JPH07317387A - 電子組合わせロック - Google Patents

電子組合わせロック

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JPH07317387A
JPH07317387A JP5315839A JP31583993A JPH07317387A JP H07317387 A JPH07317387 A JP H07317387A JP 5315839 A JP5315839 A JP 5315839A JP 31583993 A JP31583993 A JP 31583993A JP H07317387 A JPH07317387 A JP H07317387A
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JP
Japan
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lock
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Withdrawn
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JP5315839A
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English (en)
Inventor
Gerald L Dawson
ジェラルド・エル・ドーソン
Daniel L Thompson
ダニエル・エル・トンプソン
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Mas Hamilton Group Inc
Original Assignee
Mas Hamilton Group Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C9/00Individual registration on entry or exit
    • G07C9/00174Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys
    • G07C9/00896Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys specially adapted for particular uses
    • G07C9/00912Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys specially adapted for particular uses for safes, strong-rooms, vaults or the like

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 極めて高い安全性を実現できるようにする。 【構成】 所定の遅延時間が満了した後にアクセスコー
ドが入力されるまで、電子組合わせロックの開錠は阻止
される。アクセスコードが正しくない場合、ペナルティ
時間が課されるため、操作者が直ぐに次のアクセスコー
ドを入力することが阻止される。ペナルティ時間後に入
力されたアクセスコードも正しくない場合、ロツクはリ
セットされ、正しい組合わせを再入力することが要求さ
れる。正当な組合わせと所定値だけ異なる組合わせが入
力された場合、遠隔の監視センタに対して、ロックが不
正に開錠されようとしていることを示す警報がなされ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子組合わせロック
に関し、特に、正当なコードまたは組合わせが入力され
てから、所定の遅延時間後の時間ウィンドウ内において
のみ開錠可能なものに関する。
【0002】
【従来の技術】電子組合わせロックは、極めて高度の安
全を提供するものである。電子ロックには幾つかの形態
があるが、特に、電子組合わせロックが最も高度の安全
を提供する。キーの組合わせを電子的に読み取るキー動
作ロックも、極めて高い安全を提供することができる。
【0003】しかし、これらタイプのロツクによって提
供される安全は、操作者が、身の危険に晒されて、金
庫、金庫室またはその他の安全容器を開けるよう強制さ
れる場合には、相当制限される。操作者が身の危険に晒
されてロックを開ける場合、これらタイプのロツク自体
は、もはや、満足できる程度の安全を提供しない。
【0004】このように操作者が身の危険に晒されてロ
ックを開け、または、許可なきユーザにその組合わせを
教えなければならない状況下においては、多くの場合、
適当な時間にわたり前記容器にアクセスできないように
することが、前記許可なきユーザが前記容器の中身を手
に入れようとする試みを放棄させるのに十分効果的であ
る、ということが知られている。強盗事件におけるこの
ようなアクセス遅延は、犯人が警備員、警察官等によっ
て逮捕される可能性に結び付く程度に露出されるため、
余分な時間を費やすことができない犯人の試みを放棄さ
せるのに十分である。
【0005】このように極めて高い安全を提供するロッ
クとしては、米国、ケンタッキー州、レキシントンに在
るMas-Hamilton Groupから入手可能なMas-Hamilton X-7
ロックがある。このロックは、ロックの組合わせが正し
く入力されている場合、該ロックが取り付けられた容器
に対するアクセスを所定時間拒絶する遅延機能を持つよ
う、変更または改良可能である。その他の電子ロック
も、この明細書で記載する改良を実施するベースとして
利用可能である。前記遅延機能は、例えば、Gerald L.
DawsonらによってElectronic Bolt Lock With Enhanced
Security Featuresというタイトルで1991年9月20日に
出願され、この出願と同一の譲受人に譲渡された同時係
属中の米国特許出願No.763,119に記載されたタイプの、
電子キー作動式のさし金ロックに実施してもよい。
【0006】前記遅延機能は、おそらく、金庫、金庫室
またはその他の小室に対する許可無きアクセスを阻止す
るには最も有効であるが、ロックまたは金庫室が襲われ
る毎に、警備員または警備機関にその旨通報すること
は、普通に行われている行為である。このような通報機
能が上述の遅延機能と組み合わされた場合、ロック式容
器の安全はさらに向上することになろう。
【0007】ロックが襲われたりいじくられている時に
警報信号を発生する警報器をロック式容器に設けること
は、普通に行われている。典型的には、この警報機能
は、ロック機構と、ロック式容器から離れて設けられた
警報器とを接続する電気導体、すなわち、ケーブルを必
要とする。前記警報信号が遠隔した位置にある警報器を
作動し、前記ロック式容器の取り付け位置においてこの
遠隔した警報器が作動したという旨の表示を行わないの
で、このような警報器は、一般的に、サイレントアラー
ムと称されている。この警報器は、警備センタまたは警
備機関の係員に、当該ロックに不正が行われている旨通
知する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
電子ロックによっては、十分な安全が実現できなかっ
た。
【0009】この発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、電子組合わせロックのオープンを遅延することによ
って、前記ロックが取り付けられた容器に対する不正な
アクセスを妨害し、これにより、従来のものに比べて格
段に高い安全性を実現することができる電子組合わせロ
ックを提供することを目的とする。
【0010】この発明の他の目的は、ロックのオープン
を遅延して警察または警備員が応答する時間を提供し、
これにより、正当でない操作者が逮捕される手助けをす
ることができる電子組合わせロックを提供することであ
る。
【0011】この発明のさらに他の目的は、電子組合わ
せロックを有する安全容器をオープンするため、付加的
な待ち時間および付加的なアクセスコードを必要とする
ことである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明に係る電子組合わせロックは、前記ロック
の動作を制御する電子論理制御手段と、少なくとも、組
合わせ、遅延時間値、ウィンドウ時間値およびペナルテ
ィ時間値、ならびに、アクセスナンバからなるパラメー
タを、前記論理制御手段に対して入力する入力手段と、
組合わせが入力された後の時間を計時し、タイマ時間値
を出力する電子タイマとを備え、前記論理制御手段が、
入力された前記組合わせと予め許可された正当な組合わ
せとを比較し、且つ、入力された前記アクセスナンバと
予め許可された正当なアクセスナンバとを比較する比較
手段と、前記タイマ時間値が前記遅延時間値以上になっ
た時を検出し、且つ、前記タイマ時間値が前記遅延時間
値とウィンドウ時間値との合計時間値を超えていない時
を検出する検出手段と、前記ウィンドウ時間中におい
て、前記検出手段の検出に応じて、前記ロックを、前記
比較手段によって比較すべき前記アクセスナンバを受入
れる状態にする第1の調節手段と、前記比較手段の比較
に応じて、前記ロックをオープン状態にする第2の調節
手段とを具備し、正当な組合わせが入力された後、所定
の時間が経過し、前記アクセスナンバが入力された場合
にのみ、オープンされるようにしたものである。
【0013】また、この発明の第2の観点に従う電子組
合わせロックは、組合わせを入力する入力手段と、前記
組合わせの有効性を確認し、さらに、アクセスナンバの
有効性を確認する、プログラム制御される論理手段と、
前記プログラム制御される論理手段に応答して、経過時
間を計時する電子タイマ手段と、を具備し、前記プログ
ラム制御される論理手段が、前記電子タイマ手段に応答
して、前記経過時間が所定の遅延時間を超えた後であっ
て該遅延時間直後の第2の所定の時間を超える前に、前
記アクセスナンバの有効性が確認されるまで、前記ロッ
クの開錠を阻止する遅延手段を備えるものである。
【0014】
【作用】この発明に係る電子組合わせロックは、ロック
ハウジング内に設けられたマイクロプロセッサに対する
ソフトウエア制御プログラムであるタイミングアルゴリ
ズムと、該ロックに組合わせが適当に入力される毎に計
時をスタートするタイマとを備えている。
【0015】通常の動作条件下において、例えばMasーHa
milton GroupのXー07ロックのような電子組合わせロック
は、認可された正当な組合わせが入力される毎に、前記
ロックハウジング内のステップモータに電子信号を与え
る。このステップモータに対する信号により、該ロック
の機械機構がさし金を退却させ、該ロックが取り付けら
れた安全容器に対するアクセスが可能になる。
【0016】この発明では、前記信号をステップモータ
に与えることによって該ロックの動作を可能にする代り
に、“組合わせ一致YES”を示す信号と、該ロックを
開錠させるための前記ステップモータに対する動作信号
の出力との間に遅延機能を実行する。前記タイマは計時
を開始し、前記マイクロプロセッサは、プリセットされ
た遅延時間を測定する。該ロックの動作が遅延される遅
延時間の長さは、1〜99分のいずれかの時間が、操作
者または該ロックの所有者によってプリセット可能であ
る。前記遅延時間が終了すると、前記タイミングアルゴ
リズムの制御の下に、第2の時間がスタートされる。こ
の第2の時間は、ロックを開錠するための付加的なアク
セスコードを入力することができる時間ウィンドウであ
る。
【0017】警備員または警察官に対して安全容器への
不当なアクセスを通報する能力を高めるため、前記ロッ
クは次のようなアルゴリズムをさらに備えている。すな
わち、このアルゴリズムは、入力された組合わせと、該
ロックのメモリに格納された正当な組合わせとを比較す
るだけでなく、前記入力された組合わせの値が、該ロッ
クの所有者またはメーカーによって特定された正当な組
合わせに比べて正確に(例えば10単位の所定オフセッ
ト値だけ)大きいかまたは小さいか、を判定するもので
ある。操作者によって入力された組合わせが前記正当な
組合わせより前記所定オフセット値だけ大きいまたは小
さいと判定されると、該ロックのマイクロプロセッサで
は警報信号を発生し、この警報信号は、電気リード線を
介して、遠隔の監視ステーションに送られる。この監視
ステーションでは、所定量だけ前記正当な組合わせと異
なる組合わせによって、警報信号が発生される。この警
報信号は、例えば、可聴アラーム、可視アラーム、また
は、監視コンピュータ内で発生され適当な警備員または
警察官にその旨警告可能なその他のアラームなどの、い
くつかのアラームのうちのいずれであってもよい。
【0018】前記警報信号は、前記組合わせが該ロック
に入力された時に、遅延時間の開始前に送られ、これに
より、警備員または警察官が応答するための時間が提供
される。前記遅延時間が満了し、前記マイクロプロセッ
サが該ロックの開錠が可能な状態になる短い時間、すな
わち、時間ウィンドウを計時しようとする際、既に入力
された組合わせとは別の組合わせ、すなわち、アクセス
コードを入力することが要求される。正しいアクセスコ
ードが適当に入力されると、該ロックは通常の方法で開
錠可能になる。前記時間ウィンドウの間に入力されたア
クセスコードが正しくない場合、該ロックが動作しない
だけでなく、ペナルティ時間が課されることになる。
【0019】別のアクセスコードの入力は、前記ペナル
ティ時間が経過した時に可能になる。こうして、前記ア
クセスコードエラーによって、ロックされた安全容器に
対するアクセスは、さらに遅延されることになる。前記
ペナルティ時間が満了すると、別のアクセスコードの入
力が可能になる。2回目に入力されたアクセスコードも
正しくない場合、該ロックは、全動作シーケンスが再初
期化されなければならない初期状態にリセットされる。
【0020】
【実施例】以下、添付図面を参照してこの発明を詳述す
る。図1に示すように、ダイアルすなわち入力ノブ11
は、ステップモータ15で構成することができるパルス
発生器15に接続されている。ダイアル11を回転する
と、パルス発生器15は、一連の電気パルスをマイクロ
プロセッサ12に与え、マイクロプロセッサ12では、
これらのパルスを解釈する。これらのパルスの解釈につ
いては、G. L. DawsonらによってElectronic Combinati
on Lock WithHigh Security Featuresというタイトルで
1991年6月21日に出願された、この出願と同時係属中の
米国特許出願No.07/719、046に記載されている。
【0021】パルス発生器15からの前記パルスは、マ
イクロプロセッサ12に対して、ダイアル11の回転増
加量および回転方向に関する情報を提供する。ダイアル
11の回転は、符号10で示すロック電子回路、特に、
マイクロプロセッサ12に対して組合わせを入力するの
に必要な情報を提供する。マイクロプロセッサ12は、
プログラムに基づく制御により、操作者の入力操作によ
ってダイアル11およびパルス発生器15を介して入力
された組合わせが、マイクロプロセッサ12の一部を構
成するメモリ19に格納された予め認可された正当な組
合わせと一致するか否かを判定する。ダイアル11が回
転されるのに伴い、マイクロプロセッサ12は、パルス
発生器15によって与えられるパルス列を解釈し、組合
わせ入力に使用された数字および記号が、典型的にはダ
イアル11の上面部に設けられたディスプレイ16に表
示される。
【0022】さらに、ロック電子回路10は、マイクロ
プロセッサ12に接続可能な変更キー17を備えてい
る。該変更キー17は、マイクロプロセッサ12に接続
されることにより、組合わせを変更し、且つ、後述され
る遅延動作において操作者によって選択可能な変数を設
定するという2つの目的を達成するものである。
【0023】また、ロック電子回路10は、マイクロプ
ロセッサ12とは独立に動作するタイマ13を備えてい
る。マイクロプロセッサ12は、タイマ13を介して、
該タイマ13が最後にリセットされた後の経過時間を測
定する。こうして、マイクロプロセッサ12は、タイマ
13から得られたタイマ時間値と、遅延時間、ペナルテ
ィ時間およびウィンドウ時間の値とを比較することによ
り、ロック電子回路10が開錠シーケンス遅延動作のど
の段階にあるかのを判定する。
【0024】マイクロプロセッサ12は、イネーブル信
号をステップモータ14に与えることができるよう、ス
テップモータ14に電子的に接続されている。マイクロ
プロセッサ12によって与えられるイネーブル信号は、
所定のステップ数だけ回転するようステップモータ14
を制御し、これにより、図示しないさし金が機械的に退
却するのを可能にする。
【0025】さらに、マイクロプロセッサ12は、遠隔
した位置に設けられた警報ステーション18に接続され
ている。警報ステーション18は、電子警報パネル上の
ライト、該ステーション18における可聴アラーム、ま
たは、警報信号を受け取ってプログラム制御の下で適当
なアラームもしくはメッセージを発生するコンピュータ
への接続部によって構成されることができる。
【0026】前記警報ステーション18は、その近辺の
人に対して、当該警報システムを監視している係員、警
備員または警察管による応答を必要とする状態が電子ロ
ックに発生している旨警告するものである。
【0027】図2は、ロック電子回路10のメインルー
チンを示すフローチャートである。このフローはステッ
プ20において開始する。組合わせは、図1のダイアル
11の回転によって入力され、ダイアル11の回転によ
って示される数は、ステップ22において、マイクロプ
ロセッサ12に入力される。その後、ステップ24にお
いて、前記入力された組合わせは、図1に示したマイク
ロプロセッサ12のメモリ19に格納された認可済の正
当な組合わせと比較される。この比較により、前記入力
された組合わせが前記正当な組合わせと一致しているか
否かが判定される。判定結果がNOの場合、フローはル
ープバックし、その他の組合わせが入力されるのを待
つ。
【0028】ステップ24において前記入力された組合
わせと前記正当な組合わせとが一致していると判定され
た場合、ステップ26において、図3および図4で詳述
する遅延モードが開始される。
【0029】前記遅延モードが終わると、ステップ30
において、このルーチンが終了する。
【0030】図3および図4は、図2の遅延モードの詳
細を示すフローチャートである。
【0031】この遅延モードは、図3のステップ26で
開始する。先ず、ステップ42において、遅延モードが
オン状態か否かを判定する。NOの場合、ロックをオー
プンし(ステップ43)し、図2の前記メインルーチン
にリターンする(ステップ44)。
【0032】逆に、遅延モードがオンされている場合、
ステップ46において、タイマ13が依然として動作中
か否かを判定する。タイマ13は、前記マイクロプロセ
ッサ12とは別個の独立した要素であり、ロック10の
コンデンサに蓄積されている電力に基づいてマイクロプ
ロセッサ12が動作可能な時間より相当長い時間にわた
って、走行すなわち動作可能になっている。該タイマ1
3が動作中である場合、フローはステップ48に進み、
ペナルティ時間が依然としてオン(継続中)か否かを判
定する。ペナルティ時間がオンでない場合、ステップ5
0において、遅延時間が満了したか否かを調べる。遅延
時間が満了していない場合、図1に示したディスプレイ
16に、遅延時間の残り時間が分単位で表示される。
【0033】その後、パルス発生器15からの入力パル
スを調べることによって、ダイアル11が2回転以上し
たか否かを判定する。この時にダイアル11が2回転以
上したということは、ロック電子回路10の動作が不適
当であり、操作者が本来の操作手順を踏んでいない、と
いうことを意味するので、遅延モード26をリセットす
る。この場合、操作者にペナルティを課し、さらに、第
2のペナルティフラグをセットする。これが2回目のペ
ナルティ時間設定である場合、前記ペナルティ時間が満
了した後、当該システムの電源をオフし(ステップ6
6)、これにより、以後のロック8に対する操作を阻止
する。ダイアル11が2回転以上しなかった場合、ステ
ップ56において、40秒の中断を許可し、マイクロプ
ロセッサ12および関連システム回路を一時停止する。
これは、電力消費を制限し、タイマ13のための電力を
保存する。なお、前記一時停止に先立って、前記遅延モ
ードフラグをセットしておき、マイクロプロセッサ12
に再び電力が供給されたときに該マイクロプロセッサ1
2の動作が再スタートできるようにしてもよい。
【0034】前記ステップ46においてタイマ13が動
作中でないと判定された場合、ステップ78で遅延機能
をリセットした後、リターンする(ステップ44)。
【0035】ステップ48では、ペナルティがオンか否
かを判定する。YESの場合、ペナルティ時間が満了し
たか否かを調べる(ステップ60)。ペナルティ時間が
満了していない場合、ステップ64において、残りのペ
ナルティ時間を分単位で表示する。このように残りのペ
ナルティ時間を表示した後、マイクロプロセッサ12へ
の電力供給をオフする(ステップ66)。
【0036】ステップ60でペナルティ時間が満了した
という結果が得られた場合、ステップ62において、こ
れが2回目のペナルティ時間満了であるか否かを調べ
る。YESである場合、前述と同様に、ステップ78で
遅延機能をリセットした後、リターンする(ステップ4
4)。
【0037】前記ステップ62の結果がNOである(2
回目のペナルティ時間満了ではない)場合、ダイアル1
1およびパルス発生器15を介して入力されたアクセス
コードを、マイクロプロセッサ12のメモリ19に格納
された正当なアクセスコードと比較する(ステップ7
4)。前記2つのアクセスコードが一致した場合、遅延
機能をリセットし(ステップ78)、ロックをオープン
する(ステップ80)。
【0038】上記ステップ74で前記2つのアクセスコ
ードが一致しなかった場合、前記ディスプレイ16によ
つて2回目のペナルティを表示し(ステップ76)、マ
イクロプロセッサ12に対する電力供給を終了する(ス
テップ66)。
【0039】また、ステップ50において遅延時間が満
了したという結果が得られた場合、全経過時間にわたっ
てロック8の動作状態がロック8を開けるための時間ウ
ィンドウ内に収まっているか否か、の判定を行う(ステ
ップ68)。全経過時間にわたってロック8の動作状態
が前記時間ウィンドウ内に収まっていると判定した場
合、アクセスコード72を取り込み、該アクセスコード
72をマイクロプロセッサ12に格納された正当なアク
セスコードと比較する(ステップ74)。以後のステッ
プ76,66,78,80は前述の如くである。
【0040】動作状態が前記時間ウィンドウ内に収まっ
ていない場合、遅延機能をリセットし(ステップ7
0)、リターンする(ステップ44)。このため、前記
時間ウィンドウ外の時間にあっては、ロック8をオープ
ンすることはできない。
【0041】前記時間および状態は、前記電子回路10
に電力を再供給するためにダイアル11を回転すること
によって測定される。つまり、当該システムが電力再供
給によってオン状態になると、マイクロプロセッサ12
は、前記タイマ13の時間を読み、該読み取った時間
と、前記遅延時間、ウィンドウ時間およびペナルティ時
間に関して前記メモリ19に格納されている時間値と比
較する。前記時間は、前記ロック電子回路10に対して
正しい組合わせが入力された時からの累積時間として扱
われる。
【0042】以上の説明から分るように、正しい組合わ
せが入力された時に、前記タイマ13による計時が開始
する。ロック8に電力が再供給されたとき、経過時間が
遅延時間と比較される。前記遅延時間の間において、ダ
イアル11が時計回り逆方向に回転されて、ロック電子
回路10に電力が再供給された場合、残りの遅延時間
は、“NN”によってディスプレイ16に表示される。
ここで、“NN”は、残りの遅延時間を分単位で示す1
〜99の数字である。
【0043】前記残りの遅延時間が表示される前にダイ
アル11が2回以上回転されると、ペナルティが課され
る。これは、前記遅延時間が満了するまで、操作者が該
ロックにさらにデータを入力することを阻止するためで
ある。課されるペナルティは、予め選択された所定のペ
ナルティ時間、プラス、前記残りの遅延時間である。こ
れら2つの時間の合計は、99分を超える場合、99分
の最大値に制限される。このペナルティ時間が終了する
と、ロック電子回路10は、アクセスコードの入力が可
能な時間ウィンドウに戻る。時間ウィンドウに戻るのは
1回のみ許可される。
【0044】アクセスコードを入力するために時間ウィ
ンドウが使用され、該アクセスコードが正しくない場
合、追加的なペナルティ時間の後、アクセスコードを入
力する2度目の機会が操作者に与えられる。前記ペナル
ティ時間の満了後における前記2度目のアクセスコード
入力が正しい場合、ロック8が動作する。しかし、前記
2度目のアクセスコード入力が正しくない場合、ロック
電子回路10では、再び、ペナルティ時間を設定する。
この2回目のペナルティ時間が終わると、ロック電子回
路10は初期状態にリセットされ、この初期状態におい
て、操作者は、組合わせを再入力し、且つ、遅延時間を
待ってアクセスコードを入力することが要求される。ア
クセスコードの入力は、前記ロック開錠のための時間ウ
ィンドウ中のみにおいて有効である。従って、その他の
時におけるアクセスコード入力は、無効である。
【0045】ペナルティが課された場合、ダイアル11
を時計回り逆方向することによって、該ロックに対する
電力供給が再開し、残りのペナルティ時間がディスプレ
イ16に表示される。
【0046】警報信号は、マイクロプロセッサ12の専
用並列ポート23、または、変更キーポート21に出力
されてよい。この信号が出力されると、警報器は、電力
不足によってマイクロプロセッサ12が停止するまで、
パルス列(例えば、5Hzのパルス列)を出力し続け
る。
【0047】この警報機能を組込んだ図5の動作フロー
は、1つの例外を除き、図2に示した該ロック8の動作
フローと同じである。つまり、ステップ24における判
定結果がNOである場合、ステップ100に進み、入力
された組合わせが、例えば10であるオフセット値で認
可された正当な組合わせと等しいか否か、の判定を行
う。前記入力された組合わせがステップ100の要件を
満たしている場合、ステップ102において、警報信号
を出力し、ステップ26の遅延モードスタート前のステ
ップに戻る。ステップ100の判定結果がNOである場
合、リターンする(ステップ100)。
【0048】なお、前記10のオフセット値は任意の値
であり、該ロックは、前記認可済の正当な組合わせより
上または下のいずれかのオフセット値で判定を行うよう
プログラムされていてもよい。
【0049】前記遅延時間中における対処を可能にする
ための遅延機能を有するロックにおいては、この警報機
能を実施することが望ましいが、該警報機能は、所望の
場合、前記遅延機能を有さないロックに実施してもよ
い。また、該警報機能は、前記遅延機能が停止されてい
るときにも、利用できるようにしてもよい。
【0050】各種パラメータを設定し前記遅延機能を実
行するために、パラメータの入力または変更に応じてマ
イクロプロセッサ12を調整できるよう、変更キー17
が変更キーポート21に挿入される。該変更キー17が
変更キーポート21に挿入されると、ディスプレイ16
は、1〜4のいずれかの数字を表示する。そのうちの
1,2,3の数字は、ロック8のための組合わせを変更
または設定するモードを示すものである。また、4は、
遅延機能パラメータの設定が可能であることを示すもの
である。“4”が表示されている場合、ダイアル11を
逆転すると、図6の遅延モード変更シーケンスが開始さ
れることになる。
【0051】この遅延モード変更シーケンスが選択され
ると、ステップ200において、ディスプレイ16は、
延長された開錠時間または遅延時間が入力可能であるこ
とを示す<EOを表示する。その後、ステップ202に
進み、変更キー17の挿入の有無を確認する。変更キー
17が有ることが確認された場合、ステップ204に進
む。変更キー17が無いことが確認された場合、このサ
ブルーチンを終了する(ステップ206)。
【0052】ディスプレイ16に表示された数字を変更
するためダイアル11を回転すると、例えば遅延時間の
ような時間が分単位で表示されるまで、その数字が増加
し続ける。ダイアル11を逆回転すると、ステップ20
4において前記時間が入力され、前記延長された開錠時
間または遅延時間が格納される。こうして、ロック8を
開錠するための時間ウィンドウを入力すべきことを示す
文字“<UU”が、ディスプレイ16に現れる(ステッ
プ206)。
【0053】連続的に増加する方向への数字表示を行う
ための回転は、操作者が時間ウィンドウについて1分か
ら99分のうちの適当な継続時間を選択するのを可能に
する。こうして、ダイアル11の逆転によって、前記選
択された時間が入力され、しかる後、フローはステップ
208に進み、ペナルティ時間の入力が可能になる。そ
の後、ディスプレイ16が“<PL”を表示し、連続的
に増加する方向への数字表示を行うためのダイアル11
の回転によつて、操作者は、0〜99分のペナルティ時
間を選択することができる。こうして、ダイアル11の
逆転によって、前記選択された時間が入力され、拡張コ
ードを意味する文字“<EC”が表示される。前記拡張
コードは、ウィンドウ時間中に操作者によって入力され
なければならないアクセスコードである。数字を増加さ
せるダイアル11の回転、および、所望の拡張コードす
なわちアクセスコードにおけるダイアル11の回転停止
によって、前記コードが設定され、さらに、ダイアル1
1の逆転によって、前記設定コードが入力される(ステ
ップ210)。この拡張コードすなわちアクセスコード
は、00〜99までのいずれの数字であってよい。
【0054】前記ダイアル11の逆転によってアクセス
コードが入力されると、ステップ214において、ディ
スプレイ16が、変更キー17を引き抜くべきことを示
す文字“PO”を表示する。前記アクセスコードの入力
後、ステップ212において、マイクロプロセッサ12
は、変更キー17が挿入されたままか否かを確認する。
ステップ212の確認がなされる前に変更キー17が除
去されている場合、フローはこのサブルーチンの始めに
戻り、これ以前に入力された変更は無効になる。
【0055】ステップ214において変更キー引き抜き
命令が表示され、変更キーの引き抜きが行われた後、デ
ィスプレイ16は設定終了を意味する文字“ES”を表
示し、設定動作が終了する(ステップ218)。
【0056】遅延時間の分を示す数として“00”が入
力された場合、遅延モードが無効化されることになる。
遅延時間が“00”か否かは、ステップ205において
判定される。入力された遅延時間が“01”〜“99”
である場合、フローはステップ206に進む。また、遅
延時間が“00”である場合、このステップ207にお
いて遅延モードが無効化され、しかる後、フローはステ
ップ212に進む。ステップ202の前に変更キー17
が除去されている場合、フローはステップ218に進
み、ここで、遅延モード設定処理が終了する。
【0057】遅延モードおよび警報モードがオン状態で
ある際におけるロック8の動作を要約すると、次のよう
である。該ロック8をオープンするのに必要な組合わせ
の入力が完了するまで、ロック8は通常に動作する。遅
延モードは、操作者によって予め設定された“分”数の
時間遅延を発生する。この遅延時間が満了すると、ロッ
ク8はオープン可能になり、予め選択された“分”の間
このオープン可能状態に維持される。その後、ロック8
は再び不能化される。遅延モード後に提供される時間ウ
ィンドウの間に適切なアクセスコードが入力されなかっ
た場合、ロック8は、その最初のスタート状態から操作
されなければならない。この状態の間において正しくな
いアクセスコードが入力された場合、ロック8は所定の
ペナルティ時間の間不能化され、その後、操作者が再び
アクセスコードを入力することが可能になる。こうし
て、正しいアクセスコードが入力されると、ロック8が
オープンする。2回目に入力されたアクセスコードが正
しくない場合、ロック8は、再びペナルティ時間を表示
し、この表示が終わると、組合わせが入力されていない
状態と同じ状態に戻る。動作を行うためには、ロック8
は、新たな組合わせの入力、および、遅延時間が満了す
るまでの待機を必要とする。
【0058】操作者によって入力された組合わせの最後
の数(00〜99)が、例えば10単位のオフセット値
で、正しい組合わせと等しい場合、ロック8は、有効な
組合わせが入力された場合と同様にオープンするが、同
時に、このような組合わせを、操作者が該ロック8をオ
ープンするよう強制されている旨を示す信号として認識
する。このような状態において、マイクロプロセッサ1
2は、安全容器から遠隔した監視ステーションの警報器
を作動する信号を出力する。この監視ステーションの係
員は、自分自身がこれに応答じた手当を施すか、また
は、その他の警備員もしくは警察官にその旨通知するこ
とができる。
【0059】前記マイクロプロセッサ12は、専用の論
理回路、または、所望の場合、特殊用途向IC(ASI
C)に置き換えてもよい。いずれにせよ、前記マイクロ
プロセッサ、専用の論理回路およびASICは、すべ
て、プログラム制御される論理手段として考えられる。
【0060】
【発明の効果】以上のように、この発明は、従来の電子
組合わせロックに比べて、格段に向上した安全性を実現
できる、という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係る電子組合わせロッ
クのハードウエア構成を示す図。
【図2】 同実施例におけるマイクロプロセッサによっ
て実行されるメインルーチンを示すフローチャート図。
【図3】 図2に示す遅延モード動作の一部分を示すフ
ローチャート図。
【図4】 図2に示した遅延モード動作のその他の部分
を示すフローチャート図。
【図5】 同実施例における警報機能を示すフローチャ
ート図。
【図6】 同実施例における遅延機能を選択、変更し、
操作者によって選択されたパラメータを入力するシーケ
ンスを示すフローチャート図。
【符号の説明】
10 ロック電子回路 11 ダイアル 12 マイクロプロセッサ 13 タイマ 15 パルス発生器

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子組合わせロックであって、 前記ロックの動作を制御する電子論理制御手段と、 少なくとも、組合わせ、遅延時間値、ウィンドウ時間値
    およびペナルティ時間値、ならびに、アクセスナンバか
    らなるパラメータを、前記論理制御手段に対して入力す
    る入力手段と、 組合わせが入力された後の時間を計時し、タイマ時間値
    を出力する電子タイマと、 を備え、前記論理制御手段が、 入力された前記組合わせと予め許可された正当な組合わ
    せとを比較し、且つ、入力された前記アクセスナンバと
    予め許可された正当なアクセスナンバとを比較する比較
    手段と、 前記タイマ時間値が前記遅延時間値以上になった時を検
    出し、且つ、前記タイマ時間値が前記遅延時間値とウィ
    ンドウ時間値との合計時間値を超えていない時を検出す
    る検出手段と、 前記ウィンドウ時間中において、前記検出手段の検出に
    応じて、前記ロックを、前記比較手段によって比較すべ
    き前記アクセスナンバを受入れる状態にする第1の調節
    手段と、 前記比較手段の比較に応じて、前記ロックをオープン状
    態にする第2の調節手段とを具備し、 正当な組合わせが入力された後、所定の時間が経過し、
    前記アクセスナンバが入力された場合にのみ、オープン
    されるようにした電子組合わせロック。
  2. 【請求項2】 前記入力手段が回転可能なダイアルを備
    える請求項1に記載の電子組合わせロック。
  3. 【請求項3】 前記論理制御手段は、前記タイマ時間値
    が前記遅延時間値未満のときにおいて、所定量を超える
    前記ダイアルの回転を検出する手段を備える請求項2に
    記載の電子組合わせロック。
  4. 【請求項4】 前記論理制御手段は、正しくないアクセ
    スナンバが入力された場合、ペナルティ時間を課すこと
    により、以後のアクセスナンバの受入れを遅延する遅延
    手段をさらに備える請求項1に記載の電子組合わせロッ
    ク。
  5. 【請求項5】 前記論理制御手段は、前記遅延手段の動
    作回数をカウントし、該遅延手段が所定回数動作したと
    きに、前記ロックの動作を終了する手段をさらに備え
    る、請求項4に記載の電子組合わせロック。
  6. 【請求項6】 前記論理制御手段は、複数の条件のうち
    のいずれかを検出したときに、未満了の遅延時間にペナ
    ルティ時間値を付加する手段を備え、前記条件が、前記
    入力手段の所定量を超える動作を示す電気信号と、正し
    くないアクセスナンバの入力を示す電気信号とからなる
    ものである請求項1に記載の電子組合わせロック。
  7. 【請求項7】 前記論理制御手段は、ペナルティ時間が
    課された回数をカウントしてそのカウント値を維持する
    カウント手段と、該カウント手段のカウント値が所定値
    を超えたとき、前記ロックを初期状態にリセットする手
    段とを備える請求項1に記載の電子組合わせロック。
  8. 【請求項8】 前記論理制御手段の制御の下に、数字お
    よび記号を表示するディスプレイをさらに備え、前記論
    理制御手段が、前記遅延時間およびペナルティ時間の残
    りの時間の長さを表示するため前記ディスプレイを制御
    する手段を備える請求項1に記載の電子組合わせロッ
    ク。
  9. 【請求項9】 遅延機能を有する電子組合わせロックで
    あって、 組合わせを入力する入力手段と、 前記組合わせの有効性を確認し、さらに、アクセスナン
    バの有効性を確認する、プログラム制御される論理手段
    と、 前記プログラム制御される論理手段に応答して、経過時
    間を計時する電子タイマ手段と、 を具備し、前記プログラム制御される論理手段が、 前記電子タイマ手段に応答して、前記経過時間が所定の
    遅延時間を超えた後であって該遅延時間直後の第2の所
    定の時間を超える前に、前記アクセスナンバの有効性が
    確認されるまで、前記ロックの開錠を阻止する遅延手段
    を備える電子組合わせロック。
  10. 【請求項10】 前記プログラム制御される論理手段
    が、前記遅延時間の間における所定量を超える前記入力
    手段の動作を検出する第1の手段と、前記所定量を超え
    る入力手段の動作の検出に応答して、前記遅延時間を所
    定のペナルティ時間だけ長くする手段とを備える請求項
    9に記載の電子組合わせロック。
  11. 【請求項11】 前記論理手段が、正しくないアクセス
    コードを検出し、その後のペナルティ時間を課する第2
    の手段と、前記ペナルティ時間の間にとられた行為に応
    答して、前記ロックの開錠を阻止する手段とをさらに備
    える請求項10に記載の電子組合わせロック。
  12. 【請求項12】 前記論理手段が、第2のペナルティ時
    間が課されたことに応答して、前記ロックをさらに動作
    させるために組合わせの入力を必要とする状態に前記ロ
    ックをリセットする手段を備える請求項11に記載の電
    子組合わせロック。
  13. 【請求項13】 電子組合わせロックであって、 前記ロックに組合わせを入力するための入力手段と、 前記ロックを開錠するための少なくとも1つの正当な組
    合わせを格納するメモリと、 入力された前記組合わせと前記正当な組合わせとを比較
    する、プログラム制御される論理手段と、 前記論理手段に応答して、前記入力された組合わせと正
    当な組合わせとの比較結果が適当であるときに、前記ロ
    ックの開錠を可能にする出力を発生する手段と、 前記論理手段に応答して、前記組合わせが所定のオフセ
    ット量だけ前記正当な組合わせと異なることを決定し、
    前記組合わせが正確に前記所定のオフセット量だけ異な
    るときに、警報信号を発する第1の手段と、 前記第1の手段によって前記組合わせが前記所定のオフ
    セット量だけ異なる旨の適当な決定がなされたときに、
    前記ロックの開錠を可能にする出力を発生する第2の手
    段と、 を具備した電子組合わせロック。
  14. 【請求項14】 組合わせ、または、前記所定のオフセ
    ット量だけ前記正当な組合わせと異なる組合わせが適当
    に入力された後のタイマ時間値を出力する電子タイマ
    と、 前記タイマ時間値が前記遅延時間値以上になった時を検
    出するとともに、前記タイマ時間値が前記遅延時間値と
    前記ウィンドウ時間値との合計時間値を超えていない時
    を検出する第3の手段と、 前記ウィンドウ時間中において、前記検出手段の検出に
    応じて、前記ロックを、前記比較手段によって比較すべ
    き前記アクセスナンバを受入れる状態にする第1の調節
    手段と、 をさらに具備し、 前記アクセスコードが前記ウィンドウ時間値内において
    適当に照合したときに、前記ロックの開錠を可能にする
    出力を発生するものである請求項13に記載の電子組合
    わせロック。
JP5315839A 1992-11-24 1993-11-22 電子組合わせロック Withdrawn JPH07317387A (ja)

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US07/980,948 1992-11-24

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