JPH07315376A - 組立自在箱 - Google Patents

組立自在箱

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JPH07315376A
JPH07315376A JP6132586A JP13258694A JPH07315376A JP H07315376 A JPH07315376 A JP H07315376A JP 6132586 A JP6132586 A JP 6132586A JP 13258694 A JP13258694 A JP 13258694A JP H07315376 A JPH07315376 A JP H07315376A
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JP6132586A
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Kazuo Ishizuki
一夫 石附
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Meiji Rubber and Chemical Co Ltd
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Meiji Rubber and Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立及び展開が容易であり、展開した場合に
は側板の自重で自然に水平状態となり、上下両面には突
起や段差がなく同一な水平面となる。 【構成】 方形状の底板と、この底板の4辺に連設する
側板と、側板の1つに連設する蓋板と、これらの各板を
ヒンジ部を介して展開自在に連設してなる組立自在箱に
おいて、前記ヒンジ部を平行な溝によるダブルヒンジと
板バネにより形成したことを特徴とする。前記ダブルヒ
ンジの平行な溝の間に形成される突起を断面台形状とな
し、板バネを断面逆U字状とすることが好ましい。相隣
る側板の結合側には側板を起立させたとき両側板を結合
させる係合片または係合突部を突設することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、展開状態から簡単に
組み立てられ、また簡単に展開することができる組立自
在箱に係り、詳しくは方形状の底板の各側縁にヒンジ部
を介して側板を連設し、さらに側板の1つにヒンジ部を
介して蓋板を連設してなる組立自在箱に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、清涼飲料、ジュース、ビール等の
容器には缶、壜が多く使われており、これら缶飲料、壜
飲料を梱包する容器としては一般にダンボール箱が使用
されている。ダンボール箱は、飲料会社の自動梱包ライ
ンにおいて缶を梱包する前までは水平状態に展開されて
おり、梱包するときに箱状に組み立てることができるた
めに運搬効率、保管効率がよい。特に、ルートセールス
においては大量に使用されるために、缶を取り出した空
箱状態において送り返されるときは、一度に多量の輸送
が可能なように展開状態にできることが望ましく、この
点からもダンボール箱が広く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ダンボ
ール箱は使い捨てであって反復して使用することができ
ない。従って、ダンボール箱は、近年提起されている省
資源の点から問題があるとともに、全て糊付けされてい
るために開封や使用後の折り畳みに手間がかかるという
問題がある。さらに、ダンボールであるから耐水性が悪
い。そこで、ダンボール箱に代えて組み立てたり展開し
たりすることにより反復使用可能な合成樹脂製の組立自
在箱が提案されている。このような展開及び組み立て自
在な箱としては種々の構造のものが提案されているが、
その1つに底板、側板、蓋板をそれぞれヒンジ部を介し
て連設してなるものがある。このような組立箱の例とし
て、例えば、特開昭63−162458号公報及び特開
平3−87635号公報に記載の箱がある。
【0004】前記公報記載の組立自在箱は、方形状の底
板とこの底板の4辺に側板をヒンジ部を介して連設し、
さらに、側板の1つに蓋板を同じくヒンジ部を介して連
設してなり、ヒンジ部がV字溝状の対向する傾斜面のほ
ぼ中央部に、組み立てた際に互いに係合する凸状と凹状
とを備えたものである。そして、展開状態においては段
差がなく平担な面を有する1枚の板状にすることができ
る。しかしながら、前記組立自在箱は、気密性を良好に
保ち保冷性、保温性を向上させるために発泡熱可塑性樹
脂により形成されているから、組み立てる際に各側板同
士を係合する構造とはなっていない。即ち各側板の先端
部に設けた嵌合突片を蓋板の裏面に設けた嵌合溝に嵌合
することによってのみ組立状態が維持できるようになっ
ている。
【0005】このような蓋板のみによる嵌合では、缶飲
料のような重量物を梱包する箱であり、また、運搬の際
に斜めにしたり片手で持ち運ぶ等の取り扱いに対しては
確実に組立状態を保持することはできない。また、底板
と側板及び側板と蓋板とはV字溝状のヒンジ部によって
連結されているだけであるから、ヒンジ部を通常の肉厚
にすると箱を展開したときにヒンジ部にクセが残り単に
分解したままの自然な状態では完全な水平状態には展開
されない。ヒンジ部の肉厚を薄くすれば耐久性に問題が
あるとともに、逆に側板の先端部が垂れた状態となり完
全な水平状態を保持することはできない。このように、
水平な展開状態にならない組立箱では、飲料会社におけ
る従来のダンボール箱用の自動梱包ラインには使用する
ことができない。
【0006】
【発明の目的】この発明はかかる現況に鑑みてなされた
もので、その目的は組立及び展開が容易であり、展開し
た場合には側板自重で自然に水平状態となり、展開した
ときには上下両面には突起や段差がなく同一な水平面で
あり、また、従来のダンボール箱用自動梱包ラインに対
応することができる組立箱を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために次のような構成とした。即ち、この発明
は、方形状の底板と、この底板の4辺に連設する側板
と、側板の1つに連設する蓋板と、これらの各板をヒン
ジ部を介して展開自在に連設してなる組立自在箱におい
て、前記ヒンジ部を平行な溝によるダブルヒンジと板バ
ネにより形成したことを特徴とする。前記ダブルヒンジ
の平行な溝の間に形成される突起を断面台形状となし、
板バネを断面逆U字状とすることが好ましい。前記ダブ
ルヒンジの溝の傾斜角度の合計が90度になるように形
成することが好ましい。また、相隣る側板の結合側には
側板を起立させたとき両側板を結合させる係合片または
係合突部を突設すればよい。前記係合片は組み立てたと
き外側面となる面を切り欠くとともに、係合突部は組み
立てたとき外側面となる面に前記係合片を係止させる切
欠部を設ければよい。蓋板には嵌合溝と嵌入孔を形成
し、蓋板を連設する側板以外の側板の上部に前記嵌合溝
に嵌合する嵌入部を設け、さらに、底板を挟んで蓋板と
は反対側の側板には前記嵌入孔に挿入される係合片を突
設したことを特徴とする。前記嵌入部は組み立てたとき
外側面となる面を切り欠いて形成し、嵌入孔には段部を
設けて嵌入孔に挿入する係合片を係止させればよい。
【0008】
【作用】ダブルヒンジは折曲を容易にするとともに、応
力の分散を図り耐久性を向上させる。また、板バネは組
立状態を解除し展開したときに各板を押し広げ、完全な
板状を維持するように働く。側板に突設する係合片と係
合突部は側板の延長方向に突設したから、上下両面に突
出する突起がなく展開状態においては完全な板状とする
ことができる。蓋板の反対側にある側板に突設した係合
片を蓋板の嵌入孔に挿入することによって係止させ、さ
らに、蓋板の嵌合溝に側板上部を嵌合させることによっ
て堅牢な組立状態を保持させることができる。
【0009】
【実施例】以下に、図示する実施例に基づいて説明す
る。図1は展開されて分解された状態にあるこの発明の
組立自在箱で、方形状の底板1の長手方向の対向する2
辺に側板3、5が連設されており、他方の短手方向の対
向する2辺には側板7、9が連設されており、前記側板
3にはさらに蓋板10が連設されている。そして、各板
はダブルヒンジ11と板バネ13との組み合わせからな
るヒンジ部15を介して連設されている。組立自在箱を
組み立てるには、まず側板3、5を起立させた後、側板
7、9を起立させて前記側板3、5と係合させて箱状と
なし、最後に蓋板10の週縁に設けた溝に前記側板5、
7及び9の上端部を嵌合させればよい。前記組立自在箱
を形成する合成樹脂としては、成型性、ヒンジ部15の
耐疲労性を考慮するとポリプロピレンが好ましいが、ポ
リエチレン、ポリ塩化ビニル等の樹脂であってもよい。
【0010】次に、上記各構成について詳述する。各板
を連設し折り曲げ自在とする前記ヒンジ部15は、1つ
以上のダブルヒンジ11と1つ以上の板バネ13からな
り、この発明の特徴的な構成の1つである。ダブルヒン
ジ11は、台形状突起17とこの台形状突起17の側面
20を共有するV字状溝19を両側に配設することによ
って形成されている。前記台形状突起17の高さは側板
の肉厚と同じかわずかに低く形成する。また、前記V字
状溝19の側面20、21の角度は、ヒンジ部15を折
り曲げたときに、底板1と各側板5,7及び9が90度
に交差するように設定されており、実施例では側面の角
度は接地面に対してそれぞれ22.5度に形成されてい
る(図2及び図5参照)。
【0011】尚、前記台形状突起17は、先端部に向か
ってつぼまっている形状であれば、三角形状突起、ある
いは半楕円形状突起等に変更することができる。また、
前記V字状溝19の側面20、21の角度も隣接する側
板が90度に交差すれば各側面の角度を任意に変更する
ことができる。さらに、V字状溝19の断面形状も実施
例のように必ずしも水平な底面を有することなく側面2
0と側面21の下端が連続したV字状であってもよく、
その他略U字状溝、半円弧状溝であってもよい。前記ダ
ブルヒンジ11は板バネ13の両側に設けることが好ま
しい。
【0012】前記板バネ13は、組み立てたとき箱の内
側に向かって突出するように、前記突起17と同一方向
に突出し逆U字状に形成され、両端面は開口している
(図3及び図6参照)。従って、板バネ13は、隣接す
る板を互いに水平に保持するように働く。前記板バネ1
3の両下端部は前記ダブルヒンジ11の突起17の下端
部と同じ幅間隔で各板と連結している。板バネ13の両
下端部は水平部を設けることなく直接連結してもよい。
また、板バネ13は、その開口する両端面とダブルヒン
ジ11の突起17との間に一定の間隔を設け、底板1の
長手方向側に沿ってそれぞれ2つずつ、短手方向側にそ
れぞれ1つ形成されている。尚、前記板バネ13の形状
は実施例のような逆U字状のほか、半楕円形状、半円弧
形状の断面形状であってもよい。
【0013】次に、各板の構成について説明する。ま
ず、側板3は長手側端の一方がヒンジ部15を介して底
板1と連設し、他方の対向する側が同じヒンジ部15を
介して蓋板10と連設している。そして、側板3の両側
端には、図1,図8及び図9に示すように、組み立てた
ときそれぞれ側板7、9と係合する係合片23、25が
突設されている。前記係合片23、25は肉厚分だけ切
り欠いて凹部27、29とするとともに、組み立てたと
き外側面となる面を肉厚の約半分切り欠いて薄肉に形成
し、底板1に向かって直角に突出する係合部30、31
を形成することによって構成されている。前記係合部3
0、31の先端側に傾斜面33、35が形成してあり、
後述する側板7、9の係合突部との嵌合に際して、前記
傾斜面33、35を係合突部の縁部に合わせて徐々に弾
性変形させつつ嵌入できるようにしてある。
【0014】次に側板5について説明する。側板5は前
記側板3と対向して底板1にヒンジ部15を介して連設
されており、両側端には側板3と同じ係合片23、25
が突設されており、長手側端には係合片37と嵌入部3
9が設けられている。図9及び図10に示すように、嵌
合片37は前記嵌合片23、25と同一形状であり、両
側を切り欠いて凹部40、41とするとともに、組み立
てたとき外側面となる面を肉厚の約半分切り欠いて薄肉
に形成し、長手側端に沿って直角に突出する係合部43
を形成することによって構成されている。前記係合片3
7は後述する蓋板10の嵌入孔に挿入される。また、前
記嵌入部39は組み立てたとき外側面となる面を肉厚の
約半分切り欠いて薄肉に形成されている。
【0015】蓋板10には前記側板5の係合部37が挿
入される嵌入孔45が穿設されており、さらに、嵌入部
39と側板7、9の端縁を嵌合する嵌合溝47、49が
形成されている。前記嵌入孔45には段部50が設けら
れており、この段部50に前記係合片37の係合部43
を係止させる。また、前記嵌合溝47は前記嵌入孔4
5、45の間に形成されており、嵌合溝49は、角部を
挟んで直角に形成されている。嵌合溝47、49の幅及
び深さは同一であって、嵌入部39が嵌合する大きさで
あればよい。
【0016】次に、側板7、9について説明する。側板
7、9は底板1の短手方向側にヒンジ部15aを介して
連設されており、両側にはそれぞれ係合突部51、51
が突設され、先端部には嵌入部53が形成されている。
前記ヒンジ部15aはヒンジ部15と同じくダブルヒン
ジ11と板バネ13により構成されているが、ヒンジ部
15が板バネ13を2つ有しているのに対して板バネ1
3が1つである点において異なっている。前記係合突部
51には、図7及び図9に示すように、組み立てたとき
外側面となる面に上部が開口した切欠部55が設けられ
ており、この切欠部55、55に側板3及び側板5の係
合片23の係合部30と係合片25の係合部31をそれ
ぞれ挿入して係止させるように構成されている。係合部
30、31の側面は切欠部55の側壁57によって係止
されるから不用意に離脱することはない。従って、前記
係合片23、25と係合突部51との係合によって、相
隣る側板3と側板7,9、さらに側板5と側板7、9は
結合し一体に組み立てられる。
【0017】上記説明から明らかなように、係合片2
3,25、係合片37及び係合突部51を各側板の延長
方向に突設した点にこの発明の特徴の1つがある。即
ち、各側板を延長して突設することにより各側板の水平
な面から突出させることがなく、展開状態においては全
体が底板1と同じ水平面とすることができる。このよう
な構成によって従来の段ボール箱用の自動梱包ラインを
そのまま使用することが可能となる。
【0018】上記展開状態から箱を組み立てる場合につ
いて説明する。まず、図11に示すように、側板3及び
側板5の一方を起立させた後他方を起立させるか、両者
を同時に起立させる。側板3及び側板5の起立はヒンジ
部15から折曲すればよい。ヒンジ部15から折曲する
と、板バネ13に抗してダブルヒンジ11の溝19の側
面20、21がそれぞれ当接して底板1と側板3、5と
は直角となる(図12及び図13参照)。このとき、側
板3と蓋板10とは平滑な板状態として保持されている
から、蓋板10は側板3の上部に垂直に起立している
(図13参照)。
【0019】次いで、側板7、9を起立させて係合突部
51を係合片23、25の傾斜面33、35に押圧しな
がら徐々に弾性変形させつつ係合部30、31を切欠部
55に嵌入すればよい。これによって、側板3、5、7
及び9はそれぞれ相隣る側端縁において一体に係合し、
上部が開口した箱が組み立てられる。最後に、蓋板10
を側板3との間のヒンジ部15から折り曲げて嵌合溝4
9に側板7及び9の嵌入部53を嵌合させ、続いて嵌合
溝47、49に嵌入部39を嵌合させると同時に、嵌入
孔45に係合片37を挿入して係合部43を段部50に
係止させればよい。蓋板10は係合片37によって確実
に閉じられ、側板5及び側板7、9は係合片23、25
と係合突部51の係止によって結合しているとともに、
蓋板10の嵌合溝47、49に嵌入部39、53が嵌合
しているから、組み立て状態が確実に保持される。
【0020】上記のように組み立てられた箱は、蓋板1
0の先端部を係合片37の係合部43方向に押圧して段
部50との係合状態を解除すれば、蓋板10はヒンジ部
15の板バネ13の作用によって嵌合溝47、49から
嵌入部39、53が離脱して垂直に起立する。次いで、
側板7、9の上端部を下方に押圧しながら外方に回動さ
せれば、係合片23、25の係合部30、31が切欠部
55から離脱して簡単に係合状態が解除される。このよ
うにして、きわめて容易に展開することができるととも
に、展開状態においては、板バネ13の作用によって側
板3、5、7、9及び蓋板10は底板1と常に水平状態
に保持することができる。従って、展開状態において
は、大量の保管、運搬を可能にする。
【0021】尚、側板3、5の係合片23、25は係合
片としては1つ以上であればよく、また、係合部30、
31の向きは反対に向けて形成してもよい。係合片2
3、25の変更に対応して側板7、9の係合突部51の
数及び切欠部55の向きを変更することは当然である。
さらに、前記係合片23、25と係合突部51を取り替
えて係合片23、25を側板7、9に設け、係合突部5
1を側板3、5に設けてもよい。
【0022】
【発明の効果】この発明の組立自在箱によれば、側板を
起立させるだけで相隣る2つの側板の側端を組立状態に
結合することができる。また、蓋板に設けた嵌合溝に側
板の上端を嵌合させることにより係合状態の不用意な離
脱を防止して堅牢な組立箱とすることができる。そし
て、箱の組立及び展開はワンタッチで行うことができる
ので、従来のダンボール箱に代えて飲料会社における自
動梱包ラインに使用することができるとともに、使用後
の展開作業の簡略化、迅速化を図ることができる。
【0023】ヒンジ部をダブルヒンジとしたから折曲が
容易であるとともに、応力の集中がないから耐久性が向
上する。また、ヒンジ部の板バネは結合状態を解除し展
開したときには、隣接する底板と側板及び側板と蓋板と
を押し広げるように作用するから、平滑な板状とした展
開状態を保持することができる。また、相隣る側板を結
合する係合片と係合突部はそれぞれ各側板の延長方向に
突設したから、展開したときに内外両面に突出部を設け
ることがなく全て平担で段差を無くすことができる。従
って、組み立て及び展開がワンタッチで行うことができ
ることと相俟って従来の段ボール箱用自動梱包ラインを
そのまま使用することができる。
【0024】水平に展開したとき一切の突起がなく水平
な板状とすることができるから、輸送及び保管における
作業が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】箱の展開状態を示す平面図である。
【図2】図1のAーA線における断面図である。
【図3】図1のBーB線における断面図である。
【図4】図1のCーC線における断面図である。
【図5】ヒンジ部におけるダブルヒンジの拡大断面図で
ある。
【図6】ヒンジ部における板バネの拡大断面図である。
【図7】相隣る側板の結合操作状態を示す説明用斜視図
である。
【図8】相隣る側板の結合した状態の部分斜視図であ
る。
【図9】側板と蓋板の結合操作状態を示す一部を切り欠
いた部分斜視図である。
【図10】操作と蓋板の結合した状態の部分断面図であ
る。
【図11】組立途中を示す斜視図である。
【図12】ヒンジ部のダブルヒンジにおける折曲状態を
示す拡大断面図である。
【図13】ヒンジ部の板バネにおける折曲状態を示す拡
大断面図である。
【図14】箱の組立状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 底板 3 側板 5 側板 7 側板 9 側板 10 蓋板 11 ダブルヒンジ 13 板バネ 15 ヒンジ部 17 突起 19 溝 20 溝の側面 21 溝の側面 23 係合片 25 係合片 27 凹部 29 凹部 30 係合部 31 係合部 33 傾斜面 35 傾斜面 37 係合片 39 嵌入部 40 凹部 41 凹部 43 係合部 45 嵌入孔 47 嵌合溝 49 嵌合溝 50 段部 51 係合突部 53 嵌入部 55 切欠部 57 側壁

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方形状の底板と、この底板の4辺に連設
    する側板と、側板の1つに連設する蓋板と、これらの各
    板をヒンジ部を介して展開自在に連設してなる組立自在
    箱において、前記ヒンジ部を平行な溝によるダブルヒン
    ジと板バネにより形成したことを特徴とする組立自在
    箱。
  2. 【請求項2】 前記ダブルヒンジの平行な溝の間に形成
    される突起を断面台形状となし、板バネを展開状態にお
    いて断面逆U字としたことを特徴とする請求項1記載の
    組立自在箱。
  3. 【請求項3】 前記ダブルヒンジの溝の傾斜角度の合計
    が90度になるように形成したことを特徴とする請求項
    1または請求項2記載の組立自在箱。
  4. 【請求項4】 相隣る側板の結合側には側板を起立させ
    たとき両側板を結合させる係合片または係合突部を突設
    したことを特徴とする請求項1記載の組立自在箱。
  5. 【請求項5】 前記係合片は組み立てたとき外側面とな
    る面を切り欠くとともに、係合突部は組み立てたとき外
    側面となる面に前記係合片を係止させる切欠部を設けた
    ことを特徴とする請求項4記載の組立自在箱。
  6. 【請求項6】 蓋板には嵌合溝と嵌入孔を形成し、蓋板
    を連設する側板以外の側板の上部に前記嵌合溝に嵌合す
    る嵌入部を設け、さらに、底板を挟んで蓋板とは反対側
    の側板には前記嵌入孔に挿入される係合片を突設したこ
    とを特徴とする請求項1または請求項4記載の組立自在
    箱。
  7. 【請求項7】 前記嵌入部は組み立てたとき外側面とな
    る面を切り欠いて形成し、嵌入孔には段部を設けて嵌入
    孔に挿入する係合片を係止させることを特徴とする請求
    項6記載の組立自在箱。
JP6132586A 1994-05-23 1994-05-23 組立自在箱 Pending JPH07315376A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002114224A (ja) * 2000-10-10 2002-04-16 Mitsubishi Kagaku Form Plastic Kk ヒンジ構造及び組立容器
JP2007045462A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Sanko Co Ltd 箱型容器用展開板状材

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