JPH0732105Y2 - 光記録カード - Google Patents

光記録カード

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JPH0732105Y2
JPH0732105Y2 JP1989030039U JP3003989U JPH0732105Y2 JP H0732105 Y2 JPH0732105 Y2 JP H0732105Y2 JP 1989030039 U JP1989030039 U JP 1989030039U JP 3003989 U JP3003989 U JP 3003989U JP H0732105 Y2 JPH0732105 Y2 JP H0732105Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
optical recording
card
flat plate
recording medium
recording
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989030039U
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English (en)
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JPH02121970U (ja
Inventor
浩 福井
寿己 佐竹
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Nippon Paper Industries Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paper Industries Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は近赤外線レーザーによる情報書き込み可能な光
記録カード、例えばプリペイドカード、定期、各種会員
証等に利用しうる記録体に関する。
(従来の技術) 各種情報を予め記録して有するカードとしては、テレホ
ンカードをはじめとするプリペイドカードや各種会員証
等がある。プリペイドカードは磁気媒体を用いた記録方
式が主流で、使用者側の残量確認はパンチ穴による認識
が一般的である。又、これらは記録に際し磁気ヘッドと
の距離を一定以上離すことができない上、残量の確認も
おおまかにしかできないという欠点をもつ。そこで、パ
ンチ穴による残量確認に代わって、磁気面の反対面に感
熱層を設けて残量の明細を記録する事が検討されてい
る。
又、従来の各種会員証等においては、あらかじめ肉視で
きる情報を書き込んだ支持体を保護するという目的で、
プラスチックシートによってラミネートしたものであっ
た。
(考案が解決しようとする課題) 残量確認方法として、磁気記録層の反対面に感熱層を設
けた場合、溶剤や体脂に不安定な感熱層を保護するた
め、水溶性樹脂層やフイルムを積層する必要があるが、
一方でサーマルヘッドによって印字可能でなければなら
ないという制限上、保護層を厚くすれば印字が不鮮明に
なり、保護層を薄くすれば保護が不十分となるという問
題点があった。さらに、記録等に際し記録面や印字面を
磁気ヘッドや空気に接近状態または接触状態におかねば
ならず、記録面及び記録ヘッドの摩耗を招きかねなかっ
た。
各種会員証等においてはプラスチックシートによるラミ
ネート後は、全く追加の書き込みが行えいといった問題
点があった。
本考案は従来のこれら記録体の問題点を改良する目的で
なされたものであり、 予め記録された情報の保護が十分であるとともに、追加
の記録が簡単に行えるカードの提供を本考案の課題とし
た。
(課題を解決するための手段) 上記課題は、近赤外線で発色する感熱層を有する光記録
体を型枠に固定するとともに、光記録体の光記録面の上
側に、近赤外線を実質的に吸収しない平板を固定して設
けた光記録カードとすることにより解決された。
本考案で使用する光記録体は、プラスチックプレートや
シートあるいは紙などの一方の面に近赤外線を照射した
時発色する感熱層を有するものである。このような光記
録体は特開昭54-4142号、特開昭58-209594号、特開昭58
-94494、特開昭63-272702号公報等に開示されているよ
うに、近赤外線を吸収して発熱する近赤外吸収剤を感熱
発色層中に含有させたり、バインダーとともに層として
感熱発色層の上及び/または下側に設けたものである。
感熱発色層は、ロイコ染料と有機顕色剤、あるいは金属
キレートを発色剤としバインダー、顔料、増感剤及びそ
の他の添加剤とともに塗料として塗布したものである。
本考案においては、ロイコ染料と有機顕色剤を発色剤と
するものであって、特に予め近赤外線吸収剤分散して含
有させた増感剤を感熱発色層中に含有させた感熱紙が好
ましいものである。
支持体の光記録面と反対の面は、本考案のカードの利用
目的にあった層を必要に応じ設ける。例えば、会員証の
場合は特に他の層を必要としないが、プリペイドカード
や定期券等に利用する場合は、通常の磁気印刷や、光磁
気記録あるいはヒートモードでピット形成した光記録面
等が設けられる。
本考案においては、このような光記録体をプラスチック
シートによってラミネートするかあるいは型枠に固定す
る。型枠は、光記録体がフィルム、シートあるいは薄い
紙を支持体とする場合とくに重要であり、光記録体と同
厚あるいは数倍程度の厚みを有するものである。材質は
特に限定するものではないが、可視光に透明な合成樹脂
製のものが美観上好ましい。
光記録体は、その四周端あるいは四周縁で、型枠の内部
あるいは上または下に固定される。固定の方法は任意で
あり、枠内に溝を形成してその溝中に嵌め込んだり、型
枠の上下面に接着剤で接着したり、型枠の上又は下の端
面に光記録体の厚さに相当する段差を設け、その段差に
光記録体を合わせて接着するなどの方法がある又、光記
録体の光記録面の上側には近赤外線を実質的に吸収しな
い(近赤外線に透明な)平板を固定する。この平板は光
記録体及び光記録面を外部からの汚染や不用意な力から
保護するものである。平板の固定は光記録体と直接固定
する必要はなく、型枠内あるいは型枠の上面で嵌め込み
あるいは接着等の方法で固定する。平板を光記録面と密
着して接着剤で固定するのは、接着剤が感熱層に悪影響
を及ぼすことが多いので好ましい方法ではない。
又、光記録体の保護の目的で、光記録面と反対の面にも
保護板を設けても良い。保護板は、記録光に透明であれ
ば、その厚みが厚くても問題なく、又保護平板と光記録
面との間に空間があっても記録性能に何等悪影響を及ぼ
さないのが、従来の感熱記録や磁気記録とは異なる特徴
である。
ラミネートにおいては光記録体の四周縁でのプラスチッ
クシートの熱溶着または接着剤による接着によって光記
録カードとする。
本考案の後記録カードへの記録は、カードの近赤外線を
実質的に吸収しない平板の外側から、近赤外線を照射す
ることによってなされる。近赤外線の光源としては、中
心発光波長が600nm〜1500nmでありかつ10mW以上の出力
を有する近赤外レーザー光が好ましく、該レーザー光を
照射し、光記録面に集光させ、集光部で発色記録する。
(作用) 本考案の光記録カードは、光記録体を型枠に挿入すると
ともに、その表面を平板で覆ったから、溶剤や体脂に不
安定な感熱層を完全に保護することが出来るとともに、
その他の外部汚染や外部圧力による損傷からも保護する
ことができる。又、光記録体の上に設ける保護平板は実
質的に近赤外線を吸収しないから、保護平板より離れた
ところから、光記録面を集光点とする近赤外線を照射す
ることによって、必要な情報を肉視可能に書き込むこと
ができる。光源部と記録面は離れており、充分な厚さの
保護平板を設けることができるので、従来のサーマルヘ
ッド等によって記録する感熱記録体と異なり光源も光記
録面も汚染あるいは摩耗させることがなく、鮮明で高密
度の記録を得ることができる。
(実施例) 本考案の実施例を図面を参照しながら説明を行う。
実施例1 第1図に示すごとく、下面保護板としてプラスチックシ
ート4と、光記録体2の大きさに相当する空間8を有し
光記録体2と同厚の型枠3とを、型枠3の下面7で接着
し、光記録体2を型枠の空間8に嵌め込む。型枠3の外
形と同一寸法の近赤外記録光に透明なプラスチック保護
平板1を、型枠3の上面周囲6で接着して、光記録カー
ド10とした。
実施例2 第2図に示すごとく、プラスチックシート4と、4の外
形と同一寸法の近赤外記録光に透明なプラスチック保護
平板1との間に光記録体2を挟み込み光記録体周囲で、
プラスチックシート4とプラスチック保護平板1を接着
もしくは熱溶着して、光記録カード10とした。
実施例3 光記録体2の大きさに相当する空間8を有し光記録体2
より厚い型枠3に、光記録体2を型枠の空間8にはめこ
み、型枠3の外形と同一寸法の近赤外記録光に透明なプ
ラスチック保護平板1を型枠3の上面9で接着して、光
記録カード10とした。
(考案の効果) 本案により、予め記録された情報の保護が十分であると
ともに、追加の記録が簡単に行え、更に、カードの従来
のサーマルヘッドによって記録する感熱記録体に比べて
近赤外線レーザーによって高密度の情報の書き込みの行
える安価な、外観の優れたプリペイドカード等の用に供
するプラスチックカード記録体が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1−a図は本考案に係る実施例1の組立図、第1−b
図は本考案に係る実施例1の完成図、第1−c図は本考
案に係る実施例1の断面図 第2−a図は本考案に係る実施例2の組立図、第2−b
図は本考案に係る実施例2の完成図、第2−c図は本考
案に係る実施例2の断面図 第3−a図は本考案に係る実施例3の組立図、第3−b
図は本考案に係る実施例3の完成図、第3−c図は本考
案に係る実施例3の断面図 1……プラスチック保護平板、2……光記録体、3……
型枠、4……プラスチックシート、5……記録体の光照
射面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上に近赤外線で発色する感熱層を有
    するカード大の光記録体と、この光記録体より大きな型
    枠と、近赤外線を実質的に吸収しない平板とからなる光
    記録カードであって、該光記録体を型枠に挿入すると共
    に、光記録体の光記録面の上側に、平板と型枠とを平板
    が光記録面と密着しないように一定の空間を置いて固定
    してなる光記録カード。
JP1989030039U 1989-03-16 1989-03-16 光記録カード Expired - Lifetime JPH0732105Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989030039U JPH0732105Y2 (ja) 1989-03-16 1989-03-16 光記録カード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989030039U JPH0732105Y2 (ja) 1989-03-16 1989-03-16 光記録カード

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02121970U JPH02121970U (ja) 1990-10-04
JPH0732105Y2 true JPH0732105Y2 (ja) 1995-07-26

Family

ID=31254749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989030039U Expired - Lifetime JPH0732105Y2 (ja) 1989-03-16 1989-03-16 光記録カード

Country Status (1)

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JP (1) JPH0732105Y2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49109624U (ja) * 1973-01-18 1974-09-19
JPS5894494A (ja) * 1981-12-02 1983-06-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 記録媒体及びその記録方法
JPS62187784U (ja) * 1986-05-21 1987-11-30
JPS6433742A (en) * 1987-07-30 1989-02-03 Toshiba Corp Optical recording card

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02121970U (ja) 1990-10-04

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