JPH07306822A - 入出力制御装置 - Google Patents

入出力制御装置

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JPH07306822A
JPH07306822A JP10045994A JP10045994A JPH07306822A JP H07306822 A JPH07306822 A JP H07306822A JP 10045994 A JP10045994 A JP 10045994A JP 10045994 A JP10045994 A JP 10045994A JP H07306822 A JPH07306822 A JP H07306822A
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JP
Japan
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channel
control information
devices
control
input
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Pending
Application number
JP10045994A
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English (en)
Inventor
Yuji Hase
雄司 長谷
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Hitachi Computer Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Computer Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】複数のチャネル装置を制御するチャネル制御装
置の負荷を軽減する。 【構成】デバイス400からの切り離し報告をチャネル
装置200が受け取ると、チャネル装置200は、デバ
イス400との入出力制御用バス300を用いて、デバ
イス400のデバイス制御情報210を転送し、デバイ
ス制御情報記憶領域600へ格納する。以上で、チャネ
ル装置200は他の制御が行なえる可用状態となる。そ
の後、デバイス400は入出力処理を再開するために、
任意の一つのチャネル装置を選択する。デバイス400
がチャネル装置202を選択した後、以前にチャネル装
置200から転送されたデバイス制御情報210を、デ
バイス制御情報記憶領域600より取り出して、再接続
要求と共に入出力制御用バス302を用いて転送して報
告を行なう。チャネル装置202は、転送された制御情
報をデバイス制御情報212へ回復し、これを元に入出
力処理を引き続いて行ない、デバイス400の制御を再
開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のチャネル装置で
制御されるデバイスの再結合処理に係る、入出力制御方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、ディスク装置がデータ転送中
に発生するシーク動作を行う場合等はチャネル装置を長
時間待たせてしまうため、ディスク装置が切り離し要求
をチャネル装置へ報告する事で、チャネル装置から論理
的に切り離され、これによりチャネル装置が他のデバイ
スの制御を行う事を可能とする手法が用いられる。その
後、チャネル装置から論理的に切り離されたディスク装
置が、シーク動作を終了してデータ転送を再開する場合
は、再接続要求を任意のチャネル装置へ報告しこの報告
を受け付けたチャネル装置と再接続してデータ転送処理
を再開する。このようなチャネル装置とデバイスとの切
り離し、再結合処理の動作は、従来以下の通り行ってい
た。
【0003】複数のチャネル装置と接続され、その接続
される一つのチャネル装置とデータ転送を実行している
デバイスがあり、このデバイスで切り離し要因が発生し
たとき、デバイスは制御していたチャネル装置へ切り離
し要求を報告する。報告されたチャネル装置は、複数の
チャネル装置を排他制御するチャネル制御装置へデバイ
ス制御情報の退避要求を報告し、そのデバイス制御情報
の退避領域へチャネル制御装置を介して退避し、切り離
し要求を報告したデバイスを論理的に切離し他の動作が
できる可用状態となる。
【0004】その後、論理的に切離されたデバイスがデ
ータ転送を再開する場合は、そのデバイスにつながる全
てのチャネル装置へ再結合要求が報告される。この要求
をはじめに受付けたチャネル装置が、チャネル制御装置
へデバイス制御情報の回復要求を起こすことにより、チ
ャネル制御装置を介してデバイス制御情報を退避領域か
ら受け取り、その切り離されたデバイスのデータ転送を
再開する。
【0005】なお、この種の制御方式については、例え
ば公開特許公報(A)平3−139749などで記述さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来方式では、チャネ
ル制御装置が、チャネル装置で保持するデバイスの制御
情報の退避および回復処理を行うため、チャネル制御装
置が制御する配下のチャネル装置が増える毎にチャネル
制御装置の負荷が増大する。これは特に、中央処理装置
がチャネル制御装置の機能を併せ持つような、ハードウ
ェア量の制約を受ける小形の情報処理装置においては、
中央処理装置の命令実行性能を劣化させる問題がある。
【0007】本発明は上記欠点に鑑み、デバイスの再結
合処理をチャネル制御装置を介さず行える入出力制御装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の入出力制御装置
は、複数のチャネル装置とデバイスとのデータ転送を行
う場合に必要なデバイス制御情報をデバイスが記憶する
手段と、前記デバイス制御情報を前記チャネル装置とデ
バイスとの間で退避または回復する手段と、前記デバイ
スが複数のチャネル装置を渡ってデータ転送を継続する
場合に、最初に受け付けたチャネル装置にのみ前記デバ
イス制御情報を報告する手段とを備えている。
【0009】
【作用】チャネル装置は、デバイスから切り離し報告が
行われると、デバイス制御情報をデバイスが記憶する手
段に対して記憶させ、デバイスを論理的に切り離す。そ
の後、デバイスからチャネル装置に対して再接続する場
合には、デバイスと物理的に接続される全てのチャネル
装置の中で、最初に受け付けたチャネル装置がデバイス
制御情報を回復可能とすることで、チャネル装置は回復
したデバイス制御情報を元に、デバイスとのデータ転送
を再開する。
【0010】従って、デバイスの再結合処理を、チャネ
ル制御装置を介さず行う事が可能となる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すブロック図で
ある。
【0012】本実施例では、チャネル制御装置100
と、その配下の複数のチャネル装置200〜202と、
汎用的な入出力制御用バス300〜302を介してデバ
イス400〜401が接続されている。入出力制御用バ
ス300〜302とデバイス400〜401の間に存在
するチャネルセレクタ500〜501は、便宜上の物で
あり、実際には物理的に別であっても構わないが、デバ
イス400〜401からチャネル装置200〜202へ
通信する場合にデバイスからチャネル装置への通信要求
に対し一番最初に通信応答をおこなったチャネル装置と
だけ通信を続行し、他のチャネル装置への通信を撤回す
る機能をもっている。
【0013】入出力動作は、チャネル制御装置100が
任意のチャネル装置を選択して任意のデバイスへの起動
指示を伝えることで開始する。今回はチャネル装置20
0に対してデバイス400への起動指示を伝えたとする
と、チャネル装置200はデバイス400に対して入出
力の起動指示を試み、この起動指示が成功するとチャネ
ル装置200とデバイス400はデータ転送を開始す
る。
【0014】チャネル装置200は、デバイス400用
のデバイス制御情報210を使用して、一連のデータ転
送を制御している。デバイス制御情報210はデバイス
毎に存在しているので、チャネル装置200は、デバイ
ス400以外のデバイスとの多重動作も可能である。デ
バイス制御情報210のフォーマット例を図2に示す。
また、全体の動作フローを図3に示し、図3に沿って説
明を続ける。
【0015】上記のように、チャネル装置200とデバ
イス400がデータ転送を行なっているうちに、デバイ
ス400が例えば、ディスク装置のシーク動作や、テー
プ装置の巻き戻し動作等で、チャネル装置200をデバ
イス400の制御から解放する要因が発生すると、チャ
ネルの切り離し要求を入出力制御用バス300を通じて
行なう。この時チャネル装置200は入出力制御用バス
300を用いて、デバイス400が保持するデバイス制
御情報記憶領域600に対してデバイス400に該当す
るデバイス制御情報210を退避する。この動作は、直
接チャネル装置200がデバイス制御情報記憶領域60
0へ書き込んでも、デバイス400へデバイス制御情報
210の内容を渡し、デバイス400がデバイス制御情
報記憶領域600へ書き込んでも良い。
【0016】その後デバイス制御情報210の退避動作
が終了したチャネル装置200は、他のデバイスへの起
動指示や、他のデバイスからの再接続要求を受け付けら
れる可用状態となる。
【0017】デバイス400は、チャネル装置200と
切り離された後、前述したような装置固有動作を行な
い、動作が終了すると次のデータ転送を行なうためにチ
ャネル装置200〜202のいずれかと再接続しようと
試みる。これはチャネルセレクタ500が入出力制御用
バス300〜302の状態を監視し、空き状態なバスへ
再接続要求を報告することで行なわれる。また、さらに
その中で最初に報告応答があったチャネル装置へ再接続
要求を続行して報告し、他のチャネル装置への再接続要
求は撤回する事で、1つの再接続するチャネル装置を選
びだす。今回は、チャネル装置202と再接続したとす
ると、以下のような再接続動作がおこなわれる。
【0018】チャネル装置202は、デバイス400か
らの再接続要求を検出すると、入出力制御用バス302
を通じてデバイス制御情報記憶領域600からデバイス
制御情報を取り出し、デバイス制御情報212へ回復す
る。この手順は先に述べた退避時の動作と同様である。
デバイス制御情報212は、デバイス制御情報210と
フォーマット的には何ら変わらず、チャネル装置200
とチャネル装置202が各々多重制御しているデバイス
の制御情報をもっている点が異なるだけである。
【0019】上記の再接続動作が完了すると、チャネル
装置202とデバイス400は、中断していたデータ転
送を再開する。この後は、更に切り離しおよび再接続要
求が発生すれば、今まで述べてきた動作を繰返すが、デ
ータ転送が全て終了した場合には、チャネル装置202
とデバイス400で終了動作を行なった後、チャネル装
置202がチャネル制御装置100へ入出力動作終了報
告をおこなう事で、デバイス400の一連の動作を終結
する。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数のチャネル装置を渡るデバイスとのデータ転送を、チ
ャネル制御装置を介さず実現する事ができる。
【0021】従って、中央処理装置がチャネル制御装置
の機能を併せ持つような、小形の情報処理装置において
は、この引継ぎ処理に関して、チャネル制御装置を必要
としないため、中央処理装置の命令実行性能を劣化させ
る事が無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示すブロック図である。
【図2】チャネル装置内にあるデバイス制御情報の内容
である。
【図3】本実施例の動作フローを示したものである。
【符号の説明】 100…チャネル制御装置、 200〜202…チャネル装置、 210〜212…デバイス制御情報、 300〜302…入出力制御用バス、 400〜401…デバイス、 500〜501…チャネルセレクタ、 600〜601…デバイス制御情報記憶領域。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チャネル制御装置と、前記チャネル制御装
    置に接続される複数のチャネル装置と、前記複数のチャ
    ネル装置配下に接続されるデバイスから構成される情報
    処理装置において、前記複数のチャネル装置とデバイス
    とのデータ転送を行う場合に必要なデバイス制御情報を
    前記デバイスが記憶する手段と、前記デバイス制御情報
    を前記複数のチャネル装置とデバイスとの間で退避また
    は回復する手段と、前記デバイスが複数のチャネル装置
    を渡ってデータ転送を継続する場合に、最初に受け付け
    たチャネル装置にのみ前記デバイス制御情報を報告する
    手段とを有することを特徴とした入出力制御装置。
  2. 【請求項2】中央処理装置と、前記中央処理装置に接続
    される複数の周辺装置から成る情報処理装置において、
    前記複数の周辺装置の排他制御が必要な場合に、排他制
    御を前記複数の周辺装置で行わせる事で、前記中央処理
    装置の負荷を低減する事を特徴とした情報処理装置。
  3. 【請求項3】請求項1と同じ構成の情報処理装置におい
    て、請求項1のデバイス制御情報を複数のチャネル装置
    間で共有できる記憶領域に蓄える手段と、複数のチャネ
    ル装置間でデバイス制御情報を排他的にアクセス可能な
    手段とを備え、前記デバイスからの接続要求が前記複数
    のチャネル装置より発生した場合に、前記デバイス制御
    情報を排他的にアクセス可能な手段を用いて唯一つのチ
    ャネル装置にのみ前記デバイスとの接続を可能とする事
    を特徴とした情報処理装置。
  4. 【請求項4】請求項1と同じ構成の情報処理装置におい
    て、請求項1のデバイス制御情報を複数のチャネル装置
    間で複写および消去可能な手段と、デバイスが前記複数
    のチャネル装置を渡ってデータ転送を継続する場合に、
    最初に前記デバイスからの再接続要求を受け付けたチャ
    ネル装置にのみ再接続可能とする手段とを備え、前記チ
    ャネル装置とデバイスとのデータ転送が中断した時に前
    記デバイスに接続される他のチャネル装置全てにデバイ
    ス制御情報を複写し、唯一つのチャネル装置に前記デバ
    イスから再接続要求が行われると前記再接続要求を受け
    付けたチャネル装置が他のチャネル装置が保持する前記
    デバイス制御情報を消去する事を特徴とした情報処理装
    置。
  5. 【請求項5】請求項1を使用した入出力制御機構を持つ
    計算機システム。
JP10045994A 1994-05-16 1994-05-16 入出力制御装置 Pending JPH07306822A (ja)

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