JPH0731609Y2 - 支柱支持台 - Google Patents

支柱支持台

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JPH0731609Y2
JPH0731609Y2 JP10497490U JP10497490U JPH0731609Y2 JP H0731609 Y2 JPH0731609 Y2 JP H0731609Y2 JP 10497490 U JP10497490 U JP 10497490U JP 10497490 U JP10497490 U JP 10497490U JP H0731609 Y2 JPH0731609 Y2 JP H0731609Y2
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JP
Japan
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substrate
column
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strut
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JP10497490U
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JPH0461908U (ja
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雅志 小林
紀彦 島田
光男 竹田
信夫 松田
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Denki Kogyo Co Ltd
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Denki Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、アンテナ,照明燈等を高所に設置するための
支柱の支持台に関するものである。
b.従来の技術 被災地等では、アンテナ,照明燈等を支柱によって高所
に設置する必要がある。
このようなアンテナ,照明燈等の支柱装置は、運搬が容
易かつ組立が容易であることが必要である。
そこで、このような支持装置では、支柱を複数の支柱素
子によって構成し、それらの支柱素子を支柱支持台の上
板と基板との間に収納させ、装置をコンパクトにして運
搬している。また、支柱の設置に際しては、支持台の基
板を杭等で地盤に固定し、さらに上板四隅に支線の一端
をそれぞれ連結し、これらの支線を放射状に配し、他端
を地盤に固定することによって上板を支持している。
c.考案が解決しようとする課題 ところで、上記支持装置では、基板および上板に杭打込
み用孔および支線連結用孔をそれぞれ形成する必要があ
る。これらの孔は基板および上板の四隅に配設される
が、基板および上板の強度が十分でないと、変形する虞
れがあり、支柱を確実に支持することは難しくなる。十
分な支持強度を得るべく基板および上板の板厚を厚くす
ると重量が嵩み、運搬上好ましくない。
そこで、本考案の目的は、重量を増すことなく、十分な
支持強度が得られる支柱支持台を提供することにある。
d.課題を解決するための手段 本考案の支柱支持台では、筒状の端部を互いに結合して
長尺の支柱を構成する同一長さの複数本の支柱素子と、
上面の少なくとも四隅に支柱素子端嵌着用ボスを形成
し、上面のほぼ中央に上記支柱素子の下端を収容する目
盛板を有する基板と、下面の上記ボスに対向する位置に
支柱素子端嵌着用ボスを形成し、上記四隅に形成したボ
スに支線連結用孔を形成し、上記目盛板と対向する位置
に支柱素子挿通用孔を有している上板と、内柱と外筒を
テレスコープ式に嵌合させ、下端を基板上に固着し、上
端を上板に固着し、縮小状態で上記支柱素子と同一長に
なる台柱とを備えている。
また、本考案の支柱支持台では、さらに上記基板の四隅
に形成したボスに杭打込み用孔を形成している。
また、本考案の支柱支持台では、さらに上記基板の四隅
に上記ボスをそれぞれ配置するとともに、それらのボス
に杭打込み用孔を形成し、該孔に杭を打込んで、上記基
板を地盤に固定するようにしている。
e.作用 本考案の支柱支持台では、支線連結用孔および杭打込み
用孔が、上板および基板の支柱素子端嵌着用ボス、即ち
肉厚が十分に厚い個所を利用して、そこに形成されてい
る。したがって、それらの孔の周縁に支柱を支えるため
の大きな力が加わっても、上板および基板は変形される
虞れはない。
f.実施例 第1図乃至第8図は、本考案に係る支柱支持台の一実施
例を示している。
この支柱支持台Aは、第1図および第2図に示したよう
に、地盤G上に接置する基板10と、該基板10のほぼ中央
に立設した台柱20と、該台柱20の上端に固着させた上板
30とを有している。
基板10の上面には、8個のボス11が配設されており、こ
れらのボス11は第5図に示したように、基板10の相対向
する辺に沿って4個づつ1列に配置されている。ボス11
は第6図に示したように、中央に円錐台部11aを有し、
その周縁にフランジ部11bを有している。両列の両端の
ボス11は基板10の四隅にそれぞれ配置され、それらのボ
ス11の中心には、杭打込み用孔12が貫設されている。ま
た、この基板10の上面ほぼ中央部には、目盛板13が回転
可能に設置されており、その周囲の一部には該目盛板13
をロックするためのロック手段14が配設されている。さ
らに、基板10の上面には、上記ボス11が配設されていな
い両辺に沿って各2個のアイボルト15がそれぞれ植設さ
れている。
台柱20は、テレスコープ式に嵌合している内柱21と外筒
22によって構成されており、内柱21はその下端が基板10
の上面に固着され、外筒22はその上端が上板30の下面に
固着されている。また、外筒22の中間部周面には、プレ
ート23が水平方向に立設されている。このプレート23に
は孔24が形成されており、その孔24の周縁部には3つの
コロ25が設置されている。
上板30は、上記基板10とほぼ同一の外形を成しており、
下面には第3図に示したように、基板10のボス11と対向
する位置にボス31が配設されている。これらのボス31も
ボス11とほぼ同様に円錐台部31aとフランジ部31bを有し
ている。これらのボス31のうち、四隅に位置するボス31
は、第4図に示したように、円錐台部31aの一部が切欠
かれており、その切欠部31cは、フランジ部31bと同一面
を成している。そして、その面には支線連結用孔32が貫
設されている。また、この上板30には、上記基板10の目
盛板13と対向する位置に孔33が貫設されており、上記基
板10のアイボルト15と対向する位置にはアイボルト34が
植設されている。
一方、支柱40はアンテナ50を固定する支柱素子41と、基
板10の目盛板13に嵌着し、該目盛板13に係止される支柱
素子42と、それらの間に連接される7本の支柱素子43の
計9本の支柱素子によって構成されている。これらの支
柱素子41,42,43は円筒状を成し、適宜手段によって互い
に連結される。また、支柱素子42は、その中間部壁に格
納可能なハンドル44を備えている。
そして、このような支持装置の運搬に際しては、上記支
柱素子42を、プレート23の孔24に挿通し、かつ下端を目
盛板13に嵌着させた状態で基板10と上板30との間に収容
させ、また支柱素子41,43を、第7図に示したように基
板10および上板30のボス11,31に嵌着させ、さらに基板1
0および上板30のアイボルト15,34間にワイヤ60を掛渡し
て基板10および上板30を互いに引寄せて、両板10,30間
に挟持させる。
このような状態で運搬された支持装置は、現場におい
て、各支柱素子41,42,43が支柱支持台Aから取出され
る。そして、この支持台Aにはジャッキ70が取付けられ
る。ジャッキ70は、摩擦力を利用して支柱の降下を阻止
する上段リング71と支柱を上昇させる下段リング72とを
備えており、上段リング71は、上板30に垂下され、下段
リング72は棒状のジャッキ本体73を介して上段リング71
に連結されている。また、下段リング72は、台柱20に設
置されるレバー74,リンクロッド75を介してハンドル76
に連係される。
この支持台Aを所定の位置に置き、基板10の孔12に杭80
を打込んで、第1図に示したように、支持台Aを地盤G
に固定し、続いて台柱20の外筒22を持上げ、該外筒22を
その位置でロックし、上板30を所定の高さに保持させ
る。その後、上板30の孔32に、支線90の一端部に固着し
た連結金具91を係止させ、第8図に示したように、支線
90の他端を杭92によって地盤Gに固定して上板30を保持
させる。
次いで、最上位の支柱素子41をジャッキ70の各リング7
1,72に挿通させ、該支柱素子41を、その上部が上板30の
孔33から上方へ突出した状態に保持させる。そして、支
柱素子41の上端にアンテナ50を取付ける。次いで、ジャ
ッキ70のハンドル76を操作する。
なお、その前後に支柱素子43を支柱素子41の下端に結合
する。ジャッキ70のハンドル76を操作すると、下段リン
グ72は支柱素子41に摩擦係合し、該支柱素子41とともに
上方へ引上げられる。ジャッキ70のハンドル76が下端に
達すると、該ハンドル76を再び上方へ移動させるが、そ
の際下段リング72は支柱素子41との摩擦係合が解除され
る。一方、上段リング71は、支柱素子41と摩擦係合し
て、支柱素子41をその位置に留める。
このような操作を繰返し、また残る支柱素子43を順次結
合して、アンテナ50を所定の高さまで上昇させる。そし
て、最後に最下位の支柱素子42を支柱素子43に連結し、
その下端を基板10の目盛板13に嵌着する。次いで支柱素
子42のハンドル44を引出し、該ハンドル44を操作してア
ンテナ50の向きを決定し、続いてロック手段14によって
目盛板13をロックする。
このようにアンテナ50が所定の位置に設置されたなら
ば、支柱40は支線93,94によって直立状態に支持され
る。
g.考案の効果 上記したように、本考案に係る支柱支持台では、上板が
支線によって保持されるが、該支線を連結するための孔
は、支柱素子を収納する際に仕様されるボスに形成され
ている。即ち、本考案に係る支柱支持台では、支線を連
結するための孔が、上板の肉厚部に形成されているた
め、十分な強度が得られる。
また、本考案に係る支柱支持台では、基板に形成される
杭打込み用孔もボスに形成されている。したがって、基
板も十分な強度が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る支柱支持台の斜視図、第2図はそ
の要部側面図、第3図は第2図におけるIII-III線断面
図、第4図はその隅部を示した斜視図、第5図は第2図
におけるV-V線断面図、第6図はその隅部を示した斜視
図、第7図は支柱素子を支柱支持台に収納した状態を示
した斜視図、第8図は支柱の設置状態を示した斜視図で
ある。 A……支柱支持台、10……基板、11……ボス、11a……
円錐台部、11b……フランジ部、12……杭打込み用孔、1
5……アイボルト、20……台柱、21……内柱、22……外
筒、30……上板、31……ボス、31a……円錐台部、31b…
…フランジ部、31c……切欠部、32……支線連結用孔、3
3……孔、34……アイボルト、40……支柱、41,42,43…
…支柱素子、50……アンテナ、60……ワイヤ、70……ジ
ャッキ、71,72……リング、73……ジャッキ本体、74…
…レバー、75……リンクロッド、76……ハンドル、80…
…杭、90……支線、91……連結金具、92……杭、93,94
……支線。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状の端部を互いに結合して長尺の支柱40
    を構成する同一長さの複数本の支柱素子41,42,43と、上
    面の少なくとも四隅に支柱素子端嵌着用ボス11を形成
    し、上面のほぼ中央に上記支柱素子42の下端を収容する
    目盛板13を有する基板10と、下面の上記ボス11に対向す
    る位置に支柱素子端嵌着用ボス31を形成し、上記四隅に
    形成したボス31に支線連結用孔32を形成し、上記目盛板
    13と対向する位置に支柱素子挿通用孔33を有している上
    板30と、内柱21と外筒22をテレスコープ式に嵌合させ、
    下端を基板10上に固着し、上端を上板30に固着し、縮小
    状態で上記支柱素子41,43と同一長になる台柱20とを備
    えたことを特徴とする支柱支持台。
  2. 【請求項2】上記基板10の四隅に形成したボス11に杭打
    込み用孔12に形成したことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第(1)項記載の支柱支持台。
JP10497490U 1990-10-05 1990-10-05 支柱支持台 Expired - Lifetime JPH0731609Y2 (ja)

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JP10497490U JPH0731609Y2 (ja) 1990-10-05 1990-10-05 支柱支持台

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JP10497490U JPH0731609Y2 (ja) 1990-10-05 1990-10-05 支柱支持台

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JPH0461908U JPH0461908U (ja) 1992-05-27
JPH0731609Y2 true JPH0731609Y2 (ja) 1995-07-19

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JP10497490U Expired - Lifetime JPH0731609Y2 (ja) 1990-10-05 1990-10-05 支柱支持台

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JP5366439B2 (ja) * 2008-05-28 2013-12-11 中国電力株式会社 支柱の支持構造

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JPH0461908U (ja) 1992-05-27

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