JPH07320383A - チェンジャーシステム - Google Patents

チェンジャーシステム

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Publication number
JPH07320383A
JPH07320383A JP13397594A JP13397594A JPH07320383A JP H07320383 A JPH07320383 A JP H07320383A JP 13397594 A JP13397594 A JP 13397594A JP 13397594 A JP13397594 A JP 13397594A JP H07320383 A JPH07320383 A JP H07320383A
Authority
JP
Japan
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tray
sub
disc
stock
elevator block
Prior art date
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Pending
Application number
JP13397594A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Hisamatsu
伸明 久松
Hiroyuki Kitsukouji
宏幸 吉光寺
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 イジェクト部位の蓋が不用意に開けられて指
や異物が挿入された際に危険を回避できるようにする。 【構成】 チェンジャーシステムにおいて、制御手段
は、搬送手段がある特定の搬送動作、例えば垂直方向の
搬送動作を実行する際に、検出手段によって遮蔽手段の
開放状態が検出されたら、その搬送動作を緊急停止させ
るようにする (F201〜F203) 。また、緊急停止中に遮蔽
手段が閉じられたことを検出したら、搬送手段の停止状
態を解除し、所要の動作を実行させるようにする (F203
〜F205) 。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばディスク状に形
成されている記録媒体を複数個収納し、選択的に再生動
作等を実行させることができるチェンジャーシステムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】CD(コンパクトディスク)、MD(ミ
ニディスク)などのディスク状記録媒体がオーディオ用
などに広く普及しており、近年、例えばCDチェンジャ
ープレーヤーなどで知られるように複数のディスクを収
納して選択的に再生を行なうことができるチェンジャー
システムも開発されている。
【0003】このようなチェンジャーシステムでは、C
Dを保持する保持手段、例えばトレイを例えば5枚収納
できるストッカが設けられ、そのストッカからトレイを
再生ヘッドのあるローディング位置や、CDの挿入/排
出を行なう位置の間で移動させることができるようにな
されている。例えば挿入/排出位置にトレイを移動させ
ることでユーザーがCDを装填したり、或はストッカに
収納されていたCDを取り出すことができる。またトレ
イをローディング位置に移動させることで、そのトレイ
に搭載されているCDの再生動作を行なうことができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
機器の挿入/排出位置(イジェクト位置)においては、
通常、蓋が設けられており、例えばトレイのイジェクト
動作で蓋が回動されて開放され、トレイが機器外部に表
出するようになされている。そして通常は、この蓋が閉
じられていることで、機器の正面パネル側から機器内部
が見えないように、また異物が機器内部に入らないよう
にされている。
【0005】ところが、このような蓋をユーザーが手で
回動させて機器内部に指を入れたような場合、内部に搬
送機構が配置されて動作されるチェンジャーシステムで
は、トレイの上下方向の搬送動作によって指が挟まって
しまうなど、非常に危険な状態になることがある。また
トレイの上下方向の搬送動作中に蓋が開けられ、異物が
入れられた場合は、その異物が搬送機構にダメージを与
えるなど機器の故障の原因となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、蓋が不用意に開けられて指や異物が挿入さ
れた際に危険を回避できるようにすることを目的とす
る。
【0007】このため、記録媒体を複数個、それぞれ所
定のストック位置に収納するストッカ手段と、記録媒体
から情報を読み出す再生手段と、記録媒体が、ストック
位置、記録媒体の再生位置、記録媒体の挿脱位置の間で
搬送されるように搬送動作を行なう搬送手段と、挿脱位
置から機器内部を遮蔽しているとともに挿脱位置にかか
る搬送動作の際に開放される遮蔽手段と、遮蔽手段の開
放状態を検出する検出手段と、再生手段及び搬送手段の
動作制御を行なう制御手段とを有するチェンジャーシス
テムにおいて、制御手段は、搬送手段がある特定の搬送
動作を実行する際に、検出手段によって遮蔽手段の開放
状態が検出されたら、その搬送動作を停止させることが
できるように構成する。
【0008】また、制御手段は、遮蔽手段の開放状態の
検出により搬送動作を停止させている際に、検出手段に
よって遮蔽手段が閉じられたことを検出したら、搬送手
段の停止状態を解除し、所要の動作を実行させるように
する。
【0009】
【作用】蓋などの遮蔽手段が開放されて異物が混入され
る可能性が生じた場合において、人体又は装置に危険を
生じさせる可能性のある特定の動作、例えば搬送機構の
上下方向の移動動作については、これを非常停止させる
ようにすることで、危険は回避される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明していくが、ま
ずディスクチェンジャー装置のメカニカルな構造につい
て説明し、その後、本発明の要旨となる構成及び動作に
ついて説明する。なお、ディスクチェンジャー装置の構
造の説明においては図12〜図23を用いるが、図示す
る構造部位のうち、本発明と直接関連する部位のみの説
明にとどめる。
【0011】説明は次の順序で行う。 1.チェンジャー装置の全体構成 2.サブトレイ及びストッカの構造 3.メイントレイ、スライダの構造と水平搬送動作 4.エレベータブロックの構造と水平搬送動作 5.カム板による垂直搬送動作 6.水平搬送状態のセンサ手段 7.ディスク有無のセンサ手段 8.垂直搬送状態のセンサ手段 9.チェンジャープレーヤ装置の構成 10.メカイニシャライズ方式 11.蓋開放による緊急処理 12.緊急停止からの復帰動作
【0012】<1.チェンジャー装置の全体構成>ディ
スクチェンジャー装置の要部の分解斜視図を図12に示
す。このチェンジャー装置は、シャーシ1を有し、シャ
ーシ1の底板部2上には、ディスクのチャッキングを行
なうディスクテーブル6やディスクからの信号再生を行
なう光学ヘッド7を有するディスクドライブ部5が配設
されている。また、シャーシ1の後方側には複数のディ
スクをそれぞれサブトレイ14に載せた状態で収納する
ことができるストッカ8が、ビス10によって取り付け
られる。ストッカ8はサブトレイ14を5枚収納できる
ように構成されており、各サブトレイ14は第1のスト
ック高さ位置から第5のストック高さ位置までに積層状
に収納される。
【0013】さらに、シャーシ1におけるディスクドラ
イブ部5の上方側には、エレベータブロックベース44
及びエレベータブロックトップ67からなるエレベータ
ブロックが配設される。
【0014】このエレベータブロックベース44及びエ
レベータブロックトップ67はビス65により一体化さ
れているとともに、エレベータブロックベース44の支
持ピン47、48がシャーシ1の両側壁部3,4に形成
されたガイドスリット21,22に挿通した状態とされ
ていることによって、このエレベータブロックはエレベ
ータ機構を介して昇降可能とされ、即ち、ディスクドラ
イブ部5に近接する部位から、ストッカ8の最上段のス
トック位置に相当する高さ位置(第5のストック高さ位
置)まで移動することができるようになされている。
【0015】このエレベータブロックにはメイントレイ
75が支持されており、このメイントレイ75は水平方
向には、エレベータブロック内に収納される位置状態
(プレイ位置)から、エレベータブロックより前方に側
に突出した位置状態(イジェクト位置)まで移動可能と
されている。さらにプレイ位置にある状態において、エ
レベータブロックに保持されて垂直方向に搬送される。
【0016】またメイントレイ75にはストッカ8に収
納されているサブトレイ14が選択的に収納されるよう
になされる。即ちメイントレイ75がエレベータブロッ
クに保持されて昇降され、ストッカ8の或るストック位
置に相対する状態となった時に、そのストック位置に収
納されているサブトレイ14は、メイントレイ75に組
み込まれたスライダ88によって引き出されてメイント
レイ75内に引き込まれて係合されるようになされる。
また、逆にメイントレイ75から引き出されてストッカ
8に収容される。
【0017】従ってサブトレイ14は、水平方向には、
ストッカ8に収納された位置状態(ストック位置)から
メイントレイ75に組み込まれた位置(プレイ位置)ま
で搬送されるとともに、メイントレイ75とともにプレ
イ位置とイジェクト位置の間で搬送される。また、垂直
方向にはメイントレイ75とともにエレベータブロック
に保持されて搬送されることになる。
【0018】ディスクは各々サブトレイ14に載置され
るものであり、サブトレイ14がイジェクト位置に搬送
されることでユーザーはディスクの装填/取り出しを行
なうことができ、また、サブトレイ14がストック位置
に搬送されることで、ディスクはストッカ8に収納され
たこととなる。また、或るサブトレイ14に載置されて
いるディスクは、メイントレイ75とともにサブトレイ
14がディスクドライブ部5の位置(ローディング位
置)まで搬送されることによってディスクドライブ部5
のディスクテーブル6にチャッキングされてスピンドル
モータによって回転され、光学ヘッド7によって再生さ
れることになる。
【0019】シャーシ1の側壁部3,4の外側には、第
1のカム板24及び第2のカム板23が取り付けられ
る。第1のカム板24には水平方向に長孔となる支持ス
リット28,29,30が形成され、また第2のカム板
23にも、同様の位置に水平方向に長孔となる支持スリ
ット25,26,27が形成されている。そして、側壁
部3,4の外側には支持ピン18,19,20が形成さ
れており、支持ピン18が支持スリット25,28に、
支持ピン19が支持スリット26,29に、支持ピン2
0が支持スリット27,30に、それぞれ挿通している
ことによって、第1,第2のカム板24,23は、シャ
ーシ1に対して水平方向に移動可能に支持されているこ
とになる。
【0020】第1のカム板24にはカム溝33が設けら
れ、また第2のカム板23にはカム孔31が形成されて
いる。そして上述したようにシャーシ1のガイドスリッ
ト21を挿通しているエレベータブロックベース44の
支持ピン47,48は、第2のカム板23にはカム孔3
1を挿通して第1のカム板24にはカム溝33に達して
いる。
【0021】そして、第1,第2のカム板24,23が
所定の範囲でシャーシ1に対して水平方向に前後に移動
を繰り返すことにより、支持ピン47,48は、カム孔
31及びカム溝33に案内されて上方又は下方に移動さ
れる。即ち、第1,第2のカム板24,23の水平方向
の前後繰り返し移動動作によりエレベータブロックがシ
ャーシ1内で昇降動作されることになる。71は天板を
示し、ビス74によってシャーシ1の上面に取り付けら
れる。
【0022】<2.サブトレイ及びストッカの構造>こ
れらの各構造部位についての搬送時、ストック時等の位
置関係や動作状態を図13〜図23で説明していく。図
13はサブトレイ14を示す。このサブトレイ14は直
径12cmのディスクに対応してこれを搭載するための
大径凹部124と、直径8cmのディスクに対応する小
径凹部125が形成され、2種類のサイズのディスク
(CD)を載置することができるようになされている。
【0023】122はサブトレイ14がローディング位
置に搬送された際に、載置されているディスクを光学ヘ
ッド7及びディスクテーブル6に臨ませるための切欠部
である。また、このサブトレイ14の一側側にはバネ部
127を介して突起部16が形成されており、また係合
凹部15が形成されている。さらに、サブトレイ14の
後方及び両側の縁部にはやや薄肉とされた鍔部126が
形成されている。また123はサブトレイ14にディス
クが搭載されているか否かを検出するセンサの動作ため
に形成されているセンサ孔であり、これについては後述
する。
【0024】このサブトレイ14は、図14に示すよう
にストッカ8に収納される。5枚のサブトレイ14はそ
れぞれストック位置が決められており、第1〜第5のス
トック高さ位置H1 〜H5 となるストック位置において
メイントレイ75との間でストッカ8からの取り出し及
びストッカ8への収納が行なわれる。
【0025】図15にストッカ8に収納されている状態
のサブトレイ14を示す。ストッカ8には、図14から
わかるように各ストック位置に嵌合凹部11が形成され
ており、また、各ストック位置を仕切る棚部材12が形
成されているが、サブトレイ14は鍔部126が棚部材
12に支持された状態で収納される。また、サブトレイ
14が完全に収納された状態で図15のように突起部1
6が嵌合凹部11に嵌入することで、収納位置状態が保
持される。
【0026】突起部16は、サブトレイ14のストッカ
8への収納動作中にバネ部127の弾性変形により嵌合
凹部11に対して嵌入し、またストッカ8からの引き出
し動作中にバネ部127の弾性変形により嵌合凹部11
から脱却する。なお、119はサブトレイ14に載置さ
れたディスク301の上面に臨むように形成された突起
であり、サブトレイ14がストック位置に或る場合の、
大径凹部124からのディスクの脱落を防止するもので
ある。
【0027】<3.メイントレイ、スライダの構造と水
平搬送動作>図16はメイントレイ75及びスライダ8
8を示している。メイントレイ75は、上面側及び下面
側の中央部分及び後方側が開放された薄い筺体状に形成
されており、後方側よりサブトレイ14を挿入係合する
ことができるように構成されている。
【0028】上面側の開放部位となる切欠部76は、サ
ブトレイ14が挿入された際に、サブトレイ14上に載
置されているディスクを上面側に臨ませるためのもの
で、これによってサブトレイ14と係合したメイントレ
イ75がイジェクト位置に搬送された時に、サブトレイ
14上のディスクの装填/脱却が可能となる。また、下
面側の開放部位となる切欠部80は、サブトレイ14が
挿入係合されたメイントレイ75がローディング位置に
搬送された際に、サブトレイ14の切欠部122ととも
にディスクを光学ヘッド7及びディスクテーブル6に臨
ませるためのものである。78は、サブトレイ14のセ
ンサ孔123とともに、ディスクの搭載有無を検出する
センサの動作ために形成されているセンサ孔である。
【0029】メイントレイ75の一側側部分にはスライ
ダ88が、図16中、矢印Aで示す方向に移動可能な状
態で収納されており、その移動動作によりメイントレイ
75に対してサブトレイ14を引き込み、またサブトレ
イ14をストッカ8に収納させることになる。このため
スライダ88にはメイントレイ75の内方側に向いた側
縁部に、係合突起90が形成されており、この係合突起
90はサブトレイ14の係合凹部15と係合されるよう
になっている。
【0030】即ち、図18に示すようにスライダ88が
メイントレイ75おり後方に突出した状態で係合突起9
0が、そのときのメイントレイ75のストック高さ位置
におけるストック位置に収納されているサブトレイ14
の係合凹部15と係合し、この状態でスライダ88がメ
イントレイ75に引き込まれることによってサブトレイ
14もメイントレイ75に引き込まれ、図19の挿入係
合状態となる。また、逆に図19の状態からスライダ8
8がメイントレイ75の後方に引き出されることによっ
てサブトレイ14もメイントレイ75の後方に引き出さ
れ、ストッカ8に収納されることになる。
【0031】なお、メイントレイ75上にサブトレイ1
4が挿入されておらず、またスライダ88が引き出され
ていない状態では当然係合突起90と係合凹部15は係
合していないため、ストッカ8からのサブトレイ14の
搬送の際には、まず係合状態にもっていかなければなら
ない。このため、メイントレイ75はまず光学ヘッド7
に近接するローディング位置まで搬送され、その位置で
スライダ88が後方に引き出される。この位置はストッ
カ8よりも下方の位置となるため、スライダ88の引き
出し動作に障害はない。
【0032】そして、スライダ88を引き出した状態で
ストッカ8から取り出すべきサブトレイ14が収納され
ているストック高さ位置まで垂直方向にメイントレイ7
5の搬送動作が行なわれる。この垂直搬送動作時に、係
合突起90は図14に一点鎖線Bで示すように各サブト
レイ14の係合凹部15内を上下に通過することにな
る。
【0033】従って、メイントレイ75が所定のストッ
ク高さ位置まで搬送されたときには、係合突起90はそ
のストック位置に収納されているサブトレイ14の係合
凹部15内に位置していることになり、従って、図1
8、図19のようにスライダ88の移動に伴ってサブト
レイ14の引き込み及び引き出しが可能となる。
【0034】<4.エレベータブロックの構造と水平搬
送動作>図17はエレベータブロックを示す。上述した
ようにエレベータブロックはエレベータブロックトップ
67とエレベータブロックベース44によって形成され
ているが、このエレベータブロックトップ67とエレベ
ータブロックベース44による空間内にメイントレイ7
5が収納される。そして、このエレベータブロックから
はメイントレイ75は前方側(イジェクト位置)に引き
出されることができるようになされている。
【0035】エレベータブロック内にメイントレイ75
が収納されている状態は上記図18、図19で示した状
態となる(エレベータブロックベース44を一点鎖線で
示している)。そして、図19の状態から、メイントレ
イ75(及びサブトレイ14)は図20に示すようにイ
ジェクト位置に引き出される。
【0036】エレベータブロックトップ67にはチャッ
キングプレート68が形成されており、エレベータブロ
ックがローディング位置まで降りた状態で、エレベータ
ブロック内部のメイントレイ75に収納されたサブトレ
イ14に搭載されているディスクは、チャッキングプレ
ート68とディスクテーブル6に挟持されてチャッキン
グされることになる。また、エレベータブロックベース
44の切欠部46はディスクを光学ヘッド7及びディス
クテーブル6に臨ませるためのものである。
【0037】エレベータブロックベース44には、上述
したスライダ88の移動及びメイントレイ75の移動の
ため(即ち水平方向の搬送動作)のための水平搬送モー
タ51が搭載されている。水平搬送モータ51の駆動力
は駆動プーリ52から従動プーリ53,54に伝達され
る。そして、従動プーリ53の回転はギア55を介して
図22に示されるピニオンギア132を回転させる。詳
細な説明は省くが、このピニオンギア132は、イジェ
クト動作(オープン/クローズ)の際に図16に示した
メイントレイ75のラックギア81と噛合することにな
り、これによってメイントレイ75の、エレベータブロ
ックに収納されたプレイ位置からイジェクト位置との間
での移動が行なわれる。
【0038】また、従動プーリ54の回転はギア56を
介してピニオンギア57に伝達される。詳細な説明は省
くが、このピニオンギア57は、メイントレイ75がプ
レイ位置(エレベータブロック収納状態)にあるとき
に、スライダ88の下部のラックギア89と噛合するこ
とになり、これによりスライダ88の移動、即ちサブト
レイ14の水平方向の移動が行なわれる。
【0039】<5.カム板による垂直搬送動作>図21
はシャーシ1に取り付けられた第1、第2のカム板2
4,23の状態を示している。上述のように第1、第2
のカム板24,23は、シャーシに対して支持スリット
28,29,30及び支持スリット25,26,27の
長孔の範囲内で前後動作可能な状態に取り付けられてい
るが、この前後移動動作はエレベータブロックの昇降動
作を実行させる昇降モータ37によりなされる。昇降モ
ータ37の駆動力は駆動プーリ36からギア系を介して
カムギア41に伝達される。カムギア41には長円状の
カム溝38が形成され、カム溝38には第2のカム板2
3に植設された倣いピン43が係合している。これによ
り、第2のカム板23は、カムギア41が1回転する毎
に図中Cで示した前後方向に、2往復動作を行なうこと
になる。
【0040】そして、エレベータブロックベース44の
支持ピン47,48は、第2のカム板23のカム孔31
と第1のカム板24にはカム溝33に挿通しているが、
第2のカム板24の往復動作により、稲妻状に形成され
ているカム溝33内を、カム孔31に案内されて上下に
移動することになり、即ち、これによってエレベータブ
ロックの昇降動作が実行される。なお、昇動作時と降動
作時では昇降モータ37の回転が逆方向とされる。
【0041】エレベータブロックの昇降動作として、図
23はディスクドライブ部5によって再生動作可能なロ
ーディング位置にある状態を示し、また図22は、エレ
ベータブロックが、第3のサブトレイ14をストッカ8
に対して引き出し及び収納可能な第3のストック高さ位
置H3 にある状態を示している。
【0042】<6.水平搬送状態のセンサ手段>このよ
うな構造のチェンジャー装置における搬送動作を模式的
に示すと、水平方向には図6のように3つの搬送位置間
の移動を、また垂直方向には図7のように7つの搬送位
置間の移動を行なうことになる。ここで、水平方向には
サブトレイ14がストック位置/プレイ位置/イジェク
ト位置の、3つの搬送位置のいづれの位置にある状態で
あるかが絶対的に検知できるように4つのセンサ手段が
設けられている。この4つのセンサ手段は図17に示さ
れるようにエレベータブロックに搭載されているもの
で、フォトインタラプタ59、ストック検出スイッチ6
0、オープン/クローズスイッチ58、アウトスイッチ
61の4つである。。
【0043】フォトインタラプタ59はエレベータブロ
ックベース44に配され、図16に示されるスライダ8
8の下面部に突設された被検出突起91を検出するもの
で、スライダ88がメイントレイ75内に引き込まれ、
サブトレイ14がプレイ位置とされている際にオンとな
り、それ以外の場合はオフとなる。
【0044】アウトスイッチ61はエレベータブロック
トップ67に配されており、スライダ88に対するロッ
クレバー84の回動位置を検出するようになされてい
る。ロックレバー84についての詳細な動作説明は省略
するが、ロックレバー84はメイントレイ75がプレイ
位置近傍からイジェクト位置までの間にある場合におい
て、スライダ88の移動を阻止するためのものであり、
軸受部85が軸突起82に支持されて回動される。そし
て下面側の突起86はスライダ88の溝92に係合して
おり、スライダ88の移動位置に伴ってロックレバー8
4の回動動作が行なわれる。
【0045】即ち、ロックレバーの回動はスライダ88
がメイントレイ75の内部に収納された場合と、引き出
された場合との間に行なわれ、結局、アウトスイッチ6
1は、サブトレイ14がストック位置からプレイ位置に
至る迄の間と、サブトレイ14がメイントレイ75の内
部に収納された場合(即ちプレイ位置又はイジェクト位
置)にある場合とで、オン/オフが切り換わる。
【0046】ストック検出スイッチ60はエレベータブ
ロックベース44の後端部に設けられており、スライダ
88がサブトレイ14をストック位置まで搬送した位置
状態において、スライダ88に形成されている押圧突起
93によりオンとされる。つまり、水平方向の搬送位置
がストック位置状態であることを検出する。
【0047】オープン/クローズスイッチ58はエレベ
ータブロックベース44の前端部近傍に設けられてお
り、エレベータブロックに対してメイントレイ75がプ
レイ位置からイジェクト位置まで搬送される間におい
て、メイントレイ75によって押圧される。この4つの
センサ手段による出力は図8のようになり、これらの信
号により、常に現在、水平方向においてどのような搬送
状態にあるかが判別できる。
【0048】<7.ディスク有無のセンサ手段>なお、
エレベータブロックベース44には発光素子62が、ま
たエレベータブロックトップ67には受光素子63が設
けられ、対向状態とされているが、これはサブトレイ1
4上のディスク有無を検出するセンサとなる。
【0049】即ち、エレベータブロック内にサブトレイ
14が挿入係合されたメイントレイ75が収容されてい
る際には、発光素子62から受光素子63に達する垂直
線上には、メイントレイ75のセンサ孔78及びサブト
レイ14のセンサ孔123が位置することになり、つま
り、発光素子62と受光素子63の間はサブトレイ14
とメイントレイ75によっては妨害されていない。
【0050】従って、サブトレイ14にディスクが載置
されていなければ発光素子62の出力光は受光素子63
で受光され、またディスクが存在するときは、受光され
ないため、受光素子63の出力はディスク有無の情報と
なる。
【0051】そして、このようにディスク有無のセンサ
手段がサブトレイ14及びメイントレイ75の中央近傍
位置に設けられていることにより、イジェクト位置から
プレイ位置までの搬送の際のディスク有無検出動作だけ
でなく、ストック位置からプレイ位置への搬送の際のデ
ィスク有無検出を行なうことができる。
【0052】つまり、このディスク有無のセンサ手段に
よれば、ストッカ8内の各サブトレイ14についても、
単にメイントレイ75に引き込むだけでそのサブトレイ
14にディスクが搭載されているか否かを検出すること
ができ、各サブトレイのディスク搭載状態を検出したい
ときに、一々サブトレイ14をローディング位置まで搬
送してチャッキングし、光学ヘッド7でTOC読込動作
を行ない、その結果により(TOCが読めたか否か)デ
ィスク有無を判別するというような時間のかかる煩雑な
動作は不要となる。これによってストッカ8内のディス
ク収納状態の迅速な検出や、ディスク無の場合の迅速な
対応動作が可能となる。
【0053】例えばユーザーがディスクの搭載されてい
ないサブトレイを指定して再生を行なわせる操作をした
ような場合に、サブトレイ14をメイントレイ75に引
き込んだ時点でディスク無しがわかるため、その旨の表
示などの対応動作も迅速に行なうことができる。
【0054】<8.垂直搬送状態のセンサ手段>このチ
ェンジャー装置における垂直方向の搬送動作について
は、図7のようにローディング位置HLD、踊り場位置H
DM、第1〜第5のストック高さ位置H1 〜H5 の7つの
搬送位置間の移動を行なうことになるが、垂直方向での
7つの搬送位置を検出するためにイニシャルスイッチ4
5及びカウントスイッチ40という2つのセンサ手段が
形成される。
【0055】イニシャルスイッチ45は図22、図23
に示されるようにエレベータブロックがローディング位
置HLD(最下方位置)まで下がったときに押圧されるよ
うになされており、つまり、ローディング位置HLDを示
す絶対アドレス検出手段となる。
【0056】カウントスイッチ40は図21に示すよう
に、第2のカム板23の当接部42によって押圧可能な
位置に配されており、上述した第2のカム板23の前後
動作によってオン/オフされる。つまり、第2のカム板
23の前後動作によってエレベータブロックは1段階ず
つ上昇又は下降を行なうことになるが、その1段階の昇
降動作に応じてスイッチングが行なわれることになり、
このカウントスイッチ40は1段階の昇降動作を検出す
る相対アドレス検出手段となる。
【0057】このようなイニシャルスイッチ45及びカ
ウントスイッチ40の出力は図9のようになる。ローデ
ィング位置HLDではイニシャルスイッチ45の出力によ
り、絶対的に位置検出がなされ、また上昇/下降動作が
行なわれると、1段階毎にカウントスイッチ40のスイ
ッチングパルスが得られるため、ローディング位置HLD
を初期位置として、上昇時にはスイッチングパルスによ
るカウンタのインクリメント、下降時にはスイッチング
パルスによるカウンタのデクリメントを行なっていくこ
とで、現在の垂直方向のアドレスを判別することができ
る。
【0058】このようにイニシャルスイッチ45及びカ
ウントスイッチ40のみによって高さ方向の搬送位置を
検出することで、7つの搬送位置毎にセンサを設けるこ
とに比べてセンサ搭載に関する経済性ははるかに向上す
る。また、この方式の場合、例えより多段階に搬送され
る(例えばより多数のディスクを収納できるようにす
る)ようにした場合でもセンサ手段は2つでよいという
利点もある。
【0059】<9.チェンジャープレーヤ装置の構成>
続いて、以上のようなチェンジャー機構の本実施例のチ
ェンジャープレーヤ装置としての全体の回路ブロックを
説明する。図1はチェンジャープレーヤ装置のブロック
図であり、上述したシャーシ1内に構成されるチェンジ
ャー機構において、ローディング位置まで搬送されたデ
ィスクはスピンドルモータによってCLV回転駆動され
るとともに、光学ヘッド7によってそのピット情報が読
み取られる。
【0060】つまり、光学ヘッド7におけるレーザダイ
オードから照射されたレーザ光は、回折格子、ビームス
プリッタ、1/4波長板などの光学系を経て、対物レン
ズからディスク記録面に照射される。そしてその反射光
は上記光学系からビームスプリッタによって取り出さ
れ、シリンドリカルレンズなどを介してディテクタに照
射され、電気信号に変換される。
【0061】101はRF演算部であり、光学ヘッド7
のディテクタによって取り出された信号が供給され、演
算処理により再生データとしてのRF信号、フォーカス
エラー信号EF、トラッキングエラー信号ETを生成す
る。フォーカスエラー信号EF、トラッキングエラー信
号ETはサーボ回路106に供給され、フォーカスドラ
イブ信号FD、トラッキングドライブ信号TDとして光
学ヘッド7の対物レンズを支持する2軸機構に印加され
る。またトラッキングエラー信号ETに基づいてスレッ
ドドライブ信号SDも生成され、光学ヘッド7をディス
ク半径方向に駆動するスレッド機構に供給される。
【0062】RF演算部101から出力されたRF信号
はデコーダ102に供給され、EFM復調やCIRCエ
ラー訂正処理などが施される。そしてD/A変換器10
3でアナログ音声信号(L,R)に変換され、増幅部1
04を介してスピーカ105から音声として出力され
る。
【0063】またデコーダ102ではサブコードデータ
SUB やスピンドルサーボのためのクロック誤差信号E
SPなどが取り出され、コントローラ100に供給され
る。コントローラ100はマイクロコンピュータによっ
て構成されており、ユーザーの操作やサブコードデータ
SUB に応じて各部を制御する。またスピンドルサーボ
信号SSをサーボ回路7に供給し、スピンドルドライブ
信号SPDをスピンドルモータに印加させたり、トラッ
クジャンプ信号(ジャンプパルス)TJによりサーボ回
路7を制御し、光学ヘッド7のアクセス動作を実行させ
る。
【0064】109は装置の外筺パネル上に設けられる
各種操作キーによる操作部であり、ディスクチェンジャ
ー機構に対するディスク(サブトレイ14)の収納/取
出等の操作キー、再生、停止、早送り、早戻し、AMS
などのCD操作キー、シャッフル再生、プログラム再生
等の再生モード操作キーが設けられている。またユーザ
ーの電源操作(2次電源)の操作スイッチも設けられ
る。
【0065】上記のCD操作キーとしては、例えば図4
(a)のように筺体パネル上に操作キーが配されてい
る。即ち、現在サブトレイ14によって搬送され、例え
ばローディング位置などに搬送されていて再生準備状態
にあるディスクの操作を行なうものとして、再生キー
(及び一時停止キー)220、停止キー221、早送り
/早戻しキー223、AMSキー222、及びオープン
/クローズキー224が設けられる。
【0066】また、『DISC 1』〜『DISC
5』として示されるディスク選択再生キー201〜20
5が設けられ、ストッカ8内のディスクを直接選択して
再生できるようになされている。例えばディスク選択再
生キー201が押された場合は、ストック高さ位置H1
にストックされているディスクがローディング位置HLD
まで搬送されて再生動作が行なわれることになる。
【0067】またディスク選択再生キー201〜205
に並んでディスク選択オープン/クローズキー211〜
215が設けられ、サブトレイを直接選択してイジェク
ト位置まで搬送させ、またイジェクト状態から内部側へ
搬送できるようになされている。例えばディスク選択オ
ープン/クローズキー211を押せば、ストック高さ位
置H1 のサブトレイがイジェクトされ、そのサブトレイ
に対してディスクを装填/脱却させることができる。
【0068】図1において108は表示部である。表示
部108では再生中のCDの時間情報、各種モード状態
などがコントローラ100の制御に基づいて表示され
る。
【0069】107は電源回路であり、商用交流電源を
整流、平滑して直流動作電源電圧を各部を供給する。商
用交流電源にコンセントが接続された状態では1次電源
がオンとされ、いわゆるスタンバイ電源電圧V2 を出力
し、コントローラ100等に供給している。また、ユー
ザーが電源操作スイッチをオンとすることに応じて、動
作電源電圧V1 を各部に供給する。
【0070】コントローラ100にはコンセントが接続
されている場合は常にスタンバイ電源電圧V2 が供給さ
れているため、ユーザーが電源操作スイッチをオンとし
ておらず、コンセントのみが接続されているがいわゆる
動作オフであるスタンバイ状態においてもある程度の動
作を行なうことができ、場合によっては電源回路107
に対して自動的に動作電源電圧V1 を出力させるように
制御も行なうことができるようになさされている。
【0071】110はモータドライバ部であり、このモ
ータドライバ部110によって上述した昇降モータ37
及び水平搬送モータ51が駆動される。モータドライバ
部110にはコントローラ100からモータ制御情報S
MDが供給され、モータドライバ部110はこれに応じて
昇降モータ37又は水平搬送モータ51に動作電流を印
加することにより、昇降モータ37、水平搬送モータ5
1の回転方向及び回転動作期間はコントローラ100に
よって制御されることになる。
【0072】111はイジェクト位置において筺体パネ
ル上に設けられている蓋であり、例えば図4(a)に示
すように、通常は外部から装置内部を遮蔽できるように
バネ機構などにより閉状態に付勢されている。そして、
メイントレイ75及びサブトレイ14がイジェクト位置
に搬送される際には、メイントレイ75によって押され
て図4(b)のように軸部111aで回動し、開放状態
となるようになされている。なお、蓋の形状、形態はこ
れ以外に各種考えられる。
【0073】112は蓋111の開閉状態に応じてスイ
ッチオン/オフされる開閉センサであり、例えば図4
(b)のように蓋111が開放されることに応じてスイ
ッチが押される機構として構成されている。なお、この
開閉センサはどのような機構によるものでもよく、また
光センサなどを用いてもよい。
【0074】チェンジャー機構からコントローラ100
に対しては、上述した各種センサ手段からの信号SSEN
が供給され、コントローラ100がチェンジャー機構に
おける各種状態を検知することができるようになされて
いる。即ち、水平方向の搬送位置の検知のためにフォト
インタラプタ59、ストック検出スイッチ60、オープ
ン/クローズスイッチ58、アウトスイッチ61からの
信号が供給され、また垂直方向の搬送位置の検知のため
にイニシャルスイッチ45、カウントスイッチ40から
の信号が供給され、さらに、サブトレイ14上のディス
ク有無の検出のために受光素子63からの信号が供給さ
れる。また、開閉センサ112からの信号も供給され
る。
【0075】<10.メカイニシャライズ方式>このよ
うなチェンジャープレーヤ装置において、チェンジャー
機構が適正に動作するためには、まずコントローラ10
0が現在の搬送状態を把握していなければならない。つ
まり、上述のように水平方向の搬送位置については4つ
のセンサ手段によってその位置を把握できるが、垂直方
向の搬送位置については、イニシャルスイッチ45によ
り検出できる初期位置(ローディング位置HLD)以外で
は絶対的に位置を把握することができない。このため、
メカイニシャル動作を行なって、搬送位置を判別し、ま
た搬送対象となっているサブトレイの不明状態を解消す
る必要があり、本実施例は図10、図11で示す手順で
このメカイニシャル動作を行なうことになる。
【0076】即ち、メカイニシャル動作としては、言換
えれば、通常の動作実行前に、まず現在メイントレイ7
5内にどのサブトレイ14が挿入係合された状態である
かを判別する動作となる。
【0077】ここで、本実施例においては、メカイニシ
ャル動作は、チェンジャープレーヤ装置がスタンバイ状
態とされた時点で実行される。つまり、ユーザーが電源
スイッチをオンとする以前の状態(コンセントが接続さ
れた時点)で実行されるものである。
【0078】スタンバイ時にメカイニシャル動作が実行
されていることで、ユーザーが電源スイッチをオンとし
た時点では、すでにコントローラ100は現在の搬送位
置状態を把握していることになり、ユーザーの操作(例
えばディスクを選択して再生させる動作など)に対して
迅速に応答して動作を行なうことができるようになる。
【0079】コンセント接続された時点で、図10のメ
カイニシャル処理が開始される。まず、コントローラ1
00はいづれかの水平搬送モータ51を動作させてサブ
トレイ14をメイントレイ75に挿入係合させた状態を
実現させる(F101)。つまり、図8においてフォトインタ
ラプタ59が『H』となる状態とする。実際には、コン
セント接続時点でこの状態とされておれば動作は行なわ
ず、またすべてのサブトレイ14がストッカ8内にあっ
た場合は、適当な高さ位置でサブトレイ14を引き出し
てメイントレイ75に合体させることになる。例えば図
11(a)の状態から図11(b)のようにサブトレイ
14を引き出す。
【0080】この状態が実現されたら、今度は昇降モー
タ37を動作させてエレベータブロック(即ちエレベー
タブロック内のメイントレイ75とサブトレイ14)を
下降させる(F102)。ここで下降動作中には、1段階の下
降毎にカウントスイッチ40からのパルスが得られる
が、コントローラ100は、イニシャルスイッチ45の
状態が変化してローディング位置HLDまで下降されたと
判別されるまで、カウントスイッチ40からのパルスを
カウントしておく(F103,F104,F105)。
【0081】そして図11(c)のようにローディング
位置HLDで下降動作を終了させたら(F105→YES)、カウ
ントスイッチ40のパルスカウント値から、現在搬送さ
れているサブトレイ14のストック高さ位置(H1 〜H
5 のいづれであるか)を推定する(F106)。つまり通常
は、下降動作時のパルスカウント値と同数のパルスカウ
ント値分だけ上昇すれば、その搬送中のサブトレイ14
のストック位置となるはずである。
【0082】なお、ローディング位置HLDまで下降した
時点でイニシャルスイッチ45から高さ方向の搬送位置
アドレスが確定される(現在、ローディング位置HLD
あると判別できる)。このため、ローディング位置HLD
まで下降した時点以降は、エレベータブロックの昇降動
作はカウントスイッチ40のパルスカウント(上昇時の
インクリメント及び下降時のデクリメント)により、絶
対アドレスを把握して実行されている動作となる。
【0083】現在搬送中のサブトレイ14のストック位
置はステップF104でのカウント動作により推定されるた
め、コントローラ100はまず、そのストック高さ位置
までエレベータブロックを上昇させ、サブトレイ14を
ストッカ8に収納する動作を実行させる(F107)。例えば
図11(d)のようにストック高さ位置H3 まで上昇さ
せてストック動作を行なう。
【0084】これにより、搬送していたサブトレイ14
をストッカ8に収納できた場合は、即ち、現在の搬送状
態が把握できたことになる(F109)。例えば図11(d)
の場合は、現在まで3番目のサブトレイ14を搬送中で
あって、現在ストック高さ位置H3 に位置していると把
握できる。これにより、以降はユーザーのディスク指定
操作などに適正に応答することができるようになるた
め、メカイニシャライズ動作は終了され、通常動作へ移
行する(F110)。
【0085】ところが、場合によっては何らかの事情で
ステップF107でサブトレイ14をストッカ8に収納でき
ないことが生じることもある。例えばメカイニシャライ
ズ処理開始時点でサブトレイ14がメイントレイ75に
挿入係合されている状態であった場合は、高さ方向の位
置としては全ての状態が考えられ、そのときの高さ位置
がそのサブトレイ14のストック高さ位置であるとは限
らない。つまり、下降時のパルスカウント数と同数のパ
ルスカウントが得られるだけ上昇した位置でストック動
作を行なってもサブトレイ14を収納できない場合があ
る。
【0086】この場合は、ステップF111でn=1(ただ
し『1』は説明上の数値であり、実際にはストック高さ
位置H1 を示すアドレス値となる)とし、エレベータブ
ロックをストック高さ位置H1 へ移動させ、図11
(e)のようにサブトレイ14のストッカ8への収納動
作を実行する(F112)。
【0087】ここでストックできなかったときは、nを
インクリメントし、エレベータブロックをストック高さ
位置H2 へ移動させ、図11(f)のようにサブトレイ
14のストッカ8への収納動作を実行する(F112)。つま
り、ステップF111からF115までの処理は、ストック高さ
位置H1 からストック高さ位置H5 まで順番にエレベー
タブロックを移動させ、各位置でストック動作を実行し
てみるものである。
【0088】そして、サブトレイ14をストックできた
時点で、現在の搬送状態が把握できたことになる(F10
9)。例えばストック高さ位置H1 から順番にストック動
作を行なっていき、図11(d)のようにストック高さ
位置H3 でストックできた場合は、現在まで3番目のサ
ブトレイ14を搬送中であって、現在ストック高さ位置
3 に位置していると把握できる。これにより、以降は
ユーザーのディスク指定操作などに適正に応答すること
ができるようになるため、メカイニシャライズ動作は終
了され、通常動作へ移行する(F110)。
【0089】ステップF109でメカイニシャライズ動作と
しては最低限必要な作業は終了するが、実際には本実施
例では、ステップF109の後に図11(g)のようにスト
ック高さ位置H1 まで移動させてそのストック位置のサ
ブトレイ14を取り出し、図11(h)のようにローデ
ィング位置HLDまで移動させて待機するようにしてい
る。
【0090】このように特定のディスク(この場合第1
のディスク)をローディング位置HLDへ搬送しておくこ
とにより、ユーザーが電源オン操作をし、さらに再生操
作(ディスクを特定しない再生操作、もしくは第1のデ
ィスクを指定した再生操作)を行なった場合などに、即
座に再生動作を実行することができるなどの利点が生ず
る。
【0091】もちろん、このようにメイントレイ75内
で待機させるディスク(サブトレイ14)は第1のディ
スクに限らず、他のディスク(サブトレイ14)に設定
してもよいし、また第1のサブトレイにディスクが搭載
されていなかった場合は次のサブトレイを取り出してそ
のディスクをローディングさせておくようにするなどの
処理を行なってもよい。さらに又は、上述したメカイニ
シャル動作で使用したサブトレイをストック後に再び取
り出してローディング位置に搬送しておくようにするこ
とも考えられる。
【0092】ところで、ステップF111からF115までの処
理によって、ストック高さ位置H1からストック高さ位
置H5 まで順番にエレベータブロックを移動させ、各位
置でストック動作を実行してみても、全ての位置でスト
ックできなかったという場合も可能性としては考えられ
る。このときは、処理はステップF115からF116へ進み、
スライダ88とサブトレイ14の係合、即ち上述したよ
うにスライダ88の係合突起90とサブトレイ14の係
合凹部15の係合がなされておらず、サブトレイ14の
正常な搬送動作が実行されていなかったと判断する。つ
まりスライダ88のメカニカルなエラーが発生している
とみなす。
【0093】そして、この場合は、スライダ88をエラ
ー状態から正常状態へ復帰させるための処理を行なう。
上述したように、係合突起90は、スライダ88がメイ
ントレイ75から引き出されて昇降動作が行なわれてい
る状態では、図14の一点鎖線Bのように各サブトレイ
14の係合凹部15内を上下に通過することになるが、
このため、スライダ88の適正に係合されていないと判
断した場合の復帰処理としては、例えば一旦ローディン
グ位置HPBまでメイントレイ75を降ろしてスライダ8
8を引き出させる(F117)。そして、再びステップF111か
らF115までの処理を行なうことが考えられる。例えばこ
のような処理により、メカニカルなエラーの種類や程度
にもよるが、エラー状態から正常状態に自動的に復帰で
きる場合がある。
【0094】そしてこの再度のステップF111からF115ま
でのメカイニシャライズ処理でスライダ88の状態が正
常状態に復帰でき、現在の搬送状態が把握できれば通常
動作、即ち、この実施例の場合は第1のディスクをロー
ディング位置HLDに搬送して待機し、ユーザーが電源ス
イッチ投入後は操作に応じた動作を行なうという動作処
理に移行する(F110)。
【0095】なお、図10に示したメカイニシャル処理
からステップF103,F104,F106〜F108を無くした手順でメ
カイニシャル動作を行なうようにしてもよい。即ち、メ
カイニシャル処理は必ずストック高さ位置H1 〜H5
で順番にサブトレイ14のストック動作を行なってみる
ようにするものである。
【0096】以上の図10又はその変形処理によるメカ
イニシャル動作が行なわれることにより、垂直方向の位
置検出のためのセンサ手段は上記したイニシャルスイッ
チ45とカウントスイッチ40のみで対応できるように
なる。また、上記のメカイニシャル動作は、その動作前
に搬送機構の状態が如何なる状態であっても所期の目
的、つまり現在搬送対象となっているサブトレイの判別
を行なうことができる。これにより、工場出荷時の状態
も特定の搬送状態に設定する必要はなくなるという利点
も生ずる。
【0097】さらに、本実施例ではコンセント接続時点
でメカイニシャル動作を行なっているため、ユーザーが
電源投入した時点では、殆どの場合は、既にメカイニシ
ャル動作を終了していることになり、ユーザーの操作に
対して素早い反応で各種動作を行なうことができる。ま
た、メカイニシャル動作中においてスライダはずれ等の
エラーが生じていても、自動的に正常状態に復帰できる
可能性も生ずる。
【0098】<11.蓋開放による緊急停止>このよう
なチェンジャープレーヤにおいてユーザー及び機器自体
の危険回避のための動作を説明する。
【0099】イジェクト位置においては筺体パネル上に
蓋111が形成され、通常はイジェクト位置から機器内
部が遮蔽されて指や異物が入らないようになされている
が、この蓋111をユーザーが指で開けてしまった場合
などは指や異物が内部機構、即ちエレベータブロックの
部位に達することがある。
【0100】そして、上述のとおりエレベータブロック
は垂直方向に搬送動作を行なうが、この垂直搬送動作中
に指や異物が入れられると、指がエレベータブロックと
他の部位に挟まって怪我をしたり、異物混入によりエレ
ベータブロックの故障が生ずるなどの事態が発生するお
それがある。(なお、水平方向の搬送中にはこのような
危険はない)
【0101】そこで、コントローラ100は図2に示す
制御を行なうことで、これらの危険を回避するようにし
ている。即ち、コントローラ100に、常に開閉センサ
112の状態を監視しているわけであるが(F201)、この
開閉センサ112によって蓋111が開かれていること
が検出されたら処理をステップF202に進め、現在、エレ
ベータブロックの昇降動作制御中もしくはこれからエレ
ベータブロックの昇降動作を開始させようとしている状
態であるか否かを判別する。
【0102】これ以外の動作状態、例えば再生動作中や
水平方向の搬送動作中であれば、蓋111が開けられて
いても特に危険は無く、また当然プレイ位置からイジェ
クト位置の間の水平搬送動作中は蓋111は開けられる
ことになるが、これらの場合、図2の処理としてはこれ
終了し、その動作状態を継続させる (F202→NO) 。
【0103】ところが、エレベータブロックの昇降動作
制御中もしくはこれからエレベータブロックの昇降動作
を開始させようとしている状態であったら、ステップF2
03に進み、昇降動作を緊急に停止させ、もしくは昇降動
作を開始させない、つまり、昇降モータ51の動作を緊
急停止させ、エレベータブロックの昇降動作が行なわれ
ないようにする。そして、ステップF204で開閉センサ1
12によって蓋111が閉じられたことが検出された時
点で、所要の動作を再開することになる(F205)。
【0104】このように、エレベータブロックの昇降動
作にかかる期間において蓋111が開けられたら、コン
トローラはその昇降動作を停止させることにより、怪我
や故障に対する危険は回避されることになる。
【0105】例えばストック高さ位置H3 のサブトレイ
14におけるディスクをローディングする動作を考える
と、まず、図5(a)のようにエレベータブロックをス
トック高さ位置H3 まで搬送し、サブトレイ14を引き
出そうとする。今、仮にこのサブトレイ引出中の時点で
蓋111が開けられたとする。サブトレイ14をストッ
カ8からメイントレイ75に引き出す水平搬送動作期間
はステップF202→NOの処理で、通常どおり行なわれる
が、サブトレイ14をメイントレイ75に引き込んだ
後、ローディング位置HLDまで搬送する際に、図5
(b)のように蓋111が開けられていたら、その搬送
動作を実行しないで待機することになる。
【0106】その後、蓋111が閉じられたら、所要の
復帰動作を行なって、中断していた所期の動作を再開す
ることになり、図5(c)のように、ストック高さ位置
3のサブトレイ14のディスクをローディングするこ
とになる。
【0107】<12.緊急停止からの復帰動作>ところ
で、上記のように蓋が開けられて緊急停止した後、蓋が
閉じられたら動作を再開することになるが、ここで、緊
急停止期間に垂直方向のアドレスが不明確になる場合が
ある。例えば図9のカウントパルスの発生した瞬間に動
作が停止された場合などは、再開時にそのパルスを再び
カウントしてしまって、アドレスエラーを起こすことが
考えられる。
【0108】このため、図2のステップF205の動作再開
時には、まず図10で説明したようなメカイニシャル動
作を行なうようにしている。そして、メカイニシャル動
作で垂直アドレスを再び明確に把握した後、本来目的と
していた動作、例えばローディングディスク交換動作中
であれば、その交換動作、またはイジェクト動作中であ
ればイジェクト動作を行なうことになる。
【0109】なお、必ずしもメカイニシャライズをしな
くてもよい場合もある。即ち、図5(b)から(c)の
ようなローディング位置への搬送が中断されていた場合
は、動作再開後、ローディング位置までの下降すればイ
ニシャルスイッチ45がオンとされ、絶対アドレスが再
確定されるため、動作再開時にメカイニシャライズをし
なくてもよい。ただし、上述したようにメカイニシャラ
イズ動作にはメカエラーからの自動復帰作用もあるた
め、異物挿入などによる何らかの影響の可能性などを鑑
みて、アドレス確定のためには不要であってもメカイニ
シャライズ動作を実行することが好ましい。
【0110】復帰時には必ずメカイニシャル動作を行な
うものとして、以下、ステップF205の動作例を図3で説
明する。復帰動作として、上述のように先ずステップF3
00で、図10のメカイニシャライズを行う。その後、緊
急停止前の時点で行っていた動作の目的に応じてステッ
プF301〜F304の処理が実行される。以下、各場合につい
て説明する。
【0111】・イジェクト時の中断からの復帰 これは、例えばユーザーがストッカ8から第nのディス
クを取り出そうとしディスク選択オープン/クローズキ
ー(211〜215又は224のいずれか)を押した
後、蓋111を開けてしまい、上下方向の搬送が中断さ
れていた場合であり、ステップF301で動作目的は第nの
ディスクのオープンと判断される場合である。この場合
ステップF300のメカイニシャライズ後の処理としては第
nのディスク(第nのサブトレイ14)をイジェクト位
置に搬送することになる(F302)。
【0112】・ストック時の中断からの復帰 これは、イジェクトされているサブトレイ14を収納さ
せる際において、垂直搬送時に蓋111が開けられ、そ
の動作が停止されていた場合であり、このときは蓋が閉
められ、ステップF300でメカイニシャライズが行なわれ
ると、上述したメカイニシャライズ動作によってストッ
ク動作は実現されることになる。従って、メカイニシャ
ライズ後にはストック動作は不要となる。ただし、上述
のようにメカイニシャル後に所定のサブトレイをローデ
ィングする動作が行なわれる場合は、ステップF303とし
てそれが実行されるようにしてもよい。
【0113】・ローディングディスクの交換時又は再生
ディスクの交換時の中断からの復帰 これは、ローディング又は再生されているディスクをス
トッカに戻す際の搬送時、又はストッカからディスクを
ローディング位置に送る際の搬送時において、蓋111
が開けられ、その動作が停止されていた場合である。こ
の場合、蓋が閉められてステップF300でメカイニシャラ
イズが行われた後、交換されるべき新たなディスクがロ
ーディング位置に搬送される(F304)。なお、ディスク
の連続再生中などでディスク交換が目的であった場合
は、新たなディスクをローディングした後、停止状態と
し再生動作は再開しないようにしてもよい。つまり、こ
の場合もステップF304に進むこととする。
【0114】これら以外にも、復帰時の具体的な動作方
式は各種考えられるが、いづれにしても動作停止前の状
態、装置の構成/機能などに応じて、好適な再開動作が
設定されればよい。
【0115】以上本発明の実施例としてのメカイニシャ
ル方法を実行するチェンジャープレーヤ装置について説
明してきたが、本発明は実施例に限定されることなく、
要旨の範囲内で各種変形して各種機器に適用できること
はいうまでもない。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように本発明のチェンジャ
ーシステムは、搬送手段がある特定の搬送動作、例えば
垂直方向の搬送動作を実行する際に、検出手段によって
遮蔽手段の開放状態が検出されたら、その搬送動作を停
止させることにより、指や異物混入によって生ずる怪我
や故障に対する危険を回避することができるという効果
があり、安全性、機器の信頼性を高めることができる。
また、搬送動作の停止状態は遮蔽手段が閉じられたこと
で解除し、所要の動作を実行させるようにすることで、
自動的に通常状態に復帰して動作を行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のチェンジャープレーヤ装置の
ブロック図である。本発明の実施例のチェンジャープレ
ーヤ装置のブロック図である。
【図2】実施例の蓋開放による緊急処理のフローチャー
トである。
【図3】実施例の蓋が閉じられた後の復帰動作のフロー
チャートである。
【図4】実施例の筺体パネル部位の説明図である。
【図5】実施例の蓋開放による緊急処理例の説明図であ
る。
【図6】実施例のチェンジャー機構の水平搬送動作の説
明図である。
【図7】実施例のチェンジャー機構の垂直搬送動作の説
明図である。
【図8】実施例のチェンジャー機構の水平搬送動作に対
する検出信号の説明図である。
【図9】実施例のチェンジャー機構の垂直搬送動作に対
する検出信号の説明図である。
【図10】実施例のメカイニシャライズ方法のフローチ
ャートである。
【図11】実施例のメカイニシャライズ方法の説明図で
ある。
【図12】実施例のチェンジャー機構の分解斜視図であ
る。
【図13】実施例のチェンジャー機構のサブトレイの平
面図である。
【図14】実施例のチェンジャー機構のストッカの斜視
図である。
【図15】実施例のチェンジャー機構のストッカ内のサ
ブトレイの説明図である。
【図16】実施例のチェンジャー機構のメイントレイ及
びスライダの斜視図である。
【図17】実施例のチェンジャー機構のエレベータブロ
ックの斜視図である。
【図18】実施例のチェンジャー機構の水平搬送動作の
説明図である。
【図19】実施例のチェンジャー機構の水平搬送動作の
説明図である。
【図20】実施例のチェンジャー機構の水平搬送動作の
説明図である。
【図21】実施例のチェンジャー機構の垂直搬送動作の
説明図である。
【図22】実施例のチェンジャー機構の垂直搬送動作の
説明図である。
【図23】実施例のチェンジャー機構の垂直搬送動作の
説明図である。
【符号の説明】
1 シャーシ 5 ディスクドライブ部 6 ディスクテーブル 7 光学ヘッド 8 ストッカ 14 サブトレイ 23 第2のカム板 24 第1のカム板 37 昇降モータ 40 カウントスイッチ 44 エレベータブロックベース 45 イニシャルスイッチ 51 水平搬送モータ 58 オープン/クローズスイッチ 59 フォトインタラプタ 60 ストック検出スイッチ 61 アウトスイッチ 62 発光素子 63 受光素子 67 エレベータブロックトップ 75 メイントレイ 88 スライダ 100 コントローラ 101 RF演算部 102 デコーダ 106 サーボ回路 107 電源回路 109 操作部 110 モータドライブ部 111 蓋 112 開閉センサ 201〜205 ディスク選択再生キー 211〜215 ディスク選択オープン/クローズキー 220 再生キー 221 停止キー 222 AMSキー 223 早送り/早戻しキー 224 オープン/クローズキー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を複数個、それぞれ所定のスト
    ック位置に収納するストッカ手段と、 記録媒体から情報を読み出す再生手段と、 記録媒体が、ストック位置、記録媒体の再生位置、記録
    媒体の挿脱位置の間で搬送されるように搬送動作を行な
    う搬送手段と、 前記挿脱位置から機器内部を遮蔽しているとともに、前
    記挿脱位置にかかる搬送動作の際に開放される遮蔽手段
    と、 前記遮蔽手段の開放状態を検出する検出手段と、 前記再生手段及び前記搬送手段の動作制御を行なう制御
    手段と、を有するチェンジャーシステムにおいて、 前記制御手段は、前記搬送手段がある特定の搬送動作を
    実行する際に、前記検出手段によって前記遮蔽手段の開
    放状態が検出されたら、その搬送動作を停止させること
    ができるように構成されていることを特徴とするチェン
    ジャーシステム。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記遮蔽手段の開放状
    態の検出により搬送動作を停止させている際に、前記検
    出手段によって前記遮蔽手段が閉じられたことを検出し
    たら、前記搬送手段の停止状態を解除し、所要の動作を
    実行させるように構成されていることを特徴とする請求
    項1に記載のチェンジャーシステム。
JP13397594A 1994-05-25 1994-05-25 チェンジャーシステム Pending JPH07320383A (ja)

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