JPH0730878A - テレビ会議用カメラ制御装置 - Google Patents
テレビ会議用カメラ制御装置Info
- Publication number
- JPH0730878A JPH0730878A JP5196870A JP19687093A JPH0730878A JP H0730878 A JPH0730878 A JP H0730878A JP 5196870 A JP5196870 A JP 5196870A JP 19687093 A JP19687093 A JP 19687093A JP H0730878 A JPH0730878 A JP H0730878A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker
- camera
- speakers
- zoom
- camera position
- Prior art date
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- Pending
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- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 一台のテレビカメラにより複数の発言者を良
好に撮影することができるようにする。 【構成】 音声信号レベルから発言者を検知する発言者
検知回路18、ズームレンズ14と雲台16の駆動量を
演算する駆動量演算回路19を設ける。この駆動量演算
回路19は、発言者が一人であるときは当該一人の発言
者のカメラ位置及びズーム倍率をメモリ21から読み出
し、発言者が複数であるときは当該複数の発言者を同時
に撮影するためのカメラ位置及びズーム倍率を算出する
と共に、前回のカメラ位置及びズーム倍率から今回のカ
メラ位置及びズーム倍率とするための駆動量を演算す
る。
好に撮影することができるようにする。 【構成】 音声信号レベルから発言者を検知する発言者
検知回路18、ズームレンズ14と雲台16の駆動量を
演算する駆動量演算回路19を設ける。この駆動量演算
回路19は、発言者が一人であるときは当該一人の発言
者のカメラ位置及びズーム倍率をメモリ21から読み出
し、発言者が複数であるときは当該複数の発言者を同時
に撮影するためのカメラ位置及びズーム倍率を算出する
と共に、前回のカメラ位置及びズーム倍率から今回のカ
メラ位置及びズーム倍率とするための駆動量を演算す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビ会議用カメラ制御
装置、特に雲台を用いて任意の発言者を映し出すための
制御に関する。
装置、特に雲台を用いて任意の発言者を映し出すための
制御に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ会議システムでは、相手側のモニ
タへ発言者の映像を表示するために、当該発言者がテレ
ビカメラにて捉えられ、またこのテレビカメラは雲台に
より発言者の位置へ駆動制御される。即ち、会議の発言
者は、音声情報により、又は発言者の釦スイッチ操作に
より特定されることになり、発言者が特定されると、こ
の発言者へテレビカメラが向けられると同時に、このテ
レビカメラにより所定のズーム倍率で発言者が撮影され
る。
タへ発言者の映像を表示するために、当該発言者がテレ
ビカメラにて捉えられ、またこのテレビカメラは雲台に
より発言者の位置へ駆動制御される。即ち、会議の発言
者は、音声情報により、又は発言者の釦スイッチ操作に
より特定されることになり、発言者が特定されると、こ
の発言者へテレビカメラが向けられると同時に、このテ
レビカメラにより所定のズーム倍率で発言者が撮影され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
テレビ会議システムにて駆動制御を自動的に行う場合で
は、出席者が一人ずつ順に発言するときは問題ないが、
発言者がある時間内に複数存在するときは、音声信号の
レベルが大きい発言者が選択され、また釦スイッチ操作
の場合は後に押した発言者が選択される。従って、この
ような場合、一台のテレビカメラでは複数の発言者を自
動的に撮影することができず、相手側に違和感を与えて
しまうという問題があった。テレビ会議では、複数の者
が同時に、又は交互に発言することも多く、これら複数
の発言者の迅速な撮影が自動的に行われることが要請さ
れる。この場合、複数のテレビカメラを用いて予想され
る複数の発言者を撮影し、これらを手動或いは自動的に
切り換えて相手のモニタへ映し出すことも考えられる
が、この場合は複数の装置が必要であり、操作制御も煩
雑となる。
テレビ会議システムにて駆動制御を自動的に行う場合で
は、出席者が一人ずつ順に発言するときは問題ないが、
発言者がある時間内に複数存在するときは、音声信号の
レベルが大きい発言者が選択され、また釦スイッチ操作
の場合は後に押した発言者が選択される。従って、この
ような場合、一台のテレビカメラでは複数の発言者を自
動的に撮影することができず、相手側に違和感を与えて
しまうという問題があった。テレビ会議では、複数の者
が同時に、又は交互に発言することも多く、これら複数
の発言者の迅速な撮影が自動的に行われることが要請さ
れる。この場合、複数のテレビカメラを用いて予想され
る複数の発言者を撮影し、これらを手動或いは自動的に
切り換えて相手のモニタへ映し出すことも考えられる
が、この場合は複数の装置が必要であり、操作制御も煩
雑となる。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、一台のテレビカメラにより複数の
発言者を良好に撮影することができるテレビ会議用カメ
ラ制御装置を提供することにある。
であり、その目的は、一台のテレビカメラにより複数の
発言者を良好に撮影することができるテレビ会議用カメ
ラ制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るテレビ会議用カメラ制御装置は、発言
者を撮影するためにテレビカメラを制御すると共に、こ
のテレビカメラを雲台により任意の位置に駆動制御する
テレビ会議用カメラ制御装置において、発言者を検知す
る発言者検知手段と、この発言者検知手段の検知情報を
入力して、発言者が一人であるときは当該一人の発言者
のカメラ位置及びズーム倍率を求め、発言者が複数であ
るときは当該複数の発言者を同時に撮影するためのカメ
ラ位置及びズーム倍率を求める演算回路とを設け、この
演算回路の出力に基づいてカメラの駆動制御及びズーム
駆動制御をするようにしたことを特徴とする。上記演算
回路は、動作時に上記演算をするものに限られず、予め
演算したカメラ位置及びズーム倍率をメモリに記憶し、
このメモリから該当するデータを読み出すもの等を含む
広い意味で用いる。
に、本発明に係るテレビ会議用カメラ制御装置は、発言
者を撮影するためにテレビカメラを制御すると共に、こ
のテレビカメラを雲台により任意の位置に駆動制御する
テレビ会議用カメラ制御装置において、発言者を検知す
る発言者検知手段と、この発言者検知手段の検知情報を
入力して、発言者が一人であるときは当該一人の発言者
のカメラ位置及びズーム倍率を求め、発言者が複数であ
るときは当該複数の発言者を同時に撮影するためのカメ
ラ位置及びズーム倍率を求める演算回路とを設け、この
演算回路の出力に基づいてカメラの駆動制御及びズーム
駆動制御をするようにしたことを特徴とする。上記演算
回路は、動作時に上記演算をするものに限られず、予め
演算したカメラ位置及びズーム倍率をメモリに記憶し、
このメモリから該当するデータを読み出すもの等を含む
広い意味で用いる。
【0006】
【作用】上記の構成によれば、音声レベル検知回路や釦
スイッチの入力状態検出回路等の発言者検知手段にて発
言者が特定され、発言者が一人であると判定したときは
従来と同様に当該発言者へカメラが向けられ、所定のズ
ーム倍率で発言者が撮影される。一方、発言者が複数存
在すると判定したときは、これらの複数の発言者の位置
情報から、例えば複数の発言者を含む領域(画角)が求
められ、この領域を撮影するズーム倍率と、この領域の
中心位置がカメラ位置として算出される。そうして、こ
れらの演算情報に基づいて、雲台及びテレビカメラを駆
動制御すると、複数の発言者が同時に撮影され、相手側
のモニタへ映し出される。
スイッチの入力状態検出回路等の発言者検知手段にて発
言者が特定され、発言者が一人であると判定したときは
従来と同様に当該発言者へカメラが向けられ、所定のズ
ーム倍率で発言者が撮影される。一方、発言者が複数存
在すると判定したときは、これらの複数の発言者の位置
情報から、例えば複数の発言者を含む領域(画角)が求
められ、この領域を撮影するズーム倍率と、この領域の
中心位置がカメラ位置として算出される。そうして、こ
れらの演算情報に基づいて、雲台及びテレビカメラを駆
動制御すると、複数の発言者が同時に撮影され、相手側
のモニタへ映し出される。
【0007】
【実施例】図1には、実施例に係るテレビ会議用カメラ
制御装置の全体構成が示され、図2にはテレビ会議室の
各部材の配置構成が示されている。まず図2において、
テーブル10の上には各出席者A〜Fの位置に発言者検
知手段の一部としてのマイク11が置かれ、このテーブ
ル10の前側にモニタ12が配置されている。このモニ
タ12の上面には、ズームレンズ(レンズ部)14を有
するテレビカメラ15が設けられ、このテレビカメラ1
5は雲台16に取り付けられており、実施例ではこの雲
台16内に図1の制御回路が配設されている。従って、
雲台16により、テレビカメラ15をパン(左右方
向)、チルト(上下方向)へ駆動することができ、テレ
ビカメラ15によりズームレンズ14を駆動することが
できる。
制御装置の全体構成が示され、図2にはテレビ会議室の
各部材の配置構成が示されている。まず図2において、
テーブル10の上には各出席者A〜Fの位置に発言者検
知手段の一部としてのマイク11が置かれ、このテーブ
ル10の前側にモニタ12が配置されている。このモニ
タ12の上面には、ズームレンズ(レンズ部)14を有
するテレビカメラ15が設けられ、このテレビカメラ1
5は雲台16に取り付けられており、実施例ではこの雲
台16内に図1の制御回路が配設されている。従って、
雲台16により、テレビカメラ15をパン(左右方
向)、チルト(上下方向)へ駆動することができ、テレ
ビカメラ15によりズームレンズ14を駆動することが
できる。
【0008】図1では、上記マイク11の音声信号を入
力し、音声レベルにて発言者の位置を割り出す発言者検
知回路18が設けられ、この発言者検知手段18の後段
に駆動量演算回路19が接続される。この駆動量演算回
路は、演算部20とメモリ21を有しており、この演算
部20は上記発言者検知手段18からの発言者情報によ
り、今回のカメラ位置とズーム倍率を求め、前回の状態
からの駆動量、即ちパン及びチルト駆動量とズーム駆動
量を演算する。
力し、音声レベルにて発言者の位置を割り出す発言者検
知回路18が設けられ、この発言者検知手段18の後段
に駆動量演算回路19が接続される。この駆動量演算回
路は、演算部20とメモリ21を有しており、この演算
部20は上記発言者検知手段18からの発言者情報によ
り、今回のカメラ位置とズーム倍率を求め、前回の状態
からの駆動量、即ちパン及びチルト駆動量とズーム駆動
量を演算する。
【0009】即ち、実施例では上記メモリ21に、各出
席者A〜Fのパン及びチルト角度(位置)とズーム倍率
が記憶されており、発言者が一人のときは、特定された
発言者の情報を上記メモリ21から読み出し、前回のカ
メラ位置のパン及びチルト角度から今回のカメラ位置の
パン及びチルト角度までの駆動量を演算する。そして、
発言者が複数のときは、メモリ21内の情報に基づいて
当該複数の発言者が含まれる画角(領域)を求め、この
画角を撮影するためのズーム倍率を算出すると同時に、
この領域のカメラ位置(領域の中心位置)であるパン及
びチルト角度を演算する。その後に、前回のパン及びチ
ルト角度から今回のパン及びチルト角度までの駆動量
と、前回のズーム倍率から今回のズーム倍率へ変えるた
めの駆動量を演算することになる。
席者A〜Fのパン及びチルト角度(位置)とズーム倍率
が記憶されており、発言者が一人のときは、特定された
発言者の情報を上記メモリ21から読み出し、前回のカ
メラ位置のパン及びチルト角度から今回のカメラ位置の
パン及びチルト角度までの駆動量を演算する。そして、
発言者が複数のときは、メモリ21内の情報に基づいて
当該複数の発言者が含まれる画角(領域)を求め、この
画角を撮影するためのズーム倍率を算出すると同時に、
この領域のカメラ位置(領域の中心位置)であるパン及
びチルト角度を演算する。その後に、前回のパン及びチ
ルト角度から今回のパン及びチルト角度までの駆動量
と、前回のズーム倍率から今回のズーム倍率へ変えるた
めの駆動量を演算することになる。
【0010】上記駆動量演算回路の後段には、ズーム駆
動回路22、雲台駆動回路23が接続されており、この
ズーム駆動回路22にて上記ズームレンズ14が駆動さ
れ、また雲台駆動回路23にて雲台16が駆動される。
動回路22、雲台駆動回路23が接続されており、この
ズーム駆動回路22にて上記ズームレンズ14が駆動さ
れ、また雲台駆動回路23にて雲台16が駆動される。
【0011】実施例は以上の構成からなり、その作用を
図3のフローチャートを参照しながら説明する。まず、
ステップ101では使用前に予め発言者位置の設定を行
うことになり、上記図2に示されるテーブル10での各
出席者A〜Fの位置をテレビカメラ15との関係で設定
することにより、発言者の位置情報がメモリ21へ格納
される。また、この会議室において一人の発言者を撮影
する際の最適なズーム倍率も設定、記憶される。
図3のフローチャートを参照しながら説明する。まず、
ステップ101では使用前に予め発言者位置の設定を行
うことになり、上記図2に示されるテーブル10での各
出席者A〜Fの位置をテレビカメラ15との関係で設定
することにより、発言者の位置情報がメモリ21へ格納
される。また、この会議室において一人の発言者を撮影
する際の最適なズーム倍率も設定、記憶される。
【0012】そして、ステップ102では、図1の発言
者検知回路18による発言者検出が行われ、次のステッ
プ103では、マイク11より入力された音声信号のレ
ベルから発言者がいるか否かが検出され、その検出信号
は演算部20へ出力される。そして、発言者がいる(YE
S )ときは、ステップ104へ移行し、音声信号の入力
状態から発言者が複数であるか否かが判定され、発言者
が一人(NO)のときはステップ105へ移行する。この
ステップ105では、当該発言者のカメラ位置、ズーム
倍率をメモリ21から読み出し、その後にステップ10
8にて、前回のカメラ位置から今回のカメラ位置までの
パン及びチルト駆動量と、前回のズーム倍率から今回の
ズーム倍率へ変換する駆動量が算出される。そして、ス
テップ109では、ズーム駆動回路22と雲台駆動回路
24によりズームレンズ14と雲台16が駆動される。
従って、発言者が一人のときは、当該発言者へテレビカ
メラ15が向けられ、予め定められたズーム倍率で撮影
が行われる。
者検知回路18による発言者検出が行われ、次のステッ
プ103では、マイク11より入力された音声信号のレ
ベルから発言者がいるか否かが検出され、その検出信号
は演算部20へ出力される。そして、発言者がいる(YE
S )ときは、ステップ104へ移行し、音声信号の入力
状態から発言者が複数であるか否かが判定され、発言者
が一人(NO)のときはステップ105へ移行する。この
ステップ105では、当該発言者のカメラ位置、ズーム
倍率をメモリ21から読み出し、その後にステップ10
8にて、前回のカメラ位置から今回のカメラ位置までの
パン及びチルト駆動量と、前回のズーム倍率から今回の
ズーム倍率へ変換する駆動量が算出される。そして、ス
テップ109では、ズーム駆動回路22と雲台駆動回路
24によりズームレンズ14と雲台16が駆動される。
従って、発言者が一人のときは、当該発言者へテレビカ
メラ15が向けられ、予め定められたズーム倍率で撮影
が行われる。
【0013】一方、上記ステップ104にて、複数の発
言者がいる(YES )と判定されたときは、ステップ10
6へ移行し、メモリ21から読み出した複数の発言者の
位置情報から、演算部20によりこれら発言者全員が含
まれる領域の画角(三角法を用いた開き角)が求めら
れ、この画角からズーム倍率が算出される。例えば、図
2に示されるように、出席者BとCが発言者であると判
定した場合は、αの画角(全体の画角に対する当該画
角)とされ、この画角αを設定するためのズーム倍率が
算出される。
言者がいる(YES )と判定されたときは、ステップ10
6へ移行し、メモリ21から読み出した複数の発言者の
位置情報から、演算部20によりこれら発言者全員が含
まれる領域の画角(三角法を用いた開き角)が求めら
れ、この画角からズーム倍率が算出される。例えば、図
2に示されるように、出席者BとCが発言者であると判
定した場合は、αの画角(全体の画角に対する当該画
角)とされ、この画角αを設定するためのズーム倍率が
算出される。
【0014】また、次のステップ107では、この画角
の中心位置がカメラ位置として算出され、ステップ10
8では上記今回のカメラ位置へ前回のカメラ位置から移
動させるためのパン及びチルト駆動量と、前回のズーム
倍率から今回のズーム倍率へ変換するための駆動量が算
出される。そして、ステップ109では上記パン及びチ
ルト駆動量が雲台16により駆動されると共に、上記ズ
ーム駆動量だけズームレンズ14が駆動される。従っ
て、この場合は、発言者BとCが同時に最適なズーム倍
率により撮影されることになる。なお、発言者がBとD
であったときは、出席者B,C,Dを同時にカメラ内に
収める構図によって、発言者BとDが撮影される。
の中心位置がカメラ位置として算出され、ステップ10
8では上記今回のカメラ位置へ前回のカメラ位置から移
動させるためのパン及びチルト駆動量と、前回のズーム
倍率から今回のズーム倍率へ変換するための駆動量が算
出される。そして、ステップ109では上記パン及びチ
ルト駆動量が雲台16により駆動されると共に、上記ズ
ーム駆動量だけズームレンズ14が駆動される。従っ
て、この場合は、発言者BとCが同時に最適なズーム倍
率により撮影されることになる。なお、発言者がBとD
であったときは、出席者B,C,Dを同時にカメラ内に
収める構図によって、発言者BとDが撮影される。
【0015】更に、上記ステップ103にて発言者がい
ないと判定されたときは、ステップ110へ移行して所
定時間Tのタイマカウントを開始し、ステップ111で
はT時間が経過したか否かが検出される。ここで、T時
間経過した(YES )ときは、発言者がいない状態である
から、ステップ112でホームポジション(H.P.)
のデータが読み出され、このデータに従ってテレビカメ
ラ15がホームポジションへ駆動され、ズームレンズ1
4も予め設定された倍率に駆動される。
ないと判定されたときは、ステップ110へ移行して所
定時間Tのタイマカウントを開始し、ステップ111で
はT時間が経過したか否かが検出される。ここで、T時
間経過した(YES )ときは、発言者がいない状態である
から、ステップ112でホームポジション(H.P.)
のデータが読み出され、このデータに従ってテレビカメ
ラ15がホームポジションへ駆動され、ズームレンズ1
4も予め設定された倍率に駆動される。
【0016】上記実施例では、発言者が複数のとき、演
算部20にてズーム倍率及びカメラ位置を演算している
が、この演算を予め行い、そのデータをメモリ21へ格
納して、当該演算を省略することができる。即ち、図2
の配置条件が分かっていれば、発言者の各組合せに対応
するズーム倍率とカメラ位置も予め算出することがで
き、この算出値を記憶させることができる。これによれ
ば、複数の発言者の組合せを特定することにより、メモ
リ21の格納情報に基づいて今回のカメラ位置へのパン
及びチルト駆動量とズーム駆動量が簡単に演算される。
算部20にてズーム倍率及びカメラ位置を演算している
が、この演算を予め行い、そのデータをメモリ21へ格
納して、当該演算を省略することができる。即ち、図2
の配置条件が分かっていれば、発言者の各組合せに対応
するズーム倍率とカメラ位置も予め算出することがで
き、この算出値を記憶させることができる。これによれ
ば、複数の発言者の組合せを特定することにより、メモ
リ21の格納情報に基づいて今回のカメラ位置へのパン
及びチルト駆動量とズーム駆動量が簡単に演算される。
【0017】また、上記実施例で使用したマイク11は
ステレオマイクとすることができ、この場合は左右チャ
ンネルのマイクへの入力信号レベルから容易に発言者を
特定することができる。更に、発言者検知手段として
は、押し釦スイッチにより発言者自身が意思表示するも
のを用いてもよい。
ステレオマイクとすることができ、この場合は左右チャ
ンネルのマイクへの入力信号レベルから容易に発言者を
特定することができる。更に、発言者検知手段として
は、押し釦スイッチにより発言者自身が意思表示するも
のを用いてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
発言者検知手段、この発言者検知手段の検知情報を入力
して、発言者が複数であるときは当該複数の発言者を同
時に撮影するためのカメラ位置及びズーム倍率を算出す
る演算回路を設けるようにしたので、一台のテレビカメ
ラにより複数の発言者を良好に撮影することが可能とな
り、相手に違和感のない映像を映し出せるという利点が
ある。
発言者検知手段、この発言者検知手段の検知情報を入力
して、発言者が複数であるときは当該複数の発言者を同
時に撮影するためのカメラ位置及びズーム倍率を算出す
る演算回路を設けるようにしたので、一台のテレビカメ
ラにより複数の発言者を良好に撮影することが可能とな
り、相手に違和感のない映像を映し出せるという利点が
ある。
【図1】本発明の実施例に係るテレビ会議用カメラ制御
装置の構成を示すブロック図である。
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】実施例のテレビ会議室での配置状態を示す上面
図である。
図である。
【図3】実施例の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】 11 … マイク、 14 … ズームレンズ、 15 … テレビカメラ、 16 … 雲台、 18 … 発言者検知回路、 19 … 駆動量演算回路、 20 … 演算部、 21 … メモリ。
Claims (1)
- 【請求項1】 発言者を撮影するためにテレビカメラを
制御すると共に、このテレビカメラを雲台により任意の
位置に駆動制御するテレビ会議用カメラ制御装置におい
て、発言者を検知する発言者検知手段と、この発言者検
知手段の検知情報を入力して、発言者が一人であるとき
は当該一人の発言者のカメラ位置及びズーム倍率を求
め、発言者が複数であるときは当該複数の発言者を同時
に撮影するためのカメラ位置及びズーム倍率を求める演
算回路とを設け、この演算回路の出力に基づいてカメラ
の駆動制御及びズーム駆動制御をするようにしたことを
特徴とするテレビ会議用カメラ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5196870A JPH0730878A (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | テレビ会議用カメラ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5196870A JPH0730878A (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | テレビ会議用カメラ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0730878A true JPH0730878A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=16365022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5196870A Pending JPH0730878A (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | テレビ会議用カメラ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0730878A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR970056971A (ko) * | 1995-12-18 | 1997-07-31 | 구자홍 | 카메라의 줌밍 영역 자동 선택 방법 및 장치 |
JP2007174154A (ja) * | 2005-12-21 | 2007-07-05 | Audio Technica Corp | 会議装置 |
JP2007281966A (ja) * | 2006-04-07 | 2007-10-25 | Olympus Imaging Corp | 再生装置、再生画像の選択方法、プログラム、記録媒体 |
JP2014013980A (ja) * | 2012-07-04 | 2014-01-23 | Nakayo Telecommun Inc | 撮影領域自動制御機能を有するテレビ会議制御装置 |
-
1993
- 1993-07-14 JP JP5196870A patent/JPH0730878A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR970056971A (ko) * | 1995-12-18 | 1997-07-31 | 구자홍 | 카메라의 줌밍 영역 자동 선택 방법 및 장치 |
JP2007174154A (ja) * | 2005-12-21 | 2007-07-05 | Audio Technica Corp | 会議装置 |
JP2007281966A (ja) * | 2006-04-07 | 2007-10-25 | Olympus Imaging Corp | 再生装置、再生画像の選択方法、プログラム、記録媒体 |
JP2014013980A (ja) * | 2012-07-04 | 2014-01-23 | Nakayo Telecommun Inc | 撮影領域自動制御機能を有するテレビ会議制御装置 |
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