JPH07305547A - 宅配物収納ロッカシステム - Google Patents

宅配物収納ロッカシステム

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JPH07305547A
JPH07305547A JP9833694A JP9833694A JPH07305547A JP H07305547 A JPH07305547 A JP H07305547A JP 9833694 A JP9833694 A JP 9833694A JP 9833694 A JP9833694 A JP 9833694A JP H07305547 A JPH07305547 A JP H07305547A
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rocker
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Toshitaka Ogasawara
敏孝 小笠原
Kazumasa Yasuda
和正 安田
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Mamiya OP Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 居住者が配達状を確認したときに、確実に宅
配物を受け取ることができる宅配物収納ロッカシステム
を提供する 【構成】 宅配人は、操作盤20からの入力によって宅
配物60の受取人と、その宅配物60を収納するべきロ
ッカ部30内の1つのロッカ31を指定する。このロッ
カ31に宅配物60が収納されると、施錠手段1により
ロッカ31が施錠される。そして、記憶手段2は、その
宅配物60が収納されたロッカ31を特定する宅配デー
タを記憶する。さらに、バーコード記録媒体出力手段3
は、その宅配データを配達状50の下部にバーコード4
化して記録する。受取人がバーコード4のデータをバー
コード解読手段5に解読させると、解錠手段6は、その
解読されたデータに対応するロッカ31を解錠する。こ
のようにして、受取人は配達状50を確認したときに、
確実に宅配物60を受け取ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマンション等の集合住宅
に設置される宅配物収納ロッカシステムに関し、特にロ
ッカの解錠方式を改良したロッカシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マンション等の集合住宅では、居
住者が不在のときでも宅配物を他人に預けることなく管
理できるように、宅配物収納ロッカシステムを設置する
ようになっている。この宅配物収納ロッカシステムで
は、カードリーダ、テンキーおよびマイコン等の電子装
置が組み込まれている。
【0003】このような宅配物収納ロッカシステムで
は、宅配人はキー操作等により受取人およびロッカを指
定し、そのロッカ内に宅配物を収納する。宅配物が収納
されると、操作盤に設けられたプリンタから受領書およ
び配達状がプリントアウトされる。これらを受け取った
宅配人は、配達通知書を受取人の居住室に対応した郵便
受け箱に挿入し、受領書だけを持ち帰る。
【0004】一方、居住者は郵便受け箱内に配達通知書
が入っていることを確認することによって、自分宛に宅
配物が配達されていることを知る。居住者が宅配物をロ
ッカから取り出す場合には、磁気カード等のIDカード
の挿入や、テンキーによる暗証番号の入力や、予め住居
人に渡されている鍵等によってロッカのドアを解錠し、
宅配物を取り出す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、IDカードや
鍵等を用いてロッカを解錠する場合、居住者が配達状を
確認したときに、そのIDカード等を所持しているとは
限らないため、直ぐに宅配物を取り出すことができなか
った。IDカード等が居住者の部屋に置いてあるとき
は、居住者は部屋までIDカードを取りに戻らなければ
ならない。
【0006】また、暗証番号によって解錠する場合、暗
証番号を忘れてしまうと解錠できない。さらに、この暗
証番号を用いた場合は、暗証番号が他人に知られてしま
う危険性もある。
【0007】このように、従来は居住者が配達状を確認
したときに、その場でロッカを解錠することができると
は限らず、宅配物を受け取るのに非常に手間がかかると
いう問題点があった。
【0008】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、居住者が配達状を確認したときに、確実に宅
配物を受け取ることができる宅配物収納ロッカシステム
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、マンション等の集合住宅に設置される宅
配物収納ロッカシステムにおいて、複数のロッカからな
るロッカ部と、前記ロッカ部と一体に設けられ、宅配物
の受取人と、前記宅配物を収納するロッカとを指定する
操作盤と、前記指定されたロッカ内に前記宅配物が収納
された場合にロッカのドアを施錠する施錠手段と、前記
宅配物が収納されたロッカを特定する宅配データを記憶
する記憶手段と、前記宅配データをバーコード化して記
録した記録媒体を出力するバーコード記録媒体出力手段
と、前記バーコードを読み取ることにより、前記宅配デ
ータを解読するバーコード解読手段と、前記宅配データ
に対応するロッカを解錠する解錠手段と、を有すること
を特徴とする宅配物収納ロッカシステムが提供される。
【0010】
【作用】宅配人が、操作盤を操作することにより、宅配
物の受取人と、前記宅配物を収納するロッカとを指定す
る。この指定されたロッカに宅配物が収納されると、施
錠手段によりロッカが施錠される。そして、記憶手段
は、その宅配物が収納されたロッカを特定する宅配デー
タを記憶する。さらに、バーコード記憶媒体出力手段
は、その宅配データをバーコード化して記録された記録
媒体を出力する。
【0011】受取人がバーコードのデータをバーコード
解読手段に解読させると、解錠手段は、その解読された
データに対応するロッカを解錠する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の概略構成を示すブロック図であ
る。ロッカシステム10内には、複数のロッカからなる
ロッカ部30が設けられている。操作盤20にはテンキ
ー等の入力装置が設けられており、操作盤20からの入
力により、宅配物60の受取人や、宅配物60を収納す
るロッカ31を指定する。施錠手段1は、指定されたロ
ッカ31に宅配物60が収納されると、そのロッカ31
を施錠する。さらに、記憶手段2は、宅配物60を収納
したロッカ31を特定する宅配データを記憶する。バー
コード記録媒体出力手段3は、宅配物60がロッカ31
に収納されると配達状50として、宅配業者名や配達日
時等の各種データをプリント・アウトするが、その際
に、配達状50の一部に、宅配データをコード化したバ
ーコード4を同時に印刷する。宅配人は、バーコード4
が印刷された配達状50を、受取人の郵便受けに入れ
る。これで宅配物60をロッカ31に保管することがで
きる。
【0013】受取人は、郵便受けに配達状50が入って
いるのを確認するとバーコード解読手段5によって、配
達状50に印刷されているバーコードを読み取る。解錠
手段6は、バーコード解読手段5で解読されたデータを
記憶手段2に格納されているデータと照合し、一致して
いるデータがあれば対応するロッカ31を解錠する。そ
して、受取人は、ロッカ31から宅配物60を取り出
し、宅配物60を受け取ることができる。
【0014】図2はマンションの入口に設置されるロッ
カシステムの全体構成図である。ロッカシステム10
は、主に操作盤20とロッカ部30から構成されてい
る。なお、図示されていない各居住者の郵便受けが、こ
のロッカシステム10に隣接して設置されている。
【0015】操作盤20の表面には、カード挿入口2
1、テンキー22、スピーカ23、モニタ24、配達状
取り出し口25、およびバーコード読み取り部26が設
けられている。
【0016】カード挿入口21には、居住者がそれぞれ
所有するIDカードが挿入される。テンキー22は、宅
配人が宅配物をロッカ内に収納する際に受取人の部屋番
号等を入力するために用いられる。このこのテンキー2
2の操作方法を含めた簡単な操作手順が、使用説明書2
7に書かれている。スピーカ23およびモニタ24は、
宅配人がテンキー22による操作を行う際に画像や音声
で指示を行うために用いられる。なお、モニタ24には
CRTまたは液晶表示装置等が使用される。配達状取り
出し口25は、宅配人が宅配物の配達を終了したときに
受領書および配達状を受け取るために用いられる。バー
コード読み取り部26は、配達状に印刷されたバーコー
ドを読み取るために設けられており、内部のバーコード
リーダが発する赤外線によってバーコードが読み取られ
る。
【0017】また、操作盤20には、ビデオカメラ28
およびモニタテレビ29が設けられている。ビデオカメ
ラ28は常時ロッカシステム10付近を撮影しており、
この撮影した映像がモニタテレビ29に映し出される。
また、操作盤20の下側には、放熱用の換気口20aが
設けられているロッカ部30は、大きさの異なる複数の
ロッカ31〜42から構成されており、宅配物の大きさ
に合わせて選択できるようになっている。
【0018】図3は操作盤20内部のハードウェアの構
成を示すブロック図である。制御回路ユニット80は、
プロセッサ構成の制御回路を搭載しており、ロッカシス
テム10全体を制御する。この制御回路ユニット80に
は、バーコードプリンタユニット81、バーコードリー
ダユニット82、カードリーダ83、テンキー22、音
声回路84、モデム85、およびモニタ24が電気的に
接続されている。プリンタユニット81は、予め用意さ
れた用紙に日付等をプリントし、受領書または配達状を
配達状取り出し口25から出力する。この際、配達状に
は受取人と宅配物を収納したロッカを示すバーコードを
同時にプリントする。
【0019】ロッカ部30の各ロッカ31〜42は、宅
配物検知信号を制御回路ユニット80に送る。また、制
御回路ユニット80は、ロッカ部30に対して解錠用の
信号電流を供給する。
【0020】制御回路ユニット80内には、図示されて
いないメモリが設けられている。このメモリには、居住
者とその部屋番号との対応を図るための居住者識別コー
ド、現在宅配物が収納されているロッカおよびその受取
人等が記憶されている。また、このメモリはバッテリで
バックアップされており、電源供給が絶たれたときで
も、その記憶内容を保持できるようになっている。
【0021】制御回路ユニット80は、宅配人によるテ
ンキー22の操作に応じてモニタ24の画面を切り換え
たり、音声による指示を行ったりする。なお、音声の出
力は、音声回路84にて音声信号を成形し、コネクタ8
0aを介して音声回路84に接続されたスピーカ23に
より行う。
【0022】また、制御回路ユニット80は、モデム8
5およびコネクタ80bを介して電話回線と接続されて
いる。この電話回線には、ロッカシステム10全体の使
用状況等が送り出され、管理会社の中央管理装置に送ら
れる。また、使用状況の他には、警報信号等も送られ
る。
【0023】図4はロッカ31の構成を示す外観図であ
る。ドア311の左側端部には、取手312が設けられ
ている。ロッカ本体の取手312側には、施錠装置31
3が設けられている。この施錠装置313は、通常はド
ア311を施錠状態にしている。そして、操作盤20内
の制御回路ユニット80から指令されたときのみ、ドア
311を解錠する。また、施錠装置313は、所定の鍵
を鍵挿入部314に挿入することにより、手動で解錠さ
せることができる。
【0024】ロッカ31内には収納検知装置315が設
けられている。この収納検知装置315としては、例え
ば発光部315aおよび受光部315bからなる光セン
サが用いられている。収納検知装置315は、ロッカ3
1内に宅配物が収納されたことを検知すると、その検知
信号を制御回路ユニット80に送る。ロッカ31の右上
には、ロッカ番号316が付けられており、このロッカ
31のロッカ番号は「1」である。このロッカ番号は、
ロッカ31の「1」から順にロッカ42の「12」まで
付けられている。なお、ロッカ31の他のロッカ32〜
42の構成については、大きさが異なる以外はロッカ3
1とほぼ同じ構成を有するので、ここでは説明を省略す
る。
【0025】図5はテンキー22を示す図である。テン
キー22には、全部で15個のキーが設けられている。
これらのキーのうち、開始キー221、確認キー22
2、および訂正キー223はそれぞれ一定の機能を有す
るキーである。各数値キー224〜22c、22eは任
意の数値を入力するためのキーである。また、「#」キ
ー22dと、「*」キー22fとは目的に応じて任意に
機能を設定できるキーである。
【0026】図6は配達状50の例を示す図である。配
達状50の上部には、配達日(DATE)51、配達時
刻(TIME)52、宅配物を収納したロッカ番号(ロ
ッカNO)53、受取人の部屋番号(部屋NO)、およ
び宅配業者名55がプリントされている。この例では、
配達日51が1994年4月25日、配達時刻52が1
3時35分5秒、ロッカ番号が「4」、部屋番号が「3
16」である。
【0027】また、配達状50の下部には、バーコード
4がプリントされている。このバーコード4は、配達状
50の上部に書かれた内容等51〜55を、コード番号
4aのようにコード化し、さらにそのコード番号4aを
バーコード4に変換したものである。
【0028】次に、上記構成を有するロッカシステム1
0の操作方法を説明する。宅配人が宅配物60を配達す
る場合には、テンキー22のうち開始キー221を押
し、モニタ24の表示画面およびスピーカ23からの音
声指示に従ってテンキー22による操作を進める。モニ
タ24の画面上には、まず受取人の部屋がある棟番号を
入力するための画面が表示されるので、宅配人は受取人
の部屋がある棟番号を入力する。次に、受取人の部屋番
号を入力するための画面がモニタ24に表示されるの
で、宅配人は受取人の部屋番号を入力する。そうする
と、その部屋番号に対応する部屋の居住者の氏名がモニ
タ24に表示されるので、テンキー22によって確認を
行う。モニタ24の画面上では宅配人の身分を入力する
画面が表示される。さらに、登録されている宅配業者名
等が表示されるので、宅配人は自分の宅配業者名をテン
キー22で選択指定する。
【0029】受取人と宅配人との確認がなされると、ロ
ッカ部30のロッカ31〜42の構成図が表示される。
この構成図は、使用中のロッカは色を変えて表示され
る。宅配人が、空のロッカ(色が変えられていないロッ
カ)の中から宅配物の大きさに応じて一つのロッカを選
択すると、選択されたロッカのドアが解錠される。宅配
人がそのロッカに宅配物を収納してドアを閉めると自動
的にドアが施錠される。
【0030】この操作が終了すると、配達状取り出し口
25からは、受領書およびバーコード4がプリントされ
た配達状50が自動的に出力される。これらを受け取っ
た宅配人は、配達状50を受取人の郵便受け内に投入
し、受領書を持ち帰る。
【0031】一方、居住者は、帰宅時等に自分の郵便受
け内に配達状50が投入されているのを確認することに
より、宅配物60が配達されていることを知る。居住者
は、配達状50のバーコード4をロッカ部30のバーコ
ード読み取り部26に 押し当てることによって、バー
コードリーダユニット82にバーコード4を読取らせ
る。読み取られたバーコード4のデータは、制御回路ユ
ニット80で解読され、制御回路ユニット80内のメモ
リに格納されているデータと照合される。その結果一致
したデータがあればそのロッカのドアを解錠する。これ
により、居住者は容易に宅配物60を取り出すことがで
きる。
【0032】この際、バーコード4の有効時間を設定
し、宅配物60が収納されてからバーコード4のデータ
が読み取られるまでの時間が、設定値以内の場合にのみ
ロッカが解錠されるようにすることもできる。例えば、
有効時間を24時間に設定しておいた場合、宅配物60
が収納されてから24時間以内であれば、バーコード4
によってロッカを解錠することができる。もし、受取人
が有効時間以内に宅配物60を引き取れなかった場合、
IDカードをカード挿入口21に挿入する。カードリー
ダ83は、挿入されたIDカードの識別コードを読み取
り、対応する居住者宛の宅配物60が収納されているロ
ッカのドアを解錠する。
【0033】このように、有効時間を設けることによっ
て、バーコード4が悪用されることを防止することがで
きる。そして、その場合には、IDカードのようなバー
コード4以外の解錠手段を併用する。
【0034】次に、前記の方法で操作されたときのロッ
カシステム10の制御手順をフローチャートを用いて説
明する。図7は宅配物60をロッカに収納する際の入居
者確認までのフローチャートである。このフローチャー
トは、ロッカシステム10が待機状態のときに開始キー
221が入力されることによって開始される。 〔S1〕棟区分があるかどうかを判断し、あればステッ
プ2に進み、なければステップ6に進む。 〔S2〕モニタ24に、棟選択画面を表示する。 〔S3〕棟番号の入力を受け付ける。 〔S4〕入力された棟番号が登録された棟番号かどうか
を判断し、登録されていればステップ6に進み、登録さ
れていなければステップ5に進む。 〔S5〕モニタ24に、「入力された棟番号は、登録さ
れておりません。」と表示し、ステップ2に進む。 〔S6〕モニタ24に、部屋選択画面を表示する。 〔S7〕部屋番号の入力を受け付ける。 〔S8〕入力された部屋番号が登録された部屋番号かど
うかを判断し、登録されていればステップ10に進み、
登録されていなければステップ9に進む。 〔S9〕モニタ24に、「入力された部屋番号は、登録
されておりません。」と表示し、ステップ6に進む。 〔S10〕モニタ24に、入居者氏名を表示する。 〔S11〕確認キー222が入力されたかどうかを判断
し、入力されれば図8のステップ13に進み、入力され
なければステップ12に進む。 〔S12〕訂正キー223が入力されたかどうかを判断
し、入力されればステップ6に進み、入力されなければ
ステップ11に進む。
【0035】このようにして、受取人が確定する。この
受取人のデータは、図1に示す記憶手段2に格納され
る。図8は宅配物60をロッカに収納する際の業者選択
のフローチャートである。 〔S13〕モニタ24に、業者選択画面を表示する。 〔S14〕業者番号の入力を受け付ける。 〔S15〕入力された業者番号が登録された業者番号か
どうかを判断し、登録されていればステップ17に進
み、登録されていなければステップ16に進む。 〔S16〕モニタ24に、「入力された業者番号は、登
録されておりません。」と表示し、ステップ13に進
む。 〔S17〕モニタ24に、選択業者名を表示する。 〔S18〕確認キー222が入力されたかどうかを判断
し、入力されれば図9のステップ20に進み、入力され
ていなければステップ19に進む。 〔S19〕開始キー221が入力されたかどうかを判断
し、入力されればステップ13に進み、入力されなけれ
ばステップ18に進む。
【0036】図9は宅配物60をロッカに収納する際の
ロッカ選択から宅配物60の収納完了までのフローチャ
ートである。 〔S20〕モニタ24に、ロッカ構成画面を表示する。
この際、すでに使用されているロッカは、色を変えて表
示する。 〔S21〕ロッカ番号の入力を受け付ける。 〔S22〕入力されたロッカ番号が空きロッカかどうか
を判断し、空いていればステップ24に進み、空いてい
なければステップ23に進む。 〔S23〕モニタ24に、「入力されたロッカは、使用
できません。」と表示し、ステップ20に進む。 〔S24〕モニタ24に、選択ロッカ番号を表示する。 〔S25〕確認キー222が入力されたかどうかを判断
し、入力されればステップ27に進み、入力されていな
ければステップ26に進む。 〔S26〕開始キー221が入力されたかどうかを判断
し、入力されればステップ20に進み、入力されていな
ければステップ25に進む。 〔S27〕ロッカを解錠し、ドアを開ける。 〔S28〕ドアが開いたかどうかを判断し、開けばステ
ップ31に進み、開かなければステップ29に進む。 〔S29〕ドアを開ける動作が5回目かどうかを判断
し、5回目であればステップ30に進み、5回目でなけ
ればステップ27に進む。 〔S30〕モニタ24に、「指定されたロッカのドアが
開きません。」と表示し、ステップ36に進む。 〔S31〕作業者によって、ドアが閉められたことを検
出する。 〔S32〕ロッカ内の宅配物60があるかどうかを判断
し、宅配物60があればステップ34に進み、なければ
ステップ33に進む。 〔S33〕モニタ24に、「指定されたロッカには、宅
配物60が収納されていません。」と表示し、ステップ
36に進む。 〔S34〕ロッカを施錠する。これは、図1に示す施錠
手段1が行う機能である。 〔S35〕受領書、および配達状50を発行する。これ
は、図1に示すバーコード記録媒体出力手段3が行う機
能である。 〔S36〕ロッカシステム10を待機状態にする。
【0037】このようにして、宅配物60はロッカに収
納される。なお、宅配物60を収納したロッカのデータ
は、図1に示す記憶手段2に格納される。図10は受取
人が宅配物60を受け取る際のロッカシステム10の処
理手順を示すフローチャートである。このフローチャー
トは、バーコード読み取り部26に配達状50のバーコ
ード4が押し当てられたときに開始される。 〔S41〕配達状50のバーコード4を読み取る。これ
は、図1に示すバーコード解読手段5が行う機能であ
る。 〔S42〕読み取ったデータを、記憶手段2に記憶され
ているデータと比べ、有効なデータであるかどうかを判
断し、有効であればステップ44に進み、有効でなけれ
ばステップ43に進む。この際、バーコード4の有効時
間以内であるかどうかも判断する。 〔S43〕モニタ24に、「バーコードのデータが無効
です。」と表示し、ステップ49に進む。 〔S44〕ロッカのドアを解錠し、ドアを開く。 〔S45〕ドアが開いたかどうかを判断し、開いていれ
ばステップ47に進み、開いていなければステップ46
に進む。 〔S46〕モニタ24に、「指定されたロッカのドアが
開きません。」と表示し、ステップ49に進む。 〔S47〕ドアが閉められたことを検出する。 〔S48〕宅配物60が取り出されたかどうかを判断
し、取り出されていればステップ49に進み、取り出さ
れていなければステップ48を繰り返す。 〔S49〕ロッカシステム10を待機状態にする。
【0038】このようにして、配達状50にプリントさ
れたバーコード4を用いて、宅配物を受取人に引き渡す
ことができる。そのため、受取人は配達通知書を確認し
たときに、その場で確実にロッカを解錠することがで
き、宅配物を非常に容易に受け取るこがとができる。し
かも、受取人が常にIDカードを所持している必要がな
く、暗証番号を記憶しておく必要もない。さらに、バー
コード4には有効時間を設けたため、バーコード4が不
正に使用されることを防止することができる。
【0039】上記の実施例では、バーコード4の有効時
間が切れた場合には、IDカードでロッカを解錠すると
しているが、暗証番号でロッカを解錠するように構成す
ることもできる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、ロッカ
に宅配物を収納した際に、受取人と宅配物を収納したロ
ッカのデータをバーコードとして出力し、宅配物を受け
取る際には、そのバーコードを読み取ることによって、
宅配物を収納したロッカが解錠できるようにしたため、
受取人は、宅配物が配達されたことを知った際に、確実
に、しかも容易に宅配物を受け取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略構成を示すブロック図である。
【図2】マンションの入口に設置されるロッカシステム
の全体構成図である。
【図3】操作盤内部のハードウェアの構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】ロッカの構成を示す外観図である。
【図5】テンキーを示す図である。
【図6】配達状の例を示す図である。
【図7】宅配物をロッカに収納する際の入居者確認まで
のフローチャートである。
【図8】宅配物をロッカに収納する際の業者選択のフロ
ーチャートである。
【図9】宅配物をロッカに収納する際のロッカ選択から
宅配物の収納完了までのフローチャートである。
【図10】受取人が宅配物を受け取る際のロッカシステ
ムの処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 施錠手段 2 記憶手段 3 バーコード記録媒体出力手段 4 バーコード 5 バーコード解読手段 6 解錠手段 10 ロッカシステム 20 操作盤 30 ロッカ部 31〜42 ロッカ 50 配達状 60 宅配物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンション等の集合住宅に設置される宅
    配物収納ロッカシステムにおいて、 複数のロッカからなるロッカ部と、 前記ロッカ部と一体に設けられ、宅配物の受取人と、前
    記宅配物を収納するロッカとを指定する操作盤と、 前記指定されたロッカ内に前記宅配物が収納された場合
    にロッカのドアを施錠する施錠手段と、 前記宅配物が収納されたロッカを特定する宅配データを
    記憶する記憶手段と、 前記宅配データをバーコード化して記録した記録媒体を
    出力するバーコード記録媒体出力手段と、 前記バーコードを読み取ることにより、前記宅配データ
    を解読するバーコード解読手段と、 前記宅配データに対応するロッカを解錠する解錠手段
    と、 を有することを特徴とする宅配物収納ロッカシステム。
  2. 【請求項2】 前記操作盤により宅配物を収納するロッ
    カが指定された際に、指定されたロッカが使用されてい
    るかどうかを判断し、使用されていないロッカに対する
    指定のみを有効にするロッカ指定判別手段を、さらに有
    することを特徴とする請求項1記載の宅配物収納ロッカ
    システム。
  3. 【請求項3】 前記解錠手段は、前記宅配物が収納され
    た時刻から前記バーコード解読手段により前記バーコー
    ドが読み取られた時刻までの経過時間が、予め設定され
    ている有効時間以内の場合にのみ解錠することを特徴と
    する請求項1記載の宅配物収納ロッカシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008255751A (ja) * 2007-04-09 2008-10-23 Hitachi Software Eng Co Ltd 宅配ボックス
JP2017217453A (ja) * 2016-03-15 2017-12-14 株式会社西電通 配達物受取扉、及び配達物受取システム

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