JPH07316747A - 熱間加工性およびエッチング性に優れたシャドウマスク用素材 - Google Patents

熱間加工性およびエッチング性に優れたシャドウマスク用素材

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JPH07316747A
JPH07316747A JP11573194A JP11573194A JPH07316747A JP H07316747 A JPH07316747 A JP H07316747A JP 11573194 A JP11573194 A JP 11573194A JP 11573194 A JP11573194 A JP 11573194A JP H07316747 A JPH07316747 A JP H07316747A
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shadow mask
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hot
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JP11573194A
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Yasuhiro Shimizu
庸宏 清水
Tomio Satsunoki
富美夫 札軒
Tadaaki Komano
忠昭 駒野
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、熱間圧延時に発生する耳割れ現象
を実操業上問題にならない程度に低減改善し、しかもシ
ャドウマスク製造工程におけるエッチング性に優れたシ
ャドウマスク用素材に関するものである。 【構成】 重量%にて、Ni:25〜45%、C≦0.
03%、Si:0.05〜0.30%、Mn:0.1〜
2.0%、Al:0.005〜0.02%、O≦0.0
2%を含有し、さらに重量ppmで、Pb:15ppm
以下、Bi:15ppm以下、Sn:200ppm以
下、Zn:20ppm以下、S:50ppm以下を含
み、かつ1式で規定されるCVの値が25ppm以下で
あり、残部がFeおよび不可避的不純物よりなる熱間加
工性およびエッチング性に優れたシャドウマスク用素
材。必要に応じて、Co、Crを含み得る。 CV=Pb+Bi+0.03Sn+0.63Zn+0.
21S・・・1式

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱間圧延時に発生する
耳割れ現象を実操業上問題にならない程度に低減改善
し、しかもシャドウマスク製造工程におけるエッチング
性に優れたシャドウマスク用素材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】Fe−Ni系合金は、多くの優れた特性
を有しており、特に低熱膨張特性の点からは42アロイ
(42%Ni−Fe)が、ICリードフレーム材として
インバー合金(36%Ni−Fe)が高品質カラーテレ
ビ用シャドウマスク素材として広く用いられている。
【0003】このような用途に使用される薄板或いは箔
は、スラブを熱間圧延し、次いで冷間圧延して製造され
る。しかしながら、Fe−Ni系磁性合金は、熱間加工
性が悪いので熱間圧延において耳割れが発生する事があ
る。熱間圧延板および帯に耳割れが存在すると、後工程
の冷間圧延時に板破断するので冷間圧延前にトリミング
を行う必要がある。このことは、歩留りを著しく低下さ
せる原因となっている。その対策として本出願人らは、
熱間加工性低下の原因となるSの粒界偏析を防止するた
めに、Sの低減化およびBの適量添加が有効であること
を特開平2−111838号公報により提案している。
しかしながら、Bの添加はコストが高くなり、経済性に
劣るといった短所がある。
【0004】また、従来の製造では、原料としてスクラ
ップが使用されている。近年、製造コストの低減化を目
的に低価格のスクラップが大量に使われる傾向にある。
この場合、スクラップ中に存在する不純物元素が材質特
性に及ぼす影響を考慮する必要がある。これまで鋼中の
Pb、Bi、Sn、Zn、S等の不純物元素濃度が上昇
すると、熱間加工時に割れが発生すると言われてきた。
この様な鋼材を、表面研削後、冷間加工した場合、表面
には微細割れが存在することになる。
【0005】これまで本出願人らは、特願平4−349
528号において、Snを添加したオーステナイト系ス
テンレス鋼において、不純物元素量を規制して材質特性
の劣化を抑え、さらにAl、Caによる脱硫を強化する
ことで熱間加工性の優れたオーステナイト系ステンレス
鋼を提案した。しかしながら、Fe−Ni系磁性合金に
Alを添加することは、磁性焼鈍後にAl2 3 が製品
表面に濃化して白濁現象を起こしたり、またSnを添加
することは、磁気特性を劣化させることになり有効では
ない。
【0006】従来、熱間加工性を向上させて耳割れ現象
を防止させるためには、Mn、Ti、Mg等の元素を添
加させる方法が知られている。しかしMn、Ti、Mg
等の過度の添加は磁気特性を低下させると共に、最終工
程である磁性焼鈍時に表面に白濁現象が発生し製品の意
匠性を損なうという問題がある。一方、エッチング性の
向上の点からは、鋼材の表面割れ或いは表面疵等の欠陥
が無いことが要求されている。
【0007】従来、エッチング穿孔性を改善する技術と
しては、例えば特開昭61−113746号公報に開示
されているように、C、S、O、Nを高純化して炭化
物、硫化物、酸化物、窒化物等の介在物を低減する方法
がある。これによれば、エッチング穿孔時の介在物に起
因する穿孔ムラおよび欠陥は防止できるが、介在物以外
の原因によるエッチング不良を防止するには十分ではな
い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、熱
間圧延において、耳割れの発生がなくエッチング穿孔時
にレジスト膜剥離の発生のない、シャドウマスク用素材
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、合金成分
の構成を種々検討し、微量成分を限定することにより上
記目的を達成した。即ち、本発明の要旨とするところ
は、重量%にて、Ni:25〜45%、C≦0.03
%、Si:0.05〜0.30%、Mn:0.1〜2.
0%、Al:0.005〜0.02%、O≦0.02%
を含有し、さらにPb、Bi、Sn、Zn、Sの含有量
が、重量ppmで、Pb:15ppm以下、Bi:15
ppm以下、Sn:200ppm以下、Zn:20pp
m以下、S:50ppm以下であり、かつ1式で規定さ
れるCVの値が25ppm以下であり、さらに必要に応
じて重量%にて、Co:2〜12%、Cr:0.5〜4
%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなる
ことを特徴とする熱間加工性およびエッチング性に優れ
たシャドウマスク用素材にある。
【0010】 CV=Pb+Bi+0.03Sn+0.63Zn+0.21S・・・1式
【0011】
【作用】以下、本発明の限定理由につい詳細に説明す
る。まず、Niはその含有量が25%より少ないと熱膨
張係数が極めて高くなり、カラーブラウン管の鮮映性が
劣化する。一方、45%を超えて含有しても熱膨張係数
が高くなる。従って、Niの成分範囲を25〜45%と
した。望ましい範囲は、28〜42%である。
【0012】Cはその含有量が0.03%を超えると鉄
炭化物の生成が著しく、これが熱間加工性およびエッチ
ング穿孔性を阻害し穿孔欠陥の原因となる。従って、C
の成分範囲を0.03%以下とした。望ましい範囲は、
0.01%以下である。Siは、脱酸剤として有効な成
分であり、0.05%未満ではその効果が少なく、また
0.30%を超えるとSiO2 系介在物の生成が著し
い。SiO2 系介在物は高延性であり、熱間圧延やその
後の冷間圧延の加工により直鎖状に残留してエッチング
時に筋状の穿孔ムラの原因となる。従って、Siの成分
範囲を0.05〜0.30%とした。望ましい範囲は、
0.05〜0.1%である。
【0013】Mnは、熱間加工性を向上させるために有
効な成分であり、0.1%未満ではその効果が少なく、
また2.0%を超えるとMn酸化物系介在物の生成が始
まり、これがエッチング穿孔性を阻害し穿孔欠陥の原因
となる。従って、Mnの成分範囲を0.1〜2.0%と
した。Alは、脱酸剤として有効な成分であり、0.0
05%未満ではその効果が少なく、0.02%を超える
とAl2 3 系介在物の生成が著しい。Al2 3 系介
在物は低延性であり、熱間圧延やその後の冷間圧延後の
加工により分断されて線状に残留してエッチング時に筋
状の穿孔ムラの原因となる。従って、Alの成分範囲を
0.005〜0.02%とした。望ましい範囲は、0.
005〜0.01%である。
【0014】Oはその含有量が0.02%を超えると酸
化物系介在物の生成が著しく、これがエッチング穿孔性
を阻害して穿孔欠陥や穿孔ムラの原因となる。従って、
Oの成分範囲を0.02%以下とした。望ましい範囲
は、0.01%以下である。CoはFe−Ni系合金の
熱膨張係数を一層小さくする元素であるが、その含有量
が2.0%以上でないとその効果が小さい。一方、1
2.0%を超えて含有すると熱膨張係数は再び高くな
る。従って、Coの成分範囲を2.0〜12.0%とし
た。望ましい範囲は4〜10%である。
【0015】Crは、Fe−Ni系合金のヤング率を大
きくする元素であるが、0.5%未満ではその効果が少
なく4%を超えて含有すると熱膨張係数が高くなる。従
って、Crの成分範囲を0.5〜4%とした。望ましい
範囲は、1〜3%である。Pb、Zn、Biは凝固時の
溶質濃化により偏析しやすく、かつ粒界で低融点相を形
成しやすいため、熱間加工性を著しく低下させる。この
ため、Pb、Biの上限を15ppm、Znの上限を2
0ppmとした。望ましい範囲は、Pb、Biは10p
pm以下、Znは15ppm以下である。
【0016】Sn、Sは、Pb、Zn、Biに比較して
影響は少ないものの、高濃度では熱間加工性を劣化させ
る傾向があるため、それぞれ上限を200、50ppm
とした。望ましい範囲は、Snは150ppm以下、S
は、25ppm以下である。これらの不純物元素は先に
述べたように特に凝固時の溶質濃化により偏析しやす
く、かつ粒界において低融点相を形成しやすい。1式に
おける各元素の係数は偏析および低融点相の形成能の2
つの要因により決定される。
【0017】 CV=Pb+Bi+0.03Sn+0.63Zn+0.21S・・・1式 CVの値は、熱間加工性に及ぼす不純物元素含有量の影
響を表す指標である。Pb、Bi、Sn、ZnおよびS
はスクラップおよび合金原料より混入するものである。
Pb、Bi、Znは高蒸気圧成分であり、精錬時間のコ
ントロールによる高温下での蒸発反応により除去可能で
ある。一方、Snは、Pb、Bi、Znに比較して蒸気
圧が低いため、蒸発反応によっても除去しにくく、現状
の大量生産工程においては原料を選択する以外にない。
一方、Sはスラグ精錬による除去が可能であり、例えば
高塩基度スラグを用いた脱硫処理がなされる。
【0018】本発明では原料選択、蒸発反応、スラグ精
錬を利用して、CVの値が25ppm以下になるように
制御することにより、安定して熱間加工性の優れた材料
を得ることを可能とするものである。図1に熱間引張破
断時の絞り値、熱延板の表面疵発生ランクとCVの値の
関係を示す。CVの値が25ppmを超えた場合、熱間
加工性が著しく低下し、熱間圧延にて表面および端部に
疵の発生が観察された。そこで、CVの値を25ppm
以下と限定した。また、絞り値は高値ほど熱間加工性が
良好であり、本発明では約80%以上であれば耳割れ等
の欠陥を発生することなく熱間圧延が可能であった。
【0019】図2に、CVの値とレジスト密着性および
エッチング穿孔性の関係を示す。CVの値が25ppm
を超えた場合には、両特性が著しく劣化する。本理由に
ついて詳細は不明であるが、CVの値が25ppmを超
えた場合には、熱間圧延にて発生した表面および端部の
疵を表面研削後、冷間加工しても表面に微細割れが存在
し、レジスト密着性およびエッチング穿孔性を阻害させ
ると考えられる。
【0020】
【実施例】表1、表2(表1のつづき−1)に示すよう
な各種合金を真空誘導溶解炉で溶製し、連続鋳造法にて
180mmの板厚の鋳片に鋳込んだ。その後1200℃
に該鋳片を再加熱し、熱間圧延を行い、板厚4mmの熱
延板を得た。各特性の評価は、下記の方法で行った。 (1)熱間加工性 1200℃加熱後冷却過程において高速引張試験を実施
した。熱間加工性の評価は冷却過程の1100℃におけ
る引張破断部の熱間絞り値(%)で評価した。また、熱
延を行い、その時の熱延板の表面疵および耳割れ発生を
以下の様にランク評価した。
【0021】○…表面疵および耳割れ発生無し △…一部表面疵および耳割れ発生 ×…全面表面疵および耳割れ発生 (2)エッチング性 得られた板厚4mmの熱延板の疵取りを行い、1回また
は2回以上の冷間圧延と雰囲気焼鈍を繰り返し、板厚
0.25mmの冷延薄板を得た。この冷延薄板に対しレ
ジスト膜の形成を行い、レジスト密着性を評価した。レ
ジスト膜形成後にエッチング穿孔を行い、エッチング穿
孔性を評価した。フラットマスクをプレス成形し、耐座
屈性を評価した。さらに、ブラウン管に組立て、色ムラ
発生の有無を調査した。これらの結果を表3(表1のつ
づき−2)に示した。 (3)熱膨張係数 得られた板厚4mmの熱延板の疵取りを行い、1回また
は2回以上の冷間圧延と雰囲気焼鈍を繰り返し、板厚
1.0mmの冷延薄板を得た。この冷延薄板をBA雰囲
気(75%H2 +25%N2 )にて900℃×30se
cの最終焼鈍を行った後、1.0×4.0×20mmの
棒状試験片に加工した。この棒状試験片に対し、押棒式
変位検出型熱膨張計を用い、30℃から100℃までの
熱膨張係数を測定した。本発明の目標範囲は、特に請求
項2記載の範囲内に達成された、1.0×10-6(/
℃)以下とした。
【0022】No.1〜8は本発明例、No.9〜32
は比較例である。各元素の量もしくはCV値が本発明範
囲を外れている場合、熱間加工性およびシャドウマスク
特性は本発明例に比べて劣っている。比較例No.9、
10は、Ni量が本発明範囲を外れている。比較例N
o.11は、C量が本発明範囲を超えるものであり、鋼
中の炭化物生成により熱間加工性が劣っており、またシ
ャドウマスク特性に劣っている。比較例No.12は、
Si量が本発明範囲未満であり、熱間加工性が劣ってお
り、またシャドウマスク特性に劣っている。比較例N
o.13は、Si量が本発明範囲を超えるものであり、
鋼中のSiO2 系介在物生成により熱間加工性が劣って
おり、またシャドウマスク特性に劣っている。比較例N
o.14は、Mn量が本発明範囲未満であり、熱間加工
性が劣っており、またシャドウマスク特性に劣ってい
る。比較例No.15は、Mn量が本発明範囲を超える
ものであり、鋼中のMn系酸化物生成により熱間加工性
が劣っており、またシャドウマスク特性に劣っている。
比較例No.16は、Al量が本発明範囲を超えるもの
であり、鋼中のAl系酸化物生成により熱間加工性が劣
っており、またシャドウマスク特性に劣っている。比較
例No.17は、Al量が本発明範囲未満であり、脱酸
剤としての効果が少なく、従ってO量も本発明範囲を超
えるものであり、鋼中の酸化物生成により熱間加工性が
劣っており、またシャドウマスク特性に劣っている。ま
た、CV値は本発明範囲内であるが、比較例No.18
は、Pb量が、No.21は、Sn量が、No.24
は、S量が高く、熱間加工性が劣っており、またシャド
ウマスク特性に劣っている。比較例No.19は、Pb
量が、No.20はBi量が、No.22は、Sn量
が、No.23はZn量が、No.25はS量が高く、
CV値の本発明範囲を単一で超えるものであり、熱間加
工性が劣っており、またシャドウマスク特性に劣ってい
る。また、比較例No.26は、Pb、Snが、No.
27は、Zn、Sが高く、CV値が本発明範囲を超える
ものであり、この場合においても熱間加工性が著しく劣
り、またシャドウマスク特性に劣っている。また、比較
例No.28は、不純物元素Pb、Bi、Sn、Zn、
S量は本発明範囲内ではあるが、CV値が本発明範囲を
超えるものであり、この場合においても熱間加工性が劣
り、またシャドウマスク特性に劣っている。比較例N
o.29、30は、Coが本発明範囲を外れており、熱
膨張係数が上昇し、シャドウマスク使用時、色ズレが発
生するため望ましくない。比較例No.31は、Crが
本発明範囲未満であり、ヤング率が上昇し、耐座屈性に
劣るため望ましくない。比較例No.32は、Crが本
発明範囲を超えるものであり、熱膨張係数が上昇し、シ
ャドウマスク使用時、色ズレが発生するため望ましくな
い。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【表3】
【0026】
【発明の効果】以上のことから明らかな如く、本発明合
金はシャドウマスク用素材、特にハイビジョン用カラー
ブラウン管に使用されるシャドウマスク用素材の特性を
改善し、エッチング穿孔時に発生するレジスト膜剥離を
抑制し、かつプレス成形後の剛性を確保でき、シャドウ
マスク製造時の歩留り落ちが大幅に低減される。また、
本発明合金は、熱間加工性に優れているため、圧延時の
作業性および歩留りが大幅に改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱間引張破断時の絞り値、熱延板の表面疵およ
び耳割れ発生ランクとCV値の関係を示す図である。
【図2】CV値とレジスト密着性およびエッチング穿孔
性を示す図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%にて、Ni:25〜45%、C≦
    0.03%、Si:0.05〜0.30%、Mn:0.
    1〜2.0%、Al:0.005〜0.02%、O≦
    0.02%を含有し、さらにPb、Bi、Sn、Zn、
    Sの含有量が、重量ppmで、Pb:15ppm以下、
    Bi:15ppm以下、Sn:200ppm以下、Z
    n:20ppm以下、S:50ppm以下であり、かつ
    1式で規定されるCVの値が25ppm以下であり、残
    部がFeおよび不可避的不純物よりなることを特徴とす
    る熱間加工性およびエッチング性に優れたシャドウマス
    ク用素材。 CV=Pb+Bi+0.03Sn+0.63Zn+0.21S・・・1式
  2. 【請求項2】 さらに、重量%にて、Co:2〜12
    %、Cr:0.5〜4%を含有することを特徴とする請
    求項1記載の熱間加工性およびエッチング性に優れたシ
    ャドウマスク用素材。
JP11573194A 1994-05-27 1994-05-27 熱間加工性およびエッチング性に優れたシャドウマスク用素材 Withdrawn JPH07316747A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1036948A (ja) * 1996-07-25 1998-02-10 Nkk Corp 耐溶接高温割れ性に優れたFe−Ni系アンバー合金

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1036948A (ja) * 1996-07-25 1998-02-10 Nkk Corp 耐溶接高温割れ性に優れたFe−Ni系アンバー合金

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