JPH07331907A - 温室ハウスの補強構造 - Google Patents

温室ハウスの補強構造

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JPH07331907A
JPH07331907A JP6145306A JP14530694A JPH07331907A JP H07331907 A JPH07331907 A JP H07331907A JP 6145306 A JP6145306 A JP 6145306A JP 14530694 A JP14530694 A JP 14530694A JP H07331907 A JPH07331907 A JP H07331907A
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Japan
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reinforcing
greenhouse
ceiling frame
house
column
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JP6145306A
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Kouki Yamaguchi
皇紀 山口
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Abstract

(57)【要約】 【目的】 温室ハウス内の天井フレームの風圧による上
下方向のあおり動作を抑制してフレームのボルト固定部
や溶接部等の変形、破断によるハウスの倒壊を防止し、
耐用年数を増大できることを特徴とする温室ハウスの補
強構造を提供することを目的とする。 【構成】 温室ハウス12の天井フレーム14の略中央
部に設けられた補強取付け部16と、補強取付け部に一
端を係止して天井フレームを下方へ牽引する補強線18
と、補強取付け部に上端を当接させつつ立設された補強
支柱20とを備えている。温室ハウスの風圧による上下
方向へのあおり動作を抑制でき、フレームのボルト固定
部や溶接部等の変形、破断によるハウスの倒壊等を防止
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温室ハウスの補強構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、施設園芸用のビニルハウスやガラ
ス温室においては、軽量鉄骨やパイプフレームでアーチ
形フレームを形成し、このアーチ形フレームをハウスの
長手方向の一端から他端へ向けて所要の間隔をおいて地
面に立設し、これらのアーチ形フレームの屋根面や胴側
面に屋根材や胴縁材を連設して単棟式や連棟式の鉄骨ハ
ウスやパイプハウスを構築している。そして、この鉄骨
ハウスやパイプハウスの外面に透明なビニルフイルムや
ガラスを被覆して日中の太陽光線をハウス内に透過させ
ながらハウス内を加温して作物の促成栽培や半促成栽培
を行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、前記
アーチ形フレームを連設した中空の温室ハウスにおいて
は、強風下において、屋根面が風圧で上下方向にあおり
動作を受け、フレームのボルト固定部や溶接部等が次第
に疲労弱体化し、最後には前記ボルト固定部や溶接部等
が破断し、温室ハウスが倒壊する等の問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、温室ハウス内の天井フレ
ームの略中央部に補強取付け部を設けて天井フレームを
下方へ牽引する補強線と、天井フレームを上方へ支持す
る補強支柱とを取付けることにより、風圧で天井フレー
ムが上下方向にあおり動作を受けても、これを抑制して
天井フレームを略定位置に保持でき、フレームのボルト
固定部や溶接部等に変形、破断が発生することなく、ハ
ウスの倒壊を防止し、耐用年数を増大できることを特徴
とした温室ハウスの補強構造を提供することにある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
めに、本発明は、温室ハウス12の天井フレーム14の
略中央部に設けられた補強取付け部16と、前記補強取
付け部16に一端を係止して天井フレーム14を下方へ
牽引する補強線18と、前記補強取付け部16に上端を
当接させつつ立設された補強支柱20とを備えて成る温
室ハウスの補強構造10から構成される。
【0006】また、前記補強取付け部16は、前記補強
支柱20の上端に着脱嵌着する支柱保持部42を備えて
成ることとしてもよい。
【0007】また、前記支柱保持部42は、少なくとも
下向き開口44を有した中空筒体46から成ることとし
てもよい。
【0008】また、前記補強支柱20の地面側対応位置
には、同補強支柱20の下端部を載支する受台48が設
けられて成ることとしてもよい。
【0009】また、前記補強線18は、前記補強取付け
部16を中心として平面視交差した対角線状に張設され
て成ることとしてもよい。
【0010】また、前記各補強線18は、前記天井フレ
ーム14の下端側の対角四隅に着脱自在に係止されて成
ることとしてもよい。
【0011】また、前記補強取付け部16は、前記天井
フレーム14の略中央部に固定された継手板36と、該
継手板36から天井フレーム14の下方に並設された梁
材38へ連設された束材40とを有して成ることとして
もよい。
【0012】
【作用】本発明に係る温室ハウスの補強構造は、温室ハ
ウス内の長手方向の複数箇所に設置するものであり、天
井フレームの略中央部に補強取付け部を設置し、この補
強取付け部の前後両面にそれぞれ2個の補強線の上端を
係着させ、この合計4個の補強線の下端は、ハウス内の
作業に邪魔にならない位置へ適宜たくし上げておき、ま
た補強支柱は、ハウス内の側部位置等に倒伏させておく
ものである。そこで、突風や台風が発生した場合に、前
記補強取付け部に補強支柱の上端を当接して地面に立設
し、更に前記4個の補強線を地上へと降ろし、補強取付
け部を設置した天井フレームの前後に隣接する他の天井
フレームの下端側の対角四隅に補強線を平面視交差した
対角線状に着脱係止する。
【0013】これにより、天井フレームは、4個の補強
線によって下方へと牽引され、また補強支柱によって上
方へと支持された状態に補強され、天井フレームに風圧
が作用して上下方向にあおり動作を受けても、前記補強
線が上方へのあおり作動に抗し、同時に補強支柱が下方
へのあおり動作に抗しながら天井フレームを略定位置に
保持できてボルト固定部や溶接部等が弱体化することな
く、フレームの破断、倒壊を防止して温室ハウスの耐用
年数を増大できる。
【0014】また、補強支柱は、補強取付け部の支柱保
持部の下向き開口に上端を簡易に着脱挿入し、下端の受
台で地上に安定した状態に立設でき、必要でないときに
は、補強取付け部から取外してハウス内の側部等に格納
できるものである。また、補強線は、天井フレームの補
強取付け部から他の天井フレームの下端側の対角四隅に
4本の補強線を平面視交差した対角線状に着脱係止しな
がら、4本の補強線で天井フレームを均等に牽引でき、
かつ補強線を係止したフレーム並びにフレーム下端の基
礎ブロックの荷重を牽引力として簡易に利用して特別な
設備を設ける必要もなく、設備経費を節約できる。
【0015】
【実施例】以下、添付図面に基づき本発明の好適な実施
例を説明する。図1、図2、図3には、本発明の実施例
に係る温室ハウスの補強構造10が示されている。図よ
り明らかな様に、前記温室ハウスの補強構造10は、温
室ハウス12の天井フレーム14の略中央部に設けられ
た補強取付け部16と、前記補強取付け部16に一端を
係止して天井フレーム14を下方へ牽引する補強線18
と、前記補強取付け部16に上端を当接させつつ立設さ
れた補強支柱20と、を備えている。この補強線18と
補強支柱20で天井フレーム14を支持しながら風圧に
よる天井フレーム14のあおり動作を抑制し、強風下に
おいても天井フレーム14を略定位置に保持しながら、
フレームの変形、破断等を防止し、温室ハウスの倒壊を
防止できる。
【0016】前記天井フレーム14は、I型鋼、H型
鋼、溝型鋼等の軽量鉄骨や角パイプ、丸パイプを素材と
し、その両下端には、図3に示す様に、前記天井フレー
ム14と同一素材で形成された支柱22が溶接、ボルト
固定等によって連設されてアーチ形フレーム24に形成
されている。前記支柱22は、その下端にベースプレー
ト26を有し、このベースプレート26が、地面に設置
された基礎ブロック28の上面に載着され、前記基礎ブ
ロック28の上面周縁に突設されたボルト30等で一体
的に固定されている。
【0017】前記アーチ形フレーム24は、温室ハウス
12の長手方向の一端から他端に向け所要の間隔をおい
て並列され、この各並列されたアーチ形フレーム24の
天井フレーム14や支柱22の相互に、図1、図3に示
す様に、屋根材32や胴縁材34を連設して単棟式や連
棟式の鉄骨ハウスやパイプハウスを構築し、これらの鉄
骨ハウスやパイプハウスの外面にビニルフイルムや透明
ガラスが張設されている。
【0018】図2に示す様に、前記補強取付け部16
は、天井フレーム14の略中央位置で、同天井フレーム
14の両面に固定された継手板36、36と、この継手
板36、36内から前記天井フレーム14の下方に併設
された梁材38へ連設された束材40と、を有してい
る。前記天井フレーム14と梁材38とを連設したこと
により、天井フレーム14の強度が増大される。前記補
強取付け部16は、前記補強支柱20の上端に着脱嵌着
する支柱保持部42を備え、この支柱保持部42は、前
記継手板36、36に近接した位置で束材40に固定さ
れている。
【0019】この支柱保持部42は、前記補強支柱20
の上端部を嵌着できる様に、少なくとも下向き開口44
を有した中空筒体46から形成され、かつ前記補強支柱
20と同じく角形や円形等に形成されている。また、中
空筒体46は、補強支柱20を支持できる様に上端側が
閉鎖されている。しかし、必ずしも閉鎖する必要はな
く、貫通した後で継手板36の下端に補強支柱20の上
端を当接させて支持してもよい。これにより、強風の発
生前に補強支柱20の上端を前記支柱保持部42の下向
き開口44に簡易に挿入して天井フレーム14を支持
し、また強風が治まった後に、前記補強支柱20支柱保
持部42の下向き開口44から簡易に取外しできる。
【0020】図2に示す様に、前記補強支柱20は、金
属、硬質合成樹脂等を素材とした中空体に形成され、こ
の補強支柱20の地面側対応位置には、同補強支柱20
の下端部を載支する受台48が設けられている。この受
台48は、コンクリートブロック、硬質合成樹脂、木質
材等を素材として形成され、この受台48の周縁部上面
に突設されたボルト50に前記補強支柱20の下端のベ
ースプレート52が一体に固定されている。
【0021】これにより、補強支柱20を前記補強取付
け部16の下方へ搬送して立設しながら、支柱保持部4
2の中空筒体46へ補強支柱20の上端を嵌着した後で
地面上の受台48で補強支柱20を安定して支持でき、
強風時に天井フレーム14に加わる下方への風圧を補強
支柱20で支持して天井フレーム14と支柱22とのボ
ルト固定部や溶接部等の変形、破断等を防止できる。そ
して、中空体で形成された補強支柱20は軽量で、天井
フレーム14への取付け、取外しに労力を要することが
ない。
【0022】なお、前記支柱保持部42は、必ずしも前
記束材38に固定することに限ることなく、例えば、継
手板36や梁材38等に直接固定してもよい。また、前
記補強支柱20は、中空体としているが、これに限るこ
となく、木質支柱の様な中実体で形成してもよい。前記
補強支柱20の下端には、必ずしも受台48を設けるこ
となく、補強支柱20の下端のベースプレート52を直
接地面に設置してもよい。
【0023】図1、図2に示す様に、前記補強線18
は、鋼線から形成され、その両端側にはフックの様な係
止具54、54が設けられ、更に補強線18の一端側に
は、タンバックルの様な長さ調整器56が設けられてい
る。前記補強取付け部16の継手板36、36の板面の
中央下方位置には、前記補強線18の一端の係止具54
を着脱自在に係止するための係止環58、58が固定さ
れ、また、各天井フレーム12の両端の支柱22の下端
のベースプレート26のハウス側の上面には、図3に示
す様に、補強線18の下端側の係止具54を着脱係止す
るための係止環60、60が固定されている。
【0024】そこで、図1に示す様に、例えば、補強取
付け部16の正面と背面の継手板36、36の係止環5
8、58に、それぞれ2本の補強線18、18の上端側
の係止具54、54を着脱自在に係着させる。そして、
4本の前記補強線18を補強取付け部16を中心として
平面視交差した対角線状に牽引しながら、補強取付け部
16が設けられた天井フレーム14の両支柱22、22
に隣接した前後4本の支柱22の下端側の対角四隅の係
止環60に各4本の補強線18の下端側の係止具54を
係止し、長さ調整器56を操作しながら各補強線18を
緊張状に張設させる。
【0025】これにより、強風時に天井フレーム14に
加わる上方への応力を、天井フレーム14の略中央部か
ら下方へと張設した4本の補強線18を平均に緊張しな
がら天井フレームを略定位置に保持でき、天井フレーム
12が変形することなく、天井フレームと支柱等のボル
ト固定部や溶接部の破断、ハウスの倒壊等を防止でき
る。また、4本の支柱22の下端側の対角四隅の係止環
60に各4本の補強線18の下端の係止具54を係止し
たことにより、フレーム自体や支柱22の下端の基礎ブ
ロック28等の荷重を牽引荷重に利用できて余分な設備
を設ける必要がない。なお、前記補強線18は、必ずし
も鋼線に限ることことなく、鋼撚り線、ロープ等を使用
してもよく、また、前記補強線18の中間位置等にチエ
ンブロック、補強パイプ等を連設して材料を節約しても
よい。また、補強線18の長さ調整器56は、タンバッ
クルに限ることなく、ボルト継手等を使用してもよい。
【0026】次に、本発明に係る温室ハウスの補強構造
10の作用を説明する。本発明に係る温室ハウスの補強
構造10は、温室ハウス12内の長手方向の複数箇所に
設置するものである。そして、通常状態においては、補
強取付け部16の継手板36、36に固定した係止環5
4、54に上端の係止具54を係着させた4本の補強線
18は、その下端側の係止具54を支柱22の下端の係
止環60から取外し、温室ハウス12内の作業に邪魔に
ならない位置へ適宜たくし上げておき、また補強支柱2
0においても、ハウス内の側部位置等に倒伏させておく
ものである。
【0027】そこで、突風や台風が発生する情報をキャ
ッチした場合には、前記温室ハウス12内の天井フレー
ム14に設けた補強取付け部16の位置に各補強支柱2
0を搬送し、補強取付け部16の支柱保持部42に補強
支柱20の上端を嵌着して地面に立設し、更に前記4個
の補強線18の下端部を地上へと降ろし、補強取付け部
16を設置した天井フレーム14の支柱22、22の前
後に隣接する他の天井フレームの支柱22の下端側に設
けている係止環60に前記各補強線18が平面視交差し
た対角線状になる様に係止し、長さ調整器56を操作し
て各補強線18を緊張保持するものである。
【0028】これにより、天井フレーム14は4個の補
強線18によって下方へと牽引され、また補強支柱20
によって上方へと支持された状態に補強されることとな
り、天井フレーム14に風圧が作用して上下方向にあお
り動作を受けても、前記補強線18が上方への風圧に抗
し、また、補強支柱20が下方への風圧に抗しながら天
井フレーム14を略定位置に保持することができ、あお
り動作を受けることなく、ボルト固定部や溶接部等に変
形、破断等が発生することなく、温室ハウス12の倒壊
を防止して温室ハウスの耐用年数を増大できることとな
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る温
室ハウスの補強構造によれば、温室ハウスの天井フレー
ムの略中央部に設けられた補強取付け部と、前記補強取
付け部に一端を係止して天井フレームを下方へ牽引する
補強線と、前記補強取付け部に上端を当接させつつ立設
された補強支柱とを備えて成ることにより、温室ハウス
に吹付ける風で上下方向へあおり動作を受けても、天井
フレームを略定位置に保持できてフレームのボルト固定
部や溶接部等に変形、破断が発生することなく、ハウス
の倒壊を防止して耐用年数を増大できる。
【0030】また、請求項2によれば、前記補強取付け
部は、前記補強支柱の上端に着脱嵌着する支柱保持部を
備えて成ることにより、補強支柱をハウス内に簡易に立
設して上端を支柱保持部に支持しながら天井フレームの
下方へのあおり動作を抑制できる。また、必要な時以外
は、補強支柱を支柱保持部から取外して移動しながらハ
ウス内作業の邪魔にならない位置に格納できる。
【0031】また、請求項3によれば、前記支柱保持部
は、少なくとも下向き開口を有した中空筒体から成るこ
とにより、補強支柱の上端を中空筒体の下向き開口に突
込むだけの簡易な作動で補強支柱の上端を支持でき、ま
た、容易に取外しできる。
【0032】また、請求項4によれば、前記補強支柱の
地面側対応位置には、同補強支柱の下端部を載支する受
台が設けられて成ることにより、補強支柱の下端を地面
上の受台に支持させながら安定した状態で天井フレーム
を補強できる。
【0033】また、請求項5によれば、前記補強線は、
前記補強取付け部を中心として平面視交差した対角線状
に張設されて成ることにより、補強取付け部を介して天
井フレームを下方へ均等に分散状に牽引しながら天井フ
レームの上方へのあおり動作を抑制できる。
【0034】また、請求項6によれば、前記各補強線
は、前記天井フレームの下端側の対角四隅に着脱自在に
係止されて成ることにより、天井フレーム自体や基礎ブ
ロックの荷重を補強線の牽引力に利用できて特別な設備
を要することなく、必要な時以外は補強線の下端部を取
外してハウス内にたくし上げ、ハウス内の作業の邪魔に
なることがない。
【0035】また、請求項7によれば、前記補強取付け
部は、前記天井フレームの略中央部に固定された継手板
と、該継手板から天井フレームの下方に並設された梁材
へ連設された束材とを有して成ることにより、補強支柱
や補強線を補強取付け部に至極簡易に取付けて温室ハウ
スの耐風性を増大できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る温室ハウスの補強構造を設けた温
室ハウスの一部平面図である。
【図2】図1のA−A線一部拡大斜視図である。
【図3】天井フレームに連設された支柱の一部拡大斜視
図である。
【図4】内部に補強構造を設置した温室ハウスの正面側
からの透視図である。
【符号の説明】
10 温室ハウスの補強構造 12 温室ハウス 14 天井フレーム 16 補強取付け部 18 補強線 36 継手板 38 梁材 40 束材 42 支柱保持部 44 下向き開口 46 中空筒体 48 受台

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温室ハウスの天井フレームの略中央部に
    設けられた補強取付け部と、 前記補強取付け部に一端を係止して天井フレームを下方
    へ牽引する補強線と、 前記補強取付け部に上端を当接させつつ立設された補強
    支柱と、を備えて成る温室ハウスの補強構造。
  2. 【請求項2】 前記補強取付け部は、前記補強支柱の上
    端に着脱嵌着する支柱保持部を備えて成る請求項1に記
    載の温室ハウスの補強構造。
  3. 【請求項3】 前記支柱保持部は、少なくとも下向き開
    口を有した中空筒体から成る請求項2に記載の温室ハウ
    スの補強構造。
  4. 【請求項4】 前記補強支柱の地面側対応位置には、同
    補強支柱の下端部を載支する受台が設けられて成る請求
    項1または2に記載の温室ハウスの補強構造。
  5. 【請求項5】 前記補強線は、前記補強取付け部を中心
    として平面視交差した対角線状に張設されて成る請求項
    1に記載の温室ハウスの補強構造。
  6. 【請求項6】 前記各補強線は、前記天井フレームの下
    端側の対角四隅に着脱自在に係止されて成る請求項1ま
    たは5に記載の温室ハウスの補強構造。
  7. 【請求項7】 前記補強取付け部は、前記天井フレーム
    の略中央部に固定された継手板と、該継手板から天井フ
    レームの下方に並設された梁材へ連設された束材と、を
    有して成る請求項1または2に記載の温室ハウスの補強
    構造。
JP6145306A 1994-06-03 1994-06-03 温室ハウスの補強構造 Pending JPH07331907A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101530675B1 (ko) * 2014-10-15 2015-06-22 화신농건(주) 온실 안전 인상시스템
JP2016067289A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 宮本 忠 ハウスシステム
CN111406556A (zh) * 2020-02-20 2020-07-14 东莞市联泰钢构有限公司 一种新型可拆装的钢结构大棚

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