JPH07312901A - 巻き付き防止爪 - Google Patents
巻き付き防止爪Info
- Publication number
- JPH07312901A JPH07312901A JP11267794A JP11267794A JPH07312901A JP H07312901 A JPH07312901 A JP H07312901A JP 11267794 A JP11267794 A JP 11267794A JP 11267794 A JP11267794 A JP 11267794A JP H07312901 A JPH07312901 A JP H07312901A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- claw
- holder
- tilling
- wrapping
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Soil Working Implements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 爪軸、ホルダ、耕うん爪などに藁や、草が巻
き付くことを防ぐことを目的とする。 【構成】 爪軸から耕うん爪に至るまで緩やかで膨らみ
を持った巻き付き防止爪をホルダもしくは耕うん爪に装
着することにより、爪軸とホルダ及びホルダと耕うん爪
の段差部をなくし、爪軸から耕うん爪までを一体化した
ような緩やかな膨らみを持ったように構成にすることに
より藁や草等の巻付きを防止することを特徴とする。
き付くことを防ぐことを目的とする。 【構成】 爪軸から耕うん爪に至るまで緩やかで膨らみ
を持った巻き付き防止爪をホルダもしくは耕うん爪に装
着することにより、爪軸とホルダ及びホルダと耕うん爪
の段差部をなくし、爪軸から耕うん爪までを一体化した
ような緩やかな膨らみを持ったように構成にすることに
より藁や草等の巻付きを防止することを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、トラクタなどの爪軸
に藁や草等が絡み付くのを防止する巻き付き防止爪に関
する。
に藁や草等が絡み付くのを防止する巻き付き防止爪に関
する。
【０００２】［従来の技術］圃場には藁や草等が散布さ
れている場合が多い。このような藁や草等が散布された
圃場で耕うん作業を行なうと、トラクタの爪軸とこの爪
軸に固設されたホルダの段差部４や、ホルダと耕うん爪
との段差部５に藁や草が巻き付き易いものである。
れている場合が多い。このような藁や草等が散布された
圃場で耕うん作業を行なうと、トラクタの爪軸とこの爪
軸に固設されたホルダの段差部４や、ホルダと耕うん爪
との段差部５に藁や草が巻き付き易いものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】藁や草等が散布された
圃場でトラクタや耕うん機で耕うん作業を行うと、爪軸
周辺に藁や草が巻き付いてくる。この状態で作業を続け
ると耕うん爪は土中に打ち込まれなくなりロ−タリの振
動が発生、耕うん作業が不可能になる。その対策のため
作業を一時停止し、爪軸周辺に固着した藁や草を特殊な
工具を用いて取り除く必要がある。取り除くには専用の
工具を用いてもなかなか取外しにくく長時間を要し、そ
の間耕うん作業を中断しなければならない。
圃場でトラクタや耕うん機で耕うん作業を行うと、爪軸
周辺に藁や草が巻き付いてくる。この状態で作業を続け
ると耕うん爪は土中に打ち込まれなくなりロ−タリの振
動が発生、耕うん作業が不可能になる。その対策のため
作業を一時停止し、爪軸周辺に固着した藁や草を特殊な
工具を用いて取り除く必要がある。取り除くには専用の
工具を用いてもなかなか取外しにくく長時間を要し、そ
の間耕うん作業を中断しなければならない。
【０００４】爪軸に藁や草が巻き付く要因として、爪軸
１に固設されたホルダ２との段差部４、爪とホルダとの
段差部５があるためで耕うん作業中に藁や草がその部分
に絡み付いてくるからである。その藁や草のため次の藁
や草が絡み付き、それが徐々に大きくなり、更に大きく
なると回転をしながら圧縮されて固まり、取外しにくい
状態になる。
１に固設されたホルダ２との段差部４、爪とホルダとの
段差部５があるためで耕うん作業中に藁や草がその部分
に絡み付いてくるからである。その藁や草のため次の藁
や草が絡み付き、それが徐々に大きくなり、更に大きく
なると回転をしながら圧縮されて固まり、取外しにくい
状態になる。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
を解決するために、爪軸とこの爪軸１に固設されたホル
ダ２とこのホルダに嵌挿された耕うん爪３との段部を覆
うように爪軸からホルダ、耕うん爪にかけて緩やかな膨
らみをもった案内部を有する形状の巻き付き防止爪を装
着して藁や草の巻き付きを防止するものである。
を解決するために、爪軸とこの爪軸１に固設されたホル
ダ２とこのホルダに嵌挿された耕うん爪３との段部を覆
うように爪軸からホルダ、耕うん爪にかけて緩やかな膨
らみをもった案内部を有する形状の巻き付き防止爪を装
着して藁や草の巻き付きを防止するものである。
【０００６】
【実施例】図１は、この考案に係る巻き付き防止爪の第
１実施例である。１は爪軸であり、この爪軸１にはホル
ダ２が固設されている。耕うん爪ホルダ２の内孔はこの
回転方向両端に（図６の耕うん爪３の被ホルダ部１５に
対応）向けて内壁の間隔が狭くなる傾斜壁が形成されて
いる。ホルダ２には耕うん爪３が挿入され、耕うん爪３
は回転方向に加わる耕うん抵抗で挟圧支持される。
１実施例である。１は爪軸であり、この爪軸１にはホル
ダ２が固設されている。耕うん爪ホルダ２の内孔はこの
回転方向両端に（図６の耕うん爪３の被ホルダ部１５に
対応）向けて内壁の間隔が狭くなる傾斜壁が形成されて
いる。ホルダ２には耕うん爪３が挿入され、耕うん爪３
は回転方向に加わる耕うん抵抗で挟圧支持される。
【０００７】爪軸とホルダとの間には段部４があり、耕
うん爪ホルダ２と耕うん爪３との間にも段部５がある。
これらの段部４、５を覆うように、耕うん爪ホルダには
巻き付き防止爪１２が取り付けられている。この巻き付
き防止爪１２は、爪軸１の外周壁面から耕うん爪３の刃
部３ａにかけて覆うように緩やかな膨らみをもった案内
部１２ｃを有しており、この巻き付き防止爪の背部側１
２ａは、爪軸１の外周面と同じ形状の円弧を有してお
り、一方背部耕うん爪側の先端１２ｂは耕うん爪の刃部
３ａに沿うようにしてある。
うん爪ホルダ２と耕うん爪３との間にも段部５がある。
これらの段部４、５を覆うように、耕うん爪ホルダには
巻き付き防止爪１２が取り付けられている。この巻き付
き防止爪１２は、爪軸１の外周壁面から耕うん爪３の刃
部３ａにかけて覆うように緩やかな膨らみをもった案内
部１２ｃを有しており、この巻き付き防止爪の背部側１
２ａは、爪軸１の外周面と同じ形状の円弧を有してお
り、一方背部耕うん爪側の先端１２ｂは耕うん爪の刃部
３ａに沿うようにしてある。
【０００８】この巻き付き防止爪をホルダに固着するに
は、巻き付き防止爪に固着されたピン１３をホルダの孔
１０ａに嵌挿し、反対側よりキャップ１０で固定する。
この時耕うん爪もホルダに固着される。巻き付き防止爪
１２は略中央部で折り曲げられてられており、図５の巻
き付き防止爪１２の折り曲げ部１８の面がホルダ２の側
面に沿うように固着される。固着されると巻き付き防止
爪１２の背部１２ａが爪軸１に、背部１２ｂは耕うん爪
の刃部３ａに密着する。図２は巻き付き防止爪１２が固
着された状態を示す。
は、巻き付き防止爪に固着されたピン１３をホルダの孔
１０ａに嵌挿し、反対側よりキャップ１０で固定する。
この時耕うん爪もホルダに固着される。巻き付き防止爪
１２は略中央部で折り曲げられてられており、図５の巻
き付き防止爪１２の折り曲げ部１８の面がホルダ２の側
面に沿うように固着される。固着されると巻き付き防止
爪１２の背部１２ａが爪軸１に、背部１２ｂは耕うん爪
の刃部３ａに密着する。図２は巻き付き防止爪１２が固
着された状態を示す。
【０００９】そのために爪軸１より耕うん爪刃部３ａま
で緩やかな膨らみをもった曲線が構成され、藁や草が段
差部４、５に絡まることなく後方に排出される。図６は
第２実施例を示す。巻き付き防止爪１４に耕うん爪の被
ホルダ部１５を覆うような孔部１６を形成する。巻き付
き防止爪１４は、孔部１６を耕うん爪の被ホルダ部１５
に嵌挿することにより固着される。
で緩やかな膨らみをもった曲線が構成され、藁や草が段
差部４、５に絡まることなく後方に排出される。図６は
第２実施例を示す。巻き付き防止爪１４に耕うん爪の被
ホルダ部１５を覆うような孔部１６を形成する。巻き付
き防止爪１４は、孔部１６を耕うん爪の被ホルダ部１５
に嵌挿することにより固着される。
【００１０】巻き付き防止爪１４は耕うん爪の被ホルダ
部１５にあらかじめ装着された後、耕うん爪３をホルダ
２に装着してピン１１をホルダ孔部１０ａに嵌挿しピン
先端部をキャップ１０で固着する。そして耕うん爪３と
巻き付き防止爪１４がホルダに固着される。巻き付き防
止爪１４の背部１４ａは爪軸1に密着し、同じく背部１
４ｂは耕うん爪刃部３ａに密着するようになり、爪軸と
耕うん爪刃部まで緩やかな膨らみをもった曲線が構成さ
れ藁や草は段差部４、５に絡まることなく後方に排出さ
れる。図７は巻付き防止爪１４が耕うん爪３に取りつけ
られた後ホルダに固着された状態を示す。
部１５にあらかじめ装着された後、耕うん爪３をホルダ
２に装着してピン１１をホルダ孔部１０ａに嵌挿しピン
先端部をキャップ１０で固着する。そして耕うん爪３と
巻き付き防止爪１４がホルダに固着される。巻き付き防
止爪１４の背部１４ａは爪軸1に密着し、同じく背部１
４ｂは耕うん爪刃部３ａに密着するようになり、爪軸と
耕うん爪刃部まで緩やかな膨らみをもった曲線が構成さ
れ藁や草は段差部４、５に絡まることなく後方に排出さ
れる。図７は巻付き防止爪１４が耕うん爪３に取りつけ
られた後ホルダに固着された状態を示す。
【００１１】図11は第３実施例を示す。巻き付き防止爪
２０の背部側に突起部２３を設ける。巻き付き防止爪２
０はピン１１を介してホルダ２に装着する時、背部に設
けた突起部２３は、ホルダと耕うん爪との段差部の間隙
に挿入させることによりホルダと耕うん爪との間隙（段
差部）を埋めいっそうの効果が期待できる。また突起部
がホルダ２と耕うん爪３との間隙に挿入することにより
巻付き防止爪の取りつけは安定する。
２０の背部側に突起部２３を設ける。巻き付き防止爪２
０はピン１１を介してホルダ２に装着する時、背部に設
けた突起部２３は、ホルダと耕うん爪との段差部の間隙
に挿入させることによりホルダと耕うん爪との間隙（段
差部）を埋めいっそうの効果が期待できる。また突起部
がホルダ２と耕うん爪３との間隙に挿入することにより
巻付き防止爪の取りつけは安定する。
【００１２】図１６は第４実施例を示す。巻き付き防止
爪２４の耕うん爪接触部背部２４ｂは左右に割ってあ
る。ピン１１を介してホルダに巻き付き防止爪を固着し
た時、巻き付き防止爪２４の背部２４ｂの部分は耕うん
爪の刃部３ａの刃部を挾み込むように保持される。その
ために巻き付き爪の左右の振れを防止するとともに爪軸
より耕うん爪にいたるまでの曲線をより滑らかに構成を
することができる。
爪２４の耕うん爪接触部背部２４ｂは左右に割ってあ
る。ピン１１を介してホルダに巻き付き防止爪を固着し
た時、巻き付き防止爪２４の背部２４ｂの部分は耕うん
爪の刃部３ａの刃部を挾み込むように保持される。その
ために巻き付き爪の左右の振れを防止するとともに爪軸
より耕うん爪にいたるまでの曲線をより滑らかに構成を
することができる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、爪軸より
耕うん爪に至るまでを緩やかな膨らみを持った曲線を構
成することにより藁や草は段部４、５に滞留することが
少なくなり、取り除くための作業で耕うん作業を中断す
る回数が減少し大幅に耕うん作業能率が向上するもので
ある。これらの巻き付き防止爪を調質しておけば耐久性
の向上が図れる。
耕うん爪に至るまでを緩やかな膨らみを持った曲線を構
成することにより藁や草は段部４、５に滞留することが
少なくなり、取り除くための作業で耕うん作業を中断す
る回数が減少し大幅に耕うん作業能率が向上するもので
ある。これらの巻き付き防止爪を調質しておけば耐久性
の向上が図れる。
【００１４】また先端を鋭利にしておけば藁や草を切断
をすることも可能である。
をすることも可能である。
【図１】巻き付き防止爪１２の取り付け前を示した斜視
図である。
図である。
【図２】巻き付け防止爪１２を取りつけた状態を示した
斜視図である。
斜視図である。
【図３】巻き付き防止爪１２の平面図である。
【図４】巻き付け防止爪１２の正面図である。
【図５】巻き付き防止爪１２の側面図である
【図６】巻き付け防止爪１４の取りつけ前の状態を示し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図７】巻き付き防止爪１４を取りつけタ状態を示した
斜視図である。
斜視図である。
【図８】巻き付け防止爪１４の平面図である。
【図９】巻き付き防止爪１４の側面図である。
【図１０】巻き付き防止爪１４の正面図である。
【図１１】巻き付き防止爪２０の取り付け前を示した斜
視図である。
視図である。
【図１２】巻き付け防止爪２０を取りつけた状態を示し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図１３】巻き付き防止爪２０の平面図である。
【図１４】巻き付け防止爪２０側面図である。
【図１５】巻き付き防止爪２０の正面図である
【図１６】巻き付け防止爪２４の取りつけ前の状態を示
した斜視図である。
した斜視図である。
【図１７】巻き付き防止爪２４を取りつけタ状態を示し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図１８】巻き付け防止爪２４の平面図である。
【図１９】巻き付き防止爪２４の側面図である。
【図２０】巻き付き防止爪１２の応用例図である。
【図２１】巻き付き防止爪１２の応用例図である。
【図２２】巻き付き防止爪１２の応用例図である。
【図２３】爪軸１のホルダ２に耕うん爪３を取りつけた
状態図である。
状態図である。
１ 爪軸 ２ 耕うん爪ホルダ ３ 耕うん爪 ４ 爪軸とホルダのなす段差部 ５ 爪ホルダと耕うん爪となす段差部 １０ ピン１１の固着キャップ １０ａ 耕うん爪保持ホルダ孔 １１ 止めピン １２ 第１実施例の巻き付き防止爪 １４ 第２実施例の巻き付き防止爪 ２０ 第３実施例の巻き付き防止爪 ２３ 第３実施例の巻き付き防止爪の固着金具 ２４ 第４実施例の巻き付き防止爪
Claims (4)
- 【請求項１】 爪軸１と、この爪軸に固設された耕うん
爪ホルダ２との段差部４、および耕うん爪ホルダとこの
耕うん爪ホルダに嵌挿された耕うん爪との段差部５を覆
うように、爪軸からホルダにかけて緩やかな膨らみをも
った案内刃部を有する巻き付き防止爪であって、この巻
き付き防止爪に耕うん爪の取り付けガイドの作用をする
ピンを固着したことを特徴とする巻き付き防止爪１２。 - 【請求項２】 同上の巻き付き爪であって、巻き付け防
止爪３に耕うん爪の被ホルダ部１５の形状に沿うような
孔部を形成したことを特徴とする巻き付き防止爪１４。 - 【請求項３】 同上の巻き付き爪であって、巻き付き爪
の中央部に突起部を設け、その突起部がホルダと耕うん
爪の段差部の間隙に挿入するようにした巻き付き防止爪
２０。 - 【請求項４】 同上の巻き付き爪であって、耕うん爪の
刃部を挾み込むように先端部を割ったことを特徴とする
巻き付き防止爪２４。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11267794A JPH07312901A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 巻き付き防止爪 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11267794A JPH07312901A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 巻き付き防止爪 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07312901A true JPH07312901A (ja) | 1995-12-05 |
Family
ID=14592720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11267794A Pending JPH07312901A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 巻き付き防止爪 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07312901A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106232501A (zh) * | 2014-04-18 | 2016-12-14 | 东洋制罐株式会社 | 粘稠内容物的填充方法 |
-
1994
- 1994-05-26 JP JP11267794A patent/JPH07312901A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106232501A (zh) * | 2014-04-18 | 2016-12-14 | 东洋制罐株式会社 | 粘稠内容物的填充方法 |
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