JPH0730633Y2 - フォークリフトトラックのロールクランプ - Google Patents

フォークリフトトラックのロールクランプ

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JPH0730633Y2
JPH0730633Y2 JP1990042858U JP4285890U JPH0730633Y2 JP H0730633 Y2 JPH0730633 Y2 JP H0730633Y2 JP 1990042858 U JP1990042858 U JP 1990042858U JP 4285890 U JP4285890 U JP 4285890U JP H0730633 Y2 JPH0730633 Y2 JP H0730633Y2
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JP
Japan
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clamp
pad
swing arm
forklift truck
roll
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JP1990042858U
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JPH041894U (ja
Inventor
健二 尾崎
Original Assignee
株式会社豊田自動織機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案,フォークリフトトラックのロールクランプ,特
に分割形成した複数のスイングアームを有するスプリッ
ト式ロールクランプに関する。
〔従来技術〕
フォークリフトトラックのアタッチメントの一つとし
て,例えば,実開昭57−71198号公報に記載のいわゆる
スプリット式ロールクランプがある。
即ち,第5図に示すごとく,フォークリフトトラックの
マスト91に沿って昇降するリフトブラケット92に,回転
盤93を垂直方向に回動可能に装着する。該回転盤93の前
面には,固定アーム94と,分割形成した複数のスイング
アーム95とを対向させて装着する。該スイングアーム95
は,クランプシリンダー952の伸縮により固定アーム94
の対向方向に揺動可能となっている。
上記固定アーム94及びスイングアーム95の先端部には,
それぞれクランプパッド941及びクランプパッド951を配
設する。なお,第5図において,符号961はリフトシリ
ンダー,962は昇降用チェーンである。
該スイングアーム95側のクランプパッド951は,例え
ば,第6図及び第7図に示すごとく,スイングアーム95
の先端部に連結ピン953により枢着してある。
そして,スイングアーム95とクランプパッド951との間
には,リターンスプリング954を介設し,常時は該リタ
ーンスプリング954によりクランプパッド951を外側に向
けて回動するように付勢している。また,第6図に示す
ごとく,スイングアーム95の内側には,クランプパッド
951との間に該クランプパッド951の外側への回動を規制
するストッパー955を設ける。
そして,第8図に示すごとく,上記固定アーム94とスイ
ングアーム95とにより,ワークとしてのロール紙99をい
わゆる2個取りできるようになっている。この場合,ロ
ール紙99の幅寸法が相違する場合には,第9図に示すご
とく,両スイングアーム95が別個に作動してロール紙99
を確実に把持できるようになっている。
〔解決しようとする課題〕
しかしながら,従来のロールクランプにおいては,ロー
ル紙の高さ寸法が大きい場合,該ロール紙の中心を外れ
た部位をクランプすることになる。
これについて,第8図及び第9図を用いて詳しく説明す
る。両図面において,Gはロール紙99の重心位置を示し,d
は重心位置Gとスイングアーム95によるクランプ位置と
の位置ずれを示す。
両図から明らかなごとく,ロール紙99の高さ寸法が大き
い場合には,スイングアーム95はロール紙99の重心位置
Gからdだけ位置ずれした部位をクランプすることにな
る。その結果,ロール紙99を確実にクランプすることが
できず,荷崩れ(いわゆるフラツキ)を生ずるおそれが
ある。更には,ロール紙99を落とすおそれもある。
本考案は,かかる従来の問題点に鑑み,2個取り以上を行
った場合におけるワークのフラツキ,落下を未然に防止
することができる,フォークリフトトラックのロールク
ランプを提供しようとするものである。
〔課題の解決手段〕
本考案は,マストに沿って昇降するリフトブラケットに
回転盤を回動可能に装着し,該回転盤の前面に固定アー
ムと開閉動作可能な複数のスィングアームとを対向させ
て装着したフォークリフトトラックのロールクランプに
おいて,上記スイングアームの先端部にパッドホルダー
を枢着し,該パッドホルダーにはクランプパッドを装着
してあり,該クランプパッドは上記スィングアームの開
閉動作面に対して垂直な方向にスライド可能であり,か
つ係止位置調整可能な係止機構が設けられていることを
特徴とするフォークリフトトラックのロールクランプに
ある。
本考案において最も注目すべきことは,スイングアーム
とクランプパッドとの間にパッドホルダーを設け,該パ
ッドホルダーに対して両クランプパッドを間隔調整可能
に装着したことにある。
〔作用〕
本考案は,上記のごとく構成されているので,ワークの
2個取り以上を行う場合には,両ワークの重心位置まで
両クランプパッドをスライドさせて係止する。このよう
にして,両クランプパッドの間隔調整を行った後,ワー
クをクランプする。
これにより,ワークの重心位置とクランプ位置との位置
ずれがなくなり,確実なクランプ状態を得る。
〔効果〕
それ故,本考案によれば,2個取り以上を行った場合にお
けるワークのフラツキ,落下を未然に防止することがで
る,フォークリフトトラックのロールクランプを提供す
ることができる。
〔実施例〕
本例にかかる,フォークリフトトラックのロールクラン
プにつき,第1図〜第4図を用いて説明する。
本例においては,第3図に示すごとく,前記従来例の回
転盤93に一対のアームホルダー1を固定する。該アーム
ホルダー1の先端部には,連結ピン12によりスイングア
ーム2の基部を枢着する。該スイングアーム2とアーム
ホルダー1との間には,スイングアーム2を揺動させる
ためのクランプシリンダー20を介装する。
そして,上記スイングアーム2の先端部には,第1図に
示すごとく,連結ピン23によりパッドホルダー3を枢着
する。該パッドホルダー3には,クランプパッド4を上
記連結ピン23の軸線方向,即ち前記スイングアームの開
閉動作面に対して垂直な方向にスライド可能に装着す
る。
即ち,上記パッドホルダー3は,第1図に示すごとく,
矩形板状に形成し,その幅方向両端部には,その長手方
向に沿って段部31を設ける。
また,上記クランプパッド4は,第1図に示すごとく,
パッドホルダー3よりも大きな面積を有して短形板状に
形成し,その背面側には幅方向両端部に位置して上記段
部31と係合可能な係合片43を配設する。クランプパッド
4は,第1図及び第2図に示すごとく,該係合片43と段
部31との係合により,連結ピン23の軸線方向にスライド
するようになっている。
上記クランプパッド4には,第1図に示すごとく,スラ
イド方向に沿って一定間隔毎にピン穴40を穿設する。該
ピン穴40は,後述する固定ピン34によりクランプパッド
4を複数段階のスライド位置に固定できるように配設す
る。
上記パッドホルダー3には,ピン穴40と対応する位置に
ピン連通孔(図示略)を貫設する。該ピン連通孔内には
上記固定ピン34を挿通させる。図示省略したが,該ピン
挿通孔は,段部を有しており,固定ピン34が抜け落ちな
いようになっている。また,該ピン挿通孔内には,固定
ピン34をクランプパッド4のピン穴40方向に付勢するス
プリングを嵌め込んである。
なお,第3図において,符号21は公知のバランサーを示
す。
その他は,前記従来例(第5図〜第7図)と同様であ
る。
本例のロールクランプは,上記のように構成されている
ので,次の作用効果を呈する。
即ち,第4図に示すごとく,高さ寸法の大きなロール紙
99を2個取りする場合には,まず回転盤93(第5図)を
回動させて,スイングアーム2のクランプパッド4を水
平状態にする。その後,固定ピン34を抜け方向に動か
す。これにより,パッドホルダー3に対してクランプパ
ッド4がスライド可能な状態となる。
このようにして,クランプパッド4をスライド可能な状
態としてから,ロール紙99のサイズに合わせて両クラン
プパッド4の間隔調整を行う。具体的には,ロール紙99
の重心位置Gとクランプパッド4のクランプ位置との位
置ずれを矯正する方向にクランプパッド4をスライドさ
せる。この場合,クランプパッド4の係合片43がパッド
ホルダー3の段部31に沿って摺動する。
そして,両クランプパッド4をスライドさせた後,固定
ピン34の先端部をピン穴40に係合させる(第1図)。こ
れにより,パッドホルダー3に対してクランプパッド4
がロックされた状態となる。
以上のようにして,ロール紙99のサイズに合わせてクラ
ンプパッド4の間隔調整を行った後,回転盤93を回動さ
せてクランプパッド4を垂直状態にする。そして,第4
図に示すごとく,ロール紙99をクランプする。
この場合,両クランプパッド4は予め間隔調整を行って
あるため,該クランプパッド4がロール紙99の重心位置
Gと位置ずれを生ずることなく,効率良くクランプ力を
働かせることができる。そのため,ワークとしてのロー
ル紙99がクランプ時に,いわゆるフラツキを起こすこと
はない。また,該ロール紙99の落下を生ずるおそれもな
い。
このように,本例によれば,2個取りした場合におけるワ
ークのフラツキ,落下を未然に防止することができる,
フォークリフトトラックのロールクランプを得ることが
できる。このようにワークのフラツキ,落下を未然に防
止することができる故,オペレーターが安心して迅速に
作業を行うことができる。これにより,作業性を大幅に
向上させることが可能になった。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は実施例にかかるフォークリフトトラッ
クのロールクランプを示し,第1図はスイングアームの
背面側斜視図,第2図はスイングアームの側面図,第3
図はスイングアームの正面側(クランプ側)斜視図,第
4図はロールクランプによってワークをクランプした状
態の作業説明図,第5図〜第9図は従来例を示し,第5
図はロールクランプの全体斜視図,第6図はスイングア
ームの正面側斜視図,第7図はスイングアームの背面側
斜視図,第8図及び第9図はロールクランプによってワ
ークをクランプした状態の作業説明図である。 1……アームホルダー,2……スイングアーム,3……パッ
ドホルダー,31……段部,34……固定ピン,4……クランプ
パッド,40……ピン穴,43……係合片,92……リフトブラ
ケット,93……回転盤,94……固定アーム,99……ロール
紙,

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】マストに沿って昇降するリフトブラケット
    に回転盤を回動可能に装着し,該回転盤の前面に固定ア
    ームと開閉動作可能な複数のスィングアームとを対向さ
    せて装着したフォークリフトトラックのロールクランプ
    において, 上記スィングアームの先端部にパッドホルダーを枢着
    し,該パッドホルダーにはクランプパッドを装着してあ
    り,該クランプパッドは上記スィングアームの開閉動作
    面に対して垂直な方向にスライド可能であり,かつ係止
    位置調整可能な係止部材が設けられていることを特徴と
    するフォークリフトトラックのロールクランプ。
JP1990042858U 1990-04-20 1990-04-20 フォークリフトトラックのロールクランプ Expired - Lifetime JPH0730633Y2 (ja)

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JPH041894U JPH041894U (ja) 1992-01-09
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JPS57151400U (ja) * 1981-03-16 1982-09-22

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JPH041894U (ja) 1992-01-09

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