JPH04373385A - 発言者自動撮影装置 - Google Patents

発言者自動撮影装置

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Publication number
JPH04373385A
JPH04373385A JP3177700A JP17770091A JPH04373385A JP H04373385 A JPH04373385 A JP H04373385A JP 3177700 A JP3177700 A JP 3177700A JP 17770091 A JP17770091 A JP 17770091A JP H04373385 A JPH04373385 A JP H04373385A
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JP
Japan
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video signal
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signal selection
section
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Application number
JP3177700A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Uesugi
上杉 洋史
Tadahiro Nagayama
長山 忠洋
Shiro Uruno
宇留野 司郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP3177700A priority Critical patent/JPH04373385A/ja
Publication of JPH04373385A publication Critical patent/JPH04373385A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発言を検出することに
より、その発言者を自動的に撮影する装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図5は発言を検出することにより、その
発言者をTVカメラが自動的に追跡して撮影する従来の
装置の一例を示す。以下、第5図において、この例の動
作について説明する。
【0003】図5に示す例では、n台のマイクロホン2
と、マイクロホン2と同じ数の音声信号レベル検出部4
と、音声信号レベル比較部5Aと、記憶部11と、TV
カメラ・電動レンズ制御情報出力部12と、電動雲台1
3と、電動レンズを取り付けた1台のTVカメラ14と
からなっている。
【0004】音声信号レベル検出部4は、それぞれに対
応したマイクロホン2から受信した音声信号のレベルを
検出して、その検出した音声信号のレベル情報を出力す
る。音声信号レベル比較部5Aは、音声信号レベル検出
部4から受信したマイクロホン音声信号レベル情報を比
較して、その中から最大の音声入力のあるマイクロホン
2を選び、そのマイクロホン2の識別情報に基づいた映
像信号選択情報を出力する。
【0005】記憶部11は、各発言者を撮影するための
TVカメラの姿勢、電動レンズの焦点およびズーミング
倍率を設定するTVカメラ・電動レンズ制御情報をあら
かじめ記憶している。
【0006】TVカメラ・電動レンズ制御情報出力部1
2は、記憶部11の記憶情報をもとに音声信号レベル比
較部5Aから受信した映像信号選択情報に対するTVカ
メラの姿勢情報、電動レンズの焦点およびズーミング倍
率の情報を出力する。電動雲台13は、TVカメラ・電
動レンズ制御情報出力部12から受信したTVカメラの
姿勢情報により、TVカメラ14を上下左右に振り発言
者を撮影する。TVカメラ14は、TVカメラ・電動レ
ンズ制御情報出力部12から受信した電動レンズの焦点
およびズーミング倍率の情報により、電動レンズの焦点
およびズーミング倍率を変化させて発言者を撮影して、
その映像信号を出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような発言を自動
的に検出することにより、TVカメラ14が発言者を追
跡して撮影する従来の発言者自動撮影装置は、1台のT
Vカメラ14の姿勢,電動レンズの焦点およびズーミン
グ倍率を変化させて多くの人物の中から発言者を選択し
て撮影するため、発言者が変わった場合に新たな発言者
を適正に撮影することができるまでに時間を要したり、
この間、発言者と関係のない映像信号が出力されること
があり、利用者に違和感を与える欠点があった。
【0008】本発明は、これらの欠点を解決するために
なされたものであり、発言者が変わった場合でも新たな
発言者の映像を誤りなく即座に出力することができる、
例えばTV会議システムに適用した場合、利用者に違和
感を与えない発言者自動撮影装置の提供を目的にしてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明にかかる発言者自動撮影装置の請求項1
記載の発明は、複数のTVカメラと、複数のマイクロホ
ンと、それらのマイクロホンから入力された音声信号の
レベルを検出し、その検出したマイクロホン音声信号レ
ベル情報を出力する複数の音声信号レベル検出部と、各
音声信号レベル検出部から受信したマイクロホン音声信
号レベル情報を比較し、最大の音声入力のあるマイクロ
ホンを検出し、そのマイクロホンの識別情報に基づいた
映像信号選択情報を出力する選択情報出力部と、この選
択情報出力部から受信した映像信号選択情報により、の
複数のTVカメラの映像信号のうち最大の音声入力のあ
るマイクロホンを使用中のTVカメラからの映像信号を
選択して出力する映像信号選択部とを有するものである
【0010】さらに、請求項2記載の発明は、選択情報
出力部が各音声信号レベル検出部の出力を走査して、所
定の入力レベルが検出されたマイクロホンを検出して、
そのマイクロホンの識別情報に基づいた映像信号選択情
報を出力するようにしたものである。
【0011】また、請求項3記載の発明は、発言がない
時間を計測するタイマと、所定の時間発言がない場合、
あるいは本装置の電源立ち上げ直後の場合に、所定のT
Vカメラの映像信号を選択するための映像信号選択情報
を記憶する所定映像信号選択情報記憶部と、所定の時間
発言がない場合、あるいは本装置の電源立ち上げ直後の
場合に、所定映像信号選択情報記憶部が記憶している映
像信号選択情報を出力する情報出力制御部とを有するも
のである。
【0012】また、請求項4記載の発明は、映像信号選
択部に出力される映像信号選択情報を記憶する最新映像
信号選択情報記憶部と、この最新映像信号選択情報記憶
部における映像信号選択情報の記憶の有無を検出し、映
像信号選択情報が最新映像信号選択情報記憶部に記憶さ
れていない場合は、映像信号選択情報を選択情報出力部
から受信したとき、この受信した映像信号選択情報を映
像信号選択部に出力するとともに最新映像信号選択情報
記憶部に記憶し、映像信号選択情報が最新映像信号選択
情報記憶部に記憶されている場合は、映像信号選択情報
を選択情報出力部から受信したとき、この受信した映像
信号選択情報を映像信号選択部に出力せず最新映像信号
選択情報記憶部の書き換えを行わない制御を行うととも
に、選択情報出力部から映像信号選択情報の出力がない
ときは最新映像信号選択情報記憶部に記憶されている映
像信号選択情報を消去する制御を行う映像信号選択制御
部とを有するものである。
【0013】また、請求項5記載の発明は、発言がない
時間を計測するタイマと、映像信号選択部に出力される
映像信号選択情報を記憶する最新映像信号選択情報記憶
部と、この最新映像信号選択情報記憶部における映像信
号選択情報の記憶の有無を検出し、映像信号選択情報が
最新映像信号選択情報記憶部に記憶されていない場合、
映像信号選択情報を選択情報出力部から受信したとき、
受信した映像信号選択情報を映像信号選択部に出力する
とともに最新映像信号選択情報記憶部に記憶し、映像信
号選択情報が最新映像信号選択情報記憶部に記憶されて
いる場合、映像信号選択情報を選択情報出力部から受信
したとき、この受信した映像信号選択情報を映像信号選
択部に出力せず最新映像信号選択情報記憶部の書き換え
を行わない制御を行うとともに、選択情報出力部から映
像信号選択情報の出力が所定の時間ないとき、最新映像
信号選択情報記憶部に記憶されている映像信号選択情報
を消去する制御を行う映像信号選択制御部とを有するも
のである。
【0014】
【作用】本発明の請求項1記載の発明においては、各音
声信号レベル検出部は、マイクロホンから入力した音声
信号のレベルを検出して、その検出したマイクロホン音
声信号レベル情報を出力する。選択情報出力部は、各音
声信号レベル検出部から受信したマイクロホン音声信号
レベル情報を比較して、最大のレベルで発言している発
言者を撮影しているTVカメラの映像信号を選択する映
像信号選択情報を出力する。映像信号選択部は、この情
報を受信してTVカメラの映像信号を選択して出力する
【0015】さらに、請求項2記載の発明は、選択情報
出力部が各音声信号レベル検出部の出力を走査して、所
定の入力レベルが検出されたマイクロホンを検出して、
これによって映像信号選択情報を出力する。
【0016】また、請求項3記載の発明では、発言がな
い時間をタイマで計測し、所定の時間が経過した後も発
言がない場合は、そのタイマは所定の時間発言がないこ
とを表す情報を出力する。情報出力制御部はタイマから
所定の時間発言がないことを表す情報が受信された場合
、所定映像信号選択情報記憶部に記憶されている所定の
TVカメラの映像信号を選択する映像信号選択情報を映
像信号選択部に出力する。同様に、情報出力制御部は本
装置の電源立ち上げ直後も所定映像信号選択情報記憶部
に記憶している所定の発言者を撮影するTVカメラの映
像信号を選択する映像信号選択情報を映像信号選択部に
出力する。
【0017】さらに、請求項4記載の発明では、最大レ
ベルの音声信号を検出した音声信号レベル検出部が既に
存在するか否かを記憶しておき、存在するときは一層大
きなレベルの他の音声信号レベル検出部が検出されても
、新たな音声信号レベル検出部に対応したマイクロホン
で発言しているTVカメラの映像信号は選択しないこと
により、みだりに映像の切り換えを行わない処理を行う
【0018】さらに、請求項5記載の発明では、最大レ
ベルの音声信号を検出した音声信号レベル検出部の存在
を記憶しておき、タイマで計測された発言中断時間が所
定の時間以下であれば、一層大きなレベルの音声信号を
検出した音声信号レベル検出部が検出されても新たな音
声信号レベル検出部に対応したマイクロホンで発言して
いる人を含んで撮影しているTVカメラの映像信号は選
択しないことにより、みだりに映像の切り換えを行わな
い処理を行う。
【0019】
【実施例】図1は本発明の一実施例を説明するためのブ
ロック図である。この図で、5は選択情報出力部であり
、その他2,4は図5と同じである。本実施例では、図
5の記憶部11,TVカメラ・電動レンズ制御情報出力
部12,電動雲台13はなく、姿勢,レンズの焦点およ
びズーミング倍率を制御できるTVカメラ14に変えて
、n台のTVカメラ1が設置されている。TVカメラ1
は、姿勢,レンズの焦点およびズーミング倍率をプリセ
ットしておく。
【0020】TVカメラ1は、各TVカメラに対応して
配置されたn台のマイクロホン2に向かって発信をする
発言者を撮影して、その映像信号を映像信号選択部3に
出力する。なお、使用に先立ち、それぞれ対応したマイ
クロホン2の位置で発言をする発言者が最適な状態で映
せるように、各TVカメラ1の姿勢,レンズの焦点およ
びズーミング倍率をプリセットしておく。また、マイク
ロホン2は1人が1台を使用するものとする。
【0021】音声信号レベル検出部4は、それぞれに対
応したマイクロホン2から入力した音声信号を検出して
、検出結果をマイクロホン音声信号レベル情報として選
択情報出力部5に対して出力する。選択情報出力部5の
第1および第2の実施例を次に説明する。いずれを用い
ても良い。
【0022】第1の実施例では、選択情報出力部5は、
各音声信号レベル検出部4から受信したマイクロホン音
声信号レベル情報から所定のレベル以上の情報を検出し
、内蔵する最大値検出機能により所定のレベル以上のレ
ベル情報を比較して、その中から最大の音声信号入力の
あるマイクロホン2を選び、そのマイクロホン2の識別
情報に基づいた映像信号選択情報を出力する。
【0023】第2の実施例では、選択情報出力部5は、
各音声信号レベル検出部4の出力を走査して、所定レベ
ル以上の音声信号を最初に検出した音声信号レベル検出
部4を捕捉し、捕捉した音声信号レベル検出部4に対応
したマイクロホン2の識別情報をもとに、TVカメラ1
の映像出力信号を選択するための映像選択情報を出力す
る。
【0024】次に、映像信号選択部3は、選択情報出力
部5から受信した映像信号選択情報により、複数のTV
カメラ1の映像信号から最大の音声信号入力のあるマイ
クロホン2に対応した発言者を撮影しているTVカメラ
1の映像信号を選択して、その映像信号を出力する。
【0025】上記の実施例では、TVカメラ1とマイク
ロホン2の台数は同数であるが、TVカメラm台、マイ
クロホンn台(n>m)とマイクロホン2の台数がTV
カメラ1の台数より多くても良い。この場合、隣接して
配置され、同一のTVカメラ1で撮影される位置にある
マイクロホン2のグループ毎に配置されたミキサでミキ
シングし、等価的にマイクロホン出力数とTVカメラ数
を一致させる。または、音声信号レベル検出部4をマイ
クロホン2と同数設定し、映像信号選択部3は選択情報
出力部5から異なるマイクロホン識別情報を受信したと
き、それらのマイクロホン2を使用している発言者が同
一のTVカメラ1で撮影されている場合、そのTVカメ
ラ1の映像信号を選択して出力するようにしても良いし
、同一のTVカメラ1で撮影される位置内のマイクロホ
ン2のグルーピング機能を選択情報出力部5に持たせ、
選択情報出力部5からはTVカメラ1に1:1に対応し
た選択信号を出力するようにしても良い。
【0026】なお、利用者1人でそれぞれ1台のマイク
ロホン2を使用しても良いが、会議出席者2人以上で1
台のマイクロホン2を使用してもよい。この場合は、そ
のマイクロホン2を使用する複数の発言者がそのマイク
ロホン2に対応したTVカメラ1で撮影されるようにプ
リセットされていることが必要である。また、利用者以
上の数のマイクロホンがあることは差し支えない。
【0027】マイクロホン数とTVカメラ1との関係、
マイクロホン数と利用者との関係、マイクロホン数とT
Vカメラ数が同一でないときの対処の仕方については以
下の実施例においても同様である。
【0028】図2は本発明の他の実施例を説明するため
のブロック図である。図2の実施例では、図1に加えて
、タイマ6、情報出力制御部7、所定映像信号選択情報
記憶部8が設置されている。
【0029】選択情報出力部5から出力される映像信号
選択情報はタイマ6に受信される。選択情報出力部5は
全てのマイクロホン2から入力した音声信号が所定のレ
ベル以下の場合、発言があることを表すマイクロホン識
別情報をタイマ6に出力しない。タイマ6は、選択情報
出力部5が映像信号選択情報を出力しなくなると時間の
計測を始め、選択情報出力部5が映像信号選択情報を出
力するとタイマ6はリセットされ時間の計測を停止する
。タイマ6が時間の計測を開始し、所定の時間が経過し
た後も、選択情報出力部5が映像信号選択情報を出力し
ない場合、タイマ6は所定の時間発言がないことを表す
情報を情報出力制御部7に出力する。
【0030】所定映像信号選択情報記憶部8は、所定の
時間発言がない場合、所定のTVカメラ1の映像信号を
選択する選択情報を記憶している。情報出力制御部7は
、タイマ6から発言者がないことを表す情報を受信する
と、所定映像信号選択情報記憶部8に記憶している映像
信号選択情報を読み出し、映像信号選択部3に出力する
。映像信号選択部3は、情報出力制御部7から映像信号
選択情報を受信すると、前記所定のTVカメラ1の映像
信号を選択して出力する。なお、情報出力制御部7から
出力される前記所定の映像信号選択情報は選択情報出力
部5に出力し、選択情報出力部5が情報出力制御部7か
らのTVカメラ選択情報を映像信号選択部3に出力する
ようにしてもよい。
【0031】本装置の電源立上げ時は、所定の時間発言
が検出されない場合のように、所定のTVカメラ1を選
択するようにしてもよい。この場合は、例えば電源スイ
ッチがONになったことを表す電源立ち上げ信号を情報
出力制御部7に出力し、所定の時間発言が検出されない
場合に、タイマ6から発言者がないことを表す情報が受
信された場合と同じ処理を行うことによって実現できる
【0032】以上における所定のTVカメラ1が撮影す
る映像は、例えば会議室全体を映す映像や中心となる人
物などの映像とすることができる。
【0033】図3は本発明のさらに他の実施例を説明す
るためのブロック図である。図3の実施例では、図1の
実施例に加え、最新映像信号選択情報記憶部9と映像信
号選択制御部10が設置されている。
【0034】映像信号選択制御部10は、最新映像信号
選択情報記憶部9に映像信号選択情報が記憶されていな
い場合、選択情報出力部5から受信した映像信号選択情
報を最新映像信号選択情報記憶部9に記憶させる処理を
行うとともに、映像信号選択部3に出力する。映像信号
選択部3は最大の音声信号入力のあるマイクロホン2に
対応したTVカメラ1の映像信号を選択する。また、最
新映像信号選択情報記憶部9に既に記憶されている映像
信号選択情報が存在する場合、映像信号選択制御部10
は、最新映像信号選択情報記憶部9には新たに映像信号
選択情報を受信してもそれを記憶させず、既に記憶され
ている映像信号選択情報の記憶を維持させ、映像信号選
択部3に新たな映像信号情報を出力しない。
【0035】所定レベル以上の音声信号を検出している
音声信号レベル検出部4がなく、選択情報出力部5が比
較するレベル情報がない場合は、選択情報出力部5から
映像信号選択情報の出力がない。この場合、映像信号選
択制御部10は最新映像信号選択情報記憶部9に記憶さ
れている映像信号選択情報を消去する。
【0036】図4は本発明の他の実施例を説明するため
のブロック図である、図4の実施例では、図3の実施例
に加え、タイマ6が設置されている。
【0037】映像信号選択制御部10は、最新映像信号
選択情報記憶部9に映像信号選択情報が記憶されていな
い場合、選択情報出力部5から受信した映像信号選択情
報を最新映像信号選択情報記憶部9に記憶させる処理を
行うとともに、映像信号選択部3に出力する。映像信号
選択部3は最大の音声信号入力のあるマイクロホン2に
対応したTVカメラ1の映像信号を出力する。また、最
新映像信号選択情報記憶部9に既に記憶されている映像
信号選択情報が存在する場合、映像信号選択制御部10
は、最新映像信号選択情報記憶部9には新たな映像信号
選択情報を記憶させず、既に記憶されている映像信号選
択情報の記憶を維持させ、映像信号選択部3に新たな映
像信号情報を出力しない。
【0038】所定のレベル以上の音声信号を検出してい
る音声信号レベル検出部4がなく、選択情報出力部5が
比較するレベル情報がない場合は、選択情報出力部5か
ら映像信号選択情報の出力がない。この場合、映像信号
選択制御部10は、最新映像信号選択情報記憶部9に記
憶されている映像信号選択情報を消去する。
【0039】映像信号選択制御部10は、選択情報出力
部5から映像信号選択情報を受信した場合、タイマ6に
は受信した映像信号選択情報を常に出力する。選択情報
出力部5は、マイクロホンに所定のレベル以上の音声信
号の入力がない場合、発言があることを表す映像信号選
択情報を出力せず、この場合、タイマ6は映像信号選択
情報を受信しない。タイマ6は映像信号選択情報を受信
しなくなると時間の計測を始め、その映像信号選択情報
を受信するとリセットされて時間の計測を停止する。タ
イマ6が時間の計測を開始し、所定の時間が経過した後
も選択情報出力部5が映像信号選択情報を出力しない場
合、タイマ6は所定の時間以上発言がないことを表す情
報を映像信号選択制御部10に出力する。映像信号選択
制御部10は、タイマ6からこの情報を受信すると最新
映像信号選択情報記憶部9に記憶されている映像信号選
択情報を消去する。
【0040】以上において、選択情報出力部5は最大の
音声信号レベルを検出した音声信号レベル検出部4に対
応した映像信号選択情報を連続的に出力してもよいが、
状況が変化したときだけ変化を表す情報を出力してもよ
い。状況が変化したときだけ変化を表す情報を出力する
場合は、図2,図4の実施例の場合、所定のレベル以上
の音声信号が検出されなかったときに所定のレベル以上
の音声信号が検出されなかったことを表す信号を出力す
ることが必要である。タイマ6は所定のレベル以上の音
声信号が検出されないことを表す信号を受信して時間の
計測を開始し、この信号の受信が停止されるか、映像信
号選択情報を受信して計測を停止する。
【0041】以上において、TVカメラ1の選択にマイ
クロホン2からの音声出力を利用しているが、音声を他
の場所に伝達するための音声信号については、その音声
信号処理回路を音声信号レベル検出部4とは独立な回路
として構成してマイクロホン2の音声信号の出力を分岐
して入力することにより、TVカメラ選択処理に影響さ
れることなく処理できる。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1,2記載
の発明は、複数のTVカメラを設置して所定の利用者を
常に最適な状態で撮影しておき、その複数のTVカメラ
の映像信号を選択して、発言者の映像を出力するため、
発言者が変わった場合でも新たな発言者の映像を誤りな
く即座に出力することができ、利用者に違和感を与えな
い利点がある。
【0043】また、請求項3記載の発明では、発言がな
い場合、あるいは本装置の電源立ち上げ直後に所定の利
用者を写し出すことができる機能を有するので、発言者
がない場合、あるいは本装置の電源立ち上げ直後は、会
議等の中心部分と所定の利用者の映像を出力したり、会
議室全体の映像を出力することなどができ、発言がない
場合も最適な映像を出力できる利点がある。
【0044】さらに、請求項4,5記載の発明は、所定
のレベル以上の音声で連続して発言を行っている場合に
は、その発言の途中で他のマイクロホンに所定のレベル
以上の入力があった場合でも、TVカメラの映像信号を
切り換えずにそのまま出力を続ける機能を有するので、
相槌など短時間の発言,咳や紙をめくる音などの大きな
雑音が他のマイクロホンに入力された場合、TVカメラ
の映像信号の切り換えを防止するなどの効果がある。
【0045】本発明を例えばTV会議に適応した場合は
、本発明の機能によりいつも適切な発言者の映像を出力
し、TV会議出席者に違和感を与えない相手TV会議端
末の映像が提供でき、映像を有効に利用したTV会議を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発言者自動撮影装置の一実施例を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の発言者自動撮影装置の他の実施例を示
すブロック図である。
【図3】本発明の発言者自動撮影装置のさらに他の実施
例を示すブロック図である。
【図4】本発明の発言者自動撮影装置のさらに他の実施
例を示すブロック図である。
【図5】従来の発言者自動撮影装置の一例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1    TVカメラ 2    マイクロホン 3    映像信号選択部 4    音声信号レベル検出部 5    選択情報出力部 6    タイマ 7    情報出力制御部 8    所定映像信号選択情報記憶部9    最新
映像信号選択情報記憶部10  映像信号選択制御部 11  記憶部 12  TVカメラ・電動レンズ制御情報出力部13 
 電動雲台 14  TVカメラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のTVカメラと、複数のマイクロホン
    と、それらのマイクロホンから入力された音声信号のレ
    ベルを検出し、その検出したマイクロホン音声信号レベ
    ル情報を出力する複数の音声信号レベル検出部と、各音
    声信号レベル検出部から受信したマイクロホン音声信号
    レベル情報を比較し、最大の音声入力のあるマイクロホ
    ンを検出し、そのマイクロホンの識別情報に基づいた映
    像信号選択情報を出力する選択情報出力部と、この選択
    情報出力部から受信した映像信号選択情報により、前記
    複数のTVカメラの映像信号のうち最大の音声入力のあ
    るマイクロホンを使用中のTVカメラからの映像信号を
    選択して出力する映像信号選択部とを有することを特徴
    とする発言者自動撮影装置。
  2. 【請求項2】複数のTVカメラと、複数のマイクロホン
    と、それらのマイクロホンから入力された音声信号のレ
    ベルを検出し、その検出したマイクロホン音声信号レベ
    ル情報を出力する複数の音声信号レベル検出部と、これ
    ら各音声信号レベル検出部の出力を走査して、所定の入
    力レベルが検出されたマイクロホンを検出して、そのマ
    イクロホンの識別情報に基づいた映像信号選択情報を出
    力する選択情報出力部と、この選択情報出力部から受信
    した映像信号選択情報に対応したマイクロホンを使用中
    のTVカメラからの映像信号を選択して出力する映像信
    号選択部とを有することを特徴とする発言者自動撮影装
    置。
  3. 【請求項3】発言がない時間を計測するタイマと、所定
    の時間発言がない場合、あるいは本装置の電源立ち上げ
    直後の場合に、所定のTVカメラの映像信号を選択する
    ための映像信号選択情報を記憶する所定映像信号選択情
    報記憶部と、所定の時間発言がない場合、あるいは本装
    置の電源立ち上げ直後の場合に、前記所定映像信号選択
    情報記憶部が記憶している映像信号選択情報を出力する
    情報出力制御部とを有することを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の発言者自動撮影装置。
  4. 【請求項4】映像信号選択部に出力される映像信号選択
    情報を記憶する最新映像信号選択情報記憶部と、この最
    新映像信号選択情報記憶部における映像信号選択情報の
    記憶の有無を検出し、映像信号選択情報が前記最新映像
    信号選択情報記憶部に記憶されていない場合は、映像信
    号選択情報を選択情報出力部から受信したとき、この受
    信した映像信号選択情報を前記映像信号選択部に出力す
    るとともに前記最新映像信号選択情報記憶部に記憶し、
    映像信号選択情報が前記最新映像信号選択情報記憶部に
    記憶されている場合は、映像信号選択情報を前記選択情
    報出力部から受信したとき、この受信した映像信号選択
    情報を前記映像信号選択部に出力せず前記最新映像信号
    選択情報記憶部の書き換えを行わない制御を行うととも
    に、前記選択情報出力部から映像信号選択情報の出力が
    ないときは前記最新映像信号選択情報記憶部に記憶され
    ている映像信号選択情報を消去する制御を行う映像信号
    選択制御部とを有することを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の発言者自動撮影装置。
  5. 【請求項5】発言がない時間を計測するタイマと、映像
    信号選択部に出力される映像信号選択情報を記憶する最
    新映像信号選択情報記憶部と、この最新映像信号選択情
    報記憶部における映像信号選択情報の記憶の有無を検出
    し、映像信号選択情報が前記最新映像信号選択情報記憶
    部に記憶されていない場合、映像信号選択情報を選択情
    報出力部から受信したとき、受信した映像信号選択情報
    を前記映像信号選択部に出力するとともに前記最新映像
    信号選択情報記憶部に記憶し、映像信号選択情報が前記
    最新映像信号選択情報記憶部に記憶されている場合、映
    像信号選択情報を前記選択情報出力部から受信したとき
    、この受信した映像信号選択情報を前記映像信号選択部
    に出力せず前記最新映像信号選択情報記憶部の書き換え
    を行わない制御を行うとともに、前記選択情報出力部か
    ら映像信号選択情報の出力が所定の時間ないとき、前記
    最新映像信号選択情報記憶部に記憶されている映像信号
    選択情報を消去する制御を行う映像信号選択制御部とを
    有することを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    発言者自動撮影装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6894715B2 (en) * 2001-06-16 2005-05-17 Eric Harold Henrikson Mixing video signals for an audio and video multimedia conference call

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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