JP2000282736A - 引出しのロック装置 - Google Patents

引出しのロック装置

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JP2000282736A
JP2000282736A JP11086273A JP8627399A JP2000282736A JP 2000282736 A JP2000282736 A JP 2000282736A JP 11086273 A JP11086273 A JP 11086273A JP 8627399 A JP8627399 A JP 8627399A JP 2000282736 A JP2000282736 A JP 2000282736A
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locking
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JP11086273A
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Yoichi Yoshida
陽一 善田
Katsuaki Tateishi
勝章 立石
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Kokuyo Co Ltd
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Kokuyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】引出しの列数が多い家具類であっても転倒防止
等を有効に行えるようにし、同時に安定した引出しのロ
ックを可能とする。 【解決手段】左右に並ぶ複数の引出しのうち、いずれか
一の引出しが引出された場合に他の引出しを引出し得な
いようにロックするとともに、ロックのために引出しを
係止する位置を引出しの左右方向の中央に設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の引出しを具
備する家具類に関するものであって、特にいずれか一の
引出しを引出した状態では、他の引出しを引出せないよ
うにロックする引出しのロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の引出しを同時に引出した際
にその重みで家具類が転倒するのを防止するために、上
下に積み重なるように配設された一列の引出しのうち、
いずれか一の引出しを引出した場合に、他の引出しを引
出せないようにロックする機能を有した引出しのロック
装置が知られている。係るロック装置は、各引出しの片
側または両側を係止し、引出しを引出せないようにロッ
クするものである。
【0003】そして、引出しを上下左右にマトリクス的
に配設してなる家具類においては、係るロック装置を、
上下に並ぶ各列の引出しにそれぞれ対応させて複数設け
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の家具類において、特に上下に積み重なる引出しの数
(以下引出しの段数という)が少なく、左右に並列する
引出しの数(以下引出しの列数という)の方が多い場
合、例えば引出しの段数が2で引出しの列数が4である
場合、上述したロック装置の構成であると、各ロック装
置の動作は互いに独立しており、上下に並ぶ各列で1つ
ずつ引出しを引出し得るので、列数分の4つの引出しを
同時に引出すことが可能となる。
【0005】このように、従来のロック装置では、列数
分の引出しを同時に引出すことが可能であるため、段数
に比べ列数が多い場合に、多数の引出しを同時に引出す
ことができ、家具類の転倒を有効に防止できなくなると
いう不具合が生じる。さらに、上述した従来のロック装
置は、上下に並ぶ引出しをロックするいわば縦型のもの
であるため、その配設位置を、引出しとの干渉等を避け
るために引出しの側方に設定せざるを得ない。ところ
が、引出しの左右にはレール等が配設されているため、
ロック装置をこれらに干渉せずに配設するために、多く
の設計的な工夫やそれに伴う特別の構造等が必要とな
る。そしてその結果、ロック装置の構造複雑化や部品点
数の増加、あるいは収納空間の減少を招く。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような問
題を一挙に解決すべくなされたものであって、左右に並
ぶ複数の引出しのうち、いずれか一の引出しが引出され
た場合に他の引出しを引出し得ないようにロックするこ
とにより、引出しの列数が多い家具類であっても転倒防
止等を有効に行えるようにすることを第1の主たる目的
とし、このような構造を利用して、構造や組立を簡単化
することを第2の主たる目的としている。
【0007】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明に係る引出しの
ロック装置は、左右に並設された複数の引出しとこれら
引出しを支持する筐体とを具備する家具等に適用される
ものであって、各引出しにそれぞれ設けられた被係止部
と、これら各被係止部に対応させて前記筐体にそれぞれ
設けられ、前記被係止部を係止して引出しを引出し不能
とするロック状態、及び前記被係止部を係止せず引出し
を引出し可能とする非ロック状態の2状態を保ち得る係
止部と、左右に並ぶ一段の引出しにおける所定のものの
うち、いずれか一の引出しが引出された状態において
は、他の引出しに対応する係止部を全て前記ロック状態
に保ち、これら他の引出しを引出すことができないよう
にロックする連動機構とを具備することを特徴とする。
【0008】このようなものであれば、一度に引出せる
引出しの数を、引出しの段数以下に制限することができ
るようになり、左右に並列する引出しの数が多い家具類
の転倒防止等を有効に行える。また、配設位置を引出し
の側方以外の場所に設定できるため、レール機構等との
干渉を避けることができ、設計の自由度が増大するうえ
に、構造や組立の簡単化にも寄与し得る。
【0009】各引出しの収納空間容積を不当に縮小させ
ることなく、引出しの底部と筐体との間に生じるデッド
スペースを有効利用するには、被係止部が、引出しの底
部に配設されているものが好ましい。係止部位に無理な
力がかかったり、引出しが傾いて筐体に噛み付いたりす
ることを防止し、その係止状態を安定化するには、被係
止部が、各引出しにおける左右方向の中央近傍に配設さ
れているものが望ましい。
【0010】より具体的には、被係止部が、引出しの底
板に左右に延びるように取り付けられている桟部材に配
設されているものが挙げられる。係止部の構造と連動機
構の構造とを好適にリンクさせ、全体としての構造を簡
単化するには、係止部が、非ロック状態においては、引
出しの引出し操作または収納操作に伴って移動する被係
止部に係合付勢されて開放位置と収納位置との間で移動
し、ロック状態においては、前記収納位置に固定されて
被係止部を係止するものであり、連動機構が、いずれか
一の係止部が開放位置にある状態で、他の係止部の開放
位置への移動を禁止して、対応する被係止部を係止する
ように構成されているものが望ましい。
【0011】具体的な実施態様としては、被係止部が下
方に突出する突起を具備するものであり、係止部がこの
突起に係合可能な凹部を具備するものを挙げることがで
きる。何らかの原因で引出しが収納不能となった場合等
の好適なフェールセーフ構造としては、突起が、突没可
能に配設され、没入方向に所定力を加えられることによ
って没入するように設定されているものが好ましい。
【0012】本発明の作用効果を特に顕著とするには、
引出しが上下左右に複数配設され、上下方向に配設され
る引出しの数よりも左右方向に配設される引出しの数の
方が多くなるように設定されている家具等に適用するこ
とが望ましい。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。本実施例に係る引出し付棚Wは、図1〜図4
に示すように、前面に開口部を有する直方体形状のもの
であって、内部空間を、上下に3段、左右に3列の計9
個の空間に仕切る2枚の立仕切板W2及び2枚の横仕切
板W3を具備してなる筐体W1と、この筐体W1の9個
の空間のうち、下2段分の計6個の空間の開口部をそれ
ぞれ閉塞するように配設された6個の引出し1と、筐体
Wの底板W5から垂下された複数の脚体W4を具備す
る。
【0014】各引出し1は、上面を開口する直方体形状
の引出し本体12と、この引出し本体12の前面に取付
けられた鏡板11とを具備し、各引出し本体12の外側
面と、筐体W1のとの間に設けられたレール機構RLを
介して、各空間から押込位置と引出位置との間で前後に
出し入れ可能に筐体W1に支持されている。鏡板11
は、例えば木製板状のもので、その上端には幅方向に亘
って取手11bを設けてなる。引出し本体12は、上方
に開口する直方体形状をなし、薄肉金属板を素材とする
もので、底板12a、側板12b、背板12c及び前板
12dから構成されている。
【0015】しかして、本実施例では、各段の3個の引
出し1のうちいずれかが引出された場合に、その段の他
の2つの引出し1を引出せないようにロックするロック
装置2を、各段に対応させてそれぞれ設けている。各ロ
ック装置2は、各引出し1の底部であって左右方向の中
央近傍にそれぞれ設けられた被係止部3と、筐体W1に
配設されこれら各被係止部3にそれぞれ係合可能な係止
部4と、いずれか一の引出し1が引出された状態におい
ては、他の引出し1に対応する係止部4を全てロック状
態に保ち、これら他の引出し1を引出し得ないようにロ
ックする連動機構6とを具備する。
【0016】このロック装置2の各部を詳述する。被係
止部3は、特に図5に示すように、樹脂製の突起支持部
材31とこの突起支持部材31に一体に設けた突起32
とを具備するものであり、この突起支持部材31を、引
出し1の底板下面前端部に左右端に亘って止着してなる
チャネル状の桟部材7に、着脱可能に取り付けることに
より、前記突起32が引出し1の底部から下方に突出す
るように構成している。さらに、突起32を囲むように
その前方及び側方に亘って、突起支持部材31をその厚
み方向に貫通する溝33が設けてあり、突起32に所定
以上の没入力が与えられると、樹脂の弾性変形で突起3
2が没入するように構成されている。
【0017】係止部4は、図6〜図8に示すように、回
動板41と凹部たる係合溝42とを具備する。回動板4
1は、型成形されてなる厚肉板状のもので、筐体W1の
底板W5または横仕切板W3の上面にそれぞれ止着され
た矩形状の基板Kに、鉛直軸周りに回動可能に取り付け
てある。係合溝42は、その長手方向を回動板41のラ
ジアル方向と一致させるように該回動板41に一体に形
成された先端を開口するもので、先端部の両側面42
a、42bは、係合溝42の溝幅が先端に向かうにつれ
て広くなるように傾斜させてある。しかして、この回動
板41は、係合溝42が回動中心から見て前方右斜め4
5°の位置(開放位置)から後方右斜め45°の位置
(収納位置)までの間の、略90°の範囲で回動するよ
うに設定されており、開放位置においては、係合溝42
の先端部における一方の側面42aが前方を向き、収納
位置においては、他方の側面42bが後方を向くように
してある。
【0018】連動機構6は、図6〜図8に示すように、
各回動板41の回動端部底面から下方へ突出させた添接
突起61(図7、図8に示す)と、各添接突起61の前
端部に添接しつつ左右方向に延びるように基板Kに取り
付けられた紐部材62とを具備する。紐部材62は、例
えばワイヤであり、その一端を基板Kに止着し、他端を
左右動子H1に止着している。この左右動子H1は、基
板Kに固設された支持部材H内において、所定範囲内で
左右移動が可能なように支持されてなるもので、ばねS
により外方に弾性付勢されている。そして、図8に示す
ように、いずれか一の回動板41を前方へ回動させるこ
とにより、添接突起61がそれに伴って前方に回動し、
紐部材62がその部分だけ前方に湾曲突出して、紐部材
62の他端、すなわち左右動子H1を、それ以上内方に
移動し得ない位置にまで移動させる。したがって、この
状態では、紐部材62はそれ以上の湾曲が不可能な状態
となり、他の回動板41は、紐部材62に抑止されて前
方に回動できない状態、すなわちロック状態となる。
【0019】このように構成したロック装置2の動作に
ついて説明する。図7に示すように、例えば上段の引出
し1がすべて押込位置にある状態では、すべての係止部
4は収納位置に位置し、回動可能な非ロック状態となっ
ている。そして、各引出し1に設けられた突起31は、
その前端を、係合溝42を構成し後ろ向きとなっている
他方の側面42bに近接あるいは当接させている。この
状態から、いずれか一の引出し1を引出すと、その引出
し動作に伴う突起32の前方への移動で、この突起32
に係合溝42の他方の側面42bが係合付勢され、回動
板41が、収納位置から開放位置へ回動する。この結
果、図8に示すように連動機構6が作用して紐部材62
のそれ以上のたわみが禁止され、他の2つの引出しに対
応させて設けられている回動板42は、紐部材62に抑
止されて前方に回動できないロック状態となる。そし
て、他の2つの引出し1は、その底部に設けられた突起
31が係合溝42を構成する他方の側面42bに係止さ
れることとなり、引出すことができなくなる。一方、引
き出した引出し1を収納すると、その収納動作に伴う突
起32の後方への移動で、この突起32に係合溝42の
一方の側面42aが係合付勢され、回動板41が、開放
位置から収納位置へ回動する。この結果図7に示す状態
に復帰し、その段の引出し1は引き出せる状態となる。
【0020】したがって本実施例に係るロック装置によ
れば、各段で一の引出し1しか引出せないため、一度に
引出せる引出し1の数を、引出し1の段数以下に制限で
きる。したがって、引出し1の段数よりも列数の多いよ
うな家具類において、極めて有効にその転倒防止等を行
える。また、ロック装置2の配設位置が引出し1の側方
に限定されないため、本実施例のように、各引出し1に
おける左右方向の中央近傍を係止してロック作用させる
ことができる。その結果、引出し1の幅の長短に拘わら
ず、各引出し1を一個所において係止しても、引出し1
がこぜたりかみついたりすることなく、良好な係止状態
を実現できる。さらに、このように、各引出し1を一個
所において係止可能であるということから、ロック装置
2の構造簡単化や部品点数の削減、あるいはそれに伴う
引出し収納空間の増大等が可能になる。
【0021】また、被係止部3が、引出し1の底部に配
設されているので、引出し1の底部と筐体W1との間に
生じるデッドスペースを有効利用でき、各引出し1の収
納空間を不当に縮小させることがない。加えて、被係止
部3が、引出し1の底板12aに左右に延びるように取
り付けられている桟部材7に配設されているので、桟部
材7によって引出し1の底板12aを補強しながら、被
係止部3の取付位置を確保することができる。さらに、
被係止部3が引出し1の底板12aに直接取り付けられ
ていないため、引出し1の収納空間内に被係止部が突出
するといった不具合を防止することもできる。
【0022】また、本実施例特有の効果としては、係止
部4及び連動機構6が、基板K上に一体的に設けられて
おり、被係止部3も引出し1の底部に着脱可能に設けら
れているため、基板K及び被係止部3を取り外すこと
で、ロック装置2を簡単に取り外すことができる一方、
取付け孔等さえ設けておけば、係るロック装置2を引出
し1の側方に配設することが容易にできるという点が挙
げられる。すなわち、段数と列数に種々のバリエーショ
ンを有する家具類であっても、段数の多い場合は、ロッ
ク装置2を縦置きにして引出し1の側方に配設し、列数
が多い場合には実施例同様横置きにするといったことに
簡単に対応できる。
【0023】なお、本発明は上記実施例に限られない。
例えばロック装置の構造は他にも種々考えられる。ま
た、被係止部の配設位置は、各引出しの左右方向の中央
近傍であればどこでもよく、例えば引出し本体の背板中
央等でも構わないのはもちろんである。さらに、引出し
の列数が引出しの段数に比してより大きいものであれば
本発明の効果はより顕著となる。また、一段の引出しの
数が極めて多い場合などには、例えば一段の引出しを複
数の引出し群に分割してそのそれぞれにロック装置を設
けても構わない。
【0024】その他本発明は図示例に限られずその趣旨
を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によると、
一度に引出せる引出しの数を、引出しの段数以下に制限
することができるようになり、左右に並列する引出しの
数が多い家具類の転倒防止等を有効に行える。また、配
設位置を引出しの側方以外の場所に設定できるため、レ
ール機構等との干渉を避けることができ、設計の自由度
が増大するうえに、構造や組立の簡単化にも寄与し得
る。
【0026】被係止部が、引出しの底部に配設されてい
れば、各引出しの収納空間を不当に縮小させることな
く、引出しの底部と筐体との間に生じるデッドスペース
を有効利用してロック装置を配設することができる。被
係止部が、各引出しにおける左右方向の中央近傍に配設
されていれば、引出しの幅の長短に拘わらず、ロック状
態で引出しを引きだそうとしても、係止部位に無理な力
がかかったり、引出しが傾いて筐体に噛み付いたりする
ことがなく、その係止状態を安定化できる。さらに、こ
のように、各引出しを一個所において係止可能であると
いうことから、ロック装置の構造簡単化や部品点数の削
減を図れ、ひいては引出しの収納空間の増大等が可能に
なる。
【0027】被係止部が、引出しの底板に左右に延びる
ように取り付けられている桟部材に配設されていれば、
桟部材によって引出しの底板を補強しながら、被係止部
の取付位置を確保することができる。そして、被係止部
が引出しの底板に直接取り付けられていないため、引出
しの収納空間内に被係止部が突出するといった不具合を
防止することができる。
【0028】係止部が、非ロック状態においては、引出
しの引出し操作または収納操作に伴って移動する被係止
部に係合付勢されて開放位置と収納位置との間で移動
し、ロック状態においては、前記収納位置に固定されて
被係止部を係止するものであり、連動機構が、いずれか
一の係止部が開放位置にある状態で、他の係止部の開放
位置への移動を禁止して、対応する被係止部を係止する
ように構成されているものであれば、係止部の構造と連
動機構の構造とのリンクが容易となり、全体としての構
造を簡単化することができる。
【0029】被係止部が下方に突出する突起を具備する
ものであり、係止部がこの突起に係合可能な凹部を具備
するものであれば、実現が極めて容易で構造に無理がか
からない。突起が、突没可能に配設され、没入方向に所
定力を加えられることによって没入するように設定され
ているものであれば、引出しが引出された状態におい
て、何らかの原因で係合部が収納位置に移動して引出し
が収納不能となった場合等のフェールセーフを好適に行
うことができる。
【0030】引出しが上下左右に複数配設され、上下方
向に配設される引出しの数よりも左右方向に配設される
引出しの数の方が多くなるように設定されている家具等
に適用すれば、本発明の作用効果を特に顕著とすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるロック装置を適用し
た引出し付棚を示す全体斜視図。
【図2】同実施例における引出し付棚のロック装置を含
む内部構造を示す正断面図。
【図3】同実施例における引出し付棚のロック装置を含
む内部構造を示す平断面図。
【図4】同実施例における引出し付棚のロック装置を含
む内部構造を示す側断面図。
【図5】同実施例における被係止部を示す斜め下方から
見た部分斜視図。
【図6】同実施例における係止部及び連動機構を示す部
分斜視図。
【図7】同実施例の作動を説明するための内部構造を示
す部分平面図。
【図8】同実施例の作動を説明するための内部構造を示
す部分平面図。
【符号の説明】
W…引出し付棚(家具) W1…筐体 1…引出し 12a…底板 2…ロック装置 3…被係止部 32…突起 4…係止部 42…係合溝(凹部) 6…連動機構 7…桟部材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右に並設された複数の引出しとこれら引
    出しを支持する筐体とを具備する家具等に適用されるも
    のであって、 各引出しにそれぞれ設けられた被係止部と、 これら各被係止部に対応させて前記筐体にそれぞれ設け
    られ、前記被係止部を係止して引出しを引出し不能とす
    るロック状態、及び前記被係止部を係止せず引出しを引
    出し可能とする非ロック状態の2状態を保ち得る係止部
    と、 左右に並ぶ一段の引出しにおける所定のもののうち、い
    ずれか一の引出しが引出された状態においては、他の引
    出しに対応する係止部を全て前記ロック状態に保ち、こ
    れら他の引出しを引出すことができないようにロックす
    る連動機構とを具備することを特徴とする引出しのロッ
    ク装置。
  2. 【請求項2】被係止部が、各引出しの底部に配設されて
    いる請求項1記載の引出しのロック装置。
  3. 【請求項3】被係止部が、各引出しにおける左右方向の
    中央近傍に配設されている請求項1または2記載の引出
    しのロック装置。
  4. 【請求項4】被係止部が、引出しの底板に左右に延びる
    ように取り付けられている桟部材に配設されている請求
    項2または3記載の引出しのロック装置。
  5. 【請求項5】係止部が、非ロック状態においては、引出
    しの引出し操作または収納操作に伴って移動する被係止
    部に係合付勢されて開放位置と収納位置との間で移動
    し、ロック状態においては、前記収納位置に固定されて
    被係止部を係止するものであり、連動機構が、いずれか
    一の係止部が開放位置にある状態で、他の係止部の開放
    位置への移動を禁止して、対応する被係止部を係止させ
    るように構成されているものである請求項1、2、3ま
    たは4記載の引出しのロック装置。
  6. 【請求項6】被係止部が下方に突出する突起を具備する
    ものであり、係止部がこの突起に係合可能な凹部を具備
    するものである請求項1、2、3、4または5記載の引
    出しのロック装置。
  7. 【請求項7】突起が、突没可能に配設され、没入方向に
    所定力を加えられることによって没入するように設定さ
    れている請求項6記載の引出しのロック装置。
  8. 【請求項8】上下方向に配設される引出しの数よりも左
    右方向に配設される引出しの数の方が多い家具等に適用
    される請求項1、2、3、4、5、6または7記載の引
    出しのロック装置。
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