JP2534810Y2 - 側溝構造 - Google Patents

側溝構造

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JP2534810Y2
JP2534810Y2 JP1990110072U JP11007290U JP2534810Y2 JP 2534810 Y2 JP2534810 Y2 JP 2534810Y2 JP 1990110072 U JP1990110072 U JP 1990110072U JP 11007290 U JP11007290 U JP 11007290U JP 2534810 Y2 JP2534810 Y2 JP 2534810Y2
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正樹 河崎
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株式会社ヤマウ
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、美観及び踏面強度を向上した側溝構造に関
する。
(ロ)従来の技術 従来、道路の両側や公園等に設置する側溝構造の一形
態として、第7図に示すように、側溝本体50を、底板51
と、左右側壁52,53とからなるU字形状断面のコンクリ
ート体から形成し、同側溝本体50の左右側壁52,53の上
部間に、長手方向に伸延する長尺の蓋体54を架設・載置
したものがある。
また、近年、市街地における美観風致を向上するた
め、かかる側溝構造における蓋体54として、レジンコン
クリート等を用いて成型した化粧蓋体を用いたものがあ
る。
(ハ)考案が解決しようとする課題 しかし、上記の側溝構造は、未だ、以下の解決すべき
課題を有していた。
即ち、第7図に示すように、蓋体54は、専ら、左右側
壁52,53の上部内側面に形成した段部52a,53aに載置・支
持されるものであるため、左右側壁52,53の上端面52b,5
3bが外部に露出することになる。
しかるに、側溝本体50は単にコンクリート成型品であ
るため、左右側壁52,53の上端面52b,53bはコンクリート
そのものの色調、即ち、無彩色であり、かつ、粗面とな
っており、化粧蓋体からなる蓋体54と比較して、美観や
色調に乏しく、側溝構造全体の美観を損なうことになっ
ていた。
また、強度面からも、コンクリート成型品は引張強度
や耐衝撃性に弱く、そのため、側溝本体50の上面が踏面
として用いられるような設置箇所においては、左右側壁
52,53の上端面52b,53bが容易に破損することもあった。
本考案は、上記の課題を解決する側溝構造を提供する
ことを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、地中等に埋設した側溝本体の上部に化粧蓋
体を載置してなる側溝構造において、外部に露出した側
溝本体の上端面に、化粧層を形成し、しかも化粧層を化
粧蓋体と同一素材のレジンコンクリートから形成したこ
とに特徴を有する。
(ホ)作用及び効果 本考案では、側溝本体の上端面に、化粧層を施したの
で、側溝本体の上面のみならず、化粧蓋体と協働して、
側溝構造の美観を向上することができる。
側溝本体の上端面にのみ化粧層を施せばよいので、側
溝本体を全て高価なレジンコンクリートによって形成す
る必要がなく、美観に優れた側溝構造を安価に製造でき
る。
また、化粧層は、十分な耐衝撃強度や引張強度を有す
るレジンコンクリートや化粧タイルによって形成されて
いるので、側溝構造の上面を踏面として用いる場合に
も、上面の破損を効果的に防止することができる。しか
も、両者が同一素材となるため摩耗の度合も同一とな
り、段差が生起しない効果を有する。
(ヘ)実施例 以下、本考案を、添付図に示す実施例を参照して具体
的に説明する。
第1図及び第2図に、本考案に係る側溝構造Aの第1
実施例を示す。
図示するように、側溝構造Aは、U字側溝として示さ
れており、U字形状断面を有する側溝本体Bと、側溝本
体Bの上面をカバーし、同側溝本体Bの内部に流路Dを
形成する化粧蓋体Cとからなる。
U字形状断面を有する側溝本体Bは、平板状の底板10
と、同底板10の両側に一体的に立設した左右側壁11,12
から形成されている。
また、左右側壁11,12は、その上部内壁面に、化粧蓋
体Cを架設・支持するための段部11a,12aを形成してい
る。
かかる側溝本体Bは、図示しない型枠を用いてコンク
リート打設することによって形成される。
一方、化粧蓋体Cは、側溝構造Aの上部を形成するも
のであり、その両側部13,14を、それぞれ、左右側壁11,
12の両側内面に形成した段部11a,12aに載置・支持され
ており、側溝本体Bと協働して、側溝構造Aの内部に流
路Dを形成している。
本実施例において、化粧蓋体Cは、第1図及び第2図
に示すように、長手方向に伸延する矩形断面の複数の縦
長片20を横桟片21によって相互連結することによって構
成している。
また、かかる化粧蓋体Cは、通常、成形性や装飾性に
富み、かつ十分な引張強度及び耐衝撃強度を有する素
材、例えば、レジンコンクリートによって形成される。
本考案は、上記構成において、左右側壁11,12の上端
面11b,12bに、化粧層Eを形成したことに特徴を有す
る。
即ち、第1図及び第2図において、左右側壁11,12の
上端面11b,12bは、成形性や装飾性に富み、かつ十分な
引張強度及び耐衝撃強度を有する素材レジンコンクリー
トからなる化粧層Eによって被覆されている。
本実施例では、化粧層Eの被膜厚さtは、化粧層Eの
上面と、化粧蓋体Cの上面と略等しくなるようにしてい
る。
このように、本実施例では、側溝本体Bの上端面11b,
12bに、化粧層Eを施したので、側溝本体Bの上面のみ
ならず、化粧蓋体Cと協働して、側溝構造Aの美観を向
上することができる。
また、側溝本体Bの上端面にのみ化粧層Eを施せばよ
いので、側溝本体Bを全て高価なレジンコンクリートに
よって形成する必要がなく、美観に優れた側溝構造Aを
安価に製造できる。
また、化粧層Eは、十分な耐衝撃強度や引張強度を有
するレジンコンクリートによって形成されているので、
側溝構造Aの上面を踏面として用いる場合にも、衝撃に
よる上面の破損を効果的に防止することができる。
同様に、化粧層Eは、成形性及び装飾性に富んでいる
ので、化粧層Eの表面に所望の模様・色彩を現出するこ
とができ、化粧蓋体Cと協働して、側溝構造Aの美観を
著しく向上することができる。
第3図及び第4図に第2実施例を示しており、化粧層
Eは接着剤を用いて多数の化粧タイル22を接着すること
によって形成されている。
この場合も、化粧タイル22は、成形性及び装飾性に富
むとともに、十分な耐衝撃強度や引張強度を有するの
で、側溝構造Aの美観を向上することができるととも
に、その上面の破損を効果的に防止することができる。
第5図に第3実施例を示しており、化粧層Eのみなら
ず、それに並設した歩道Fの縁石Gも同様に化粧層Eと
同一素材によって形成したことを特徴とする。
かかる構成によって、歩道Fの美観も向上することが
できる。
さらに、第6図に第4実施例を示しており、本実施例
は第3実施例における縁石Gの表面のみを化粧層Eと同
一素材によって形成したことを特徴とする。これによっ
て、第3実施例と同様の歩道Fの美観の向上を図りなが
ら、高価な化粧用素材の使用量を軽減することができる
ので、安価に製作することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る側溝構造の第1実施例の斜視図、
第2図は同断面正面図、第3図は第2実施例に係る側溝
構造の斜視図、第4図は同断面正面図、第5図及び第6
図は第3実施例及び第4実施例の斜視図、第7図は従来
の側溝構造の斜視図である。 図中、 A:側溝構造 B:側溝本体 C:化粧蓋体 D:流路 E:化粧層 F:歩道 G:縁石

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】地中等に埋設した側溝本体(B)の上部に
    レジンコンクリートによりなる化粧蓋体(C)を載置
    し、外部に露出した側溝本体(B)の上端面に、レジン
    コンクリートよりなる化粧層(E)を形成したことを特
    徴とする側溝構造。
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JPS58172555U (ja) * 1982-05-13 1983-11-18 カネソウ株式会社 化粧集水枡蓋
JPS5925975U (ja) * 1982-08-10 1984-02-17 株式会社安川電機 直流回転電機
JPS608773U (ja) * 1983-06-29 1985-01-22 不二グレ−ト工業株式会社 溝などの蓋受枠

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