JPH07315106A - カップホルダ - Google Patents

カップホルダ

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JPH07315106A
JPH07315106A JP27271994A JP27271994A JPH07315106A JP H07315106 A JPH07315106 A JP H07315106A JP 27271994 A JP27271994 A JP 27271994A JP 27271994 A JP27271994 A JP 27271994A JP H07315106 A JPH07315106 A JP H07315106A
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JP
Japan
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cup
pin
housing
case
slider
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JP27271994A
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Hiromichi Nakayama
博道 中山
Koji Watanabe
康二 渡辺
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Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作用の把手を不要とし、収納状態で車室内
の内壁と調和するカップホルダを得る。 【構成】 蓋34がハウジング12の開口を遮蔽してい
る状態で、カップ保持板48及びカップ支持板18はハ
ウジング12内に収納され、カップ保持板48のピン1
34が軸支されたスライダ140のハートカム溝92が
ピン90に係止される。蓋18を押すとピン90がハー
トカム溝92の係止状態を解除し、圧縮コイルばね14
6の付勢力によって、スライダ140がケース142か
ら抜け出し、ピン134が第1の長孔136の上端に向
かって上昇する。これによって、カップ保持板48及び
カップ支持板18が外側へ押し出され蓋34が開放す
る。このとき、カップ保持板48及びカップ支持板18
がストッパー148、150に当たって、カップ保持板
48及びカップ支持板18は水平状態でロックされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の室内等に取りつ
けられ、飲物容器等を一時的に安定して保持するための
カップホルダに関する。
【0002】
【従来技術】自動車の室内には清涼飲料水の容器等を一
時的に保持しておくためのカップホルダが設けられるも
のが多い。このカップホルダは車室内へ固定的に設けた
り、車室内で折畳むものもあるが、自動車の車体内へ収
納しておき、必要に応じて取り出せる構造とするのが便
利である。
【0003】しかし従来のカップホルダはカバーを室内
側へ引き出してカップ支持部を露出させるようになって
いるため、カバーに把手が必要である。このため収納状
態においてもカバーが他の車室内壁と凹凸が生じたり、
調和したデザインにすることはできない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、操作用の把手を不要とし、収納状態では室内の内
壁と調和したデザインが可能となるカップホルダを得る
ことが目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るカップホ
ルダは、車体に埋め込まれ室内側が開口するハウジング
と、前記ハウジングの側壁へ上下方向に渡って形成され
た第1の長孔と、前記ハウジングの側壁へ前記第1の長
孔と平行で且つ第1の長孔より下方に形成された第2の
長孔と、一端部に設けられた第1ピンが前記第1の長孔
を摺動し傾倒可能なカップ保持板と、一端部に設けられ
た第2ピンが前記第2の長孔を摺動し前記カップ保持板
と平行状態を保ちながら傾倒可能なカップ支持板と、前
記カップ保持板の他端部に中央部が軸支され、且つ前記
カップ支持板の他端部に上端が軸支され前記ハウジング
の開口を開閉可能な蓋と、前記蓋の前記ハウジング側に
突設され水平状態となった前記カップ保持板の他端部上
面及び前記カップ支持板の他端部上面と当接するストッ
パと、前記ハウジングの側壁下端に下端が軸支され上端
が開口されたケースと、前記ケースへ出入可能に収納さ
れ先端が前記第1ピンと連結され抜出動作によって第1
ピンを前記第1長孔にそって摺動させるスライダーと、
前記ケース内に設けられ前記スライダを前記ケース内か
ら突出する方向に付勢する付勢手段と、前記ケースに設
けられケース内へ突出するトレースピンと、前記スライ
ダーに形成されスライダーの押込動作によって前記トレ
ースピンを係止あるいは係止解除するカム溝と、を有す
ることを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明では、蓋がハウジングの開口を遮蔽して
いる状態で、カップ保持板及びカップ支持板がハウジン
グ内へ収納されている。このとき、第1ピンは第1の長
孔の下終端に位置しスライダーをケース内へ押し込めて
いる。スライダーに形成されたカム溝はトレースピンに
係止され、付勢手段の付勢力に抗してスライダーの抜け
出しを阻止している。
【0007】ここで、蓋を押すと、カップ保持板の第1
ピンを介してスライダーがケース内へ押し込まれ、トレ
ースピンがスライダーに形成されたカム溝の係止手段を
解除する。このため、付勢手段によって、ケースからス
ライダーが押し出され、第1ピンが第1の長孔に沿って
上昇する。これによって、第2ピンも第2の長孔に沿っ
て上昇し、カップ保持板とカップ支持板とが平行状態を
保持しながら蓋を押し出し、開放状態とする。
【0008】ここで、カップ保持板とカップ支持板とが
水平状態になると、他端部上面が蓋に設けられたストッ
パーに当たってロックされ、また、このとき、第1ピン
は第1の長孔の上端部に、第2ピンは第2の長孔の上端
部に当たって移動を阻止されている。
【0009】これによって、カップ保持板とカップ支持
板の一端部と他端部がロックされ、カップを置いても不
用意に蓋が閉じることがない。
【0010】次に、蓋の開放状態から蓋を押すと、カッ
プ保持板の第1ピンがスライダーをケース内へ押し込み
ながら、第1の長孔を下降し、蓋がハウジングの開口を
遮蔽した時点で、トレースピンがスライダーに形成され
たカム溝を係止する。
【0011】これによって、カップ保持板及びカップ支
持板がハウジング内へ収納され、蓋に閉止状態が維持さ
れる。
【0012】
【実施例】図1には本発明の実施例に係るカップホルダ
10が示されている。このカップホルダ10はハウジン
グ12が取りつけ部、例えば自動車車体(図示せず)の
室内側から埋め込まれている。
【0013】このハウジング12は室内側に面して開放
されて箱状となっており、両側から突出するブラケット
(図示せず)が車体へ図示しないビス等によって固定さ
れている。
【0014】この実施例では、蓋34へ一端が軸支され
るカップ保持板48及びカップ支持板18が平行状態を
維持するようになっている。すなわちカップ保持板4
8、カップ支持板18の他の一端部に形成されるピン1
32,134は側壁12A,12Bに形成される長孔1
36,138へ案内されて移動するようになっている。
この長孔136の上端と長孔138の上端の間隔は蓋3
4に設けられた取付板160、162の間隔と等しくな
っている。この取付板160、162には、カップ保持
板48のピン166と、カップ支持板18のピン164
が軸支されて、カップ保持板48とカップ支持板18と
が常に平行状態を維持しながら長孔136、138に案
内されるようになっている。
【0015】さらに、蓋34の裏面には、所定の間隔を
おいてストッパー148、150が配設されている。こ
のストッパー148、150は、カップ保持板48とカ
ップ支持板18が水平状態となったとき、他端部上面に
当たって、カップ保持板48とカップ支持板18の回転
を阻止するようになっている。
【0016】ピン132にはスライダ140の一端部が
軸支されており、このスライダ140はケース142内
に収容されてスライドするようになっている。ケース1
42はビス144で側壁12Aへ軸支されている。図3
及び図5に示される如くスライダ140にはハートカム
溝92が形成され、ケース142にはピン90の一端が
軸支され、先端部が直角屈曲部90Bとされてハートカ
ム溝92と対応している。このハートカム溝92はピン
90の直角屈曲部90Bを矢印A,B,C方向に順次案
内するように段部92Aが複数箇所に形成されている。
【0017】また、このハートカム溝92はハート型溝
の中央屈曲部92Bにピン90の直角屈曲部90Bが対
応するとスライダ140をケース142内へ最大量引き
込んだ状態で保持できるようになっている。
【0018】このためスライダ140はピン132から
の力を受けてケース142内に押込まれると、最大押込
状態がピン90によって保持されるようになっている。
【0019】またケース142内には圧縮コイルばね1
46が挿入され、常にスライダ140を押出す方向に付
勢している。この付勢力はカップ保持板48、カップ支
持板18を第2図の状態から第1図の状態までハウジン
グ12から押出す方向に付勢力を付与することになる。
【0020】次に、本実施例に係るカップホルダの作用
を説明する。図2は蓋34の閉止状態を示しており、蓋
34はその室内側表面が車体の室内側表面と同一面を形
成し、調和した室内壁を形成している。
【0021】この状態で、直角屈曲部90Bはハートカ
ム溝92の中央屈曲部92Bに対応しているため、圧縮
コイルばね146の付勢力に抗してスライダ140の抜
け出しが阻止されている。このため蓋34が不用意に開
放されることはない。
【0022】蓋34を開放する場合には、蓋34を若干
量だけ押込めばよい。これによってピン90の直角屈曲
部90Bはハートカム溝92の中央屈曲部92Bから外
れ、矢印B、矢印C方向へ移動するので、スライダ14
0は圧縮コイルばね146の付勢力でケース142から
押し出される。
【0023】これによってカップ保持板48のピン13
2が長孔136の上端に向かって移動し、カップ保持板
48とカップ支持板18は平行状態を維持しながら開放
方向に回転、移動する。ここで、カップ保持板48とカ
ップ支持板18が、それぞれストッパー148、150
に当接すると回転、移動が止まり、カップ保持板48と
カップ支持板18は水平状態となる。
【0024】この状態において、カップ30を丸孔11
2を通じてカップ支持板18に安定して載置することが
できる。
【0025】使用後は、蓋34をハウジング12へ押込
んで再び図2の状態とすればよい。これによって、ピン
90の直角屈曲部90Bが矢印A方向へ移動し、ハート
カム溝92の中央屈曲部92Bに対応してスライダ14
0が最大量挿入された状態を保持し、押込状態が維持さ
れる。
【0026】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係るカップホ
ルダは、開閉する蓋の押込によって蓋を閉止状態に保持
し、次の押込によって蓋を開放状態とするので操作用の
把手を不要とし収納状態では室内の内壁と調和したデザ
インができる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るカップホルダを示す開放状態の
斜視図である。
【図2】本実施例に係るカップホルダを示す閉止状態の
斜視図である。
【図3】本実施例に係るカップホルダの分解斜視図であ
る。
【図4】本実施例に係るカップホルダのスライダ部分を
示す拡大図である。
【図5】本実施例に係るカップホルダのカム溝とピンの
関係を示した平面図である。
【符号の説明】
10 カップホルダ 12 ハウジング 18 カップ支持板 30 カップ 34 蓋 48 カップ保持板 132 ピン 134 ピン 140 スライダ 148 ストッパー 150 ストッパー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に埋め込まれ室内側が開口するハウ
    ジングと、前記ハウジングの側壁へ上下方向に渡って形
    成された第1の長孔と、前記ハウジングの側壁へ前記第
    1の長孔と平行で且つ第1の長孔より下方に形成された
    第2の長孔と、一端部に設けられた第1ピンが前記第1
    の長孔を摺動し傾倒可能なカップ保持板と、一端部に設
    けられた第2ピンが前記第2の長孔を摺動し前記カップ
    保持板と平行状態を保ちながら傾倒可能なカップ支持板
    と、前記カップ保持板の他端部に中央部が軸支され、且
    つ前記カップ支持板の他端部に上端が軸支され前記ハウ
    ジングの開口を開閉可能な蓋と、前記蓋の前記ハウジン
    グ側に突設され水平状態となった前記カップ保持板の他
    端部上面及び前記カップ支持板の他端部上面と当接する
    ストッパと、前記ハウジングの側壁下端に下端が軸支さ
    れ上端が開口されたケースと、前記ケースへ出入可能に
    収納され先端が前記第1ピンと連結され抜出動作によっ
    て第1ピンを前記第1の長孔にそって摺動させるスライ
    ダーと、前記ケース内に設けられ前記スライダを前記ケ
    ース内から突出する方向に付勢する付勢手段と、前記ケ
    ースに設けられケース内へ突出するトレースピンと、前
    記スライダーに形成されスライダーの押込動作によって
    前記トレースピンを係止あるいは係止解除するカム溝
    と、を有することを特徴とするカップホルダ。
JP27271994A 1994-11-07 1994-11-07 カップホルダ Expired - Lifetime JP2610789B2 (ja)

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JPH07315106A true JPH07315106A (ja) 1995-12-05
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004022386A1 (de) * 2002-08-16 2004-03-18 Weber Gmbh & Co. Kg Kunststofftechnik Und Formenbau Haltevorrichtung für behälter, wie getränkebehälter, insbesondere zur anbringung in fahrzeugen

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004022386A1 (de) * 2002-08-16 2004-03-18 Weber Gmbh & Co. Kg Kunststofftechnik Und Formenbau Haltevorrichtung für behälter, wie getränkebehälter, insbesondere zur anbringung in fahrzeugen

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JP2610789B2 (ja) 1997-05-14

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