JPH07309205A - シートベルトプレテンショナー - Google Patents

シートベルトプレテンショナー

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JPH07309205A
JPH07309205A JP7063209A JP6320995A JPH07309205A JP H07309205 A JPH07309205 A JP H07309205A JP 7063209 A JP7063209 A JP 7063209A JP 6320995 A JP6320995 A JP 6320995A JP H07309205 A JPH07309205 A JP H07309205A
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belt webbing
output shaft
fluid
chamber
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Jr Charles E Steffens
チャールズ・イー・ステファンズ,ジュニアー
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TRW Vehicle Safety Systems Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両衝突の際に、シートベルトの弛みを引き
締めるためのプレテンショナーを提供する。 【構成】 ハウジング(44)を備える回転トロコイド
モータ(40)を含む。該ハウジングは壁を有してお
り、該壁の内面には、チャンバ(48)、該チャンバ内
において回転可能であり流体係合面(50,52,5
4)を有する回転子(42)、前記ハウジングに関して
回転するために支持されているアウトプットシャフト
(66)、及び該回転子から該アウトプットシャフトに
回転力を伝達して該アウトプットシャフトを回転させる
ための手段を規定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両乗員拘束装置に関
し、特に車両衝突の際に、シートベルトの弛みを引き締
めるためのプレテンショナーに関する。
【0002】
【従来の技術】幾つかの車両乗員拘束装置は、車両乗員
の動きを拘束するために、シートベルトウェビングを用
いる。かような装置においてプレテンショナーを用いる
ことは公知である。車両衝突の際に生じるような所定の
閾値を越える突然の車両減速が生じた場合に、プレテン
ショナーが作動して、シートベルトウェビングに張力を
かけて、シートベルトウェビングの弛みを引き締める。
【0003】シートベルトプレテンショナーにおいて火
工品装置を用いることは公知である。作動されると、火
工品装置は、圧力下の流体を可動部材に対して向けて、
ベルトを引き込む方向に、ベルトウェビングリトラクタ
ースプールを回転させる。ベルトウェビングは、スプー
ル上に巻かれていて、ベルトウェビングを乗員に対して
引き、ベルトウェビングの弛みを最小化させる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両乗員の動
きを拘束するためにベルトウェビングに張力をかける装
置に係る。該装置は、ハウジングを備える回転トロコイ
ドモータを含む。該ハウジングは壁を有しており、該壁
の内面には、チャンバ、該チャンバ内において回転可能
であり流体係合面を有する回転子、前記ハウジングに関
して回転するために支持されているアウトプットシャフ
ト、及び該回転子から該アウトプットシャフトに回転力
を伝達して該アウトプットシャフトを回転させるための
手段を規定する。流体源は、アウトプットシャフトを回
転させるために、圧力下の流体を該チャンバ内及び該回
転子の流体係合面に対して、チャンバ内の第1の回転方
向に、供給するように作動可能である。ベルトウェビン
グ係合部材は、ベルトウェビングと係合可能であり、該
ベルトウェビングに張力をかける。アウトプットシャフ
トは、ベルトウェビング係合部材と相互連結されてお
り、回転しているアウトプットシャフトからベルトウェ
ビング係合部材まで力を伝達して、ベルトウェビングに
張力をかける。
【0005】
【実施例】本発明は、車両乗員拘束器に関し、特に、所
定の閾値を越える車両減速が生じる場合にシートベルト
の弛みを引き締めるためのプレテンショナーに関する。
本発明は、種々のシートベルトプレテンショナー構造に
適合可能である。本発明の例として、図1は、プレテン
ショナー10を示す。プレテンショナー10は、車両の
乗員を拘束するために用いられる3点連続ループシート
ベルト装置11に取り付けられる。
【0006】車両の作動中、該車両の乗員は、車両フロ
ントシートとして示されているシート12上に座ってい
る。ベルトウェビング14の長さは、車両乗員について
延長可能である。ベルトウェビング14の長さの一方の
端部は、車両本体16に係止点18にて係止されてい
る。ベルトウェビング14の反対の端部は、車両本体に
固着されたリトラクター20に係止されている。両端部
の中間で、ベルトウェビング14は、トルク組立体22
及びDリング24を貫通する。シートベルト装置11が
使用されていない場合、図1に実線で示されているよう
に、ベルトウェビング14はリトラクター20に巻かれ
ており、且つシート12の一方の側に概して垂直に方向
づけられている。
【0007】シートベルト装置11に係合するために、
トルク組立体22は、手で把握されてシート12に座っ
ている乗員の膝及び胴を横切って引っ張られる。トルク
組立体22が乗員の膝及び胴を横切って引っ張られるに
つれ、トルク組立体はベルトウェビング14に沿って移
動し、ベルトウェビング14はリトラクター20から解
かれる。ベルトウェビング14が乗員の膝及び胴を横切
って引き出されてしまうと、図1において点線で示され
るように、トルク組立体22はバックル26に連結され
る。バックル26は車両本体16に連結されて、係止点
18とは反対側のシート12上に置かれる。よって、シ
ートベルト装置11がバックル止めされる場合、ベルト
ウェビング14の長さは、トルク組立体22により、乗
員の胴を横切って延びる胴部分28と、乗員の膝を横切
って延びる膝部分30と、に分けられる。
【0008】プレテンショナー10(図2及び図3)
は、賦活されると、ベルトウェビング14にテンション
をかけるために、ベルト引き込み方向にリタラクターの
スプール32を回転させるためリトラクター20に係合
する。プレテンショナー10は、ロータリトロコイドモ
ータ40(図3)を含む。該モータ40は、ハウジング
44内で回転して軌道を描くthree-lobed回転子42を
有する。ハウジング44は、エピトロコイド形状での内
面46を有する。ハウジング内面46は、ハウジング4
4内に圧力チャンバ48を規定する。
【0009】回転子42は、圧力チャンバ48内に置か
れる。回転子42は、圧力チャンバ48を、ハウジング
12に関して回転子42が動くにつれて大きさが変わる
3つのチャンバ部分に分ける。概して等辺三角形のよう
に形作られた回転子42は、3つの頂点56、58及び
60によって離隔されている3つの曲面50、52及び
54を有する。回転子42はさらに、内側ベアリング面
62(図4)を有し、該ベアリング面によって、回転子
は偏心lobeすなわちカム64上で回転するようにジャー
ナルされている。アウトプットシャフト66は、カム6
4と共に回転するように取り付けられている。該アウト
プットシャフト66は、ハウジング44内で回転するよ
うにジャーナルされている。
【0010】円形リングギア68は、ベアリング表面6
2から軸方向に離隔された配置にて、回転子42の内側
周縁上に配置されている。リングギア68は、回転子ハ
ウジング44に取り付けられた円形静止ギア70と噛み
合う。アウトプットシャフト66の軸72は、静止ギア
70の中心と一致する。静止ギア70は、リングギア6
8の歯数の2/3の歯を有する。回転子42がハウジン
グ44内で回転して軌道を描く際に、回転子頂点は、エ
ピトロコイド表面46と接触している。
【0011】モータ40は、圧力チャンバ48内に圧力
下の流体を供給するための流体供給手段80を含む。流
体供給手段は、貯蔵されたガスコンテナでもよい。好ま
しい実施態様において、流体供給手段は、プレテンショ
ニング組立体において用いるに適当な公知のタイプの火
工品装置80である。火工品装置80は、賦活される
と、圧力下の流体を圧力チャンバ48内に向ける。流体
は、圧力入り口通路82及び入り口ポート84を通し
て、計量されて圧力チャンバ48内に向けられる。
【0012】所定の減速を越える車両減速が生じる場合
に、電気回路(図示せず)は、リードワイヤ90上の電
気信号を火工品装置80に向ける。火工品装置80は、
賦活されて圧力下の流体を発生させる。圧力下の流体
は、図5Aにおいて矢印92で示されるように、入り口
通路82及び入り口ポート84を通って、プレテンショ
ナー40の圧力チャンバ48内へ通過する。
【0013】流体は、回転子表面50に衝突して、図5
A〜5Eにおいて見られるように、概して時計回り方向
に回転子42を回転させる。火工品装置80は、圧力下
の流体をモータ48の圧力チャンバ48内へ供給し続け
て、回転子42はハウジング44内で連続的に軌道を描
き且つ回転する。入り口ポート84からの加圧された流
体を受け入れる回転子表面上のガス圧は、回転子42の
他の面上のガス圧を越えている。
【0014】回転子42が回転する際、周囲の空気は、
矢印96で示されるように、入り口ポート85を通って
チャンバ48内へ流れる。流体は、矢印96で示される
ように、排出ポート86を通ってチャンバ48から排出
される。
【0015】動いている回転子42の力は、ベアリング
表面62を通ってアウトプットシャフトカム64まで伝
達されて、軸72についてアウトプットシャフト66を
回転させる。従来知られているように、回転子42の各
1/3回転は、アウトプットシャフト66の1回転を結
果的に生じる。よって、図5A〜5Eに示されるよう
に、回転子42が図5Aに示されている位置から図5E
に示されている位置まで、図5B、5C、及び5Dに示
されている中間位置を通過して軌道運動する間に1/3
回転する際に、アウトプットシャフト66は1回転す
る。
【0016】モータ40は、公知の「ワンケル(Wanke
l)」エンジンと同様の構造であるが、内部燃焼モータが
ない。むしろ、火工品装置80により圧力チャンバ48
内に供給された流体の圧力は、結果として、回転子42
の運動及び二次的なアウトプットシャフト66の回転を
生じる。火工品装置80の賦活により発生する以外に
は、モータ40内で燃焼あるいは点火はない。入り口ポ
ート85及び排出ポート86と同様の通路88は、図5
Dにおいて48aでマークされているチャンバ部分及び
周囲の大気環境の間に流体を流すことができる。よっ
て、チャンバ部分48a内に、障害を誘発する(drag-in
ducing)流体の圧縮はない。1 モータ40のアウトプットシャフト66(図2及び図
3)は、回転するために、リトラクタースプール32と
連結されている。火工品装置80の賦活に応答する回転
子42の軌道及び回転運動により引き起こされるモータ
アウトプットシャフト66の回転は、結果的にベルト引
き込み方向でのリトラクタースプール32の回転を生じ
る。スプール32がベルト引き込み方向に回転する際、
ベルトウェビング14は、スプール上に巻かれる。こう
して、シートベルト装置11の弛みを引き締めて、車両
乗員の動きを拘束するようにベルトウェビング14にテ
ンションをかける。
【0017】流体源80が圧力下の流体を圧力チャンバ
48内に供給し続ける限り、回転子42は、アウトプッ
トシャフト66を回転させ続ける。火工品装置80は賦
活されたとき、好ましくは30ミリ秒未満の有限時間、
圧力下の流体を供給して、ベルト引き込み方向にリトラ
クタースプール32を回転する。火工品装置80が圧力
下の流体の供給を中止すると、モータ40及びアウトプ
ットシャフト66は、もはやベルト引き込み方向にリト
ラクタースプール32を回転させない。リトラクタース
プール32からのベルトウェビング14の引き出しは、
次いで、ある別の態様にて防止されなければならない。
【0018】適当なブロッキング機構100は、図6〜
8に示されている。ブロッキング機構100は、ハウジ
ング44のボア104内でスライド可能なロッド102
を含む。該ロッド102及びマウンティング部材108
の間に作用する圧縮バネ106は、該ロッドの一部がモ
ータ40の圧力チャンバ48内に内方に突出するよう
に、該ロッドを軸方向に押圧する。
【0019】モータ40が最初に賦活されると、回転子
42(図6)は、ハウジング44に関して、矢印100
で示される第1の移動方向に移動する。参照番号112
で示されるように、回転子42の移動する頂点がロッド
102に係合する場合、該ロッドはハウジングボア10
4内に外方に動かされて、バネ106を圧縮する。回転
子頂点112は、ブロッキング組立体100を通り越し
た方向110に移動する。回転子42のすべての頂点
は、モータ40が賦活されている場合に、この態様にて
ブロッキング機構100を通過することができるので、
プレテンショナー10によりベルトウェビング14の引
き込みを引き起こすことが可能である。
【0020】回転子42が、反対方向114(図8)に
回転する場合には、回転子頂点112は、ロッド102
の突出する部分に係合する。回転子頂点112は、ロッ
ド102をチャンバ48の外に押し出すことができず、
またロッドを通り越して移動することもできない。よっ
て、回転子42の方向114での運動は、防止される。
したがって、リトラクタースプール32のベルト引き出
し方向の回転は、方向114での回転子42の運動を生
じるので、シートベルトウェビング14は、リトラクタ
ー20から引き出されない。ブロッキング機構100が
回転子42のかような運動を阻止するので、プレテンシ
ョナー10により一度テンションをかけられたベルトウ
ェビング14は、そのような状態のまま維持されるであ
ろう。
【0021】図9〜11は、ブロッキング機構120の
第2のタイプを示す。ブロッキング機構120は、モー
タ流体入り口通路82を開放する第2の流体通路124
内に配設されたピストン122を含む。該ピストン12
2は、移動するため、モータハウジング44に128に
て枢動的に載置されたレバー126と固定されている。
【0022】モータ40の賦活により、圧力下の流体
は、火工品装置80から流れ出し、流体入り口通路82
を通って、第2の流体通路124内に流入する。第2の
流体通路124内の流体の圧力は、ピストン122上に
作用して、レバー126を図9において点線で示されて
いる位置から、図9において実線で示されている位置ま
で、枢動させる。レバー126が枢動する際に、レバー
126上の軸方向に突出している可撓性フィンガー13
0(図11)は、回転するためにリトラクタースプール
21と固定されたラチェットホイール134との係合部
分まで、ロック爪132を移動させる。ロック爪132
のラチェットホイール134との係合部分は、ベルト引
き込み方向138でのラチェットホイール及びスプール
の回転は許すが、ベルト引き出し方向136(図11)
でのスプール32の回転は阻止する。よって、モータ4
0がベルトウェビング14にテンションをかけた後、ブ
ロッキング機構120が、リトラクター20からのベル
トウェビングの引き出しを阻止するが、プレテンショナ
ー10は作動可能のままで、モータ40の賦活に依って
リトラクタースプール32上にベルトウェビング14を
巻く。
【0023】図12及び図13は、ブロッキング機構1
40の第3のタイプを示す。ブロッキング機構140
は、ハウジング44に関して枢動移動するように載置さ
れた爪142を含む。オーバセンタスプリング144
は、ハウジング44と連結された一方の端部及び爪14
2と連結された他方の端部を有する。オーバセンタスプ
リング144は、通常、図12に示された圧力チャンバ
48の外の位置に、爪142を押圧する。
【0024】モータ40の賦活に依って、火工品装置8
0は、圧力下の流体を流体入り口通路82を通すように
向ける。この流体の一部は、相互連結された通路146
を通って流れて、爪142と接触する。爪142上に作
用している流体の圧力は、オーバセンタスプリング14
4の押圧効果に対抗して、図13に示されている係合位
置まで、爪を移動させる。爪142が係合位置にある場
合、爪の一部は、ハウジング44の内側で圧力チャンバ
48内に突出する。オーバセンタスプリング144は、
係合位置に爪142を弾力的に保持する。
【0025】回転子42がプレテンショニング方向すな
わちベルト引き込み方向150に回転する場合、それぞ
れの移動している回転子頂点は、オーバセンタスプリン
グ144の押圧効果に対抗して、爪142に係合し且つ
該爪を圧力チャンバ48の外に移動させて、回転子を爪
142を越えて移動させる。回転子頂点が爪142を越
えて移動した後、オーバセンタスプリング144は、爪
を係合位置に戻す。これは、ベルト引き込み方向150
で回転子頂点が爪142との係合部分内に移動するごと
に、連続して繰り返される。
【0026】図13に示されるように、ベルト引き出し
方向152での回転子42の回転は、回転子の係合した
爪142との係合部分により、阻止される。これは、モ
ータアウトプットシャフト66の同じ方向での回転を阻
止し、したがって、同じ方向でのリトラクタースプール
32の回転もまた阻止する。これは、リトラクター20
からのベルトウェビングの引き出しを阻止するので、続
いて、車両シート12に関して車両乗員の前方への動き
を拘束する。
【0027】図14及び図15は、シートベルトバック
ル192をバックルに連結されたベルトウェビングを引
っ張る方向に移動させるために、プレテンショナー10
の使用を説明する説明図である。プレテンショナー10
のアウトプットシャフト66は、回転するために、螺旋
溝196を有するドラム194に固着されている。バッ
クルサポートケーブル198は、ケーブル端部コネクタ
200によって、ドラム194に固着されている。
【0028】プレテンショナー10の作動によって、ア
ウトプットシャフト66は、図14にて矢印202によ
り示されているように、ベルト引っ張り方向にドラム1
94を回転させる。ドラム19が回転するにつれ、バッ
クルサポートケーブル198は、ドラム上の螺旋溝19
6に巻き付く。ケーブル198がドラム194に巻き付
くにつれ、バックル192は、ドラム194に対してよ
り近くに引かれる。バックル192のこの運動は、バッ
クル192と連結されたベルトウェビングを引っ張り、
車両乗員の前方への運動を拘束する。
【0029】図16〜図18に示された本発明の実施態
様において、プレテンショナー10のアウトプットシャ
フト66は、回転運動のために、ウェブグラッパー16
0と連結される。ウェブグラッパー160は、ウェブグ
ラッパー組立体162の一部であり、該組立体は、図1
において概略的に示されているように、ベルトウェビン
グ14のショルダーベルト部分28及びリトラクタ20
の中間のある位置に配設されている。
【0030】ウェグラッッパー組立体162は、車両本
体16に図示されてはいない態様にて固着されたフレー
ム164を含む。プレテンショナー10は、フレーム1
64上に載置されている。ウェブグラッパー160は、
シャフト166及び168上に支持されて、フレーム1
64に関して回転する。シャフト166は、回転運動の
ためにプレテンショナー10のアウトプットシャフト6
6に結合されている。
【0031】ウェブグラッパー160内のスロット17
0は、ウェブグラッパーを短い部分172及び長い部分
174に分ける。ベルトウェビング14は、スロット1
70及びウェブグラッパー160を貫通して延びる。ウ
ェブグラッパー160は、軟プラスチック材料で被覆さ
れ、グリップを強化する。
【0032】図17は、作動していない状態でのウェブ
グラッパー組立体162を示す。
【0033】ベルトウェビング14は、ウェブグラッパ
ー160内のスロット170を垂直方向に貫通して延び
る。ベルトウェビング14は、スロット170を貫通し
て運動自在である。
【0034】プレテンショナー10の作動によって、モ
ータアウトプットシャフト66は、ベルト引き込み方向
180に回転する(図18)。ウェブグラッパー160
もまた、ベルト引き込み方向180に回転する。ウェブ
グラッパー160が回転するにつれ、ウェブグラッパー
の短い部分172がベルトウェビング182をリトラク
タ20から引き出す。同時に、ウェブグラッパー160
の長い部分174が、ショルダーベルトウェビング28
を引き出す。シートベルト装置11のショルダーベルト
部分28からのベルトウェビングは、リトラクタ20か
らのベルトウェビング182よりも高速度で、ウェブグ
ラッパー組立体162内に引き出される。ウェブグラッ
パー組立体162内へのベルトウェビング28の引き出
しは、車両乗員に対するベルトウェビングにテンション
をかけて、車両シート12に関して車両乗員の前方への
運動を拘束する。
【0035】図19に示される本発明の別の実施態様に
おいて、ギア駆動組立体210は、プレテンショナー1
0の出力をリトラクタ20のスプールに伝達する。ギア
駆動組立体210は、回転のためにプレテンショナー1
0のアウトプットシャフト66に連結された第1の平歯
車212を含む。ギア組立体210は、さらに、ギア2
12と噛み合う第2の平歯車214を含む。ギア214
は、回転のために、シャフト216に固着されている。
シャフト216は、回転のために、リトラクタ20のリ
トラクタスプール32と結合されている。
【0036】プレテンショナー10の作動によって、ア
ウトプットシャフト66の回転運動は、平歯車212及
び214を介して、シャフト216まで伝達される。シ
ャフト216は、リトラクタスプール32をベルト引き
出し方向に回転させる。スプール32のベルト引き出し
方向への回転は、リトラクタ20のスプール上にベルト
ウェビング14を巻き付ける。こうして、車両乗員につ
いて延ばされているベルトウェビングにテンションをか
けて、車両シート12に関して車両乗員の前方への運動
を拘束する。
【0037】もし、プレテンショナーアウトプットシャ
フトが、回転のために通常リトラクタスプールに連結さ
れていれば、リトラクタスプールの回転により、回転子
42を含むプレテンショナー10の部品の回転が生じ
る。図20及び図21は、クラッチ組立体230を示
す。該クラッチ組立体230は、プレテンショナーアウ
トプットシャフトがリトラクタスプールあるいは他のベ
ルトにテンションをかける装置から通常外されているこ
とが望ましい場合に、用いることができる。
【0038】クラッチ組立体230において、アウトプ
ットシャフトは、回転のために、カム(図3及び図4の
実施態様でのように)に固着されていない。代わりに、
クラッチ組立体230は、互いに回転可能なアウトプッ
トシャフト66a及びカム64aを含む。クラッチ組立
体230は、以下に起債するように、回転のためにカム
64とのアウトプットシャフト66aの選択的な結合を
可能とする。
【0039】クラッチ組立体230において、カム64
aは、その内部周縁に3つのカム表面242、244及
び246を有する。弾性デフレクション部材250は、
ハウジング44に摩擦により結合しており、且つクラッ
チ組立体230が図20及図21に実線で示されている
外されている状態にある場合、ハウジングに関して回転
しない。クラッチ組立体230が係合状態にある場合、
デフレクション部材250は、ハウジング44に関して
カム64aとともに回転する。
【0040】デフレクション部材250は、3対の軸方
向に延びているフィンガー252、254及び256を
含む。デフレクション部材フィンガー252は、第1の
クラッチ要素262をカム表面242に対して半径方向
外方向に押圧する。同時に、デフレクション部材フィン
ガー254は、第2のクラッチ要素264をカム表面2
44に対して半径方向外方向に押圧し、デフレクション
部材フィンガー256は、第3のクラッチ要素266を
カム表面246に対して半径方向外方向に押圧する。
【0041】クラッチ要素262、264及び266
は、図20及びず21にて実線で示されている半径方向
外方向位置にある場合、アウトプットシャフト66aか
ら離隔している。アウトプットシャフト66aは、軸方
向に延びている弓状凹部272の一列により規定されて
いるように、細溝付きの横断面形状を有する。示された
実施態様において、アウトプットシャフト66aは、シ
ャフトの軸272に対して等間隔に離隔されている6つ
の凹部272を有する。
【0042】クラッチ組立体230は、通常、図20及
び図21にて実線で示されている外されて状態にある。
アウトプットシャフト66aは、クラッチ組立体の他の
部品のいずれとも係合せずに、クラッチ組立体230内
で回転自在である。特に、アウトプットシャフト66a
は、図20において矢印278にて示されているよう
に、ベルト引き込み方向に、また矢印280にて示され
ているように反対のベルト引き出し方向に、回転するこ
とができる。したがって、アウトプットシャフト66a
は、回転のために、リトラクタスプール上に望ましくな
いドラッグ定置することなく、シートベルトリトラクタ
のスプール(図示せず)と直接的に結合可能である。
【0043】所定の減速を越える車両減速が生じる場合
に、プレテンショナー回転子42は、ベルト引き込み方
向278に軌道を描いて回転する。この回転子42のベ
ルト引き込み方向278における軌道運動は、結果的
に、軸274について同じ方向でのカム64aの運動を
生じさせる。
【0044】カム64aがベルト引き込み方向278に
回転するにつれ、カム上のカム表面242、244及び
246は、図20及び図21にて点線で示すように、ク
ラッチ組立体262、264及び266をアウトプット
シャフト66aの各凹部272内に半径方向内方向に動
かす。クラッチ要素262、264及び266がアウト
プットシャフト66aと係合している場合に、アウトプ
ットシャフトにカム64aの回転力を伝達する。よっ
て、回転子42が、ベルト引き込み方向278に動き続
けるにつれ、カム64aは、アウトプットシャフト66
aをもまたベルト引き込み方向に回転させる。ベルト引
き込み方向278でのアウトプットシャフト66aの回
転は、結果的に、リトラクタスプール上のベルトウェビ
ングの巻き付けを生じさせ、ベルトウェビングの弛みを
引き締め且つ車両乗員の動きを拘束する。
【0045】回転子42がベルト引き込み方向278に
回転させるべく、もはや駆動しなくなった場合に、アウ
トプットシャフト66aは、ベルト引き出し方向280
に回転することができる。デフレクション部材250
は、クラッチ要素262、264及び266をアウトプ
ットシャフト66aから半径方向外方向に離隔するよう
に運動させる。クラッチ組立体230は、よって、図2
0及び図21にて実線で示されている外された位置に戻
る。ここで、アウトプットシャフト66aは、回転子4
2に関していずれの方向へも回転自在である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のシートベルトウェビングレト
ラクター及びプレテンショナーを含む車両シートベルト
装置の斜視図である。
【図2】図2は、図1のレトラクターの描写図である。
【図3】図3は、図2の線3−3に沿ったリトラクター
の断面図である。
【図4】図4は、図2の線4−4に沿った断面図であ
る。
【図5】図5は、プレテンショナーのロータリートロコ
ダイルモータの一連の作動を示す説明図である。
【図6】図6は、図5のモータの逆回転を防止するブロ
ッキング機構を示す説明図である。
【図7】図7は、第2の状態におけるブロッキング機構
を示す図6と同様の説明図である。
【図8】図8は、第3の状態におけるブロッキング機構
を示す図6と同様の説明図である。
【図9】図9は、ブロッキング機構の第2のタイプを示
す説明図である。
【図10】図10は、図9のブロッキング機構の立面図
である。
【図11】図11は、図9のブロッキング機構の作動を
示す斜視図である。
【図12】図12は、ブロッキング機構の第3のタイプ
を示す説明図である。
【図13】図13は、図12のブロッキング機構の作動
を示す説明図である。
【図14】図14は、本発明によるプレテンショナーを
含むシートベルトバックル組立体を示す説明図である。
【図15】図15は、図14の組立体の立面図である。
【図16】図16は、本発明によるプレテンショナーを
含むウェブグラッバー組立体を示す説明図である。
【図17】図17は、図16の線17−17に沿った断
面図である。
【図18】図18は、賦活された状態でのウェブグラッ
バーを示す図17と同様の図である。
【図19】図19は、本発明によるプレテンショナーと
シートベルトリトラクターとの間のギア連結部を示す描
写図である。
【図20】図20は、本発明によるプレテンショナーと
ともに用いるクラッチ組立体を示す説明図である。
【図21】図21は、図20の線21−21に沿った断
面図である。
【符号の説明】
10:プレテンショナー 14:ベルトウェビング 22:ベルトウェビング係合部材 40:モータ 42:回転子 44:ハウジング 48:チャンバ 50、52、54:流体係合表面 66:アウトプットシャフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チャールズ・イー・ステファンズ,ジュニ アー アメリカ合衆国ミシガン州48095,ワシン トン,キャンプグラウンド・ロード 66800

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輛乗員の移動を拘束するためにベルト
    ウェビングの弛みを引き締める装置であって、 ロータリトロコイドモータと、圧力下の流体を供給する
    ために作動可能な流体源と、 計測手段と、 前記ベルトウェビングの弛みを引き締めるために該ベル
    トウェビングに係合可能なベルトウェビング係合部材
    と、結合手段と、を備えて成り、 前記ロータリトロコイドモータはチャンバを形成する内
    面を持つ壁を有するハウジングと、前記チャンバ内で回
    転可能であり且つ流体係合面を有する回転子と、前記ハ
    ウジングに対して回転するように支持されたアウトプッ
    トシャフトと、前記回転子から前記アウトプットシャフ
    トに回転力を伝達して前記アウトプットシャフトを回転
    せしめる手段とを含み、 前記計測手段は作動時加圧流体を前記流体源から前記チ
    ャンバの中に指向し前記ロータの流体係合面を加圧して
    前記ロータを前記チャンバ内で第1の回転方向に回転せ
    しめこれによって前記アウトプットシャフトを回転さ
    せ、 前記結合手段は、前記回転するアウトプットシャフトか
    ら前記ベルトウェビング係合部材に力を伝達してベルト
    ウェビングを緊張させるために前記アウトプットシャフ
    トをベルトウェビング係合部材に結合せしめることを特
    徴とするシートベルトプレテンショナー。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置であって、前記ベ
    ルトウェビング係合部材はベルトウェビングを巻きつけ
    ることができるスプールを含み、前記結合手段は前記ア
    ウトプットシャフトと共に回転するように前記スプール
    を結合する手段を含むことを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の装置であって、前記シ
    ートベルトウェビング係合部材はシートベルトウェビン
    グに結合され且つ接続された弾性部材を有するバックル
    組立体を含み、前記結合手段は前記アウトプットシャフ
    トと共に回転可能なドラムを含み、前記弾性部材を前記
    ドラムに巻き取ってベルトウェビングを緊張せしめる装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の装置であって、前記ベ
    ルトウェビング係合部材はベルトウェビングを巻きつけ
    ることができるスプールを含み、前記結合手段は前記ア
    ウトプットシャフトと共に回転可能な第1のギヤと該第
    1のギヤに噛合って前記スプールと共に回転可能な第2
    のギヤとを含む装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の装置であって、前記ベ
    ルトウェビング係合部材はベルトウェビングを伸張する
    ことができる開口を有するウェビング把持具を含み、該
    把持具はベルトウェビングが該把持具を通して移動可能
    な第1の位置とベルトウェビングが該把持具に巻きつい
    てベルトウェビングを緊張させる第2の位置との間を回
    転可能であり、前記結合手段は前記アウトプットシャフ
    トと共に回転してベルトウェビングを緊張せしめるよう
    に前記把持具を連結する手段を含む装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の装置であって、前記把
    持具は前記開口の周りに間隔をあけて配置された短い部
    分と長い部分とを含み、 前記長い部分は、前記流体源の起動時にベルトウェビン
    グを前記短い部分より早い速度で前記把持具の巻付位置
    に引っ張る装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の装置であって、さらに
    前記回転子のチャンバ内における回転の第1の方向とは
    反対の第2の方向への回転をブロックするために、前記
    ハウジングに連結されているブロッキング手段を備える
    ことを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の装置であって、前記回
    転子の回転をブロックするブロッキング手段は、ロック
    バーを含み、該ロックバーは、前記回転子の第2の方向
    への回転をブロックする第1の位置と、前記回転子の第
    2の方向への回転を可能にする第2の位置との間に移動
    するように、前記ハウジングに支持されていることを特
    徴とする装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の装置であって、前記回
    転子の第2の方向への回転をブロックする第1の位置
    に、前記ロックバーを押圧する付勢手段を含み、前記ロ
    ックバーは該付勢手段の作動に抗して、前記回転子の第
    2の方向への回転を可能にする第2の位置に移動可能で
    あることを特徴とする装置。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の装置であって、オー
    バセンタばねを含み、該オーバセンタばねは、前記回転
    子の第2の方向への回転をブロックする第1の位置に前
    記ロックバーを押圧する第1の状態と、前記ロックバー
    を回転子の第2の方向への回転を可能にする第2の位置
    に押圧する第2の状態とを有することを特徴とする装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項8に記載の装置であって、さら
    に前記ロックバーを第2の位置から第1の位置に移動さ
    せるために、前記流体源からの圧力下の流体を方向づけ
    る手段を含むことを特徴とする装置。
  12. 【請求項12】 請求項7に記載の装置であって、前記
    ベルトウェビング係合部材は、ベルトウェビングを巻き
    付け可能なスプールと、該スプールとともに回転するよ
    うに連結されているラチェットホイールとを含み、前記
    回転子第2の方向への回転をブロックするブロッキング
    手段は、ベルト引き出し方向のスプールの回転をブロッ
    クするため、該ラチェットホイールと係合状態に移動可
    能なロック爪と、該ロック爪を前記ラチェットホイール
    との係合状態に移動するために前記流体言の作動に応答
    する応答手段とを含むことを特徴とする装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の装置であって、前
    記応答手段は、前記ロック爪と係合可能であると共に該
    ロック爪をラチェットホイールとの係合位置に移動して
    保持し前記スプールのベルト引き出し方向への回転をブ
    ロックすると共に前記スプールのベルト引込み方向への
    回転を可能にする弾性部材と、 前記ロック爪をラチェットホイールと係合状態に移動す
    るために前記弾性部材を前記係合位置に移動するように
    加圧流体を前記作動された流体源から指向する流体通路
    手段とを備える装置。
  14. 【請求項14】 請求項1に記載の装置であって、前記
    回転子からの前記回転力を前記アウトプットシャフトに
    伝達するための手段が、 前記アウトプットシャフトへの前記回転子からの力の伝
    達をブロックする外されている状態及び前記アウトプッ
    トシャフトへの前記回転子からの力を伝達してベルトウ
    ェビングにテンションをかける係合状態の間を運動可能
    なクラッチと、 前記流体圧力源の作動に応答的な手段であって、該クラ
    ッチを外されている状態から係合状態まで移動させる手
    段と、を備えることを特徴とする装置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の装置であって、前
    記ベルトウェビング部材が、その上でベルトウェビング
    を巻き付けることが可能なスプールを備え、前記クラッ
    チが該スプールを回転のために前記回転子に結合させる
    手段を備えることを特徴とする装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の装置であって、前
    記スプールを回転子に結合させる手段が、前記回転子と
    ともに回転可能なカムと、該カムによって前記アウトプ
    ットシャフトとの係合部に移動可能で且つ該アウトプッ
    トシャフトに結合し、よって該スプールを回転のために
    該回転子と結合させる結合要素と、を備えることを特徴
    とする装置。
  17. 【請求項17】 請求項1に記載の装置であって、前記
    流体源が、30ミリ秒を越えない時間にわたって、圧力
    下の流体を発生させるべく作動可能な火工品装置を備
    え、また前記圧力下の流体を方向づける手段が、前記ハ
    ウジング内に、該火工品装置及び該チャンバの間に延び
    て該チャンバ内への開口を有する流体通路を備え、該流
    体通路は、作動された場合に、前記チャンバ内における
    回転の第1方向に回転子を回転させるため、火工品装置
    からの圧力下の流体を該チャンバ内へ方向づけることを
    特徴とする装置。
  18. 【請求項18】 請求項1に記載の装置であって、前記
    流体源が、容器及び該容器内の圧力下のガス源を備え、
    前記圧力下の流体の計測及び方向づけ手段が、前記ハウ
    ジング内に、該容器及び該チャンバの間に延びて且つ該
    チャンバ内への開口を有する流体通路を備え、該流体通
    路が、該容器からの圧力下のガスを該チャンバ内で方向
    づけて、前記回転子を該チャンバ内における回転の第1
    の方向へ回転させることを特徴とする装置。
  19. 【請求項19】 請求項1に記載の装置であって、前記
    チャンバが前記ハウジング内壁表面によって規定された
    エピトロコイド形状を有し、前記回転子が概して三角形
    状であって且つ前記流体係合表面を含む3つの流体係合
    表面を有し、前記圧力下の流体を前記チャンバ内及び該
    回転子の流体係合表面に対して方向づける手段が、前記
    ハウジング壁内にて固着位置での入り口ポートを備える
    ことを特徴とする装置。
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