JPH0354249Y2 - - Google Patents

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JPH0354249Y2
JPH0354249Y2 JP17905884U JP17905884U JPH0354249Y2 JP H0354249 Y2 JPH0354249 Y2 JP H0354249Y2 JP 17905884 U JP17905884 U JP 17905884U JP 17905884 U JP17905884 U JP 17905884U JP H0354249 Y2 JPH0354249 Y2 JP H0354249Y2
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JP
Japan
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panel
fins
curtain wall
corner
circumferential direction
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JP17905884U
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JPS6194105U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、カーテンウオールの水密装置に関
する。
従来技術 一般に、パネル式カーテンウオールの各パネル
の外周部には上下・左右パネル間の接合部の水
密・気密性を維持するため合成樹脂やゴム等から
なる定形シーリング材が取付けられている。
しかし、このような構成では、上下パネル間お
よび左右パネル間の突合せ部の水密・気密性は充
分維持できるものの、上下又は左右4枚のパネル
の突合せ部は場所的に隙間ができやすく、この部
分の水密・気密性が充分維持できないという欠点
がある。そこで、従来この種の問題を解消するた
め各パネルコーナ部の定形シーリング材の外側に
上下・左右パネルの突合せ部において相互に重な
り合うような周方向に連続した複数枚のヒレを設
けていた(実開昭58−183807号公報参照)。
考案が解決しようとする問題点 しかし、このような構成では、カーテンウオー
ルの各パネルの取付けに細心の注意を払わないと
周方向に連続したヒレが互いに重なり折れ曲つて
しまい、各パネルのヒレとヒレとの間に大きな空
間が生じるため上下・左右パネル間の突合せ部の
水密性並びに気密性が不充分な場合が多かつた。
この考案は、前記従来の問題点を解消するため
に提案されたもので、カーテンウオールに施工誤
差や相関変位が生じたとしてもパネル式カーテン
ウオールの上下・左右4枚のパネル間の突合せ部
における水密および気密を確実におこなうことが
できるカーテンウオールの水密装置を提供するこ
とを目的とする。
問題点を解決するための手段 この考案は、パネル式カーテンウオールの各パ
ネルの外周に定形シーリング材を取付け、この定
形シーリング材の各コーナ部に複数本の互いに分
離したフインをパネルの厚さ方向および周方向に
所定間隔おきに形成するとともにパネル厚さ方向
の前後フインをパネル周方向にずらして設けるこ
とによつて前記目的を達成するものである。
実施例 以下、この考案を第1図〜第4図に図示する第
一実施例によつて説明すると、パネル式カーテン
ウオールの各パネル1の外周にはゴム若しくは合
成樹脂等からなる定形シーリング材2がパネル1
の外周に沿つて取付けられている。
定形シーリング材2は、断面略中空の基部3と
この基部3の一側部に形成された脚部4とから形
成され、脚部4をパネル1の外周に形成された溝
部に嵌着することによつて取付けられている。
定形シーリング材2の基部3の各コーナ部には
複数本の互いに分離したフイン5が形成されてい
る。
フイン5は、パネル1の厚さ方向および周方向
に所定間隔おきに形成され、かつパネル1の厚さ
方向の前後フイン5,5は、パネル1の周方向に
ほぼフイン5の幅分だけずれて形成されている。
さらに、フイン5は、パネル周方向の両端より中
心に向つて徐々に長く形成され、その先端面はほ
ぼ直角に形成されている。
定形シーリング材2の各コーナ部2aにフイン
5を形成するには、フイン5をコーナ部2aと共
に射出成形し、この際定形シーリング材2の直線
部2bをパネル1の各コーナ部において、コーナ
部2aと射出された湯により一体に連結するもの
とする。
第5図〜第7図は、この考案の他の実施例を示
したもので、第5図は各フインの幅をやや広めに
形成したものであり、第6図は各フイン5の長さ
を同一に形成するとともに全体のフイン5の先端
面を曲面状に形成したものであり、第7図は全体
のフイン5の先端面を半球面状に形成したもので
ある。
かかる構成において、カーテンウオールの上
下・左右4枚のパネル1,1間の突合せ部におい
て、各パネル1,1のコーナ部のフイン5,5が
交互に組み合つて係合することにより、この部分
のすき間が完全に塞がれ、その結果として、この
部分の水密性並びに気密性が図れる。
第8図は、この考案の他の実施例を示したもの
で、定形シーリング材2の左右外側より中心に向
けてフイン5の長さを徐々に短く形成し、全体の
フイン5の先端面を凹曲面状に形成したものであ
る。
このように形成すれば、各パネル1,1のフイ
ン5,5が交互に係合するとともに、その中央部
に中空部が形成される。
このような構成にすれば、毛細管現象による浸
入雨水を中空部において阻止することができ、そ
の後の浸入を完全に阻止することができる。
考案の効果 この考案は、以上の構成からなり、各パネルコ
ーナ部の定形シーリング材の外側に互いに分離し
た複数本のフインがパネルの厚さ方向および周方
向に所定間隔おきに形成してあるとともにパネル
厚さ方向の前後フインがパネル周方向にずらして
取付けてあるので、上下・左右4枚のパネルの突
合せ部において、各パネルのフインが係合した
際、フインとフインとの間にすき間ができにく
く、一部にできてもフインの数が比較的多いため
水密性並びに気密性を維持することができる。
さらに、各フインは細く分離した形状であるか
らパネルのコーナ部においてフイン同士が互いに
突きささるように組み合いこのため従来のように
フインが折れ曲つて、その部分に大きな空間が生
じる欠点もない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は、この考案の一実施例を示す
もので、第1図および第2図はパネルコーナ部の
斜視図、第3図はその断面図、第4図はフインの
係合状態を示す定形シーリング材の一部断面図、
第5図、第6図および第7図はこの考案の他の実
施例を示すパネルコーナ部の斜視図、第8図は同
じくこの考案の他の実施例を示す定形シーリング
材コーナ部の一部断面図、第9図はパネルの正面
図、第10図は上下・左右4枚のパネルの突合せ
部を示す従来のパネル式カーテンウオールの一部
正面図である。 1……パネル、2……定形シーリング材、2a
……コーナ部、2b……直線部、3……基部、4
……脚部、5……フイン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パネル式カーテンウオールの各パネル1の外周
    に定形シーリング材2を取付け、この定形シーリ
    ング材2の各コーナ部に複数枚の互いに分離した
    フイン5を前記パネル1の厚さ方向に一定間隔お
    きにかつパネル1の周方向にずらして設けてある
    ことを特徴とするカーテンウオールの水密装置。
JP17905884U 1984-11-26 1984-11-26 Expired JPH0354249Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17905884U JPH0354249Y2 (ja) 1984-11-26 1984-11-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17905884U JPH0354249Y2 (ja) 1984-11-26 1984-11-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6194105U JPS6194105U (ja) 1986-06-18
JPH0354249Y2 true JPH0354249Y2 (ja) 1991-11-29

Family

ID=30736623

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JP17905884U Expired JPH0354249Y2 (ja) 1984-11-26 1984-11-26

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JPS6194105U (ja) 1986-06-18

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