JPH07311046A - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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JPH07311046A
JPH07311046A JP10514894A JP10514894A JPH07311046A JP H07311046 A JPH07311046 A JP H07311046A JP 10514894 A JP10514894 A JP 10514894A JP 10514894 A JP10514894 A JP 10514894A JP H07311046 A JPH07311046 A JP H07311046A
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JP
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Withdrawn
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JP10514894A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Fukunaga
邦彦 福永
Hideo Odagaki
秀雄 小田垣
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速かつ途切れがなく、使いやすいスクロー
ル手段を持つナビゲーション装置を提供する。 【構成】 地図スクロールに、低速モード(ステップS
19〜S25)、高速モード(ステップS12〜S1
7)をもつ。同一方向にスクロールが一定時間以上続い
たのであれば高速モードに入り、地図の描画をスクロー
ル方向のみにし、残余の部分には選択された色データを
書込む。方向変更があった場合でも、残余の部分に選択
された色データが記憶されているため、不要な部分が表
示されることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種センサからの信号に
基づいて車両の現在位置を求め、運転者のキー入力や各
種センサなどからの入力手段により、道路地図メモリか
ら任意の地図データを選び出し、ディスプレイ上に表示
することにより運転者に示すことができ、かつキー入力
により地図データの表示部分を移動させることのできる
ナビゲーション装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より画面上に車両の位置方位などを
表示し、見知らぬ土地や夜間などにおける走行の便宜を
図るために開発されたナビゲーション装置が知られてい
る。
【0003】ナビゲーション装置は、ディスプレイ、方
位センサ、距離センサ、道路地図メモリ、コンピュー
タ、ロケータ(位置検出装置)を車両に搭載し、方位セ
ンサから入力される方位データ、距離センサから入力さ
れる走行距離データ、および道路地図メモリに格納され
ている道路パターンに基づいて車両位置をロケータによ
って検出しこの車両位置を道路地図とともにディスプレ
イに表示するものである。
【0004】また、ナビゲーション装置は、所望の位置
の地図を見るために、キー入力に対応し画面上の地図を
任意の方向へスクロールさせる機能を持っている。この
機能により運転者は目標地点を探し出したり、道を調べ
たりすることができるので便利である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の地
図のスクロール方法は、処理速度が遅い、キー入力に対
する応答性が悪い、操作性が悪いなどといった問題点が
あった。この原因は次のように説明される。
【0006】図15から図17は、従来のナビゲーショ
ン装置の問題点の1つを説明するための図である。図1
5の(a)において、液晶画面やブラウン管などのディ
スプレイに表示されるデータを記憶するためのグラフィ
ックRAMの記憶内容が示されている。グラフィックR
AMは、実際にディスプレイに表示される画面に相当す
るよりも大きな面積に相当するメモリを持っている。図
15(a)で203として示されている部分が実際に画
面表示に使用され、残り201で表示される斜線部はデ
ィスプレイには表示されない。203の部分は表示範囲
と呼ばれ、201の部分はマージンと呼ばれる。グラフ
ィックRAMはこのようなメモリを2セット持つ構成が
よく用いられ、それぞれフレームメモリ1、フレームメ
モリ2と呼ばれる。図15(a)はその中のたとえばフ
レームメモリ1の記憶内容である。表示範囲を第1の記
憶領域、マージンの部分を第2の記憶領域とする。
(b)においてキー入力により、矢印方向へスクロール
指令が出されると、表示範囲203は矢印方向へ移動す
る。このとき、表示範囲203がマージン201の限界
まできて、マージン201の外へ出ようとしたならば、
(c)に表わされるようにグラフィックRAM中の別の
フレームメモリ2に切換わる。フレームメモリ2には図
15(b)の表示範囲203を中心とし、新たにそのま
わりにマージン205を設定した図が書込まれている。
【0007】この(a)から(c)の処理において
(d)に示されるように全く画面に表示されないマージ
ン207は処理の上で無駄となる。
【0008】図16は、従来のナビゲーション装置にお
ける表示範囲のスクロールの処理を説明するためのフロ
ーチャートである。ステップS101において、画面を
移動させるためのキー入力を待つ。キー入力があった場
合ステップS102へ進み、スクロール方向の地図が表
示可能であるか、つまり図15におけるマージン201
がスクロール方向に存在するかどうかのチェックを行な
う。スクロール方向の地図が表示可能であれば、ステッ
プS105において、表示範囲203を移動させる。ス
テップS102において、スクロール方向の地図が表示
不可能であればステップS103において新しいマージ
ン205を設定して、フレームメモリ2に地図を描き直
す。この後フレームメモリ1からフレームメモリ2に切
換をしてディスプレイに表示する。地図の描画にはある
程度の時間を要するので、ステップS104において、
地図の描画が完了するまで処理を一時停止させる。描画
が終了して初めて、ステップS105へ進み画面を移動
させる。
【0009】図17は、一定方向にスクロールが続いた
ときの地図の描画時期とスクロールのタイミングとを示
した図である。ナビゲーション装置には、前記のように
ディスプレイに表示する地図データを記憶させるための
グラフィックRAMの中に、フレームメモリ1とフレー
ムメモリ2とが用意されている。両フレームメモリはそ
れぞれ表示範囲とマージンに対応する記憶範囲を含んで
いる。ディスプレイには、フレームメモリ1かフレーム
メモリ2のどちらかの表示範囲が表示され、必要に応じ
て表示させるフレームメモリを切換える。横軸は時間を
示す。波線はフレームメモリに描画を行なっている時
間、点線は何もせずに待機する時間、そして実線はスク
ロール処理の行なわれる時間を示す。時間t0 におい
て、ディスプレイにはフレームメモリ1のデータが表示
されているものとする。時間t1 において表示画面20
3の移動先のマージンがなくなったのであれば(図15
の(b)に相当)、フレームメモリ1の処理が一時停止
され、フレームメモリ2のデータの描画を開始する(図
16のステップS103、S104に相当する)。時間
2 において、フレームメモリ2のデータ描画が終った
ならば、ディスプレイに表示されるフレームメモリをフ
レームメモリ2に切換え、フレームメモリ2のデータで
スクロールを続行する。時間t3 において、フレームメ
モリ2中の移動先のマージンがなくなれば今度はフレー
ムメモリ2の処理を一時停止させ、フレームメモリ1の
データの描画を開始し、描画が終了する時間t4 におい
て、ディスプレイに表示されているフレームメモリをフ
レームメモリ1に切換え、スクロールを続行する。
【0010】つまり従来のスクロールでは、時間t1
らt2 、t3 からt4 間は、スクロールが停止するとい
った欠点があった。
【0011】図18および図19は、従来のナビゲーシ
ョン装置の他の問題点を説明するための図である。図1
8は、地図データを予め記憶しているCD−ROM中の
地図データの構成を示している。地図データ301は次
のような種類のデータで構成されている。面データ30
7は、島、陸地、河川、海などの地形を表わすデータお
よび緑地、公園、建築物など、土地の利用状況を表わす
データである。線データ305は、都道府県境界などの
行政界や、道路などを表わすデータである。文字記号デ
ータ303は、地図記号や市区町村名や道路、施設名な
どを表わすデータである。面データ307と線データ3
05と文字記号データ303のすべてがフレームメモリ
へ描画される。これらのデータの中には状況によってさ
ほど重要でないデータも存在するが、常にすべてのデー
タを描画していたため、描画に長い時間を要していた。
【0012】またCD−ROM中には、数種類の縮尺の
データが含まれている。縮尺から、地図データは広域地
図データ(縮尺640万分の1から5万分の1)と、詳
細地図データ(縮尺2万分の1から1万分の1)に区別
される。CD−ROM中のすべての地域について詳細地
図データが用意されているわけではなく、詳細地図は都
市部(人口10万人以上)に限定されている。このため
詳細地図スクロール中に、その縮尺の地図がなくなって
しまう場合がある。そのとき従来のナビゲーション装置
では、図19に示される処理を行なっていた。
【0013】ステップS111において、スクロールす
る方向の詳細地図があるか判定する。ある場合にはステ
ップS112で地図をスクロールさせるが、ない場合ス
テップS113からS115において、詳細地図がない
のでスクロール方向か縮尺を変更する指示をメッセージ
表示し、方向変更および縮尺変更されるまで、処理を待
機させる。方向変更があった場合はステップS111へ
進む。縮尺変更があった場合はステップS116へ進み
地図を描画する。操作者にとって、この処理待機時間は
無駄であり操作が面倒であった。
【0014】図20および図21は、従来のナビゲーシ
ョン装置の操作上の問題点を示すための図である。従来
のナビゲーション装置のスクロール速度は、連続モード
(同一キー入力が一定時間以上続いたときのモード)に
おいて毎秒40ドット、それ以外で毎秒10ドットであ
った(ステップS121からS123)。これを横軸に
時間、縦軸のスクロール速度をとり、グラフで示したも
のが図21である。t 1 はキー入力が開始される時間で
あり、t2 は連続モードと判定される時間、キーが押さ
れたままの状態でさらに一定時間が経過したときの時間
をt3 としている。t3 以降の操作速度がv2 で示すよ
うにv1 の2から5倍(v1 が毎秒10ドット、v2
毎秒40ドット程度)であれば操作しやすいが、t3
おけるスクロール速度が大きくv3 (v3 はv1 の5倍
以上)であるとき、連続モードに切換ったときの速度変
化が大きくなりすぎ、操作性が悪くなるといった欠点が
あった。
【0015】そこで本発明の主たる目的は、以上の問題
点を解決し、高速かつ途切れがなく、使いやすいスクロ
ール手段を持つナビゲーション装置を提供することであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1のナビゲーショ
ン装置は、各種センサからの信号に基づいて車両の現在
地を求め、予め記憶している地図データとともに現在位
置をディスプレイに表示するナビゲーション装置であっ
て、ディスプレイの表示範囲に対応し、地図データを記
憶するための第1の記憶領域と、ディスプレイの表示範
囲に隣接する周辺の所定の範囲を記憶するための第2記
憶領域を含む記憶手段と、ディスプレイに表示されてい
る地図をいずれかの方向にスクロールさせるための指示
を与える入力手段と、入力手段によっていずれかの方向
へのスクロールの指示が所定時間以上入力されたことに
応じて記憶手段の第2の記憶領域のうち入力手段から指
示された方向の領域のみに隣接する地図データを書込む
ための書込手段と、記憶手段の第1および第2の記憶領
域に書込まれた地図データのうち、入力手段によって指
示された方向に、ディスプレイの表示範囲に対応する地
図データを読出して、ディスプレイに表示させるための
表示制御手段とを備えることを特徴としている。
【0017】請求項2のナビゲーション装置は、請求項
1のナビゲーション装置において、書込手段は第2の記
憶領域のうち地図データを書込んだ残余の領域に色デー
タを書込む色データ書込手段を含むことを特徴とする。
【0018】請求項3のナビゲーション装置は、請求項
2のナビゲーション装置において、色データ書込手段は
少なくとも2種類の色データを記憶する色データ記憶手
段と、地図データに応じて色データ記憶手段から読出さ
れた色データを選択して、第2の記憶領域のうちの残余
の領域に書込む書込手段を含むことを特徴としている。
【0019】請求項4のナビゲーション装置は、地図デ
ータは、面を表わす面データと、線を表わす線データ
と、文字を表わす文字データとを含み、予め記憶してい
る地図データを読出して、記憶手段に書込むまでの時間
を予測する予測手段をもち、書込手段は予測手段によっ
て予測された時間が所定の時間を超えていれば、面デー
タと線データと文字データのうちの少なくとも1つのデ
ータを記憶手段に書込むことを特徴としている。
【0020】請求項5のナビゲーション装置は、地図デ
ータは、広域地図と詳細地図とを有する領域と広域地図
のみを有する領域とを含み、書込手段は詳細地図を表示
しながらスクロールしているときに、第2の記憶領域に
書込むべき地図データに詳細地図がなければ広域地図の
データを書込むことを特徴としている。
【0021】請求項6のナビゲーション装置は、請求項
5のナビゲーション装置において、書込手段は前記詳細
地図を構成しながらスクロールしているときに、第2の
記憶領域に書込むべき地図データに詳細地図がなけれ
ば、ディスプレイに詳細地図がないことを知らせる記号
やメッセージなどを表示することを特徴している。
【0022】請求項7のナビゲーション装置は、請求項
1、2および3のナビゲーション装置において、表示制
御手段は入力手段からのスクロールの指示が所定時間以
上を超えていることに応じて、記憶手段からの地図デー
タの読出速度を切換えて、スクロールの速度を少なくと
も3段階にすることを特徴としている。
【0023】
【作用】請求項1のナビゲーション装置では、入力手段
によっていずれかの方向へのスクロール指示が所定時間
以上入力された場合、記憶手段の第2の記憶領域のうち
入力された方向の領域のみに隣接する地図データを書込
むので、高速で途切れのないスクロールを実現する。
【0024】請求項2のナビゲーション装置では、請求
項1の作用に加えて第2の記憶領域中、地図データの書
込まれなかった部分に色データを書込むため、不要なデ
ータが表示されない。
【0025】請求項3のナビゲーション装置では、請求
項2の作用に加えて、複数の色データを選択するので、
地図データの書込まれなかった部分に目立たない色デー
タを書込む。
【0026】請求項4のナビゲーション装置では、予め
記憶されている地図データのうち第1、第2の記憶領域
に書込むべき地図データを取捨選択するために描画時間
が減少する。
【0027】請求項5のナビゲーション装置では、スク
ロール中に詳細地図がなくなった場合、自動的に縮尺を
広域地図に切換える。
【0028】請求項6のナビゲーション装置では請求項
5の作用に加え、スクロール中に詳細地図がなくなった
場合、ディスプレイにメッセージを表示する。
【0029】請求項7のナビゲーション装置では、請求
項1のナビゲーション装置の作用に加え、スクロールの
速度を3段階に切換える。
【0030】
【実施例】図1は、本発明の一実施例におけるナビゲー
ション装置の構成を示すブロック図であり、図2はリモ
コンの具体例を示す図である。
【0031】まず、構成について説明する。リモコン1
は図2に示されるように8方向のスクロールキー(ジョ
イスティックキー)やモード変更キーを持ち、ナビゲー
ション装置を操作する。これはパネルスイッチやタッチ
パネルでもよい。キー入力処理部3はキーの状態を取込
み、指定モードでマンマシンI/F部5に通知する。ま
たキーの状態が変化した場合には、10msec画面ス
クロール部23に停止要求を送り、スクロールのオーバ
ーランを防止する。マンマシンI/F部5では地図モー
ド、メニュー選択モードなどを管理し、必要なキー情報
を地図表示処理部7に与える。地図表示処理部7では指
定の縮尺、方位、位置の地図を表示し、必要に応じて地
図描画処理部9を呼び新しい地図を描画させる。
【0032】またスクロールの速度に応じて10mse
c画面スクロール部23に要求を出したり、予め必要と
思われる地図データを地図データ管理部11へ要求す
る。地図描画処理部9では地図表示処理の要求により描
画に必要な地図データを地図データ管理部11に要求
し、また得られた地図データを加工し、グラフィックコ
ントローラ19へ描画コマンドを出す。地図データ管理
部11ではCD−ROMに格納されている地図データの
読出をCD制御処理部13に要求し、得られた地図デー
タを必要に応じて地図描画処理部19に与える。CD制
御処理部13ではCDドライブ15を制御し、データの
読出とデータを格納するCDデータRAM17の管理を
行なう。CDドライブ15は地図データを記憶するため
のCDを格納し、CD制御処理部13からの要求により
データの読出を行なう。CDデータRAM17はCDか
ら読出したデータを格納する。
【0033】グラフィックコントローラ19はグラフィ
ックRAM21へ描画コマンドに従い書込を行なう。ま
たグラフィックRAM21の任意の範囲を表示装置25
へビデオ信号(RGB/NTSC)で送る。グラフィッ
クRAM21は表示画面と同じイメージでデータを格納
する。グラフィックRAM21はフレームメモリ1とフ
レームメモリ2を持ち、それぞれのフレームメモリ内は
表示範囲に相当する第1の記憶領域と、第1の記憶領域
以外の部分である第2の記憶領域とに分けて使用され
る。第2の記憶領域は表示範囲に隣接する部分を記憶し
ている。フレームメモリ内で表示範囲を移動すること
と、フレームメモリを切換えることを組合わせて画面移
動を行なう。10msec画面スクロール部23は10
msecタイマ割込で起動し、指定方向へ指定速度で画
面をスクロールするようにグラフィックコントローラ1
9へ指示を送る。表示装置25は液晶(LCD)やブラ
ウン管(CRT)などの表示装置である。
【0034】図3は、本発明の一実施例におけるナビゲ
ーション装置の表示範囲のスクロール方法を説明するた
めの図である。グラフィックRAM中のたとえばフレー
ムメモリ1の状態を(a)に示す。(a)において、2
03はディスプレイに表示される表示範囲に対応し地図
データを記憶するための第1記憶領域を示している(以
下表示範囲と呼ぶ)。201はディスプレイの表示範囲
に隣接する周辺の所定の範囲の第2記憶領域(以下マー
ジンと呼ぶ)を示している。スクロールキーからの入力
により、表示範囲203はフレームメモリ1の中を移動
する。
【0035】通常はマージン201の領域中すべてに地
図データが描画されるが、キーなどの入力手段によって
いずれかの方向へのスクロールさせるための指示が所定
時間以上入力されたならば、マージン201中の入力手
段により指示された方向の領域205のみに隣接する地
図データを書込む。このときマージン201の記憶領域
のうち、地図データを書込んだ残余の領域206には、
予め用意された色データの中から選択された色データを
書込む。選択される色データは、たとえば陸を表現する
緑色データや、海を表現する青色データなどである。
【0036】なお色データの選択状態を保有せず、前記
残余の領域に予め設定された色データを書込んでもよ
い。
【0037】図4および図5は、本発明の一実施例にお
けるスクロール方法のフローチャートである。
【0038】ステップS10においてスクロールするた
めのキー入力を待つ。キー入力が検出されたならば、ス
テップS11においてスクロールするためのキー入力が
連続同一方向に500msec以上続いたかどうか判別
する。500msec以上であったならばステップS1
2へ進み高速スクロールモード(ステップS12〜S1
8)へ入る。高速スクロールモードでは、スクロールす
る量を計算し、10msec画面スクロール登録を行な
う(ステップS12、S13)。10msec画面スク
ロール登録は、スクロールによる図5(a)に示すよう
に移動量、速度を設定し、登録フラグをONにする処理
である(図5(a)ステップS30、S31)。ステッ
プS14、S15において、裏画面(現在表示していな
いフレームメモリ)に描画できるか、キー入力がON状
態であるかの判定を行ない、描画可であればステップS
15、S16において地図を描画する。このときの描画
範囲は、図3の(c)のように、入力手段から指示され
た方向の領域205のみであるので、すべてのマージン
201を描画するよりも、短時間で済む。ステップS1
1において、キー入力が連続同一方向に500msec
以下であればステップS25に進み通常のスクロール
(ステップS19〜25)を行なう。
【0039】通常のスクロールでは移動先のマージン2
01が存在し、移動先表示が可能であれば(ステップS
25)、画面を移動させる(ステップS21)。移動先
のマージン201がなければ、ステップS19、S20
においてマージン201のすべてに移動先中心の地図デ
ータを描画する。画面移動後、ステップS22からS2
4で、移動方向のマージンの残りを判定し、規定値以下
であり、裏画面が描画中でなければ新しく地図データを
描画する。
【0040】また、10msecタイマ割込で、図5
(b)ステップS35からS42に示される割込処理を
行なう。これは高速スクロールに関する処理である。ス
テップS31において、予め登録フラグがONされてい
れば、移動速度分周処理を行ない、移動タイミングを調
べる。移動タイミングが適切で、移動量の残りがあれば
画面移動を行ない、移動量を更新する。移動量の残りが
なく、次の移動量の残りもなければ、登録フラグをOF
Fにする。
【0041】図6は、本発明におけるスクロール処理で
一定方向にスクロールが続いたときの地図の描画時期
と、スクロールのタイミングを示した図である。ナビゲ
ーション装置には、地図データを記憶させるメモリとし
てグラフィックRAM21があり、グラフィックRAM
中に、フレームメモリ1とフレームメモリ2の2種類の
描画領域が用意されている。両フレームメモリはそれぞ
れ表示範囲203とマージン201とを含んでいる。デ
ィスプレイにはフレームメモリ1かフレームメモリ2か
のどちらかの表示範囲203が表示される。必要に応じ
て表示させるフレームメモリは切換えられる。横軸は時
間を示している。波線はフレームメモリに描画を行なっ
ている時間、点線は何もせずに待機する時間、そして実
線はスクロール処理の行なわれる時間を示す。鎖線は、
切換準備が終った状態での待機時間を示す。(a)は標
準のスクロールのタイミング、(b)は高速スクロール
のタイミングを示す。
【0042】まず標準スクロール(a)のタイミングに
ついて説明する。時間t0 においてディスプレイにはフ
レームメモリ1中の表示範囲が表示されているものとす
る。時間t1 において、移動先のマージンがなくなった
のであれば、フレームメモリ1では処理を一時停止さ
せ、フレームメモリ2の描画を開始する(図4のステッ
プS19、S20、S25に相当する)。時間t2 にお
いて、フレームメモリ2の描画が終ったならば、ディス
プレイに表示されるフレームメモリを、フレームメモリ
2に切換えフレームメモリ2の中でスクロールを続行す
る。時間t3 においてフレームメモリ2中の移動先のマ
ージンがなくなれば、今度はフレームメモリ2の処理を
一時停止させ、フレームメモリ1の描画を開始し、描画
が終了する時間t4 においてディスプレイに表示される
フレームメモリを、フレームメモリ1に切換えスクロー
ルを続行する。
【0043】次に高速スクロール(b)のタイミングに
ついて説明する。時間t0 において、ディスプレイには
フレームメモリ1中の表示範囲が表示されている。時間
2において移動先のマージンがなくなったのであれ
ば、ディスプレイに表示されるフレームメモリを、フレ
ームメモリ2に切換える。このときフレームメモリ2に
は既に移動先の地図データの描画が終了している。時間
2 からt3 においてフレームメモリ1では、移動先の
マージン205の描画を行ない、フレームメモリ2では
スクロールを行なう移動先のマージン205の描画はt
3 で終了する。時間t3 からt4 では、フレームメモリ
1は待機させフレームメモリ2でスクロールを行なう。
4 においてフレームメモリ2の移動先のマージンがな
くなれば、ディスプレイに表示されるフレームメモリを
フレームメモリ1に切換える。
【0044】このようにして高速スクロールモードで
は、途切れのないスクロールを実行させることができ
る。
【0045】図7は、高速スクロール中での方向変更に
ついて示した図である。時刻t3 で方向変更があったも
のとする。(a)の方法では時間t1 からt3 において
フレームメモリ2を用いてスクロールを行なっている。
時間t3 において方向変更があったならば、フレームメ
モリ2は作業を停止しフレームメモリ1の移動先のマー
ジンに描画を始める。描画が終了した時間t4 でフレー
ムメモリ1に切換える。この場合t3 からt4 間はスク
ロールが一時停止するが、方向変更後のスクロール方向
の地図の途切れることなく見ることができる。
【0046】(b)の方法では、時間t1 からt3 にお
いてフレームメモリ2を用いてスクロールを行なってい
る。時刻t3 において、方向変更があったならば、フレ
ームメモリ2においてその方向へスクロールさせる。こ
のとき方向変更後のスクロール方向の地図データは、書
込まれていないが、予め陸の色や海の色など目立たない
色データを書込んでおく。時刻t3 からフレームメモリ
1で、移動先のマージンに描画を行ない、描画の終了し
た時間t4 で、フレームメモリ1に切換える。この場合
時間t3 からt4 まで、地図が一瞬途切れる時間がある
が、スクロールの停止時間がなくなり、操作性をよくす
ることができる。
【0047】図8は高速スクロールが斜め方向に進んだ
ときの、マージンへ地図データを書込む領域を示す。2
03が表示範囲であり矢印が移動方向を示す。205が
地図データを書込むマージンであり、209には目立た
ない色データを書込む。
【0048】図9は、高速スクロール中に方向変更が行
なわれたときの表示範囲203と、地図データの用意さ
れている部分205の関係を示す。表示範囲が211へ
急に移動したならば、地図データの用意されていない部
分が表示されてしまう。図7(a)ではこの問題を解決
するために、時間t3 からt4 において、移動先の表示
範囲211の再描画を行なう。
【0049】図10は図7(b)を説明するための図で
ある。この図ではマージン中の地図データを用意しない
部分209に目立たない色データを記憶させておくこと
で、急な方向変更に対処している。
【0050】図11は、この発明の他の実施例を示すた
めのフローチャートである。まずステップS50、S5
1において、描画の前にその地区(ブロック)のそれぞ
れのデータの大きさから描画に要する時間を見積る。ス
テップS52からS57において、規定時間内に処理で
きないと判断したときには、面データ、線データ、文字
記号データのグループのいずれか(複数も可)の処理を
あきらめて、規定時間内に処理を終えるように調整す
る。
【0051】なお各データグループは、さらに細分化で
きるので細かな調整が可能である。たとえば道路データ
について、高速道路と国道は処理し、他の道路は処理し
ないなどといった制御も可能である。
【0052】また規定時間の算出法は、スクロールマー
ジンをスクロール処理が消費する時間と描画対象ブロッ
ク数とで割ったものとなる。たとえば、スクロールマー
ジン120(ドット)、スクロール速度100(ドット
/sec)、対象描画ブロック4(ブロック)であれ
ば、 処理時間余裕=120(ドット)/100(ドット/s
ec)=1200(msec) 1ブロックに使用できる時間=1200(msec)/
4(ブロック)=300(msec) となる。
【0053】実際の処理時間には描画処理以外時間を含
むので、1ブロックに使用できる時間は300msec
に1未満の係数を掛けた時間となる。
【0054】なおこの技術の応用として、1ブロック当
りの規定時間を単純平均せずに、特定の関数を用いて求
めれば重要なブロックの情報密度を上げ、かつスクロー
ル速度を落とさないようにできる。たとえば画面中心か
らの距離によって規定時間を短くすれば、中心部の情報
密度を上げ周辺部を粗く表示することもできる。
【0055】図12は、請求項5の実施例におけるスク
ロール中に詳細地図がなくなった場合の処理を示すフロ
ーチャートの一例である。
【0056】ステップS61において、移動先の詳細地
図がないと判断されたならば、ステップS62において
広域縮尺地図を描画し、S63において、地図の描画が
完了したか否かを判断し、完了していればステップS6
4で地図をスクロールさせる。
【0057】従来は、詳細地図がなくなった時点でスク
ロールを停止し、メッセージを表示した後、スクロール
の方向を変えるか、縮尺を変更するかの入力を待ってい
たが、この実施例では詳細地図がなくなった場合には、
自動的に縮尺を切換えスクロールを続ける。つまりスク
ロールしたい、その方向の地図が見たいという利用者の
操作を中断させず、扱いやすくしている。
【0058】図13および図14は、スクロール速度を
3段階にコントロールするための処理を説明するための
図である。
【0059】実験により、扱いやすい速度の変化量を求
めたところ、速度差が2倍から5倍の間であると判定さ
れた。したがって本実施例では、スクロール速度として
毎秒10ドット、毎秒33ドット、毎秒100ドットの
3つを用意した。ステップS70において、連続モード
であるか、ステップS72において高速1段目時間経過
後であるかの判定によりステップS71,S73および
S74において3つの速度のうちどれを使うかを決定す
る。図14においてt1 はキー操作開始時間を、t2
連続モードと判定する時間を、t3 は同一方向と判定す
る時間を、t4は高速1段目時間経過時間を示してい
る。また、v1 =10ドット/sec、v 2 =33ドッ
ト/sec、v3 =100ドット/secである。この
実施例により速度の変化量が速度差2倍から5倍の間で
ある使いやすいスクロールが実現される。
【0060】なおこの実施例では、3段階にスクロール
速度をコントロールしたが、速度変化量が2倍から5倍
であれば段階を3段階以上に分けてもよい。
【0061】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
途切れのない高速のスクロールを行なうことができる。
【0062】請求項2の発明によれば、請求項1の効果
に加えてスクロール方向の変更があったときでも途切れ
なく高速のスクロールを行なうことができる。
【0063】請求項3の発明によると、請求項2の効果
に加えて、地図データの書込まれていない領域を、状況
に応じて選択された目立たない色で表示することができ
る。
【0064】請求項4の発明によると、地図の描画をさ
らに高速化することができる。請求項5および請求項6
の発明によると、スクロールしたいその方向の地図が見
たいという操作者の操作を中断させず、使いやすいナビ
ゲーション装置を提供することができる。
【0065】請求項7の発明によると請求項1、2およ
び3の効果に加えてスクロールの操作性をよくすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるナビゲーション装置
のブロック図である。
【図2】図1のリモコン1の具体例を説明するための図
である。
【図3】この発明の一実施例によるナビゲーション装置
の高速スクロールでの、表示範囲203とマージン20
1の関係を示すための図である。
【図4】この発明の一実施例によるナビゲーション装置
のスクロール処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【図5】この発明の一実施例によるナビゲーション装置
の高速スクロール処理を説明するためのフローチャート
である。
【図6】この発明の一実施例によるナビゲーション装置
の標準のスクロール(a)と高速スクロール時(b)の
描画処理とスクロールのタイミングを示す図である。
【図7】この発明の一実施例における、高速スクロール
中に移動方向の変更があったときの描画処理とスクロー
ルのタイミングを示すための図である。
【図8】この発明の一実施例によるナビゲーション装置
で、高速スクロールが斜め方向に行なわれるときの表示
範囲203とマージン205の関係を示すための図であ
る。
【図9】高速スクロール中に方向変更が行なわれたとき
の表示範囲と地図データの用意されている部分205の
関係を説明するための図である。
【図10】高速スクロール中に方向変更が行なわれたと
きの表示範囲と地図データの用意されている部分205
と色データを記憶させている部分209との関係を示し
た図である。
【図11】この発明の一実施例におけるナビゲーション
装置の、地図描画処理を説明するための図である。
【図12】この発明の一実施例におけるナビゲーション
装置の、詳細地図表示を広域地図表示に自動的に切換え
る処理を説明するためのフローチャートである。
【図13】この発明の一実施例におけるナビゲーション
装置の、スクロール速度を3段階にコントロールする処
理を説明するためのフローチャートである。
【図14】図13の処理を説明するための時間とスクロ
ール速度の関係を示したグラフである。
【図15】従来のナビゲーション装置のスクロールにお
ける、表示範囲203とマージン201の関係を示した
図である。
【図16】図15における問題点を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図17】一定方向にスクロールが続いたときの地図の
描画時期とスクロールのタイミングとを示した図であ
る。
【図18】ナビゲーション装置に記憶されている地図デ
ータの構成を説明するための図である。
【図19】従来のナビゲーション装置での、スクロール
方向に詳細地図がなくなったときの処理を説明するため
の図である。
【図20】従来のナビゲーション装置でのスクロール速
度のコントロールについて説明するための図である。
【図21】図20の処理を説明するための時間とスクロ
ール速度の関係を示したグラフである。
【符号の説明】
1 リモコン 3 キー入力処理部 5 マンマシンI/F部 7 地図表示処理部 9 地図描画処理部 11 地図データ管理部 13 CD制御処理部 15 CDドライブ 17 CDデータRAM 19 グラフィックコントローラ 21 グラフィックRAM 23 10msec画面スクロール部 25 表示装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種センサからの信号に基づいて車両の
    現在地を求め、予め記憶している地図データとともに現
    在位置をディスプレイに表示する、ナビゲーション装置
    であって、 前記ディスプレイの表示範囲に対応し地図データを記憶
    するための第1の記憶領域と、前記ディスプレイの表示
    範囲に隣接する周辺の所定の範囲を記憶するための第2
    の記憶領域を含む記憶手段と、 前記ディスプレイに表示されている地図を、いずれかの
    方向にスクロールさせるための指示を与える入力手段
    と、 前記入力手段によっていずれかの方向へのスクロールの
    指示が所定時間以上入力されたことに応じて、前記記憶
    手段の第2の記憶領域のうち前記入力手段から指示され
    た方向の領域のみに隣接する地図データを書込むための
    書込手段と、 前記記憶手段の前記第1および第2の記憶領域に書込ま
    れた地図データのうち、前記入力手段によって指示され
    た方向に、前記ディスプレイの表示範囲に対応する地図
    データを読出して、前記ディスプレイに表示させるため
    の表示制御手段とを備えた、ナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 前記書込手段は、前記第2の記憶領域の
    うち前記地図データを書込んだ残余の領域に色データを
    書込む色データ書込手段を含むことを特徴とする、請求
    項1のナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 前記色データ書込手段は、 少なくとも2種類の色データを記憶する色データ記憶手
    段と、 前記地図データに応じて前記色データ記憶手段から読出
    された色データを選択して、前記第2の記憶領域のうち
    の残余の領域に書込む書込手段を含むことを特徴とする
    請求項2のナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 各種センサからの信号に基づいて車両の
    現在地を求め、予め記憶している地図データとともに現
    在位置をディスプレイに表示する、ナビゲーション装置
    であって、 前記ディスプレイの表示範囲に対応し地図データを記憶
    するための第1の記憶領域と、前記ディスプレイの表示
    範囲に隣接する周辺の所定の範囲を記憶するための第2
    の記憶領域を含む記憶手段と、 前記ディスプレイに表示されている地図を、いずれかの
    方向にスクロールさせるための指示を与える入力手段
    と、 前記記憶手段の前記第1および第2の記憶領域に書込ま
    れた地図データのうち、前記入力手段によって指示され
    た方向に、前記ディスプレイの表示範囲に対応する地図
    データを読出して、前記ディスプレイに表示させるため
    の表示制御手段とを備え、 前記地図データは面を表わす面データと、線を表わす線
    データと、文字を表わす文字データとを含み、 前記予め記憶している地図データを読出して、前記記憶
    手段に書込むまでの時間を予測する予測手段を含み、 前記書込手段は前記予測手段によって予測された時間が
    所定の時間を超えていれば、前記面データと線データと
    文字データのうちの少なくとも1つのデータを前記記憶
    手段に書込むことを特徴とするナビゲーション装置。
  5. 【請求項5】 各種センサからの信号に基づいて車両の
    現在地を求め、予め記憶している地図データとともに現
    在位置をディスプレイに表示する、ナビゲーション装置
    であって、 前記ディスプレイの表示範囲に対応し地図データを記憶
    するための第1の記憶領域と、前記ディスプレイの表示
    範囲に隣接する周辺の所定の範囲を記憶するための第2
    の記憶領域を含む記憶手段と、 前記ディスプレイに表示されている地図を、いずれかの
    方向にスクロールさせるための指示を与える入力手段
    と、 前記記憶手段の前記第1および第2の記憶領域に書込ま
    れた地図データのうち、前記入力手段によって指示され
    た方向に、前記ディスプレイの表示範囲に対応する地図
    データを読出して、前記ディスプレイに表示させるため
    の表示制御手段とを備え、 前記地図データは、広域地図と詳細地図とを有する領域
    と広域地図のみを有する領域とを含み、 前記書込手段は前記詳細地図を表示しながらスクロール
    しているときに、前記第2の記憶領域に書込むべき地図
    データに詳細地図がなければ広域地図のデータを書込む
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  6. 【請求項6】 前記書込手段は前記詳細地図を表示しな
    がらスクロールしているときに、前記第2の記憶領域に
    書込むべき地図データに詳細地図がなければ、前記ディ
    スプレイに詳細地図がないことを知らせる記号やメッセ
    ージなどを表示することを特徴する請求項5のナビゲー
    ション装置。
  7. 【請求項7】 前記表示制御手段は、前記入力手段から
    のスクロールの指示が所定時間以上を超えていることに
    応じて、前記記憶手段からの地図データの読出速度を切
    換えて、スクロールの速度を少なくとも3段階にするこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかのナビゲー
    ション装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002005678A (ja) * 2000-06-16 2002-01-09 Tokai Rika Co Ltd 操作入力装置
WO2011104747A1 (ja) * 2010-02-23 2011-09-01 三菱電機株式会社 地図スクロール装置
US9372567B2 (en) 2012-04-19 2016-06-21 Fujitsu Limited Display device, display method, and recording medium storing display program

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