JPH07311702A - ディファード処理におけるデータベース復旧装置 - Google Patents
ディファード処理におけるデータベース復旧装置Info
- Publication number
- JPH07311702A JPH07311702A JP6105381A JP10538194A JPH07311702A JP H07311702 A JPH07311702 A JP H07311702A JP 6105381 A JP6105381 A JP 6105381A JP 10538194 A JP10538194 A JP 10538194A JP H07311702 A JPH07311702 A JP H07311702A
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- JP
- Japan
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- update
- deferred
- master
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- Pending
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ディファード処理中のエラー発生により、デ
ィファード処理以前に更新されてしまったデータベース
ファイルを自動的に復旧する。 【構成】 端末からの入力電文により組立てられた主ト
ランザクションファイル14を受取ったオンラインDB
更新処理部11は、マスタファイル16内のファイルレ
コードに対し、一次更新を行うと同時にマスタ更新履歴
ファイル17を作成し、更に、ディファード処理用の従
トランザクションファイル15を作成後、出力処理部へ
制御を移す。前記従トランザクションファイル15を受
取ったディファードDB更新処理部12内でエラーが発
生した場合、ディファードDB復元処理部13が起動さ
れ、マスタ更新履歴ファイル17を入力トランザクショ
ンとして、マスタファイル16内のファイルレコードを
一次更新以前の状態へ復元する。
ィファード処理以前に更新されてしまったデータベース
ファイルを自動的に復旧する。 【構成】 端末からの入力電文により組立てられた主ト
ランザクションファイル14を受取ったオンラインDB
更新処理部11は、マスタファイル16内のファイルレ
コードに対し、一次更新を行うと同時にマスタ更新履歴
ファイル17を作成し、更に、ディファード処理用の従
トランザクションファイル15を作成後、出力処理部へ
制御を移す。前記従トランザクションファイル15を受
取ったディファードDB更新処理部12内でエラーが発
生した場合、ディファードDB復元処理部13が起動さ
れ、マスタ更新履歴ファイル17を入力トランザクショ
ンとして、マスタファイル16内のファイルレコードを
一次更新以前の状態へ復元する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データベース更新処理
時のエラー復旧装置に関し、特に単位時間あたりの処理
件数の多いオンライン取引で、端末入出力処理とデータ
ベース更新処理とを分離して行うディファード処理中の
エラー発生時におけるデータベース復旧装置に関する。
時のエラー復旧装置に関し、特に単位時間あたりの処理
件数の多いオンライン取引で、端末入出力処理とデータ
ベース更新処理とを分離して行うディファード処理中の
エラー発生時におけるデータベース復旧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、単位時間あたりの処理件数の多い
オンライン取引では、端末入出力処理とデータベース更
新処理とを分離して行うディファード処理が行われてい
る。
オンライン取引では、端末入出力処理とデータベース更
新処理とを分離して行うディファード処理が行われてい
る。
【0003】このようなディファード処理によるDB
(データベース)更新途中でエラーが発生した場合に
は、ディファード処理以前に更新されてしまったマスタ
ファイル内のファイルレコードを取引前の状態に復元す
ることが必要となる。
(データベース)更新途中でエラーが発生した場合に
は、ディファード処理以前に更新されてしまったマスタ
ファイル内のファイルレコードを取引前の状態に復元す
ることが必要となる。
【0004】従来この種のエラー発生時、その復元は主
にオンライン停止後、バッチ処理等の人の手を介するも
ので行われている。
にオンライン停止後、バッチ処理等の人の手を介するも
ので行われている。
【0005】また、例えば、特開平4−360247号
公報には、「データベース媒体障害復旧方式」として更
新履歴を格納したジャーナルファイルを用いて復旧する
方式が開示されているが、ディファード処理を考慮した
ものではなかった。
公報には、「データベース媒体障害復旧方式」として更
新履歴を格納したジャーナルファイルを用いて復旧する
方式が開示されているが、ディファード処理を考慮した
ものではなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
技術では、データベース復旧の為には、不正に更新され
たファイルレコードにロックをかけてそれ以後の更新を
受入不可とし、オンライン停止後、バッチ処理等の人手
を介して行わなければならないという問題があった。
技術では、データベース復旧の為には、不正に更新され
たファイルレコードにロックをかけてそれ以後の更新を
受入不可とし、オンライン停止後、バッチ処理等の人手
を介して行わなければならないという問題があった。
【0007】また、このため、業務上、精査・証認等の
事務的要因による時間のロスも発生する問題があり、デ
ィファード処理によるデータベース更新処理の本来の目
的を阻害するものであった。
事務的要因による時間のロスも発生する問題があり、デ
ィファード処理によるデータベース更新処理の本来の目
的を阻害するものであった。
【0008】〔発明の目的〕本発明の目的は、ディファ
ード処理によるデータベースファイル更新処理中にエラ
ーが発生した場合、ディファード処理以前に更新されて
しまったデータベースファイルをトランザクションファ
イル投入前の状態に自動的に復旧することにより、人手
を不要とするとともに、データベース復旧までの時間を
大幅に短縮し、ディファード処理によるデータベース更
新処理の本来の目的を達成する装置を提供することにあ
る。
ード処理によるデータベースファイル更新処理中にエラ
ーが発生した場合、ディファード処理以前に更新されて
しまったデータベースファイルをトランザクションファ
イル投入前の状態に自動的に復旧することにより、人手
を不要とするとともに、データベース復旧までの時間を
大幅に短縮し、ディファード処理によるデータベース更
新処理の本来の目的を達成する装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のディファード処
理中のエラー発生時におけるDB復旧装置は、各端末か
らの入力電文より組立てられた主トランザクションファ
イルを用いてマスタファイルの一次更新を行い、マスタ
ファイル更新履歴ファイル、二次更新を行う為の従トラ
ンザクションファイルを組立てるオンラインDB更新処
理部と、従トランザクションファイルを用いてマスタフ
ァイルの二次更新を行うディファードDB更新処理部
と、マスタ更新履歴ファイルを用いてマスタファイルを
一次更新以前の状態に復元するディファードDB復元処
理部とを有しており、ディファード処理中にエラーが発
生した場合に、ディファードDB復元処理部を起動する
ことで一次更新前の状態にデータベースを復元する。
理中のエラー発生時におけるDB復旧装置は、各端末か
らの入力電文より組立てられた主トランザクションファ
イルを用いてマスタファイルの一次更新を行い、マスタ
ファイル更新履歴ファイル、二次更新を行う為の従トラ
ンザクションファイルを組立てるオンラインDB更新処
理部と、従トランザクションファイルを用いてマスタフ
ァイルの二次更新を行うディファードDB更新処理部
と、マスタ更新履歴ファイルを用いてマスタファイルを
一次更新以前の状態に復元するディファードDB復元処
理部とを有しており、ディファード処理中にエラーが発
生した場合に、ディファードDB復元処理部を起動する
ことで一次更新前の状態にデータベースを復元する。
【0010】
【作用】本発明によれば、従来のディファード処理によ
るデータベース更新処理方式にマスタ更新履歴ファイル
とディファードDB復元処理を加えることにより、ディ
ファード処理中にエラーが発生しても、オンラインを停
止することなく自動的にデータベースの復旧を行うこと
ができる。
るデータベース更新処理方式にマスタ更新履歴ファイル
とディファードDB復元処理を加えることにより、ディ
ファード処理中にエラーが発生しても、オンラインを停
止することなく自動的にデータベースの復旧を行うこと
ができる。
【0011】
【実施例】以下図面を参照しつつ、本発明の実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例の概略構成図で
あり、図中のディファード処理中のエラー発生時におけ
るDB(データベース)復旧装置1は、オンラインDB
更新処理部11、ディファードDB更新処理部12、デ
ィファードDB復元処理部13、主トランザクションフ
ァイル14、従トランザクションファイル15、マスタ
ファイル16、マスタ更新履歴ファイル17を有して構
成される。
あり、図中のディファード処理中のエラー発生時におけ
るDB(データベース)復旧装置1は、オンラインDB
更新処理部11、ディファードDB更新処理部12、デ
ィファードDB復元処理部13、主トランザクションフ
ァイル14、従トランザクションファイル15、マスタ
ファイル16、マスタ更新履歴ファイル17を有して構
成される。
【0013】図2は、本実施例におけるデータベース復
元の処理例を示す流れ図である。
元の処理例を示す流れ図である。
【0014】まず、端末からの入力電文により組立てら
れたる主トランザクションファイル14を受取ったオン
ラインDB更新処理部11は、マスタファイル16内の
ファイルレコードに対し一次更新を行うと同時にマスタ
更新履歴ファイル17を作成し、更に、ディファード処
理用の従トランザクションファイル15を作成後、出力
処理へ制御を移す。
れたる主トランザクションファイル14を受取ったオン
ラインDB更新処理部11は、マスタファイル16内の
ファイルレコードに対し一次更新を行うと同時にマスタ
更新履歴ファイル17を作成し、更に、ディファード処
理用の従トランザクションファイル15を作成後、出力
処理へ制御を移す。
【0015】オンラインDB更新処理部11で作成され
た従トランザクションファイル15を受取ったディファ
ードDB更新処理部12内でエラーが発生した場合、デ
ィファードDB復元処理部13が起動され、マスタ更新
履歴ファイル17を入力トランザクションとして、マス
タファイル16内のファイルレコードを一次更新以前の
状態へ復元する。
た従トランザクションファイル15を受取ったディファ
ードDB更新処理部12内でエラーが発生した場合、デ
ィファードDB復元処理部13が起動され、マスタ更新
履歴ファイル17を入力トランザクションとして、マス
タファイル16内のファイルレコードを一次更新以前の
状態へ復元する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、従来の
ディファード処理によるデータベース更新処理方式に、
マスタ更新履歴ファイルとディファードDB復元処理を
加えることにより、ディファード処理中にエラーが発生
しても、オンラインを停止することなく自動的にデータ
ベースの復旧を行うことができるため、以後の取引が通
常に受入可能となる。
ディファード処理によるデータベース更新処理方式に、
マスタ更新履歴ファイルとディファードDB復元処理を
加えることにより、ディファード処理中にエラーが発生
しても、オンラインを停止することなく自動的にデータ
ベースの復旧を行うことができるため、以後の取引が通
常に受入可能となる。
【0017】また、従来のように人手を介することによ
る時間的ロス等も無くすことができる。
る時間的ロス等も無くすことができる。
【図1】本発明の実施例の概略構成図である。
【図2】本発明の実施例のデータベース更新処理及び復
旧処理のフローチャートである。
旧処理のフローチャートである。
1 ディファード処理におけるDB復旧装置 11 オンラインDB更新処理部 12 ディファードDB更新処理部 13 ディファードDB復元処理部 14 主トランザクションファイル 15 従トランザクションファイル 16 マスタファイル 17 マスタ更新履歴ファイル
Claims (2)
- 【請求項1】 ホストコンピュータと、該ホストコンピ
ュータに接続された複数の入出力端末と、複数のデータ
ベースと、を含んで構成されるオンラインシステムにお
いて、 前記各端末からの入力電文より組立てられた主トランザ
クションファイルを用いてマスタファイルの一次更新処
理を行い、更に該更新履歴を記録したマスタ更新履歴フ
ァイルを作成し、更に二次更新を行う為の従トランザク
ションファイルを作成するオンラインデータベース更新
処理部と、 前記従トランザクションファイルを用いて、前記マスタ
ファイルの二次更新を行うディファードデータベース更
新処理部と、 エラー発生時に、前記マスタ更新履歴ファイルを用い
て、前記マスタファイルを前記一次更新以前の状態に復
元するディファードデータベース復元処理部と、を有す
ることを特徴とするディファード処理におけるデータベ
ース復旧装置。 - 【請求項2】 前記エラー発生時の前記復元は、前記オ
ンラインシステムを稼動したまま自動的に行われる請求
項1に記載のディファード処理におけるデータベース復
旧装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6105381A JPH07311702A (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | ディファード処理におけるデータベース復旧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6105381A JPH07311702A (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | ディファード処理におけるデータベース復旧装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07311702A true JPH07311702A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14406106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6105381A Pending JPH07311702A (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | ディファード処理におけるデータベース復旧装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07311702A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6411964B1 (en) | 1998-12-23 | 2002-06-25 | International Business Machines Corporation | Methods for in-place online reorganization of a database |
JP2006031564A (ja) * | 2004-07-20 | 2006-02-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | マスターファイル更新装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63262737A (ja) * | 1987-04-20 | 1988-10-31 | Fujitsu Ltd | デ−タベ−ス更新記録処理方法 |
JPH04102134A (ja) * | 1990-08-22 | 1992-04-03 | Nec Corp | 遅延更新処理方式 |
-
1994
- 1994-05-19 JP JP6105381A patent/JPH07311702A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63262737A (ja) * | 1987-04-20 | 1988-10-31 | Fujitsu Ltd | デ−タベ−ス更新記録処理方法 |
JPH04102134A (ja) * | 1990-08-22 | 1992-04-03 | Nec Corp | 遅延更新処理方式 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6411964B1 (en) | 1998-12-23 | 2002-06-25 | International Business Machines Corporation | Methods for in-place online reorganization of a database |
JP2006031564A (ja) * | 2004-07-20 | 2006-02-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | マスターファイル更新装置 |
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