JPH06121717A - 引出式多段キャビネットの転倒防止装置 - Google Patents

引出式多段キャビネットの転倒防止装置

Info

Publication number
JPH06121717A
JPH06121717A JP3135920A JP13592091A JPH06121717A JP H06121717 A JPH06121717 A JP H06121717A JP 3135920 A JP3135920 A JP 3135920A JP 13592091 A JP13592091 A JP 13592091A JP H06121717 A JPH06121717 A JP H06121717A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drawer
drawers
prevention device
cabinet
fall prevention
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3135920A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Kurokawa
雅行 黒河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KUROKAWA DESIGN PROD KK
Ibiken Co Ltd
Original Assignee
KUROKAWA DESIGN PROD KK
Ibiken Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KUROKAWA DESIGN PROD KK, Ibiken Co Ltd filed Critical KUROKAWA DESIGN PROD KK
Priority to JP3135920A priority Critical patent/JPH06121717A/ja
Publication of JPH06121717A publication Critical patent/JPH06121717A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drawers Of Furniture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 上段側に偏って書類等を収容した為に、重心
が極端に上方に移動した状態で、上方の複数の引き出し
を同時に引出しても転倒する恐れを生じない引出式多段
キャビネットを提供する。 【構成】 上方に位置する複数の引き出しの夫々に設け
た係止部材1と、キャビネット本体B側に取着されて、
上下に隣接する1組の引き出しA1,A2の一方引き出
しを引き出した時、この引き出しに設けた係止部材1の
動きを受けて、他方の引き出しに取着した係止部材1に
係合し、他方の引き出しが引き出されるのを阻止する係
合部材2と、係合部材2を前記係合状態に保持させる付
勢手段10とを組合わせた構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、書類等を保管
する多段キャビネットへの書類の収納量が上方に偏り過
ぎる等して重心が極端に高くなっている場合に、上方の
複数の引き出しを同時に引き出すことによって、キャビ
ネットが前のめりに転倒する恐れを解消させる、引出式
多段キャビットの転倒防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】書類等を入れる引出式多段キャビネット
の側面形状を例示した図10に於いて、キャビネット本
体50の左右両側壁に夫々設けられたガイドレールに沿
って出し入れされる複数段の引き出し51のうち、例え
ば、上方側の2つ引き出しを同時に引き出すと、殊に、
キャビネットの下方側の引き出しにあまり書類が入って
いない場合には、唯でさえ高過ぎる重心が更に前方に移
動するので、多段キャビネットは図中に二点鎖線で示し
た様に前のめりに転倒する恐れが生じて、非常に危険で
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】企業活動を推進して行
く上で必要不可欠な様々の書類情報は今後益々増える傾
向にあり、室内空間を極力有効に使用する為には多段キ
ャビネットの背丈も高まらざるを得ない。そして、一般
家庭でも、身の回り品や調度品が増えるにつれて、多段
キャビネットタイプの家具を備える様になっている。然
し、現実に起っている引出式多段キャビネットの転倒事
故に対して、有効な対策が講じられていないのが現状で
ある。そこで、本発明の目的は、上段側に偏って書類等
が収容された為に、重心が著しく上方に移動した状態
で、上方の複数の引き出しを同時に引出しても転倒する
恐れを生じさせない、引出式多段キャビネットの転倒防
止装置を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
に、本発明による引出式多段キャビネットの転倒防止装
置は、複数の引き出しを上下方向に重ねた一体構造の多
段キャビットの、上方の複数の引き出しを同時に引き出
すことによって、重心が上方前側に移動し転倒するのを
防ぐ為のものであって、上方に位置する複数の引き出し
の夫々に設けた係止部材1と、キャビネット本体B側に
取着されて、上下に隣接する1組の引き出しA1,A2
の一方引き出しを引き出した時、この引き出しに設けた
前記係止部材1の動きを受けて、他方の引き出しに取着
した前記係止部材1に係合し、他方の引き出しが引き出
されるのを阻止する係合部材2と、係合部材2を前記係
合状態又は係合解除状態に保持する付勢手段10を組み
合わせた構成とした。そして、多段キャビネットの上層
側に位置された前記1組の引き出しA1,A2の複数組
の、各々の組毎に前記転倒防止装置を組付け、各転倒防
止装置の前記係合部材2同志を、リンク等の連動手段1
4によって互いに連結させてもよい。前記係合部材2
は、その中間部にピン孔を設けると共に一端側にフック
部9aを設けた1組のレバー9,9と、X字状に交差さ
せた1組のレバーを9,9を挿通させるピン7を立設し
たベース部材4と、各レバー9,9をそのフック部9
a,9aが前記係止部材1,1に係合される側に回動さ
せる付勢手段10,10とで構成するとよい。
【0005】
【作用】上方に位置する複数の引き出しは、引っ込めた
時、常時は、付勢手段10によって係合された状態にあ
る係合部材2は、夫々の引き出しに設けた係止部材1と
の位置関係からして係合解除された状態にある。この状
態で、上下に隣接する1組の引き出しA1,A2の一方
を引き出すと、この引き出しに設けた係止部材1の前方
移動に伴って、上記の位置関係が変化し、他方の引き出
しに取着した係止部材1が係合部材2に係合された状態
になる。その為、一方の引き出しを引き出すと、他方の
引き出しは引き出せなくなり、多段キャビネットの重心
位置が極端に上部前側に移動することが防がれる。
【0006】
【実施例】以下に、図1乃至図6を参照し乍ら本発明の
第1実施例を説明する。本発明の転倒防止装置は、図3
及び図6に示した様に、引出式多段キャビネットの最上
段の引き出しA1とその直ぐ下の引き出しA2との夫々
の後部に互い対向状に取り付けた係止部材1,1と、此
等2つの引き出しA1とA2との間に於いて、キャビネ
ット本体Bの側壁後部に取り付けた係合部材2とを組合
わせて構成されている。
【0007】係止部材1は、図1に示した様に、金属製
の方形座板の一辺部を直角に折曲させて、この折曲部分
の中央部に係止突部1aを延設した形態を備えている。
座板の四隅にはビス孔3を設けている。この係止部材1
は、図3に示した様に、引き出しA1の後部下方と、引
き出しA2の後部上方とに夫々取着されて、各々の係止
突部1a,1aは互いに対向されている。
【0008】係合部材2は、図1の分解斜視図に示した
様に、方形金属板から成るベース部材4の表面側の対向
する二辺間に跨がらせて下向きコ字状をしたピン支持板
5を溶接し、ベース部材4の中央部には表側に膨出座部
6を形成させ、この膨出座部6とピン支持板5とを貫通
するピン孔を設けている。このピン孔にはボルト状をし
たピン7を下方から挿通させて、その上端にナット8を
螺着締結させる様にしている。9,9は係合部材2の本
体部分となる1組のレバーで、夫々金属板を打抜加工し
て略く字形に形成されており、長手方向の略真ん中にピ
ン孔aを設け、一端側にはフック部9aを設けている。
1組のレバー9,9はX字状に交差させて重なり合った
各ピン孔aをピン7に挿通させている。10,10は1
組のコイルばねで、各レバー9,9を、夫々のフック部
9a,9aが係止部材1の係止突部1aに係合する側に
回動付勢する付勢手段となる。各コイルばね10,10
の一端側は、ベース部材4の左上(図中で)と左下に夫
々切起形成したフック11,11に夫々引っかけ、コイ
ルばね10,10の他端側は、レバー9,9の夫々の他
端側に設けた引掛孔9b,9bに係止させている。又、
ベース部材4の上部と下部の夫々の中程には、レバー
9,9の回動を規制するストッパ12,12を切起形成
し、ベース部材4の四隅には、その取付用のビス孔13
を設けている。尚、図3中のDは引き出しA1,A2,
…の後端面に夫々取着したクリップ、EはクリップDに
よって挟持される止金で、夫々のクリップDと対向する
位置に於いて、キャビネット本体Bの後壁面に取着され
ている。引き出しA1,A2,…を完全に引っ込める
と、上記の挟持状態となって、引き出しA1,A2,…
が振動等を受けて簡単に滑り出ない様にする。
【0009】次に、上記構成の作用を説明する。今、引
出式多段キャビネットの全ての引き出しが引っ込められ
ているとする。この状態では、図3に示した様に、上方
の2つの引き出しA1及びA2に取付けた夫々の係止部
材1の係止突部1aが、1組のレバー9,9の各他端側
をコイルばね10の付勢力に抗して図の右方に押しや
り、各レバー9,9の一端側に設けたフック部9a,9
aは、夫々係止突部1aから離れる方向に回動されてい
るので、両係止部材1は係合部材2との係合を解除され
ている。その為、2つの引き出しA1,A2は、いずれ
も自由に引き出せる状態にある。
【0010】この状態で、例えば、引き出しA1を引き
出すと、図4に示した様に、引き出しA1に設けた係止
部材1の係止突部1aにより図の右方に押されていたレ
バー9の他端側は、コイルばね10の付勢力によって反
時計廻り方向に回動されて、そのフック部9aが下側の
引き出しA2に設けた係止部材1の係止突部1aに引っ
掛かる状態になる。その為、上側の引き出しA1を引き
出した儘では、下側の引き出しA2を引き出せなくな
る。
【0011】従って、殊に、多段キャビネット内の書類
の収容状態が上段側に偏って、重心位置が高まっている
場合に、上段側の2つの引き出しA1,A2を同時に引
き出すことによって、この高い重心が前方に移動し多段
キャビネットが前のめりに転倒するという、従来起こり
勝ちであった事故の発生を確実に防止出来る。
【0012】上記は、上側の引き出しA1を先に引き出
した場合であるが、図5に示した様に下側の引き出しA
2を先に引き出した場合には、今度は、上側の引き出し
A1が上記同様にロックされた状態になって上記と同じ
効果が得られる。そして、上下2つの引き出しA1,A
2を同時に引き出そうとした時には、1組のレバー9,
9の各フック部9a,9aが夫々の引き出しA1,A2
に設けた係止部材1,1に夫々引っ掛かるので、いずれ
の引き出しも引き出すことが出来ず、やはり、転倒事故
の発生が未然に防がれる。
【0013】図7は、本発明の第2実施例を示してい
る。上記実施例との相異点は、丈がかなり高い引出式多
段キャビネットに就いて、上の方にあって上下に隣接す
る2組の引き出しの、各組毎に転倒防止装置を組付ける
と共に、これら両装置の間を連動手段で結んだ処にあ
る。即ち、この実施例では、最上段の引き出しA1と上
からら2番目の引き出しA2との間に、第1の転倒防止
装置を取付け、上から3番目及び4番目の引き出しA3
及びA4の間に、第2の転倒防止装置を取付けている。
そして、第1と第2の転倒防止装置の夫々の一方のレバ
ー9,9の各他端側同志を、リンク14によって連結さ
せ、同じく夫々の他方のレバー9,9の各他端側同志を
リンク14によって連結させている。この様にすれば、
引き出しA1又はA2を引き出した儘では、引き出しA
3又はA4を引きだすことは出来なくなり、上段側の複
数の引き出しを同時に引き出すことによる多段キャビネ
ットの転倒事故の発生が未然に防止される。
【0014】図8及び図9は本発明の第3実施例を示し
ている。この実施例の係止部材15は、ガイドレール状
をしており、引き出しA1,A2の夫々側壁の底縁近く
に水平に設けられて、その前端(図の左端)部に係止凹
部15aを設けている。そして、上下の引き出しA1,
A2夫々の係止部材15,15の各係止凹部15a,1
5aは互いに対向状に位置されている。係止部材15
は、金属製の引き出しA1,A2の側壁面に打出形成す
るか、又は、別体に作って引き出しにビス止等によって
固定する。一方、この実施例の係合部材16は、上下に
対向する1組の係止凹部15a,15aにその上下両端
部を夫々半ば係合された上下動杆17と、上下動杆17
を上下動可能に支持する付勢手段としてのばね18と、
上下動杆17の上下動を案内するガイド部材19とで構
成されている。
【0015】上記構成の作用を説明すると、上下に隣接
する引き出しA1,A2 を共に引っ込めた図8の状態
では、上下動杆17を上下動させる力は作用せず、ばね
18は外力によって変位されない原位置を占めて、係止
部材15と係合部材16とは係合を解除されている。こ
の状態で、例えば上側の引き出しA1を引き出すと、図
9に示した様に、引き出しA1に設けた係止部材15が
図の左方に移動されて、その係止凹部15aの下端の丸
みを帯びた稜部が、上下動杆17の丸みを帯びた上端
を、ばね18の支持力に抗して押し下げる。その為、引
き出しA1は上下動杆17に妨げられずに、引き出すこ
とが出来る。一方、下側の引き出しA2に設けた係止部
材15の係止凹部15aには、押し下げられた上下動杆
17の下端が嵌入されるので、引き出しA2は引き出せ
なくなる。そして、上下の引き出しA1,A2を同時に
引き出そうとすると、上下の係止部材15,15の係止
凹部15a,15aが互いに上下動杆17の上下動を阻
止し合うので、上下の引き出しA1,A2は共に引き出
せない。
【0016】
【発明の効果】以上の説明によって明らかな様に、本発
明による引出式多段キャビネットの転倒防止装置は、重
心位置の高いキャビネットに就いて、上方側の複数の引
き出しが同時に引き出されるのを自動的に阻止してくれ
るので、従来の様に、上方の複数の引き出しを同時に引
き出すことによってキャビネットの高い重心位置が更に
前方に移動して、キャビネットが前のめりに転倒する恐
れが確実に無くなる。この様な優れた効果を奏する転倒
防止装置は、その構造が単純で安価に提供出来、既存の
多段キャビネットにも簡単に取り付けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の転倒防止装置の、分解斜視図であ
る。
【図2】同上、係合部材の側面図である。
【図3】第1実施例の転倒防止装置を取着した引出式多
段キャビネットに就いて、上方の上下2つの引き出しを
共に引っ込めた状態を示す平面図である。
【図4】同上、上側の引き出しを引き出した状態を示す
平面図である。
【図5】同上、下側の引き出しを引き出した状態を示す
平面図である。
【図6】同上、多段キャビネットへの取付状態を示す側
面図である。
【図7】第2実施例を示す、図6相当図である。
【図8】第3実施例を示す、図3相当図である。
【図9】同上、図4相当図である。
【図10】転倒防止装置を取付けない引出式多段キャビ
ネットが、転倒する有様を示した説明図である。
【符号の説明】
A1,A2,A3,A4 引き出し B キャビネット本体 D クリップ E 止金 a ピン孔 1 係止部材 1a 係止突部 2 係合部材 3 ビス孔 4 ベース部材 5 ピン支持板 6 膨出座部 7 ピン 8 ナット 9 レバー 9a フック部 9b 引掛孔 10 コイルばね(付勢手段) 11 フック 12 ストッパ 13 ビス孔 14 リンク(連動手段) 15 係止部材 15a 係止凹部 16 係合部材 17 上下動杆 18 ばね(付勢手段) 19 ガイド部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月22日
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 引出式多段キャビネットの転倒防
止装置
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、書籍等を保管
する多段キャビネットへの書類の収納量が上方に偏り過
ぎる等して重心が極端に高くなっている場合に、上方の
複数の引き出しを同時に引き出すことによって、キヤビ
ネットが前のめりに転倒する恐れを解消させる、引出式
多段キャビネットの転倒防止装置に関する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
に、本発明による引出式多段キャビネットの転倒防止装
置は、複数の引き出しを上下方向に重ねた一体構造の多
段キャビネットの、上方の複数の引き出しを同時に引き
出すことによって、重心が上方前側に移動し転倒するの
を防ぐ為のものであって、上方に位置する複数の引き出
しの夫々に設けた係止部材1と、キャビネット本体B側
に取着されて、上下に隣接する1組の引き出しA1,A
2の一方引き出しを引き出した時に、この引き出しに設
けた前記係止部材1の動きを受けて、他方の引き出しに
取着した前記係止部材1に係合し、他方の引き出しが引
き出されるのを阻止する係合部材2と、係合部材2を前
記係合状態又は係合解除状態に保持する付勢手段10を
組み合わせた構成とした。そして、多段キャビネットの
上層側に位置された前記1組の引き出しA1,A2の複
数組の、各々の組毎に前記転倒防止装置を組付け、各転
倒防止装置の前記係合部材2同志を、リンク等の連動手
段14によって互いに連結させてもよい。前記係合部材
2は、その中間部にピン孔を設けると共に一端側にフッ
ク部9aを設けた1組のレバー9,9と、X字状に交差
させた1組のレバーを9,9を挿通させるピン7を立設
したべース部材4と、各レバー9,9をそのフック部9
a,9aが前記係止部材1,1に係合される側に回動さ
せる付勢手段10,10とで構成するとよい。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の引き出しを上下に重ねた一体構造
    の多段キャビットが、上方の複数の引き出しを同時に引
    き出した時に、重心が極端に上部前側に移動し転倒する
    のを防ぐ為のものであって、 上方に位置する複数の引き出しの夫々に設けた係止部材
    1と、 キャビネット本体Bに取着されて、上下に隣接する1組
    の引き出しA1,A2の一方引き出しを引き出した時、
    この引き出しに設けた前記係止部材1の動きを受けて、
    他方の引き出しに取着した前記係止部材1に係合し、他
    方の引き出しが引き出されるのを阻止する係合部材2
    と、 係合部材2を前記係合状態又は係合解除状態に保持する
    付勢手段10とを組み合わせて成る引出式多段キャビッ
    トの転倒防止装置。
  2. 【請求項2】 多段キャビネットの上層側に位置された
    前記1組の引き出しA1,A2の複数組の、夫々の組毎
    に前記転倒防止装置を組付け、各転倒防止装置の前記係
    合部材2同志を、リンク等の連動手段14によって互い
    に連結させたことを特徴とする請求項1項記載の引出式
    多段キャビットの転倒防止装置。
  3. 【請求項3】 前記係合部材2は、その中間部にピン孔
    を設けると共に一端側にフック部9aを設けた1組のレ
    バー9,9と、X字状に交差されたこの1組のレバーを
    9,9を挿通させるピン7を立設したベース部材4と、
    各レバー9を、そのフック部9aが上下1組の引き出し
    A1,A2に夫々取着した前記係止部材1,1の各々に
    係合される側に回動させる付勢手段10とを備えること
    を特徴とする請求項1項又は2項記載の引出式多段キャ
    ビットの転倒防止装置。
JP3135920A 1991-05-10 1991-05-10 引出式多段キャビネットの転倒防止装置 Pending JPH06121717A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3135920A JPH06121717A (ja) 1991-05-10 1991-05-10 引出式多段キャビネットの転倒防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3135920A JPH06121717A (ja) 1991-05-10 1991-05-10 引出式多段キャビネットの転倒防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06121717A true JPH06121717A (ja) 1994-05-06

Family

ID=15162943

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3135920A Pending JPH06121717A (ja) 1991-05-10 1991-05-10 引出式多段キャビネットの転倒防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06121717A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU683464B2 (en) * 1993-04-16 1997-11-13 Amoco Corporation Oxygen ion-conducting dense ceramic
EP3546861A1 (en) * 2018-03-26 2019-10-02 LG Electronics Inc. Refrigerator
CN112617485A (zh) * 2019-09-20 2021-04-09 青岛海尔洗碗机有限公司 一种家电设备

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51110324A (ja) * 1975-03-01 1976-09-29 Bosch Gmbh Robert Tookiifuirumusatsueiki
JPS56141498A (en) * 1980-04-04 1981-11-05 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Apparatus for installing rotary machine
JPS56143401A (en) * 1980-04-09 1981-11-09 Nec Corp Mechanical optical switch
JPS61102175A (ja) * 1984-10-24 1986-05-20 Fuji Electric Co Ltd Gtoインバ−タのゲ−ト駆動回路
JPS6425806A (en) * 1987-05-08 1989-01-27 Hauserman Inc Office cabinet

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51110324A (ja) * 1975-03-01 1976-09-29 Bosch Gmbh Robert Tookiifuirumusatsueiki
JPS56141498A (en) * 1980-04-04 1981-11-05 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Apparatus for installing rotary machine
JPS56143401A (en) * 1980-04-09 1981-11-09 Nec Corp Mechanical optical switch
JPS61102175A (ja) * 1984-10-24 1986-05-20 Fuji Electric Co Ltd Gtoインバ−タのゲ−ト駆動回路
JPS6425806A (en) * 1987-05-08 1989-01-27 Hauserman Inc Office cabinet

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU683464B2 (en) * 1993-04-16 1997-11-13 Amoco Corporation Oxygen ion-conducting dense ceramic
EP3546861A1 (en) * 2018-03-26 2019-10-02 LG Electronics Inc. Refrigerator
US10598428B2 (en) 2018-03-26 2020-03-24 Lg Electronics Inc. Refrigerator
US11073331B2 (en) 2018-03-26 2021-07-27 Lg Electronics Inc. Refrigerator
US11486634B2 (en) 2018-03-26 2022-11-01 Lg Electronics Inc. Refrigerator
CN112617485A (zh) * 2019-09-20 2021-04-09 青岛海尔洗碗机有限公司 一种家电设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4378925A (en) T-Bracket shelf assembly
US5282669A (en) Ganging mechanism and stacking bar assembly for stacking chairs
US4444323A (en) Retaining means for adjustable cantilever storage racks
US6431090B1 (en) Adjustable shelving with tiltable shelves
US3089675A (en) Multiple angle shelf bracket
US5121697A (en) Flip top table
US5599078A (en) Anti-tip device for file cabinets
CA2245001C (en) Removable bottom standing divider unit
US20150282613A1 (en) Shelving System Having Improved Structural Characteristics
JPS63210403A (ja) リテーナー
US4425049A (en) Joining assembly with locking means for adjustable storage racks
US3472476A (en) Slide lock
JPH06121717A (ja) 引出式多段キャビネットの転倒防止装置
US4478466A (en) Lockable storage system
US3146735A (en) Shelving device
US20070090243A1 (en) Shelf shipping clip
JP2004075090A (ja) 収納箱
JP3506478B2 (ja) トレーを抽斗として格納する病院用ワゴン車におけるラックの抽斗ガイド機構
US3240352A (en) Safety lock for adjustable storage racks
JPS6118763Y2 (ja)
JPS6034183Y2 (ja) 多段積み搭載ロツカにおける複数ユニツト同時引出し防止機構
JP2653302B2 (ja) 枠組み棚のビーム構造
US3513983A (en) Shelf assembly
KR200407471Y1 (ko) 서랍형 캐비닛용 잠금장치
JP3284459B2 (ja) 棚板のダボ嵌合用溝の構造