JPH0731202U - 試削用チップ - Google Patents
試削用チップInfo
- Publication number
- JPH0731202U JPH0731202U JP6678693U JP6678693U JPH0731202U JP H0731202 U JPH0731202 U JP H0731202U JP 6678693 U JP6678693 U JP 6678693U JP 6678693 U JP6678693 U JP 6678693U JP H0731202 U JPH0731202 U JP H0731202U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shape
- cutting
- trial
- chip
- cutting edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Landscapes
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
- Milling Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 試削用チップの省資源化を図ること。
【構成】 略正方形板状をなす試削用チップ1は、その
切削コ−ナ部分には、切れ刃稜4が形成され、この切れ
稜4には、最適形状を選定するため、それぞれ形状が異
なっているホ−ニング5a、5b、5c、5dが施され
ている。チップブレ−カを選定する場合には、切れ刃稜
4に沿って形状の異なったチップブレ−カ6a、6b、
6c、6dが形成される。
切削コ−ナ部分には、切れ刃稜4が形成され、この切れ
稜4には、最適形状を選定するため、それぞれ形状が異
なっているホ−ニング5a、5b、5c、5dが施され
ている。チップブレ−カを選定する場合には、切れ刃稜
4に沿って形状の異なったチップブレ−カ6a、6b、
6c、6dが形成される。
Description
【0001】
本考案は、試削用チップに関し、特に、最適なホ−ニング形状またはチップブ レ−カ形状を少数個で選定できるようにしたものである。
【0002】
従来、例えば、正面フライス用のチップでは、ホ−ニング形状またはチップブ レ−カ形状を選定する必要がある場合、切削コ−ナ部分に適当と思われる形状を 均一に付与したチップを数種類用意し、実際に加工を行なって最適形状を選定し ていた。
【0003】
しかしながら、選定試験を行なうのに最低限必要なチップの数量は、選定形状 の種類×刃数以上が必要であり、しかも、最適でない不採用チップは、以後使用 されない。したがって、試験を行なう上でコストアップ要因となり、また、省資 源の観点からも問題となっている。
【0004】
本考案は、上述の点に鑑みなされたもので、切削コ−ナ部分に形成された切れ 刃稜には、形状の異なるホ−ニングまたは形状の異なるチップブレ−カが備えら れるように構成したものである。
【0005】
本考案の試削用チップは、単一のチップ上に形状の異なるホ−ニングまたは形 状の異なるチップブレ−カが形成されているため、最適性を決定する選定試験で は使用個数を数分の1に減少できるものである。
【0006】
【実施例】 以下、本考案試削用チップの一実施例について、図を参照しながら説明する。 図1および図2(a)〜(d)において、1は、略正方形板状をなす試削用チ ップであり、切削コ−ナ部分では、切削に関与するすくい面2および逃げ面3の 交差によって形成される切れ刃稜4には、それぞれ形式の異なるホ−ニング5a 〜5dが施されている。
【0007】 すなわち、図2(a)では、曲率半径RAによる円弧状ホ−ニング5aが施さ れるとともに、図2(b)では、逃げ面3側に曲率半径RBを有する傾斜面から なる複合ホ−ニング5bが施されている。また、図2(c)では、凸曲面を呈す る曲面ホ−ニング5cが施され、図2(d)では、傾斜面のみからなる角度ホ− ニング5dがそれぞれ施されている。
【0008】 なお、本実施例では、前記ホ−ニング5a〜5dについては、形式の異なる場 合を示しているが、大きさが異なれば同一範疇に属する形式のものでもよい。例 えば、図2(d)でみられる角度ホ−ニング5dを選択した場合、LDおよびHD をそれぞれ変化させるようにして、最適形状を選定できるようにしてもよい。
【0009】 図3および図4(a)〜(d)は、チップブレ−カの選定に使用する試削用チ ップ1の実施例を示したもので、切削コ−ナ部分の切れ刃稜4に沿ったすくい面 2側には、それぞれ形状の異なったチップブレ−カ6a〜6dを形成したもので ある。そして、これらのチップブレ−カ6a〜6dは、ランド7の幅WA〜WDお よび傾斜角θA〜θDをそれぞれ変化させて形状を異ならせているものである。こ の場合、ブレ−カ溝内の切り屑拘束面8の形状を変化させてもよく、また、ブレ −カ溝内の凹凸部分9の形状を変化させてもよいものである。要すれば、選択決 定の要素となる部分であれば、形状変形の対象になるものである。
【0010】 なお、本実施例では、略正方形板状を呈する試削用チップ1に適用したが、略 3角形板,菱形板等にも適宜適用できるものである。
【0011】
本考案は、以上説明したように、切削コ−ナ部分に形成された切れ刃稜には、 形状の異なるホ−ニングまたは形状の異なるチップブレ−カが備えられるように 構成したものであるから、適正なホ−ニング形状またはチップブレ−カ形状を少 数個の試削用チップで選定でき、省資源の効果が期待できるものである。
【図1】本考案試削用チップの一実施例を示す概念図、
【図2】図1中の一部拡大断面図で、(a)はA−A線
に沿って得られる一部拡大断面図、(b)はB−B線に
沿って得られる一部拡大断面図、(c)はC−C線に沿
って得られる一部拡大断面図、(d)はD−D線に沿っ
て得られる一部拡大断面図、
に沿って得られる一部拡大断面図、(b)はB−B線に
沿って得られる一部拡大断面図、(c)はC−C線に沿
って得られる一部拡大断面図、(d)はD−D線に沿っ
て得られる一部拡大断面図、
【図3】本考案試削用チップの他の実施例を示す概念
図、
図、
【図4】図3中の一部拡大断面図で、(a)はA−A線
に沿って得られる一部拡大断面図、(b)はB−B線に
沿って得られる一部拡大断面図、(c)はC−C線に沿
って得られる一部拡大断面図、(d)はD−D線に沿っ
て得られる一部拡大断面図。
に沿って得られる一部拡大断面図、(b)はB−B線に
沿って得られる一部拡大断面図、(c)はC−C線に沿
って得られる一部拡大断面図、(d)はD−D線に沿っ
て得られる一部拡大断面図。
1 試削用チップ 2 すくい面 3 逃げ面 4 切れ刃稜 5a,5b,5c,5d ホ−ニング 6a,6b,6c,6d チップブレ−カ 7 ランド 8 切り屑拘束面 9 凹凸部分
Claims (2)
- 【請求項1】 切れ刃稜4には、形状の異なるホ−ニン
グ5a,5b,5c,5dがそれぞれ施されていること
を特徴とする試削用チップ。 - 【請求項2】 切れ刃稜4には、形状の異なるチップブ
レ−カ6a,6b,6c,6dがそれぞれ形成されてい
ることを特徴とする試削用チップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6678693U JPH0731202U (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 試削用チップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6678693U JPH0731202U (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 試削用チップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0731202U true JPH0731202U (ja) | 1995-06-13 |
Family
ID=13325898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6678693U Withdrawn JPH0731202U (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 試削用チップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0731202U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010042462A (ja) * | 2008-08-11 | 2010-02-25 | Sumitomo Electric Hardmetal Corp | 旋削用チップ |
JP2010042463A (ja) * | 2008-08-11 | 2010-02-25 | Sumitomo Electric Hardmetal Corp | 旋削用チップ |
-
1993
- 1993-11-19 JP JP6678693U patent/JPH0731202U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010042462A (ja) * | 2008-08-11 | 2010-02-25 | Sumitomo Electric Hardmetal Corp | 旋削用チップ |
JP2010042463A (ja) * | 2008-08-11 | 2010-02-25 | Sumitomo Electric Hardmetal Corp | 旋削用チップ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980305 |