JP3129861B2 - ワイヤレス通信装置 - Google Patents

ワイヤレス通信装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファースト・フード店
のドライブスルー・オーダーテイク・システム等におい
て使用されるワイヤレス・インターカム装置(通信装
置)に関し、特に、複数の子機の1つに優先通話機能を
持たせるように構成したものである。
【0002】
【従来の技術】ドライブスルー・オーダーテイク・シス
テムでは、ヘッドセットを装着した店員が無線通信装置
を通じて利用客に応対し、注文を聞き取る。
【0003】このシステムは、図2に示すように、利用
客の声を集音するマイク12と店員の声を放音するスピー
カ11とを収納するオーダー・ボード1と、店員が携帯す
る子機41、43と、オーダー・ボード1と子機41、43との
間を無線回線を通じて接続するセンター・ユニット2と
から成る。
【0004】このシステムにおいて、従来のセンター・
ユニット2は、共通のアンテナを使用して送受信するた
めのアンテナ共用器21を有し、受信側のブロックとし
て、受信信号をそれぞれのチャネルに振り分けるアンテ
ナ分配器22と、受信信号を音声信号に復調する受信機2
3、33と、受信機23、33から出力されるSQ信号によっ
て受信機23、33の出力を無音にするミュート回路24、34
と、複数の受信機23、33の出力をミキシングする音声混
合器25と、オーダー・ボード1のスピーカ11に出力する
音声信号を増幅するパワーアンプ26とを備え、また、送
信側のブロックとしては、マイク12の出力を増幅するマ
イク・アンプ27と、マイク・アンプ27の出力に受信側の
ミキシング出力を混合する音声混合器28と、音声信号を
無線周波数の信号に変調する送信機29とを備えている。
【0005】また、各子機41、43は、送信に使用する通
信チャネルが子機毎に別々に設定されている。この子機
41、43には、ヘッドセット42、44がケーブル接続され、
これを店員が頭に装着する。
【0006】利用客のオーダーする音声は、オーダー・
ボード1のマイク12で集音され、マイク・アンプ27で増
幅され、音声混合器28によって受信側の音声信号の一部
が混合され、送信機29によって無線信号に変調された
後、アンテナ共用器21およびアンテナを介して各子機4
1、43に向けて送信される。この信号を受信した各子機4
1、43では、ヘッドセット42、44のスピーカが音声信号
を音声に変換し、利用客の注文を店員に伝える。
【0007】一方、店員の音声は、子機41、43の送信ス
イッチを押すことにより、子機毎に設定された通信チャ
ネル(A、Bチャネル)を通じて送信され、センター・
ユニット2に受信される。受信された信号は、各チャネ
ル毎に、それぞれの受信機23、33に振り分けられ、そこ
で音声信号に復調される。受信機23、33の出力する音声
信号レベルが一定の閾値より低いときは、受信機23、33
はSQ信号を送出して、ミュート回路24、34を起動し、
それぞれの受信機からの音声出力を完全に無音にする。
【0008】ミュート回路24、34を通過した各受信機2
3、33の出力は、音声混合器25によってミキシングさ
れ、パワーアンプ26で増幅されてオーダー・ボード1の
スピーカ11から音声として出力され、応対する店員の声
が利用者に伝わる。
【0009】このように、ドライブスルー・オーダーテ
イク・システムに使用されている従来のワイヤレス・イ
ンターカム装置では、センター・ユニット2に音声混合
器25を設けることによって、複数の子機41、43のいずれ
からも、送信スイッチを押して、利用者への応答ができ
るように構成されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のワイヤ
レス・インターカム装置では、複数の店員が一斉に子機
41、43の送信スイッチを押して利用客に応対した場合に
は、それらの店員の音声がダブってオーダー・ボード1
のスピーカ11から放音されるため、オーダーテイク作業
に混乱を来す場合がある。
【0011】本発明は、こうした点の改善を図ると共
に、新たな利用法を可能にするものであり、オーダーテ
イク作業を円滑に実施することができ、また、新人の接
客トレーニング等への利用においても効果を発揮するこ
とができるワイヤレス・インターカム装置を提供するこ
とを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、複
数の子機の送信する信号を個別に復調する複数の受信機
を具備し、この複数の受信機に優先順位を付け、優先順
位の高い受信機から出力される音声信号を検出する音声
信号検出手段と、音声信号検出手段により音声信号が検
出されたとき、優先順位の低い受信機の出力を遮断する
遮断手段とを設けている。
【0013】
【作用】そのため、複数の子機が一斉に送信した場合で
も、その内の1台の子機によって送信された音声が優先
的にスピーカから音声出力される。接客トレーニングで
は、新人に優先順位の低い子機を持たせて客との応対を
実践させ、優先順位の高い子機を持った指導者が必要に
応じて代わって応対する。
【0014】
【実施例】本発明の実施例におけるワイヤレス・インタ
ーカム装置は、図1に示すように、センター・ユニット
2の一方の受信機23のトーン出力を検出するトーン・デ
コーダ回路30と、このトーン・デコーダ回路30の信号に
よって他方の受信機33の出力を遮断するミュート回路31
とを備えている。その他の構成は、従来の装置(図2)
と変わりが無い。
【0015】この装置では、オーダー・ボード1のマイ
ク12によって集音された利用客の音声は、従来の装置と
同様の経路を辿って、店員の子機41、43に伝えられる。
【0016】一方、子機43を携帯する店員が、子機43の
送信スイッチを押して、利用客に応対した場合には、子
機43からの出力は、子機43について設定されているチャ
ネル(Bチャネル)を使って送信され、センター・ユニ
ット2で受信される。受信された信号は、アンテナ共用
器21を経て、アンテナ分配器22に送られ、ここで受信機
33側に分配され、受信機33によって音声信号に復調され
る。
【0017】受信機33の出力する音声信号は、ミュート
回路31に入力し、そこを通過した後、次のミュート回路
34に入力する。ミュート回路34を通過した後の音声信号
は、従来の装置と同様の経路を辿り、オーダー・ボード
1のスピーカ11から音声として出力される。
【0018】ここで、子機41を携帯する店員が、子機41
の送信スイッチを押して利用客に応対すると、子機41か
らの出力は、Aチャネルを使ってセンター・ユニット2
に送信され、アンテナ分配器22によって受信機23側に分
配され、受信機23によって音声信号に復調される。受信
機23の出力する音声信号は、ミュート回路24を通過した
後、パワーアンプ26で増幅され、オーダー・ボード1の
スピーカ11から音声に変換されて出力される。
【0019】同時に、受信機23の出力する音声信号は、
トーン・デコーダ回路30に入力し、音声信号を検出した
トーン・デコーダ回路30は、ミュート回路31を起動する
制御信号を出力する。その結果、ミュート回路31が動作
し、受信機33の出力する音声信号が遮断される。
【0020】こうした動作によって、子機41を携帯する
店員と、子機43を携帯する店員とが同時に利用客と応対
した場合には、子機43を携帯する店員の音声は無音化さ
れ、子機41を携帯する店員の音声のみがスピーカ11から
流れる。そのため、オーダーテイクに混乱を来す虞れが
無い。
【0021】このように、実施例のワイヤレス・インタ
ーカム装置では、複数の子機による応答に優先順位を付
けることができ、こうした特質を活用して、この装置を
店員の接客実地研修に利用することができる。
【0022】この場合には、優先順位の高い子機41をベ
テラン店員が携帯し、研修中の新人店員に、優先順位の
低い子機43を携帯させて、実地のオーダーテイク作業を
行なわせる。新人店員の応接に不具合が生じた場合に
は、直ちにベテラン店員が取って代わることができるの
で、オーダーテイクの支障が避けられる。
【0023】また、優先順位の高い子機41を、オーダー
テイク作業をバックアップする者に持たせることによっ
て、優先順位の低い子機43を連続送信状態に設定するこ
とができる。この場合には、子機43を携帯する店員は、
ハンドフリーの状態でオーダーテイク作業に専念するこ
とができる。
【0024】なお、子機の台数が3台以上に及ぶ場合で
も、実施例の装置におけるトーン・デコーダ30とミュー
ト回路31とをそれぞれのチャネルの受信機に対応させて
設けることにより、子機間の優先順位を設定することが
できる。この場合、1台の子機が、他の全ての子機に優
先するように回路構成することもできるし、或は、各子
機が、優先する子機を順番に持つように構成することも
できる。
【0025】また、子機間の優先順位を設定したワイヤ
レス・インターカム装置は、例えば、広い会場での討論
会等にも利用することができる。この場合には、司会者
は、優先順位の高い子機を使って議事を進行し、発言者
は、優先順位の低い子機を使って発言する。こうするこ
とにより、司会者は、進行を乱す発言を適宜抑えなが
ら、効率的に議事を進めることができる。
【0026】このように、本発明のワイヤレス・インタ
ーカム装置は、子機間に優先順位を持たせた特質を生か
して、幅広い分野で利用することができる。
【0027】なお、受信機の出力を遮断する手段として
は、ミュート回路を用いる以外に、種々の手段を適用す
ることができる。
【0028】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明のワイヤレス・インターカム装置は、ドライ
ブスルー・オーダーテイク・システムに使用するとき
は、利用客への応対が一人の店員の声に絞られるため、
オーダーテイク作業に混乱を生ずることがない。
【0029】また、優先順位の低い受信機から音声信号
が出力している場合でも、優先順位の高い受信機から音
声信号が出力したとき、優先順位の低い受信機からの音
声信号を遮断することにより、例えば、優先順位の高い
子機をベテラン店員が携帯し、優先順位の低い子機を新
人店員に携帯させれば、新人店員が利用客の応答に不具
合が生じた場合、直ちにベテラン店員が応対すること
で、トラブルの発生を未然に防ぎ、適切な接客業務をす
ることができる。
【0030】さらに、広い会場における討論会等、幅広
い分野での利用も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワイヤレス通信装置の一実施例の構成
を示すブロック図、
【図2】従来のワイヤレス通信装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 オーダーボード 11 スピーカ 12 マイク 2 センター・ユニット 21 アンテナ共用器 22 アンテナ分配器 23、33 受信機 24、31、34 ミュート回路 25、28 音声混合器 26 パワーアンプ 27 マイクアンプ 29 送信機 30 トーン・デコーダ 41、43 子機 42、44 ヘッドセット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の子機の送信する信号を個別に復調
    する複数の受信機を具備し、前記複数の受信機が出力す
    る音声信号を共通のスピーカを通じて音声に変換するワ
    イヤレス通信装置において、前記複数の受信機に優先順位を付け、優先順位の高い受
    信機から出力される音声信号を検出する音声信号検出手
    段と、前記音声信号検出手段により音声信号が検出され
    とき、優先順位の低い受信機の出力を遮断する遮断手
    段とを設けたことを特徴とするワイヤレス通信装置。
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