JPH07315676A - 巻取紙の先端部処理装置 - Google Patents

巻取紙の先端部処理装置

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JPH07315676A
JPH07315676A JP11812294A JP11812294A JPH07315676A JP H07315676 A JPH07315676 A JP H07315676A JP 11812294 A JP11812294 A JP 11812294A JP 11812294 A JP11812294 A JP 11812294A JP H07315676 A JPH07315676 A JP H07315676A
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JP
Japan
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tape
adhesive tape
sided adhesive
paper
double
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Pending
Application number
JP11812294A
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English (en)
Inventor
Takemi Watanabe
武美 渡邊
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Kaneda Kikai Seisakusho KK
Original Assignee
Kaneda Kikai Seisakusho KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 専用のタブが不要になって処理コストの低減
を図れると共に、巻取紙やタブの紙質等に関係なく輪転
機の給紙部に於ける紙継ぎを確実且つ良好に行えるよう
にする。 【構成】 一定長さの片面粘着テープt′及び両面粘着
テープt″を夫々供給するテープ供給装置7と、前記各
粘着テープt′,t″を受け取り、片面粘着テープt′
をテーブル4上に繰り出されている巻取紙Pの略V字形
の先端部表面に突出状態で貼着すると共に、両面粘着テ
ープt″を片面粘着テープt′よりも内方側の先端部表
面に貼着するテープ貼着装置8と、巻取紙Pの先端部に
片面粘着テープt′を貼着した部分を切り離す為の切断
用切目b,cを形成して該先端部に切離可能なタブTを
一体形成するタブ形成装置9とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に新聞印刷用巻取紙
に紙継ぎ用の前処理を施す為の自動紙継ぎ用前処理装置
に用いられるものであり、巻取紙の略V字形の先端部
(頂点部分)表面に両面粘着テープを貼着して紙継ぎ用
粘着層を形成すると共に、該先端部分に切り離し可能な
タブを一体形成するようにした巻取紙の先端部処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、印刷用輪転機の給紙部に搬入さ
れて来る新聞印刷用巻取紙には、輪転機の給紙部に於い
て巻取紙の自動紙継ぎを行えるように、予め紙継ぎ用前
処理が施されている。即ち、紙継ぎ用前処理は、図23
に示す如く、巻取紙Pの先端部を略V字形に切断加工
し、先端部表面に両面粘着テープを貼着して紙継ぎ用粘
着層aを形成すると共に、該先端部をタブTにより巻取
紙Pの外表面へ止着するようにしている。
【0003】而して、印刷用輪転機に於いては、図24
に示す如く、紙継ぎ用前処理を施した新しい巻取紙Pを
三叉アーム100に装着し、これを輪転機101へ一定
速度で繰り出されている使用中の巻取紙P′と等周速度
で回転せしめ、残量が少なくなった使用中の巻取紙P′
の終端部を押圧装置102により新しい巻取紙Pの始端
部に押圧すると、使用中の巻取紙P′の終端部と新しい
巻取紙Pの始端部とが紙継ぎ用粘着層aにより貼着接続
されると共に、タブTが切断されて新しい巻取紙Pの始
端部が輪転機101へ連続的に供給されて行くようにな
っている。
【0004】一方、近年、新聞印刷用巻取紙の紙継ぎ用
前処理は、人件費の削減や作業能率の向上等を図る為に
殆どが自動化されて居り、特開昭63−295354号
公報や実開昭62−38268号公報に開示された自動
紙継ぎ用前処理装置を用いて行われている。即ち、前記
自動紙継ぎ用前処理装置は、巻取紙の先端部を載置する
テーブルと、巻取紙先端部を略V字形に切断加工すると
共に該先端部表面に両面粘着テープを貼着して紙継ぎ用
粘着層を形成する主処理器と、巻取紙の略V字形先端部
へタブを貼着するタブ貼着装置等を具備して居り、テー
ブル上への巻取紙先端部の繰り出し、巻取紙先端部の切
断加工、巻取紙先端部への紙継ぎ用粘着層の形成、巻取
紙先端へのタブの貼着等の各処理工程を順次自動的に行
えるように構成されている。又、タブTには図25
(A)及び(B)に示すようにT字形のタブTや略長方
形状のタブTが使用されて居り、これらは何れも表裏面
に粘着層を有する芯紙に保護紙を重ね貼りすることによ
り形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記自動紙
継ぎ用前処理装置を用いて巻取紙Pに紙継ぎ用前処理を
施す場合には、何れも図25(A)及び(B)に示すよ
うな専用のタブTを必要とする。ところが、前記各タブ
Tは比較的高価(高いものは100円程度する)で、然
も消耗品である為、処理コストの大幅な高騰を招くと云
う問題があった。特に、新聞印刷工場では一日に数百枚
のタブTを使用している為、処理コストが年間で数百万
円以上も高騰することになる。
【0006】又、紙継ぎ用前処理に用いるタブTには、
通常紙質が単一化されたものが使用されている為、巻取
紙Pの紙質とタブTの紙質とが大幅に異なることがあ
る。この場合には、輪転機の給紙部に於ける紙継ぎを良
好且つ確実に行えない等の問題が発生した。例えば、巻
取紙Pの紙質が悪くてタブTの紙質が良い場合、使用中
の巻取紙P′の終端部と新しい巻取紙Pの始端部とを紙
継ぎ用粘着層aにより貼着接続して新しい巻取紙Pの先
端部を巻取紙Pの外表面から引き剥がす際に、タブTが
切断されずに巻取紙P側が切断されることがあり、巻取
紙Pの紙継ぎを良好且つ確実に行えないと云う問題があ
った。尚、タブTの紙質を悪くして巻取紙Pの紙継ぎ時
にタブTが確実に切断されるようにしても良いが、この
場合には巻取紙Pを輪転機の三叉アーム100へ装着す
る前にタブTが切断されてしまうことがあり、タブTの
紙質を低下させることは好ましくない。これらの問題を
解決する為には、紙質の異なるタブTを数種類用意して
巻取紙Pの紙質に応じて使用するタブTを決めるように
しても良いが、巻取紙Pの紙質を一々調べて数種類のタ
ブTの中から使用するタブTを選択したりする方法は、
作業の煩雑化やコストの高騰を招く等、別の問題が発生
することになる。
【0007】更に、T字形のタブTを使用して巻取紙P
に紙継ぎ用前処理を施した場合、巻取紙Pの略V字形の
先端部表面(頂点部分の表面)には紙継ぎ用の粘着層が
形成されないことになる。その為、輪転機の給紙部で紙
継ぎを行う際に、巻取紙P先端が走行中の巻取紙Pの終
端部に貼着接続されず、タブTが切断されないこともあ
った。その結果、輪転機の給紙部に於ける紙継ぎを確実
且つ良好に行えないと云う問題も発生した。
【0008】本発明は、上記の問題点を解消する為に創
案されたものであり、その目的は専用のタブが不要にな
って処理コストの大幅な低減を図れると共に、巻取紙や
タブの紙質等に関係なく輪転機の給紙部に於ける紙継ぎ
を確実且つ良好に行えるようにした巻取紙の先端部処理
装置を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明の請求項1に記載の巻取紙の先端部処理装置
は、一定長さの片面粘着テープ及び両面粘着テープを夫
々供給するテープ供給装置と、前記各粘着テープを受け
取ってこれらをテーブル上に繰り出されている巻取紙の
略V字形の先端部表面に貼着するテープ貼着装置と、巻
取紙先端部に片面粘着テープを貼着した部分を切り離す
為の切断用切目を形成して該先端部に切り離し可能なタ
ブを一体形成するタブ形成装置とを具備して成り、前記
テープ供給装置を、第1テープリールに回転自在に支持
され、片面に粘着層を有するリール状の片面粘着テープ
と、第2テープリールに回転自在に支持され、粘着層の
表面側に保護紙を貼り合わせたリール状の両面粘着テー
プと、各粘着テープの先端を夫々掴んで各テープリール
から一定長さ引き出すテープ引出し機構と、引き出され
た各粘着テープを一定長さに切断するテープ用カッター
機構とから構成し、又、前記テープ貼着装置を、テープ
供給装置から供給された各粘着テープを吸着保持し、片
面粘着テープを巻取紙の略V字形の先端部表面に突出状
態で貼着すると共に、両面粘着テープを片面粘着テープ
よりも内方側の先端部表面に貼着する前後動、左右動並
びに昇降動可能なテープホルダーと、テープホルダーを
前後動、左右動並びに昇降動させるホルダー用駆動機構
とから構成し、更に、前記タブ形成装置を、巻取紙の略
V字形の先端部に片面粘着テープを貼着した部分を切り
離す為の切断用切目を形成するカッター刃と、カッター
刃を駆動するカッター刃用駆動機構とから構成したもの
である。
【0010】又、本発明の請求項4に記載の巻取紙の先
端部処理装置は、一定長さの両面粘着テープを供給する
テープ供給装置と、前記両面粘着テープを受け取ってこ
れをテーブル上に繰り出されている巻取紙の略V字形の
先端部表面に貼着するテープ貼着装置と、巻取紙の先端
部にその一部分を切り離す為の切断用切目を形成して該
先端部に切り離し可能なタブを一体形成するタブ形成装
置とを具備して成り、前記テープ供給装置を、第2テー
プリールに回転自在に支持され、粘着層の表面側に保護
紙を貼り合わせたリール状の両面粘着テープと、両面粘
着テープの先端を掴んで第2テープリールから一定長さ
引き出すテープ引出し機構と、引き出された両面粘着テ
ープを一定長さに切断するテープ用カッター機構とから
構成し、又、前記テープ貼着装置を、テープ供給装置か
ら供給された両面粘着テープを吸着保持し、両面粘着テ
ープを巻取紙の略V字形の先端部表面に突出状態で貼着
する前後動、左右動並びに昇降動可能なテープホルダー
と、テープホルダーを前後動、左右動並びに昇降動させ
るホルダー用駆動機構とから構成し、更に、前記タブ形
成装置を、巻取紙の略V字形の先端部にその一部分を切
り離す為の切断用切目を形成するカッター刃と、カッタ
ー刃を駆動するカッター刃用駆動機構とから構成したも
のである。
【0011】
【作用】請求項1に記載の先端部処理装置にあっては、
テーブル上に繰り出された巻取紙が略V字形に切断され
て紙継ぎ用粘着層が形成されると、テープ引出し機構に
よって、片面粘着テープ及び両面粘着テープが一定長さ
だけ第1テープリール及び第2テープリールから夫々引
き出される。片面粘着テープ及び両面粘着テープが各テ
ープリールから一定長さだけ引き出されると、テープ用
カッター機構によって、各粘着テープが一定長さに切断
される。片面粘着テープ及び両面粘着テープが一定長さ
に切断されると、テープホルダーがホルダー駆動機構に
より作動し、前記片面粘着テープ及び両面粘着テープを
同時に吸着保持した後、巻取紙の略V字形の先端部上へ
移動して各粘着テープを先端部表面へを貼着する。即
ち、テープホルダーは、片面粘着テープを巻取紙の略V
字形の先端部表面に突出状態で貼着すると共に、両面粘
着テープを片面粘着テープよりも内方側の先端部表面に
貼着する。このとき、テープホルダーで片面粘着テープ
及び両面粘着テープを同時に吸着保持し、これらを巻取
紙の先端部へ同時に貼着するようにしている為、各粘着
テープの貼着を迅速に行え、紙継ぎ用前処理の作業能率
の向上を図り得る。巻取紙の先端部表面へ片面粘着テー
プ及び両面粘着テープが貼着されると、カッター刃用駆
動機構によって、第1カッター刃及び第2カッター刃が
作動して巻取紙の先端部に切断用切目を形成する。即
ち、第1カッター刃によって、巻取紙の先端部分で且つ
片面粘着テープと両面粘着テープとの間に、切断用切目
が形成される。又、第2カッター刃によって、巻取紙の
先端部分で且つ両面粘着テープと巻取紙の先端部の傾斜
辺との間に切断用切目が形成される。これによって、巻
取紙の先端部に切り離し可能なタブが一体形成されるこ
とになる。
【0012】請求項4に記載の先端部処理装置にあって
は、テーブル上に繰り出された巻取紙が略V字形に切断
されて紙継ぎ用粘着層が形成されると、テープ引出し機
構によって、両面粘着テープが一定長さだけ第2テープ
リールから夫々引き出される。両面粘着テープが第2テ
ープリールから一定長さだけ引き出されると、テープ用
カッター機構によって、両面粘着テープが一定長さに切
断される。両面粘着テープが一定長さに切断されると、
テープホルダーがホルダー駆動機構により作動し、両面
粘着テープを吸着保持した後、巻取紙の略V字形の先端
部上へ移動して両面粘着テープを巻取紙の先端部表面に
突出状態で貼着する。巻取紙の先端部表面へ両面粘着テ
ープが貼着されると、カッター刃用駆動機構によって、
カッター刃が作動して巻取紙の先端部に切断用切目を形
成する。即ち、カッター刃によって、巻取紙の先端部分
で且つ両面粘着テープと巻取紙の先端部の傾斜辺との間
に切断用切目が形成される。これによって、巻取紙の先
端部に切り離し可能なタブが一体形成されることにな
る。
【0013】本発明の巻取紙の先端部処理装置は、巻取
紙の略V字形の先端部に片面粘着テープ若しくは両面粘
着テープを突出状態で貼着し、巻取紙の先端部にその一
部分を切り離す為の切断用切目を形成して該先端部に切
り離し可能なタブを一体的に形成するようにしている
為、専用のタブが不要になる。その結果、処理コストの
大幅な低減を図れる。又、タブと巻取紙の紙質が同一に
なる為、巻取紙の紙継ぎ時にはタブが確実に切断される
ことになり、巻取紙の紙継ぎを確実且つ良好に行える。
更に、巻取紙の略V字形の先端部に両面粘着テープを貼
着するようにしている為、紙継ぎ時には両面粘着テープ
によって巻取紙の先端が走行中の巻取紙の終端部に確実
に貼着されることになる。そのうえ、巻取紙の先端部に
切断用切目を複数個所形成した場合には、これらによっ
てタブがより確実に切断されることになる。その結果、
巻取紙の紙継ぎ時にはタブが確実に切断されることにな
り、巻取紙の紙継ぎをより一層確実且つ良好に行える。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1及び図2は本発明の巻取紙Pの先端部
処理装置1を設けた自動紙継ぎ用前処理装置であって、
当該自動紙継ぎ用前処理装置は、輪転機への巻取紙Pの
搬入経路に据え付けられて居り、輪転機の給紙部に搬入
される巻取紙Pに紙継ぎ用前処理を施すものである。即
ち、前記自動紙継ぎ用前処理装置は、巻取紙支持装置2
と、解紙装置3と、テーブル4と、一対の主処理器5
と、先端部処理装置1と、損紙処理装置6とを具備して
居り、解紙装置3により巻取紙支持装置2に支持された
巻取紙Pの解紙が行われると、巻取紙Pの先端部をテー
ブル4上へ繰り出し、主処理器5によりテーブル4上の
巻取紙Pを略V字形に切断加工すると共に、巻取紙Pの
先端部表面に紙継ぎ用粘着層aを形成し、同時に損紙処
理装置6により巻取紙Pの汚損部分の廃棄処理を行い、
その後先端部処理装置1により巻取紙Pの略V字形の先
端部表面に片面粘着テープt′及び両面粘着テープt″
を貼着すると共に、該先端部に切り離し可能なタブTを
一体形成し、最後に巻取紙P先端部を巻き戻して該先端
部を片面粘着テープt′により巻取紙Pの外表面へ止着
するように構成されている。前記各装置(巻取紙支持装
置2、解紙装置3、テーブル4、主処理器5、先端部処
理装置1及び損紙処理装置6等)は、何れもコンピュー
ター等の制御装置Cからの予め設定された信号に従って
自動制御されている。
【0015】尚、本実施例では、巻取紙支持装置2、テ
ーブル4及び主処理器5には特開昭63−295354
号公報に開示された構造のものが、解紙装置3には特開
平4−492号公報に開示された構造のものが、損紙処
理装置6には特公平4−70215号公報に開示された
構造のものが夫々使用されている。
【0016】本発明の巻取紙Pの先端部処理装置1は、
図3乃至図6に示す如く、一定長さの片面粘着テープ
t′及び両面粘着テープt″を夫々供給するテープ供給
装置7と、前記各粘着テープt′,t″を受け取ってこ
れらをテーブル4上に繰り出されている巻取紙Pの略V
字形の先端部表面に貼着するテープ貼着装置8と、巻取
紙Pの先端部に片面粘着テープt′を貼着した部分を切
り離す為の切断用切目b,cを形成して該先端部に切り
離し可能なタブTを一体形成するタブ形成装置9とから
構成されて居り、テーブル4の後端部上方位置に配置さ
れ、テーブル4に立設した支持フレーム10に取り付け
られている。
【0017】前記テープ供給装置7は、支持フレーム1
0に固定した第1基板11に設けられて居り、図3乃至
図6に示す如く、第1基板11に設けたテープ支持機構
12と、テープ支持機構12に支持された片面粘着テー
プt′及び両面粘着テープt″と、第1基板11に設け
たテープ引出し機構13と、第1基板11に設けたテー
プ用カッター機構14等から構成されている。
【0018】具体的には、テープ支持機構12は、片面
粘着テープt′及び両面粘着テープt″を回転自在且つ
着脱自在に支持するものであり、図4乃至図6に示す如
く、第1基板11の前面に固定され、両端部が第1基板
11から一定距離だけ離間するテープ支持用ブラケット
15と、テープ支持用ブラケット15の両端部に夫々垂
直姿勢で固定された第1テープ支持板16及び第2テー
プ支持板17と、各テープ支持板16,17に回転自在
に取り付けられた第1テープリール18及び第2テープ
リール19とから構成されている。又、各テープリール
18,19は、後述するテープホルダー39の左右位置
に夫々配置されて居り、第1テープリール18が第2テ
ープリール19よりも前方(図5の下方側)に位置する
ようになっている。尚、図4に於いて、20は各テープ
支持板16,17に設けたテープ用ガイドローラであ
る。
【0019】片面粘着テープt′は、片面に粘着層を有
するテープをリール状に巻き取ることにより形成されて
居り、第1テープリール18に回転自在且つ着脱自在に
支持されている。この片面粘着テープt′には、幅が2
5mmのテープが使用されている。又、両面粘着テープ
t″は、黒色の粘着層の表面側に保護紙を貼り合わせた
テープをリール状に巻き取ることにより形成されて居
り、第2テープリール19に回転自在且つ着脱自在に支
持されている。この両面粘着テープt″には、幅が75
mmのテープが使用されている。そして、片面粘着テー
プt′及び両面粘着テープt″の先端部は、夫々粘着層
がテーブル4上面に対向するように各テープリール1
8,19からテープ用ガイドローラ20を経て引き出さ
れて居り、後述するテープ用カッター機構14の載置板
29上に載置された状態となっている。尚、両面粘着テ
ープt″を黒色にしているのは、巻取紙Pの外表面へ止
着された巻取紙Pの先端位置を光電管等の検出器で容易
に検出できるようにしている為である。
【0020】テープ引出し機構13は、片面粘着テープ
t′及び両面粘着テープt″の先端を夫々掴んで各テー
プリール18,19から一定長さ引き出すものである。
即ち、テープ引出し機構13は、図3乃至図6に示す如
く、第1基板11の前面に固定したシリンダ固定用ブラ
ケット21に各粘着テープt′,t″の引き出し方向
(テーブル4の幅方向)に沿って固定され、シリンダチ
ューブに沿って往復移動する可動部(図示省略)を備え
た第1ロッドレス形シリンダ22及び第2ロッドレス形
シリンダ23と、各シリンダ22,23の可動部に夫々
固定され、各粘着テープt′,t″の引き出し方向へ往
復移動する第1移動板24及び第2移動板25と、各移
動板24,25に夫々固定され、片面粘着テープt′及
び両面粘着テープt″の先端を夫々挾持する開閉可能な
一対の喰え爪26a,27aを備えたマニピュレーター
構造の第1掴み機構26及び第2掴み機構27とを具備
して居り、後述するテープ用カッター機構14の載置板
29上に載置されている片面粘着テープt′及び両面粘
着テープt″の先端を各掴み機構26,27の喰え爪2
6a,27aで夫々掴み、各シリンダ22,23を作動
させて第1移動板24を図5の右方向へ、又、第2移動
板25を図5の左方向へ夫々移動させることによって、
片面粘着テープt′及び両面粘着テープt″を各テープ
リール18,19から一定長さだけ引き出すことができ
るように構成されている。
【0021】テープ用カッター機構14は、テープ引出
し機構13により引き出された片面粘着テープt′及び
両面粘着テープt″を一定長さに切断するものである。
即ち、テープ用カッター機構14は、図3乃至図6に示
す如く、第1基板11の前面にブラケット28を介して
固定され、片面粘着テープt′及び両面粘着テープt″
の先端が載置される断面形状略U字形の載置板29と、
第1基板11の前面に固定したシリンダ固定用ブラケッ
ト30に水平姿勢で且つ各粘着テープt′,t″の引き
出し方向と直交する方向に固定され、シリンダチューブ
に沿って往復移動する可動部(図示省略)を備えた第1
ロッドレス形シリンダ31及び第2ロッドレス形シリン
ダ32と、各シリンダ31,32の可動部に夫々固定さ
れ、テーブル4の前後方向(図5の上下方向)へ往復移
動する第1取付け板33及び第2取付け板34と、各取
付け板33,34に回転自在に支持され、載置板29に
載置されている片面粘着テープt′及び両面粘着テープ
t″を夫々幅方向に切断する円形の片面粘着テープ用カ
ッター刃35及び両面粘着テープ用カッター刃36とを
具備して居り、テープ引出し機構13により片面粘着テ
ープt′及び両面粘着テープt″を一定長さだけ引き出
し、この状態で各シリンダ31,32を作動させて各取
付け板33,34を図5の上方へ移動させ、各カッター
刃35,36を載置板29に沿って走行させることによ
って、片面粘着テープt′及び両面粘着テープt″を一
定長さに切断できるように構成されている。尚、載置板
29には、一定長さに切断された片面粘着テープt′及
び両面粘着テープt″の裏面側へ空気を吹き付ける空気
噴出ノズル37が設けられている。この空気噴出ノズル
37は、一定長さに切断されて一端部が各掴み機構2
6,27に夫々保持されている片面粘着テープt′及び
両面粘着テープt″に空気を吹き付けて各粘着テープ
t′,t″を水平姿勢に保持するものである。又、載置
板29には、第2掴み機構27の喰え爪27aが前進し
て両面粘着テープt″の先端部を挾持する際に、該喰え
爪27aが通過できるように切欠が設けられている。
【0022】前記テープ貼着装置8は、支持フレーム1
0に固定した第1基板11に設けられて居り、図3に示
す如く、第2基板に設けたホルダー用駆動機構38と、
ホルダー用駆動機構38により前後動、左右動並びに昇
降動するテープホルダー39とから構成されている。
【0023】具体的には、ホルダー用駆動機構38は、
図3乃至図6に示す如く、第1基板11の後面にテーブ
ル4の幅方向(図4及び図5の左右方向)に沿って固定
され、シリンダチューブに沿って往復移動する可動部
(図示省略)を備えた横移動用ロッドレス形シリンダ4
0と、横移動用ロッドレス形シリンダ40の可動部に固
定され、テーブル4の幅方向へ往復移動自在な横移動用
支持板41と、横移動用支持板41に縦向きに固定さ
れ、シリンダチューブに沿って往復移動する可動部(図
示省略)を備えた昇降用ロッドレス形シリンダ42と、
昇降用ロッドレス形シリンダ42の可動部に固定され、
テーブル4に対して昇降動自在な昇降用支持板43と、
昇降用支持板43にテーブル4の前後方向(図5の上下
方向)に沿って固定され、シリンダチューブに沿って往
復移動する可動部(図示省略)を備えた前後移動用ロッ
ドレス形シリンダ44と、前後移動用ロッドレス形シリ
ンダ44の可動部に固定され、テーブル4に対して前後
移動自在な前後移動用支持板45とから構成されてい
る。
【0024】テープホルダー39は、テープ供給装置7
から供給された一定長さの片面粘着テープt′及び両面
粘着テープt″を夫々吸着保持し、片面粘着テープt′
を巻取紙Pの略V字形の先端部表面に突出状態で貼着す
ると共に、両面粘着テープt″を片面粘着テープt′よ
りも内方側の先端部表面に貼着するものであり、ホルダ
ー用駆動機構38によって、前後動、左右動並びに昇降
動するようになっている。即ち、テープホルダー39
は、図3に示す如く、下面に多数の真空吸引用の小孔
(図示省略)を形成したボックス形状を呈して居り、ホ
ルダー用駆動機構38の前後移動用支持板45に水平姿
勢で固定されている。又、テープホルダー39の内部に
は小孔に連通するチャンバーが形成されて居り、該チャ
ンバーは前部チャンバー39a、後部チャンバー39
b、左側チャンバー39c及び右側チャンバー39dに
夫々四分割されている(図7参照)。更に、各チャンバ
ー39a,39b,39c,39dは、ホース及び電磁
弁(図示省略)等を介して真空ポンプ(図示省略)に接
続されて居り、小孔から空気を別々に吸引できるように
構成されている。尚、テープホルダー39の大きさは、
片面粘着テープt′及び両面粘着テープt″を同時に吸
着保持できるように設定されている。
【0025】そして、前記テープホルダー39は、横移
動用支持板41、昇降用支持板43及び前後移動用支持
板45を、各ロッドレス形シリンダ40,42,44で
夫々前後移動、左右移動並びに昇降動させることによっ
て、載置板29よりも上方位置で載置板29の後方(図
5の上方)に位置する待機位置と、載置板29の真上に
位置して切断された片面粘着テープt′及び両面粘着テ
ープt″を吸着保持するテープ吸着位置と、吸着保持し
た片面粘着テープt′及び両面粘着テープt″をテーブ
ル4上の巻取紙Pの略V字形の先端部表面に貼着するテ
ープ貼着位置とを夫々取り得るようになっている。
【0026】前記タブ形成装置9は、図3乃至図5に示
す如く、支持フレーム10に設けられて居り、支持フレ
ーム10に設けたカッター刃用駆動機構46と、カッタ
ー刃用駆動機構46により駆動され、巻取紙Pの略V字
形の先端部に片面粘着テープt′を貼着した部分を切り
離す為の切断用切目b,cを形成するカッター刃47と
から構成されている。
【0027】具体的には、カッター刃用駆動機構46
は、支持フレーム10に固定した第2基板48と、第2
基板48に蝶番49を介して上下方向へ揺動自在に支持
された揺動板50と、揺動板50と第2基板48との間
に介設され、揺動板50を上下方向へ揺動させる流体圧
シリンダ51と、揺動板50上にテーブル4の前後方向
(図5の上下方向)に沿って固定され、シリンダチュー
ブに沿って往復移動する可動部(図示省略)を備えたロ
ッドレス形シリンダ52と、ロッドレス形シリンダ52
の可動部に固定され、揺動板50上をテーブル4の前後
方向へ走行する走行板53と、走行板53の下面にテー
ブル4の幅方向(図4及び図5の左右方向)に沿って固
定され、シリンダチューブに沿って往復移動する可動部
(図示省略)を備えたロッドレス形シリンダ54と、ロ
ッドレス形シリンダ54の可動部に固定され、テーブル
4の幅方向へ往復移動する第1アーム55と、走行板5
3の上面に水平揺動自在且つ上下方向へ揺動自在に支持
され、テーブル4の幅方向へ往復移動する第2アーム5
6と、走行板53と第2アーム56との間に介設され、
第2アーム56を水平揺動させる流体圧シリンダ57
と、走行板53と第2アーム56との間に介設され、第
2アーム56の水平揺動時に該第2アーム56を一時的
に上昇させるカム機構58とから構成されている。前記
カム機構58は、図3に示す如く、走行板53の上面に
固定され、上面にカム面を形成したカム体58aと、第
2アーム56に回転自在に取り付けられ、カム面を転動
するローラ58bとから成る。又、カム面の形状は、第
2アーム56が巻取紙Pの先端部上を水平揺動する際、
巻取紙Pの先端部に貼着された両面粘着テープt″上を
通過するときにのみ第2アーム56が上方へ持ち上げる
ように形成されている。尚、第1アーム55の移動スト
ロークは、一定の長さに切断された片面粘着テープt′
の長さよりも若干量長くなるように設定されている。
又、第2アーム56の揺動角度は、巻取紙の先端部の角
度(傾斜辺と傾斜辺とのなす角度)よりも若干量小さく
なるように設定されている。
【0028】カッター刃47は、巻取紙Pの略V字形の
先端部に片面粘着テープt′を貼着した部分を切り離す
為の切断用切目b,cを形成するものであり、カッター
刃用駆動機構46によって、前後動、左右動並びに昇降
動するようになっている。本実施例では、カッター刃4
7は、円形の第1カッター刃47aと、同じく円形の第
2カッター刃47bとから構成されている。即ち、第1
カッター刃47aは、第1アーム55の先端部に回転自
在に支持されて居り、巻取紙Pの先端部分で且つ片面粘
着テープt′と両面粘着テープt″との間に、巻取紙P
の幅方向に沿う切断用切目bを形成するものである。
尚、この第1カッター刃47aは、図3及び図4に一点
鎖線で示すように第1アーム55の先端部に向きを90
°変えた状態で取り付けることもできる。又、第2カッ
ター刃47bは、第2アーム56の先端部に回転自在に
支持されて居り、巻取紙Pの先端部分で且つ両面粘着テ
ープt″と巻取紙P先端部の傾斜辺との間に、円弧状の
切断用切目cを形成するものである。そして、各カッタ
ー刃47a,47bは、揺動板50を揺動操作したり、
走行板53を前後動させることによって、巻取紙Pの先
端部よりも前方(図5の下方)位置でテーブル4上面か
ら離間する待機位置と、テーブル4上の巻取紙Pの先端
部に当接して該先端部を切断する切断位置とを夫々取り
得るようになっている。
【0029】次に、前記先端部処理装置1を用いてテー
ブル4上の巻取紙Pの略V字形の先端に片面粘着テープ
t′及び両面粘着テープt″の貼着や切断用切目b,c
の形成を行う場合について説明する。解紙装置3により
解紙された巻取紙Pの先端部(巻取紙Pの綺麗な部分)
がテーブル4上に繰り出されると、主処理器5がテーブ
ル4上を斜め方向に走行し、テーブル4上に繰り出され
ている巻取紙Pを略V字形に切断加工すると共に、巻取
紙Pの先端部の傾斜辺に沿って紙継ぎ用粘着層aを形成
する(図8参照)。尚、巻取紙Pの先端部分が載置され
るテーブル4の上面部分には、片面粘着テープt′がテ
ーブル4に貼り着かないように非接着性の部材によって
コーティングが施されている。
【0030】テーブル4上に繰り出された巻取紙Pが略
V字形に切断されて紙継ぎ用粘着層aが形成されると、
第1掴み機構26の喰え爪26aが前進して載置板29
上に載置されている片面粘着テープt′の先端部を、
又、第2掴み機構27の喰え爪27aが前進して載置板
29上に載置されている両面粘着テープt″の先端部を
夫々掴み、この状態で第1掴み機構26及び第2掴み機
構27が後退する(図9及び図10参照)。これによっ
て、片面粘着テープt′及び両面粘着テープt″が各テ
ープリール18,19から一定長さだけ引き出される。
【0031】片面粘着テープt′及び両面粘着テープ
t″が各テープリール18,19から一定長さ引き出さ
れると、テープ用カッター機構14の片面粘着テープ用
カッター刃35及び両面粘着テープ用カッター刃36が
載置板29に沿って走行し、片面粘着テープt′及び両
面粘着テープt″を載置板29の近傍部分で幅方向に切
断する(図11参照)。これによって、一定長さ(本実
施例では48mm)の片面粘着テープt′及び両面粘着
テープt″が夫々得られる。尚、各粘着テープt′,
t″が切断されると、空気噴出ノズル37から各粘着テ
ープt′,t″の裏面側へ空気が吹付けられる。その結
果、切断された各粘着テープt′,t″は、その一端部
が各掴み機構26,27によって挾持されていることと
も相俟って、水平姿勢で保持されることになる。
【0032】片面粘着テープt′及び両面粘着テープ
t″が一定長さに切断されると、ホルダー用駆動機構3
8によって、テープホルダー39が待機位置から載置板
29の上方へ移動し、その後テープ吸着位置へ下降して
水平姿勢で保持されている片面粘着テープt′及び両面
粘着テープt″を同時に吸着保持する(図12参照)。
このとき、各粘着テープt′,t″は、テープホルダー
39の前部チャンバー39a及び後部チャンバー39b
で夫々吸着保持される。尚、テープホルダー39が各粘
着テープt′,t″を吸着保持すると、各掴み機構2
6,27が各粘着テープt′,t″を離すと共に、空気
噴出ノズル37からの空気の噴出が停止される。
【0033】テープホルダー39が片面粘着テープt′
及び両面粘着テープt″を吸着保持すると、テープホル
ダー39は、ホルダー用駆動機構38によって、テーブ
ル4上の巻取紙Pの略V字形先端の真上へ移動し、その
後テープ貼着位置へ下降して巻取紙Pの先端部表面へ各
粘着テープt′,t″を貼着する(図13参照)。即
ち、テープホルダー39は、片面粘着テープt′を巻取
紙Pの略V字形の先端部表面に突出状態で貼着すると共
に、両面粘着テープt″を片面粘着テープt′よりも内
方側の先端部表面に貼着する。このとき、両面粘着テー
プt″には保護紙が付いた状態となっている。
【0034】巻取紙Pの先端部表面へ片面粘着テープ
t′及び両面粘着テープt″が貼着されると、カッター
刃用駆動機構46によって、第1カッター刃47a及び
第2カッター刃47bが待機位置から切断位置へ移動
し、第1カッター刃47aを片面粘着テープt′と両面
粘着テープt″との間に当接させると共に、第2カッタ
ー刃47bを巻取紙Pの先端部の傾斜辺近傍に当接させ
る(図14参照)。
【0035】その後第1カッター刃47a及び第2カッ
ター刃47bが切断位置でテーブル4の幅方向へ走行す
る。即ち、第1アーム55がテーブル4の幅方向へ移動
して第1カッター刃47aを走行させる。これによっ
て、巻取紙Pの先端部分で且つ片面粘着テープt′と両
面粘着テープt″との間に、巻取紙Pの幅方向に沿う切
断用切目bが形成される(図15参照)。又、第2アー
ム56がテーブル4の幅方向へ水平揺動して第2カッタ
ー刃47bを走行させる。これによって、巻取紙Pの先
端部分で且つ両面粘着テープt″と巻取紙P先端部の傾
斜辺との間に円弧状の切断用切目cが形成される(図1
5参照)。その結果、巻取紙Pの先端部に複数の切断用
切目b,cが形成され、該先端部に切り離し可能なタブ
Tが一体的に形成されることになる(図16参照)。
尚、一方の切断用切目bの長さは52mmに、他方の切
断用切目cの長さは切断用切目cと傾斜辺との間が2m
m程度残るように設定されている。又、第2カッター刃
47bは、両面粘着テープt″の上を通過するときには
カム機構58によって上方へ持ち上げられる為、両面粘
着テープt″を切断することなく、巻取紙Pの先端部の
みを切断することになる。
【0036】そして、巻取紙Pの先端部に切断用切目
b,cが夫々形成されると、巻取紙Pの先端部が扱かれ
ながら巻き取られて行き、タブTに貼着された片面粘着
テープt′によって、巻取紙Pの先端部が巻取紙Pの外
表面へ止着される。
【0037】前記自動紙継ぎ用前処理装置によって紙継
ぎ用前処理が施された巻取紙Pは、先端の両面粘着テー
プt″の保護紙が剥離された状態で輪転機の給紙部の三
叉アームに装着される。而して、三叉アームに支持され
た巻取紙Pを、輪転機へ供給されている巻取紙の給紙速
度と等しい速度で回転させ、使用中の巻取紙の終端部を
新しい巻取紙Pの先端部に押圧すると、両紙は紙継ぎ用
粘着層a及び両面粘着テープt″により貼着接続される
と共に、タブTが切断用切目b,c部分で切断される
(図17参照)。その結果、新しい巻取紙Pの先端部は
輪転機へ連続的に供給されて行くことになる。特に、前
記紙継ぎ用前処理は、巻取紙Pの先端部表面(頂点部分
の表面)に両面粘着テープt″を貼着している為、紙継
ぎ時には両面粘着テープt″により巻取紙P先端が使用
中の巻取紙の終端部に確実に貼着されることになる。そ
の結果、巻取紙Pの紙継ぎ時にはタブTが確実に切断さ
れることになり、巻取紙Pの紙継ぎを確実且つ良好に行
える。然も、巻取紙Pの先端部に一体的に形成されたタ
ブTは、複数の切断用切目b,cによって、より一層確
実且つ良好に切断される。
【0038】上記実施例に於いては、巻取紙Pの先端部
分に同一長さの片面粘着テープt′及び両面粘着テープ
t″を夫々一枚宛貼着すると共に、該先端部に複数の切
断用切目b,cを形成するようにしたが、各粘着テープ
t′,t″の数や長さ、貼着位置、或いは切断用切目
b,cの数や形成位置等は上記実施例のものに限定され
るものではなく、巻取紙Pの先端部表面に紙継ぎ用粘着
層を形成することができ、且つ先端部に切り離し可能な
タブTを一体的に形成することができれば、各粘着テー
プt′,t″の数や貼着位置、切断用切目b,cの数や
形成位置等は任意である。例えば、前記先端部処理装置
1を用いて巻取紙Pの先端部を図18若しくは図19に
示す形態に成形しても良い。即ち、図18に示すもの
は、巻取紙Pの先端部に2枚の片面粘着テープt′を突
出状態で貼着すると共に、片面粘着テープt′間で且つ
片面粘着テープt′よりも内方側の先端部表面に両面粘
着テープt″を貼着し、更に巻取紙Pの先端部分で且つ
各片面粘着テープt′と両面粘着テープt″との間に前
後方向の切断用切目bを形成すると共に、両面粘着テー
プt″と巻取紙P先端部の傾斜辺との間に円弧状の切断
用切目cを形成したものである。この場合、一方の片面
粘着テープt′はテープホルダー39の左側チャンバー
39cに、他方の片面粘着テープt′はテープホルダー
39の右側チャンバー39dに、両面粘着テープt″は
テープホルダー39の後部チャンバー39bに夫々吸着
保持され、該テープホルダー39によって巻取紙Pの先
端部に同時に貼着される。又、テープホルダー39は、
テープ供給装置7により片面粘着テープt′を二回供給
すると共に両面粘着テープt″を一回供給し、テープホ
ルダー39を載置板29の上方で前後左右方向へ移動さ
せてテープホルダー39の位置を変えることによって、
各粘着テープt′,t″を夫々吸着保持することができ
る。更に、各片面粘着テープt′と両面粘着テープt″
との間に切断用切目bを形成する場合には、先ず第1カ
ッター刃47aを図3及び図4に一点鎖線で示す状態で
取り付け、該第1カッター刃47aを一方の片面粘着テ
ープt′と両面粘着テープt″との間に当接させ、この
状態で走行板53を前後動させて第1カッター刃47a
を走行させる。その後、第1カッター刃47aを他方の
片面粘着テープt′と両面粘着テープt″との間に当接
させ、この状態で第1カッター刃47aを走行させる。
これによって、各片面粘着テープt′と両面粘着テープ
t″との間に前後方向の切断用切目bが形成される。一
方、図19に示すものは、巻取紙Pの先端部に片面粘着
テープt′を突出状態で貼着すると共に、片面粘着テー
プt′よりも内方側の先端部表面に片面粘着テープt′
よりも長めの両面粘着テープt″を貼着し、更に巻取紙
Pの先端部分で且つ片面粘着テープt′と両面粘着テー
プt″との間に巻取紙Pの幅方向に沿う切断用切目bを
形成すると共に、両面粘着テープt″と巻取紙P先端部
の傾斜辺との間に円弧状の切断用切目cを形成したもの
である。
【0039】上記各実施例に於いては、巻取紙Pの先端
部に片面粘着テープt′及び両面粘着テープt″を貼着
した後、切断用切目b,cを形成するようにしたが、他
の実施例に於いては、切断用切目b,cを形成した後、
片面粘着テープt′及び両面粘着テープt″を貼着する
ようにしても良い。
【0040】上記各実施例に於いては、片面粘着テープ
t′及び両面粘着テープt″を一つのテープホルダー3
9で吸着保持し、これらを巻取紙Pの先端部に同時に貼
着するようにしたが、他の実施例に於いては、テープホ
ルダー39で片面粘着テープt′及び両面粘着テープ
t″を一つ一つ順番に吸着保持してこれらを巻取紙Pの
先端部に順番に貼着するようにしても良く、或いはテー
プホルダー39を複数配設し、各テープホルダー39で
各粘着テープt′,t″を別々に吸着保持してこれらを
巻取紙Pの先端部に貼着するようにしても良い。
【0041】図20は本発明の他の実施例に係る巻取紙
Pの先端部処理装置1を示し、当該先端部処理装置1
は、一定長さの両面粘着テープt″を供給するテープ供
給装置7と、両面粘着テープt″を受け取ってこれをテ
ーブル4上に繰り出されている巻取紙Pの略V字形の先
端部表面に貼着するテープ貼着装置8と、巻取紙Pの先
端部にその一部分を切り離す為の切断用切目cを形成し
て該先端部に切り離し可能なタブTを一体形成するタブ
形成装置9とから構成されて居り、両面粘着テープt″
を巻取紙Pの先端部表面に突出状態で貼着すると共に、
巻取紙Pの先端部分で且つ両面粘着テープt″と巻取紙
P先端部の傾斜辺との間に切断用切目cを形成して該先
端部に切り離し可能なタブTを一体的に形成するもので
ある。尚、テープ供給装置7は、上記第1実施例のテー
プ供給装置7から、第1テープ支持板16、第1テープ
リール18、片面粘着テープt′、第1ロッドレス形シ
リンダ22、第1移動板24、第1掴み機構26、第1
ロッドレス形シリンダ31、第1取付け板33及び片面
粘着テープ用カッター刃35を夫々省略したものであ
り、その他の構成は上記第1実施例のテープ供給装置7
と同一に構成されている。又、テープ貼着装置8は、上
記第1実施例のテープ貼着装置8と同一に構成されてい
る。更に、タブ形成装置9は、上記第1実施例のタブ形
成装置9から、ロッドレス形シリンダ54、第1アーム
55及び第1カッター刃47aを夫々省略したものであ
り、その他の構成は上記第1実施例のタブ形成装置9と
同一に構成されている。
【0042】而して、前記先端部処理装置1を用いるこ
とによって、巻取紙Pの先端部を図21若しくは図22
に示す形態に成形することができる。即ち、図21に示
すものは、両面粘着テープt″をその角部が巻取紙Pの
略V字形の先端から僅かに突出する状態で貼着し、巻取
紙Pの先端部分で且つ両面粘着テープt″と巻取紙P先
端部の傾斜辺との間に切断用切目cを形成したものであ
る。又、図22に示すものは、両面粘着テープt″をそ
の一端部が巻取紙Pの略V字形の先端から僅かに突出す
る状態で貼着し、巻取紙Pの先端部分で且つ両面粘着テ
ープt″と巻取紙P先端部の傾斜辺との間に切断用切目
cを形成したものである。
【0043】尚、巻取紙Pの先端部を図21及び図22
に示す形態に成形した場合、巻取紙Pの先端部は両面粘
着テープt″により巻取紙P外表面へ止着される。又、
巻取紙Pの紙継ぎ時には、使用中の巻取紙の終端部と新
しい巻取紙Pの先端部とが紙継ぎ用粘着層a及び両面粘
着テープt″により貼着接続され、タブTが切断用切目
c部分で切断されると共に、両面粘着テープt″が巻取
紙P外表面から引き剥がされる。このとき、両面粘着テ
ープt″は、巻取紙Pの先端部からの突出量が極僅かで
ある為、巻取紙P外表面から簡単に引き剥がされる。そ
の結果、新しい巻取紙Pの先端部は輪転機側へ繰り出し
可能となる。
【0044】上記実施例に於いては、図20に示す先端
部処理装置1を用いて巻取紙Pの先端部を図21若しく
は図22に示す形態に成形するようにしたが、図3に示
す先端部処理装置1を用いて巻取紙Pの先端部を図21
若しくは図22に示す形態に成形することもできる。こ
の場合、片面粘着テープt′の繰り出しや第1カッター
刃47aの作動等は停止させる。
【0045】
【発明の効果】本発明の請求項1の巻取紙の先端部処理
装置は、巻取紙の略V字形の先端部に片面粘着テープを
突出状態で貼着し、巻取紙の先端部に片面粘着テープを
貼着した部分を切り離す為の切断用切目を形成して該先
端部に切り離し可能なタブを一体的に形成するようにし
ている。その結果、従来のように比較的高価な専用のタ
ブを必要とすることもなく、処理コストの大幅な低減を
図れる。又、タブの紙質と巻取紙の紙質とが常に同一に
なる為、従来のようにタブと巻取紙の紙質が異なる為に
巻取紙の紙継ぎ時にタブが切断されずに巻取紙の先端部
側が切断されてしまうと云うこともなく、巻取紙の紙継
ぎにはタブが確実に切断されることになる。延いては、
巻取紙やタブの紙質に関係なく、輪転機の給紙部に於け
る巻取紙の紙継ぎを良好且つ確実に行える。更に、先端
部処理装置は、巻取紙の先端部に貼着した片面粘着テー
プよりも内方側部分に両面粘着テープを貼着している
為、紙継ぎ時には両面粘着テープによって巻取紙先端が
走行中の巻取紙の終端部に確実に貼着されることにな
る。その結果、巻取紙の紙継ぎ時にはタブが確実に切断
されることになり、輪転機の給紙部に於ける巻取紙の紙
継ぎをより一層確実且つ良好に行える。然も、巻取紙の
先端部に複数の切断用切目を形成するようにしている
為、タブの切断をより一層確実に行える。加えて、テー
プホルダーで片面粘着テープ及び両面粘着テープを同時
に吸着保持し、これらを巻取紙の先端部へ同時に貼着す
るようにしている為、各粘着テープの貼着を迅速に行
え、紙継ぎ用前処理の作業能率の大幅な向上を図り得
る。
【0046】本発明の請求項4の巻取紙の先端部処理装
置は、上記効果に加えて更に次のような効果を奏し得
る。即ち、巻取紙の略V字形の先端部に両面粘着テープ
のみを貼着するようにしている為、片面粘着テープやこ
れを一定の長さに切断する機構等が不要になり、装置自
体の構造の簡略化等を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の巻取紙の先端部処理装置を設けた自動
紙継ぎ用前処理装置の概略側面図である。
【図2】自動紙継ぎ用前処理装置の概略平面図である。
【図3】本発明の巻取紙の先端部処理装置の概略斜視図
である。
【図4】巻取紙の先端部処理装置の概略正面図である。
【図5】巻取紙の先端部処理装置の概略平面図である。
【図6】先端部処理装置のテープ供給装置及びテープ貼
着装置の概略側面図である。
【図7】テープホルダーを示し、(A)はテープホルダ
ーの概略平面図、(B)はテープホルダーの概略正面図
である。
【図8】テーブル上に繰り出された巻取紙を切断して紙
継ぎ用粘着層を形成した状態の概略斜視図である。
【図9】テープ引出し機構により片面粘着テープ及び両
面粘着テープを各テープリールから引き出す状態の概略
斜視図である。
【図10】テープ引出し機構により片面粘着テープ及び
両面粘着テープを各テープリールから引き出した状態の
概略斜視図である。
【図11】引き出した片面粘着テープ及び両面粘着テー
プをテープ用カッター機構により切断した状態の概略斜
視図である。
【図12】一定の長さに切断した片面粘着テープ及び両
面粘着テープをテープホルダーで吸着保持する状態の概
略斜視図である。
【図13】吸着保持した片面粘着テープ及び両面粘着テ
ープをテープホルダーで巻取紙の先端部上面に貼着する
状態の概略斜視図である。
【図14】巻取紙の先端部にタブ形成装置のカッター刃
を当接させた状態の概略斜視図である。
【図15】巻取紙の先端部にタブ形成装置のカッター刃
により切断用切目を形成した状態の概略斜視図である。
【図16】先端部に切り離し可能なタブを一体的に形成
した巻取紙先端部の部分平面図である。
【図17】巻取紙の先端部がタブ部分で切り離された状
態の巻取紙の斜視図である。
【図18】図3の先端部処理装置を用いて先端部に切り
離し可能なタブを一体的に形成した巻取紙先端部の部分
平面図である。
【図19】同じく図3の先端部処理装置を用いて先端部
に切り離し可能なタブを一体的に形成した巻取紙先端部
の部分平面図である。
【図20】本発明の他の実施例に係る巻取紙の先端部処
理装置の概略斜視図である。
【図21】図20の先端部処理装置を用いて先端部に切
り離し可能なタブを一体的に形成した巻取紙先端部の部
分平面図である。
【図22】同じく図20の先端部処理装置を用いて先端
部に切り離し可能なタブを一体的に形成した巻取紙先端
部の部分平面図である。
【図23】T字形のタブを用いて巻取紙の先端部に紙継
ぎ用前処理を施した状態の斜視図である。
【図24】輪転機に於ける給紙部の概略説明図である。
【図25】従来のタブの平面図である。
【符号の説明】
1は先端部処理装置、4はテーブル、7はテープ供給装
置、8はテープ貼着装置、9はタブ形成装置、13はテ
ープ引出し機構、14はテープ用カッター機構、18,
19はテープホルダー、38はホルダー用駆動機構、3
9はテープホルダー、46はカッター刃用駆動機構、4
7はカッター刃、47aは第1カッター刃、47bは第
2カッター刃、Pは巻取紙、Tはタブ、t′は片面粘着
テープ、t″は両面粘着テープ、b,cは切断用切目。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定長さの片面粘着テープ(t′)及び
    両面粘着テープ(t″)を夫々供給するテープ供給装置
    (7)と、前記各粘着テープ(t′),(t″)を受け
    取ってこれらをテーブル(4)上に繰り出されている巻
    取紙(P)の略V字形の先端部表面に貼着するテープ貼
    着装置(8)と、巻取紙(P)の先端部に片面粘着テー
    プ(t′)を貼着した部分を切り離す為の切断用切目
    (b),(c)を形成して該先端部に切り離し可能なタ
    ブ(T)を一体形成するタブ形成装置(9)とを具備し
    て成り、前記テープ供給装置(7)を、第1テープリー
    ル(18)に回転自在に支持され、片面に粘着層を有す
    るリール状の片面粘着テープ(t′)と、第2テープリ
    ール(19)に回転自在に支持され、粘着層の表面側に
    保護紙を貼り合わせたリール状の両面粘着テープ
    (t″)と、各粘着テープ(t′),(t″)の先端を
    夫々掴んで各テープリール(18),(19)から一定
    長さ引き出すテープ引出し機構(13)と、引き出され
    た各粘着テープ(t′),(t″)を一定長さに切断す
    るテープ用カッター機構(14)とから構成し、又、前
    記テープ貼着装置(8)を、テープ供給装置(7)から
    供給された各粘着テープ(t′),(t″)を吸着保持
    し、片面粘着テープ(t′)を巻取紙(P)の略V字形
    の先端部表面に突出状態で貼着すると共に、両面粘着テ
    ープ(t″)を片面粘着テープ(t′)よりも内方側の
    先端部表面に貼着する前後動、左右動並びに昇降動可能
    なテープホルダー(39)と、テープホルダー(39)
    を前後動、左右動並びに昇降動させるホルダー用駆動機
    構(38)とから構成し、更に、前記タブ形成装置
    (9)を、巻取紙(P)の略V字形の先端部に片面粘着
    テープ(t′)を貼着した部分を切り離す為の切断用切
    目(b),(c)を形成するカッター刃(47)と、カ
    ッター刃(47)を駆動するカッター刃用駆動機構(4
    6)とから構成したことを特徴とする巻取紙の先端部処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記テープホルダー(39)を、片面粘
    着テープ(t′)及び両面粘着テープ(t″)の両方を
    同時に吸着保持し、これらを巻取紙(P)の略V字形の
    先端部表面へ同時に貼着できる大きさとしたことを特徴
    とする請求項1に記載の巻取紙の先端部処理装置。
  3. 【請求項3】 前記カッター刃(47)を、巻取紙
    (P)の先端部分で且つ片面粘着テープ(t′)と両面
    粘着テープ(t″)との間に切断用切目(b)を形成す
    る第1カッター刃(47a)と、巻取紙(P)の先端部
    分で且つ両面粘着テープ(t″)と巻取紙(P)先端部
    の傾斜辺との間に切断用切目(c)を形成する第2カッ
    ター刃(47b)とから構成したことを特徴とする請求
    項1に記載の巻取紙の先端部処理装置。
  4. 【請求項4】 一定長さの両面粘着テープ(t″)を供
    給するテープ供給装置(7)と、前記両面粘着テープ
    (t″)を受け取ってこれをテーブル(4)上に繰り出
    されている巻取紙(P)の略V字形の先端部表面に貼着
    するテープ貼着装置(8)と、巻取紙(P)の先端部に
    その一部分を切り離す為の切断用切目(c)を形成して
    該先端部に切り離し可能なタブ(T)を一体形成するタ
    ブ形成装置(9)とを具備して成り、前記テープ供給装
    置(7)を、第2テープリール(19)に回転自在に支
    持され、粘着層の表面側に保護紙を貼り合わせたリール
    状の両面粘着テープ(t″)と、両面粘着テープ
    (t″)の先端を掴んで第2テープリール(19)から
    一定長さ引き出すテープ引出し機構(13)と、引き出
    された両面粘着テープ(t″)を一定長さに切断するテ
    ープ用カッター機構(14)とから構成し、又、前記テ
    ープ貼着装置(8)を、テープ供給装置(7)から供給
    された両面粘着テープ(t″)を吸着保持し、両面粘着
    テープ(t″)を巻取紙(P)の略V字形の先端部表面
    に突出状態で貼着する前後動、左右動並びに昇降動可能
    なテープホルダー(39)と、テープホルダー(39)
    を前後動、左右動並びに昇降動させるホルダー用駆動機
    構(38)とから構成し、更に、前記タブ形成装置
    (9)を、巻取紙(P)の略V字形の先端部にその一部
    分を切り離す為の切断用切目(c)を形成するカッター
    刃(47)と、カッター刃(47)を駆動するカッター
    刃用駆動機構(46)とから構成したことを特徴とする
    巻取紙の先端部処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106966220A (zh) * 2016-11-25 2017-07-21 北华航天工业学院 一种自动裁剪工业双面胶带装置

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