JPH0732076U - 壁面装飾用化粧パネル - Google Patents
壁面装飾用化粧パネルInfo
- Publication number
- JPH0732076U JPH0732076U JP6954193U JP6954193U JPH0732076U JP H0732076 U JPH0732076 U JP H0732076U JP 6954193 U JP6954193 U JP 6954193U JP 6954193 U JP6954193 U JP 6954193U JP H0732076 U JPH0732076 U JP H0732076U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative
- decorative panel
- peripheral side
- outer peripheral
- circumferential
- Prior art date
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- Pending
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- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 壁面に取り付けられる化粧パネルであって、
化粧パネル間の目地幅を明瞭に視認することができ、か
つ、外周側面の汚れが目立ちにくい化粧パネルを提供す
る。 【構成】 目地幅を隔てて互いに突き合わせて壁面に取
り付けられる化粧パネル1であって、広域な化粧面2
と、化粧面2に連続する外周側面3とを有し、外周側面
3に周状溝7を設け、周状溝7によって、外周側面3に
おける化粧面2の側に化粧面2に連続する第1の周状端
面8を形成し、外周側面3における化粧面に背反する面
4の側に、化粧パネル1を目地幅を隔てて互いに突き合
わせた際に隣接する化粧パネル1との間にシール材10
を充填するためのシール材充填部11を形成する第2の
周状端面9を形成してなることを特徴とする。
化粧パネル間の目地幅を明瞭に視認することができ、か
つ、外周側面の汚れが目立ちにくい化粧パネルを提供す
る。 【構成】 目地幅を隔てて互いに突き合わせて壁面に取
り付けられる化粧パネル1であって、広域な化粧面2
と、化粧面2に連続する外周側面3とを有し、外周側面
3に周状溝7を設け、周状溝7によって、外周側面3に
おける化粧面2の側に化粧面2に連続する第1の周状端
面8を形成し、外周側面3における化粧面に背反する面
4の側に、化粧パネル1を目地幅を隔てて互いに突き合
わせた際に隣接する化粧パネル1との間にシール材10
を充填するためのシール材充填部11を形成する第2の
周状端面9を形成してなることを特徴とする。
Description
【0001】
この考案は、建造物の壁面を装飾するために取り付けられる化粧パネルに関す るものである。
【0002】
周知のように、建造物の壁面を装飾するために、金属や陶器等からなり、壁面 に目地幅を隔てて互いに突き合わせた状態で取り付けられる矩形状の化粧パネル が使用されている。図5に示すように、これらの化粧パネル15は、表面に設け られた広域な化粧面16と、化粧面16に連続する外周側面17とを有しており 化粧パネル15間の隙間にはパテ等のコーキング材18が充填され、化粧パネル 15と壁面の間に雨水が侵入しないようにシールされている。
【0003】
従来の化粧パネル15では、特に化粧パネル15が金属製の場合には、外周側 面17が抜き勾配によって傾斜しているために、正面から観察したときに化粧面 16と外周側面17の間の端縁19が目立ちにくく、隣接する化粧パネル15と の間に形成される目地幅が不明瞭であり、外観上好ましくなかった。また、外周 側面17上に埃が堆積しやすく、化粧パネル15を正面から観察したときに外周 側面17の汚れが目立ち、美観を損なっていた。
【0004】 そこで、本考案は、壁面に取り付けられる化粧パネルであって、化粧パネル間 の目地幅を明瞭に視認することができ、かつ、外周側面の汚れが目立ちにくい化 粧パネルを提供することを目的とする。
【0005】
上記する目的を達成するために、本考案は、目地幅を隔てて互いに突き合わせ て壁面に取り付けられる化粧パネルであって、広域な化粧面と、前記化粧面に連 続する外周側面とを有し、前記外周側面に周状溝を設け、前記周状溝によって、 前記外周側面における前記化粧面の側に前記化粧面に連続する第1の周状端面を 形成し、前記外周側面における前記化粧面に背反する面の側に、前記化粧パネル を目地幅を隔てて互いに突き合わせた際に隣接する前記化粧パネルのとの間にシ ール材を充填するためのシール材充填部を形成する第2の周状端面を形成してな ることを特徴とする壁面装飾用化粧パネルを提供するものである。
【0006】
本考案の化粧パネルは、正面から観察したときに、第1周状端面の後部端縁が 周状溝との明暗の差によって明瞭に視認され、隣接する化粧パネルの第1周状端 面の後部端縁とによって化粧パネル間の目地幅を明瞭に視認することができる。 また、化粧パネル間に侵入した埃は周状溝内に堆積し、化粧パネルを正面から観 察したときにときに周状溝内に堆積した埃が見えないので、外周側面の汚れが目 立たない。
【0007】
以下、本考案の実施例について説明する。 図1は本考案に係る化粧パネルの斜視図、図2は化粧パネルを壁面に取り付け た状態を示す正面図、図3は図2のA─A’線矢視図である。 化粧パネル1は、アルミキャスト製で、矩形の外形を有し、縦が約1000m m、横が約1500mm、厚さが約250mmで、図2に示すように、建造物の 壁面に約25mmの目地幅を隔てて互いに突き合わせて取り付けられるようにな っている。
【0008】 化粧パネル1は、広域な化粧面2と、化粧面2の四辺に連続する外周側面3と を有しており、化粧面2に背反する面4において上下二箇所に設けられたボス5 に埋設されたボルト6を介して壁面に取り付けられるようになっている。外周側 面3には断面形状が矩形の周状溝7が刻設されており、周状溝7によって、外周 側面3における化粧面2の側に化粧面2に連続する第1の周状端面8を形成し、 外周側面3における化粧面背反面4の側に第2の周状端面9を形成しており、第 2の周状端面9は、図3に示すように、化粧パネル1を目地幅を隔てて突き合わ せた際に、隣接する化粧パネル1の第2の周状端面9との間にシール材10を充 填するためのシール材充填部11を形成するようになっている。また、本実施例 では、第2の周状端面9に断面形状が半円形の第2の周状溝12が刻設されてお り、第2の周状溝12にはネオプレンゴムからなるバックアップ材13が挿入さ れ、これによって、シール材10が化粧面背反面4の側に脱けて化粧パネル1と 壁面の間の隙間に落ちるのを防止している。さらに本実施例では、第2の周状端 面9の周状溝7の底面からの高さが第1の周状端面8の周状溝7の底面からの高 さより高くなっている。このようにすると、シール材10をシール材充填部11 に充填する作業がしやすくなり、作業性が向上するので好ましい。なお、第2の 周状溝12及びバックアップ材13は無くてもよい。また、第2の周状端面9の 周状溝7の底面からの高さは第1の周状端面8の周状溝7の底面からの高さと等 しくてもよい。
【0009】 図4は化粧パネル1の外周側面3の形状の変形例を示す。 図4(a)〜(d)に示す変形例では、第2の周状端面9に第2の周状溝12 を設ける代わりに、第2の周状端面9における化粧面背反面4の側に周状突出部 14を設けている。周状突出部14はシール材10あるいはシール材10の後方 に配置されたバックアップ材13が後退するのを制限するストッパとして作用し 、シール材10あるいはバックアップ材13が化粧パネル1間の隙間から化粧面 背反面4の側に脱け落ちるのを防止している。
【0010】
本考案の化粧パネルは、正面から観察したときに、第1周状端面の後部端縁が 周状溝との明暗の差によって明瞭に視認されるので、隣接する化粧パネルの第1 周状端面の後部端縁とによって化粧パネル間の目地幅を明瞭に視認することがで きる。したがって、現代建築に求められるモダンでクールな質感を表現すること ができる。また、化粧パネル間に埃が侵入しても、周状溝内に堆積するので、化 粧パネルを正面から観察したときにときに周状溝内に堆積した埃が見えない。し たがって、外周側面の汚れが目立たず、美観が損なわれない。
【図1】化粧パネル1の斜視図である。
【図2】化粧パネル1を壁面に取り付けた状態の正面図
である。
である。
【図3】図2のA─A’線矢視図である。
【図4】化粧パネル1の外周側面3の形状の変形例を示
す図である。
す図である。
【図5】従来の化粧パネル15を壁面に取り付けた状態
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
1 化粧パネル 2 化粧面 3 外周側面 4 化粧面2に背反する面 7 周状溝 8 第1の周状端面 9 第2の周状端面 10 シール材 11 シール材充填部
Claims (4)
- 【請求項1】 目地幅を隔てて互いに突き合わせて壁面
に取り付けられる化粧パネルであって、広域な化粧面
と、前記化粧面に連続する外周側面とを有し、前記外周
側面に周状溝を設け、前記周状溝によって、前記外周側
面における前記化粧面の側に前記化粧面に連続する第1
の周状端面を形成し、前記外周側面における前記化粧面
に背反する面の側に、前記化粧パネルを目地幅を隔てて
互いに突き合わせた際に隣接する前記化粧パネルとの間
にシール材を充填するためのシール材充填部を形成する
第2の周状端面を形成してなることを特徴とする壁面装
飾用化粧パネル。 - 【請求項2】 前記第2の周状端面の前記周状溝の底面
からの高さが、前記第1の周状端面の前記周状溝の底面
からの高さより高くなっていることを特徴とする請求項
1に記載の壁面装飾用化粧パネル。 - 【請求項3】 前記第2の周状端面に第2の周状溝を設
けたことを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載
の壁面装飾用化粧パネル。 - 【請求項4】 前記第2の周状端面における前記化粧面
に背反する面の側に周状突出部を設けたことを特徴とす
る請求項1あるいは請求項2に記載の壁面装飾用化粧パ
ネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6954193U JPH0732076U (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 壁面装飾用化粧パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6954193U JPH0732076U (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 壁面装飾用化粧パネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0732076U true JPH0732076U (ja) | 1995-06-16 |
Family
ID=13405688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6954193U Pending JPH0732076U (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 壁面装飾用化粧パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0732076U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0557180B2 (ja) * | 1983-09-28 | 1993-08-23 | Mita Industrial Co Ltd |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP6954193U patent/JPH0732076U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0557180B2 (ja) * | 1983-09-28 | 1993-08-23 | Mita Industrial Co Ltd |
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