JPH07304719A - 2−フェニルブチロニトリルの製造方法 - Google Patents

2−フェニルブチロニトリルの製造方法

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JPH07304719A
JPH07304719A JP12324094A JP12324094A JPH07304719A JP H07304719 A JPH07304719 A JP H07304719A JP 12324094 A JP12324094 A JP 12324094A JP 12324094 A JP12324094 A JP 12324094A JP H07304719 A JPH07304719 A JP H07304719A
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JP
Japan
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catalyst
phenylbutyronitrile
zeolite
phenylacetonitrile
ion
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JP12324094A
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English (en)
Inventor
Sadakatsu Suzuki
貞勝 鈴木
Kenichi Hino
賢一 日野
Hiroshi Ueno
廣 上野
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Tonen General Sekiyu KK
Original Assignee
Tonen Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】フェニルアセトニトリルからの2−フェニルブ
チロニトリルの、ハロゲン化物を用いない、気相による
簡便な製造方法を提供する。 【構成】アルカリ金属イオンでイオン交換したゼオライ
トを触媒として、フェニルアセトニトリルと炭酸ジエチ
ルを気相にて反応させることによる2−フェニルブチロ
ニトリルの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2−フェニルブチロニ
トリルの製造方法に関するものであり、更に詳しくは、
アルカリ金属イオンでイオン交換したゼオライトを触媒
として、フェニルアセトニトリルと炭酸ジエチルを気相
にて反応させる2−フェニルブチロニトリルの製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】2−フェニルブチロニトリル(PhCH
(Et)CN)は、種々の医薬品の合成中間体として、
またエレクトロクロミックウィンド−用電解質の溶媒等
として有用な化合物である。それ故、安価で、簡便な方
法で製造されることが望まれている。
【0003】2−フェニルブチロニトリルの製造方法と
して、フェニルアセトニトリルのエチル化が代表的なも
のである。例えば、(1)フェニルアセトニトリルとエ
タノールとを、金属ナトリウムの存在下にて反応させる
方法、(2)フェニルアセトニトリルとハロゲン化エチ
ルとを、触媒存在下にて、強塩基溶液中で反応させる方
法が報告されている。
【0004】特公昭43−29579号公報に(1)の
方法が記載されており、その方法は、エタノールに金属
ナトリウムを加え、加熱して溶解した後、フェニルアセ
トニトリル及び酢酸エチルとともにオートクレーブ中に
て反応させ、次いで、エーテル抽出し、エチルフェニル
アセトニトリル、つまり、2−フェニルブチロニトリル
を製造(収率62.5%)するというものである。
【0005】(2)の方法としては、以下のような報告
がある。 (i)特開昭56−163757号公報には、第四級ア
ンモニウム塩からなる液層不均一系の触媒を用い、水酸
化ナトリウム及び水の存在下で、フェニルアセトニトリ
ル及び臭化エチルからエチルフェニルアセトニトリルを
製造する方法が記載されている。 (ii)特開昭57−185252号公報には、一般式
1 O(C2 4 O)m(C3 6 O)n 2 で表され
る触媒を用い、水酸化カリウム及び水の存在下で、フェ
ニルアセトニトリル及び臭化エチルから2−フェニルブ
チロニトリルを製造する方法が記載されている。 (iii)フルカワらは、テトラキス(アルキルスルフ
ィニルメチル)メタン或いはスルホキシド誘導体を触媒
として、液液二相系により、水酸化ナトリウム水溶液の
存在下にて、フェニルアセトニトリル及び臭化/ヨウ化
エチルから2−フェニルブチロニトリルを製造する方法
を報告している(”二相系アルキル化における新しいタ
イプの相間移動触媒であるスルホキシド”Chenistry Le
tters, pp.1421-1424, 1982 、”求核置換とアルキル化
のための相間移動触媒であるスルホキド置換ピリジン”
J. Chem. Soc. Perkin Trans. I pp.1833-1838, 198
4、”テトラキス−スルホキシド:求核置換とアルキル
化のための新しいタイプの相間移動触媒”J. Chem. So
c. Perkin Trans. I pp.333-336, 1986)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
(1)の方法は、金属ナトリウムを用いること、反応が
液相系であること、操作が煩雑なことより工業的に用い
る方法としては適していない。
【0007】一方、(2)の方法は、反応時間の短縮及
び2−フェニルブチロニトリルの収率の改善が見られる
が、目的物である2−フェニルブチロニトリルと等モル
の無機ハロゲン化物(ハロゲン化ナトリウム或いはハロ
ゲン化カリウム)が併産され、また、副反応によっても
ハロゲン化物が生成する。これら無機或いは有機ハロゲ
ン化物は、装置の腐食、廃棄物処理等の問題を引き起こ
す。また、上記の方法は、全て液相反応であるため、触
媒と生成物の分離操作が煩雑であり、かつ、触媒の再利
用が困難であるという問題を有している。そのため、コ
ストもかかる。従って、(2)の方法も工業的に用いる
方法としては適していない。
【0008】そこで、フェニルアセトニトリルからの2
−フェニルブチロニトリルの、簡便な製造方法が望まれ
ていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、アルカリ金属
イオンでイオン交換したゼオライトを触媒として、フェ
ニルアセトニトリルと炭酸ジエチルを気相にて反応させ
ることを特徴とする2−フェニルブチロニトリルの製造
方法を提供するものである。
【0010】本発明の好ましい態様としては、ナトリウ
ム又はカリウムイオンでイオン交換したゼオライトを触
媒として、フェニルアセトニトリルと炭酸ジエチルを気
相にて反応させることからなる2−フェニルブチロニト
リルの製造方法、NaX、LiX、KX、NaY、K
Y、RbY及びK−HSMの一種以上からなる触媒を用
いて、フェニルアセトニトリルと炭酸ジエチルを気相に
て反応させることからなる2−フェニルブチロニトリル
の製造方法、を挙げることができる。ここで、XはX型
ゼオライト、YはY型ゼオライト、HSMはハイシリカ
モルデナイトを示す。
【0011】本発明にかかる反応は、次式: PhCH2 CN + EtO(CO)OEt→ PhC
H(Et)CN + EtOH + CO2 で示される反応である。
【0012】本発明で用いる、エチル化剤としては、炭
酸ジエチルを用いる。エタノ−ルを用いたのでは、2−
フェニルブチロニトリルは製造できない。
【0013】本発明で使用する触媒は、アルカリ金属イ
オンでイオン交換したゼオライトである。本発明で用い
るゼオライトは天然の又は合成のいずれのゼオライトも
使用可能である。例えば、天然ゼオライトとしては、チ
ヤバサイト、エリオナイト、フォ−ジャサイト、モルデ
ナイト等が挙げられる。一方、合成ゼオライトとして
は、X型ゼオライト、Y型ゼオライト、L型ゼオライ
ト、USY型ゼオライト、ZSM型ゼオライト、モルデ
ナイト等が挙げられる。これらのうち、2−フェニルブ
チロニトリルの選択率よりX型、Y型、L型、USY型
ゼオライト及びモルデナイトが好ましく、特にX型、Y
型ゼオライト及びハイシリカモルデナイト(HSM)を
用いた場合、選択率が高い。ゼオライトは特有の形状選
択性を有しており、その形状選択性が、2−フェニルブ
チロニトリルの高い選択率を示すと考えられる。
【0014】アルカリ金属イオンは、Li、Na、K、
Rb、Cs、Frのいずれでもよいが、2−フェニルブ
チロニトリルの選択率、適正な塩基性強度より特にL
i、K及びNaが好ましい。
【0015】本発明で用いるゼオライト触媒は、上記ア
ルカリ金属イオンを用いて、イオン交換法によって固体
塩基性とした上記ゼオライトである。ゼオライトとアル
カリ金属の組み合わせは、いずれでもよいが、2−フェ
ニルブチロニトリルの選択率、適正な塩基性強度等よ
り、LiX、NaX、KX、NaY、KY、RbY、K
−USY、Cs−USY、CsL、K−HSMが好まし
く、LiX、NaX、KX、NaY、KY、RbY及び
K−HSMが特に好ましく、K−HSMが更に好まし
い。
【0016】イオン交換法によるアルカリ金属イオン交
換ゼオライトを調製する方法は、定法に従って行えばよ
い。その一例としては、ゼオライトに、アルカリ金属化
合物水溶液を加えてイオン交換を行う方法を挙げること
ができるが、他の方法を用いてもよい。アルカリ金属イ
オン化合物としては、アルカリ金属の塩化物、臭化物、
ヨウ化物、水酸化物等いずれでもよい。
【0017】本発明の方法は、上記ゼオライト触媒を反
応装置に充填し、その中に、フェニルアセトニトリル及
び炭酸ジエチルを流入することにより、気相にて反応を
行うものである。反応装置としては、気相にて反応が行
えるものであればいかなる装置でもよい。フェニルアセ
トニトリル及び炭酸ジエチルの流入は、二者のみでもよ
く、また、その他に窒素ガス等のキャリアガスを用いて
よいが、キャリアガスとしては不活性ガスが好ましい。
流入における、フェニルアセトニトリルと炭酸ジエチル
のモル比は、下限はアセトニトリル1に対して炭酸ジエ
チル0.5が好ましく、1が更に好ましい、また上限
は、アセトニトリル1に対して炭酸ジエチル3が好まし
く、2が更に好ましい。この範囲を外れると2−フェニ
ルブチロニトリルの収率や選択率が低下するからであ
る。流速は、反応効率の点より、フェニルアセトニトリ
ルと炭酸ジエチルの和に対して、重量空間速度(W.
H.S.V.)で、下限が0.05時間-1が好ましく、
0.2時間-1が更に好ましい、また上限は5時間-1が好
ましく、2時間-1が更に好ましい。反応温度及び反応圧
力は、系を気相に保つ範囲であればいずれでもよい。具
体的には、反応効率の点より以下の反応温度及び反応圧
力が好ましい。反応温度は、下限が200℃が好まし
く、220℃が更に好ましい、また上限は450℃が好
ましく、350℃が更に好ましい。反応圧力は上限が3
kg/cm2 Gが好ましく、2kg/cm2 Gが更に好ましい、
また下限は0kg/cm2 Gでもよい。
【0018】本発明の方法によれば、ハロゲン化物を反
応系に用いることがないので、ハロゲン化物に起因す
る、例えば、装置の腐食、廃液の処理等の問題を生じる
ことがない。更には、触媒が固体でありかつ反応系が気
相系であるので、反応終了後に、目的物を容易に、例え
ば、蒸留分離のみで、触媒や他の化合物から分離でき
る。そのため、操作が簡便で、触媒当たりの2−フェニ
ルブチロニトリルの生産性が向上でき、コストが安価で
ある。また、用いる触媒は、安価で、取り扱いが容易
で、しかも再利用が可能である。更に、ジエチルフェニ
ルアセトニトリルの副生がほとんどなく、2−フェニル
ブチロニトリルの選択率が高い。よって、本発明の製造
方法は、工業的に2−フェニルブチロニトリルを製造す
るのに非常に有用なものである。
【0019】
【実施例】以下実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
【0020】触媒の調製 (調製例1)X型ゼオライト(押し出し成型品、ユニオ
ン昭和(株)製 モレキュラーシーブ13X)をボール
ミルにて粒子サイズ20μ以下になるまで微粉砕した。
このパウダー100gに10倍当量の1規定塩化ナトリ
ウム水溶液(交換液)を加え、90℃で2時間撹拌し
た。遠心分離機を用いてゼオライトと交換液を分離し
た。再度同量の新しい交換液を加え、上記操作を合計1
0回繰り返した後、硝酸銀を用いた定性分析法で洗液に
塩素イオンが検出されなくなるまで水洗を行った。水洗
後、ゼオライトを100℃で3時間乾燥し、次いで、5
00℃で3時間焼成し、ナトリウムイオン交換X型ゼオ
ライト(NaX)とした。このNaXを3mm×3mm
φのペレットに成形した。
【0021】(調製例2〜3)塩化ナトリウムに変えて
塩化リチウム、塩化カリウムを用いた以外は調製例1と
同様にしてリチウムイオン交換X型ゼオライト(Li
X)、カリウムイオン交換X型ゼオライト(KX)を調
製した。
【0022】(調製例4)X型ゼオライトに代えてY型
ゼオライト(パウダータイプ、東ソー(株)製TSZ−
320)を用い、ボールミルによる微粉砕を省いた以外
は調製例1と同様にして、ナトリウムイオン交換Y型ゼ
オライト(NaY)を調製した。
【0023】(調製例5〜6)塩化ナトリウムに代えて
塩化カリウム、塩化ルビジウムを用いた以外は調製例4
と同様にしてカルシウムイオン交換Y型ゼオライト(K
Y)、ルビジウムイオン交換Y型ゼオライト(RbY)
を調製した。
【0024】(調製例7〜8)X型ゼオライトに代えて
USY型ゼオライト(パウダータイプ、東ソー(株)製
TSZ−330)を用い、塩化ナトリウムに代えて塩化
カリウム、塩化セシウムを用い、ボールミルによる微粉
砕を省いた以外は調製例1と同様にして、カリウムイオ
ン交換USY型ゼオライト(K−USY)、セシウムイ
オン交換USY型ゼオライト(Cs−USY)を調製し
た。
【0025】(調製例9)モルデナイト(パウダータイ
プ、東ソー(株)製TSZ−600)を10倍当量の2
規定塩酸水溶液(交換液)中にて80℃で1.5時間撹
拌した。遠心分離機を用いて、モルデナイトと交換液を
分離し、再度同量の新しい交換液を加え、上記操作を合
計10回繰り返した。その後、調製例1と同様の方法で
水洗、乾燥し、プロトン型モルデナイト(HM)を調製
した。
【0026】このHMを10〜20%のスチーム下にて
600〜700℃で3時間スチーム処理した。次いで、
10倍当量の12規定塩酸水溶液中にて90℃で8時間
撹拌してアルミニウムを抽出し、その後、調製例1と同
様の方法で、水洗、乾燥した。最後に、10%のスチー
ム下にて、700℃で3時間スチーム処理した。このよ
うにしてシリカ/アルミナのモル比が114であるプロ
トンでイオン交換したハイシリカモルデナイト(H−H
SM)を調製した。
【0027】このH−HSM100gに10倍当量の1
規定塩化カリウム水溶液(交換液)を加え、90℃で2
時間撹拌した。遠心分離機を用いてモルデナイトと交換
液を分離した。再度同量の新しい交換液を加え、上記操
作を合計15回繰り返した後、調製例1と同様の方法で
水洗、乾燥し、カリウムイオン交換ハイシリカモルデナ
イト(K−HSM)を調製した。
【0028】(調製例10)Y型ゼオライトに代えてL
型ゼオライト(パウダータイプ、東ソー(株)製TSZ
−500)を用い、かつ塩化ナトリウムの代わりに塩化
セシウムを用いた以外は調製例4と同様にしてセシウム
イオン交換L型ゼオライト(CsL)を調製した。
【0029】(調製例11〜12)塩化ナトリウムに代
えて塩化アンモニウム又は塩化マグネシウムを用いた以
外は調製例1と同様にして、水素イオン交換X型ゼオラ
イト(HX)、マグネシウムイオン交換X型ゼオライト
(MgX)を調製した。
【0030】(調製例13〜14)X型ゼオライトに代
えてY型ゼオライト(パウダータイプ、東ソー(株)製
TSZ−320)を用い、ボ−ルミルによる微粉砕を省
いた以外は調製例11及び12と同様にして、水素イオ
ン交換Y型ゼオライト(HY)、マグネシウムイオン交
換Y型ゼオライト(MgY)を調製した。
【0031】反応 (実施例1)触媒として上記で得たNaX10gをSU
S316製固定床反応管(内径15mm、長さ600m
m)に充填し、前処理として1気圧の空気気流下、48
0℃で1時間焼成した。その後、炭酸ジエチル(DE
C)/フェニルアセトニトリル(PAN)モル比 1.
5、PAN分圧 0.36気圧、DEC分圧 0.54
気圧、N2 分圧 0.10気圧、W.H.S.V.
0.5時間-1、250℃の条件にて2−フェニルブチロ
ニトリル(PNB)合成反応を行った。生成物をガスク
ロマトグラフィーで分析したところ、PAN転化率 7
8.2モル%、PBN収率 60.2%、PAN基準の
PBN選択率 76.9%を得た。
【0032】(実施例2〜11)NaXの代わりに、表
1に示す触媒及び反応条件を用いて、実施例1と同様の
方法にてPBN合成反応を行った。結果を表1に示す。
【0033】
【表1】 (比較例1〜7)NaXに代えて、上記で調製したH
X、HY、MgX及びMgY、及び固体塩基性を示す金
属酸化物であるMgO、ZrO2 及びAl2 3 を用い
て、実施例1と同様の方法により、2−フェニルブチロ
ニトリル合成反応を行った。しかし、2−フェニルブチ
ロニトリルの生成は検出されなかった。
【0034】
【発明の効果】本発明は、工業的に有用な2−フェニル
ブチロニトリルの、気相による簡便な製造方法を提供す
る。本発明の方法は、ハロゲン化物を反応系に用いるこ
とがないので、ハロゲン化物に起因する、装置の腐食、
廃液の処理等の問題を生じることがなく、更に2−フェ
ニルブチロニトリルの選択率が高く、また、触媒が固体
でありかつ反応系が気相系であるので、反応終了後に、
目的物を容易に触媒や他の化合物から分離できるので、
操作が簡便で、コストが安価である。そして、用いる触
媒は、安価で、取り扱いが容易であり、再利用が可能で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フェニルアセトニトリルをエチル化して2
    −フェニルブチロニトリルを製造する方法において、ア
    ルカリ金属イオンでイオン交換したゼオライトを触媒と
    して、フェニルアセトニトリルと炭酸ジエチルを気相に
    て反応させることを特徴とする2−フェニルブチロニト
    リルの製造方法。
JP12324094A 1994-05-13 1994-05-13 2−フェニルブチロニトリルの製造方法 Pending JPH07304719A (ja)

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