JPH0731087Y2 - 流し台キャビネット等における足元温風機 - Google Patents

流し台キャビネット等における足元温風機

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JPH0731087Y2
JPH0731087Y2 JP2832488U JP2832488U JPH0731087Y2 JP H0731087 Y2 JPH0731087 Y2 JP H0731087Y2 JP 2832488 U JP2832488 U JP 2832488U JP 2832488 U JP2832488 U JP 2832488U JP H0731087 Y2 JPH0731087 Y2 JP H0731087Y2
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JP
Japan
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heater
outlet
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warm air
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JP2832488U
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JPH01131963U (ja
Inventor
良登 滝本
Original Assignee
株式会社伸晃
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、主として流し台キャビネットの下部に取付
けられる足元温風機の改良に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種足元温風機としては第4図(a)(b)に
示したように、流し台キャビネット(イ)の下側にクロ
スフローファン(ハ)及びヒーター(ニ)を内蔵した温
風機本体(ロ)を設置し、該本体の前面に温風の吹出口
(ホ)とその両隣に外気の吸気口(ヘ)・(ヘ)を開口
した上、上記本体の上面開口部に取外し可能なフイルタ
ー(ト)を装着したものが知られている(例えば実開昭
61-127350号公報参照)。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら上記構造の足元温風機は、その吸気口
(ヘ)・(ヘ)が吹出口(ホ)と同方向に開口されてい
るため、運転時に吸気口に吸引される冷たい外気が足元
を通過し、該部における暖房効果を著しく妨げるという
不都合が見られた。
他方、上記温風機は吸気に際して、大気中に含まれる塵
埃の侵入を阻止するためのフイルター(ト)を取外し可
能として随時、これを清掃し得るようにしたものである
が、屡々上記フイルターの取付けを忘れて或いは完全に
装着しない状態で運転し、上記塵埃や露滴によるモータ
ー等の故障を誘発していたものである。
本考案は足元の近傍に冷風が通過せず、しかもフイルタ
ーが完全に装着されなければ作動しない足元温風機を提
供することを目的としたものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本考案は、ファンとその前面に
位置するヒーターを内蔵した温風機本体の上面に取外し
可能な防塵フイルターを、また本体の前面に吹出口をそ
れぞれ設けてなる流し台キャビネット等による足元温風
機において、上記温風機本体の上面にフイルターが完全
に装着されたことを検知するマイクロスイッチを設け、
また上記ヒーターと吹出口との間に該吹出方向に拡開す
る複数の整流板を固定する一方、上記吹出口の両側外方
に温風の吹出し流と略直交する方向に開口を有する吸気
口を設けたものである。
〔作用〕
本考案は、防塵フイルターが完全に装着された時点でマ
イクロスイッチを会して温風機本体が始動可能な状態と
なり、また外気取入れ時に発生する冷風は吹出口よりも
外方におけるキャビネット前面に沿って発生し、更に上
記本体内の温風が整流板に案内されて吹出口から均等に
拡がって送風されるという作用を奏する。
〔実施例〕
以下、本案の構成を図面に示す実施例に基づいて更に具
体的に述べると、1は流し台等のキャビネット、2は下
述する吹出口5aがキャビネット下端前面に臨んで取付け
られた温風機本体、3は上記本体2内の後部に設置され
たモーター(M)で駆動するクロスフローファン、4は
上記ファン3の前方に位置するヒーター、5は上記温風
機本体2の前面に取付けられたカバーグリルであって、
その中央に上記ヒーター4よりも広巾の温風吹出口5aを
開設すると共に、その両側に温風の吹出流と略直交する
方向に吸気口5b・5bを開口して、上記吹出口5a前方の足
元付近における外気が上記吸気口へ流入しないようにし
たものである。
また6は上記ヒーター4と吹出口5aとの間に該吹出口5a
に向けて拡開するように取付けられた複数の整流板、更
に7は上記温風機本体2の上面開口部に、前方から取外
し可能に設けられた防塵フイルター、8は上記フイルタ
ー7の後縁と当接し、該フイルターが完全に装着された
ことを検知して「ON」されるマイクロスイッチであっ
て、これが「ON」状態となって初めて電源スイッチ9に
より上記温風機本体2を作動可能としたものである。
尚、図中一点鎖線で示した矢印10は吸気口5bからフイル
ター7を通過してファン3へと吸引される外気流、また
実線の矢印11は上記ファン3からヒーター4を通過した
後、整流板6に案内されて吹出口5aから送風される温風
流を示す。
〔考案の効果〕
本考案は上述した通り構成されているので、次に記載す
る効果を奏する。
即ち、吸気口5b・5bを温風の吹出流とほぼ直交する方向
に開口したことにより、吸引時に外気の移動によって生
じる冷気は吹出口5aよりも外方のキャビネット面に沿っ
て発生するから、該冷気が足元付近を通過して冷感を与
えたり、温風を吸引して暖房効果を妨げるというおそれ
がない。
また上記防塵フイルター7が完全に装着された時にのみ
本温風機が作動するようにしたものであるから、在来品
の如く誤ってフイルターなしで使用することがなく、塵
埃や露滴等によるモーターやヒーター等の故障を未然に
防止する。
更に、温風が整流板6に案内されて前拡状の吹出口5aよ
り広範に亘って均等に拡散されるため、高い足元暖房効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案足元温風機の縦断面図、第2図はその一部
を切欠して示す斜視図、また第3図はそのフイルターを
取外した状態の平面図、更に第4図は従来の足元温風機
の取付け状態を示す正面図及び断面図である。 尚、図中2……温風機本体、3……クロスフローファ
ン、4……ヒーター、5……カバーグリル、5a……吹出
口、5b……吸気口5b、6……整流板、7……防塵フイル
ター、8……マイクロスイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒーター及びファンを内蔵した温風機本体
    の上面に取外し可能な防塵フイルターを、また本体の下
    部前面に吹出口をそれぞれ設けてなる流し台キャビネッ
    ト等における足元温風機において、上記温風機本体2の
    上面にフイルター7が完全に装着されたことを検知する
    マイクロスイッチ8を設け、また上記ヒーター4と吹出
    口5aとの間に吹出方向に拡開する複数の整流板6を固定
    する一方、上記吹出口5aの両側外方に温風の吹出し流と
    略直交する方向に吸気口5bを開口したことを特徴とする
    流し台キャビネット等における足元温風機。
JP2832488U 1988-03-02 1988-03-02 流し台キャビネット等における足元温風機 Expired - Lifetime JPH0731087Y2 (ja)

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JPH01131963U JPH01131963U (ja) 1989-09-07
JPH0731087Y2 true JPH0731087Y2 (ja) 1995-07-19

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