JPH07310650A - 自動流量制御弁を備えた電磁ポンプ - Google Patents

自動流量制御弁を備えた電磁ポンプ

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JPH07310650A
JPH07310650A JP7076235A JP7623595A JPH07310650A JP H07310650 A JPH07310650 A JP H07310650A JP 7076235 A JP7076235 A JP 7076235A JP 7623595 A JP7623595 A JP 7623595A JP H07310650 A JPH07310650 A JP H07310650A
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oil
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flow control
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WiniaDaewoo Co Ltd
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Daiu Denshi Kk
Daewoo Electronics Co Ltd
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    • F04B49/03Stopping, starting, unloading or idling control by means of valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
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    • F04B11/0091Equalisation of pulses, e.g. by use of air vessels; Counteracting cavitation using a special shape of fluid pass, e.g. throttles, ducts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F04B17/00Pumps characterised by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors
    • F04B17/03Pumps characterised by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors driven by electric motors
    • F04B17/04Pumps characterised by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors driven by electric motors using solenoids
    • F04B17/042Pumps characterised by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors driven by electric motors using solenoids the solenoid motor being separated from the fluid flow

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧油の吐出が断続的ではなく吐出圧力の変化
に感応して自動調節され、別途の部材を必要とせずに圧
油の吐出脈動を低減することができる電磁ポンプを提供
する。 【構成】 上記電磁ポンプは円錐状の先端部に一体とな
り後方にいくぼどその直径が減少するようにテーパのつ
いた円筒状胴体部を備え、昇圧部で昇圧されたオイルの
圧力によってこのオイルの圧力を昇圧部に逆に伝達する
ことで昇圧部の昇圧能力を自動に制御する油圧調節弁を
備える。油圧調節弁は吐出室の内壁との間に形成された
流路の断面積を変化させることで吐出流量を調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流体供給用電磁ポンプに
関し、特に、流体圧力の変化に比例して吐出流量を自動
に調節し得る流量制御弁を備えた電磁ポンプに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、電磁ポンプは流体供給装置で
あり、主にボイラーシステムのバーナ等の装置にオイル
を供給するために使用される。図7は従来の電磁ポンプ
の油圧回路系統図を示している。同図に示すように、上
記電磁ポンプはオイルタンクからオイルが吸入される吸
入部20と、吸入されるオイルの圧力を昇圧するための
昇圧部30と、昇圧されたオイルをバーナに吐出する吐
出部40とを具備する。
【0003】吸入部20はオイルタンク12に連結され
オイルタンク12からのオイルが流入される吸入ノズル
22と、第1流路61を介して吸入ノズル22に連結さ
れた吸入フィルター24とを含む。昇圧部30は吸入フ
ィルター24に連結され吸入フィルター24を通過した
オイルが流入される吸入逆止め弁32と、第2流路62
を介して吸入逆止め弁32に連結された吐出逆止め弁3
4と、上記吸入逆止め弁32を通じて流入されたオイル
の圧力を昇圧させて吐出逆止め弁34を通じて吐出する
作動部31とを含む。
【0004】吐出部40は上記昇圧部30より第5流路
65を通じて吐出される昇圧されたオイルの流れを取り
締まる吐出弁44と、上記吐出弁44を通過した圧油を
バーナ(図示せず)に案内する吐出ノズル48と、第5
流路65と第1流路61との間に設置され吐出圧力を制
御するリリーフ弁42とを含む。リリーフ弁42の一端
は第5流路65から分枝した第6流路66に、他端は第
1流路61から分枝した第7流路67に連結されてい
る。
【0005】図8及び図9は、それぞれ図7の電磁ポン
プの側断面図及び平断面図である。図8に示すように、
作動部31は中空の第1シリンダー36を含む。第1シ
リンダー36の下端には上記第1シリンダー36より小
径で中空の第2シリンダー37が固定されている。第1
シリンダー36の内部には磁性コア56が固定されてお
り、磁性コア56の上部及び下部にはそれぞれストッパ
ー45及びプランジャ結合体51が移動可能に設置され
ている。
【0006】プランジャ結合体51はプランジャ52
と、プランジャ52の中央に一体となってそこから下向
きに延長するピストン53とを含む。ピストン53は第
2シリンダー37内に上下動可能に嵌められている。第
2シリンダー37の下部及び上部にはそれぞれ上記ピス
トン53によって相互隔離された第1及び第2空間7
1、72が形成されている。磁性コア56とプランジャ
52との間には第1スプリング57が、そしてプランジ
ャ52と第1シリンダー36の下端との間には第2スプ
リング58が設置されている。磁性コア56とストッパ
ー45との間には第3スプリング59が設置されてい
る。
【0007】ストッパー45の上部にはストッパーシー
ト46が設置されている。ストッパー45及びストッパ
ーシート46は前述の吐出弁44を構成し、ストッパー
45がその上端に位置する際にはストッパーシート46
との係合によって吐出ノズル48が閉鎖され、その位置
から下降した際には吐出ノズル48が開放される。第1
シリンダー36の外面には、上記磁性コア56に対応す
る位置にボビン(bobbin)55が具備され、ボビ
ン55の外側にソレノイド54が設置されている。ボビ
ン55の下部には支持板55aが具備され、支持板55
aの上部には上記ボビン55及びソレノイド54を取り
囲むようにキャップ55bが設置されている。
【0008】また図7を参照すれば、吸入逆止め弁32
と吐出逆止め弁34との間の第2流路62から分枝した
第3流路63はピストン53下部の第1空間71に連通
し、吐出逆止め弁34の吐出端は第4流路64を介して
ピストン53上部の第2空間72に連通する。一方、第
4流路64には圧油中の空気のみを排出するための排気
弁38及び圧油の吐出脈動を緩和するための緩衝器39
が分枝している。第1シリンダー36の第2空間72は
第5流路65を介して吐出弁44に連通する。
【0009】一方、図9を参照すれば、リリーフ弁42
は第4スプリング43によって支持され、調整子47に
よって第4スプリング43の設定圧力を調整し得るよう
になっている。以上のような従来の電磁ポンプにおいて
は、オイルは次のようにポンピングされる。
【0010】先ず、ソレノイド54に電源が印加されれ
ば、磁性コア56が磁化されることでプランジャ結合体
51が磁性コア56に向かって上昇する。この際、ピス
トン53下部の第1空間71の体積が膨張して、それに
連通する第2流路62の内部圧力が低下する。これによ
って、吸入逆止め弁32は開放され吐出逆止め弁34は
閉鎖されて、オイルがオイルタンク12から吸収ノズル
22、第1流路61、吸入フィルター24及び吸入逆止
め弁32を通じて第2流路62内に流入される。一方、
ストッパー45は磁性コア56に向かって下降すること
で吐出弁44が開放される。この際、ストッパー45と
プランジャ結合体51の磁力による運動を保障するため
に、ボビン55は非磁性体からなる反面、上記支持板5
5a及び上記キャップ55bは磁性体からなっている。
また、ストッパー45が内臓されたシリンダー36の上
部壁36aは非磁性体からなっている。 次に、ソレノ
イド54に印加されていた電源が再び中断されれば、プ
ランジャ結合体51は第1スプリング57の下向き偏向
力によって下降する。この際、第2スプリング58は上
昇していたプランジャ結合体51が下降する際に下端に
押されることを防止してプランジャ結合体51を常に磁
性コア56の電磁力の範囲内に位置させる。
【0011】第1スプリング57によるプランジャ結合
体51の下降によってプランジャ結合体51下部の第1
空間71の体積は再び縮小され、それに連通する第2流
路62の内部圧力は上昇する。これによって、吸入逆止
め弁32は閉鎖され吐出逆止め弁34は開放されて、高
圧になったオイルは吐出逆止め弁34、第4流路64を
経てピストン53上部の第2空間72に流入された後、
第5流路65及び吐出弁44へ流動する。圧油が第4流
路64を通過する途中に、排気弁38を通じて圧油から
空気が除去される。一方、ストッパー45は第3スプリ
ング59によって再び上昇してストッパーシート46に
係合されることで吐出弁44が再び閉鎖される。
【0012】第5流路65を通過するオイルはソレノイ
ド54に再び電源が供給され吐出弁44が開放される
時、吐出ノズル48を経て電磁ポンプの外部(ここで
は、バーナ)に吐出される。以上のような過程はソレノ
イド54に電源が供給される度に繰り返して行われ、こ
れによって吐出圧力は段々上昇するようになる。上昇し
続いていた吐出圧力がリリーフ弁42を支持する第4ス
プリング43に設定された力を越えた時、リリーフ弁4
2は吐出圧力によって第4スプリング43の偏向力を克
服しながら後ろに押されるようになる。この際、第6流
路66と第7流路67とは相互連通し吐出圧油の一部が
第6流路66及び第7流路67を通じて第1流路61に
復帰し、これによって吐出圧力は減少する。吐出圧力が
第4スプリング43の偏向力より低くなる時点でリリー
フ弁42は再び前進して第6流路66と第7流路67と
の連結を再び遮断して吐出圧力は再び増加するようにな
る。以上のような過程を通じて、吐出圧力は第4スプリ
ング43の偏向力としてリリーフ弁42に設定された圧
力において平衡をなすようになる。吐出圧力の設定は調
整子47によって調整され得る。
【0013】しかし、以上のような構成の従来の電磁ポ
ンプでは、ソレノイド54によって断続的に開閉される
吐出弁44を通じて圧油が吐出されるため、圧油の吐出
脈動が大きい。従って、吐出脈動の減少のための緩衝器
39のような別途の部材が要求されるとの欠点があっ
た。しかも、大体60Hz以上の交流電流がソレノイド
54の電源として利用されることによってストッパー4
5が秒当たり60回以上の高速往復動をし、従って、ス
トッパー45と磁性コア56との衝突による大きな騒音
が発生する。
【0014】また、上記従来の電磁ポンプでは、ストッ
パー45を支持する第3スプリング59の偏向力が圧油
の吐出圧力とは関係なく設定されているだけではなく、
前述の磁気力によって上下動自在にするために非常に低
く設定されているため、ソレノイド54への電源供給が
完全に中断され吐出弁44の作動が中断された後におい
ても吐出弁44は完全閉鎖されず吐出圧力が降下しなが
らオイルの漏出が発生する。このように低い圧力で漏出
されたオイルはバーナ内部に吐出される際に十分に気化
されないため、バーナ内部での有効な燃焼に役に立てず
バーナの消火後バーナの内部で不完全燃焼し、不愉快な
臭いを発生するようになる(このような現象を消火遅延
現象という)。
【0015】また、吐出弁44及び吐出ノズル48が第
1シリンダー36上部に備えられていることによって、
いろんな問題を引き起こす。即ち、消火後のオイル中に
含まれた空気が吐出弁44の内側に残留しながら、電磁
ポンプの再稼動の際にストッパー45の作動に対してオ
イルのようなダンパとしての役割を果たせずストッパー
45の衝突騒音を加重させる。また、ストッパー45と
第1シリンダー36の上部壁36aとの間の隙間が大き
ければ上記オイルの漏洩は増加し、上記隙間が小さけれ
ば上記作動騒音が増大するとの問題点があった。
【0016】また、従来の電磁ポンプでは、過剰吐出圧
力が昇圧部30に伝達されず背圧として捨てられる。即
ち、吐出圧力の過剰の際には、吐出圧力の制御のために
リリーフ弁42を介して圧油の一部がオイル供給流路で
ある第1流路61に復帰して電磁ポンプ内を再循環する
ようになり、剰余オイルの再循環に所要される分だけの
エネルギー損失を招いた。
【0017】一方、ソレノイド54による磁束は磁性体
である支持板55a及びキャップ55bを介して磁性コ
ア56に伝達されるが、この過程において非磁性体から
なるシリンダー36の上部壁36aは磁気的空隙として
作用して磁性コア56の磁力を弱化させる。従って、こ
のような磁力の弱化によるエネルギー損失を招くとの欠
点があった。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
従来技術の問題点を解決するために案出されたものであ
り、本発明が解決しようとする技術的課題は圧油の吐出
が断続的に行われるのではなく吐出圧力の変化に感応し
て自動調節されることで、別途の部材を使用する必要な
く圧油の吐出脈動を減らすことができ、作動騒音が低減
され、また、消火遅延が防止され、エネルギーの効率が
改善された電磁ポンプを提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的達成のために
本発明は、オイルタンクよりオイルを吸入するための吸
入部と;上記吸入部から吸入されるオイルの圧力を昇圧
するための昇圧部と;上記昇圧部で昇圧されたオイルの
圧力に感応してオイルの圧力を上記昇圧部に逆に伝達す
ることにより上記昇圧部の昇圧能力を自動に制御してオ
イルの吐出圧力を比例調節することで一定圧力のオイル
を吐出し得る吐出部とを含む自動流量制御弁を具備する
電磁ポンプを提供する。
【0020】望ましくは、上記吸入部はオイルタンクに
連結され上記オイルタンクよりオイルが流入される吸入
ノズル及び第1流路を介して上記吸入ノズルに連結され
た吸入フィルターを含み、上記昇圧部は上記吸入フィル
ターに連結され上記吸入フィルターを通過したオイルを
収納する吸入逆止め弁と、第2流路を介して上記吸入逆
止め弁に連結され上記吸入逆止め弁からのオイルを吐出
する吐出逆止め弁と、上記吸入逆止め弁を通じて流入さ
れたオイルの圧力を昇圧して上記吐出逆止め弁を通じて
吐出する作動部とを備え、上記作動部は中空の第1シリ
ンダーと、上記第1シリンダーの内部に上下動自在に設
置されたプランジャ結合体と、上記プランジャ結合体を
上記シリンダー内で上下往復動させるための第1手段
と、それぞれ上記プランジャ結合体の上下動によって交
互にその体積が増減し上記第2流路に連通する第1空間
及び上記吐出逆止め弁に連通して上記吐出逆止め弁から
の流体が流入される第2空間とを含む。
【0021】上記第1シリンダーはボビンと、このボビ
ンの下部に一体として結合された支持板と、この支持板
の下部に一体として結合された第1ネック部とを含み、
上記第1シリンダーは上記支持板の上部に上記ボビン及
び上記ソレノイドを取り囲むように設置されたキャップ
をさらに含み、上記第1手段は上記ボビンの内側にそし
て上記プランジャ結合体の上方(above)に固定さ
れた磁性コアと、上記ボビンの外面に卷かれて電源供給
の際に上記磁性コアに磁力を発生させることで上記プラ
ンジャ結合体を上向きに移動させるソレノイドと、上記
磁性コアと上記プランジャ結合体との間に設置され上記
プランジャ結合体に下向きの偏向力を作用させる第1ス
プリングと、上記プランジャ結合体と上記シリンダーの
内面との間に設置され上記プランジャ結合体が上記磁性
コアの磁力範囲内に保持され得るように上記シリンダー
に上向きの偏向力を作用させる第2スプリングとを具備
する。
【0022】上記プランジャ結合体はプランジャと、上
記プランジャの中央に一体となりそこから下向きに延長
するピストンとを含み、上記第1シリンダーの下部には
上記第1シリンダーより小径で中空の第2シリンダーが
固定され、上記ピストンは上記第2シリンダー内に上下
動可能に嵌められる。上記第1空間及び第2空間は上記
第2シリンダーの下部及び上部にそれぞれ形成され上記
ピストンによって相互遮断され、上記第1空間は上記第
2流路から分枝した第3流路に連通され、上記第2空間
は上記吐出逆止め弁に第4流路を介して連通し、上記吐
出部は上記昇圧部より吐出される昇圧されたオイルの圧
力を上記昇圧部に伝達して上記昇圧部の昇圧能力を制御
することで吐出圧力を一定に保持するための第2手段
と、上記第2手段を通過した圧油の吐出を案内する吐出
ノズルと、上記第2手段によって一定に保持される吐出
圧を調整するための第3手段とを含む。
【0023】上記第2手段は上記昇圧部から昇圧された
オイルが流入され得るように一端は第5流路を介して上
記昇圧部に連通し、他端は上記吐出ノズルに連通する吐
出室と、上記吐出室内に設置された流量調節弁とを含
み、上記流量調節弁は円錐状の先端部と、上記先端部に
一体として連結され後方にいくほどその直径が減少する
ようにテーパのついた円筒状胴体部と、上記先端部と上
記胴体部との間のスレッシュホールド(thresho
ld)部と、上記胴体部の後側に一体として連結され上
記流量調節弁の前後移動を案内する案内部とを含む。
【0024】上記吐出室は上記吐出室と上記第5流路と
の間に形成され上記吐出室より小径の第2ネック部を備
え、上記胴体部は上記第2ネック部内に位置することに
よって、これらに間に上記流量制御弁の前後進によって
流路断面積が変化する第6流路が形成される。上記第3
手段は上記吐出室と隔離された背圧室と、上記背圧室内
に設置され上記流量調節弁に所定の偏向力を作用させる
ための第3スプリングと、上記第3スプリングの偏向力
を調節し得る調整子とを備える。
【0025】上記吐出室と上記背圧室との間には円筒状
案内ホールが形成され、上記円筒状案内ホールには上記
案内部が嵌められ密着案内され、これらの密着によって
上記吐出室と上記背圧室は相互隔離される。本発明の他
の実施例によれば、上記吐出弁は上記プランジャ結合体
の上部に一体として設置され上記第1空間は第2流路の
一部を構成する。
【0026】
【作用】本発明による電磁ポンプでは、先ず、ソレノイ
ドに電源が断続的に供給されれば、プランジャ結合体が
シリンダー内で上下動し、これによって吸入逆止め弁及
び吐出逆止め弁が連動して開閉されることによって第5
流路を介して吐出室に流入されるオイルの油圧が増大す
る。
【0027】このような圧力の上昇に応じて流量調節弁
の円錐状先端部が後方に圧迫され、上記圧力が第3スプ
リングの初期圧縮力及び第7流路を介して流量調節弁の
後面に作用される背圧に到達すれば、流量調節弁は第3
スプリングの偏向力を克服しながら後ろに押されるよう
になる。流量調節弁の後進によって、第2ネック部と胴
体部との間の第6流路が段々狭小になり、これによっ
て、円錐状先端部に作用する油圧が減少するようにな
る。この油圧が第3スプリングの偏向力及び背圧以下に
なった時、流量調節弁は再び前進するようになる。この
際、第6流路の断面積が再び増加することによって、先
端部に作用する油圧は再び増加するようになる。
【0028】以上の過程を通じて流量調節弁はオイルの
吐出が続く間前後進を繰り返しながら、オイルの吐出量
を自動に比例調節するようになる。この際、吐出圧は昇
圧部に伝達され昇圧部の作用を手伝う。一方、電磁ポン
プの作動を完了し、バーナを消火する場合には、流量調
節弁は相対的に非常に大きい偏向力を有する第3スプリ
ングによって前進し吐出ノズルを閉鎖するため、オイル
の漏洩は発生しなくなり、バーナ消火後の残留オイルの
燃焼が防止される。
【0029】
【実施例】以下、本発明の望ましい実施例を添付図面を
参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施例によ
る電磁ポンプ100の油圧回路図を示している。同図に
示すように、上記電磁ポンプはオイルタンク112より
オイルが吸入される吸入部120と、吸入されるオイル
の圧力を昇圧するための昇圧部130と、昇圧されたオ
イルをバーナに吐出する吐出部140とを具備する。
【0030】吸入部120はオイルタンク112に連結
されオイルタンク112よりオイルが流入される吸入ノ
ズル122と、第1流路161を介して吸入ノズル12
2に連結された吸入フィルター124とを含む。昇圧部
130は吸入フィルター124に連結され吸入フィルタ
ー124を通過したオイルが流入される吸入逆止め弁1
32と、第2流路162を介して吸入逆止め弁132に
連結された吐出逆止め弁134と、上記吸入逆止め弁1
32を通じて流入されたオイルの圧力を昇圧して吐出逆
止め弁134を通じて吐出する作動部131とを含む。
【0031】吐出部140は上記昇圧部130より第5
流路165を通じて吐出されるオイルの圧力に応じて吐
出流量及び吐出圧力を調節するための流量調節弁200
と、上記流量調節弁200を通過した圧油をバーナ(図
示せず)に案内する吐出ノズル148と、上記流量調節
弁200に調整可能な偏向力を作用させるための第3ス
プリング143とを含む。
【0032】図2は、図1に示す油圧回路を備えた電磁
ポンプ100の側面図であり、図3及び図4はそれぞれ
図2のM−M線及びNーN線に沿った電磁ポンプ100
の側断面図及び平断面図である。図2に示すように、吸
入部120及び吐出部140、吸入逆止め弁132及び
吐出逆止め弁134は作動部131の下側に設置されて
いる。
【0033】図3に示すように、作動部131は中空の
第1シリンダー136を含む。第1シリンダー136は
ボビン155の下部に一体として結合された支持板15
5aと、上記支持板155aの下部に一体として結合さ
れた第1ネック部155cとを含む。ボビン155の外
面にはソレノイド154が卷かれている。支持板155
aの上部には上記ボビン155及びソレノイド154を
取り囲むようにキャップ155bが設置されている。ボ
ビン155の外側にはソレノイド154が設置されてい
る。
【0034】第1シリンダー136の下部には上記第1
シリンダー136より小径で中空の第2シリンダー13
7が固定されている。ボビン155の内部には磁性コア
156が固定されており、磁性コア156の下部にはプ
ランジャ結合体151が上下動可能に設置されている。
プランジャ結合体151はプランジャ152と、上記プ
ランジャ152の中央に一体となってそこから下向きに
延長するピストン153とを含む。ピストン153は第
2シリンダー137内に上下動自在に嵌められている。
第2シリンダー137の下部及び上部にはそれぞれピス
トン153によって相互隔離された第1及び第2空間1
71、172が形成されている。磁性コア156とプラ
ンジャ152との間には第1スプリング157が、そし
て、プランジャ152と第1シリンダー136の下端と
の間には第2スプリング158が設置されている。
【0035】図1に戻って、吸入逆止め弁132と吐出
逆止め弁134との間の第2流路162から分枝した第
3流路163はピストン153下部の第1空間171に
連通し、吐出逆止め弁134の吐出端は第4流路164
を介してピストン153上部の第2空間172に連通す
る。吸入逆止め弁132及び吐出逆止め弁134はそれ
ぞれ流体の一方向への流動のみを許容するように設置さ
れる。第4流路164には排気弁138が連結されてい
る。排気弁138はオイルと空気の粘度差を利用してオ
イル中から空気のみを排出する弁である。
【0036】一方、図4に示すように、流量調節弁20
0は作動部131下側の一側面に形成された吐出室21
0内に設置されている。吐出室210は第5流路165
を介して第2空間172に連通している。図5及び図6
に示すように、流量調節弁200は円錐状先端部202
と、先端部202に一体として連結されテーパのついた
円筒状胴体部204と、胴体部204の後側に一体とし
て連結され流量調節弁200の前後動を案内し第3スプ
リング143によって支持される案内部208とを備え
る。案内部208の後端にはフランジ209が固定され
ている。フランジ209は第3スプリング143に接す
る。胴体部204は後方にいくほどその直径が減少する
テーパ形状を有し、従って、先端部202と胴体部20
4との間には流量調節弁200において最大直径を有す
るスレッシュホールド部206が形成される。図5及び
図6から明かなように、円錐状先端部202のテーパ角
が円筒状胴体部204のテーパ角より大きく、これらの
テーパ角は流量調節弁200の前後方向への自動往復動
の条件を決定するため、適当に選択するのが望ましい。
実際、先端部202と胴体部204とがそれぞれ45°
及び7°のテーパ角を有する流量調節弁200は実用化
され優れた効果を奏した。
【0037】流量調節弁200に調整可能な偏向力を作
用させるための第3スプリング143は吐出室210の
後側に形成された背圧室220内に設置されている。背
圧室220は第7流路167を介して第1流路161に
連通する。第3スプリング143は第3スプリング14
3の偏向力を調節し得るように第3スプリング143の
後側に設置された調整子147によって支持される。
【0038】一方、吐出室210と背圧室220との間
の仕切壁222には円筒状案内ホール214が形成され
ている。円筒状案内ホール214には案内部208が嵌
められ密着案内され、これらの密着によって吐出室21
0と背圧室220が相互隔離される。但し、吐出室21
0より吐出オイルの一部が漏洩する場合、この漏洩オイ
ルは第7流路167を介して第1流路161に回収され
るようになる。
【0039】吐出室210と第5流路165との間には
吐出室210より小径のネック部212が形成され、第
2ネック部212内側には胴体部204の後部が位置さ
れる。従って、これらの間に流量調節弁200の前後進
によって流路断面積が変化する第6流路166が形成さ
れる。一方、以上説明したような本実施例の電磁ポンプ
においては、吸入逆止め弁132と吐出逆止め弁134
との間の第2流路162が第3流路163を介して第1
空間171に連通し、吐出逆止め弁134の吐出端は第
4流路164を介して第2空間172に連通するが、本
発明の他の実施例によれば、吐出弁134がプランジャ
結合体151と一体として設置され第2流路162を直
接第1空間171に連結させることができる。この場
合、吐出逆止め弁134のポペットに作用する慣性力に
よってプランジャ結合体151の運動に連動して吐出逆
止め弁134の開閉がよりスムーズに行える。
【0040】以下、上記のような電磁ポンプの作動につ
いて説明する。先ず、ソレノイド154に電源が印加さ
れれば、磁性コア156が磁化してプランジャ結合体1
51が磁性コア156に向かって上昇する。この際、プ
ランジャ結合体151下部の第1空間171の体積が膨
張して、これに連通する第2流路162の内部圧力が低
くなる。これによって、吸入逆止め弁132は開放され
吐出逆止め弁134は閉鎖されて、オイルがオイルタン
ク112より吸入ノズル122、第1流路161、吸入
フィルター124及び吸入逆止め弁132を通じて第2
流路162内に流入される。
【0041】次に、ソレノイド154に印加されていた
電源が中断されれば、プランジャ結合体151は第1ス
プリング157の下向きの偏向力によって下降する。こ
の際、第2スプリング158は上昇していたプランジャ
結合体151が下降する際に下端に押されるのを防止し
てプランジャ結合体151を常に磁性コア156の電磁
力範囲内に位置させる。
【0042】第1スプリング157によるプランジャ結
合体151の下降によってプランジャ結合体151下部
の第1空間171の体積は縮小され、これに連通する第
2流路162の内部圧力は上昇する。従って、吸入逆止
め弁132は閉鎖され吐出逆止め弁134は開放され
て、高圧になったオイルは吐出逆止め弁134及び第4
流路164を経てプランジャ結合体151上部の第2空
間172に流入された後、第5流路165を経て吐出室
210に流動する。圧油が第5流路165を通過する途
中に、排気弁138を通じて圧油から空気が除去され
る。
【0043】以上のような過程はソレノイド154に電
源が供給される度に繰り返され、第5流路165内の圧
力、即ち、吐出室210内部の圧力は上記過程の繰り返
しによって段々上昇し、この圧力は流量調節弁200の
円錐状先端部202の前面を後方に押す力として作用す
る。この際、流量制御弁200は図5に示すようにその
初期位置で吐出室210に連通する吐出ノズル148を
閉鎖しており、上記圧力が所定値、即ち、第7流路16
7を介して流量調節弁200の後面に作用される背圧及
び第3スプリング143の初期偏向力及び初期圧縮力に
到達するまで流量調節弁200は吐出ノズル148を閉
鎖する状態を維持する。ここで、上記初期偏向力及び初
期圧縮力は調整子147の調整によって調整され得る
が、このような初期圧縮力の調整を通じて電磁ポンプの
オイル吐出圧力を間接的に調節することができる。
【0044】上昇し続いていた圧力が上記所定値を越え
た時、流量調節弁200は、図6に示すように、第3ス
プリング143の偏向力を克服しながら後ろに押され
る。この際、第7流路167を介して背圧室220を満
たしていた背圧のオイルは流量調節弁200の運動を緩
衝する役割をする。このようにプランジャ結合体151
の継続的な上下動によってオイルの圧力が段々上昇する
ことによって流量調節弁200は段々後ろに押されるよ
うになる。流量調節弁200の後進によってスレッシュ
ホールド部206が段々後進するようになって、第2ネ
ック部212と胴体部204との間の第6流路166が
段々狭小になる。従って、第6流路166の一位置での
流路断面積、即ちその位置での制御表面の面積が減少す
る。
【0045】この際、流路を流れる流体の流量方程式は
次のように表現される。 Q=Cd×A×SQRT(2×δP/ρ) ここで、Cdは流量係数、Aは流路の断面積、δPは流
路前後での圧力差、そしてρは流体の密度を表してい
る。ところが、ここで流路断面積Aと圧力降下(即ち、
圧力差δP)とは反比例する。即ち、第6流路166の
断面積が減少すれば第6流路166を通過する流体の圧
力降下が大きくなる。従って、流量調節弁200の後進
によって第6流路が狭くなるほど円錐状先端部202に
作用する油圧は減少する。
【0046】この油圧がスプリング143の制御偏向力
及び背圧以下になった時、流量調節弁200は再び前進
するようになる。この際、第6流路166の断面積が再
び増加することによって先端部202に作用される油圧
は増加するようになる。この油圧がスプリング143の
偏向力及び背圧を越した時、流量調節弁200は後進す
る。
【0047】以上のような過程を通じて流量調節弁20
0はオイルの吐出が続く間、前後進を繰り返しながらオ
イルの吐出圧力を自動に比例調節するようになる。この
ように、流量調節弁200の前後進は先端部202に作
用する油圧と第3スプリング143の偏向力の変化及び
均衡に応じて調節されるので、その運動が非常に微細
で、圧力の脈動も微細である。言い換えれば、流量調節
弁200は吐出オイルの圧力に敏感に反応して、吐出が
行われる間は吐出ノズル148の完全閉鎖はしないの
で、オイルの吐出は断続的ではなく、またその脈動も大
いに緩和される。
【0048】ここで、オイルの吐出圧力は前述の第3ス
プリング143の制御偏向力と背圧との合計の僅差値と
して保持させる。背圧は第3スプリング143の制御偏
向力に比べれば無視してもいいくらい低い。前述のよう
に、オイルの吐出圧力は調整子147の調整によって第
3スプリング143の初期圧縮力を調整することで間接
的に調整することができる。
【0049】一方、以上のような過程において、吐出圧
力は昇圧部130に伝達される。即ち、先ずプランジャ
結合体151の上昇ストロークの際には第1及び第2空
間171、172間の差圧とシリンダー153の断面積
とをかけた分だけの下向力がプランジャ結合体151に
作用するようになるが、この際、吐出圧力が高くなるほ
ど上記差圧が増加するので上昇ストロークが減少し、従
って上記ストロークのために所要されるエネルギーが低
減される。また、プランジャ結合体151の下降ストロ
ークの際には吐出圧力が第5流路165及び吐出逆止め
弁134を介して第1空間171に逆に伝達され下降ス
トロークが短縮される。従って、従来技術でのようにリ
リーフ弁を介して剰余オイルがポンプ内を再循環せず
に、吐出圧力が昇圧部130に直接伝達されることで昇
圧部130では昇圧に所要される分のエネルギーを節減
することができる。
【0050】一方、電磁ポンプの作動を完了してバーナ
を消火しようとする場合は、ソレノイド154への電源
供給が中断されプランジャ結合体151の作動が中断さ
れれば、第5流路165からの圧油の供給が中断され吐
出室210内の残留オイルは急激に圧力が降下しながら
吐出ノズル148を通じて吐出され、流量調節弁200
は相対的に大きい偏向力を有する第3スプリング143
によって前進して吐出ノズル148を堅固に閉鎖するよ
うになる。この際、上記のような非常に大きい偏向力に
よって、残りの低圧のオイルは第5流路165またな吐
出室210内部に残留したままで吐出ノズル148には
漏洩されない。従って、バーナの消火後においての残留
オイルの漏洩が防止され不完全燃焼が防止される。
【0051】以上説明したように、本発明の電磁ポンプ
では、ソレノイドによって断続的に開閉される吐出弁を
通じて圧油が吐出されずに吐出オイルの圧力に感応じて
自動にオイルの吐出圧力及び吐出量が調節されるため、
オイルの吐出脈動が微小かつ均一となりオイルの吐出脈
動を低減させるための別途の部材は不要である。また、
流量調節弁によって自動に吐出流量が調節されるので、
一部の吐出オイルの再循環のためのエネルギーの消耗が
防止される。
【0052】また、本発明による電磁ポンプでは大体6
0Hz以上の交流電流によって秒当たり60回以上の高
速によって開閉される方式の吐出弁をを採択しないで、
オイルの吐出量を自動に比例調節する自動流量制御弁を
採択したため、騒音が低減される。また、電磁ポンプへ
の電源供給が完全に中断された後は、吐出ノズルを通じ
てのオイルの漏洩が確実に防止されるので、バーナの消
火時においての消火遅延が防止される。
【0053】本発明の電磁ポンプでは、吐出室210及
び吐出ノズル148が従来の電磁ポンプとは違ってシリ
ンダーの上部に設置されずシリンダーの下部に設置され
ている。即ち、従来の電磁ポンプでは上部吐出方式を採
用していた反面、本発明の一実施例による電磁ポンプで
は側面吐出方式を採用している。従って、別途の排気弁
に対する要求が減少するとの利点がある。しかも、電磁
力によって断続的に開閉される別途の吐出弁が不要にな
ることによって電磁ポンプの再稼動の際にオイル中に含
まれた空気成分による衝突騒音が低減され、さらにプラ
ンジャ結合体151の作動のための磁気力の伝達経路の
磁気的空隙を低減させることができ、エネルギーの効率
は一層改善される。
【0054】以上、本発明を上記の実施例に基づいて具
体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で変更及び改良
が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による電磁ポンプの油圧回路
図である。
【図2】図1の電磁ポンプの側面図である。
【図3】図2のM−M線に沿った電磁ポンプの断面図で
ある。
【図4】図2のN−N線に沿った電磁ポンプの断面図で
ある。
【図5】図2の流量制御弁の初期状態においての部分拡
大図である。
【図6】図2の流量制御弁の作動状態においての部分拡
大図である。
【図7】従来の電磁ポンプの油圧回路図である。
【図8】図7の電磁ポンプの側断面図である。
【図9】図7の電磁ポンプの平断面図である。
【符号の説明】
100 電磁ポンプ 112 オイルタンク 120 吸入部 122 吸入ノズル 124 吸入フィルター 130 昇圧部 132 吸入逆止め弁 134 吐出逆止め弁 136 シリンダー 140 吐出部 148 吐出ノズル 152 作動プランジャ 200 流量調節弁 202 先端部 204 胴体部 206 スレッシュホールド部 208 案内部 210 吐出室 220 背圧室

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オイルタンクよりオイルを吸入するため
    の吸入部;上記吸入部から吸入されるオイルの圧力を昇
    圧するための昇圧部;そして上記昇圧部で昇圧されたオ
    イルの圧力に感応してオイル圧力を上記昇圧部に逆に伝
    達することによって上記昇圧部の昇圧能力を自動に制御
    し、これによってオイルの吐出圧力を比例調節すること
    で一定した圧力のオイルを吐出し得る吐出部を含むこと
    を特徴とする自動流量制御弁を備えた電磁ポンプ。
  2. 【請求項2】 上記吸入部はオイルタンクに連結され上
    記オイルタンクからオイルが流入される吸入ノズルと、
    第1流路を介して上記吸入ノズルに連結された吸入フィ
    ルターとを含むことを特徴とする請求項1記載の自動流
    量制御弁を備えた電磁ポンプ。
  3. 【請求項3】 上記昇圧部は上記吸入フィルターに連結
    され上記吸入フィルターを通過したオイルを収納する吸
    入逆止め弁と、第2流路を介して上記吸入逆止め弁に連
    結され上記吸入逆止め弁からのオイルを吐出する吐出逆
    止め弁と、上記吸入逆止め弁を通じて流入されたオイル
    の圧力を昇圧して上記吐出逆止め弁を通じて吐出する作
    動部とを備えたことを特徴とする請求項1記載の自動流
    量制御弁を備えた電磁ポンプ。
  4. 【請求項4】 上記吸入逆止め弁及び吐出逆止め弁は相
    互同一な一方向への流体流動のみを許容するように設置
    されたことを特徴とする請求項3記載の自動流量制御弁
    を備えた電磁ポンプ。
  5. 【請求項5】 上記作動部は中空の第1シリンダーと、
    上記第1シリンダーの内部に上下移動可能に設置された
    プランジャ結合体と、上記プランジャ結合体を上記シリ
    ンダー内で上下往復させるための第1手段と、それぞれ
    上記プランジャ結合体の上下動によって交互にその体積
    が増減し上記第2流路に連通する第1空間及び上記吐出
    逆止め弁に連通して上記吐出逆止め弁からの流体が流入
    される第2空間とを含むことを特徴とする請求項3記載
    の自動流量制御弁を備えた電磁ポンプ。
  6. 【請求項6】 上記第1シリンダーはボビンと、上記ボ
    ビンの下部に一体として結合された支持板と、上記支持
    板の下部に一体として結合された第1ネック部とを含む
    ことを特徴とする請求項5記載の自動流量制御弁を備え
    た電磁ポンプ。
  7. 【請求項7】 上記第1手段は上記ボビン内側及び上記
    プランジャ結合体の上方(above)に固定された磁
    性コアと、上記ボビンの外面に卷かれて電源供給の際に
    上記磁性コアに磁力を発生させることで上記プランジャ
    結合体を上向きに移動させるソレノイドと、上記磁性コ
    アと上記プランジャ結合体との間に設置され上記プラン
    ジャ結合体に下向きの偏向力を作用させる第1スプリン
    グとを含むことを特徴とする請求項6記載の自動流量制
    御弁を備えた電磁ポンプ。
  8. 【請求項8】 上記第1シリンダーは上記支持板の上部
    に上記ボビン及び上記ソレノイドを取り囲むように設置
    されたキャップをさらに備えたことを特徴とする請求項
    7記載の自動流量制御弁を備えた電磁ポンプ。
  9. 【請求項9】 上記第1手段は上記プランジャ結合体と
    上記シリンダーの内面との間に設置され上記プランジャ
    結合体が上記磁性コアの磁力範囲に保持され得るように
    上記シリンダーに上向きの偏向力を作用させる第2スプ
    リングをさらに備えたことを特徴とする請求項7記載の
    自動流量制御弁を備えた電磁ポンプ。
  10. 【請求項10】 上記プランジャ結合体はプランジャ及
    び上記プランジャの中央に一体となりそこから下向きに
    延長するピストンを含み、上記第1シリンダーの下部に
    は上記第1シリンダーより小径で中空の第2シリンダー
    が固定され、上記ピストンは上記第2シリンダー内に上
    下動可能に嵌められたことを特徴とする請求項9記載の
    自動流量制御弁を備えた電磁ポンプ。
  11. 【請求項11】 上記第1空間及び上記第2空間は上記
    第2シリンダーの下部及び上部にそれぞれ形成され、上
    記ピストンによって相互遮断されたことを特徴とする請
    求項10記載の自動流量制御弁を備えた電磁ポンプ。
  12. 【請求項12】 上記吐出弁は上記プランジャ結合体の
    上部に一体として設置されたことを特徴とする請求項1
    1記載の自動流量制御弁を備えた電磁ポンプ。
  13. 【請求項13】 上記第1空間は上記第2流路から分枝
    した第3流路に連通し、上記第2空間は上記吐出逆止め
    弁に第4流路を介して連通することを特徴とする請求項
    11記載の自動流量制御弁を備えた電磁ポンプ。
  14. 【請求項14】 上記第4流路には排気弁が連結された
    ことを特徴とする請求項13記載の自動流量制御弁を備
    えた電磁ポンプ。
  15. 【請求項15】 上記吐出部は上記昇圧部より吐出され
    る昇圧されたオイルの圧力を上記昇圧部に伝達して上記
    昇圧部の昇圧能力を制御することで吐出圧力を一定に保
    持するための第2手段と、上記第2手段を通過した圧油
    の吐出を案内する吐出ノズルと、上記第2手段によって
    一定に保持される吐出圧を調整するための第3手段とを
    含むことを特徴とする請求項1記載の自動流量制御弁を
    備えた電磁ポンプ。
  16. 【請求項16】 上記第2手段は上記昇圧部から昇圧さ
    れたオイルが流入され得るように一端は第5流路を介し
    て上記昇圧部に連通し他端は上記吐出ノズルに連通する
    吐出室と、上記吐出室内に設置された流量弁とを含むこ
    とを特徴とする請求項15記載の自動流量制御弁を備え
    た電磁ポンプ。
  17. 【請求項17】 上記流量調節弁は円錐状の先端部と、
    上記先端部に一体として連結され後方にいくほどその直
    径が減少するようにテーパのついた円筒状胴体部と、上
    記先端部と上記胴体部との間のスレッシュホールド(t
    hreshold)部と、上記胴体部の後側に一体とし
    て連結され上記流量調節弁の前後動を案内する案内部と
    を含むことを特徴とする請求項16記載の自動流量制御
    弁を備えた電磁ポンプ。
  18. 【請求項18】 上記吐出室は上記吐出室と上記第5流
    路との間に形成され上記吐出室より小径の第2ネック部
    とを備え、上記胴体部は上記第2ネック部内に位置する
    ことによって、これらの間に上記流量制御弁の前後進に
    よって流路断面積が変化する第6流路が形成されたこと
    を特徴とする請求項17記載の自動流量制御弁を備えた
    電磁ポンプ。
  19. 【請求項19】 上記第3手段は上記吐出室から隔離さ
    れた背圧室と、上記背圧室内に設置され上記流量調節弁
    に所定の偏向力を作用させるための第3スプリングと、
    上記第3スプリングの偏向力を調節し得る調整子とを具
    備することを特徴とする請求項18記載の自動流量制御
    弁を備えた電磁ポンプ。
  20. 【請求項20】 上記流量調節弁は上記案内部の後端に
    固定され上記第3スプリングによって支持されるフラン
    ジをさらに具備することを特徴とする請求項19記載の
    自動流量制御弁を備えた電磁ポンプ。
  21. 【請求項21】 上記円錐状先端部のテーパ角が上記円
    筒状胴体部のテーパ角より大きいことを特徴とする請求
    項20記載の自動流量制御弁を備えた電磁ポンプ。
  22. 【請求項22】 上記円錐状先端部及び上記円筒状胴体
    部のテーパ角はそれぞれ45°及び7°であることを特
    徴とする請求項20記載の自動流量制御弁を備えた電磁
    ポンプ。
  23. 【請求項23】 上記吐出室と上記背圧室との間には円
    筒状の案内ホールが形成され、上記円筒状案内ホールに
    は上記案内部が嵌められ密着案内され、これらの密着に
    よって上記吐出室と上記背圧室とが相互隔離されること
    を特徴とする請求項19記載の自動流量制御弁を備えた
    電磁ポンプ。
  24. 【請求項24】 上記上記背圧室は第7流路を介して吸
    入部に連通することをことを特徴とする請求項19記載
    の自動流量制御弁を備えた電磁ポンプ。
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