JPH07317469A - 網戸装置 - Google Patents

網戸装置

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JPH07317469A
JPH07317469A JP12988694A JP12988694A JPH07317469A JP H07317469 A JPH07317469 A JP H07317469A JP 12988694 A JP12988694 A JP 12988694A JP 12988694 A JP12988694 A JP 12988694A JP H07317469 A JPH07317469 A JP H07317469A
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JP
Japan
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movable member
lower frame
engaging
frame
screen door
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Pending
Application number
JP12988694A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiko Yoshida
幸彦 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujisash Co Ltd
Original Assignee
Fujisash Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fujisash Co Ltd filed Critical Fujisash Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可動部材に予想外の方向に引っ張りが作用し
てもその該可動部材が外れず、また網戸框の下枠のゴミ
等を掃除することができる網戸装置の提供。 【構成】 組付網戸装置は引違いサッシの網戸框100
に組み付けられるもので、固定部材104,105と、
上枠106(図示せず)と下枠10間に取り付けられた
可動部材20と、この可動部材20と前記固定部材10
4間に取り付けられたプリーツ状の網目部材109と、
前記可動部材20の開閉方向Xへの移動時の揺動を防止
するワイヤーテンション機構30とを備え、前記可動部
材20の下端に前記下枠10と係合する係合部材40を
設けており、該係合部材40には掃除手段としてのモヘ
ア50が設けられている。前記係合部材40は前記可動
部材20の移動に伴って前記下枠10に係合しつつ移動
し、前記可動部材20が前記下枠10から外れないよう
に機能する。また前記係合部材40の移動に伴って、前
記モヘア50が前記下枠10のゴミ等を掃除するように
なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば一般住宅ある
いはオフィスビルなどの建物の窓部等の開口枠に取付け
られる網戸装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の網戸装置においては、先に本出
願人が特願平4−80308号等にて開示した網戸装置
があり、該網戸装置は図9に示すように、引違いサッシ
の網戸框100に組み付けることができる組付網戸装置
101として構成されている。即ち、該組付網戸装置1
01は、引違いサッシの網戸框100の左右両枠10
2,103に取り付けられた固定部材104,105
と、前記網戸框100の上下両枠106,107間に起
立状態にて水平方向の開閉方向に移動自在な可動部材1
08と、この可動部材108の開閉方向の移動に追従し
て開幕または閉幕可能に折畳み伸縮自在なプリーツ状の
網目部材109と、前記可動部材108の開閉方向への
移動時の揺動を防止するワイヤーテンション機構110
とから構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成の組
付網戸装置には次のような課題があった。前記ワイヤー
テンション機構110は、そのワイヤー111,112
が適切な張力を設定され、保持されていて、十分な機能
が発揮されるものであるが、張力の設定不良や張力の変
化等により、十分にその機能を発揮できない場合も生
じ、このような状態で可動部材108を予想外の方向に
引っ張ると該可動部材108が前記下枠107等から外
れてしまうおそれもあった。また前記下枠107にゴミ
等が溜まり、美観性を損なうおそれがあったのみなら
ず、そのゴミ等が前記ワイヤーテンション機構110の
ワイヤーに絡み、前記可動部材108の走行性に悪影響
を与えるおそれもあった。
【0004】そこで、この発明は、前記可動部材に予想
外の方向に引っ張りが作用しても該可動部材が外れるこ
となく、また前記下枠のゴミ等を掃除することができる
網戸装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は網戸框の上下枠間に取付けられた可動部材
が網戸框の左右枠間を水平方向に移動することに伴って
開幕または閉幕するプリーツ状の網目部材を備えた網戸
装置において、前記可動部材の下端に前記下枠と係合す
る係合部材を備えるように構成した。
【0006】この場合、前記係合部材に前記下枠を掃除
する掃除手段を設けて前記網戸装置を構成してもよい。
【0007】
【作用】前記プリーツ状の網目部材を開幕あるいは閉幕
するため、前記可動部材を水平方向に移動させた場合、
該可動部材の下端に設けられた係合部材が前記下枠と係
合しつつ、移動する。従って前記可動部材に予想外の方
向の引っ張りが作用しても該可動部材が外れることはな
くなる。また前記プリーツ状の網目部材を開幕あるいは
閉幕するため、前記可動部材を水平方向に移動させた場
合、前記係合部材に設けられた掃除手段が下枠のゴミ等
を掃除する。
【0008】
【実施例】以下この発明の実施例について図1から図5
を参照しつつ、詳細に説明する。図1は実施例に係る組
付網戸装置の概略図、図2は正面から見た係合部材の斜
視図、図3は裏面から見た係合部材の斜視図、図4及び
図5は該係合部材の取付状態や前記係合部材と下枠との
係合状態を説明する説明図である。以下、この発明に係
る実施例において、図9に示した組付網戸装置と構成が
重複するものは同一符号を用い、それぞれの詳細な説明
を省略する。
【0009】図1に示すように、実施例に係る網戸装置
は引違いサッシの網戸框100(図9参照)に組み付け
られる組付網戸装置で、固定部材104,105と、上
枠106(図9参照)と下枠10間に取り付けられた可
動部材20と、この可動部材20と前記固定部材104
間に取り付けられたプリーツ状の網目部材109と、前
記可動部材20の開閉方向Xへの移動時の揺動を防止す
るワイヤーテンション機構30とを備え、前記可動部材
20の下端に前記下枠10と係合する係合部材40を設
けており、該係合部材40には掃除手段としてのモヘア
50が設けられている。前記係合部材40は前記可動部
材20の移動に伴って前記下枠10に係合しつつ移動
し、前記可動部材20が前記下枠10から外れないよう
に機能する。また前記係合部材40の移動に伴って、前
記モヘア50が前記下枠10のゴミ等を掃除するように
なっていて、前記ワイヤーテンション機構30のワイヤ
ー31にごみ等が絡むことがなく、前記可動部材20の
走行性を高めるばかりでなく、美観性にも優れている。
【0010】図1に示すように、前記下枠10の折曲端
11には前記係合部材40と係合する係合ガイド12が
成形されており、該係合ガイド12は「L」字状に作ら
れていて前記下枠10の折曲端11に沿って形成されて
いる。なお、前記係合ガイド12の形状は本発明に係る
係合部材と係合する構造であればどのようなものでもよ
く、例えば前記「L」字状の代わりに「I」字状のもの
でもよい。またこの実施例では、前記係合ガイド12を
室外側の下枠折曲端11に沿って設けているが、室内側
の下枠折曲端13に設けてもよいし、両サイドの折曲端
11,13に設けてもよい。
【0011】前記可動部材20は網目部材109の一端
を取り付けることにより、該網目部材109を開幕ある
いは閉幕させるもので、スライドバー21と該スライド
バー21の両端にそれぞれ取付けられる第1及び第2の
グライドブロック22,23とから構成され、該第2の
グライドブロック23の先端(即ち、前記可動部材20
の下端)に前記係合部材40が取り付けられている。
【0012】該係合部材40は図2〜図5に示すよう
に、前記第2のグライドブロック23に埋め込まれて取
り付けられる凸状取付部41と、前記下枠10の係合ガ
イド12に係合する係合片42とから構成され、該係合
片42は前記凸状取付部41と一体に成形されている。
前記凸状取付部41の突起43の両サイドには、前記第
2のグライドブロック23に係止されるフック43a,
43aがそれぞれ設けられており、またその基部44に
は前記第2のグライドブロック23の取付壁面23a
(図5参照)の穴23b,23bにそれぞれはめ込まれ
る一対の取付ロッド44a,44aがそれぞれ設けられ
ている。
【0013】図2に示すように、前記係合片42の一端
42aは前記基部44左側から突出して成形されてい
て、該突出部42aが前記係合ガイド12と下枠10と
で作る空間10a(図4参照)を移動可能に係合するよ
うになっている。該係合片42の底面に前記モヘア50
が取り付けられている。なお、前記係合部材40は前記
第2のグライドブロック23と別部材になっているが、
一体に成形してもよい。また、上述したように前記下枠
10の折曲端13に沿って係合ガイドを設けた場合には
前記係合片42の一端を図2の図面上、右側に突出させ
るようにする。また、前記係合部材40は前記第2のグ
ライドブロック23に取り付けられているが、前記第1
のグライドブロック22にも前記係合部材40を取付
け、前記上枠106にも前記下枠10と同じ構造の係合
ガイドを設けてもよい。
【0014】次に図4〜図5に基づいて、前記係合部材
40の取付位置を説明する。該係合部材40は、前記第
2のグライドブロック23の下端と前記係合片42の底
部とが面一になるように前記第2のグライドブロック2
3に取付けられており、このような取付位置で前記モヘ
ア50が下枠10のゴミ等を掃除できるようになってい
る。なお、23cで示すものは前記第2のグライドブロ
ック23に設けられている当接片で、前記第2のグライ
ドブロック23の先端全体が前記下枠10に当接しない
ようにするものである。
【0015】上記実施例では片開き組立網戸装置の可動
部材20に取り付けられている係合部材40について説
明したが、中開き組立網戸装置の可動部材に本発明に係
る係合部材を取り付けてもよいし、両片開き組付網戸装
置の可動部材に本発明に係る係合部材を取り付けるよう
にしてもよい。
【0016】前記中開き組立網戸装置は図6に示すよう
に、引違いサッシの網戸框100の左右両竪枠102,
103にそれぞれ組付け固定される第1及び第2の固定
部材200,201と、これら第1及び第2の固定部材
200,201の間に介在され、かつ網戸框100の上
下両横枠106,107間を左右水平方向に移動自在に
組付けられる第1及び第2の可動部材300,301
と、これら第1の可動部材300と第2の可動部材30
1との間に設けられ、かつこれら可動部材のそれぞれの
開閉移動に追従して折畳み伸縮自在なプリーツ状の網目
部材109とを備えている。そしてワイヤー11A,1
1B,11Cからワイヤーテンション機構が構成されて
いる。このような構成の中開き組立網戸装置において、
前記第1及び第2の可動部材300,301の各下端に
本発明に係る係合部材401,402を取付け、前記下
枠107に係合ガイド(図示せず)を設ければ前記各可
動部材300,301をより円滑に移動させることがで
きる。また前記係合部材401,402にそれぞれモヘ
アを取り付ければ下枠107のごみ等を掃除することが
できる。
【0017】前記両片開き組付け網戸装置は、図7に示
すように引違いサッシの網戸框100の左竪枠102に
固定される第1の固定部材202と第1の可動部材30
2及び右竪枠103に固定される第2の固定部材203
と第2の可動部材303との間に第1及び第2のプリー
ツ状の網目部材109A,109Bをそれぞれ設け、こ
れらの可動部材302,303のそれぞれの開閉移動に
追従して第1及び第2の網目部材109A,109Bが
折畳み伸縮自在に開幕または閉幕可能にしてなる構成を
有する。このような構成の両片開き組立網戸装置におい
て、前記第1及び第2の可動部材302,303の各下
端に本発明に係る係合部材403,404を取付け、前
記下枠107に係合ガイド(図示せず)を設ければ前記
各可動部材302,303をより円滑に移動させること
ができる。また前記係合部材403,404にそれぞれ
モヘアを取り付ければ下枠107のごみ等を掃除するこ
とができる。
【0018】また図8に示すような網戸装置に本発明を
応用してもよい。該網戸装置はサッシ枠の網戸框100
0に固定されているものであって、網戸框1000を上
枠1001、下枠1002、ネット1003を収納する
収納ケース1004、側枠1005で構成し、ネット1
003の基端を前記収納ケース1004に固定し、先端
を開閉操作用の操作框1006に取り付けている。そし
て該操作框1006を左右に正確に平行移動させるた
め、各ワイヤー1007〜1010の各端を前記操作框
1006に固定したワイヤーテンション機構を設けてい
る。前記操作框1006の下端に係合部材1011を取
付け、前記下枠1002に係合ガイド(図示せず)を設
けるようにすれば前記操作框1006をより円滑に移動
させることができる。また前記係合部材1011にモヘ
アを取り付ければ下枠1002のごみ等を掃除すること
ができる。
【0019】
【発明の効果】請求項1に記載の網戸装置では、プリー
ツ状の網目部材を開幕あるいは閉幕するため前記可動部
材を水平方向に移動させた場合、該可動部材の下端に設
けられた係合部材が前記下枠と係合しつつ、移動する。
従って前記可動部材に予想外の方向に引っ張りが作用し
ても該可動部材が外れることがなくなる。請求項2に記
載の網戸装置では、前記プリーツ状の網目部材を開幕あ
るいは閉幕するため、前記可動部材を水平方向に移動さ
せた場合、前記係合部材に設けられた掃除手段が下枠の
ゴミ等を掃除する。従って下枠に露出するワイヤーテン
ション機構のワイヤーにごみ等が絡むことがなくなり、
前記可動部材の走行性が高まり、美観性にも優れた網戸
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例に係る組付網戸装置の概略図。
【図2】 正面から見た係合部材の斜視図。
【図3】 裏面から見た係合部材の斜視図。
【図4】 係合部材の取付状態や前記係合部材と下枠と
の係合状態を説明する説明図。
【図5】 係合部材の取付状態や前記係合部材と下枠と
の係合状態を説明する説明図。
【図6】 他の実施例に係る組付網戸装置の概略図。
【図7】 他の実施例に係る組付網戸装置の概略図。
【図8】 他の実施例に係る網戸装置の概略図。
【図9】 先願に係る組付網戸装置の概略図。
【符号の説明】
10・・・下枠、 20・・・可動部材、 40・・・係合部材、 50・・・掃除手段、 100・・・網戸框、 102・・・左枠、 103・・・右枠、 106・・・上枠 109・・・網目部材、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 網戸框の上下枠間に取付けられた可動部
    材が網戸框の左右枠間を水平方向に移動することに伴っ
    て開幕または閉幕するプリーツ状の網目部材を備えた網
    戸装置において、 前記可動部材の下端に前記下枠と係合する係合部材を備
    えたことを特徴とする網戸装置。
  2. 【請求項2】 前記係合部材に前記下枠のごみ等を掃除
    する掃除手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の網戸装置。
JP12988694A 1994-05-20 1994-05-20 網戸装置 Pending JPH07317469A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12988694A JPH07317469A (ja) 1994-05-20 1994-05-20 網戸装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12988694A JPH07317469A (ja) 1994-05-20 1994-05-20 網戸装置

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JPH07317469A true JPH07317469A (ja) 1995-12-05

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ID=15020779

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12988694A Pending JPH07317469A (ja) 1994-05-20 1994-05-20 網戸装置

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JP (1) JPH07317469A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102121911B1 (ko) * 2019-01-30 2020-06-11 선문대학교 산학협력단 미서기창호의 창틀 먼지제거장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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