとされている。図1および図2に示す状態は、2本の取付ネジ11a,11bをスライド孔3c,3dに沿って右端までスライドさせることによりスライド固定金具10も右側にスライドさせ、L字状溝10a,10bにおける横方向に延伸する溝の左端から前方向に伸びる溝内に本体ガイドピン14a、14bをそれぞれ位置させて、2本の取付ネジ11a,11bを回転させることにより本体固定金具12に螺着した固着状態とされている。この場合、2本の取付ネジ11a,11bを回転させるに従いスライド固定金具10が後方向(本体固定金具12側)に移動するようになるため、本体ガイドピン14a,14bがL字状溝10a,10bの前方向に伸びる溝内に進入していくようになる。この状態においては、本体ガイドピン14a,14bとL字状溝10a,10bとの係合関係により、スライド固定金具10が横方向へ移動できないようになり、後述するように収納ラック1に挿入されているユニットのすべてが収納ラック1から抜き出すことができないように固着されることになる。
また、電子回路ユニット6や電源ユニット7を固着されている収納ラック1から取り外す場合は、図1および図2に示す状態において、2本の取付ネジ11a,11bを逆回転させて緩める。そして、2本の取付ネジ11a,11bをスライド孔3c,3dに沿って左端までスライドさせることによりスライド固定金具10も左側にスライドさせ、L字状溝10a,10bにおける横方向に延伸する溝内に断面円形の本体ガイドピン14a、14bをスライドさせていく。この状態が、図3および図4に示す解除状態である。この解除状態においては、後述するように収納ラック1に挿入されている各ユニットを取っ手6dを把持して引っ張ることにより収納ラック1から抜き出すことができるようになる。
次に、収納ラック1に電子回路ユニット6や電源ユニット7を装着したり取り外したりする詳細な構成を説明する。
まず、スライド固定金具10の一部の詳細構成と収納ラック1における上板3の一部の詳細構成を図21を参照しながら説明する。スライド固定金具10は金属板をコ字状に折曲して断面コ字状に形成されており、平面状の底部10hの両側に対面する折曲部10c,10dが形成されている。底部10hには2つのL字状溝10a,10bが形成されているが、図21には一方のL字状溝10bのみが示されている。このL字状溝10bの近傍の折曲部10c,10dには対向する挿通孔10f,10gが形成されている。この挿通孔10f,10gには、上板折曲部3aのスライド孔3cから挿通された取付ネジ11bが挿通されるようになる。図示されていないL字状溝10aの近傍の折曲部10c,10dにも対向する挿通孔が形成されている。この挿通孔には、上板折曲部3aのスライド孔3cから挿通された取付ネジ11aが挿通されるようになる。また、底部10hの下面からは下方へ突出する複数の断面円形のガイドピン10e,10e・・・が形成されている。所定長の断面円形とされたガイドピン10e,10e・・・は、収納ラック1に収納される各ユニット毎に対応して設けられており、収納ラック1に装着することのできるユニット数が、例えば10台とされる場合は10個のガイドピン10e,10e・・・が底部10hにユニットの装着間隔で設けられる。
収納ラック1における上板3に形成されている上板折曲部3aにはスライド孔3c,3dが形成されており、図21では一方のスライド孔3cのみが示されている。上板3の前部には上面に本体固定金具12が4本のビス25,25・・・により固着されており、本体固定金具12と上板折曲部3aとの間に2つの本体ガイドピン14a,14bが上方へ突出するよう形成されている。この本体ガイドピン14a,14bが形成されている本体固定金具12と上板折曲部3aとの間にスライド固定金具10が配置されて、本体ガイドピン14a,14bがそれぞれL字状溝10a,10bに係合されるようになっている。両者が係合された状態において上板折曲部3aのスライド孔3cから挿通された取付ネジ11bは、スライド固定金具10の挿通孔10f,10gに挿通され、取付ネジ11bの先端部は本体固定金具12に形成されているスライド溝内に挿通されるようになる。また、上板折曲部3aのスライド孔3dから挿通された取付ネジ11aは、スライド固定金具10の他方の挿通孔に挿通され、取付ネジ11aの先端部が本体固定金具12の他方に形成されているスライド溝内に挿通されるようになる。
ここで、本体固定金具12の詳細構成を図12に示す。本体固定金具12には上板折曲部3a側の側面にスライド溝12bが形成されており、スライド溝12bに連通して摺動溝12aが他方の側面に形成されている。摺動溝12aはスライド溝12bより一回り大きく形成されており、摺動溝12a内に六角ナットとされる締着ナット23が横方向に摺動可能であるが回転不可能に収納される。摺動溝12aは、2本のビス22で本体固定金具12の側面に固着される塞板21により塞がれるが、塞板21には摺動溝12aより一回り小さくされた長孔21aが形成されている。ここで、上板折曲部3aのスライド孔3cから取付ネジ11bを挿通していくと、取付ネジ11bはスライド固定金具10の挿通孔10f,10gに挿通され、取付ネジ11bのネジ部から先は本体固定金具12に形成されているスライド溝12bを介して摺動溝12a内に挿通されるようになる。そして、取付ネジ11bのネジ部は摺動溝12a内の締着ナット23に螺着可能となる。さらに、取付ネジ11bの小径とされた先端部にはネジが形成されておらず塞板21の長孔21aから突出するようになる。これは、上板折曲部3aのスライド孔3dから挿通された取付ネジ11aについても同様とされる。
次に、電子回路ユニット6の構成を図22を参照しながら説明する。この図に示すように、電子回路ユニット6は幅が狭くされた直方体状の本体30を有し、本体30の奥行きが長く形成されている。この細長く形成されている本体30内には信号処理を行う電子回路基板が収納されており、その前面には電子回路との信号を入出力するための2つの同軸接栓6a,6bが上下に設けられていると共に、中央部に動作状態を示すランプ等が配置されているパネル6cが設けられている。また、電子回路ユニット6の上面の前側には固着用に使用する固定板31が、例えば4本のビスにより固着されている。この固定板31のほぼ中央部には、横方向に延伸する係合溝31bが形成されており、係合溝31bの左側が開放されている。また、固定板31の先端部には左側が斜めに切除された斜面を有するくさび状部31cが形成されている。電源ユニット7は、図示されていないが電子回路ユニット6と同様に幅が狭くされた直方体状の本体を有し、上面の前側には固着用に使用する固定板が固着されている。この固定板の構成は、図22に示す固定板31と同様の構成とされている。さらに、盲板8を前面に備える空のユニットにおいても図示されていないが電子回路ユニット6と同様に幅が狭くされた直方体状の本体を有し、上面の前側には固着用に使用する固定板が固着されている。この固定板の構成は、図22に示す固定板31と同様の構成とされている。
次に、取付ネジ11a,11bである取付ネジ11の詳細構成を図23ないし図25を参照して説明する。取付ネジ11は、指で摘んで回転可能とされる大径とされた頭部110と、頭部110から延伸されている径の細くされた本体部111とを有している。頭部110の側周面には、把持しやすいようにローレット等の浅い凹凸が形成されている。本体部111の先端にはより径の細くされた段差部112が形成され、段差部112からはネジ部113が延伸するよう形成されている。このネジ部113の径は段差部112より細くされている。さらに、ネジ部113の先端からは最も径が細くされた先端部114が延伸するよう形成されている。この先端部114にはネジは形成されていない。また、段差部112の長さはスライド固定金具10の板厚より若干長くされている。
このような構成の取付ネジ11とスライド固定金具10および本体固定金具との組み立て構造を図12ないし図17を参照して説明する。
図示しない上板折曲部3aのスライド孔3cに挿入した取付ネジ11bを、図12に示すようにスライド固定金具10の挿通孔10gおよび挿通孔10fに挿入する。挿通孔10gの径は本体部111が通過できるが頭部110は通過できない径とされている。挿通孔10fの径は取付ネジ11bの段差部112の径より大きく本体部111の径より小さくされている。すなわち、取付ネジ11bを挿通孔10fに挿通していくと本体部111と段差部112との段部が折曲部10cの内面側に当接し、挿通孔10f内に段差部112が位置するようになる。次いで、図12に示すように六角ナットとされている固着ナット24を取付ネジ11bの先端部114から挿入してネジ部113に螺着する。これにより、図15に示すようにスライド固定金具10に取付ネジ11bが取り付けられるようになる。この場合、段差部112の径はネジ部113の径より大きくされているため、ネジ部113に締着された固着ナット24は段差部112とネジ部113との段部に当接して締着されるようになる。さらに、段差部112の長さは折曲部10cの板厚より長くされているため、固着ナット24がネジ部113に締着されても取付ネジ11bは挿通孔10f,10g内を回転可能とされる。ただし、取付ネジ11bはスライド固定金具10に対しては横方向および前後方向に移動できないようになる。すなわち、取付ネジ11bはスライド固定金具10と一体に横方向および前後方向に移動するが、回転可能に取り付けられる。
図15の一部を破断して示す構成を図16に示し、その一部の構成を拡大して図17に示す。これらの図に示すように、段差部112の長さが折曲部10cの板厚より長くされているため、折曲部10cは本体部111と段差部112との段部と固着ナット24との間に若干の間隙を持って位置するようになる。これにより、取付ネジ11bはスライド固定金具10に対して回転可能に取り付けられるようになる。
図12に戻り取付ネジ11bのネジ部113と先端部114は本体固定金具12に形成されているスライド溝12bおよび摺動溝12a内に挿通され、先端部114は本体固定金具12を超えて突出するようになる。図12における本体固定金具12を含む周辺の一部の構成を拡大して図14に示す。この図に示すように、本体固定金具12に形成されている摺動溝12a内には締着ナット23が摺動可能であるが回転不可能に収納されており、締着ナット23が摺動溝12aから抜け出ないように塞板21が2本のビス22により本体固定金具12の側面に固着されている。この塞板21には長孔21aが形成されており、結局の所、外形が六角形の締着ナット23はスライド溝12bの壁と塞板21とで挟まれた空間を横方向に摺動可能となる。ただし、締着ナット23の外形は六角形と限らず多角形であればよい。スライド溝12bと長孔21aとは摺動溝12aに連通しており、スライド溝12bを通過した取付ネジ11bのネジ部113は摺動溝12a内の締着ナット23に螺合することができるようになる。この際に、径が細くされた先端部114は締着ナット23のめねじ部を通過すると共に長孔21aを通過して塞板21から突出するようになる。
取付ネジ11aも同様であり固着ナット24がネジ部113に締着された際に、スライド固定金具10と一体に移動するが、回転可能に取り付けられる。そして、図13に示すようにネジ部113は摺動溝12a内に収納されている締着ナット23に螺合可能となり、先端部114は塞板21の長孔21aを超えて突出するようになる。
次に、第1の実施例のラック型電子機器において収納ラック1に電子回路ユニット6や電源ユニット7を装着する手順の説明を、電子回路ユニット6を装着するものとして説明する。なお、電源ユニット7を装着する際には、以下の説明における電子回路ユニット6を電源ユニット7に置き換えればよい。
収納ラック1に電子回路ユニット6を装着する際には、2本の取付ネジ11a,11bを緩めて本体固定金具12に収納されている締着ナット23とネジ部113との螺合を解除する。この場合、締着ナット23内には取付ネジ11a,11bの小径の先端部114が位置して、締着ナット23と取付ネジ11a,11bとの緩い結合は維持されるようになる。次いで、図5に示すように収納ラック1の前面から装着する電子回路ユニット6を挿入していく。この場合、スライド固定金具10は図5に示すように固着状態と同じ位置である右側へスライドした位置に位置しているものとする。
図5に示す位置からさらに電子回路ユニット6を収納ラック1の内部に押し込んでいくと、電子回路ユニット6の上面に固着されている固定板31にスライド固定金具10の下面から突出するよう設けられた断面円形のガイドピン10eが当接するようになる。ガイドピン10eの長さは、その側周面が固定板31に当接するが、その下面は電子回路ユニット6の上面に当接しない長さとされている。この構成の一部を拡大して斜視図で図9に示す。この図に示すように、ガイドピン10eの側周面が固定板31の前部に形成されている斜面とされたくさび状部31cに当接するようになる。さらに、電子回路ユニット6を押し込んでいくと図9に矢印で図示する奥へ移動していき、ガイドピン10eがくさび状部31cの斜面を滑りながら左方向へ移動していくようになる。すなわち、くさび状部31cとガイドピン10eとの作用によりスライド固定金具10の全体が左方向へスライドしていくようになる。この場合、スライド固定金具10のスライドに伴い、取付ネジ11a,11bもスライド孔3c,3d内を左方向にスライドしていく。この取付ネジ11a,11bがスライドする際には、そのネジ部113が本体固定金具12のスライド溝12b内をスライドしていくと共に、先端部114が挿入されている締着ナット23が摺動溝12a内を左方向に摺動していくようになる。
このようにして電子回路ユニット6を収納ラック1内に押し込んだ際の状態が図10に示されている。この図に示すように装着したい電子回路ユニット6を収納ラック1内に押し込むことにより、スライド固定金具10が左側へ自動的にスライドしていく。これにより、図10に示すようにスライド固定金具10に設けられている断面円形のガイドピン10eが固定板31に形成されている係合溝31bの開放されている左側に位置することになる。図10に示す取付ネジ11aを含む周辺の一部を拡大して一部破断した上面図を図11に示す。この図に示すように、取付ネジ11aのネジ部113は本体固定金具12に摺動自在に収納されている締着ナット23から離脱して締着ナット23には先端部114が挿入された状態とされている。なお、先端部114の長さは取付ネジ11aが完全に緩められて頭部11と本体部111とが前方向に移動しても、塞板21の長孔21aから抜け出ない長さとされる。そして、L字状溝10aの横方向へ延伸する溝内に本体ガイドピン14bが位置するようになることから、スライド固定金具10は本体ガイドピン14bとL字状溝10aとの作用により前後方向に移動できないようになる。このため、取付ネジ11aを回転させてもネジ部113が締着ナット23に到達しないようになり、取付ネジ11aは空回りするようになる。これにより、図10および図11に示すようなユニットの解除状態(図3および図4に示す解除状態)の位置で取付ネジ11a,11bを本体固定金具12に螺着することができないようになる。すなわち、ユニットを取り付けられる固着状態の位置以外では取付ネジ11a,11bを螺着することができず、不安定な状態でユニットが取り付けられることを防止することができる。
図10および図11に示す状態において、取付ネジ11a,11bを把持してスライド孔3c,3dに沿って右方向にスライドさせると、取付ネジ11a,11bに一体にスライド固定金具10も右方向にスライドしていくようになる。スライド固定金具10が右方向にスライドしていくとL字状溝10a,10bの横方向に延伸する溝内を本体ガイドピン14a,14bが摺動していくと共に、スライド固定金具10に形成されているガイドピン10eが電子回路ユニット6に設けられた固定板31の係合溝31b内に進入していくようになる。そして、取付ネジ11a,11bがスライド孔3c,3dの右端までスライドした際に、ガイドピン10eが固定板31の係合溝31bの右端まで進入すると共に、本体ガイドピン14a,14bがL字状溝10a、10bにおける横方向の溝の左端まで摺動するようになる。
この状態ではL字状溝10a,10bの前方向に延伸する縦溝内に本体ガイドピン14a,14bが進入可能となっていることから、2本の取付ネジ11a,11bを締着する方向に回転させていくと、本体ガイドピン14a,14bはL字状溝10a,10bにおける前方向に延伸する縦溝内を摺動していくようになる。したがって、スライド固定金具10が後ろ方向にスライドし取付ネジ11a,11bのネジ部113が本体固定金具12の摺動溝12a内に収納されている締着ナット23にそれぞれ螺合するようになる。取付ネジ11a,11bを締着ナット23に螺合していくにつれて、取付ネジ11a,11bの頭部110と本体部111とは奥方向(後ろ方向)に移動していくことから、これに伴いスライド固定金具10もさらに奥方向(後ろ方向)にスライドしていくようになる。この場合、取付ネジ11a,11bの頭部110の前面が上部折曲部3aの前面に当接して、取付ネジ11a,11bがそれぞれ締着ナット23に締着される。この固着状態を図6ないし図8に示す。これらの図に示すように、取付ネジ11a,11bの頭部110と本体部111との境界面は上板折曲部3aの前面に当接してそれ以上奥に取付ネジ11a,11bは進入できないようになる。この場合、取付ネジ11a,11bのネジ部113は本体固定金具12の摺動溝12a内を摺動する締着ナット23に螺合しており、先端部114は塞板21の長孔21aから突出するようになる。また、図6および図7に示すようにガイドピン10eは固定板31の係合溝31bの奥に形成されている凹部に係合するようになる。これにより、電子回路ユニット6は確実にガイドピン10eで保持されて、ガタつくことなく収納ラック1に固着される。
以上が、第1の実施例のラック型電子機器100において収納ラック1に電子回路ユニット6や電源ユニット7等のユニットを装着する手順である。まとめると次のようになる。
1.2本の取付ネジ11a,11bを緩めた状態にして収納ラック1の空いている取付場所にユニットを挿入していく。
2.ユニットの挿入時に、固定板31のくさび状部31cの斜面がガイドピン10eに当接してスライド固定金具10と2本の取付ネジ11a,11bとが左方向にスライドしていく。
3.2本の取付ネジ11a,11bを把持してスライド孔3c,3dに沿って右方向にスライドさせることにより、スライド固定金具10をスライドさせてガイドピン10eを固定板31の係合溝31b内に進入させて係合させる。
4.スライド固定金具10が後面側へ移動可能となるので、2本の取付ネジ11a,11bを締着方向に回転させることにより、取付ネジ11a,11bが本体固定金具12に収納されている締着ナット23にそれぞれ螺着されるようになり、ユニットが収納ラック1に固着される。
次に、第1の実施例のラック型電子機器100において収納ラック1から電子回路ユニット6や電源ユニット7等のユニットを取り外す手順を説明する。
ユニットを収納ラック1から取り外す際には、まず、2本の取付ネジ11a,11bを緩めて、取付ネジ11a,11bのネジ部113と締着ナット23との螺合を解除する。すると、取付ネジ11a,11bが前面側へ抜き出されてくることから、これに伴いスライド固定金具10も前面側へスライドしてくるようになる。これにより、本体ガイドピン14a、14bがL字状溝10a,10bにおける前方向に伸びる縦溝と横方向に延伸する溝とが合わさる位置に位置するようになる。
そこで、2本の取付ネジ11a,11bを把持してスライド孔3c,3dに沿って左方向にスライドさせると、これに伴ってスライド固定金具10も左側にスライドしていく。これにより、本体ガイドピン14a、14bがL字状溝10a,10bにおける横方向に延伸する溝内を摺動していくと共に、ガイドピン10eが固定板31の係合溝31bから抜け出ていくようになる。この解除状態は、図10および図11に示す状態である。この解除状態では、ガイドピン10eが固定板31の係合溝31bから離脱していることから、いずれのユニットも抜き出せる状態となっており、抜き出したいユニットの取っ手を把持して手前に引っ張ることによりそのユニットを抜き出せるようになる。
以上が収納ラック1から電子回路ユニット6や電源ユニット7等のユニットを取り外す手順である。
第1の実施例のラック型電子機器は以上のように構成されていることから、次のように作用する。
1.図3,図4および図10,図11に示す解除状態のように取付ネジ11a,11bがスライド孔3c、3dの左端にある場合は、スライド固定金具10のL字状溝10a,10bの横方向に延伸する溝内に本体ガイドピン14a,14bが位置しており、スライド固定金具10は前後方向にスライドすることができない。よって、図11に示すように取付ネジ11a,11bのネジ部113が締着ナット23まで到達する事ができず、取付ネジ11a,11bは空回りするようになって取付ネジ11a,11bを締め付けることができないようになる。これにより、この解除状態では取付ネジ11a,11bが空回りすることから、解除状態において誤ってユニットを固着することができたと認識されることを防止することができるようになる。
2.ユニットを収納ラック1に取り付ける場合、スライド固定金具10のL字状溝10aの前方向に延伸している縦溝内に本体ガイドピン14a,14bが位置しているため、取付ネジ11a,11bを締め付けるとスライド固定金具10は後方へ押し込まれる様になって確実に固定されるようになり、そのガタツキを防止することができるようになる。
3.図9に示すように取付ネジ11a,11bが解除状態の位置以外の位置にある場合でも、ユニット挿入時にはユニットに設けられている固定板31のくさび状部31cの斜面にスライド固定金具10のガイドピン10eが当接して滑っていきながら左側にスライドしていくようになり、結果的に取付ネジ11a,11bは解除状態の位置まで自動的に移動するようになる。これにより、ユニットの挿入時の取付作業の煩わしさが軽減される。
次に、本発明の実施例の収納ラックを備える第2の実施例のラック型電子機器の説明を図26ないし図29を参照して説明する。ただし、図27は本発明の第2の実施例におけるラック型電子機器に電子回路ユニット6’を挿入する状態の構成の一部を示す斜視図であり、図28は本発明の第2の実施例におけるラック型電子機器に電子回路ユニット6’を挿入した状態の構成の一部を示す斜視図であり、図29は本発明の第2の実施例におけるラック型電子機器の取付ネジ11が取付位置にある固着状態の構成の一部を示す斜視図である。
第2の実施例のラック型電子機器においては、電子回路ユニットや電源ユニット等のユニットの構成が異なるが、収納ラック1の構成は第1の実施例のラック型電子機器と同様とされる。そこで、ユニットの構成を電子回路ユニット6’を代表として図26を参照して説明する。電子回路ユニット6’における幅が狭くされた直方体状の本体30の構成は、電子回路ユニット6における本体30と同様の構成とされている。この本体30内には信号処理を行う電子回路基板が収納されており、その前面には電子回路との信号を入出力するための2つの同軸接栓6a,6bが上下に設けられていると共に、中央部に動作状態を示すランプ等が配置されているパネル6cが設けられている。また、電子回路ユニット6’の上面の前側には固着用に使用する固定板41が、例えば4本のビスにより固着されている。この固定板41のほぼ中央部には係合溝41bが形成されており、係合溝41bの左側は開放されている。また、固定板41の先端部には左側が斜めに切除された斜面を有する第1くさび状部41cが形成され、第1くさび状部41cと係合溝41bとの間に、第1くさび状部41cとは逆傾斜の斜面とされた第2くさび状部41dが形成されている。
第2の実施例のラック型電子機器における電源ユニットの上面にも、図示されていないが図26に示す固定板41と同様の構成の固定板が固着されている。さらに、第2の実施例のラック型電子機器における盲板8を前面に備える空のユニットにおいても、図示されていないが図26に示す固定板41と同様の構成の固定板が固着されている。
次に、第2の実施例のラック型電子機器において収納ラック1に電子回路ユニット6’や電源ユニットを装着する手順の説明を電子回路ユニット6’を装着するものとして説明する。なお、電源ユニットを装着する際には、以下の説明における電子回路ユニット6’を電源ユニットに置き換えればよい。
収納ラック1に電子回路ユニット6’を装着する際には、2本の取付ネジ11a,11bを緩めて本体固定金具12に収納されている締着ナット23とネジ部113との螺合を解除するようにする。この場合、締着ナット23内には取付ネジ11a,11bの小径の先端部114が位置するようになる。次いで、収納ラック1の前面から装着する電子回路ユニット6’を挿入していく。この場合、スライド固定金具10は図27に示すように固着状態の位置である右側へスライドした位置にあるものとする。
図27の矢印で示す方向に電子回路ユニット6’を押し込んでいくと、電子回路ユニット6’の上面に固着されている固定板41にスライド固定金具10の下面から突出するよう設けられた断面円形のガイドピン10eが当接するようになる。ガイドピン10eの長さは、その側周面が固定板41に当接するが、その下面は電子回路ユニット6’の上面に当接しない長さとされている。図27に示すように、ガイドピン10eの側周面が固定板41の前部に形成されている斜面とされた第1くさび状部41cに当接するようになる。さらに、電子回路ユニット6’を押し込んでいくとガイドピン10eが第1くさび状部41cの斜面を滑りながら左方向へ移動していくようになる。すなわち、第1くさび状部41cとガイドピン10eとの作用によりスライド固定金具10の全体が左方向へスライドしていくようになる。この場合、スライド固定金具10のスライドに伴い、取付ネジ11a,11bも一体にスライド孔3c,3d内を左方向にスライドしていく。取付ネジ11a,11bがスライドする際には、そのネジ部113が本体固定金具12のスライド溝12b内をスライドしていくと共に、先端部114が挿入されている締着ナット23が摺動溝12a内を摺動していくようになる。
このようにして電子回路ユニット6’を収納ラック1内に押し込んだ状態が図28に示されている。この図に示すように装着したい電子回路ユニット6’を収納ラック1内に押し込むことにより、スライド固定金具10が左側へ自動的にスライドしていく。これにより、図28に示すようにスライド固定金具10に設けられている断面円形のガイドピン10eが固定板31に形成されている係合溝41bの開放している左側に位置することになる。また、図示されていないが、L字状溝10aの横方向へ延伸する溝内に本体ガイドピン14bが位置するようになることから、スライド固定金具10は本体ガイドピン14bとL字状溝10aとの作用により前後方向に移動できないようになる。このため、取付ネジ11aを回転させてもネジ部113が締着ナット23に到達しないようになり、取付ネジ11aは空回りするようになる。これにより、図28に示すようなユニットの解除状態の位置で取付ネジ11a,11bを本体固定金具12に螺着することができないようになる。すなわち、ユニットを固着することのできる位置以外では取付ネジ11a,11bを螺着することができないようになる。
図28に示す状態において、取付ネジ11a,11bを把持してスライド孔3c,3dに沿って右方向にスライドさせると、取付ネジ11a,11bに一体にスライド固定金具10も右方向にスライドしていくようになる。スライド固定金具10が右方向にスライドしていくとL字状溝10a,10bの横方向に延伸する溝内を本体ガイドピン14a,14bが摺動していくと共に、スライド固定金具10に形成されているガイドピン10eが電子回路ユニット6’に設けられた固定板41の係合溝41b内に進入していくようになる。そして、取付ネジ11a,11bがスライド孔3c,3dの右端までスライドした際に、ガイドピン10eが固定板41の係合溝41bの右端まで進入すると共に、本体ガイドピン14a,14bがL字状溝10a、10bにおける横方向の溝の左端まで摺動するようになる。
この状態ではL字状溝10a,10bにおける前方向に延伸する縦溝内に本体ガイドピン14a,14bが進入可能となっていることから、2本の取付ネジ11a,11bを締着する方向に回転させていくと、スライド固定金具10が後ろ方向にスライドして取付ネジ11a,11bのネジ部113が本体固定金具12の摺動溝12a内に収納されている締着ナット23にそれぞれ螺合するようになる。取付ネジ11a,11bを締着ナット23に螺合していくにつれて、取付ネジ11a,11bの頭部110と本体部111とは奥方向(後ろ方向)に移動していくことから、これに伴いスライド固定金具10もさらに奥方向(後ろ方向)にスライドしていくようになる。これにより本体ガイドピン14a,14bはL字状溝10a,10bにおける前方向に延伸する縦溝内を摺動していくようになる。取付ネジ11a,11bがそれぞれ締着ナット23に締着された固着状態を図29に示す。この場合、取付ネジ11a,11bの頭部110と本体部111との境界面は上板折曲部3aの前面に当接してそれ以上奥に取付ネジ11a,11bは進入できないようになる。さらに、取付ネジ11a,11bのネジ部113は本体固定金具12の摺動溝12a内を摺動する締着ナット23に螺合しており、先端部114は塞板21の長孔21aから突出するようになる。これにより、電子回路ユニット6’がガタつくことなく確実に収納ラック1に固着される。
以上が、第2の実施例のラック型電子機器において収納ラック1に電子回路ユニット6’や電源ユニット等のユニットを装着する手順である。次に、第2の実施例のラック型電子機器において収納ラック1から電子回路ユニット6’や電源ユニット等のユニットを取り外す手順を説明するが、第2の実施例のラック型電子機器は取り外す手順に特徴を有している。
ユニットを収納ラック1から取り外す際には、まず、2本の取付ネジ11a,11bを緩めて、取付ネジ11a,11bと締着ナット23との螺合を解除する。すると、取付ネジ11a,11bが前面側へ抜き出されてくることから、これに伴いスライド固定金具10も前面側へスライドしてくるようになる。これにより、本体ガイドピン14a、14bがL字状溝10a,10bにおける前方向に延伸する縦溝と横方向に延伸する溝とが合わさる位置に位置するようになる。
ここで、2本の取付ネジ11a,11bをスライドさせることなく取り外したいユニットの取っ手を把持して手前に引っ張るようにする。すると、図29に示すように係合溝41bに位置していたガイドピン10eが固定板41における第2くさび状部41dの斜面に当接して斜面上を滑っていくことにより、電子回路ユニット6’が引き出されるのに伴ってスライド固定金具10が左側にスライドしていく。これにより、本体ガイドピン14a、14bがL字状溝10a,10bにおける横方向に延伸する溝内を摺動していき解除状態となる。このように、第2の実施例のラック型電子機器においては、固定板41の第2くさび状部41dとガイドピン10eとの作用により抜き出したいユニットの取っ手を把持して手前に引くことにより、自動的に解除状態となってそのユニットを抜き出せるようになる。
以上が第2の実施例のラック型電子機器において収納ラック1から電子回路ユニット6’や電源ユニット等のユニットを取り外す手順である。
第2の実施例のラック型電子機器は以上のように構成されていることから、次のように作用する。
1.取付ネジ11a,11bが解除位置にある場合は、スライド固定金具10のL字状溝10a,10bの横方向に延伸する溝内に本体ガイドピン14a,14bが位置しており、スライド固定金具10は前後に動くことができない。よって、取付ネジ11a,11bのネジ部113が締着ナット23まで到達する事ができず、取付ネジ11a,11bは空回りするようになり取付ネジ11a,11bを締め付けることができないようになる。これにより、この解除状態の位置では取付ネジ11a,11bが空回りすることから、解除状態の位置において誤ってユニットを固着することができたと認識されることを防止することができるようになる。
2.ユニットを収納ラック1に取り付ける場合、スライド固定金具10のL字状溝10aの前方向に延伸している縦溝内に本体ガイドピン14a,14bが位置しているため、取付ネジ11a,11bを締め付けるとスライド固定金具10は後方へ押し込まれる様になって確実に固定されるようになり、そのガタツキを防止することができるようになる。
3.取付ネジ11a,11bが解除状態の位置以外の位置にある場合でも、ユニット挿入時にはユニットに設けられている固定板41の第1くさび状部41cの斜面にスライド固定金具10のガイドピン10eが当接して滑りながら左側にスライドしていくようになり、結果的に取付ネジ11a,11bは解除位置まで自動的に移動するようになる。これにより、ユニットの挿入時の取付作業の煩わしさが軽減される。
4.取付ネジ11a,11bが固着状態の位置にある場合でも、ユニットに設けられている取っ手を把持して手前に引っ張ることにより、固定板41の第2くさび状部41dの斜面にスライド固定金具10のガイドピン10eが当接して滑りながら左側にスライドしていくようになり、取付ネジ11a,11bを解除状態の位置まで移動させることなく、ユニットを取り外すことができるようになる。これにより、ユニットの取り外し作業の煩わしさを軽減することができる。
以上の説明では、CATV局や共同受信装置用に使用されるラック型電子機器としたが、本発明はこれに限るものではなく複数台のユニットを収納して構成されるラック型電子機器に適用することができる。
なお、2本の取付ネジを右端までスライドして締着した状態を固着状態とし、2本の取付ネジを緩めて左端までスライドした状態を解除状態としたが、これに限るものではなくユニット、スライド固定金具および本体固定金具の構成を左右反転させて2本の取付ネジを左端までスライドして締着した状態を固着状態とし、2本の取付ネジを緩めて右端までスライドした状態を解除状態としてもよい。
さらに、取付ネジの数を2本としたが、これに限るものではなく1本としても3本以上とすることもできる。さらにまた、スライド固定金具の断面はコ字状に限るものではなく断面を矩形とすることもできる。
本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器の固着状態の構成を示す正面図である。 本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器の固着状態の一部の構成を示す上面図である。 本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器の解除状態の構成を示す正面図である。 本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器の固着状態の一部の構成を示す上面図である。 本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器に電子回路ユニットを挿入する過程を示す上面図である。 本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器の固着状態の一部の構成を示す斜視図である。 本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器の固着状態の一部の構成を示す上面図である。 本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器の固着状態の異なる一部の構成を示す上面図である。 本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器に電子回路ユニットを挿入する状態の一部の構成を示す斜視図である。 本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器に電子回路ユニットを挿入した状態の一部の構成を示す斜視図である。 本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器に電子回路ユニットを挿入した状態の構成を一部断面で示す上面図である。 本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器における取付ネジとスライド固定金具との結合関係を示す分解組立図で示す斜視図である。 本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器における取付ネジとスライド固定金具との固着状態を示す斜視図である。 本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器における本体固定金具と固着ナットとの関係を分解組立図で示す斜視図である。 本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器におけるスライド固定金具と取付ネジとの固着関係を示す斜視図である。 本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器におけるスライド固定金具と取付ネジとの固着関係の一部を断面で示す斜視図である。 本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器におけるスライド固定金具と取付ネジとの固着関係の一部を拡大して示す斜視図である。 本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器における収納ラックの構成を示す斜視図である。 本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器における収納ラックの構成を示す正面図である。 本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器における収納ラックの構成を示す上面図である。 本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器におけるスライド固定金具の一部の構成を示す斜視図である。 本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器における電子回路ユニットの構成を示す斜視図である。 本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器における取付ネジの構成を示す正面図である。 本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器における取付ネジの構成を示す斜視図である。 本発明にかかる第1の実施例のラック型電子機器における取付ネジの構成を示す角度を変えて示す斜視図である。 本発明にかかる第2の実施例のラック型電子機器における電子回路ユニットの構成を示す斜視図である。 本発明の第2の実施例におけるラック型電子機器に電子回路ユニットを挿入する状態の構成の一部を示す斜視図である。 本発明の第2の実施例におけるラック型電子機器に電子回路ユニットを挿入した状態の構成の一部を示す斜視図である。 本発明の第2の実施例におけるラック型電子機器の固着状態の構成の一部を示す斜視図である。
符号の説明
1 収納ラック、2a 右側板、2b 左側板、3 上板、3a 上板折曲部、3c スライド孔、3d スライド孔、3d 上レール、4 底板、4b 下レール、5 背板、6 電子回路ユニット、6a,6b 同軸接栓、6c パネル、6d 取っ手、7 電源ユニット、8 盲板、10 スライド固定金具、10a L字状溝、10b L字状溝、10c 折曲部、10d 折曲部、10e ガイドピン、10f 挿通孔、10g 挿通孔、10h 底部、11 取付ネジ、11 頭部、11a 取付ネジ、11b 取付ネジ、12 本体固定金具、12a 摺動溝、12b スライド溝、13 コネクタ、14a 本体ガイドピン、14b 本体ガイドピン、21 塞板、21a 長孔、22 ビス、23 締着ナット、24 固着ナット、25 ビス、30 本体、31 固定板、31b 係合溝、31c くさび状部、41 固定板、41b 係合溝、41c 第1くさび状部、41d 第2くさび状部、100 ラック型電子機器、110 頭部、111 本体部、112 段差部、113 ネジ部、114 先端部

Claims (5)

  1. 少なくとも上板、底板と両側に側板を備え、開放された前面から複数のユニットを挿入して固着することのできるラック本体と、
    前記上板の上側に横方向に固定されている本体固定金具と、
    前記上板の前縁から起立している折曲部の横方向に延伸するよう形成されているスライド孔に挿通されていると共に、ネジが形成されていない小径とされた先端部を有する複数の取付ネジと、
    前記各ユニットに対応する複数のガイドピンが突出して形成されている下面と、複数の該取付ネジが回転可能であるが一体に移動するよう取り付けられている側面とを少なくとも有し、前記本体固定金具と前記折曲部との間で横方向および前後にスライド可能に配置されているスライド固定金具と、
    前記上板の上側から突出するよう形成されて、前記スライド固定金具の下面に形成されているL字状溝に係合している複数の本体ガイドピンと、
    前記複数の取付ネジの先端部がそれぞれ挿入状態とされて螺着可能とされていると共に、前記本体固定金具に形成されている摺動溝内に摺動可能に収納されているナット部とを備え、
    前記ラック本体の前面から前記ユニットを挿入した後に、前記複数の取付ネジを前記スライド孔に沿って横方向にスライドさせることにより、前記スライド固定金具が前記L字状溝内に係合している前記本体ガイドピンで案内されながら前記複数の取付ネジと共に横方向にスライドして、前記複数のガイドピンのそれぞれが前記各ユニットの上面に設けられている横方向の係合溝内に進入するようになり、この状態において前記複数の取付ネジを回転させて前記ナット部にそれぞれ螺着すると、前記スライド固定金具が前記L字状溝における前後方向の溝内に係合している前記本体ガイドピンで案内されながら後面側へスライドすることにより、前記スライド固定金具の横方向への移動が禁止されると共に、前記係合溝内に前記ガイドピンが進入したことにより前記各ユニットが前記ラック本体に固着されるようにしたことを特徴とする収納ラック。
  2. 収納ラックが、
    少なくとも上板、底板と両側に側板を備え、前面が開放されているラック本体と、
    前記上板の上側に横方向に固定されている本体固定金具と、
    前記上板の前縁から起立している折曲部に横方向に形成されているスライド孔に挿通されていると共にネジが形成されていない小径とされた先端部を有する複数の取付ネジと、
    各ユニットの装着位置に対応する複数のガイドピンが突出して形成されている下面と、複数の該取付ネジが回転可能であるが一体に移動するよう取り付けられている側面とを少なくとも有し、前記本体固定金具と前記折曲部との間で横方向および前後にスライド可能に配置されているスライド固定金具と、
    前記上板の上側から突出するよう形成されて、前記スライド固定金具の下面に形成されているL字状溝に係合している複数の本体ガイドピンと、
    前記複数の取付ネジの先端部がそれぞれ挿入状態とされて螺着可能とされていると共に、前記本体固定金具に形成されている摺動溝内に摺動可能に収納されているナット部とからなり、
    前記収納ラックの前面から前記ラック本体内に挿入されて固着可能とされていると共に、横方向の係合溝が上面に設けられている複数のユニットと、前記収納ラックとを備え、
    前記収納ラックの前面から前記ユニットを挿入した後に、前記複数の取付ネジを前記スライド孔に沿って横方向にスライドさせることにより、前記スライド固定金具が前記L字状溝内に係合している前記本体ガイドピンで案内されながら前記複数の取付ネジと共にスライドして、前記複数のガイドピンのそれぞれが前記各ユニットの上面に設けられている前記係合溝内に進入するようになり、この状態において前記複数の取付ネジを回転させて前記ナット部にそれぞれ螺着すると、前記スライド固定金具が前記L字状溝における前後方向の溝内に係合している前記本体ガイドピンで案内されながら後面側へスライドすることにより、前記スライド固定金具の横方向への移動が禁止されると共に、前記係合溝内に前記ガイドピンが進入したことにより前記各ユニットが前記ラック本体に固着されるようにしたことを特徴とするラック型電子機器。
  3. 前記ユニットには、横方向の係合溝が形成されていると共に先端部に斜面が形成された固定板が上面に設けられており、前記ユニットを前記収納ラックの前面から挿入していく際に、前記斜面に前記ガイドピンが当接することにより、挿入に伴って前記スライド固定金具が横方向に移動していくようになり、事前に前記複数の取付ネジを横方向にスライドさせることなく前記ユニットを前記収納ラックに挿入できるようにしたことを特徴とする請求項2記載のラック型電子機器。
  4. 前記固定板の先端部に形成された斜面に続いて、逆傾斜の第2の斜面が前記横方向の係合溝に到達するよう前記固定板に形成されており、前記ユニットを前記収納ラックから引き出す際に、前記第2の斜面に前記ガイドピンが当接して引き出しに伴って前記スライド固定金具が横方向に移動していくことにより、事前に前記複数の取付ネジを横方向にスライドさせることなく前記ユニットを前記収納ラックから引き出すことができるようにしたことを特徴とする請求項3記載のラック型電子機器。
  5. 前記スライド固定金具の下面に形成されている前記L字状溝は、横方向に延伸する第1の溝と、該第1の溝に連通して前方向に延伸する第2の溝からなり、前記本体ガイドピンが前記第2の溝位置にある場合にのみ、前記複数の取付ネジを回転させた際に前記ナット部にそれぞれ螺着できるようにしたことを特徴とする請求項2記載のラック型電子機器。
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