JPH0732116U - 浴室を有する建築物 - Google Patents

浴室を有する建築物

Info

Publication number
JPH0732116U
JPH0732116U JP6163393U JP6163393U JPH0732116U JP H0732116 U JPH0732116 U JP H0732116U JP 6163393 U JP6163393 U JP 6163393U JP 6163393 U JP6163393 U JP 6163393U JP H0732116 U JPH0732116 U JP H0732116U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathroom
space
building
storage
storage section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6163393U
Other languages
English (en)
Inventor
峰輝 大森
大蔵 森
龍三郎 黒川
Original Assignee
株式会社イナックス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イナックス filed Critical 株式会社イナックス
Priority to JP6163393U priority Critical patent/JPH0732116U/ja
Publication of JPH0732116U publication Critical patent/JPH0732116U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 収納部2の高さ方向の途中又はそれよりも上
方の部分に、浴室1側から収納部2側に入り込む凹部3
を設ける。収納部の上面と天井との間に浴室と反対側に
開放する空間部を設け、この空間部と浴室との間を透光
性パネルで仕切る。 【効果】 凹部3の分だけ、浴室1内スペースが広くな
る。この凹部3の部分においては、壁6により圧迫感を
受けたり視線がさえぎられたりすることがないため、浴
室1内において良好な広がり感が得られる。収納部の浴
室と反対側の空間の光が、収納部の上面と天井との間に
設けた空間部及び空間部と浴室との間を仕切る透光性パ
ネルを透過して浴室内に照射されるため、良好な採光を
図ることができ、浴室内が明るくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は浴室に隣接して収納部が設けられている建築物において、浴室の快適 性を高めた建築物に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般住宅において、浴室に隣接して収納部を設ける設計は多く採用されている 。
【0003】 第3図は浴室11に隣接する廊下12側に、浴室11の側壁13に接して収納 部14が設けられた従来の浴室及び収納部の設置構造を示す断面図である。
【0004】 第3図に示す如く、従来において、浴室11に隣接する収納部14は、通常の 場合、床面15から天井面16まで、或いは、天井近傍にまで連続して設けられ ており、浴室11と該収納部14との間は壁13で仕切られている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の構造においては、浴室11と収納部14との間が壁13で仕 切られているため、浴室11内において、壁13の圧迫感がある。また、視線も 遮断されることから、広がり感がなく、浴室11が狭い印象を受ける。
【0006】 また、浴室11と収納部14とが壁13で完全に仕切られているため、当然の ことながらこの収納部14を形成した側から採光を望むことはできず、浴室11 内が暗い感じになる。
【0007】 一方で、浴室11においては、快適な入浴でゆっくりとくつろぐことができる ように、限られたスペースの中で、より一層の広がり感及び採光の確保が望まれ ているのが現状である。
【0008】 本考案は上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、スペースの広がり感 或いは採光性を改良した浴室を有する建築物を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の浴室を有する建築物は、浴室に隣接して収納部が設けられている建 築物において、該収納部の高さ方向の途中又はそれよりも上方の部分に、浴室側 から該収納部側に入り込む凹部を設けたことを特徴とする。
【0010】 請求項2の浴室を有する建築物は、請求項1において、該凹部に照明を設けた ことを特徴とする。
【0011】 請求項3の浴室を有する建築物は、浴室に隣接して収納部が設けられている建 築物において、該収納部の上面と天井との間に前記浴室と反対側に開放する空間 部を設け、該空間部と浴室との間を透光性パネルで仕切ったことを特徴とする。
【0012】
【作用】
請求項1の浴室を有する建築物にあっては、浴室側から収納部側に入り込むよ うに設けた凹部の分だけ、浴室内スペースが広くなり、しかも、この凹部の部分 においては、壁により圧迫感を受けたり視線がさえぎられたりすることがないた め、浴室内において良好な広がり感が得られる。また、凹部は小物や植木などの 載置棚としても使用でき、便利である。
【0013】 この凹部には照明を設けることにより、より一層の広がり感と自然光風の明る さを得ることができる。
【0014】 請求項3の浴室を有する建築物にあっては、収納部の浴室と反対側の空間の光 が、収納部の上面と天井との間に設けた空間部及び空間部と浴室との間を仕切る 透光性パネルを透過して浴室内に照射されるため、良好な採光を図ることができ 、浴室内が明るくなる。
【0015】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例について詳細に説明する。
【0016】 第1図は本考案の請求項1,2の浴室を有する建築物の一実施例を示す断面図 であり、第2図は本考案の請求項3の浴室を有する建築物の一実施例を示す断面 図である。
【0017】 第1図に示すものは、浴室1に隣接して収納部2が設けられている構造におい て、収納部2を上部収納部2Aと下部収納部2Bとに分割することにより、収納 部2の高さ方向の途中の部分に、浴室1側から収納部2側に入り込む出窓風の凹 部3を設け、この凹部3に照明4を設けたものである。
【0018】 この構造によれば、収納部2は、その開閉を廊下5側から行なって、上部収納 部2A及び下部収納部2Bに物を収納することができる。
【0019】 一方、浴室1内にあっては、凹部3の分だけ、スペースが広くなり、この凹部 3に植木や洗面小物などを載置することができる。また、この凹部3の部分にお いては、壁6により圧迫感を受けたり視線がさえぎられたりすることがないため 、良好な広がり感が得られる。特に、本実施例においては、凹部3には照明4が 設けられているため、より一層の広がり感と自然光風の明るさを得ることができ る。
【0020】 第2図に示すものは、浴室1に隣接して収納部2が設けられている構造におい て、収納部2の上面2aと天井7との間に廊下5側に開放する空間部8を設け、 空間部8と浴室1との間をガラス9等の透光性パネルで仕切ったものである。
【0021】 この構造によれば、廊下5側の光が、空間部8からガラス9を透過して浴室1 内に照射されるため、良好な採光を図ることができ、浴室1内が明るくなる。
【0022】 なお、収納部2は、廊下5側からその開閉を行なうものであるが、若干高さを 低くして、その上面2aと天井7との間に空間部8を設けるだけの設計変更であ るから、物品の収納に支障をきたすことなく、また、収納部2の上面2aにも浴 室1内への採光の障害とならないようなものであれば載置することができるため 、収納容量が大きく損なわれることはない。
【0023】 なお、第1,2図に示す構造は本考案の一実施例であって、本考案はその要旨 を超えない限り、図示の実施例に限定されるものではない。
【0024】 第1図に示す構造において、凹部の形成位置や大きさ等には特に制限はなく、 必要とする収納部の収納容量や浴室広がり感などを考慮して適宜決定される。凹 部の形成位置についても特に制限はないが、入浴時における入浴者の視線の位置 とほぼ同程度或いはそれよりも若干上方とするのが好ましい。
【0025】 また、第2図に示す構造においても、透光性パネルの大きさは、収納部の収納 容量、浴室内への採光量等を考慮して適宜決定される。透光性パネルとしては、 ガラス、プラスチック等の透明パネル又は半透明パネルを用いることができ、こ のパネルは着色パネルであっても良い。
【0026】 第1,2図において、浴室内の浴槽は収納部側に設けられているが、浴槽は他 のいずれの位置であっても良い。また、本考案は、浴室の2つの壁面に収納部が 隣接して設けられている場合にも適用できることは言うまでもない。
【0027】 このような本考案の浴室を有する建築物は、例えば、第4図に示すような間取 りに採用することにより、浴室41内の広がり感を改善したり、或いは、廊下4 5の照明光を浴室内にとり入れることができる。なお、窓42からの太陽光を、 リビングダイニング43、キッチン44、廊下45及び収納部46の上部を経て 浴室41内にとり入れることもできる。
【0028】 同様に、第5図に示すような間取りに採用することにより、浴室51内の広が り感を改善したり、或いは、浴室51内に窓52からの太陽光を、リビングダイ ニング53、キッチン54及び収納部55の上部を経て採り入れ、浴室51内を 明るくすることができる。
【0029】
【考案の効果】
以上詳述した通り、請求項1の浴室を有する建築物によれば、浴室内に良好な 広がり感があり、ゆったりとした空間の広がりの中で快適な入浴を行なえる。 請求項2の浴室を有する建築物によれば、浴室内により一層の広がり感と自然 光風の明るさを得ることができる。
【0030】 請求項3の浴室を有する建築物によれば、浴室内に浴室と隣接する空間からの 採光を確保することができ、明るい浴室内で快適な入浴を行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の請求項1の浴室を有する建築物の一実
施例を示す断面図である。
【図2】本考案の請求項3の浴室を有する建築物の一実
施例を示す断面図である。
【図3】従来例を示す断面図である。
【図4】本考案の浴室を有する建築物を採用した建築物
の間取りの一例を示す平面図である。
【図5】本考案の浴室を有する建築物を採用した建築物
の間取りの他の例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 浴室 2 収納部 2A 上部収納部 2B 下部収納部 3 凹部 4 照明 5 廊下 6 壁 7 天井 8 空間部 9 ガラス

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室に隣接して収納部が設けられている
    建築物において、 該収納部の高さ方向の途中又はそれよりも上方の部分
    に、浴室側から該収納部側に入り込む凹部を設けたこと
    を特徴とする浴室を有する建築物。
  2. 【請求項2】 請求項1の浴室を有する建築物におい
    て、該凹部に照明を設けたことを特徴とする浴室を有す
    る建築物。
  3. 【請求項3】 浴室に隣接して収納部が設けられている
    建築物において、 該収納部の上面と天井との間に前記浴室と反対側に開放
    する空間部を設け、該空間部と浴室との間を透光性パネ
    ルで仕切ったことを特徴とする浴室を有する建築物。
JP6163393U 1993-11-16 1993-11-16 浴室を有する建築物 Pending JPH0732116U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6163393U JPH0732116U (ja) 1993-11-16 1993-11-16 浴室を有する建築物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6163393U JPH0732116U (ja) 1993-11-16 1993-11-16 浴室を有する建築物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0732116U true JPH0732116U (ja) 1995-06-16

Family

ID=13176802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6163393U Pending JPH0732116U (ja) 1993-11-16 1993-11-16 浴室を有する建築物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0732116U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0732116U (ja) 浴室を有する建築物
JP7244202B2 (ja) 建物の室内構造及び建物
USD385359S (en) Tanning tub
JPH0531640U (ja) 手元照明付き化粧ユニツト
JPH03212239A (ja) 照明機能付の浴槽
JP4459460B2 (ja) 間接採光用壁構造
JPH0544447Y2 (ja)
JPH09309676A (ja) ホームエレベータ用乗かご
JPH031957Y2 (ja)
JP3219019U (ja) 集合住宅の部屋構造
JPH04325107A (ja) 洗面化粧台
JP2769094B2 (ja) 化粧鏡の照明構造
JPH0511269Y2 (ja)
JP2511870Y2 (ja) ユニットル―ム用収納棚
JPH0433347Y2 (ja)
JP3598200B2 (ja) 建物
JPH0348383Y2 (ja)
JP2501289Y2 (ja) 浴 槽
JP3507733B2 (ja) ユニットバスの隔壁構造
JPH047328Y2 (ja)
JP2799815B2 (ja) ボイド型高層住宅
JPH085607B2 (ja) ホームエレベータを備えた住宅設備
JPH0116474Y2 (ja)
JPH01300138A (ja) セパレート型空気調和機の室外機
JPH04134353U (ja) 浴室ユニツトの照明装置