JPH07305708A - ドリルネジ - Google Patents
ドリルネジInfo
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- JPH07305708A JPH07305708A JP6097180A JP9718094A JPH07305708A JP H07305708 A JPH07305708 A JP H07305708A JP 6097180 A JP6097180 A JP 6097180A JP 9718094 A JP9718094 A JP 9718094A JP H07305708 A JPH07305708 A JP H07305708A
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- JP
- Japan
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- drill
- diameter
- small
- diameter drill
- screw
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Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 abstract description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 abstract description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 19
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B25/00—Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws
- F16B25/10—Screws performing an additional function to thread-forming, e.g. drill screws or self-piercing screws
- F16B25/103—Screws performing an additional function to thread-forming, e.g. drill screws or self-piercing screws by means of a drilling screw-point, i.e. with a cutting and material removing action
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B25/00—Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws
- F16B25/001—Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws characterised by the material of the body into which the screw is screwed
- F16B25/0021—Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws characterised by the material of the body into which the screw is screwed the material being metal, e.g. sheet-metal or aluminium
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B25/00—Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws
- F16B25/0036—Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws characterised by geometric details of the screw
- F16B25/0084—Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws characterised by geometric details of the screw characterised by geometric details of the tip
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 鉄骨建築の軽量型鋼に外壁を貼付ける場合等
に使用するドリルネジに於て、施工板に対して喰い付き
を良くすると共に、横滑りやフラ付きがし難く、施工が
容易に且つ正確に行なえる様にする。 【構成】 頭部2、ネジ部3、ドリル軸部4、大径ドリ
ル錐部5、小径ドリル錐部6とで構成し、とりわけドリ
ル軸部4と大径ドリル錐部5と小径ドリル錐部6とでド
リル部を形成して、小径ドリル錐部6のドリル角Bを大
径ドリル錐部5のドリル角Aより小さくする。
に使用するドリルネジに於て、施工板に対して喰い付き
を良くすると共に、横滑りやフラ付きがし難く、施工が
容易に且つ正確に行なえる様にする。 【構成】 頭部2、ネジ部3、ドリル軸部4、大径ドリ
ル錐部5、小径ドリル錐部6とで構成し、とりわけドリ
ル軸部4と大径ドリル錐部5と小径ドリル錐部6とでド
リル部を形成して、小径ドリル錐部6のドリル角Bを大
径ドリル錐部5のドリル角Aより小さくする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば鉄骨建築の軽量
型鋼に外壁を貼付ける場合等に使用するドリルネジの改
良に関する。
型鋼に外壁を貼付ける場合等に使用するドリルネジの改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のドリルネジとしては、例
えば実開平4−134913号や実開平5−25013
号に記載されたものが知られている。前者は、基本的に
は、頭部と、これに連設されたネジ部と、これに連設さ
れたドリル軸部と、これに連設された大径ドリル錐部
と、これに連設されてドリル軸部より小径な小径ドリル
軸部と、これに連設されて大径ドリル錐部とドリル角が
異なる小径ドリル錐部と、から構成されている。後者
は、基本的には、頭部と、これに連設されたネジ部と、
これに連設されたドリル軸部と、これに連設された大径
ドリル錐部と、これに連設されてこれよりドリル角が大
きい小径ドリル錐部と、から構成されている。ところ
が、前者は、大径ドリル錐部と小径ドリル錐部のドリル
角が異なるとあるものの、具体的には、大径ドリル錐部
より小径ドリル錐部のドリル角が大きい場合だけしか記
載されていない。従って、前者は、小径ドリル錐部のド
リル角が大径ドリル錐部より大きいので、施工板に対し
て喰い付きが悪いと共に、横滑りやフラ付きがし易く、
施工が容易且つ正確に行なえなかった。加えて、大径ド
リル錐部と小径ドリル錐部との間には、小径ドリル軸部
が形成されているので、それだけ貫通に要するストロー
クが長くなり、仕事量が多くなって作業性が悪い難点が
あった。後者は、小径ドリル錐部のドリル角が大径ドリ
ル錐部より大きいので、前者と同様に、施工板に対して
喰い付きが悪いと共に、横滑りやフラ付きがし易く、施
工が容易に且つ正確に行なえなかった。又、両者共に、
とりわけ、作業者の頭より高い場所で施工する場合に
は、大きな推力を加える事が困難であり、然も作業性が
悪かったので、上述の事が問題であった。
えば実開平4−134913号や実開平5−25013
号に記載されたものが知られている。前者は、基本的に
は、頭部と、これに連設されたネジ部と、これに連設さ
れたドリル軸部と、これに連設された大径ドリル錐部
と、これに連設されてドリル軸部より小径な小径ドリル
軸部と、これに連設されて大径ドリル錐部とドリル角が
異なる小径ドリル錐部と、から構成されている。後者
は、基本的には、頭部と、これに連設されたネジ部と、
これに連設されたドリル軸部と、これに連設された大径
ドリル錐部と、これに連設されてこれよりドリル角が大
きい小径ドリル錐部と、から構成されている。ところ
が、前者は、大径ドリル錐部と小径ドリル錐部のドリル
角が異なるとあるものの、具体的には、大径ドリル錐部
より小径ドリル錐部のドリル角が大きい場合だけしか記
載されていない。従って、前者は、小径ドリル錐部のド
リル角が大径ドリル錐部より大きいので、施工板に対し
て喰い付きが悪いと共に、横滑りやフラ付きがし易く、
施工が容易且つ正確に行なえなかった。加えて、大径ド
リル錐部と小径ドリル錐部との間には、小径ドリル軸部
が形成されているので、それだけ貫通に要するストロー
クが長くなり、仕事量が多くなって作業性が悪い難点が
あった。後者は、小径ドリル錐部のドリル角が大径ドリ
ル錐部より大きいので、前者と同様に、施工板に対して
喰い付きが悪いと共に、横滑りやフラ付きがし易く、施
工が容易に且つ正確に行なえなかった。又、両者共に、
とりわけ、作業者の頭より高い場所で施工する場合に
は、大きな推力を加える事が困難であり、然も作業性が
悪かったので、上述の事が問題であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、叙上の問題
点に鑑み、これを解消する為に創案されたもので、その
目的とする処は、施工板に対して喰い付きが良いと共
に、横滑りやフラ付きがし難く、施工が容易に且つ正確
に行なえるドリルネジを提供するにある。
点に鑑み、これを解消する為に創案されたもので、その
目的とする処は、施工板に対して喰い付きが良いと共
に、横滑りやフラ付きがし難く、施工が容易に且つ正確
に行なえるドリルネジを提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のドリルネジは、
基本的には、頭部と、頭部に連設されたネジ部と、ネジ
部に連設されたドリル軸部と、ドリル軸部に連設された
大径ドリル錐部と、大径ドリル錐部に連設されて大径ド
リル錐部よりドリル角が小さい小径ドリル錐部と、から
構成した事に特徴が存する。
基本的には、頭部と、頭部に連設されたネジ部と、ネジ
部に連設されたドリル軸部と、ドリル軸部に連設された
大径ドリル錐部と、大径ドリル錐部に連設されて大径ド
リル錐部よりドリル角が小さい小径ドリル錐部と、から
構成した事に特徴が存する。
【0005】
【作用】施工板に対してドリルネジをねじ込むと、先
ず、小径ドリル錐部に依り小径の下孔が穿設され、次い
で、大径ドリル錐部に依り小径の下孔が拡径されて大径
ドリル錐部とドリル軸部に依り大径の下孔が穿設され、
その後、ネジ部に依り大径の下孔にネジ溝が螺刻されな
がら進入され、最後に、頭部に依り締付け固定される。
この時、小径ドリル錐部が小径であるので、初期の切削
抵抗が小さいと共に、大径ドリル錐部が小径の下孔の周
囲を削り取るだけであるので、この場合も切削抵抗が小
さく、従って、下孔全体の形成が小さな推力で行なえ
る。小径ドリル錐部のドリル角が大径ドリル錐部のドリ
ル角より小さいので、施工板に対して喰い付きが良いと
共に、横滑りやフラ付きがし難く、施工が容易且つ正確
に行なう事ができる。
ず、小径ドリル錐部に依り小径の下孔が穿設され、次い
で、大径ドリル錐部に依り小径の下孔が拡径されて大径
ドリル錐部とドリル軸部に依り大径の下孔が穿設され、
その後、ネジ部に依り大径の下孔にネジ溝が螺刻されな
がら進入され、最後に、頭部に依り締付け固定される。
この時、小径ドリル錐部が小径であるので、初期の切削
抵抗が小さいと共に、大径ドリル錐部が小径の下孔の周
囲を削り取るだけであるので、この場合も切削抵抗が小
さく、従って、下孔全体の形成が小さな推力で行なえ
る。小径ドリル錐部のドリル角が大径ドリル錐部のドリ
ル角より小さいので、施工板に対して喰い付きが良いと
共に、横滑りやフラ付きがし難く、施工が容易且つ正確
に行なう事ができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の実施例に係るドリルネジを示
す正面図。図2は、図1の要部拡大図である。ドリルネ
ジ1は、頭部2、ネジ部3、ドリル軸部4、大径ドリル
錐部5、小径ドリル錐部6からその主要部が構成されて
いる。頭部2は、ドリルネジ1の基部を為すもので、こ
の例では、締付工具(図示せず)に係合する鍔付きの六
角形にしてある。ネジ部3は、頭部2に連設されたもの
で、この例では、頭部2の先側(図1に於て下側)に同
軸心状に連設された円軸7と、これの外周に形成された
一条のネジ山8とから成っている。ドリル軸部4は、ネ
ジ部3に連設されたもので、この例では、略円柱状を呈
し、ネジ部3の円軸7の先側に同軸心状に連設され、外
径が円軸7と略等しくされている。大径ドリル錐部5
は、ドリル軸部4に連設されたもので、この例では、略
円錐台状を呈し、ドリル軸部4の先側に外径が先方に行
くに従って漸次縮径すべく同軸心状に連設され、最大径
がドリル軸部4と略等しくされている。大径ドリル錐部
5のドリル角Aは、100度以上が望ましく、105〜
120度が最も好ましく、この例では、鈍角である11
0度にしてある。小径ドリル錐部6は、大径ドリル錐部
5に連設されて大径ドリル錐部6よりドリル角が小さい
もので、この例では、略円錐状を呈し、大径ドリル錐部
5の先側に外径が先方に行くに従って漸次縮径すべく同
軸心状に連設され、最大径が大径ドリル錐部5の最小径
と等しくされている。小径ドリル錐部6のドリル角B
は、100度未満が望ましく、85〜95度が最も好ま
しく、この例では、直角である90度にしてある。小径
ドリル錐部6の長さCは、大径ドリル錐部5と小径ドリ
ル錐部6の合計長さDの90%以下が望ましく、30%
〜90%が最も好ましく、この例では、55%にしてあ
る。前記大径ドリル錐部5のドリル角A、小径ドリル錐
部6のドリル角B、小径ドリル錐部6の長さCと両ドリ
ル錐部5,6の合計長さDとの比率は、施工板の厚さ等
を考慮して適宜選定する事ができる。尚、ドリル軸部4
と大径ドリル錐部5と小径ドリル錐部6との軸心を挾む
両側の外面には、連続する切欠9が削設され、これらの
間にはランド10が形成され、切欠9の回転方向後側の
側縁には切刃11が形成され、先端にはチゼルポイント
12が形成されている。
明する。図1は、本発明の実施例に係るドリルネジを示
す正面図。図2は、図1の要部拡大図である。ドリルネ
ジ1は、頭部2、ネジ部3、ドリル軸部4、大径ドリル
錐部5、小径ドリル錐部6からその主要部が構成されて
いる。頭部2は、ドリルネジ1の基部を為すもので、こ
の例では、締付工具(図示せず)に係合する鍔付きの六
角形にしてある。ネジ部3は、頭部2に連設されたもの
で、この例では、頭部2の先側(図1に於て下側)に同
軸心状に連設された円軸7と、これの外周に形成された
一条のネジ山8とから成っている。ドリル軸部4は、ネ
ジ部3に連設されたもので、この例では、略円柱状を呈
し、ネジ部3の円軸7の先側に同軸心状に連設され、外
径が円軸7と略等しくされている。大径ドリル錐部5
は、ドリル軸部4に連設されたもので、この例では、略
円錐台状を呈し、ドリル軸部4の先側に外径が先方に行
くに従って漸次縮径すべく同軸心状に連設され、最大径
がドリル軸部4と略等しくされている。大径ドリル錐部
5のドリル角Aは、100度以上が望ましく、105〜
120度が最も好ましく、この例では、鈍角である11
0度にしてある。小径ドリル錐部6は、大径ドリル錐部
5に連設されて大径ドリル錐部6よりドリル角が小さい
もので、この例では、略円錐状を呈し、大径ドリル錐部
5の先側に外径が先方に行くに従って漸次縮径すべく同
軸心状に連設され、最大径が大径ドリル錐部5の最小径
と等しくされている。小径ドリル錐部6のドリル角B
は、100度未満が望ましく、85〜95度が最も好ま
しく、この例では、直角である90度にしてある。小径
ドリル錐部6の長さCは、大径ドリル錐部5と小径ドリ
ル錐部6の合計長さDの90%以下が望ましく、30%
〜90%が最も好ましく、この例では、55%にしてあ
る。前記大径ドリル錐部5のドリル角A、小径ドリル錐
部6のドリル角B、小径ドリル錐部6の長さCと両ドリ
ル錐部5,6の合計長さDとの比率は、施工板の厚さ等
を考慮して適宜選定する事ができる。尚、ドリル軸部4
と大径ドリル錐部5と小径ドリル錐部6との軸心を挾む
両側の外面には、連続する切欠9が削設され、これらの
間にはランド10が形成され、切欠9の回転方向後側の
側縁には切刃11が形成され、先端にはチゼルポイント
12が形成されている。
【0007】次に、この様な構成に基づいて作用を述解
する。施工板に対してドリルネジ1をねじ込むと、先
ず、小径ドリル錐部6に依り小径の下孔が穿設される。
次いで、大径ドリル錐部5に依り小径の下孔が拡径され
て大径ドリル錐部5とドリル軸部4に依り大径の下孔が
穿設される。その後、ネジ部3に依り大径の下孔にネジ
溝が螺刻されながら進入される。最後に、頭部2に依り
締付け固定される。この時、小径ドリル錐部6が小径で
あるので、初期の切削抵抗が小さいと共に、大径ドリル
錐部5が小径の下孔の周囲を削り取るだけであるので、
この場合も切削抵抗が小さい。従って、下孔全体の形成
が小さな推力で行なえる。又、小径ドリル錐部6のドリ
ル角Bが大径ドリル錐部5のドリル角Aより小さいの
で、施工板に対して喰い付きが良いと共に、横滑りやフ
ラ付きがし難い。従って、施工が容易に且つ正確に行な
う事ができる。とりわけ、作業者の頭より高い場所で施
工する場合には、大きな推力を加える事が困難であり、
然も作業性が悪かったので、この場合も施工が容易に且
つ正確に行なう事ができる。小径ドリル錐部6のドリル
角Bを大径ドリル錐部5のドリル角Aより小さくしたの
で、両ドリル錐部5,6と施工板との接触面積が少なく
なり、施工板が厚くても推力が小さくて済み、仕事量も
少なくなる。
する。施工板に対してドリルネジ1をねじ込むと、先
ず、小径ドリル錐部6に依り小径の下孔が穿設される。
次いで、大径ドリル錐部5に依り小径の下孔が拡径され
て大径ドリル錐部5とドリル軸部4に依り大径の下孔が
穿設される。その後、ネジ部3に依り大径の下孔にネジ
溝が螺刻されながら進入される。最後に、頭部2に依り
締付け固定される。この時、小径ドリル錐部6が小径で
あるので、初期の切削抵抗が小さいと共に、大径ドリル
錐部5が小径の下孔の周囲を削り取るだけであるので、
この場合も切削抵抗が小さい。従って、下孔全体の形成
が小さな推力で行なえる。又、小径ドリル錐部6のドリ
ル角Bが大径ドリル錐部5のドリル角Aより小さいの
で、施工板に対して喰い付きが良いと共に、横滑りやフ
ラ付きがし難い。従って、施工が容易に且つ正確に行な
う事ができる。とりわけ、作業者の頭より高い場所で施
工する場合には、大きな推力を加える事が困難であり、
然も作業性が悪かったので、この場合も施工が容易に且
つ正確に行なう事ができる。小径ドリル錐部6のドリル
角Bを大径ドリル錐部5のドリル角Aより小さくしたの
で、両ドリル錐部5,6と施工板との接触面積が少なく
なり、施工板が厚くても推力が小さくて済み、仕事量も
少なくなる。
【0008】尚、頭部2は、先の実施例では、鍔付きの
六角形であったが、これに限らず、例えば円形や円錐台
形等のドライバ係合溝を備えた形状や構造にしても良
い。ネジ部3は、先の実施例では、ネジ山8が一条であ
ったが、これに限らず、例えば二条以上でも良い。
六角形であったが、これに限らず、例えば円形や円錐台
形等のドライバ係合溝を備えた形状や構造にしても良
い。ネジ部3は、先の実施例では、ネジ山8が一条であ
ったが、これに限らず、例えば二条以上でも良い。
【0009】
【発明の効果】以上、既述した如く、本発明に依れば、
次の様な優れた効果を奏する事ができる。 (1) 頭部、ネジ部、ドリル軸部、大径ドリル錐部、
小径ドリル錐部とで構成し、とりわけドリル軸部と大径
ドリル錐部と小径ドリル錐部とでドリル部を形成して、
小径ドリル錐部のドリル角を大径ドリル錐部のドリル角
より小さくしたので、施工板に対して喰い付きが良いと
共に、横滑りやフラ付きがし難く、施工が容易に且つ正
確に行なえる。 (2) 小径ドリル錐部のドリル角を大径ドリル錐部の
ドリル角より小さくしたので、両ドリル錐部と施工板と
の接触面積が少なくなり、施工板が厚くても推力が小さ
くて済み、仕事量も少なくなる。
次の様な優れた効果を奏する事ができる。 (1) 頭部、ネジ部、ドリル軸部、大径ドリル錐部、
小径ドリル錐部とで構成し、とりわけドリル軸部と大径
ドリル錐部と小径ドリル錐部とでドリル部を形成して、
小径ドリル錐部のドリル角を大径ドリル錐部のドリル角
より小さくしたので、施工板に対して喰い付きが良いと
共に、横滑りやフラ付きがし難く、施工が容易に且つ正
確に行なえる。 (2) 小径ドリル錐部のドリル角を大径ドリル錐部の
ドリル角より小さくしたので、両ドリル錐部と施工板と
の接触面積が少なくなり、施工板が厚くても推力が小さ
くて済み、仕事量も少なくなる。
【図1】本発明の実施例に係るドリルネジを示す正面
図。
図。
【図2】図1の要部拡大図。
1…ドリルネジ、2…頭部、3…ネジ部、4…ドリル軸
部、5…大径ドリル錐部、6…小径ドリル錐部、7…円
軸、8…ネジ山、9…切欠、10…ランド、11…切
刃、12…チゼルポイント、A,B…ドリル角、C,D
…長さ。
部、5…大径ドリル錐部、6…小径ドリル錐部、7…円
軸、8…ネジ山、9…切欠、10…ランド、11…切
刃、12…チゼルポイント、A,B…ドリル角、C,D
…長さ。
Claims (3)
- 【請求項1】 頭部と、頭部に連設されたネジ部と、ネ
ジ部に連設されたドリル軸部と、ドリル軸部に連設され
た大径ドリル錐部と、大径ドリル錐部に連設されて大径
ドリル錐部よりドリル角が小さい小径ドリル錐部と、か
ら構成した事を特徴とするドリルネジ。 - 【請求項2】 大径ドリル錐部のドリル角を100度以
上に、小径ドリル錐部のドリル角を100度未満にした
請求項1に記載のドリルネジ。 - 【請求項3】 小径ドリル錐部の長さを、大径ドリル錐
部と小径ドリル錐部の合計長さの90%以下にした請求
項1又は請求項2に記載のドリルネジ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6097180A JPH07305708A (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | ドリルネジ |
US08/283,939 US5520491A (en) | 1994-05-11 | 1994-08-01 | Drill screw |
GB9419475A GB2289317B (en) | 1994-05-11 | 1994-09-27 | Drill screw |
DE4444467A DE4444467C2 (de) | 1994-05-11 | 1994-11-29 | Gewindeschneidschraube |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6097180A JPH07305708A (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | ドリルネジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07305708A true JPH07305708A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14185391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6097180A Pending JPH07305708A (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | ドリルネジ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5520491A (ja) |
JP (1) | JPH07305708A (ja) |
DE (1) | DE4444467C2 (ja) |
GB (1) | GB2289317B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100801845B1 (ko) * | 2007-03-06 | 2008-02-11 | 송후용 | 직결나사 구조 |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6623227B2 (en) | 2001-07-27 | 2003-09-23 | Copemaster, Llc | Drill screw for adjusting molding relative to an underlying wall |
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