JPH06195948A - ディスク状記録媒体の交換機能を有するディスク状記録媒体の再生装置及び連続再生方法 - Google Patents

ディスク状記録媒体の交換機能を有するディスク状記録媒体の再生装置及び連続再生方法

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JPH06195948A
JPH06195948A JP26427893A JP26427893A JPH06195948A JP H06195948 A JPH06195948 A JP H06195948A JP 26427893 A JP26427893 A JP 26427893A JP 26427893 A JP26427893 A JP 26427893A JP H06195948 A JPH06195948 A JP H06195948A
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JP26427893A
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Takashi Ikenaga
隆 池永
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のディスク状記録媒体を連続再生する際
にディスク交換動作中に無音期間が発生することを回避
すると共に、見掛け上のディスク交換時間を短縮する。 【構成】 ディスク交換部4により、ディスクマガジン
21からディスク1を取り出し、ディスク1に記録され
た情報信号をアドレス情報とともに読み取り、読み取ら
れた情報信号を一旦メモリ73に記憶させる。メモリ7
3は、書き込み速度が読み出し速度より速くなるように
制御される。アドレス情報が所定の値に達したときにデ
ィスク1の交換を行わせる。ディスク交換中は、メモリ
73に書き込まれたディジタルデータが読み出されるこ
とによって、交換動作中に再生出力信号が途切れること
がなく、連続して再生できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体の交換機能を
有する記録媒体の再生装置及び連続再生方法に関する。
特に本発明は、ディスク状記録媒体から読み出された信
号を一旦記憶するメモリを有するディスク状記録媒体の
交換機能を有するディスク状記録媒体の再生装置及び連
続再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば特公平4−45906号
公報、実公平4−19633号公報、特公平5−466
37号公報、及び特開昭62−192062号公報に開
示されているようにディスク交換機能を有するディスク
再生装置がある。このディスク交換機能を有するディス
ク再生装置の場合は、記録媒体としての光ディスクの交
換にあたって手で触れる機会が少なくなるので交換時に
光ディスクの表面に傷が付いたり、指紋が付着したりす
ることが極力回避することができる。
【0003】これらのディスク交換機能を有するディス
ク再生装置は、複数枚の光ディスクの中からキー操作に
よって指定された一枚の光ディスクを選択して、ディス
ク再生部に装着し、光ディスクを再生するものである。
これらのディスク再生装置は、複数枚の光ディスク、所
謂コンパクトディスクをディスクマガジンに収納し、こ
のマガジンをディスク部に装着するように構成されてい
る。ディスク再生装置側は、ディスク交換機構を動作さ
せて、装填されたディスクマガジンより所望とする光デ
ィスクを取り出す。ディスクマガジンより取り出された
光ディスクは、交換機構によりディスク再生部に装着さ
れる。ディスク再生部に装着された光ディスクの再生が
終了すると、交換機構により光ディスクがディスク再生
部より取り出されて、ディスクマガジンの元の位置に戻
される。再び、キー操作によって指定された別な光ディ
スク、もしくは光ディスクの再生順序に関するプログラ
ム情報に基づいて次に再生されるべき光ディスクがディ
スクマガジンより取り出されてディスク再生部に装着さ
れ、上述した再生動作が繰り返される。
【0004】これらのディスク交換機能を有するディス
ク再生装置の場合には、一旦ディスクマガジンをディス
ク再生装置に装填してしまうと、ディスクマガジンにど
のような情報が記録された光ディスクが収納されている
のか、ユーザはディスクマガジンを再び取り外して確認
しない限り、確認することができない。
【0005】そこで、ディスク再生装置に装着された光
ディスクに収録された情報、前述のようにコンパクトデ
ィスクの場合には記録されている複数の曲を一定時間だ
け曲の先頭部分より再生するディスク再生装置も考えら
れている(例えば、実公平1−7511号参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述したよ
うな何れのようなディスク交換機能を有するディスク再
生装置であっても、ディスクの交換動作中は、ディスク
再生部からの出力信号が途切れてしまい、無音期間が生
じてしまう。また、光ディスクに収録された情報を一定
時間再生する機能をディスク交換機能を有するディスク
再生装置に付加したとしても、ディスク交換動作中に無
音期間が発生することを回避することができない。
【0007】また、上述したディスク交換機能を有する
ディスク再生装置は、ディスク再生部による光ディスク
の再生が全て終了した後に光ディスクの交換動作を行
う。そのため、ディスク再生部による光ディスクの再生
が終了したのち、次の光ディスクがディスクマガジンよ
り取り出されてディスク再生部に装着され、再生動作が
開始されるまで、長い時間を必要とする。
【0008】したがって、本発明の目的は、上述の問題
点を解決するためのディスク交換機能を有するディスク
再生装置を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、上述の問題点を解決
するようにした複数の記録媒体の連続再生方法を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディスク状
記録媒体の交換機能を有し、ディジタル情報信号ととも
にアドレス情報及び目録情報が記録されているディスク
状記録媒体を再生するための装置は、ディスク交換機
構、ヘッド装置、デコーダ、メモリ、信号処理装置及び
コントローラを含む。ディスク交換機構は収納部に収納
された複数のディスク状記録媒体を選択的に取り出すと
ともに再生の終了したディスク状記録媒体を返却する。
ヘッド装置は、ディスク交換機構によって取り出された
ディスク状記録媒体に記録された情報を読み取る。デコ
ーダはヘッド装置から出力される出力信号中よりアドレ
ス情報を抽出してコントローラに供給する。メモリは、
ヘッド装置から出力された出力信号を信号処理装置に供
給する前に一旦蓄える。信号処理装置はメモリから出力
される出力信号に信号処理を施す。コントローラは、デ
コーダから出力されるアドレス情報が供給されるととも
に、ディスク交換機構、ヘッド装置、メモリ及び信号処
理装置の動作を制御する。コントローラはメモリへヘッ
ド装置から出力される出力信号の書き込み速度がメモリ
から読み出されるデータの読み出し速度よりも速くなる
ようにメモリの書き込み及び読み出し動作を制御すると
ともに、コントローラはデコーダから供給されるアドレ
ス情報が所定の値に達したときに制御信号をディスク交
換機構に供給してディスク状記録媒体の交換動作を行わ
せるようにした。
【0011】本発明に係る情報信号とともにアドレス情
報が記録された記録媒体の連続再生方法は、交換機構に
よって選択的に収納部より取り出された記録媒体に記録
された情報信号をアドレス情報とともに読み取り装置に
よって読み取り、読み取り装置によって読み取られた情
報信号を一旦メモリに記憶させ、読み取り装置によって
情報信号とともに読み取られたアドレス情報がエンドア
ドレスになったか否かを検出し、読み取り装置によって
情報信号とともに読み取られたアドレス情報がエンドア
ドレスに到達したときに交換機構を動作させて記録媒体
を交換するとともに、交換動作中はメモリからデータを
出力するようにした。
【0012】
【作用】ディスク状記録媒体の交換動作中は、メモリに
書き込まれたディジタルデータが読み出されて信号処理
装置に供給されることによって、交換動作中に再生出力
信号が途切れるようなことはなく、連続して再生信号を
出力することができる。その間に再生が終了したディス
ク状記録媒体の返却動作を開始するとともに、次に再生
予定のディスク状記録媒体の再生するために必要な動作
を開始するのでユーザからみて見掛け上のディスク状記
録媒体の交換時間を短縮することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係るディスク再生装置の構成
を図面を参照しながら、詳細に説明する。本実施例で
は、光ディスクを複数枚装填したディスクマガジンを用
い、予め設定された所望の順序に従って光ディスクの交
換動作を行って、光ディスクに記録された情報を再生す
る装置を例にとって説明する。
【0014】図1は、本発明に係るディスク再生装置の
概略構成を示すブロック図である。図1において、1は
記録媒体としての光ディスクであり、ディジタル信号が
光学的に読み取り可能に渦巻き状もしくは同心円状のト
ラックに絶対位置情報、もしくは絶対時間情報等のアド
レス情報をともなって記録されている。この光ディスク
1は所謂コンパクトディスクのTOC( Table Of Cont
ents)のような目次情報が記録された領域が光ディスク
の内周側に設けられている。光ディスク1に記録されて
いるプログラムのスタートアドレスとエンドアドレスが
記録されているほかに、光ディスクに記録されたプログ
ラム数等の情報が目次情報として記録されている。
【0015】2はディスク装填部であり、光ディスク1
が複数枚収納されたディスクマガジン21が装着され
る。このディスクマガジン21は複数の収納空間に分離
されており、この各収納空間内に1枚ずつ光ディスク1
が収納されている。また、ディスクマガジン21には、
後述するディスク交換部により収納されたディスクの取
り出し、収納が可能なように開口部が各ディスク毎に設
けられている。このディスクマガジン21は前述した実
公平4−19633号及び特公平5−46637号に開
示されているものを用いることができる。
【0016】3はディスク再生部であり、ディスクマガ
ジン21より後述するディスク交換部により取り出され
た光ディスク1が装着される。このディスク再生部3は
ディスク回転駆動機構31と光ヘッド33を含む。ディ
スク回転駆動機構31は光ディスク1を角速度一定もし
くは線速度一定で回転駆動するスピンドルモータ32を
有する。このスピンドルモータ32の回転軸の先端側に
は図示しないディスクテーブルが設けられており、ディ
スク交換部により取り出された光ディスク1が載置され
る。光ヘッド33は、レーザ光源、ビームスプリッタ、
ディテクタ及び対物レンズ等を含み、図示しない送り機
構によって光ディスク1の径方向に送られる。光ヘッド
33のレーザ光源から出射された光ビームは対物レンズ
によって集束された状態で光ディスク1に照射される。
光ディスク1によって反射された光ビームはビームスプ
リッタによって光源から出射された光ビームと分離され
てディテクタに導かれる。このディテクタからの出力信
号が後述するRF回路に供給される。更に、光ヘッド3
3は対物レンズをフォーカシング方向及びトラッキング
方向に駆動するためのアクチュエータを備えている。こ
のアクチュエータとしては電磁駆動型のアクチュエータ
を用いることができ、この電磁駆動型のアクチュエータ
のコイルに後述するサーボ回路から出力されるフォーカ
シングサーボ信号及びトラッキングサーボ信号が供給さ
れる。
【0017】4はディスク交換部であり、ディスク装填
部に装着されたディスクマガジン21より、光ディスク
1を取り出し、再生の終了した光ディスク1をディスク
マガジン21に収納するディスクチェンジャ機構41を
有する。このチェンジャ機構41は、ディスクマガジン
21に収納された光ディスク1を引き出す図示しない引
き出し機構、この引き出し機構をディスク再生部3に搬
送する図示しない搬送機構を含む。ディスクマガジン2
1に収納された光ディスク1は引き出し機構によってデ
ィスクマガジン21の開口部を介して引き出され、その
後引き出し機構ごと搬送機構によって光ディスク1がデ
ィスク再生部3に搬送される。この搬送機構によって搬
送された光ディスク1はディスク再生部3のディスク回
転駆動機構31のディスクテーブル上に載置される。デ
ィスク再生部3による再生動作が終了した後には、搬送
機構によって再び引き出し機構ごとディスクマガジン2
1の返却位置まで搬送され、引き出し機構がディスクマ
ガジン21より光ディスクの取り出し動作とは逆の動作
をしてディスクマガジン21内に光ディスク1を返却す
る。これらディスク交換部4は前述した特公平4−45
906号及び実公平4−19633号に開示されている
ような機構を用いることができる。
【0018】5は制御部で、システムコントローラ51
及びサーボ回路52を含む。システムコントローラ51
はディスク交換部4及びディスク再生部3の動作を制御
するとともに、後述する信号処理部の動作を制御する。
システムコントローラ51からの制御信号のひとつがス
ピンドルモータ32に供給されることによってスピンド
ルモータ32は光ディスク1を線速度一定もしくは角速
度一定となるように駆動制御される。サーボ回路52は
後述するRF回路から供給されるフォーカシングエラー
信号及びトラッキングエラー信号に基づいてフォーカシ
ングサーボ信号及びトラッキングサーボ信号を生成す
る。サーボ回路52によって生成されたフォーカシング
サーボ信号及びトラッキングサーボ信号は光ヘッド33
のアクチュエータに供給される。アクチュエータが供給
されたフォーカシングサーボ信号及びトラッキングサー
ボ信号に基づいて光ヘッド33の対物レンズをフォーカ
シング方向及びトラッキング方向に駆動することによっ
てフォーカシングサーボ及びトラッキングサーボが行わ
れる。サーボ回路52では、更にトラッキングエラー信
号の低域成分が取り出され、取り出されたトラッキング
エラー信号の低域成分に基づいて光ヘッドの送り信号が
生成される。この光ヘッドの送り信号はディスク再生部
3の光ヘッド33の送り機構に供給され、光ディスク1
の再生動作に合わせて光ヘッド33が光ディスク1の径
方向に送られる。システムコントローラ51には操作入
力部61とディスプレイユニット62が接続されてい
る。操作入力部61は再生キー、ストップキー、ディス
ク選択のための数字キー等の複数のキーにより構成され
ており、これらのキーをユーザが操作した結果がシステ
ムコントローラ51に供給される。この操作入力部61
のキーを用いて組まれたディスクマガジン21内の光デ
ィスク1の再生順序、各ディスク1に記録された複数の
プログラムの再生順序に関するデータは、システムコン
トローラ51内のメモリエリアに記憶される。ディスプ
レイユニット62は液晶ディスプレイ等により構成さ
れ、システムコントローラ51から供給される制御信号
によって再生中の光ディスクが何枚目のディスクである
のか、現在再生中のプログラムが何番であるのかなどの
情報が表示される。システムコントローラ51は操作入
力部61から入力された命令に基づいて制御信号を生成
して、生成した制御信号をディスク再生部3に供給する
ことによって現在再生中の光ディスクのプログラムのア
クセスを行ったり、ディスク交換部4に制御信号を供給
してディスク交換部4によるディスク交換動作を行った
りする。
【0019】7は信号処理部で、RF回路71、デコー
ダ72、メモリ73、ADPCMデコーダ74、D/A
コンバータ75及びローパスフィルタ(LPF)76を
含む。RF回路71は光ヘッド33のディテクタからの
出力信号が供給される。RF回路71は供給されたディ
テクタからの出力信号に基づいてフォーカシングエラー
及びトラッキングエラーの各エラー信号及び再生信号を
生成する。フォーカシングエラー信号及びトラッキング
エラー信号は前述したサーボ回路52に供給される。R
F回路71によって生成された再生信号はデコーダ72
に供給される。再生信号はデコーダ72によってアドレ
スデータが抜き取られるとともに、EFM復調、エラー
訂正処理等の信号処理が施される。デコーダ72によっ
て抜き取られたアドレスデータ及び光ディスク1の目次
情報はシステムコントローラ51に供給され、光ディス
クのプログラムのアクセス動作、光ディスクの交換動作
を行う際のシステムコントローラ51の制御信号を生成
するために用いられる。光ディスク1の目次情報はシス
テムコントローラ51内のメモリエリアに蓄えられる。
デコーダ72から出力されるディジタルデータはメモリ
73に供給され、このディジタルデータは一旦メモリ7
3に蓄えられる。このメモリ73は、例えば記憶容量が
4ビットのランダムアクセスメモリ(RAM)である。
このメモリ73はシステムコントローラ51によって例
えば1.41Mビット/秒の転送レートでデコーダ72
からのディジタルデータが書き込まれ、メモリ73より
例えば0.3Mビット/秒の転送レートで一旦蓄えられ
たディジタルデータが読み出されるように書き込み及び
読み出し動作が制御される。この場合、メモリ73には
LPF76を介して出力端子から出力される信号の信号
量に換算して約12秒に相当するディジタルデータが記
憶される。このようにメモリ73へのディジタルデータ
の書き込み速度よりもメモリ73からの読み出し速度が
遅いので、常にメモリ73内にはディジタルデータが所
定量蓄えられている状態となる。その結果、仮に光ディ
スクの再生動作中に外部より衝撃が加わってトラックジ
ャンプが発生したような時でも、メモリ73内のデータ
を読み出すことによって出力信号が途切れることがな
く、その間に光ヘッド33をアクセスして光ディスクよ
りデータを読み出すことによって通常の再生と同様の再
生動作を実現することができる。
【0020】メモリ73から読み出されたディジタルデ
ータはADPCMデコーダ74に供給されて、ADPC
Mデコーダ処理が施される。ADPCMデコーダ74に
よってADPCMデコード処理されたディジタル信号は
D/Aコンバータ75に供給されて、アナログ信号に変
換され、LPF76を介して出力端子より出力される。
ADPCMデコーダ74にはシステムコントローラ51
からの制御信号が供給される。
【0021】尚、メモリ73の記憶容量は、ディスク交
換に必要な時間の間、メモリ73からディジタルデータ
が読み出し続けられるようなデータ量を蓄えることがで
きるような容量が最小の記憶容量として要求される。
【0022】このように構成されたディスク交換機能を
有するディスク再生装置の再生動作は以下のように行わ
れる。
【0023】先ず、ディスクマガジン21がディスク装
填部2にユーザにより装填される。操作入力部61から
の入力信号に基づいて、システムコントローラ51は制
御信号を生成し、生成した制御信号をディスク交換部4
のチェンジャ機構41に供給する。チェンジャ機構41
は、チェンジャ機構41の搬送機構により引き出し機構
をディスクマガジン21の指定された光ディスクが収納
された位置まで移動させて、引き出し機構を動作させて
ディスクマガジン21より指定された光ディスク1を引
き出す。その後、搬送機構を動作させて光ディスク1を
ディスク再生部3のディスク回転駆動機構31のディス
クテーブル上に載置する。ディスク再生部3にシステム
コントローラ51から制御信号が供給されてディスクテ
ーブル上に載置された光ディスク1はスピンドルモータ
32によって回転駆動される。スピンドルモータ32に
よって光ディスク1の回転駆動が開始されると同時にフ
ォーカスサーボの引き込み動作が開始され、フォーカス
サーボの引き込みが完了するとトラッキングサーボが引
き込まれる。RF回路71では、ディテクタからの出力
信号に基づいてフォーカシングエラー、トラッキングエ
ラーの各エラー信号が生成されてサーボ回路52に供給
される。サーボ回路52ではフォーカシングサーボ信号
及びトラッキングサーボ信号が生成されて、光ヘッド3
3のアクチュエータに供給されてフォーカスサーボ及び
トラッキングサーボが行われる。トラッキングサーボの
引き込みが完了すると、RF回路71からの再生信号は
デコーダ72に供給されて、アドレスデータとともに、
光ディスク1の目次情報が抜き取られて、これらがシス
テムコントローラ51に供給される。光ディスク1の目
次情報はシステムコントローラ51内のメモリエリアに
記憶される。一方、デコーダ72から出力されるディジ
タルデータは一旦メモリ73に1.41Mビット/秒の
転送レートで書き込まれる。メモリ73に書き込まれた
ディジタルデータは0.3Mビット/秒の転送レートで
読み出されてADPCMデコーダ74に供給される。デ
ィジタルデータはADPCMデコーダ74によってAD
PCMデコード処理が施される。ADPCMデコーダ7
4によってADPCMデコード処理されたディジタル信
号はD/Aコンバータ75に供給されて、アナログ信号
に変換され、LPF76を介して出力端子より出力され
る。システムコントローラ51はディスプレイユニット
62に制御信号を供給し、ディスプレイユニット62上
に目次情報をはじめとして、再生中のプログラムの番
号、ディスクの番号及び再生経過時間を表示する。ま
た、システムコントローラ51は操作入力部61のキー
操作の結果としての入力信号に基づいて光ヘッド33を
光ディスクの径方向に送って、光ディスクに記録された
複数のプログラムを選択的に再生する。
【0024】次に、図2に基づいてディスク交換動作に
ついて説明する。光ヘッド33が光ディスク1に記録さ
れた複数のプログラムのうち予め設定された再生順序最
後のプログラムのエンドアドレスに到達したか、否かを
デコーダ72から出力されるアドレスデータに基づいて
システムコントローラ51がシステムコントローラ51
のメモリエリア内に保持された目次情報に基づいて判断
する(ステップS1)。同様に、光ディスク1に記録さ
れた複数のプログラムのうち最終プログラムのエンドア
ドレスに対応する光ディスク1上の位置に光ヘッド33
が到達したか、否かをデコーダ72から出力されるアド
レスデータに基づいてシステムコントローラ51がシス
テムコントローラ51のメモリエリア内に保持された目
次情報に基づいて判断する(ステップS2)。これらい
ずれのエンドアドレスにも到達しなけらば、再生動作を
継続する。光ヘッド33が上述した何れかのエンドアド
レスに到達したことがシステムコントローラ51によっ
て検出された場合には、ディスク再生部3による再生動
作を停止させ、その上で直ちにディスク交換部4のチェ
ンジャ機構41を動作させて、ディスク再生部3上の光
ディスク1をディスクマガジン21内に返却する。その
後、ディスク交換部4により、次に再生されるべき光デ
ィスク1をディスクマガジン21より引き出して、ディ
スク再生部3に装着する(ステップS3)。この間、メ
モリ73内に蓄えられたディジタルデータがADPCM
デコーダ74以下の回路に供給されているので、出力端
子からの出力信号が途切れることはない。ディスクマガ
ジン21より新に引き出された光ディスク1がディスク
再生部3に装着されると、続いてディスク再生部3のス
ピンドルモータ32の回転開始、フォーカスサーボの引
き込み動作及びトラッキングサーボの引き込み動作等の
ディスク再生部3の立ち上げ動作が行われる(ステップ
S4)。これらの立ち上げ動作が終了すると前述のよう
なディスク再生部3による光ディスク1の再生動作が行
われる(ステップS5)。これら一連の光ディスクの再
生動作、及びディスクの交換動作は予め操作入力部61
のキーを用いて組込まれた再生順序のプログラムの終
了、もしくは操作入力部61のストップキーが操作され
た時点で直ちに再生動作を終了する。
【0025】続いて、ディスク装填部2に装填されたデ
ィスクマガジン21内に収納された光ディスク1をディ
スクマガジン21に装填後に、随時ディスクマガジン2
1より引き出して、ディスク再生部3に装着し、光ディ
スク1に記録された複数のプログラムをプログラムの先
頭位置から所定期間再生する場合について図3に基づい
て説明する。
【0026】ここでは、操作入力部61によって光ディ
スクの各プログラムの先頭部分を所定期間だけ順次再生
するモードが予め設定されているものとする。
【0027】先ず、ディスクマガジン21がディスク装
填部2に装填されると、ディスク交換部4を動作させて
光ディスク1を操作入力部61によって指定された順
番、もしくは1番目の光ディスクにより順番に従って取
り出す(ステップS10)。ディスク21が装着された
か否かについては、ディスク装填部2内に検出スイッチ
を設けておき、このスイッチをディスクマガジン21に
よって操作されることによって、検出結果をシステムコ
ントローラ51に供給することによって行われる。取り
出された光ディスク1はディスク再生部3に装着され
て、上述した再生動作と同様にスピンドルモータ32に
制御信号が供給されてスピンドルモータ32によって光
ディスク1が回転しはじめると、フォーカスサーボ及び
トラッキングサーボの引き込み等のディスク再生部3の
立ち上がり動作が行われる(ステップS11)。ディス
ク再生部3の立ち上げ動作が終了すると光ディスク1の
目次情報が読み取られて、システムコントローラ51内
のメモリエリアに取り込まれる(ステップS12)。目
次情報の取り込みが完了すると、光ディスク1のプログ
ラムの読み出しが開始される(ステップS13)。シス
テムコントローラ51は、各プログラムのスタートアド
レスはシステムコントローラ51のメモリエリア内に取
り込まれた目次情報により判っているので、この記憶さ
れたスタートアドレスから一定時間を経過したアドレス
位置、もしくは所定のアドレス位置に光ヘッド33が到
達したか、否かをシステムコントローラ51が監視する
(ステップS14)。このスタートアドレスから一定時
間を経過したアドレス位置、もしくは所定のアドレス位
置はディスク交換に必要な時間に対応しているととも
に、ユーザが光ディスクにどのようなプログラムが記録
されているか判別できるような時間、例えば10秒以
上、にも対応している。スタートアドレスから一定時間
を経過したアドレス位置、もしくは所定のアドレス位置
に光ヘッド33が到達したことをデコーダ72から出力
されるアドレスデータに基づいて判断した時点で、シス
テムコントローラ51は制御信号を発生して、光ヘッド
33を次のプログラムのスタートアドレスに対応する光
ディスク1上の位置まで移動させる(ステップS1
5)。この動作は光ディスク1のエンドアドレスに光ヘ
ッド33が到達するまで繰り返される。この間、出力端
子からはメモリ73内に蓄えられたディジタルデータが
ADPCMデコーダ74をはじめとする回路に出力され
ているので、出力信号が途切れることがない。光ディス
ク1に記録された全てのプログラムのエンドアドレスに
対応した位置に光ヘッド33が到達したか、否かをデコ
ーダ72から供給されるアドレスデータに基づいてシス
テムコントローラ51で監視する(ステップS16)。
エンドアドレスに対応する光ディスク1上の位置に光ヘ
ッド33が到達したことをシステムコントローラ51が
検出した場合には、直ちにディスク再生部3による光デ
ィスクの再生動作を停止して、ディスク交換部4を動作
させて光ディスクの交換動作を行う(ステップS1
7)。光ディスクの交換が終了すると上述した順序で再
びディスク再生部3に新たに装着された光ディスクの再
生動作を開始する。前述したようにこのディスク交換動
作中も、メモリ73に蓄えられたディジタルデータが、
ADPCMデコーダ74以下の回路を介して出力端子に
供給されるので、ディスク交換動作中も出力端子からの
出力信号が途切れるようなことはない。この各プログラ
ムの先頭部分を所定期間だけ順次再生する再生動作はデ
ィスクマガジン21に収納された全ての光ディスクの再
生動作が終了した時点、もしくは操作入力部61のスト
ップキー等の動作解除キーが操作された時点で終了す
る。
【0028】以上、上述した実施例では、光ディスク1
をディスクマガジン21に収納した場合を例にとって説
明したが、光ディスク1はディスクカートリッジに収納
されたものを用いてもよい。この場合には、複数のディ
スクカートリッジを収納したディスクマガジンを用いる
か、ディスク装填部2のディスクカートリッジが蓄える
ことができる形状とすることによって上述した動作を行
うことが可能となる。さらには、光ディスクのようなデ
ィスク状の記録媒体にかぎらず、テープ状の記録媒体の
収納したテープカセットを複数個マガジン内に収納した
再生装置に適用してもよい。本願は発明の範囲を大きく
逸脱しない範囲内で部分的な変更は可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、ディスク状記録媒体の
交換動作中は、メモリに書き込まれたディジタルデータ
が読み出されて信号処理装置に供給されることによっ
て、交換動作中に再生出力信号が途切れるようなことは
なく、連続して再生信号を出力することができる。その
間に再生が終了したディスク状記録媒体の返却動作を開
始するとともに、次に再生予定のディスク状記録媒体の
再生するために必要な動作を開始するのでユーザからみ
て見掛け上のディスク状記録媒体の交換時間を短縮する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるディスク交換機能を有するディ
スク再生装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】ディスク交換動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図3】光ディスクに記録された複数のプログラムをプ
ログラムの先頭位置から所定期間再生する動作を説明す
るためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 ディスク装着部 3 ディスク再生部 4 ディスク交換部 5 制御部 7 信号処理部 51 システムコントローラ 73 メモリ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換手段によって選択的に収納部より取
    り出された記録媒体に記録された情報信号をアドレス情
    報とともに読み取り手段によって読み取り、 上記読み取り手段によって読み取られた情報信号を一旦
    記憶手段に記憶させ、 上記読み取り手段によって情報信号とともに読み取られ
    たアドレス情報がエンドアドレスになったか否かを検出
    し、 上記読み取り手段によって情報信号とともに読み取られ
    たアドレス情報がエンドアドレスに到達したときに交換
    手段を動作させて記録媒体を交換するようにした複数の
    記録媒体の連続再生方法。
  2. 【請求項2】上記読み取り手段から出力される出力信号
    は上記記憶手段に記憶されたデータの読み出し速度より
    も速い速度で書き込まれるようにした請求項1記載の複
    数の記録媒体の連続再生方法。
  3. 【請求項3】ディジタル信号が記録された記録媒体を複
    数枚収納した記録媒体収納部より選択的に記録媒体を取
    り出す交換手段と、 取り出された記録媒体からの情報信号を読み取る読み取
    り手段と、読み出し速度よりも速い書き込み速度で上記
    読み取り手段からの出力信号が一旦書き込まれるメモリ
    とを含み、上記メモリから読み出されたディジタル信号
    に所定の信号処理を施して取り出された記録媒体からの
    再生出力信号として出力する記録媒体再生部と、 上記記録媒体再生部により取り出された記録媒体を一定
    時間再生するように上記記録媒体再生部を制御する制御
    手段を有し、 上記制御手段は、上記メモリに蓄えられたディジタル信
    号が読み出されている間に上記交換手段により記録媒体
    の交換動作を行うように上記記録媒体再生部及び上記交
    換手段を制御する記録媒体の交換機能を有する記録媒体
    の再生装置。
  4. 【請求項4】上記装置は更に、上記読み取り手段から出
    力される出力信号中より上記アドレス情報を抽出するデ
    コード手段を備え、上記制御手段には上記デコード手段
    から出力されるアドレス情報が供給されるとともに、上
    記デコード手段から供給されるアドレス情報が所定値に
    達したときに制御信号を上記交換手段に供給して記録媒
    体の交換動作を行わせるようにしたことを特徴とする請
    求項3記載の記録媒体の交換機能を有する記録媒体の再
    生装置。
  5. 【請求項5】ディジタル情報信号とともにアドレス情報
    及び目録情報が記録されているディスク状記録媒体の交
    換機能を有するディスク状記録媒体の再生装置であっ
    て、 収納部に収納された複数のディスク状記録媒体を選択的
    に取り出すとともに再生の終了したディスク状記録媒体
    を返却するディスク交換手段と、 上記ディスク交換手段によって取り出されたディスク状
    記録媒体に記録された情報を読み取るヘッド手段と、 上記ヘッド手段から出力される出力信号より上記アドレ
    ス情報を抽出するデコード手段と、 上記ヘッド手段から出力された出力信号を一旦蓄える記
    憶手段と、 上記記憶手段から出力される出力信号に信号処理を施す
    信号処理手段と、 上記デコード手段から出力されるアドレス情報が供給さ
    れるとともに、上記交換手段、上記ヘッド手段、上記記
    憶手段及び上記信号処理手段の動作を制御する制御手段
    とを有し、 上記記憶手段へ上記ヘッド手段から出力される出力信号
    の書き込み速度が上記記憶手段から読み出されるデータ
    の読み出し速度よりも速くなるように上記記憶手段への
    書き込み及び読み出し動作を制御し、 上記制御手段は上記デコード手段から供給されるアドレ
    ス情報が所定の値に達したときに制御信号を上記交換手
    段に供給してディスク状記録媒体の交換動作を行わせる
    ようにしたディスク状記録媒体の交換機能を有するディ
    スク状記録媒体の再生装置。
  6. 【請求項6】上記制御手段には、ディスク状記録媒体に
    記録された目録情報が記憶されており、記憶された目録
    情報中のアドレス情報と上記デコーダ手段からのアドレ
    ス情報とを比較することによって制御信号を発生するよ
    うにしたことを特徴とする請求項5記載のディスク状記
    録媒体の交換機能を有するディスク状記録媒体の再生装
    置。
JP26427893A 1992-10-26 1993-09-28 ディスク状記録媒体の交換機能を有するディスク状記録媒体の再生装置及び連続再生方法 Pending JPH06195948A (ja)

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JP4-311221 1992-10-26
JP31122192 1992-10-26
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