JPH0731635Y2 - 着信報知機構 - Google Patents

着信報知機構

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JPH0731635Y2
JPH0731635Y2 JP1989087332U JP8733289U JPH0731635Y2 JP H0731635 Y2 JPH0731635 Y2 JP H0731635Y2 JP 1989087332 U JP1989087332 U JP 1989087332U JP 8733289 U JP8733289 U JP 8733289U JP H0731635 Y2 JPH0731635 Y2 JP H0731635Y2
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wireless communication
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芳幸 田中
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は無線通信機に関し、特に、拡声機能切換手段
を有する無線通信機に関するものである。
〔従来技術〕
無線通信機、特に船舶に搭載されるマリン用無線通信機
では、通常の無線通信のほか、該無線通信機のオーディ
オアンプ(AFアンプ)と船内放送用スピーカーを利用し
て、船内に放送を行うための拡声器機能を持たせたもの
がある。その構成は第3図に示すように通常は送信部1
に接続されて送信時の音声入力に使用されるマイク等の
音響信号入力手段3の出力と、受信部2の出力とを切換
えて、音響信号出力手段10に音声信号を入力する拡声機
能切換手段4を備え、無線通信機として使用する場合は
該切換手段4を受信部2側にONとし、図示しないPTTス
イッチ等によって送受信を切換えて無線通信に供する。
また、船内放送用拡声器として使用する場合は該切換手
段4を音響信号入力手段3側にONにする構成となってお
り、音響信号入力手段3からの出力は上記音響信号出力
手段10のAFアンプ5で増幅されて、船内に設置されたス
ピーカー9Aおよび無線通信機内蔵スピーカー9Bから出力
される。
このとき、無線通信機の受信音が各スピーカーから出力
されないのはもちろん、PTTスイッチ等を操作しても音
響信号入力手段3からの出力が送信されることのないよ
うに送信部1も制御されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記の構成からも明らかなように拡声機能切換手段4が
音響信号入力手段3側にONになっているとき、受信部2
からの受信信号はAFアンプ5等の音響信号出力手段10に
は流れなくなり、運用者は信号が入感したことを確認で
きない状態となる。
ところで、船舶用無線通信では、国際VHFの遭難・非常
時用周波数(チャンネル)である156.8MHz(ch16)を常
時聴取することが義務付けられており、そのため、ch16
とその他の任意の周波数の2周波数同時受信やch16以外
の周波数を受信している際にも、一定の時間ごとに所定
の短時間だけch16を聴取する間欠受信(プライオリティ
スキャン)等の方法を採用して、通常の待ち受け受信時
にはch16の聴取を可能としていた。しかしながら、上記
拡声機能を使用している際にch16で緊急の呼び出しや通
信があった場合にも気が付かず、気象の変化や他の船舶
の接近等の危険がある船舶の航行上望ましくなく、ま
た、ch16の聴取義務に反することになる。
この考案は上記従来の事情に鑑みて提案されたものであ
って、拡声機能が作動中であっても特定の周波数に入感
があったとき該入感を運用者が確認できるようにした着
信報知機構を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は上記目的を達成するために以下の手段を採用
している。すなわち、音響信号入力手段と該音響信号入
力手段の出力と受信部の出力を切換えて音響信号出力手
段に入力できる拡声機能切換手段を備えた無線通信機に
おいて、前記拡声機能切換手段に連動して受信周波数を
所定周波数に設定する周波数設定手段と、該周波数に信
号が入感したとき、上記音響信号出力手段に報知信号を
出力する受信報知手段を設けたものである。
〔作用〕
上記構成により、拡声機能中に周波数設定手段によって
設定された周波数、例えばch16に信号が入感した場合に
は、報知音がスピーカーから発せられる。
〔実施例〕
第1図はこの考案の1実施例を示すものであり、第3図
で示したと同じ部分の説明については同じ符号を用いて
いる。
上記拡声機能切換手段4は周波数設定手段8と連動し、
該拡声機能切換手段4が音響信号入力手段3側にONにな
っているときには受信周波数が特定周波数、例えばch16
に自動的に合わせられ、受信部1側にONになっていると
きには、任意のチャンネルに手動で設定できるようにな
っている。更に、受信部1のスケルチ信号は受信報知手
段7に入力され、ここで発生する報知音信号がAFアンプ
5に入力され、無線通信機内蔵スピーカー9Bと船内放送
用スピーカー9Aからその報知音が出力される。
この構成においてスピーカー9A,9Bを作動させるために
拡声機能切換手段4を音響信号入力手段3側にONにする
と、上記のように周波数設定手段8ではch16が選択され
る。この状態で通常はマイク等の音響信号入力手段3を
用いて船内連絡に供されるのであるが、ここでch16に信
号が入感すると、受信部2に含まれるスケルチ回路から
“H"レベルの信号が出力され、受信報知手段7が報知音
信号を発生してAFアンプ5を介してスピーカー9A,9Bよ
り出力する。運用者はこの報知音を聴いてch16に信号が
入感したことを認識する。
第2図はこの考案の別の実施例を示すものである。拡声
機能切換手段4により音響信号入力手段3からの音声信
号は、音響信号出力手段10のAFアンプ5Bと無線通信機内
蔵スピーカー9Bに導かれ、更に、拡声機能切換手段4と
連動して音響信号出力切換スイッチ11によって船内放送
用に設けられた船内放送用の拡声AFアンプ5A、船内放送
用スピーカー9Aにも音声信号が入力されて船内放送に利
用される。このとき受信部には第1図の例と同じく周波
数設定手段8により特定の周波数、例えばch16の受信状
態になっている。
上記のように、拡声機能によって船内放送ができる状態
になっているときにch16に信号が入感すると、受信部2
のスケルチ回路から“H"レベルの信号が受信報知手段7
に入力され報知音が音響信号出力手段のAFアンプ5Bを介
して無線通信機内蔵スピーカー9Bからのみ報知音が出力
される。このことにより、報知音が船内放送に重畳する
ことなく、つまり、船内放送聴取者が耳障りな報知音を
聴くことなく、無線通信機の操作者のみがch16に入感が
あったことを認識できる。
なお、上記第1図、第2図に示した周波数設定手段8は
複数の周波数発振器を切り換えるように示したが、例え
ば周波数シンセサイザーをマイクロコンピュータが制御
する構成にしても良く、また、拡声機能切換手段4や音
響信号出力切換スイッチ11をもマイクロコンピュータで
制御するようにしても良いことは勿論である。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案は、拡声機能が作動中であ
っても特定の周波数(例えばch16)に信号が入感したと
き、報知音等で信号の入感を知らせ、拡声機能作動中の
船内放送に受信信号を重畳させることなく、緊急信号等
の重要な情報の入感を認識することができ、船舶の安全
な航行に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はこの考案の1実施例を示すブロック
図、第3図は従来回路を示すブロック図である。 図中、 2……受信部、3……音響信号入力手段、4……拡声機
能切換手段、7……受信報知手段、8……周波数設定手
段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】音響信号入力手段と該音響信号入力手段の
    出力と受信部の出力を切換えて音響信号出力手段に入力
    できる拡声機能切換手段を備えた無線通信機において、 前記拡声機能切換手段に連動して受信周波数を所定周波
    数に設定する周波数設定手段と、 該周波数に信号が入感したとき、上記音響信号出力手段
    に報知信号を出力する受信報知手段を設けたことを特徴
    とする無線通信機。
JP1989087332U 1989-07-25 1989-07-25 着信報知機構 Expired - Fee Related JPH0731635Y2 (ja)

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