JPH07315512A - 自動倉庫におけるピッキング方法及び設備 - Google Patents

自動倉庫におけるピッキング方法及び設備

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JPH07315512A
JPH07315512A JP11686294A JP11686294A JPH07315512A JP H07315512 A JPH07315512 A JP H07315512A JP 11686294 A JP11686294 A JP 11686294A JP 11686294 A JP11686294 A JP 11686294A JP H07315512 A JPH07315512 A JP H07315512A
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JP
Japan
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picking
rack
station
loading
pallet
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JP11686294A
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Katsuichi Yoshida
勝一 吉田
Toru Hasegawa
透 長谷川
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Toyo Kanetsu KK
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Toyo Kanetsu KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物品のピッキングのためだけに格納棚等を別
個に設けることなく、ピッキングを効率良く行う。 【構成】 ピッキングステーション31がラック用入出
庫ステーション30毎に設けられるとともに、各ピッキ
ングステーション31には、ピッキングのための物品1
0に関する各種情報を表示する表示器32が設けられ
る。制御装置は、ピッキングする物品10が載置された
パレット11を、ラック20の収納棚21からスタッカ
ークレーン40によってラック用入出庫ステーション3
0に搬送させるとともに、ラック用入出庫ステーション
30から搬送コンベヤによってピッキングステーション
31に搬送させ、更にピッキングステーション31にお
いて、物品10をピッキングするための各種情報を表示
器32に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動倉庫において、パ
レットに載置された物品を効率よくピッキングするため
のピッキング方法及びその設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来ピッキング設備として、図4に示す
ように、所要の荷60を載置されたパレット61を、ス
タッカークレーン等の出し入れ装置62,63によっ
て、所定の棚64,65からピッキング作業部66に搬
出させ、ピッキング作業部66においてオーダーに応じ
たピッキング作業を行うものがある(特開平4−897
01号公報参照)。規定数の荷60を載置されたパレッ
ト61は、コンベヤ装置(図示しない)を上下複数段
に、かつ、左右複数列に配設して構成されたコンベヤ棚
64に格納される。載置された荷60がピッキングによ
って端数となったパレット61は、入庫側出し入れ装置
62を挟んでコンベヤ棚64と反対側に設けられた格納
棚65に格納される。コンベヤ棚64へのパレット61
の入庫と、格納棚65へのパレット61の入出庫は、入
庫側出し入れ装置62によって行われ、コンベヤ棚64
からのパレット61の出庫は、出庫側出し入れ装置63
によって行われる。
【0003】このようなピッキング設備においては、端
数の荷60をオーダーに応じてピッキングする際、所要
の荷60を載置されたパレット61が、格納棚65から
入庫側出し入れ装置62によってピッキング作業部66
に搬出され、ピッキング作業部66においてピッキング
が行われる。所要の荷60をピッキングされたパレット
61は、再び入庫側出し入れ装置62によって元の格納
棚65に格納される。また、オーダーに応じた荷60が
格納棚65にない場合には、オーダーに応じた荷60を
載置されたパレット61が、コンベヤ棚64から出庫側
出し入れ装置63によって出庫され、出庫装置67によ
ってピッキング作業部66に搬送される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のピッキ
ング設備では、端数の荷60をオーダーに応じてピッキ
ングする際、所要の荷60を載置されたパレット61
が、コンベヤ棚64とは別個に設けられた格納棚65か
らピッキング作業部66に搬出されるため、迅速にオー
ダーピッキングを行うことができる。しかし、コンベヤ
棚64とは別個に格納棚65を設ける必要がある。すな
わちピッキングのためだけに格納棚65を設ける必要が
あり、そのためのスペースを確保しなければならないと
いう問題があった。またオーダーに応じた荷60を載置
されたパレット61は、格納棚65から入庫側出し入れ
装置62によって、又はコンベヤ棚64から出庫側出し
入れ装置63によって、ピッキング作業部66一ヵ所に
集められることから、ピッキング作業部66に投入可能
な作業者数が限られるため、ピッキング量に合わせて増
減可能な作業者数の増減幅が極めて小さく、ピッキング
を効率良く行うことができないという問題があった。更
にコンベヤ棚64へのパレット61の入庫と、格納棚6
5へのパレット61の入出庫は、入庫側出し入れ装置6
2によって行われ、コンベヤ棚64からのパレット61
の出庫は、出庫側出し入れ装置63によって行われるた
め、出し入れ装置62,63の稼働率、特に出庫側出し
入れ装置63の稼働率が低いという問題があった。
【0005】本発明は、物品のピッキングのためだけに
格納棚等を別個に設けることなく、ピッキングを効率良
く行うことができる自動倉庫におけるピッキング方法及
びその設備を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、ピ
ッキングする物品が載置されたパレットを、ラックの収
納棚からスタッカークレーンによってラック用入出庫ス
テーションに搬出させるとともに、ラック用入出庫ステ
ーションから搬送手段によってピッキングステーション
に搬送させ、更にピッキングステーションにおいて、表
示手段に表示された情報に基づいて所要の物品をピッキ
ングさせた後、物品が残ったパレットを、ピッキングス
テーションから搬送手段によってラック用入出庫ステー
ションに搬送させるとともに、ラック用入出庫ステーシ
ョンからスタッカークレーンによってラックの元の収納
棚に搬入させることにより達成される。
【0007】本発明の上記目的は、パレットに載置され
た物品を収納可能な多数の収納棚を有する複数のラック
と、前記各ラックに対応して設けられたラック用入出庫
ステーションと、パレットをラック用入出庫ステーショ
ンからラックの収納棚に搬入させ、又はラックの収納棚
からラック用入出庫ステーションに搬出させるスタッカ
ークレーンと、前記各ラック用入出庫ステーション毎に
設けられたピッキングステーションと、前記ラック用入
出庫ステーションとピッキングステーションの間にそれ
ぞれ設けられ、パレットをラック用入出庫ステーション
とピッキングステーションの間で搬送させる搬送手段
と、前記ピッキングステーションにそれぞれ設けられ、
物品をピッキングするための情報を表示する表示手段
と、前記スタッカークレーン、搬送手段及び表示手段を
制御する制御手段とを備えたことにより達成される。
【0008】
【作用】本発明に係る自動倉庫におけるピッキング方法
においては、ピッキングする物品が載置されたパレット
を、ラックの収納棚からスタッカークレーンによってラ
ック用入出庫ステーションに搬出させるとともに、ラッ
ク用入出庫ステーションから搬送手段によってピッキン
グステーションに搬送させ、更にピッキングステーショ
ンにおいて、表示手段に表示された情報に基づいて所要
の物品をピッキングさせる。ピッキング後、物品が残っ
たパレットを、ピッキングステーションから搬送手段に
よってラック用入出庫ステーションに搬送させるととも
に、ラック用入出庫ステーションからスタッカークレー
ンによってラックの元の収納棚に搬入させる。
【0009】本発明に係る自動倉庫におけるピッキング
設備において、制御手段は、ピッキングする物品が載置
されたパレットを、ラックの収納棚からスタッカークレ
ーンによってラック用入出庫ステーションに搬出させる
とともに、ラック用入出庫ステーションから搬送手段に
よってピッキングステーションに搬送させ、更にピッキ
ングステーションにおいては、物品をピッキングするた
めの情報を表示手段に表示させ、またピッキング後にお
いては、物品が残ったパレットを、ピッキングステーシ
ョンから搬送手段によってラック用入出庫ステーション
に搬送させるとともに、ラック用入出庫ステーションか
らスタッカークレーンによってラックの元の収納棚に搬
入させる。
【0010】
【実施例】以下図示実施例により、本発明を説明する。
図1及び図2は、本発明の一実施例である自動倉庫にお
けるピッキング設備を示す図であり、図1は倉庫二階の
平面図、図2は図1のA矢視図である。これらの図にお
いて、ピッキングする物品10が載置されたパレット1
1は、ラック20の収納棚21からスタッカークレーン
40によってラック用入出庫ステーション30に搬送さ
れるとともに、ラック用入出庫ステーション30から搬
送コンベヤ(図示しない)によってピッキングステーシ
ョン31に搬送される。ラック用入出庫ステーション3
0は、倉庫内の各ラック20から実パレット11を出庫
するため、及びピッキング後の実パレット11を各ラッ
ク20に入庫するためのステーションである。ピッキン
グステーション31においては、作業者が、表示器32
の表示に基づいて所要の物品10をピッキングする。
【0011】ラック20は、スタッカークレーン40の
走行経路となる複数(本実施例では6本)のレール15
のそれぞれ両側(図1中上下側)に、レール15に沿っ
て複数列(本実施例ではレール15両側に一対ずつ六
対、計12列)に設けられる。各ラック20にはそれぞ
れ、物品10を収納可能な収納棚21が、レール15に
沿う方向に多数、かつ、図2に示すように、倉庫の一階
と二階の間に渡って上下方向に多段に設けられる。すな
わち図1中一番上及び上から二番目のレール15両側の
ラック20には、収納棚21がレール15に沿う方向に
18個設けられており、上から三番目のレール15両側
のラック20には17個、上から四番目のレール15両
側のラック20には16個、上から五番目のレール15
両側のラック20には15個、上から六番目のレール1
5両側のラック20には13個、それぞれレール15に
沿う方向に設けられる。
【0012】ラック用入出庫ステーション30及びピッ
キングステーション31は、倉庫二階に設けられる。ラ
ック用入出庫ステーション30は、レール15両側の各
対のラック20の図1中上側のラック20左端部近傍
に、ラック20の各対毎に1個ずつ、計6個設けられ
る。各ラック用入出庫ステーション30には、各対のラ
ック20の収納棚21からスタッカークレーン40によ
って物品10が搬出され、また各ラック用入出庫ステー
ション30から、各対のラック20の収納棚21にスタ
ッカークレーン40によって物品10が搬入される。ピ
ッキングステーション31は、各ラック用入出庫ステー
ション30毎に、各ラック用入出庫ステーション30の
下流側(図中左側)に設けられる。ピッキングステーシ
ョン31にはそれぞれ、CRT等からなる表示器32が
設けられており、ピッキングのための物品10の各種情
報(アイテム名、物品数及び残数等)が、制御装置50
によって表示される。ラック用入出庫ステーション30
とピッキングステーション31の間にはそれぞれ、ロー
ラコンベヤ等からなる搬送コンベヤが設けられており、
制御装置50による制御に基づいて、パレット11をラ
ック用入出庫ステーション30とピッキングステーショ
ン31の間で搬送させる。すなわち搬送コンベヤは、ピ
ッキングする所要の物品10が載置されたパレット11
を、ラック用入出庫ステーション30からピッキングス
テーション31に搬送させるとともに、ピッキングを終
えたパレット11を、ピッキングステーション31から
ラック用入出庫ステーション30に搬送させる。
【0013】スタッカークレーン40は、対向する各対
のラック20間にそれぞれ1機ずつ、計6機設けられて
おり、制御装置50(図2)による制御に基づいて動作
される。各スタッカークレーン40においては、図2に
示すように、レール15に沿って走行可能なクレーン本
体41に、昇降台42が昇降自在に設けられており、昇
降台42には、複数のフォーク(図示しない)が、各ラ
ック20側に水平に進退自在に設けられる。各スタッカ
ークレーン40は、クレーン本体41を走行させるとと
もに、昇降台42を昇降させることにより、フォークを
ラック20の所定の収納棚21(図1)近傍まで移動さ
せ、フォークのラック20側への進退によって、ラック
20の収納棚21又はラック用入出庫ステーション30
へのパレット11の搬入又は搬出と、倉庫一階に設けら
れた倉庫用入出庫ステーション12へのパレット11の
搬出を行う。倉庫用入出庫ステーション12は、倉庫内
へ実パレット11を入庫するため、及び倉庫から空パレ
ット11を出庫するためのステーションである。なおス
タッカークレーン40の走行経路の図1中左端側には、
安全柵13(図1)が設けられる。
【0014】制御装置50は、スタッカークレーン40
及び搬送コンベヤの動作を制御するとともに、各ピッキ
ングステーション31に設けられた表示器32に、ピッ
キングのための物品10の各種情報を表示させる。すな
わち制御装置50は、ピッキングする物品10が載置さ
れたパレット11を、スタッカークレーン40によって
ラック20の収納棚21からラック用入出庫ステーショ
ン30に搬出させるとともに、搬送コンベヤによって入
出庫コンベヤからピッキングステーション31に搬送さ
せる。またピッキング後、パレット11を搬送コンベヤ
によってピッキングステーション31からラック用入出
庫ステーション30に搬送させるとともに、物品10が
残ったパレット11をスタッカークレーン40によって
ラック用入出庫ステーション30からラック20の元の
収納棚21に再入庫させ、かつ、物品10が残っていな
いパレット11をスタッカークレーン40によってラッ
ク用入出庫ステーション30から倉庫用入出庫ステーシ
ョン12に搬出させる。
【0015】本実施例の作用を説明する。物品10をピ
ッキングする際、制御装置50は、ピッキングする物品
10が載置されたパレット11を、スタッカークレーン
40によってラック20の収納棚21からラック用入出
庫ステーション30に搬出させるとともに、搬送コンベ
ヤによってラック用入出庫ステーション30からピッキ
ングステーション31に搬送させる。すなわち例えば、
図1中上から4列目のラック20の収納棚21に収納さ
れているパレット11は、図1中上から2番目のスタッ
カークレーン40によって図1中上から2番目のラック
用入出庫ステーション30に搬出され、図1中上から2
番目の搬送コンベヤによって図1中上から2番目のピッ
キングステーション31に搬送される。各ピッキングス
テーション31において、作業者は、制御装置50によ
って表示器32に表示されるピッキングのための物品1
0の各種情報に基づいて、迅速かつ正確なピッキングを
行う。ピッキングされた物品10は、搬送コンベヤ16
によって二次ピッキングを行う下流側設備14(図1)
に搬送される。
【0016】ピッキングステーション31において、パ
レット11上の一部の物品10のみがピッキングされた
場合、制御装置50は、物品10が残っているパレット
11を、搬送コンベヤによってピッキングステーション
31からラック用入出庫ステーション30に搬送させる
とともに、スタッカークレーン40によってラック用入
出庫ステーション30からラック20の元の収納棚21
に搬入させる。またパレット11上のすべての物品10
がピッキングされた場合、制御装置50は、空となった
パレット11を、搬送コンベヤによってピッキングステ
ーション31からラック用入出庫ステーション30に搬
送させるとともに、スタッカークレーン40によってラ
ック用入出庫ステーション30から倉庫用入出庫ステー
ション12に搬出させ、倉庫用入出庫ステーション12
からフォークリフトなどの搬送手段によって空パレット
マガジン等に搬送させる。
【0017】図3は、上述したピッキング設備の制御装
置50(図2)によるピッキング制御のフローチャート
である。以下、図1を参照しつつ、フローチャートに沿
ってピッキング方法を説明する。ステップS1におい
て、ピッキングする物品10が載置されたパレット11
が、ラック20の収納棚21からスタッカークレーン4
0によって搬出され、ステップS2においてラック用入
出庫ステーション30に搬入される。ステップS3にお
いて、パレット11はラック用入出庫ステーション30
から搬送コンベヤによってピッキングステーション31
に搬送される。ピッキングステーション31において
は、表示器32に表示された各種情報に基づいて所要の
物品10をピッキングする(ステップS4)。
【0018】ピッキング終了後、ステップS5において
パレット11上に物品10が残ったか否かが判断され、
パレット11上に物品10が残っている場合には、ステ
ップS6に進み、パレット11は、ピッキングステーシ
ョン31から搬送コンベヤによってラック用入出庫ステ
ーション30に搬送されるとともに、ステップS7にお
いて、ラック用入出庫ステーション30からスタッカー
クレーン40によってラック20の元の収納棚21に搬
入される。一方パレット11上に物品10が残っていな
い場合には、ステップS8に進み、パレット11は、ピ
ッキングステーション31から搬送コンベヤによってラ
ック用入出庫ステーション30に搬送されるとともに、
ステップS9において、ラック用入出庫ステーション3
0からスタッカークレーン40によって倉庫用入出庫ス
テーション12(図2)に搬出される。倉庫用入出庫ス
テーション12に搬出されたパレット11は、ステップ
S10において、フォークリフトなどの搬送手段によっ
て空パレットマガジン等に搬送される。
【0019】以上のように上記実施例によれば、ピッキ
ングステーション31がラック用入出庫ステーション3
0毎に設けられるとともに、各ピッキングステーション
31には、ピッキングのための物品10に関する各種情
報を表示する表示器32が設けられており、制御装置5
0は、ピッキングする物品10が載置されたパレット1
1を、ラック20の収納棚21からスタッカークレーン
40によってラック用入出庫ステーション30に搬送さ
せるとともに、ラック用入出庫ステーション30から搬
送コンベヤによってピッキングステーション31に搬送
させ、更にピッキングステーション31において、物品
10をピッキングするための各種情報を表示器32に表
示させるので、ピッキングのためだけに格納棚等を別個
に設ける必要がない上、各ピッキングステーション31
における作業者数を、ピッキングする物品10の量に応
じて増減させることができる。更に出荷指示票等を必要
とすることなく、ペーパーレスの迅速かつ正確なピッキ
ングが可能である。これにより、極めて効率の高いピッ
キングを行うことができる。
【0020】またラック20の収納棚21と入出庫コン
ベヤ間のパレット11の搬入又は搬出と、入出庫コンベ
ヤから出庫コンベヤへの空パレット11の搬出が、いず
れもスタッカークレーン40によって行われるので、作
業者の手による作業が少なく、作業者の移動量も極めて
少なくすることができ、しかもスタッカークレーン40
の高い稼働率を確保することができる。これにより、物
品10の入出庫を効率良く行うことができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明に係るピッキング方
法によれば、ピッキングする物品が載置されたパレット
を、ラックの収納棚からスタッカークレーンによってラ
ック用入出庫ステーションに搬出させるとともに、ラッ
ク用入出庫ステーションから搬送手段によってピッキン
グステーションに搬送させ、更にピッキングステーショ
ンにおいて、表示手段に表示された情報に基づいて所要
の物品をピッキングさせた後、物品が残ったパレット
を、ピッキングステーションから搬送手段によってラッ
ク用入出庫ステーションに搬送させるとともに、ラック
用入出庫ステーションからスタッカークレーンによって
ラックの元の収納棚に搬入させるので、物品のピッキン
グのためだけに格納棚等を別個に設けることなく、ピッ
キングを効率良く行うことができる。更に本発明に係る
ピッキング設備によれば、ピッキングステーションが各
ラック用入出庫ステーション毎に設けられるとともに、
ピッキングステーションにはそれぞれ、物品をピッキン
グするための情報を表示する表示手段が設けられてお
り、制御手段は、ピッキングする物品が載置されたパレ
ットを、ラックの収納棚からスタッカークレーンによっ
てラック用入出庫ステーションに搬出させるとともに、
ラック用入出庫ステーションから搬送手段によってピッ
キングステーションに搬送させ、更にピッキングステー
ションにおいては、物品をピッキングするための情報を
表示手段に表示させるので、物品のピッキングのためだ
けに格納棚等を別個に設ける必要がない上、各ピッキン
グステーションにおけるピッキングを正確かつ迅速に行
わせることができるとともに、ピッキングに従事する作
業者数を、ピッキングする物品量に応じてピッキングス
テーション毎に適切に増減させることができ、ピッキン
グを効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である自動倉庫におけるピッ
キング設備を示す倉庫二階の平面図である。
【図2】図1のピッキング設備のA矢視図である。
【図3】図1のピッキング設備におけるピッキング制御
のフローチャートである。
【図4】従来のピッキング設備を示す平面図である。
【符号の説明】
10 物品 11 パレット 20 ラック 21 収納棚 30 ラック用入出庫ステーション 31 ピッキングステーション 32 表示手段(表示器) 40 スタッカークレーン 50 制御手段(制御装置)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピッキングする物品(10)が載置され
    たパレット(11)を、ラック(20)の収納棚(2
    1)からスタッカークレーン(40)によってラック用
    入出庫ステーション(30)に搬出させるとともに、ラ
    ック用入出庫ステーション(30)から搬送手段によっ
    てピッキングステーション(31)に搬送させ、更にピ
    ッキングステーション(31)において、表示手段(3
    2)に表示された情報に基づいて所要の物品(10)を
    ピッキングさせた後、物品(10)が残ったパレット
    (11)を、ピッキングステーション(31)から搬送
    手段によってラック用入出庫ステーション(30)に搬
    送させるとともに、ラック用入出庫ステーション(3
    0)からスタッカークレーン(40)によってラック
    (20)の元の収納棚(21)に搬入させることを特徴
    とする自動倉庫におけるピッキング方法。
  2. 【請求項2】 パレット(11)に載置された物品(1
    0)を収納可能な多数の収納棚(21)を有する複数の
    ラック(20)と、 前記各ラック(20)に対応して設けられたラック用入
    出庫ステーション(30)と、 パレット(11)をラック用入出庫ステーション(3
    0)からラック(20)の収納棚(21)に搬入させ、
    又はラック(20)の収納棚(21)からラック用入出
    庫ステーション(30)に搬出させるスタッカークレー
    ン(40)と、 前記各ラック用入出庫ステーション(30)毎に設けら
    れたピッキングステーション(31)と、 前記ラック用入出庫ステーション(30)とピッキング
    ステーション(31)の間にそれぞれ設けられ、パレッ
    ト(11)をラック用入出庫ステーション(30)とピ
    ッキングステーション(31)の間で搬送させる搬送手
    段と、 前記ピッキングステーション(31)にそれぞれ設けら
    れ、物品(10)をピッキングするための情報を表示す
    る表示手段(32)と、 前記スタッカークレーン(40)、搬送手段及び表示手
    段(32)を制御する制御手段(50)とを備えたこと
    を特徴とする自動倉庫におけるピッキング設備。
JP11686294A 1994-05-30 1994-05-30 自動倉庫におけるピッキング方法及び設備 Withdrawn JPH07315512A (ja)

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KR20070076369A (ko) * 2006-01-16 2007-07-24 무라타 기카이 가부시키가이샤 반송 시스템
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