JPH0729291A - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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JPH0729291A
JPH0729291A JP19426693A JP19426693A JPH0729291A JP H0729291 A JPH0729291 A JP H0729291A JP 19426693 A JP19426693 A JP 19426693A JP 19426693 A JP19426693 A JP 19426693A JP H0729291 A JPH0729291 A JP H0729291A
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JP
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disk
shaped recording
recording medium
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reproducing
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Application number
JP19426693A
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English (en)
Inventor
Takeshi Yamamoto
毅志 山本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、例えば複数の光デイスクを選択的に
再生する光デイスク装置等の再生装置に関し、記録媒体
を選択した後再生を開始するまでの時間を短縮する。 【構成】本発明は、複数のデイスク状記録媒体3A〜3
Dを選択的に再生する際に、デイスク状記録媒体3A〜
3D毎にメモリ13に制御情報を格納し、選択対象の記
録媒体3A〜3D交換時この制御情報を更新し、この制
御情報に基づいて、再生位置に保持されたデイスク状記
録媒体3A〜3Dを再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図4) 発明が解決しようとする課題(図4) 課題を解決するための手段(図1〜図3) 作用(図1〜図3) 実施例 (1)実施例の構成(図1〜図3) (2)実施例の効果 (3)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は再生装置に関し、例えば
複数の光デイスクを選択的に再生する光デイスク装置に
適用し得る。
【0003】
【従来の技術】従来、光デイスク装置においては、種類
の異なる記録媒体を再生し得るようになされたものが提
案されている。すなわちこの種のデイスク状記録媒体に
おいては、ピツトを形成して音楽データを記録するよう
になされた光デイスクと、熱磁気記録の手法を適用して
音楽データを記録するようになされた光磁気デイスク、
さらには内周側に光デイスクと同一の領域を形成し、外
周側に光磁気デイスクと同一の領域を形成した複合形の
光デイスクとがある。
【0004】このデイスク状記録媒体においては、所定
のカートリツジに収納されて光デイスク装置に装填さ
れ、光デイスク装置においては、光デイスク及び光磁気
デイスクで情報記録面の反射率が異なることにより、予
め装填されたデイスク状記録媒体の種類を検出してレー
ザーパワーを設定した後、続いてこの種のデイスク状記
録媒体の再生に必要な種々の制御情報を検出するように
なされている。
【0005】すなわち光デイスク装置においては、マイ
クロコンピユータ構成のシステム制御回路で全体の動作
を制御し、このシステム制御回路は、所定の検出手段を
介してカートリツジがトレイに装填されたことを検出す
ると、トレイ駆動回路に制御コードを出力し、これによ
りこの駆動回路を駆動してカートリツジの窓を開くと共
に、このカートリツジを所定位置に移動させた後、カー
トリツジに収納されたデイスク状記録媒体をスピンドル
モータにチヤツキングする。
【0006】これにより図4に示すように、システム制
御回路は、トレイ駆動回路に制御コマンドを発行すると
ステツプSP1からステツプSP2に移り、このトレイ
駆動回路から出力されるチヤツキング完了のデータをモ
ニタすることにより、チヤツキングを完了したか否か判
断する。
【0007】ここで否定結果が得られると、システム制
御回路は、ステツプSP2を繰り返すのに対し、チヤツ
キングが完了すると、ステツプSP2において肯定結果
が得られることにより、ステツプSP3に移る。ここで
システム制御回路は、カートリツジの周囲に設けられた
識別穴の有無を検出することにより、カートリツジに収
納されたデイスク状記録媒体の種類を検出した後、続く
ステツプSP4でこの検出結果に基づいて、レーザーパ
ワーを設定する。
【0008】すなわちシステム制御回路は、光ピツクア
ツプ駆動回路に制御コードを出力し、光ピツクアツプ駆
動回路は、この制御コードを基準にしてデイスク状記録
媒体にレーザービームを照射する。
【0009】続いてシステム制御回路は、ステツプSP
5に移り、光ピツクアツプ駆動回路のポートを検出する
ことにより、光ピツクアツプ駆動回路で検出した反射光
の光量検出結果を入力するようになされ、このポート検
出が完了しない場合、ステツプSP5の処理手順を繰り
返すのに対し、ポート検出が完了すると、ステツプSP
6に移る。ここでシステム制御回路は、ポート検出結果
に基づいて、改めて光ピツクアツプ駆動回路に制御コー
ドを出力し、これによりレーザービームの光量を再調整
した後、ステツプSP7に移り、サーボ回路を動作状態
に立ち上げる。
【0010】これによりシステム制御回路は、識別穴検
出結果に基づいてリードイン領域に記録されたTOCデ
ータを再生する。
【0011】ここでこのTOCデータは、データ領域に
記録された音楽データの管理情報、さらにはデイスク状
記録媒体の種類をさらに細かく規定するデータ等で形成
され、システム制御回路は、このTOCデータを再生す
ると、ステツプSP8に移る。ここでシステム制御回路
は、このTOCデータを基準にしてユーザが熱磁気記録
した演奏の再生を指定したか否か判断し、ここで肯定結
果が得られると、ステツプSP9に移り、サーボ回路の
動作をADIPサーボに切り換える。
【0012】すなわちこの熱磁気記録の手法を適用した
デイスク状記録媒体においては、情報記録面にプリグル
ーブが形成され、このプリグルーブを基準にしてトラツ
キング制御し得るようになされている。またこのデイス
ク状記録媒体においては、このプリグルーブを所定の周
波数変調信号で蛇行させ、これによりこの周波数変調信
号でアドレス情報を記録するようになされ、さらにこの
変調信号のキヤリア周波数を検出してスピンドル制御し
得るようになされている。
【0013】かくしてシステム制御回路は、サーボ回路
の動作をADIPサーボに切り換えることにより、この
プリグルーブを基準にして、スピンドル制御及びトラツ
キング制御し、さらに再生位置を検出し得るようになさ
れ、サーボ回路の動作を切り換えると、ステツプSP1
0に移つて再生動作を開始するようになされている。
【0014】これに対してピツトを形成して記録された
演奏をユーザが指定した場合、システム制御回路は、ス
テツプSP8からステツプSP11に移り、ここでこの
ピツト列を基準にしてスピンドル制御、トラツキング制
御するようにサーボ回路の動作を切り換えた後、ステツ
プSP10に移る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の光デ
イスク装置にいわゆるデイスクチエンジヤを適用するこ
とにより、予め所定のマガジンにセツトした複数枚のカ
ートリツジの中から、ユーザの操作に応動して所望のカ
ートリツジを選択的に再生し得、この種の光デイスク装
置の使い勝手を向上し得ると考えられる。
【0016】ところがこの場合、従来の光デイスク装置
のように、装填されたデイスク状記録媒体の制御情報を
その都度検出して再生動作を開始すると、その分カート
リツジを選択した後再生を開始するまでの時間が長くな
る問題がある。
【0017】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、複数枚のデイスク状記録媒体を選択的に再生する際
に、選択して再生を開始するまでの時間を短縮すること
ができる再生装置を提案しようとするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、複数のデイスク状記録媒体3A〜
3Dを交換可能に保持するデイスク保持手段2と、複数
のデイスク状記録媒体3A〜3Dから所定のデイスク状
記録媒体3A〜3Dを選択し、該選択したデイスク状記
録媒体3A〜3Dを所定の再生位置に保持するデイスク
選択手段4と、デイスク状記録媒体3A〜3Dに記録し
た記録データの再生に必要な制御情報に基づいて、再生
位置に保持されたデイスク状記録媒体3A〜3Dにレー
ザービームを照射し、レーザービームの反射光を検出し
て記録データを再生する情報再生手段6、7、8、9、
10、11、12、13、14と、再生位置に保持され
たデイスク状記録媒体3A〜3D、又はデイスク保持手
段2に保持されたデイスク状記録媒体3A〜3Dの種類
を判別するデイスク判別手段17と、デイスク判別手段
17の判別結果に基づいて、制御情報を複数のデイスク
状記録媒体3A〜3D毎に格納するメモリ13とを備
え、メモリ13は、デイスク保持手段2にデイスク状記
録媒体3A〜3Dが保持されると、制御情報を更新す
る。
【0019】さらに第2の発明においては、複数のデイ
スク状記録媒体3A〜3Dを交換可能に保持するデイス
ク保持手段2と、デイスク保持手段2を交換可能に保持
し、複数のデイスク状記録媒体3A〜3Dから所定のデ
イスク状記録媒体3A〜3Dを選択し、該選択したデイ
スク状記録媒体3A〜3Dを所定の再生位置に保持する
デイスク選択手段4と、デイスク状記録媒体3A〜3D
に記録した記録データの再生に必要な制御情報に基づい
て、再生位置に保持されたデイスク状記録媒体3A〜3
Dにレーザービームを照射し、レーザービームの反射光
を検出して記録データを再生する情報再生手段6、7、
8、9、10、11、12、13、14と、再生位置に
保持されたデイスク状記録媒体3A〜3D、又はデイス
ク保持手段2に保持されたデイスク状記録媒体3A〜3
Dの種類を判別するデイスク判別手段17と、デイスク
判別手段17の判別結果に基づいて、制御情報を複数の
デイスク状記録媒体3A〜3D毎に格納するメモリ13
とを備え、メモリ13は、デイスク保持手段2がデイス
ク選択手段4に保持されると、制御情報を更新する。
【0020】さらに第3の発明において、デイスク状記
録媒体3A〜3Dは、それぞれ所定のデイスク収納ケー
スに収納された状態でデイスク保持手段2に供給されて
保持され、デイスク判別手段17は、デイスク収納ケー
スに設けられた識別穴の有無を検出してデイスク状記録
媒体3A〜3Dの種類を判別し、情報再生手段6、7、
8、9、10、11、12、13、14は、制御情報に
基づいて、デイスク状記録媒体3A〜3Dの種類で決ま
る光量にレーザービームの光量を設定する。
【0021】さらに第4の発明において、デイスク状記
録媒体3A〜3Dは、それぞれ所定の管理情報記録領域
に制御情報を記録すると共に、所定のデータ領域に記録
データを記録し、デイスク判別手段6、8、10、1
1、12、13は、予め管理情報記録領域を再生して得
られる再生結果に基づいて、制御情報を検出し、情報再
生手段6、7、8、9、10、11、12、13、14
は、制御情報に基づいて、デイスク状記録媒体3A〜3
Dを回転駆動するサーボ回路7、9の動作を切り換え、
デイスク状記録媒体3A〜3Dがプリグルーブを形成し
て記録データを記録したデイスク状記録媒体3A〜3D
のとき、プリグルーブの蛇行を基準にしてデイスク状記
録媒体3A〜3Dを回転駆動し、デイスク状記録媒体3
A〜3Dがピツトを形成して記録データを記録したデイ
スク状記録媒体3A〜3Dのとき、ピツトの形成周期を
基準にしてデイスク状記録媒体3A〜3Dを回転駆動す
る。
【0022】
【作用】デイスク状記録媒体3A〜3D毎にメモリ13
に制御情報を格納し、この制御情報に基づいて、再生位
置に保持されたデイスク状記録媒体3A〜3Dにレーザ
ービームを照射して記録データを再生すれば、デイスク
状記録媒体3A〜3Dを選択する毎に制御情報を検出し
なくても、簡易に所望のデイスク状記録媒体3A〜3D
を再生し得る。
【0023】このときデイスク保持手段2にデイスク状
記録媒体3A〜3Dが保持されると、さらにはこのデイ
スク保持手段2を交換可能に保持する場合において、こ
のデイスク保持手段2が保持されたとき、この制御情報
を更新すれば、確実に対応するデイスク状記録媒体の制
御情報をメモリ13に保持し得る。
【0024】かくして識別穴の有無を検出して得られる
制御情報に基づいて、デイスク状記録媒体3A〜3Dの
種類で決まる光量にレーザービームの光量を設定して、
及び又は管理情報記録領域を再生して検出される制御情
報に基づいて、サーボ回路7、9の動作を切り換えて、
この種のデイスク状記録媒体3A〜3Dを再生すること
ができる。
【0025】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0026】(1)実施例の構成 図1において、1は全体として光デイスク装置を示し、
マガジン2にカートリツジ3A〜3Dを収納し、このカ
ートリツジ3A〜3Dに収納したデイスク状記録媒体を
再生する。
【0027】すなわち光デイスク装置1は、マガジン2
を着脱自在に保持し、このマガジン2に最大4枚のカー
トリツジ3A〜3Dを収納し得るようになされている。
このカートリツジ3A〜3Dは、それぞれ光デイスク、
光磁気デイスク、又は複合形のデイスク状記録媒体を収
納し、このカートリツジ3A〜3Dの周辺部分に形成さ
れた識別穴の有無を検出して収納したデイスク状記録媒
体の種類を判別し得るようになされている。
【0028】これにより光デイスク装置1は、このマガ
ジン2を取り外してカートリツジ3A〜3Dを交換した
後、再び元のマガジン収納位置に保持することにより、
選択対象のカートリツジ3A〜3Dを自由に交換し得る
ようになされている。マガジン検出手段3は、マガジン
2がマガジン収納位置に取り付けられるとオフ状態から
オン状態に切り換わるスイツチで形成され、これにより
光デイスク装置1は、このマガジン検出手段3がオフ状
態からオン状態に切り換わると、一旦取り外されたマガ
ジンが再び元のマガジン収納位置に保持されたことを検
出するようになされている。
【0029】デイスク駆動機構4は、システム制御回路
5から出力される制御コマンドに応動してて動作し、シ
ステム制御回路5で指定されたカートリツジ3A〜3D
をマガジン2から引き出し、所定の再生位置にセツトす
る。このときデイスク駆動機構4は、カートリツジ3A
〜3Dに形成された窓を開いて再生位置にセツトするよ
うになされ、これにより光デイスク装置1は、光ピツク
アツプ6を駆動してカートリツジ3A〜3Dに収納され
たデイスク状記録媒体にレーザービームを照射し得るよ
うになされている。
【0030】さらにデイスク駆動機構4は、カートリツ
ジ3A〜3Dを再生位置にセツトした際、スピンドルモ
ータにデイスク状記録媒体をチヤツキングするようにな
され、チヤツキングを完了するとシステム制御回路5に
チヤツキング完了の制御データを出力する。これにより
光デイスク装置1は、このチヤツキングの完了を待つて
スピンドルモータを回転駆動することにより、再生位置
に保持されたカートリツジについて、このカートリツジ
に収納されたデイスク状記録媒体を回転駆動するように
なされている。
【0031】このスピンドルモータは、サーボ回路7で
制御されて所定の回転速度に保持されるようになされ、
これにより光デイスク装置1は、デイスク状記録媒体を
線速度一定の条件で回転駆動し得るようになされてい
る。光ピツクアツプ6は、デイスク状記録媒体にレーザ
ービームを照射し、その結果得られる反射光を所定の受
光素子で受光するようになされ、その受光結果を増幅回
路8を介してサーボ制御回路9に出力する。
【0032】このとき光ピツクアツプ6は、サーボ回路
7で制御されて所望の再生位置にシークし得るようにな
され、またシーク後においては、トラツキング制御、フ
オーカス制御し得るようになされている。これに対応し
てサーボ制御回路9は、システム制御回路5から出力さ
れる制御コマンドに応動して動作を切り換え、これによ
りデイスク状記録媒体の種類に対応して増幅回路8から
出力される受光結果を処理してトラツキングエラー信
号、フオーカスエラー信号を生成し、サーボ回路7は、
このトラツキングエラー信号、フオーカスエラー信号を
基準にして光ピツクアツプ6を駆動する。
【0033】さらにサーボ制御回路9は、同様にして増
幅回路8から出力される受光結果に基づいて、レーザー
ビーム照射位置の線速度を検出し、その線速度検出結果
をサーボ回路7に出力する。これにより光デイスク装置
1は、レーザービーム照射位置がピツトを形成して種々
のデータを記録した領域の場合、このピツト形成の基準
周期が所定周期になるようにスピンドルモータを回転駆
動し、これに対してレーザービーム照射位置にプリグル
ーブが形成されている場合、このプリグルーブの蛇行す
る周波数が所定の周波数になるようにスピンドルモータ
を回転駆動し、これによりデイスク状記録媒体を線速度
一定の条件で回転駆動するようになされている。
【0034】アドレスデコーダ10は、増幅回路8の出
力信号を2値化して再生データを得、この再生データを
デコーダ11に出力する。このときアドレスデコーダ1
0は、再生データに所定周期に介挿されたアドレスデー
タを検出し、このアドレスデータをデコーダ11に出力
する。デコーダ11は、再生データをEFM復調した
後、誤り訂正処理して出力する。これにより光デイスク
装置1においては、リードイン領域を再生してデコーダ
11からTOCデータを検出し得るのに対し、データ領
域を再生してこのデコーダ11でオーデイオデータを復
調し得るようになされている。
【0035】メモリ制御回路12は、アドレスデコーダ
10で検出したアドレスデータを基準にしてデコーダ1
1から出力されるオーデイオデータをDRAM構成のメ
モリ13に格納し、さらに所定順序でこのメモリ13か
らオーデイオデータを読み出して出力する。これにより
光デイスク装置1は、メモリ13をバツフアメモリとし
て使用して再生したオーデイオデータを出力するように
なされ、デコーダ14は、このメモリ制御回路12から
出力されるオーデイオデータを音声伸長処理して出力す
る。
【0036】デイジタルアナログ変換回路15は、この
音声伸長処理したオーデイオデータをアナログ信号に変
換して出力し、これにより光デイスク装置1は、カート
リツジ3A〜3Dを選択的に再生してオーデイオ信号を
出力し得るようになされている。
【0037】このとき光デイスク装置1は、メモリ制御
回路12からデコーダ14に出力するオーデイオデータ
の転送レートに対して、デコーダ11からメモリ制御回
路12に出力するオーデイオデータの転送レートがほぼ
5倍になるように全体の動作を制御し、さらにメモリ1
3の空容量が所定値以下になるとメモリ13へのオーデ
イオデータの書き込みを中止し、デイスク状記録媒体の
同一箇所を繰り返し再生する。
【0038】これにより光デイスク装置1は、メモリ1
3の読出速度に対して書き込み速度を速く設定し、例え
ば外乱等によりレーザービームがデトラツクして正しい
データを再生し得ない場合、繰り返しオーデイオデータ
を再生して正しく再生し得なかつたデータを補うように
なされ、これにより光デイスク装置1全体が振動等した
場合でも、オーデイオ信号を確実に再生し得るようにな
されている。
【0039】これに対してメモリ制御回路12は、デイ
スク状記録媒体のリードイン領域を再生する場合、デコ
ーダ11を介して得られるTOCデータをメモリ13の
所定領域に格納し、システム制御回路5は、このTOC
データを基準にして全体の動作を制御する。
【0040】すなわち図2に示すように、メモリ13
は、オーデイオデータを格納すると共に、マガジン2に
収納されたデイスク状記録媒体毎に、各デイスク状記録
媒体の制御情報を格納するようになされ、光デイスク装
置1は、この制御情報にデイスク状記録媒体の種類、T
OCデータを割り当てるようになされている。これに対
応してシステム制御回路5は、マガジン検出手段3を介
してマガジン2が装填されたことを検出すると、デイス
ク駆動機構4に制御コマンドを出力し、順次カートリツ
ジ3A〜3Dを再生位置に保持する。
【0041】さらにシステム制御回路5は、このように
してカートリツジ3A〜3Dを再生位置に保持すると、
スイツチでなる識別穴検出手段17の検出結果に基づい
て、再生位置に保持したカートリツジ3A〜3D毎に順
次識別穴の有無を検出し、これによりこのカートリツジ
3A〜3Dに収納されたデイスク状記録媒体の種類を判
別する。これによりシステム制御回路5は、この検出し
たデイスク状記録媒体の種類を制御情報の一部をとして
メモリ13の対応する領域に格納した後、この種類検出
結果に基づいて光ピツクアツプ6の光量を設定する。
【0042】これによりシステム制御回路5は、サーボ
回路7を起動してこの光量でデイスク状記録媒体のリー
ドイン領域を再生し、その結果得られるTOCデータを
制御情報の一部をとしてメモリ13の対応する領域に格
納する。これにより光デイスク装置1においては、マガ
ジンが装填される毎に、従来の光デイスク装置について
上述した図2に示す処理手順の一部を各カートリツジ3
A〜3D毎に実行し、これにより各デイスク状記録媒体
の再生に必要な制御情報を予め検出するようになされ、
検出した制御情報をデイスク状記録媒体毎にメモリ13
に格納するようになされている。
【0043】これにより光デイスク装置1においては、
従来、カートリツジが再生位置に保持される毎に実行し
ていた制御情報の検出を、カートリツジ3A〜3Dの交
換時、予めまとめて実行し、デイスク状記録媒体毎にそ
の制御情報をメモリ13に格納するようになされ、再生
時、このメモリ13に格納した制御情報に基づいて各デ
イスク状記録媒体を再生するようになされている。
【0044】すなわちシステム制御回路5は、ユーザが
所望のカートリツジを選択すると、デイスク駆動機構4
に制御コードを発行してユーザが選択したカートリツジ
を再生位置にセツトし、スピンドルモータにチヤツキン
グする。さらにシステム制御回路5は、この制御コード
を発行すると、図3に示す処理手順のステツプSP20
からステツプSP21に移り、ここでメモリ13から対
応するデイスク状記録媒体の制御情報をリードし、続く
ステツプSP22において、この制御情報に基づいて各
回路ブロツクに制御コードを出力する。
【0045】これにより光デイスク装置1は、光ピツク
アツプから出力されるレーザービームの光量をデイスク
状記録媒体の種類で決まる光量に設定した後、反射光を
検出してこの光量を再調整する。さらにユーザの選択し
た演奏がピツトの形式で記録されている場合、サーボ回
路7の動作を切り換え、これによりこのピツトの基本形
成周期が一定値になるように、スピンドルモータを回転
駆動する。さらにこのときサーボ制御回路9の動作を切
り換え、これによりこのピツトを基準にしてトラツキン
グ制御し得るようにサーボ動作を切り換える。
【0046】これに対してユーザの選択した演奏が熱磁
気記録の手法を適用して記録されている場合、プリグル
ーブが所定周波数で蛇行するように、サーボ回路7の動
作を切り換えてスピンドルモータを駆動し、さらにこの
プリグルーブを基準にしてトラツキング制御し得るよう
に、サーボ制御回路9の動作を切り換える。
【0047】これによりシステム制御回路5は、制御コ
ードを出力すると、ステツプSP23に移つてこの処理
手順を完了し、これによりユーザの選択した演奏を再生
する。これにより光デイスク装置1は、所望のカートリ
ツジを再生位置に保持した後、再生を開始するまでの
間、制御情報の検出処理を省略し得、従来に比して短い
時間で再生を開始することができる。
【0048】(2)実施例の効果 以上の構成によれば、デイスク状記録媒体に記録したオ
ーデイオデータの再生に必要な制御情報を各デイスク状
記録媒体毎にメモリに格納し、カートリツジ交換時、こ
の制御情報を更新すると共に、この制御情報に基づいて
各デイスク状記憶媒体を再生することにより、再生開始
時の制御情報の検出処理を省略して再生処理を開始し
得、その分所望のデイスク状記録媒体を選択して再生を
開始するまでの時間を短縮することができる。
【0049】(3)他の実施例 なお上述の実施例においては、マガジンを着脱自在に保
持し、このマガジンが装着されたとき、メモリに格納し
た制御情報を更新する場合について述べたが、本発明は
これに限らず、例えば光デイスク装置に固定した複数の
トレイにカートリツジを装填することにより、このトレ
イから所望のカートリツジを選択して再生する光デイス
ク装置においては、このトレイにカートリツジが装填さ
れたとき、メモリに格納した制御情報を更新するように
してもよい。なおこの場合、各トレイにスイツチ等を設
けて、カートリツジが装填されたことを検出することに
なる。
【0050】さらに上述の実施例においては、デイスク
の種類を表す情報を制御情報としてメモリに格納する場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、併せてデ
イスク状記憶媒体に記録した演奏名、デイスク状記録媒
体自体の固有名称等を格納するようにしてもよい。
【0051】さらに上述の実施例においては、カートリ
ツジに収納したデイスク状記録媒体を再生する場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、デイスク状記録
媒体単体で供給される種々の記録媒体を再生する場合等
にも広く適用することができる。
【0052】さらに上述の実施例においては、再生位置
にカートリツジをセツトした際に識別穴の有無を検出す
る場合について述べたが、本発明はこれに限らず、マガ
ジン側にこの検出機構を設けるようにしてもよい。
【0053】さらに上述の実施例においては、DRAM
を用いてメモリ13を形成する場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、SRAM、EEPROM等の種
々のメモリを広く適用することができ、さらにオーデイ
オデータ用のメモリと別体に形成するようにしてもよ
い。
【0054】さらに上述の実施例においては、カートリ
ツジに収納したデイスク状記録媒体を再生する場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、デイスク状記録
媒体単体で供給される種々の記録媒体を再生する場合等
に広く適用することができる。
【0055】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、複数のデ
イスク状記録媒体を選択的に再生する際に、デイスク状
記録媒体毎に制御情報をメモリに格納し、選択対象の記
録媒体の交換時、この制御情報を更新し、この制御情報
に基づいて、再生位置に保持されたデイスク状記録媒体
を再生することにより、再生開始時における制御情報の
検出処理を省略し得、その分所望のデイスク状記録媒体
を選択して再生を開始するまでの時間を短縮することが
できる再生装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による光デイスク装置を示す
ブロツク図である。
【図2】そのメモリの構成を示す略線図である。
【図3】その動作の説明に供するフローチヤートであ
る。
【図4】従来の光デイスク装置の再生開始時の処理の説
明に供するフローチヤートである。
【符号の説明】
1……光デイスク装置、2……マガジン、3A〜3D…
…カートリツジ、4……デイスク駆動機構、5……シス
テム制御回路、6……光ピツクアツプ、7……サーボ回
路、9……サーボ制御回路、12……メモリ制御回路、
13……メモリ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のデイスク状記録媒体を交換可能に保
    持するデイスク保持手段と、 上記複数のデイスク状記録媒体から所定のデイスク状記
    録媒体を選択し、該選択したデイスク状記録媒体を所定
    の再生位置に保持するデイスク選択手段と、 上記デイスク状記録媒体に記録した記録データの再生に
    必要な制御情報に基づいて、上記再生位置に保持された
    デイスク状記録媒体にレーザービームを照射し、上記レ
    ーザービームの反射光を検出して上記記録データを再生
    する情報再生手段と、 上記再生位置に保持された上記デイスク状記録媒体、又
    は上記デイスク保持手段に保持された上記デイスク状記
    録媒体の種類を判別するデイスク判別手段と、 上記デイスク判別手段の判別結果に基づいて、上記制御
    情報を上記複数のデイスク状記録媒体毎に格納するメモ
    リとを具え、 上記メモリは、上記デイスク保持手段に上記デイスク状
    記録媒体が保持されると、上記制御情報を更新すること
    を特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】複数のデイスク状記録媒体を交換可能に保
    持するデイスク保持手段と、 上記デイスク保持手段を交換可能に保持し、上記複数の
    デイスク状記録媒体から所定のデイスク状記録媒体を選
    択し、該選択したデイスク状記録媒体を所定の再生位置
    に保持するデイスク選択手段と、 上記デイスク状記録媒体に記録した記録データの再生に
    必要な制御情報に基づいて、上記再生位置に保持された
    デイスク状記録媒体にレーザービームを照射し、上記レ
    ーザービームの反射光を検出して上記記録データを再生
    する情報再生手段と、 上記再生位置に保持された上記デイスク状記録媒体、又
    は上記デイスク保持手段に保持された上記デイスク状記
    録媒体の種類を判別するデイスク判別手段と、 上記デイスク判別手段の判別結果に基づいて、上記制御
    情報を上記複数のデイスク状記録媒体毎に格納するメモ
    リとを具え、 上記メモリは、上記デイスク保持手段が上記デイスク選
    択手段に保持されると、上記制御情報を更新することを
    特徴とする再生装置。
  3. 【請求項3】上記デイスク状記録媒体は、それぞれ所定
    のデイスク収納ケースに収納された状態で上記デイスク
    保持手段に供給されて保持され、 上記デイスク判別手段は、上記デイスク収納ケースに設
    けられた識別穴の有無を検出して上記デイスク状記録媒
    体の種類を判別し、 上記情報再生手段は、上記制御情報に基づいて、上記デ
    イスク状記録媒体の種類で決まる光量に上記レーザービ
    ームの光量を設定することを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載の再生装置。
  4. 【請求項4】上記デイスク状記録媒体は、それぞれ所定
    の管理情報記録領域に上記制御情報を記録すると共に、
    所定のデータ領域に上記記録データを記録し、 上記デイスク判別手段は、予め上記管理情報記録領域を
    再生して得られる再生結果に基づいて、上記制御情報を
    検出し、 上記情報再生手段は、上記制御情報に基づいて、上記デ
    イスク状記録媒体を回転駆動するサーボ回路の動作を切
    り換え、上記デイスク状記録媒体がプリグルーブを形成
    して上記記録データを記録したデイスク状記録媒体のと
    き、上記プリグルーブの蛇行を基準にして上記デイスク
    状記録媒体を回転駆動し、上記デイスク状記録媒体がピ
    ツトを形成して上記記録データを記録したデイスク状記
    録媒体のとき、上記ピツトの形成周期を基準にして上記
    デイスク状記録媒体を回転駆動することを特徴とする請
    求項1、請求項2又は請求項3に記載の再生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0942416A2 (en) * 1998-03-10 1999-09-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Apparatus and method for recording data in the residual recording capacity of recording media
US8756709B2 (en) 2000-10-31 2014-06-17 Sony Corporation Apparatus for, and method of, recording/playing audio data having additional information embedded therein

Cited By (3)

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US8756709B2 (en) 2000-10-31 2014-06-17 Sony Corporation Apparatus for, and method of, recording/playing audio data having additional information embedded therein

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