JPH0748290B2 - デイスク再生方法 - Google Patents

デイスク再生方法

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JPH0748290B2
JPH0748290B2 JP63215874A JP21587488A JPH0748290B2 JP H0748290 B2 JPH0748290 B2 JP H0748290B2 JP 63215874 A JP63215874 A JP 63215874A JP 21587488 A JP21587488 A JP 21587488A JP H0748290 B2 JPH0748290 B2 JP H0748290B2
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disc
pickup
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mounting
disk
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常晴 玉谷
雅直 吉田
仁士 尾方
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/022Positioning or locking of single discs
    • G11B17/028Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation
    • G11B17/0282Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation by means provided on the turntable
    • G11B17/0283Two or more turntables

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は複数のディスクドライブ機構を有し且つ単一の
ピックアップにて各ディスクに亘った再生がなされるデ
ィスクプレーヤの再生方法に関するものである。
(ロ)従来の技術 複数のディスクドライブ機構を有し、且つ単一のピック
アップにて各ディスクに亘った再生がなされるディスク
プレーヤの一例として例えば特開昭57−195368号公報
(G11B21/04)に開示されたものがある。斯かるプレー
ヤでは、ディスクはプレーヤ全面に回動自在に配された
2つのディスク収納部によってプレーヤに装着され、斯
様にプレーヤに装着された際、各ディスクは同一平面上
に位置する様になされている。又、斯様に装着されたデ
ィスクは、各ディスクを結ぶ径方向に移動する単一のピ
ックアップにてその情報が読取られ、これにより再生が
なされる。斯かる構成の場合、単一のピックアップにて
2枚のディスクを再生できるため、実質的にピックアプ
が1つ省略でき、コスト的にも有利になるが、その反
面、再生すべきディスクが一方から他方に切換えられる
時、ピックアップを他方のディスクに移送しなければな
らず、再生の切換えに時間がかかるという問題がある。
斯かる装置をコンパクトディスクプレーヤに適用した場
合、ディスク装着時に、再生に先立ってディスクの目次
情報(T,O,C:Table of Contents)をディスクから読
取り且つ記憶しておかなければならないため、上述した
如く、単一のピックアップでは2枚のディスクに亘って
T,O,C情報を読取るのに時間がかかり、なかなか、プレ
ーヤを再生可能な状態に設定できないという問題があ
る。
また、斯かる構成において、ディスクが一方のディスク
収納部にしか収納されなかった場合、ピックアップが、
T,O,C情報の読取りのために、空のディスク収納部側に
移送される場合があり、これにより再生開始が遅れてし
まうという問題がある。
ところで、斯かるディスクプレーヤでは、通常、各収納
部を識別するために表示記号が付されており、斯かる表
示記号は例えば、“1",“2"或いは“A",“B"などが一般
的である。斯様に表示記号がディスク収納部に付される
と、操作者は心理的に記号の若い方(上記の場合“1"或
いは“A")にディスクの再生順序における優先度がある
ものと思い込み、自分が先に再生しょうとするディスク
を記号の若い方のディスク収納部に収納する場合が多
い。
(ハ)発明が解決しようとする課題 本発明は、複数のディスクを単一のピックアップで再生
するディスクプレーヤにおいて、迅速な再生動作を実行
し得る様なディスク再生方法を提供せんとするものであ
る。
(ニ)課題を解決するための手段 上記課題に鑑み本発明のディスク再生方法は、第1のデ
ィスクを装着する第1の装着手段と、第2のディスクを
装着する第2の装着手段と、前記第1及び第2の装着手
段に夫々配される第1及び第2のディスク検出手段と、
前記第1及び第2のディスクに亘って情報を読取る単一
のピックアップと、第1の装着手段を表示する第1の表
示手段と、第2の装着手段を表示する第2の表示手段と
を有するディスクプレーヤの再生方法であって、前記第
1及び第2の表示手段を所定の規則性に従って連続する
記号とし、前記第1及び第2のディスクを同時にローデ
ィングする時、ピックアップを前記表示記号の内、順位
の遅い方の表示記号に対応する側のディスク位置に位置
づけ、前記第1及び第2のディスク検出手段にて各ディ
スクの有りを検出した場合、各ディスクのローディング
終了後、前記表示記号の内、順位の遅いディスク装着位
置に装着されたディスクを優先して各ディスクの目次情
報を順次に読取り記憶し、目次情報の読取り完了時にピ
ックアップを、前記表示記号の順位の最も早いディスク
位置に位置づけ、前記第1及び第2のディスク検出手段
にて何れかのディスクが無いことを検出した場合、各デ
ィスクのローディング終了後、何れかのディスク装着位
置に装着されたディスクのみの目次情報を読取り記憶
し、目次情報の読取り完了時にピックアップを、前記第
1及び第2のディスク検出手段にてディスクの有りを検
出したディスク位置に位置づけることを特徴とする。
(ホ)作用 第1の特徴に依れば、表示記号の順位の遅いディスクの
目次情報を読取った後、表示記号の順位の早い側のディ
スクの目次情報を読取るため、ピックアップは目次情報
の読取り完了時に常に表示記号の順位の早い側のディス
ク位置に位置づけられ、従って目次情報の読取り動作に
引続いて迅速に表示記号の順位の早い側のディスクの再
生動作に移行し得る。
また、上記次なる特徴に依れば、複数枚のディスクがプ
レーヤに装着される際に、表示記号の順位の遅いディス
クから順位の早い方へ順番に目次情報の読取りが行われ
るため、目次情報の読取り完了時にピクアップは表示記
号の順位の最も早いディスク位置に位置づけられ、従っ
て目次情報の読取り動作に引続いて迅速に前記表示記号
の順位の最も早いディスク再生動作に移行し得る。
更に次なる特徴に依れば、一方のディスク装着手段にデ
ィスクの装着がないことが検出され、これに応じてピッ
クアップをディスクが有る方のディスク位置に位置づけ
る様にしたので、ピックアップが無駄に無ディスク方向
に移行されることを防止し得る。
(ヘ)実施例 以下、本発明の一実施例につき、図面を用いて説明す
る。第1図はディスクプレーヤの外観斜視図である。
(1)はプレーヤ本体、(2)はフロントパネル、
(3)(4)(5)及び(6)は斯かるフロントパネル
(2)に配された電源スイッチ、操作釦部、表示部、及
びテンキー部、(7)は同じくフロントパネル(2)に
配された開口、(8)はこの開口(7)を介してプレー
ヤ本体(1)内外を水平に移動するディスク搬送用のト
レイである。
第2図及び第3図は斯かるトレイ(8)を示す斜視図及
び平面図である。図示の如くトレイ(8)にはその上面
に同径の第1ディスク収納部(9)(9)が形成され、
更にその底には夫々、同径の第2ディスク収納部(10)
(10)が同心円状に形成されている。この内、第1ディ
スク収納部(9)(9)は、12cm径のコンパクトディス
クより少許だけ大きな径を有し、一方、第2ディスク収
納部(10)(10)は8cm径のコンパクトディスクより少
許だけ大きな径を有する。(11)はトレイ搬入時、ター
ンテーブルによるディスクの支持及びピックアップの移
動を許容する開口で、前記各ディスク収納部の中央位置
にまで至る。(12)(12)及び(13)はディスク把持用
の凹部及び段部で前記各ディスク収納部より深く形成さ
れている。尚、凹部(12)(12)は第3図図示の如くデ
ィスク収納部中心に対し45゜の角度にて配置されてい
る。また、トレイ(8)の前面には識別記号として左側
にA、右側にBがプリント印刷されている。(14)(1
4)はディスク有無検出用の透孔、(15)(15)はトレ
イ案内用の凸条である。
第4図(a)(b)(c)に第1図のA−A′断面図で
示す。(16)はプレーヤ内に配設された固定シャーシ、
(17)はこの固定シャーシ(16)に上下方向に移動可能
に支持されたメカニズムシャーシ(以下メカシャーシと
称す)、(18)及び(19)はこのメカシャーシ(17)に
装着されたターンテーブル及びピックアップ、(20)は
同じくこのメカシャーシ(17)に装着されたフォトセン
サ、(21)はその端部が夫々メカシャーシ(17)上部に
固着された断面コ字状のクランプレバー、(22)はクラ
ンプレバー(21)の前記ターンテーブル(18)に対向す
る位置に形成された透孔(23)に遊嵌されたクランプ部
材、(24)はクランプレバー(21)上面に固着され且つ
クランプ部材(22)上面の突起(22a)を押下する坂バ
ネ、(25)はクランプレバー(22)側部に配され、且つ
下面に発光ダイオード(26)を支持する舌片である。
尚、前記フォトセンサ(20)と発光ダイオード(26)は
固定シャーシ(16)に形成された開口(27)を介して対
向している。また、メカシャーシ(17)には、前記ター
ンテーブル(18)の他に、図示はしていないが、スピン
ドルモータ等の再生メカニズムが装着されている。尚、
同図には第1図のA−A′断面図を示すものであるが、
B−B′断面図もピックアップ(19)の配置を除き同一
である。ここでピックアップ(19)は第4図の紙面に垂
直な方向に2つのターンテーブル間を移動する。
ディスクの装着は、第4図(a)に示すトレイ引出し状
態において12cm径ディスク(D1)或いは8cm径ディスク
(D2)を第1或いは第2ディスク収納部(9)(9)或
いは(10)(10)に収納し、然る後、フロントパネル
(2)に配されたトレイ開始釦を操作することによりな
される。即ち、斯かる操作によりトレイ(8)はディス
クを保持したままプレーヤ内に搬入され、やがてトレイ
(8)が同図(b)に示すトレイ搬入位置に達すると、
次に図示しない駆動装置によりメカシャーシ(17)が上
昇駆動され、然してディスクがターンテーブル(18)
(18)に係合及び載置されると共にクランプ部材(22)
(22)に圧接され、同図(c)に示す如くディスク
(D1)(或いはディスク(D2))が板バネ(24)(24)
の付勢によりターンテーブル(18)(18)とクランプ部
材(22)(22)との間に挟着される。
斯様にしてディスクの装着がなされると、この時同時に
同図(b)に示すタイミングにてディスクの有無が検出
される。即ち同図(b)に示す状態では、トレイ(8)
に配設された透孔(14)(14)が、発光ダイオード(2
6)(26)とフォトセンサ(20)(20)間にあるため、
もしディスクが第1或いは第2のディスク収納部(9)
(9)或いは(10)(10)に収納されていなければ、発
光ダイオード(26)(26)からの出射光がフォトセンサ
(20)(20)によって受光される。一方、前記ディスク
収納部にディスクが収納されていれば、前記レーザ光は
ディスクによって遮断されるため、フォトセンサ(20)
(20)に出射光が入射しない。従って、同図(b)に示
すトレイ(8)の搬入時にフォトセンサ(20)(20)か
らの信号があるか否かでディスクの有無が検出できる。
第5図にトレイ駆動時にトレイ及びピックアップの駆動
を制御する制御回路の回路ブロック図を示す。斯かる回
路ブロック図ではトレイの開閉を支持するべくフロント
パネルに配された開スイッチ(28)及び閉スイッチ(2
9)の操作に応答して指令信号が制御用マイクロコンピ
ュータ(以下制御マイコンと称す)(30)に印加され、
これに応じてローディングモータ(31)が所望の方向に
回転され、トレイ(8)の搬入及び搬出がなされる。ま
た、斯様に開スイッチ(28)或いは閉スイッチ(29)が
操作されると、これに応じてスレッドモータ(32)が駆
動され、ピックアップ(19)が識別記号B側のディスク
(以下ディスクBと称す)の内周部に移動される。斯か
るピックアップ(19)の移動の完了はリミットスイッチ
(33)により検出される。また、ピックアップ(19)の
ディスクA側の移動完了はリミットスイッチ(34)によ
り検出される。尚、トレイ(8)の搬入及び検出の完了
は図示しないリミットスイッチにより検出される。トレ
イ(8)の搬入完了時には、前述した発光ダイオード
(26)(26)が点灯され、これに対向するフォトセンサ
(20)(20)により前記出射光が受光されるか否かによ
りディスクの有無が判別される。
次に上記制御回路の動作について第6図〜第8図のフロ
ーチャートに従い更に詳説する。
第6図はトレイ開放動作を示すフローチャートである。
トレイ閉成状態にある時に前述した開スイッチ(28)が
操作されると、これに応答してステップ1によりローデ
ィングモータ(31)が駆動され、トレイ(8)の搬出動
作が開始される。またこの時同時にステップ2によりピ
ックアップ(19)がディスクBの内周方向に移動され
る。斯様にトレイ(8)の搬出が開始されると、次に、
前述したリミットスイッチの状態を監視してステップ3
によりトレイ(8)の搬出が完了したか否かが判定され
る。斯かるステップにてNOと判別されると、次のステッ
プ(ステップ4)にて、前述したリミットスイッチ(3
3)の状態を監視することにより、ピックアップ(19)
がディスクBの最内周に移動された否かが判別される。
このステップ4にてYESと判別されると、ピックアップ
(19)の移動を停止した後ステップ3に戻り、NOと判定
されると、ピックアップ(19)の移動を停止させること
なくステップ3に戻る。
斯かるステッブ3〜ステップ5に依れば、トレイ(8)
搬出時に先にピックアップ(19)の移動が完了すると、
その時点でピックアップ(19)の移動が停止される。即
ち例えばピックアップ(19)がディスクAの最外周位置
(12cm径ディスクの最外周位置)にある時にトレイ
(8)を搬出させるべく開スイッチ(28)の操作がある
と、ピックアップ(19)はディスクBのディスク収納部
に接近しているため、ピックアップ(19)の移動距離は
小さく、このため、トレイ(8)の搬出完了よりもピッ
クアップの移動完了の方が早くなる。この場合には、ス
テップ4によりYESと判別され、ステップ5によりピッ
クアップ(19)の移動が停止される。
次に、ステップ3にてYESと判別されると、ステップ6
に進み、トレイ(8)の搬出が停止される。そして、こ
の時前述した場合の様にピックアップ(19)の移動が完
了していれば、ステップ7、ステップ8を介してトレイ
の開放動作が終了される。一方、ステップ6にてトレイ
(8)の搬出が停止されたタイミングにてピックアップ
(19)の移動が完了していなければ、ステップ7にてNO
と判別され、ピックアップ(19)の移動が継続される。
そしてその後ピックアップ(19)がディスクBの最内周
位置に達すると、ステップ7にてYESと判別され、ステ
ップ8にてピックアップ(19)の移動が停止される。
以上の様に、トレイの開放動作が通常通り実行される
と、その完了時においてピックアップはディスクBの最
内周位置に位置づけられる。
次にトレイの閉成動作につき第7図に従って説明する。
尚、斯かるトレイの閉成動作は上記トレイの開放動作が
完了していれば、ピックアップがディスクBの最内周位
置に位置づけられているため、もはやピックアップを移
動させる必要はないが、例えば、トレイの搬出が完了し
た後、ピックアップの移動が継続されている際に(上記
フローチャートにおいてステップ7にある時)、トレイ
の閉成をする旨の割込み指令がなされた場合、上記フロ
ーチャートによるトレイ開放動作が完了する前に第7図
に示すフローチャートによるトレイ閉成動作が実行され
るが、この場合にはピックアップの移動は引続いて継続
されるため、斯かるトレイの閉成を実行するフローチャ
ートにピックアップの移動判別ルーチンガ設けられてい
る。
第5図の回路ブロック図に示す閉スイッチ(29)が閉成
されると、第7図に示すフローチャートに従いトレイの
閉成動作が実行される。即ちステップ1にてトレイ
(8)の搬入動作が開始され、この時同時にピックアッ
プ(19)がディスクBの最内周方向に移動される。斯様
にトレイ(8)の搬入動作が実行されると、次にステッ
プ3にてトレイ(8)の搬入が完了したか否かが判別さ
れる。このステップにてNOと判別されると、次のステッ
プ(ステップ4)にてピックアップ(19)の移動が完了
したか否かが判別され、判別結果がNOであればステップ
3に戻り、YESであれば、ステップ5にてピックアップ
(19)の移動を停止した後、ステップ3に戻る。尚、前
述した如く、トレイ開放のためのフローチャートに従い
ピックアップ(19)の移動が完了していれば、ステップ
2にてピックアップ(19)を移動させるタイミングを同
時にステップ4にてYESと判別され、ステップ5にてピ
ックアップ(19)の移動が停止されるため、ピックアッ
プ(19)は初期位置に比べほとんど移動しない。一方、
前述した如くピックアップ(19)の移動が継続中であれ
ば、ステップ4にてピックアップ(19)がディスクBの
最内周位置に達したか否かが判別され、NOであればステ
ップ3に戻り、YESであれば、ステップ5にてピックア
ップ(19)を停止した後ステップ3に戻る。
トレイ(8)の搬入が完了し、ステップ3にてYESと判
別されると、ステップ6に進み、トレイ(8)の搬入が
停止される。またこの時、前記ステップ4及びステップ
5にてピックアップ(8)の移動が停止されていなけれ
ば、ステップ7にてピックアップ(8)の移動が強制的
に停止される。この様に、トレイ閉成フローチャートに
依れば、トレイが搬入されるまでにピックアップがディ
スクBの最内周まで移動すれば、最内周位置にてピック
アップを待機させるが、ピックアップの移動途中におい
てトレイの搬入が完了すると、そのタイミングにてピッ
クアップの移動を停止させる。
次にT,O,C情報の読取り動作について第8図のフローチ
ャートを用いて説明する。
上述の如くしてトレイの閉成動作が完了すると、そのタ
イミングにて第8図のフローチャートに従いT,O,Cの読
取り動作が開始される。即ち、ディスクB側のフォトセ
ンサ(20)が発光ダイオード(26)からの出射光を受光
するか否かによりディスクBの有無がステップ1にて判
別される。斯かるステップにてYESと判別されると、次
なるステップ2及びステップ3によってディスクBのT,
O,C情報が読取られ制御マイコン(30)内のRAMに記憶さ
れる。尚、斯かる両ステップの内、ステップ2はピック
アップ(19)をディスクBの最内周部に移動させるもの
があるが、斯かるピックアップの移動は、上記トレイ搬
入動作においてピックアップ(19)が移動途中において
移動を停止された場合においてのみなされる。ここで、
ピックアップ(19)はトレイ開放動作及びトレイ閉成動
作において、ディスクBの最内周近傍位置に達している
ため、ピックアップの移動に要する時間は小さい。この
様に、ディスクBが存在する場合には、ピックアップ
(19)により迅速にT,O,Cの読取りをなすことができ
る。斯様にしてディスクBのT,O,C情報の読取りが完了
すると、次のステップ(ステップ4)において、フォト
センサ(20)からの信号に基きディスクAが存在するか
否かが判別される。このステップでYESと判別される
と、ステップ5にてディスクAの最内周部へピックアッ
ク(19)が移動され、ステップ6にてディスクAのT,O,
C情報が読取られ制御マイコン(30)内のRAMに記憶され
る。
以上の様にディスクA及びディスクBが共に存在する場
合には、ピックアップ(19)は先ずディスクBのT,O,C
情報を読取り、次にディスクAのT,O,C情報を読取るも
のであるから、T,O,C情報読取り終了時にはディスクA
の内周位置にピックアップ(19)が位置しているため、
次にディスクAの再生を行う場合、迅速にディスクの再
生動作に移行することができる。
次に、ディスクA或いはディスクBが存在しない場合に
ついて説明する。先づ、ディスクBが存在しない場合に
は、ステップ1にてこれが判別され、ステップ4に進
み、次にディスクAが存在するか否かが判別される。ス
テップ4にてディスクAの存在が判別されると、ピック
アップ(19)はディスクAへと移送される。この時、ピ
ックアップ(19)は、ディスクAへと移送される前に、
その多くはディスクBの最内周位置に位置づけられてい
るため、ピックアップ(19)をディスクAへと移送する
場合、その移送距離は一方のディスクの最内周位置から
他方のディスクの最内周位置までとなり、比較的大きな
距離となる。これに対し、前述と同様、ディスクBの無
が検出されてピックアップ(19)がディスクAへと移送
される場合、その移送前においてピックアップ(19)が
ディスクBの最内周位置よりディスクA側へ片寄った位
置に位置する場合がある。これは、上記トレイの閉成動
作時にピックアップ(19)の移動完了前にトレイの搬入
が完了した場合に生じる。斯かる場合には、ピックアッ
プ(19)の移送距離が上記場合に比べて小さくなるた
め、ピックアップ(19)の移送に要する時間は短くな
る。
また、トレイ(8)にディスクBのみが収納されている
場合には、ステップ1〜ステップ3にてディスクBのT,
O,C情報が読取られた後、ステップ4にてディスクAの
無が検出され、このステップ4にてNOと判別されてT,O,
C情報の読取り動作が終了される。更にトレイ(8)に
ディスクが全く装着されていない場合には、ステップ1
及びステップ4によって共にNOと判別され、T,O,C情報
の読取り動作が終了される。
以上、詳説した様に、本実施例に依れば、トレイ開閉動
作時にピックアップがディスクBの最内周近傍位置に位
置づけられるため、トレイ開閉動作に引続きディスクB
のT,O,C情報の読取りを迅速に行うことができ、また、
ピックアップはT,O,C情報読取り完了時において、ディ
スクAの最内周近傍位置にあるため、斯かるT,O,C情報
の読取り動作に引き続き、ディスクAの再生を迅速に行
うことができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく他に
種々変更が可能である。例えば上記実施例では2枚のデ
ィスクに亘った連続再生について述べて来たが、例えば
3枚以上のディスクに亘った連続再生についても適用可
能である。この場合、トレイ開閉時にピックアップを識
別番号が一番大きなディスク(例えばディスクC)位置
に位置づける様にすれば良い。また、上記実施例ではデ
ィスク装着手段としてトレイを用いたが、他に前開き式
或いは上開き式の蓋体にてディスクをターンテーブルに
装着する様にしても良い。この場合、ピックアップは蓋
体開閉時に移動する様にする等すれば良い。
(ト)発明の効果 以上、本発明のディスク再生方法に依れば、第1及び第
2の表示手段を所定の規則性に従って連続する記号と
し、第1及び第2のディスク装着手段にて同時にディス
クの装着を行なう際に、ピックアップを表示記号の内、
順位の遅い方のディスク装着手段側に位置づけるように
したので、表示記号の順位の遅い側のディスクの目次情
報を読取った後、表示記号の順位の早い側のディスクの
目次情報を読取るため、ピックアップは目次情報の読取
り完了時に常に表示記号の順位の早い側のディスク位置
に位置づけられ、目次情報の読取り動作に引続いて迅速
に表示記号の順位の早い側のディスクの再生動作を移行
することが出来る。
また、第1及び第2のディスク検出手段にて各ディスク
の有りを検出した場合は、各ディスクのローディング終
了後、表示記号の内、順位の遅いディスク装着位置に装
着されたディスクを優先して各ディスクの目次情報を順
次に読取り記憶し、目次情報の読取り完了時にピックア
ップを、表示記号の順位の最も早いディスク位置に位置
づけるようにしたので、表示記号の順位の遅いディスク
から順位の早い方へ順番に目次情報の読取りが行われ、
且つ目次情報の読取り完了時にピックアップは表示記号
の順位の最も早いディスク位置に位置づけられ、目次情
報の読取り動作に引続いて迅速に表示記号の順位の最も
早いディスク再生動作に移行することが出来る。
更に、第1及び第2のディスク検出手段にて何れかのデ
ィスクが無いことを検出した場合は、各ディスクのロー
ディング終了後、何れかのディスク装着位置に装着され
たディスクのみの目次情報を読取り記憶し、目次情報の
読取り完了時にピックアップを、前記第1及び第2のデ
ィスク検出手段にてディスクの有りを検出したディスク
位置に位置づけるようにしたので、ピックアップが無駄
にディスクの無い方のディスク方向に移送されることを
防止することが出来、以ってプレーヤの操作感の向上を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は何れも本発明の一実施例を示すもので、第1図はプ
レーヤの外観斜視図、第2図及び第3図はトレイの斜視
図及び平面図、第4図(a)(b)(c)は第1図のA
−A′断面図、第5図は制御回路のブロック図、第6
図、第7図、及び第8図はトレイ開放動作、トレイ閉成
動作、及びT,O,C読取動作を示すフローチャートであ
る。 (19)……ピックアップ、(20)及び(26)……フォト
センサ及び発光ダイオード(ディスク検出手段)、(3
0)……制御用マイクロコンピュータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のディスクを装着する第1の装着手段
    と、第2のディスクを装着する第2の装着手段と、前記
    第1及び第2の装着手段に夫々配される第1及び第2の
    ディスク検出手段と、前記第1及び第2のディスクに亘
    って情報を読取る単一のピックアップと、第1の装着手
    段を表示する第1の表示手段と、第2の装着手段を表示
    する第2の表示手段とを有するディスクプレーヤの再生
    方法であって、 前記第1及び第2の表示手段を所定の規則性に従って連
    続する記号とし、前記第1及び第2のディスクを同時に
    ローディングする時、ピックアップを前記表示記号の
    内、順位の遅い方の表示記号に対応する側のディスク位
    置に位置づけ、 前記第1及び第2のディスク検出手段にて各ディスクの
    有りを検出した場合、各ディスクのローディング終了
    後、前記表示記号の内、順位の遅いディスク装着位置に
    装着されたディスクを優先して各ディスクの目次情報を
    順次に読取り記憶し、目次情報の読取り完了時にピック
    アップを、前記表示記号の順位の最も早いディスク位置
    に位置づけ、 前記第1及び第2のディスク検出手段にて何れかのディ
    スクが無いことを検出した場合、各ディスクのローディ
    ング終了後、何れかのディスク装着位置に装着されたデ
    ィスクのみの目次情報を読取り記憶し、目次情報の読取
    り完了時にピックアップを、前記第1及び第2のディス
    ク検出手段にてディスクの有りを検出したディスク位置
    に位置づけることを特徴とするディスク再生方法。
JP63215874A 1988-08-30 1988-08-30 デイスク再生方法 Expired - Lifetime JPH0748290B2 (ja)

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CA000609704A CA1322249C (en) 1988-08-30 1989-08-29 Disc player
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