JP2854161B2 - ディスク位置設定機構 - Google Patents

ディスク位置設定機構

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JP2854161B2
JP2854161B2 JP3140073A JP14007391A JP2854161B2 JP 2854161 B2 JP2854161 B2 JP 2854161B2 JP 3140073 A JP3140073 A JP 3140073A JP 14007391 A JP14007391 A JP 14007391A JP 2854161 B2 JP2854161 B2 JP 2854161B2
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disk
disc
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忠典 民家
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
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Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク挿入口より挿
入されたディスクをその形状に応じてターンテーブルに
対し所定の位置関係となるよう設定するディスク位置設
定機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりコンパクトディスクプレーヤ等
のディスク位置設定機構においては、ディスクの大きさ
の規格が複数あることから、ディスク挿入口より挿入さ
れたディスクをその形状に応じてターンテーブルに対し
所定の位置関係となるよう設定するようになされてお
り、例えば特開平2−96973号公報などに示されて
いる。このようなディスク位置設定機構は例えばディス
クの挿入方向に直交して摺動するガイドピンを備え、そ
のガイドピンによりディスクを所定の中心位置に配置
し、ガイドピンの動きによりディスクの挿入移動量を定
めていた。より具体的に説明すると、そのガイドピンが
所定の中心線を挟んで対称に作用する力でディスク側面
を挟みこれによってディスクがターンテーブルの中心を
含む直線上を挿入されるようにガイドをし、ガイドピン
の移動の大きさによってディスクの大きさを判定してデ
ィスクの挿入移動量を決定し、これによってディスクの
中心がターンテーブルの上方の所定位置に配置するよう
位置設定するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この様な挿入方向に直
交する方向に摺動するガイドピンを用いることは、中心
線上に沿わせる移動規制に対しては効果があるが、挿入
移動量を定めるための手段(例えば移動最終位置を規制
する終点位置規制板とのリンク機構であるとか、ディス
クを移動させるローラのモーター制御手段等)の機構が
複雑になったり制御精度が高くなって調整が煩雑とな
り、組立て難く又使用中に調整ズレが生じるなどの問題
も発生した。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の点を考慮
し、ディスクの大きさが異なることは所定位置でのディ
スク側面における円弧の成す角度が異なることであるこ
とに着目して成されたもので、ディスクの移動を停止さ
せるようにディスクに当接する停止手段と、停止手段を
回転自在に支持すると共にディスクの挿入方向に摺動自
在なガイド板とを有し、停止手段はディスク側面に当接
する円弧部と、円弧部の振れに応じてガイド板の摺動を
阻止すべく停止手段を係止するロックピンとを設けたも
ので、より具体的にはその停止手段は円弧部が線対称な
位置に配置される様に一対準備され、円弧部が小さい面
積を囲むように内側に附勢されているものである。
【0005】
【作用】これによりディスクは円弧の最深部に到達する
よう挿入されるので最終位置では所定の中心線上にディ
スクの中心が位置し、その時にはディスク側面の円弧に
したがって停止手段が回転するが、大きいディスクと小
さいディスクでは回転量が異なり、その回転量に応じて
停止手段を支えるガイド板が摺動するのでディスクの挿
入移動量もディスクの大きさに対応して定まる。
【0006】
【実施例】図1は本発明実施例のディスク位置設定機構
を備えたディスクプレーヤの要部平面図で、図2はその
側面断面図である。これらの図において、ディスク挿入
口Aはシャーシ1の天面端縁近傍にあり、いずれも図の
上方に位置する。その挿入口Aより挿入されたディスク
(図示せず)はシャーシ1の天面裏側に沿うようにして
ローラー2により図の下側に向かって送られ、ディスク
の形状に応じてターンテーブル3に対し所定の位置関係
となるよう位置設定される。ここにおいてディスクが挿
入される際にターンテーブルの中心に対応するよう直線
的にディスクが挿入する場合の挿入進路、構造的には挿
入口の中心とターンテーブル中心上部とを結ぶ直線状の
ディスク挿入進路を以後、挿入中心線Bということにす
る。
【0007】4はシャーシ1に回転自在に固定されたク
ランプ板で、先端部にはターンテーブル3の位置に対応
してクランプ部材40を有し、中央部には各々略平行に
設けられた5本の透孔からなる摺動溝41、42とロッ
ク溝43を設けてあり、後部にはロック板44が配置し
てある。
【0008】5はディスクの移動を停止させるようにデ
ィスクに当接する停止手段で、6は停止手段5を回転自
在に支持し、摺動自在にクランプ板4に取りつけられた
ガイド板である。
【0009】停止手段5はディスク側面に当接する円弧
部51と、円弧部51の振れ(回転量)に応じてガイド
板6の摺動を阻止すべく停止手段5を係止するロックピ
ン52とを有しており、ロックピン52は円弧部51の
裏面側にあってガイド板4のロック溝43に挿入されて
いる。またこの停止手段5は円弧部51が挿入中心線B
に対して線対称な位置に配置され、二つの円弧部51に
よって挿入口側に広口状の弦が形成される様に一対準備
され、円弧部51が小さい面積を囲むように、即ち二つ
の円弧部51端縁により形成される2つの弦のうちディ
スク挿入口A側の長い弦側を狭める様に、回転軸53の
近傍に設けられた爪54の間にバネ55を掛けること
で、両方の停止手段5を内側に附勢しているものであ
る。上述したロック溝43は挿入口A側が挿入中心線B
の外側に向かって少し曲がったカギ型をなしているの
で、停止手段5が最も挿入口A側に位置しているときに
は、この附勢により、ロックピン52はロック溝43の
カギ状曲がり部分に位置する。
【0010】またガイド板6はその両端近傍に回転軸5
3を設けて停止手段5を回転自在に支持すると共に、中
央部にはクランプ板4の摺動溝41に挿入された摺動ピ
ン61を有している。摺動溝41は挿入中心線Bに沿っ
て設けられており、これによってガイド板6はディスク
の挿入方向に摺動自在となる。そしてガイド板6は一方
の摺動溝42から突出した爪とクランプ板4に設けられ
た爪の間に掛けられたバネ62により挿入口A側に附勢
されている。これにより停止板5は通常最も挿入口A側
に位置するが、力が加わることにより停止板5が挿入口
Aから最も遠ざかった場合、その状態を保持するために
は他方の摺動溝42から突出したガイド板6の爪をロッ
ク板44で係止すればよい。
【0011】この様な構成において、ディスクを挿入口
Aに挿入すると検知器(図示せず)でこれを検出し、ロ
ーラー2が回転しディスクをそのまま奥に搬送する。
【0012】なおローラー2はディスク搬送時にはシャ
ーシ1の天面裏側に位置し、ディスクをターンテーブル
3にクランプするときはシャーシ1の天面から離隔する
ようになされ、通常、ローラー2のディスクへの圧着は
シャーシ1に対してスクリューなどで簡単に取りつけら
れるが、シャーシのスクリュー取りつけ位置のズレやシ
ャーシ枠体の変形やローラーの変形により、ローラー2
が傾斜しディスクに対する左右の搬送力が不釣合いにな
ることが多い。このためにはローラー2の左右軸を独立
したバネ22及び回転部材23、24で支持すると好ま
しい。またローラー2を設けないときは操作者がディス
クを手で押し込んでもよい。
【0013】この様な搬送においては、ディスクの中心
は挿入中心線Bを通らないほうが多い。例えば直径の大
きいディスクを挿入する場合を例にとると、ディスクが
搬送されるにしたがってディスクの端縁はターンテーブ
ル3の上を通過し停止手段5に近接することとなる。そ
してディスクが挿入中心線Bからずれていた場合にはど
ちらかの停止手段5の円弧部51の端縁にまず触れるこ
ととなり、図3に示すようにディスク7は当接した停止
手段5を少しだけ回転させる。しかし2つの停止板5は
ガイド板6で連結され、回転しない方の停止手段5のロ
ックピン52はロック溝43のカギ状曲がり部分Cに位
置するから停止手段5は後方に摺動することなく、挿入
中心線Bに沿う方向の位置としてはそのままの位置を保
持する。この状態で更にディスク7が搬送されるから、
ディスク7は回転した方の停止板5の円弧部51に沿っ
て中心寄りに移動しながら少しだけ更に奥に向かって移
動し、ついには両方の停止板5に当接することとなる。
これによりディスク7の挿入方向に直交する方向の位置
修正がなされ、ディスクの中心は略挿入中心線B上に位
置することとなる。これはディスクの直径が大きくても
小さくても効果に差異は生じない。
【0014】次いでディスク7が大きい場合にはもう一
方の停止手段5の円弧部51の端縁をも押すこととな
り、両方の停止手段5をバネ55の附勢力に抗して押し
広げようとする。言い換えるとディスクが大きい場合に
は、いずれの停止手段5においても、まず円弧部51の
外側に位置する端縁からと右折していくこととなる。従
ってディスク7の搬送に伴って両方の停止手段5は回転
し、これによりロックピン52はロック溝43の直線部
に位置する。この状態ではガイド板6の摺動を阻止でき
ないので停止手段5はガイド板6により後方(挿入口A
から遠ざかる方向)に摺動する。そして摺動ピン61が
摺動溝41の端縁に位置したとき停止手段5とガイド板
6の摺動は停止し、更にディスク7が搬送されることに
よりディスクは両方の円弧部51によってその最も奥に
スライドされ、図4の状態になる。これによりディスク
の中心位置は挿入方向にも挿入方向に直交する方向にも
最終的に位置修正され、その結果ターンテーブル3の上
方の所定位置に位置設定されることとなる。この後必要
に応じてガイド板6をロック板44で係止し、クランプ
板4を回転させてディスクをクランプすればよい。
【0015】ディスク7が小さい場合には、図3に相当
する状態、即ちディスクの端縁が一方の停止手段5に当
接した状態を経て、停止手段5の一方が回転し、その円
弧部51に沿って中心寄りに位置修正し、他方の停止手
段5に当接した後、上述した大きいディスクと異なった
動作となる。それはディスクの直径が小さいので他方の
停止手段5を回転させることができず、ディスクが中心
寄りに移動するにしたがって、回転した移動手段5は元
の位置に戻ることとなる。従って両方の移動手段5のロ
ックピン52は、図5に示すように、いずれもロック溝
43のカギ状曲がり部分に位置し、ガイド板6の摺動を
阻止することとなるので、ディスクの位置は停止手段5
が最も挿入口A側の状態のままで円弧部51に沿ってそ
の中心部奥に向かって押し込まれその状態でディスクの
位置設定を終了する。この状態はディスクの中心位置が
挿入方向にも挿入方向に直交する方向にも最終的に位置
修正され、その結果ターンテーブル3の上方の所定位置
に位置設定されている。この後必要に応じてクランプ板
4を回転させてディスクをクランプすればよい。
【0016】このようにディスクは円弧の最深部に到達
するよう挿入されるので最終位置では所定の中心線上に
ディスクの中心が位置し、その時にはディスク側面の円
弧にしたがって停止手段が回転するが、大きいディスク
と小さいディスクでは回転量が異なり、その回転量に応
じて停止手段を支えるガイド板が摺動するのでディスク
の挿入移動量も自ずと定まる。この様な動作は円弧部の
曲率が、最も大きいディスクの曲率と等しいかまたはそ
れよりも大きければ上述した動作を確実に行うことがで
きる。
【0017】
【発明の効果】以上の如くディスク側面により停止手段
が回転するが、大きいディスクと小さいディスクでは回
転量が異なり、その回転量に応じて停止手段を支えるガ
イド板が摺動するのでディスクの挿入移動量が定まり、
また、ディスクは円弧の最深部に到達するよう挿入され
るので最終位置では所定の中心線上にディスクの中心が
位置し、従ってディスクの大きさに係わらずディスクの
中心位置は所定位置に位置設定される。そしてこの様な
位置設定は、回転する停止手段と、停止手段を支持し、
その回転量に応じて摺動するガイド板とからなるので、
挿入方向に直交する方向の位置規制と挿入移動量を決定
する特別なリンク機構のような複雑な構成を必要とせ
ず、また、ディスクを移動させるローラのモーター制御
手段等の機構が複雑になったり制御精度が高くなったり
することもないので、組立てが容易であり、また使用中
に調整ズレが生じるなどの問題も生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のディスク位置設定機構を備えた
ディスクプレーヤの要部平面図である。
【図2】図1のディスクプレーヤの側面断面図である。
【図3】本発明のディスク位置設定機構の動作を説明す
る要部平面図である。
【図4】本発明のディスク位置設定機構の動作を説明す
る要部底面図である。
【図5】本発明のディスク位置設定機構の動作を説明す
る要部底面図である。
【符号の説明】
1 シャーシ 2 ローラー 3 ターンテーブル 4 クランプ板 5 停止手段 51 円弧部 52 ロックピン 6 ガイド板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク挿入口より挿入されたディスク
    をその形状に応じてターンテーブルに対し所定の位置関
    係となるよう設定するディスク位置設定機構において、
    ディスクの挿入方向に対して線対称となるように配置さ
    れ、ディスクの移動を停止させるようにディスクに当接
    する一対の停止手段と、停止手段を回転自在に支持する
    と共にディスクの挿入方向に摺動自在なガイド板とを有
    し、前記停止手段はディスク側面に当接する円弧部と、
    円弧部の振れに応じてガイド板の摺動を阻止すべく停止
    手段を係止するロックピンとを具備したことを特徴とす
    るディスク位置設定機構。
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