JPH07320384A - チェンジャーシステム - Google Patents

チェンジャーシステム

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JPH07320384A
JPH07320384A JP13397694A JP13397694A JPH07320384A JP H07320384 A JPH07320384 A JP H07320384A JP 13397694 A JP13397694 A JP 13397694A JP 13397694 A JP13397694 A JP 13397694A JP H07320384 A JPH07320384 A JP H07320384A
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JP
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tray
disc
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JP13397694A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Hisamatsu
伸明 久松
Hiroyuki Kitsukouji
宏幸 吉光寺
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機会をとらえてストックされているCDにつ
いてもなるべく早くTOCを読み込み、記憶させておい
て、各種動作に対応できるようにする。 【構成】 あるディスクが再生準備状態であるが、再生
又は搬送動作の要求がない場合、つまり取敢えず実行す
べき再生動作又は搬送動作がない時に、他のディスクを
ローディングして管理情報(TOC)の読み込みを行な
っておく。このとき再生準備状態(ローディング)のデ
ィスクについての表示は切り換えない。また、プログラ
ム設定とTOC読込が同時に行なわれている時には、読
み込むディスクの順序はプログラム順序に応じて設定す
る。さらにTOC読込時に再生又は搬送動作の要求がな
されたらTOC読込を中断して再生又は搬送動作の要求
に応じるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばディスク状に形
成されている記録媒体を複数個収納し、選択的に再生動
作等を実行させることができるチェンジャーシステムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】CD(コンパクトディスク)、MD(ミ
ニディスク)などのディスク状記録媒体がオーディオ用
などに広く普及しており、近年、例えばCDチェンジャ
ープレーヤーなどで知られるように複数のディスクを収
納して選択的に再生を行なうことができるチェンジャー
システムも開発されている。
【0003】このようなチェンジャーシステムでは、C
Dを保持する保持手段、例えばトレイを例えば5枚収納
できるストッカが設けられ、そのストッカからトレイを
再生ヘッドのあるローディング位置や、CDの挿入/排
出を行なう位置の間で移動させることができるようにな
されている。例えば挿入/排出位置にトレイを移動させ
ることでユーザーがCDを装填したり、或はストッカに
収納されていたCDを取り出すことができる。またトレ
イをローディング位置に移動させることで、そのトレイ
に搭載されているCDの再生動作を行なうことができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
CDにはディスク最内周側にTOC(Table of Conten
t)と呼ばれる管理情報として、楽曲等のトラックの再
生のためのデータが記録されている。即ち、各トラック
の開始位置としてのアドレス情報(絶対時間)やトラッ
ク数、楽曲の演奏時間などが判別できるようになされて
いる。そして、CDの再生を行なう場合は、プレーヤは
まずそのCDのTOCを読み込み、その読み込んだTO
C情報に基づいて各トラックの再生動作を行なうことに
なる。
【0005】CDを複数枚収納できるチェンジャーシス
テムでも、当然再生動作の前にはTOCを読み込むこと
になるが、チェンジャーシステムの場合、再生の実行が
指示されたCDについて、光学ヘッドにローディングし
た時点で(即ち再生動作直前)にTOCを読み込むよう
にするのでは不都合が生じることがある。
【0006】例えば通常のCDプレーヤでは、よく知ら
れているように、装填されたCDについて演奏曲順をユ
ーザーが指定できるプログラム演奏モードがあるが、こ
れをチェンジャーシステムで採用する場合は、収納され
ている複数のCDにまたがって演奏トラックの順番をユ
ーザーが指定できるようにすることが可能となる。
【0007】このプログラム演奏モードで、ユーザーが
演奏曲を順次指定していくときには、演奏積算時間を表
示することが行なわれるが、この演奏時間の算出にはT
OCが読み込まれていなければならない。1枚のCDが
対象となる通常のCDプレーヤでは、もちろん装填した
時点でTOCを読み込めるので問題ないが、チェンジャ
ーシステムの場合、ストックされているCD(光学ヘッ
ドにローディングされていないCD)について、まだT
OCが読み込まれていないものが存在した場合(一旦ロ
ーディングしたCDについては、TOCを読み込んで記
憶させておくことができるため、一度もローディングさ
れていないままストックされているCDがこれに該当す
る)、そのストックされているCDの中から或るトラッ
ク(楽曲)が指定された場合は、すぐには演奏積算時間
の表示を行なうことができない。
【0008】従って、この表示を行なうためには、スト
ックされているCDに含まれるトラック(楽曲)がプロ
グラム指定された時点で、そのストックされているCD
をローディングし、TOCを読み込み、それによって演
奏積算時間を表示するという手順が必要になり、時間表
示まで随分時間がかかってしまうという問題が生じ、ユ
ーザーにとっては非常にもどかしいものとなる。
【0009】これ以外にも、何らかの動作でストック中
のCDについてTOC情報が必要になった場合は、同様
のことが生ずる。また、CD以外の記録媒体、例えばミ
ニディスクなどに対応するチェンジャーシステムにおい
ても事情は同様である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、機会をとらえてストックされている記録媒
体についてもなるべく早くTOCを読み込み、記憶させ
ておいて、各種動作に対応できるようにすることを目的
とする。
【0011】このため、データとデータ再生のための管
理情報が記録された記録媒体を、複数個、それぞれ所定
のストック位置に収納するストッカ手段と、記録媒体か
ら情報を読み出す再生手段と、記録媒体が、ストック位
置、記録媒体の再生位置、記録媒体の挿脱位置の間で搬
送されるように搬送動作を行なう搬送手段と、再生手段
及び前記搬送手段の動作制御を行なう制御手段と、スト
ッカ手段に収納される各記録媒体から読み出された管理
情報を記憶しておくことができる記憶手段とを有するチ
ェンジャーシステムにおいて、制御手段は、ある記録媒
体が再生準備状態とされている時点で、他の記録媒体の
うちで記憶手段に管理情報が記憶されていない記録媒体
が存在し、かつ、再生又は搬送動作の要求がない場合
に、管理情報が記憶されていない記録媒体を再生位置に
搬送させて管理情報を読み込ませ、記憶手段に記憶させ
ていくという、管理情報読込動作を実行させることがで
きるように構成する。
【0012】またこの構成に加えて、少なくとも、再生
準備状態とされている記録媒体を判別できる表示を行な
う表示手段を有し、この表示手段は、管理情報読込動作
の実行に伴う表示変更はなされないようにする。
【0013】また、収納される複数の記録媒体の各トラ
ックにわたって再生順序をプログラム設定できるように
なされている構成において、制御手段は、プログラム設
定操作時に複数の記録媒体に対して管理情報読込動作を
実行させる場合は、その管理情報読込動作を行なう記録
媒体の順序を、プログラム設定されている再生順序に基
づいて設定するようにする。
【0014】さらに、制御手段は、管理情報読込動作中
に、再生又は搬送動作の要求がなされた場合は、その管
理情報読込動作を中断し、再生又は搬送動作の要求に応
じた制御を行なうようにする。
【0015】
【作用】再生又は搬送動作の要求がない場合、つまり、
取敢えず実行すべき再生動作又は搬送動作がない時に
は、ある記録媒体が再生準備状態、例えばローディング
されていても、他の記録媒体をローディングして管理情
報(TOC)の読み込みを行なっても支障はない。そこ
で、このような時で、まだ記憶手段に管理情報が記憶さ
れていない記録媒体が存在した場合は、その記録媒体に
対して管理情報読込動作を実行しておけば、後にその記
録媒体についての管理情報が必要になったときに即座に
対応できる。
【0016】また、ある記録媒体が再生準備状態とされ
ていることは、ユーザーにとって表示されるが、この状
態で管理情報読込動作を実行すると、実際には再生準備
状態とされているとユーザーが認識している記録媒体が
再生準備状態を解かれることになる。即ち再生準備状態
の記録媒体がアンローディングされ(即ち一旦ストック
手段に収納されて)、TOCを読み込む記録媒体がロー
ディングされることになる。ところが、この動作はユー
ザーが指示したものではなく、あくまでユーザーにとっ
ては再生準備状態の記録媒体は変更されているものでは
ないと認識させる必要があるため、管理情報読込動作に
伴う再生準備状態とされている記録媒体の判別表示を変
更しないようにする。
【0017】また、プログラム指定されているときにま
だ管理情報を読み込んでいない記録媒体が存在する場合
は、プログラム順序に基づいて優先的に管理情報を読み
込む記録媒体を選択することで演奏積算時間の表示まで
の時間的ロスを最小限とすることができる。
【0018】さらに、上記のように管理情報読込動作が
実行されてもユーザーが認識している再生準備状態にあ
る記録媒体は変更されないため、もしユーザーが再生又
は搬送を伴う何らかの動作を実行させる操作を行なった
場合は、それを最優先するべく管理情報読込動作を中止
する。例えば再生操作が行なわれたら管理情報読込動作
を中止して本来の再生準備状態にある記録媒体のローデ
ィング状態に戻し、再生を実行させることで、操作に対
応する適正な動作が実行されることになる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明していくが、ま
ずディスクチェンジャー装置のメカニカルな構造につい
て説明し、その後、本発明の要旨となる管理情報読込動
作について説明する。なお、ディスクチェンジャー装置
の構造の説明においては図10〜図21を用いるが、図
示する構造部位のうち、本発明と直接関連する部位のみ
の説明にとどめる。
【0020】説明は次の順序で行う。 1.チェンジャー装置の全体構成 2.サブトレイ及びストッカの構造 3.メイントレイ、スライダの構造と水平搬送動作 4.エレベータブロックの構造と水平搬送動作 5.カム板による垂直搬送動作 6.水平搬送状態のセンサ手段 7.ディスク有無のセンサ手段 8.垂直搬送状態のセンサ手段 9.チェンジャープレーヤ装置の構成 10.ストックディスクのTOC読込方式
【0021】<1.チェンジャー装置の全体構成>ディ
スクチェンジャー装置の要部の分解斜視図を図10に示
す。このチェンジャー装置は、シャーシ1を有し、シャ
ーシ1の底板部2上には、ディスクのチャッキングを行
なうディスクテーブル6やディスクからの信号再生を行
なう光学ヘッド7を有するディスクドライブ部5が配設
されている。また、シャーシ1の後方側には複数のディ
スクをそれぞれサブトレイ14に載せた状態で収納する
ことができるストッカ8が、ビス10によって取り付け
られる。ストッカ8はサブトレイ14を5枚収納できる
ように構成されており、各サブトレイ14は第1のスト
ック高さ位置から第5のストック高さ位置までに積層状
に収納される。
【0022】さらに、シャーシ1におけるディスクドラ
イブ部5の上方側には、エレベータブロックベース44
及びエレベータブロックトップ67からなるエレベータ
ブロックが配設される。
【0023】このエレベータブロックベース44及びエ
レベータブロックトップ67はビス65により一体化さ
れているとともに、エレベータブロックベース44の支
持ピン47、48がシャーシ1の両側壁部3,4に形成
されたガイドスリット21,22に挿通した状態とされ
ていることによって、このエレベータブロックはエレベ
ータ機構を介して昇降可能とされ、即ち、ディスクドラ
イブ部5に近接する部位から、ストッカ8の最上段のス
トック位置に相当する高さ位置(第5のストック高さ位
置)まで移動することができるようになされている。
【0024】このエレベータブロックにはメイントレイ
75が支持されており、このメイントレイ75は水平方
向には、エレベータブロック内に収納される位置状態
(プレイ位置)から、エレベータブロックより前方に側
に突出した位置状態(イジェクト位置)まで移動可能と
されている。さらにプレイ位置にある状態において、エ
レベータブロックに保持されて垂直方向に搬送される。
【0025】またメイントレイ75にはストッカ8に収
納されているサブトレイ14が選択的に収納されるよう
になされる。即ちメイントレイ75がエレベータブロッ
クに保持されて昇降され、ストッカ8の或るストック位
置に相対する状態となった時に、そのストック位置に収
納されているサブトレイ14は、メイントレイ75に組
み込まれたスライダ88によって引き出されてメイント
レイ75内に引き込まれて係合されるようになされる。
また、逆にメイントレイ75から引き出されてストッカ
8に収容される。
【0026】従ってサブトレイ14は、水平方向には、
ストッカ8に収納された位置状態(ストック位置)から
メイントレイ75に組み込まれた位置(プレイ位置)ま
で搬送されるとともに、メイントレイ75とともにプレ
イ位置とイジェクト位置の間で搬送される。また、垂直
方向にはメイントレイ75とともにエレベータブロック
に保持されて搬送されることになる。
【0027】ディスクは各々サブトレイ14に載置され
るものであり、サブトレイ14がイジェクト位置に搬送
されることでユーザーはディスクの装填/取り出しを行
なうことができ、また、サブトレイ14がストック位置
に搬送されることで、ディスクはストッカ8に収納され
たこととなる。また、或るサブトレイ14に載置されて
いるディスクは、メイントレイ75とともにサブトレイ
14がディスクドライブ部5の位置(ローディング位
置)まで搬送されることによってディスクドライブ部5
のディスクテーブル6にチャッキングされてスピンドル
モータによって回転され、光学ヘッド7によって再生さ
れることになる。
【0028】シャーシ1の側壁部3,4の外側には、第
1のカム板24及び第2のカム板23が取り付けられ
る。第1のカム板24には水平方向に長孔となる支持ス
リット28,29,30が形成され、また第2のカム板
23にも、同様の位置に水平方向に長孔となる支持スリ
ット25,26,27が形成されている。そして、側壁
部3,4の外側には支持ピン18,19,20が形成さ
れており、支持ピン18が支持スリット25,28に、
支持ピン19が支持スリット26,29に、支持ピン2
0が支持スリット27,30に、それぞれ挿通している
ことによって、第1,第2のカム板24,23は、シャ
ーシ1に対して水平方向に移動可能に支持されているこ
とになる。
【0029】第1のカム板24にはカム溝33が設けら
れ、また第2のカム板23にはカム孔31が形成されて
いる。そして上述したようにシャーシ1のガイドスリッ
ト21を挿通しているエレベータブロックベース44の
支持ピン47,48は、第2のカム板23にはカム孔3
1を挿通して第1のカム板24にはカム溝33に達して
いる。
【0030】そして、第1,第2のカム板24,23が
所定の範囲でシャーシ1に対して水平方向に前後に移動
を繰り返すことにより、支持ピン47,48は、カム孔
31及びカム溝33に案内されて上方又は下方に移動さ
れる。即ち、第1,第2のカム板24,23の水平方向
の前後繰り返し移動動作によりエレベータブロックがシ
ャーシ1内で昇降動作されることになる。71は天板を
示し、ビス74によってシャーシ1の上面に取り付けら
れる。
【0031】<2.サブトレイ及びストッカの構造>こ
れらの各構造部位についての搬送時、ストック時等の位
置関係や動作状態を図11〜図21で説明していく。図
11はサブトレイ14を示す。このサブトレイ14は直
径12cmのディスクに対応してこれを搭載するための
大径凹部124と、直径8cmのディスクに対応する小
径凹部125が形成され、2種類のサイズのディスク
(CD)を載置することができるようになされている。
【0032】122はサブトレイ14がローディング位
置に搬送された際に、載置されているディスクを光学ヘ
ッド7及びディスクテーブル6に臨ませるための切欠部
である。また、このサブトレイ14の一側側にはバネ部
127を介して突起部16が形成されており、また係合
凹部15が形成されている。さらに、サブトレイ14の
後方及び両側の縁部にはやや薄肉とされた鍔部126が
形成されている。また123はサブトレイ14にディス
クが搭載されているか否かを検出するセンサの動作ため
に形成されているセンサ孔であり、これについては後述
する。
【0033】このサブトレイ14は、図12に示すよう
にストッカ8に収納される。5枚のサブトレイ14はそ
れぞれストック位置が決められており、第1〜第5のス
トック高さ位置H1 〜H5 となるストック位置において
メイントレイ75との間でストッカ8からの取り出し及
びストッカ8への収納が行なわれる。
【0034】図13にストッカ8に収納されている状態
のサブトレイ14を示す。ストッカ8には、図12から
わかるように各ストック位置に嵌合凹部11が形成され
ており、また、各ストック位置を仕切る棚部材12が形
成されているが、サブトレイ14は鍔部126が棚部材
12に支持された状態で収納される。また、サブトレイ
14が完全に収納された状態で図13のように突起部1
6が嵌合凹部11に嵌入することで、収納位置状態が保
持される。
【0035】突起部16は、サブトレイ14のストッカ
8への収納動作中にバネ部127の弾性変形により嵌合
凹部11に対して嵌入し、またストッカ8からの引き出
し動作中にバネ部127の弾性変形により嵌合凹部11
から脱却する。なお、119はサブトレイ14に載置さ
れたディスク301の上面に臨むように形成された突起
であり、サブトレイ14がストック位置に或る場合の、
大径凹部124からのディスクの脱落を防止するもので
ある。
【0036】<3.メイントレイ、スライダの構造と水
平搬送動作>図14はメイントレイ75及びスライダ8
8を示している。メイントレイ75は、上面側及び下面
側の中央部分及び後方側が開放された薄い筺体状に形成
されており、後方側よりサブトレイ14を挿入係合する
ことができるように構成されている。
【0037】上面側の開放部位となる切欠部76は、サ
ブトレイ14が挿入された際に、サブトレイ14上に載
置されているディスクを上面側に臨ませるためのもの
で、これによってサブトレイ14と係合したメイントレ
イ75がイジェクト位置に搬送された時に、サブトレイ
14上のディスクの装填/脱却が可能となる。また、下
面側の開放部位となる切欠部80は、サブトレイ14が
挿入係合されたメイントレイ75がローディング位置に
搬送された際に、サブトレイ14の切欠部122ととも
にディスクを光学ヘッド7及びディスクテーブル6に臨
ませるためのものである。78は、サブトレイ14のセ
ンサ孔123とともに、ディスクの搭載有無を検出する
センサの動作ために形成されているセンサ孔である。
【0038】メイントレイ75の一側側部分にはスライ
ダ88が、図14中、矢印Aで示す方向に移動可能な状
態で収納されており、その移動動作によりメイントレイ
75に対してサブトレイ14を引き込み、またサブトレ
イ14をストッカ8に収納させることになる。このため
スライダ88にはメイントレイ75の内方側に向いた側
縁部に、係合突起90が形成されており、この係合突起
90はサブトレイ14の係合凹部15と係合されるよう
になっている。
【0039】即ち、図16に示すようにスライダ88が
メイントレイ75おり後方に突出した状態で係合突起9
0が、そのときのメイントレイ75のストック高さ位置
におけるストック位置に収納されているサブトレイ14
の係合凹部15と係合し、この状態でスライダ88がメ
イントレイ75に引き込まれることによってサブトレイ
14もメイントレイ75に引き込まれ、図17の挿入係
合状態となる。また、逆に図17の状態からスライダ8
8がメイントレイ75の後方に引き出されることによっ
てサブトレイ14もメイントレイ75の後方に引き出さ
れ、ストッカ8に収納されることになる。
【0040】なお、メイントレイ75上にサブトレイ1
4が挿入されておらず、またスライダ88が引き出され
ていない状態では当然係合突起90と係合凹部15は係
合していないため、ストッカ8からのサブトレイ14の
搬送の際には、まず係合状態にもっていかなければなら
ない。このため、メイントレイ75はまず光学ヘッド7
に近接するローディング位置まで搬送され、その位置で
スライダ88が後方に引き出される。この位置はストッ
カ8よりも下方の位置となるため、スライダ88の引き
出し動作に障害はない。
【0041】そして、スライダ88を引き出した状態で
ストッカ8から取り出すべきサブトレイ14が収納され
ているストック高さ位置まで垂直方向にメイントレイ7
5の搬送動作が行なわれる。この垂直搬送動作時に、係
合突起90は図12に一点鎖線Bで示すように各サブト
レイ14の係合凹部15内を上下に通過することにな
る。
【0042】従って、メイントレイ75が所定のストッ
ク高さ位置まで搬送されたときには、係合突起90はそ
のストック位置に収納されているサブトレイ14の係合
凹部15内に位置していることになり、従って、図1
6、図17のようにスライダ88の移動に伴ってサブト
レイ14の引き込み及び引き出しが可能となる。
【0043】<4.エレベータブロックの構造と水平搬
送動作>図15はエレベータブロックを示す。上述した
ようにエレベータブロックはエレベータブロックトップ
67とエレベータブロックベース44によって形成され
ているが、このエレベータブロックトップ67とエレベ
ータブロックベース44による空間内にメイントレイ7
5が収納される。そして、このエレベータブロックから
はメイントレイ75は前方側(イジェクト位置)に引き
出されることができるようになされている。
【0044】エレベータブロック内にメイントレイ75
が収納されている状態は上記図16、図17で示した状
態となる(エレベータブロックベース44を一点鎖線で
示している)。そして、図17の状態から、メイントレ
イ75(及びサブトレイ14)は図18に示すようにイ
ジェクト位置に引き出される。
【0045】エレベータブロックトップ67にはチャッ
キングプレート68が形成されており、エレベータブロ
ックがローディング位置まで降りた状態で、エレベータ
ブロック内部のメイントレイ75に収納されたサブトレ
イ14に搭載されているディスクは、チャッキングプレ
ート68とディスクテーブル6に挟持されてチャッキン
グされることになる。また、エレベータブロックベース
44の切欠部46はディスクを光学ヘッド7及びディス
クテーブル6に臨ませるためのものである。
【0046】エレベータブロックベース44には、上述
したスライダ88の移動及びメイントレイ75の移動の
ため(即ち水平方向の搬送動作)のための水平搬送モー
タ51が搭載されている。水平搬送モータ51の駆動力
は駆動プーリ52から従動プーリ53,54に伝達され
る。そして、従動プーリ53の回転はギア55を介して
図20に示されるピニオンギア132を回転させる。詳
細な説明は省くが、このピニオンギア132は、イジェ
クト動作(オープン/クローズ)の際に図14に示した
メイントレイ75のラックギア81と噛合することにな
り、これによってメイントレイ75の、エレベータブロ
ックに収納されたプレイ位置からイジェクト位置との間
での移動が行なわれる。
【0047】また、従動プーリ54の回転はギア56を
介してピニオンギア57に伝達される。詳細な説明は省
くが、このピニオンギア57は、メイントレイ75がプ
レイ位置(エレベータブロック収納状態)にあるとき
に、スライダ88の下部のラックギア89と噛合するこ
とになり、これによりスライダ88の移動、即ちサブト
レイ14の水平方向の移動が行なわれる。
【0048】<5.カム板による垂直搬送動作>図19
はシャーシ1に取り付けられた第1、第2のカム板2
4,23の状態を示している。上述のように第1、第2
のカム板24,23は、シャーシに対して支持スリット
28,29,30及び支持スリット25,26,27の
長孔の範囲内で前後動作可能な状態に取り付けられてい
るが、この前後移動動作はエレベータブロックの昇降動
作を実行させる昇降モータ37によりなされる。昇降モ
ータ37の駆動力は駆動プーリ36からギア系を介して
カムギア41に伝達される。カムギア41には長円状の
カム溝38が形成され、カム溝38には第2のカム板2
3に植設された倣いピン43が係合している。これによ
り、第2のカム板23は、カムギア41が1回転する毎
に図中Cで示した前後方向に、2往復動作を行なうこと
になる。
【0049】そして、エレベータブロックベース44の
支持ピン47,48は、第2のカム板23のカム孔31
と第1のカム板24にはカム溝33に挿通しているが、
第2のカム板24の往復動作により、稲妻状に形成され
ているカム溝33内を、カム孔31に案内されて上下に
移動することになり、即ち、これによってエレベータブ
ロックの昇降動作が実行される。なお、昇動作時と降動
作時では昇降モータ37の回転が逆方向とされる。
【0050】エレベータブロックの昇降動作として、図
21はディスクドライブ部5によって再生動作可能なロ
ーディング位置にある状態を示し、また図20は、エレ
ベータブロックが、第3のサブトレイ14をストッカ8
に対して引き出し及び収納可能な第3のストック高さ位
置H3 にある状態を示している。
【0051】<6.水平搬送状態のセンサ手段>このよ
うな構造のチェンジャー装置における搬送動作を模式的
に示すと、水平方向には図6のように3つの搬送位置間
の移動を、また垂直方向には図7のように7つの搬送位
置間の移動を行なうことになる。ここで、水平方向には
サブトレイ14がストック位置/プレイ位置/イジェク
ト位置の、3つの搬送位置のいづれの位置にある状態で
あるかが絶対的に検知できるように4つのセンサ手段が
設けられている。この4つのセンサ手段は図15に示さ
れるようにエレベータブロックに搭載されているもの
で、フォトインタラプタ59、ストック検出スイッチ6
0、オープン/クローズスイッチ58、アウトスイッチ
61の4つである。。
【0052】フォトインタラプタ59はエレベータブロ
ックベース44に配され、図14に示されるスライダ8
8の下面部に突設された被検出突起91を検出するもの
で、スライダ88がメイントレイ75内に引き込まれ、
サブトレイ14がプレイ位置とされている際にオンとな
り、それ以外の場合はオフとなる。
【0053】アウトスイッチ61はエレベータブロック
トップ67に配されており、スライダ88に対するロッ
クレバー84の回動位置を検出するようになされてい
る。ロックレバー84についての詳細な動作説明は省略
するが、ロックレバー84はメイントレイ75がプレイ
位置近傍からイジェクト位置までの間にある場合におい
て、スライダ88の移動を阻止するためのものであり、
軸受部85が軸突起82に支持されて回動される。そし
て下面側の突起86はスライダ88の溝92に係合して
おり、スライダ88の移動位置に伴ってロックレバー8
4の回動動作が行なわれる。
【0054】即ち、ロックレバーの回動はスライダ88
がメイントレイ75の内部に収納された場合と、引き出
された場合との間に行なわれ、結局、アウトスイッチ6
1は、サブトレイ14がストック位置からプレイ位置に
至る迄の間と、サブトレイ14がメイントレイ75の内
部に収納された場合(即ちプレイ位置又はイジェクト位
置)にある場合とで、オン/オフが切り換わる。
【0055】ストック検出スイッチ60はエレベータブ
ロックベース44の後端部に設けられており、スライダ
88がサブトレイ14をストック位置まで搬送した位置
状態において、スライダ88に形成されている押圧突起
93によりオンとされる。つまり、水平方向の搬送位置
がストック位置状態であることを検出する。
【0056】オープン/クローズスイッチ58はエレベ
ータブロックベース44の前端部近傍に設けられてお
り、エレベータブロックに対してメイントレイ75がプ
レイ位置からイジェクト位置まで搬送される間におい
て、メイントレイ75によって押圧される。この4つの
センサ手段による出力は図8のようになり、これらの信
号により、常に現在、水平方向においてどのような搬送
状態にあるかが判別できる。
【0057】<7.ディスク有無のセンサ手段>なお、
エレベータブロックベース44には発光素子62が、ま
たエレベータブロックトップ67には受光素子63が設
けられ、対向状態とされているが、これはサブトレイ1
4上のディスク有無を検出するセンサとなる。
【0058】即ち、エレベータブロック内にサブトレイ
14が挿入係合されたメイントレイ75が収容されてい
る際には、発光素子62から受光素子63に達する垂直
線上には、メイントレイ75のセンサ孔78及びサブト
レイ14のセンサ孔123が位置することになり、つま
り、発光素子62と受光素子63の間はサブトレイ14
とメイントレイ75によっては妨害されていない。
【0059】従って、サブトレイ14にディスクが載置
されていなければ発光素子62の出力光は受光素子63
で受光され、またディスクが存在するときは、受光され
ないため、受光素子63の出力はディスク有無の情報と
なる。
【0060】そして、このようにディスク有無のセンサ
手段がサブトレイ14及びメイントレイ75の中央近傍
位置に設けられていることにより、イジェクト位置から
プレイ位置までの搬送の際のディスク有無検出動作だけ
でなく、ストック位置からプレイ位置への搬送の際のデ
ィスク有無検出を行なうことができる。
【0061】つまり、このディスク有無のセンサ手段に
よれば、ストッカ8内の各サブトレイ14についても、
単にメイントレイ75に引き込むだけでそのサブトレイ
14にディスクが搭載されているか否かを検出すること
ができ、各サブトレイのディスク搭載状態を検出したい
ときに、一々サブトレイ14をローディング位置まで搬
送してチャッキングし、光学ヘッド7でTOC読込動作
を行ない、その結果により(TOCが読めたか否か)デ
ィスク有無を判別するというような時間のかかる煩雑な
動作は不要となる。これによってストッカ8内のディス
ク収納状態の迅速な検出や、ディスク無の場合の迅速な
対応動作が可能となる。
【0062】例えばユーザーがディスクの搭載されてい
ないサブトレイを指定して再生を行なわせる操作をした
ような場合に、サブトレイ14をメイントレイ75に引
き込んだ時点でディスク無しがわかるため、その旨の表
示などの対応動作も迅速に行なうことができる。
【0063】<8.垂直搬送状態のセンサ手段>このチ
ェンジャー装置における垂直方向の搬送動作について
は、図7のようにローディング位置HLD、踊り場位置H
DM、第1〜第5のストック高さ位置H1 〜H5 の7つの
搬送位置間の移動を行なうことになるが、垂直方向での
7つの搬送位置を検出するためにイニシャルスイッチ4
5及びカウントスイッチ40という2つのセンサ手段が
形成される。
【0064】イニシャルスイッチ45は図20、図21
に示されるようにエレベータブロックがローディング位
置HLD(最下方位置)まで下がったときに押圧されるよ
うになされており、つまり、ローディング位置HLDを示
す絶対アドレス検出手段となる。
【0065】カウントスイッチ40は図19に示すよう
に、第2のカム板23の当接部42によって押圧可能な
位置に配されており、上述した第2のカム板23の前後
動作によってオン/オフされる。つまり、第2のカム板
23の前後動作によってエレベータブロックは1段階ず
つ上昇又は下降を行なうことになるが、その1段階の昇
降動作に応じてスイッチングが行なわれることになり、
このカウントスイッチ40は1段階の昇降動作を検出す
る相対アドレス検出手段となる。
【0066】このようなイニシャルスイッチ45及びカ
ウントスイッチ40の出力は図9のようになる。ローデ
ィング位置HLDではイニシャルスイッチ45の出力によ
り、絶対的に位置検出がなされ、また上昇/下降動作が
行なわれると、1段階毎にカウントスイッチ40のスイ
ッチングパルスが得られるため、ローディング位置HLD
を初期位置として、上昇時にはスイッチングパルスによ
るカウンタのインクリメント、下降時にはスイッチング
パルスによるカウンタのデクリメントを行なっていくこ
とで、現在の垂直方向のアドレスを判別することができ
る。
【0067】このようにイニシャルスイッチ45及びカ
ウントスイッチ40のみによって高さ方向の搬送位置を
検出することで、7つの搬送位置毎にセンサを設けるこ
とに比べてセンサ搭載に関する経済性ははるかに向上す
る。また、この方式の場合、例えより多段階に搬送され
る(例えばより多数のディスクを収納できるようにす
る)ようにした場合でもセンサ手段は2つでよいという
利点もある。
【0068】<9.チェンジャープレーヤ装置の構成>
続いて、以上のようなチェンジャー機構の本実施例のチ
ェンジャープレーヤ装置としての全体の回路ブロックに
ついて説明していく。図1はチェンジャープレーヤ装置
のブロック図であり、上述したシャーシ1内に構成され
るチェンジャー機構において、ローディング位置まで搬
送されたディスクはスピンドルモータによってCLV回
転駆動されるとともに、光学ヘッド7によってそのピッ
ト情報が読み取られる。
【0069】つまり、光学ヘッド7におけるレーザダイ
オードから照射されたレーザ光は、回折格子、ビームス
プリッタ、1/4波長板などの光学系を経て、対物レン
ズからディスク記録面に照射される。そしてその反射光
は上記光学系からビームスプリッタによって取り出さ
れ、シリンドリカルレンズなどを介してディテクタに照
射され、電気信号に変換される。
【0070】101はRF演算部であり、光学ヘッド7
のディテクタによって取り出された信号が供給され、演
算処理により再生データとしてのRF信号、フォーカス
エラー信号EF、トラッキングエラー信号ETを生成す
る。フォーカスエラー信号EF、トラッキングエラー信
号ETはサーボ回路106に供給され、フォーカスドラ
イブ信号FD、トラッキングドライブ信号TDとして光
学ヘッド7の対物レンズを支持する2軸機構に印加され
る。またトラッキングエラー信号ETに基づいてスレッ
ドドライブ信号SDも生成され、光学ヘッド7をディス
ク半径方向に駆動するスレッド機構に供給される。
【0071】RF演算部101から出力されたRF信号
はデコーダ102に供給され、EFM復調やCIRCエ
ラー訂正処理などが施される。そしてD/A変換器10
3でアナログ音声信号(L,R)に変換され、増幅部1
04を介してスピーカ105から音声として出力され
る。
【0072】またデコーダ102ではサブコードデータ
SUB やスピンドルサーボのためのクロック誤差信号E
SPなどが取り出され、コントローラ100に供給され
る。コントローラ100はマイクロコンピュータによっ
て構成されており、ユーザーの操作やサブコードデータ
SUB に応じて各部を制御する。またスピンドルサーボ
信号SSをサーボ回路7に供給し、スピンドルドライブ
信号SPDをスピンドルモータに印加させたり、トラッ
クジャンプ信号(ジャンプパルス)TJによりサーボ回
路7を制御し、光学ヘッド7のアクセス動作を実行させ
る。
【0073】また100aはコントローラ100に内蔵
される(ただし別体で構成してもよい)RAMを示し、
このRAM100aはストックされる各ディスクについ
て、それぞれのTOCデータを記憶しておくことができ
るようになされている。また、プログラム演奏モードに
おいてユーザーがプログラム指定入力を行なった場合
は、その入力データ(曲順)を記憶することになる。
【0074】109は装置の外筺パネル上に設けられる
各種操作キーによる操作部であり、ディスクチェンジャ
ー機構に対するディスク(サブトレイ14)の収納/取
出等の操作キー、再生、停止、早送り、早戻し、AMS
などのCD操作キー、シャッフル再生、プログラム再生
等の再生モード操作キーが設けられている。またユーザ
ーの電源操作(2次電源)の操作スイッチも設けられ
る。
【0075】上記のCD操作キーとしては、例えば図4
のような操作キーが配されている。即ち、現在サブトレ
イ14によって搬送され、例えばローディング位置など
に搬送されていて再生準備状態にあるディスクの操作を
行なうものとして、再生キー(及び一時停止キー)22
0、停止キー221、早送り/早戻しキー223、AM
Sキー222、及びオープン/クローズキー224が設
けられる。
【0076】また、『DISC 1』〜『DISC
5』として示されるディスク選択再生キー201〜20
5が設けられ、ストッカ8内のディスクを直接選択して
再生できるようになされている。例えばディスク選択再
生キー201が押された場合は、ストック高さ位置H1
にストックされているディスクがローディング位置HLD
まで搬送されて再生動作が行なわれることになる。
【0077】またディスク選択再生キー201〜205
に並んでディスク選択オープン/クローズキー211〜
215が設けられ、サブトレイを直接選択してイジェク
ト位置まで搬送させ、またイジェクト状態から内部側へ
搬送できるようになされている。例えばディスク選択オ
ープン/クローズキー211を押せば、ストック高さ位
置H1 のサブトレイがイジェクトされ、そのサブトレイ
に対してディスクを装填/脱却させることができる。
【0078】図1における108は表示部である。表示
部108では再生中のCDの時間情報、各種モード状態
などがコントローラ100の制御に基づいて表示され
る。
【0079】この表示部108の一部として図4のよう
にディスク選択再生キー201〜205上にLED表示
部231〜235が設けられており、この表示動作によ
り各サブトレイの状態が判別できるようになされてい
る。例えば、サブトレイ上にディスクが保持されている
か否か、サブトレイがストッカ内にあるか、サブトレイ
が搬送対象とされ即ちそのサブトレイ上のディスクが再
生準備状態にあるか、が判別される。
【0080】一例としては、例えばサブトレイ上にディ
スクがある場合はそのサブトレイに対応するLED表示
部が赤色点灯され、ディスクがない場合は消灯されてい
る。さらにディスクを載せたサブトレイがローディング
位置に搬送されて、そのディスクが再生準備状態とされ
ているときは、そのサブトレイに対応するLED表示部
が緑色点灯されるなどの点灯方式でユーザーに各サブト
レイの状態が識別されるようになされている。もちろん
これ以外にも状態識別のための点灯方式は各種考えら
れ、上記緑色点灯に変えて例えば赤色点滅などとしても
よい。
【0081】また、表示部108の一部として、例えば
液晶パネルなどにより図5のような表示パネル240が
設けられる。この表示パネル240は、例えば動作状況
やモード、演奏時間等を表示できるものであるが、その
1つとして現在再生準備状態となっているディスクの表
示241や、そのディスクに記録されているトラックの
表示(ミュージックカレンダー表示)242などが行な
われる。
【0082】107は電源回路であり、商用交流電源を
整流、平滑して直流動作電源電圧を各部を供給する。商
用交流電源にコンセントが接続された状態では1次電源
がオンとされ、いわゆるスタンバイ電源電圧V2 を出力
し、コントローラ100等に供給している。また、ユー
ザーが電源操作スイッチをオンとすることに応じて、動
作電源電圧V1 を各部に供給する。
【0083】コントローラ100にはコンセントが接続
されている場合は常にスタンバイ電源電圧V2 が供給さ
れているため、ユーザーが電源操作スイッチをオンとし
ておらず、コンセントのみが接続されているがいわゆる
動作オフであるスタンバイ状態においてもある程度の動
作を行なうことができ、場合によっては電源回路107
に対して自動的に動作電源電圧V1 を出力させるように
制御も行なうことができるようになされている。
【0084】110はモータドライバ部であり、このモ
ータドライバ部110によって上述した昇降モータ37
及び水平搬送モータ51が駆動される。モータドライバ
部110にはコントローラ100からモータ制御情報S
MDが供給され、モータドライバ部110はこれに応じて
昇降モータ37又は水平搬送モータ51に動作電流を印
加することにより、昇降モータ37、水平搬送モータ5
1の回転方向及び回転動作期間はコントローラ100に
よって制御されることになる。
【0085】また、チェンジャー機構からコントローラ
100に対しては、上述した各種センサ手段からの信号
SEN が供給され、コントローラ100がチェンジャー
機構における各種状態を検知することができるようにな
されている。即ち、水平方向の搬送位置の検知のために
フォトインタラプタ59、ストック検出スイッチ60、
オープン/クローズスイッチ58、アウトスイッチ61
からの信号が供給され、また垂直方向の搬送位置の検知
のためにイニシャルスイッチ45、カウントスイッチ4
0からの信号が供給され、さらに、サブトレイ14上の
ディスク有無の検出のために受光素子63からの信号が
供給される。
【0086】<10.ストックディスクのTOC読込方
式>このような本実施例のチェンジャープレーヤ装置に
おいては、現在、再生準備状態になっていないディス
ク、つまりストッカ8に収納されているディスクにおい
て、まだTOCを読み込んでいないディスクが存在した
場合には、TOC読込動作が可能なチャンスがきた時点
でTOC読込を実行させ、しかも、その状態はユーザー
には知らしめないようにするものである。このためにコ
ントローラ100が実行する処理を図2、図3で説明す
る。
【0087】図2のステップF100は、或るディスクが載
せられたサブトレイ14がローディング位置HLDに搬送
されて、そのディスクが再生準備状態にされている状態
を示している。
【0088】例えばこのようなチェンジャープレーヤ装
置では、ユーザーの電源投入時、もしくはコンセントが
接続されてスタンバイ状態となった時点でメカニカルな
イニシャライズ動作が行なわれ、コントローラが現在の
搬送機構の位置状態や搬送されているサブトレイを把握
できるようにして、その後のユーザー操作に対応できる
ようにしているが、操作に対してより迅速な対応を可能
とするため、メカイニシャライズ後、又はユーザーが電
源をオンとした時点などで、あるディスクをローディン
グ位置で待機させることが行なわれる。例えばストック
高さ位置H1 に収納されているディスク(ユーザーが第
1のディスクとして認識するディスク)をローディング
させておく。
【0089】また、ユーザーの操作に伴って各種動作が
なされた後においては、そのとき選択されているディス
クはローディング位置などで再生準備状態で待機させら
れている。つまり、最初は第1のディスクが、その後は
ユーザーがディスク選択再生キー201〜205で最後
に選択したディスクが再生準備状態とされるものとな
る。
【0090】どのディスクが再生準備状態であるかはL
ED表示部231〜235の発光状態及び表示パネル2
40の表示241でユーザーは認識できる。或るディス
クが再生準備状態にあるときには、操作キー220〜2
24の操作は、そのディスクを対象としたものとなる。
例えば再生キー220が押されると、処理はステップF1
01からF106に進んで、再生準備状態であるディスクの再
生が行なわれる。また、オープン/クローズキー224
が押されたら、ステップF106では、その再生準備状態と
されていたディスクのサブトレイがイジェクトされる。
【0091】一方、第1のディスクが再生準備状態であ
るときにディスク選択再生キー205が押されたような
場合は、ステップF106の処理としては、第1のディスク
(サブトレイ)をストック高さ位置H1 で収納し、続い
てストック高さ位置H5 でサブトレイを引き出してロー
ディング位置HLDまで搬送して、搭載されているディス
クの再生を行なうことになる。また第1のディスクが再
生準備状態であるときにディスク選択オープン/クロー
ズキー214が押されたような場合は、第1のディスク
(サブトレイ)をストック高さ位置H1 で収納し、続い
てストック高さ位置H4 でサブトレイを引き出してイジ
ェクト位置まで搬送することになる。
【0092】このような、或るディスクが再生準備状態
であって、しかも、再生(早送り/AMSなど再生動作
に付随する動作を含む)やイジェクトなどの動作要求が
なされていないとき、即ち、ディスクドライブ部5及び
搬送機構にとって取敢えず実行すべき動作が無いとき
は、処理はステップF102に進む。
【0093】ここで再生準備状態のディスクについて、
まだTOCが読み込まれていない状態であったら、まず
このディスクのTOCを読み込ませ、RAM100aに
記憶させる(F105)。つまり、再生操作時に即座に再生動
作可能とするとともに、再生準備状態のディスクについ
て例えば図5のミュージックカレンダー242などの表
示を可能とする。
【0094】ステップF102の時点で既に再生準備状態の
ディスクのTOCは読み込まれていたら、次にストッカ
8内に収納されているディスクでまだTOCを読み込ん
でいないディスクが存在するか否かを判別する。即ち、
RAM100a内に既に5つのディスクのTOCが記憶
されているかを判別する。そして、TOCを読み込んで
いないディスクが1又は複数個存在したら、そのディス
クに対するTOC読込動作制御にうつる(F104)。
【0095】このTOC読込動作制御は、図3に示され
るように、TOCを読み込んでいない1又は複数のディ
スクに対して所定の順序又は任意の順序でローディング
し、それぞれTOCを読み込んでRAM100aに記憶
させていく(F201)。
【0096】例えば第1のディスクが再生準備状態であ
って、第2〜第5のディスクがまだTOCを読み込んで
いなかったとしたら、一旦第1のディスクをストッカ8
に戻し、ストック高さ位置H2 で第2のディスク(サブ
トレイ)を取り出してローディングさせる。そして、第
2のディスクからTOCを読み出してRAM100aに
記憶させる。続いて第2のディスクをストッカ8に戻
し、第3のディスクをローディングして同様にTOCを
RAM100aに取り込む。さらに第4、第5のディス
クに対して同様にTOC読み取りを行なうことになる。
【0097】例えばこのように、全てのディスクについ
てTOCの読込が終了した時点で(F203)、再び、本来こ
の期間に再生準備状態とされていた第1のディスクを再
びストッカ8から取り出してローディング位置に搬送し
(F204)、TOC読込動作を終了して、図2の待機状態に
戻る(F100)。
【0098】この間、LED表示部231〜235及び
表示パネル240における表示241の表示状態は全く
変更されない。つまり、実際にはこのTOC読込動作中
は、再生準備状態であったディスクは一旦ストッカ8に
戻されてしまっているが、ユーザーにとっては常に、そ
のディスクが再生準備状態であると提示される。
【0099】もし自動的なTOC読込動作によってロー
ディングされるディスクが変化したときに表示が切り換
わってしまうと、何の操作もしていないのに再生準備状
態のディスク(つまり操作キー220〜224の操作対
象となっているディスク)が変更され、ユーザーが混乱
してしまうが、本実施例ではこのような錯覚は生じな
い。
【0100】そして、TOC読込動作の終了に伴って、
再びその表示されている再生準備対象のディスクがロー
ディングされ、実際の再生準備状態に戻るため、その後
の操作に迅速に対応できる。
【0101】ところで、TOC読込動作中に再生やイジ
ェクトなどの動作要求がなされた場合、即ち図4のいづ
れかの操作キーが押された場合は、処理はステップF202
からF205に進んで、どのような状態であっても即時にT
OC読込動作を中止する。そして、ユーザーのキー操作
に対応すべくステップF106に進む。
【0102】例えばディスク選択再生キー205が押さ
れた場合は、即座に第5のディスクのローディング状態
を実現し、再生動作にうつることになる。もちろんこの
時点で第5のディスクのTOCが読み込まれていなけれ
ば、まずTOCを読み込んで、続いて再生動作を実行さ
せることになる。また、ディスク選択オープン/クロー
ズキー212が押された場合は、第2のディスクが搭載
されたサブトレイ14をイジェクト位置に搬送する。
【0103】さらに、例えば再生キー220が押された
場合は、ユーザーはその操作を現在表示されているディ
スク、つまり再生準備状態にあると認識しているディス
クに対して行なったものであるため、再生準備状態以外
のディスクのTOC読込を中止して、再生準備状態にさ
れていたが一旦ストッカ8に戻されていたディスクをロ
ーディングし、再生を行なうことになる。
【0104】このように、ユーザーの操作に対する反応
は最優先とし、TOC未読込ディスクに対するTOC読
込処理はあくまで、動作要求のない時を見計らって行な
うようにすることで、ユーザーの操作に基づく動作に支
障はない。
【0105】ところで、サブトレイ14がイジェクト位
置まで搬送される場合とは、通常、それに載せられてい
るディスクが取り換えられることが考えられる。このた
め、イジェクトがなされた場合は、そのサブトレイに対
応してRAM100aに記憶されたTOCデータは消去
するようにしている。そして、新たなディスクが載せ
ら、それがストッカ8に収納された場合は、上述のよう
にチェンジャー機構及びディスクドライブ部5の動作の
暇な時を見計らって自動的にTOC読込動作が行なわれ
ることになる。
【0106】なお、RAM100aにおけるTOCデー
タの消去のタイミングは、オープン/クローズキー(2
11〜215,又は224)が押された瞬間ではなく、
実際にサブトレイがオープン状態になった時点としてい
る。即ち、図8におけるセンサ情報が、オープン/クロ
ーズ搬送中の状態になった時点で、はじめてそのサブト
レイに載せられたディスクに対応するTOCデータを消
去するようにしている。
【0107】例えばユーザーがオープン/クローズキー
211を押し、直後、即ちまだ第1のディスクが表出す
る状態まで搬送されていない時点で、操作の間違いに気
が付いてオープン/クローズキー212を押し直したよ
うな場合には、コントローラ100は第1のディスクの
搬送を中止して第2のディスクの搬送動作制御にうつる
ことになり、結局第2のディスクをイジェクトさせるた
め、実際には第1のディスクは全くイジェクトされない
こともある。従ってこのような場合第1のディスクのT
OCデータを消去してしまう必要はなく、また消去する
と、後に再度TOCを読み込むという無駄な動作を行な
わなければならない。
【0108】もしくはイジェクト操作時にTOCの消去
を行なってしまう場合は、その消去を無駄にしないため
に、一旦操作された限りはそのディスクをイジェクトさ
せ、その間他の操作キーを受け付けないという方式もあ
るが、操作を受け付けない期間を設けることで、操作性
は当然悪化する。
【0109】ところが、図8におけるセンサ情報がオー
プン/クローズ搬送中の状態になった時点で、その搬送
されたディスクについてTOCデータの消去を行なうよ
うにすることで、上記動作例の場合消去されるは第2の
ディスクのTOCのみであり、最も好適な処理となる。
【0110】なお、或るサブトレイ14にディスクが載
せられていなかった場合には、当然、RAM100aに
はそのサブトレイに対応するディスクのTOCは読み込
まれていないため、これに対してコントローラ100は
ステップF104でTOC読込動作を行なう場合がある。つ
まり、まだそのサブトレイについてディスク有無の検出
がなされていない時点ではこのようなことが起こる。
【0111】しかしながら、TOC読込動作を行なおう
として、そのサブトレイ14をストッカ8から引き出し
た時点で、上述した発光素子62及び受光素子63の動
作に基づく情報で、コントローラ100はディスクが搭
載されていないことを知ることができる。従って、わざ
わざそのサブトレイ14をローディング位置HLDまで搬
送してTOC再生動作を実行してみるという無駄な動作
はなされない。
【0112】以上のようにストックされるディスクのう
ちでまだTOCデータを読み込んでいないディスクが存
在する場合は、コントローラ100は、ディスクドライ
ブ部5及び搬送機構としては実行すべき動作がない時点
で、TOCの読込動作を行なうことで、その後の各種動
作に関してTOC読込を行なう必要はなく、操作に迅速
に対応できることになる。
【0113】例えばユーザーが現在ストッカ8に収納さ
れているディスクを選択して再生させるようにディスク
選択再生キー201〜205のいづれかを押した場合
に、ローディング位置までの搬送などの完了や、もちろ
んTOC読込をまつことなく、そのディスクについての
ミュージックカレンダー表示や総再生時間の表示等を行
なうことができる。
【0114】また、複数のディスクにわたってプログラ
ム設定を行なっているときには、上記TOC読込動作で
既に全てのディスクのTOCが読み込まれていれば、積
算時間の計算も即座にできる。例えば再生楽曲を、−
第2のディスクの1曲目、−第1のディスクの5曲
目、−第5のディスクの8曲目・・・・・ などというよう
に指定していった場合でも、各ディスクのTOCが読み
込まれているため、即座に積算演奏時間を計算し表示パ
ネル240に表示させることができる。
【0115】さらにプログラム入力エラーもチェックで
きる。例えば第5のディスクが5曲しか記録されていな
いものであった場合に、ユーザーが第5のディスクの7
曲目などと指定した場合は、コントローラ100は、そ
の入力時点で、RAM100aに保持したTOCデータ
から第5のディスクが5曲しか記録されていないと知る
ことができるため、即座に対応して入力エラーに対する
処理(例えばエラー表示や入力キャンセル等)を行なう
ことができる。
【0116】ところで、上記TOC読込動作は、あくま
でディスクドライブ部5及び搬送機構が暇な時に行なわ
れるものであるため、場合によってはプログラム入力中
にまだTOCを読んでいないディスクが存在している場
合がある。プログラム入力などの操作についてはディス
クドライブ部5及び搬送機構は動作しないため、上記T
OC読込動作を並行して実行させることができるが、も
し、プログラム入力された楽曲(トラックナンバ)が、
まだTOCを読んでないディスクについてのものであっ
たとしたら、優先的にそのディスクのTOC読込を行な
うようにする。
【0117】例えば、第2のディスクから第5のディス
クのTOCが読み込まれていない状態でプログラム入力
が行なわれており、並行して第2のディスクのTOC読
込を実行開始しているときに、ユーザーが第4のディス
クの1曲目をプログラム入力したとすると、現在のTO
C読込を中止して先に第4のディスクのTOCを読み込
むようにする。
【0118】また、再生準備状態であるディスクも含め
て全てのディスクのTOCが読み込まれていない状態
で、プログラム入力がなされた場合は、再生準備状態の
ディスクのTOC読込よりも優先してまず1曲目から指
定されていくディスクについてのTOC読込を行なうよ
うにする。このようにすることで、プログラム入力時の
表示動作などの反応を最も良好なものとすることができ
る。
【0119】以上本発明の実施例としての構成及び動作
について詳述してきたが、本発明は実施例に限定される
ことなく、要旨の範囲内で各種変形して各種チェンジャ
ー機器に適用できることはいうまでもない。もちろんC
Dチェンジャー以外にもミニディスクやカセットテープ
状記録媒体についてのチェンジャーシステムとして本発
明は実現できる。
【0120】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ストック
される記録媒体のうちでまだ管理情報を読み込んでいな
い記録媒体が存在し、しかも再生又は搬送動作の要求が
ない場合において、制御手段は、管理情報を読み込んで
いない記録媒体からの管理情報読込動作を実行するよう
にしているため、その後の各種動作に関して管理情報の
読込を行なう必要はなく、操作に対して表示動作などに
ついて迅速に対応できるという効果が生ずる。
【0121】また再生準備状態とされている記録媒体を
判別できる表示については、管理情報読込動作の実行に
伴う表示変更はなされないようにすることで、自動的な
管理情報読込動作がなされていても、ユーザーが再生準
備状態が変化したと錯覚するようなことはない。
【0122】また、収納される複数の記録媒体の各トラ
ックにわたって再生順序をプログラム設定できるように
なされている構成において、制御手段は、プログラム設
定操作時に複数の記録媒体に対して管理情報読込動作を
実行させる場合は、その管理情報読込動作を行なう記録
媒体の順序を、プログラム設定されている再生順序に基
づいて設定するようにすることで、例えば管理情報を用
いた表示などの動作を行なうまでの時間的ロスを最低限
とすることができる。
【0123】さらに、制御手段は、管理情報読込動作中
に、再生又は搬送動作の要求がなされた場合は、その管
理情報読込動作を中断し、再生又は搬送動作の要求に応
じた制御を行なうようにすることで、ユーザーにとって
操作上の違和感は生じることはなく、管理情報読込動作
によって操作性が悪化するということは全く生じないも
のとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のチェンジャープレーヤ装置の
ブロック図である。
【図2】実施例の管理情報読込動作のフローチャートで
ある。
【図3】実施例の管理情報読込動作のフローチャートで
ある。
【図4】実施例の操作部及び表示部の一部の説明図であ
る。
【図5】実施例の表示部の一部の説明図である。
【図6】実施例のチェンジャー機構の水平搬送動作の説
明図である。
【図7】実施例のチェンジャー機構の垂直搬送動作の説
明図である。
【図8】実施例のチェンジャー機構の水平搬送動作に対
する検出信号の説明図である。
【図9】実施例のチェンジャー機構の垂直搬送動作に対
する検出信号の説明図である。
【図10】実施例のチェンジャー機構の分解斜視図であ
る。
【図11】実施例のチェンジャー機構のサブトレイの平
面図である。
【図12】実施例のチェンジャー機構のストッカの斜視
図である。
【図13】実施例のチェンジャー機構のストッカ内のサ
ブトレイの説明図である。
【図14】実施例のチェンジャー機構のメイントレイ及
びスライダの斜視図である。
【図15】実施例のチェンジャー機構のエレベータブロ
ックの斜視図である。
【図16】実施例のチェンジャー機構の水平搬送動作の
説明図である。
【図17】実施例のチェンジャー機構の水平搬送動作の
説明図である。
【図18】実施例のチェンジャー機構の水平搬送動作の
説明図である。
【図19】実施例のチェンジャー機構の垂直搬送動作の
説明図である。
【図20】実施例のチェンジャー機構の垂直搬送動作の
説明図である。
【図21】実施例のチェンジャー機構の垂直搬送動作の
説明図である。
【符号の説明】
1 シャーシ 5 ディスクドライブ部 6 ディスクテーブル 7 光学ヘッド 8 ストッカ 14 サブトレイ 23 第2のカム板 24 第1のカム板 37 昇降モータ 40 カウントスイッチ 44 エレベータブロックベース 45 イニシャルスイッチ 51 水平搬送モータ 58 オープン/クローズスイッチ 59 フォトインタラプタ 60 ストック検出スイッチ 61 アウトスイッチ 62 発光素子 63 受光素子 67 エレベータブロックトップ 75 メイントレイ 88 スライダ 100 コントローラ 100a RAM 101 RF演算部 102 デコーダ 106 サーボ回路 108 表示部 109 操作部 110 モータドライブ部 201〜205 ディスク選択再生キー 211〜215 ディスク選択オープン/クローズキー 220 再生キー 221 停止キー 222 AMSキー 223 早送り/早戻しキー 224 オープン/クローズキー 231〜235 LED表示部 240 表示パネル 241 再生準備ディスク表示 242 ミュージックカレンダー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データとデータ再生のための管理情報が
    記録された記録媒体を、複数個、それぞれ所定のストッ
    ク位置に収納するストッカ手段と、 記録媒体から情報を読み出す再生手段と、 記録媒体が、ストック位置、記録媒体の再生位置、記録
    媒体の挿脱位置の間で搬送されるように搬送動作を行な
    う搬送手段と、 前記再生手段及び前記搬送手段の動作制御を行なう制御
    手段と、 前記ストッカ手段に収納される各記録媒体から読み出さ
    れた管理情報を記憶しておくことができる記憶手段と、
    を有するチェンジャーシステムにおいて、 前記制御手段は、ある記録媒体が再生準備状態とされて
    いる時点で、他の記録媒体のうちで前記記憶手段に管理
    情報が記憶されていない記録媒体が存在し、かつ、再生
    又は搬送動作の要求がない場合に、管理情報が記憶され
    ていない記録媒体を再生位置に搬送させて管理情報を読
    み込ませ、前記記憶手段に記憶させていく、管理情報読
    込動作を実行させることができるように構成されている
    ことを特徴とするチェンジャーシステム。
  2. 【請求項2】 少なくとも、再生準備状態とされている
    記録媒体を判別できる表示を行なう表示手段を有し、こ
    の表示手段は、前記管理情報読込動作の実行に伴う表示
    変更はなされないことを特徴とする請求項1に記載のチ
    ェンジャーシステム。
  3. 【請求項3】 収納される複数の記録媒体の各トラック
    にわたって再生順序をプログラム設定できるようになさ
    れているとともに、 前記制御手段は、プログラム設定操作時に複数の記録媒
    体に対して前記管理情報読込動作を実行させる場合は、
    その管理情報読込動作を行なう記録媒体の順序を、プロ
    グラム設定されている再生順序に基づいて設定すること
    を特徴とする請求項1に記載のチェンジャーシステム。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記管理情報読込動作
    中に、再生又は搬送動作の要求がなされた場合は、その
    管理情報読込動作を中断し、再生又は搬送動作の要求に
    応じた制御を行なうことを特徴とする請求項1、請求項
    2、又は請求項3に記載のチェンジャーシステム。
JP13397694A 1994-05-25 1994-05-25 チェンジャーシステム Pending JPH07320384A (ja)

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JP13397694A JPH07320384A (ja) 1994-05-25 1994-05-25 チェンジャーシステム
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US08/448,809 US5699329A (en) 1994-05-25 1995-05-24 Reproducing apparatus for a recording medium and control apparatus therefor
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CN95108568A CN1118811C (zh) 1994-05-25 1995-05-25 用于记录介质的复制装置及其控制方法
US08/726,527 US5768222A (en) 1994-05-25 1996-10-07 Reproducing apparatus for a recording medium where a transferring means returns a recording medium into the stocker before execution of normal operation and method therefor
US08/727,795 US5726957A (en) 1994-05-25 1996-10-07 Reproducing apparatus for a recording medium and control apparatus therefor, for storing administration information in a reproduction stand-by mode

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