JPH07304571A - 電線のテープ巻き結束装置 - Google Patents
電線のテープ巻き結束装置Info
- Publication number
- JPH07304571A JPH07304571A JP12299294A JP12299294A JPH07304571A JP H07304571 A JPH07304571 A JP H07304571A JP 12299294 A JP12299294 A JP 12299294A JP 12299294 A JP12299294 A JP 12299294A JP H07304571 A JPH07304571 A JP H07304571A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- electric wire
- tape winding
- electric wires
- feeding means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数本の電線を螺旋状にテープ巻きすること
により結束する作業を自動化し、未熟練者でもきれいに
且つ容易にこれを行なうことができるようにする。 【構成】 複数本の電線を直線的に送る電線送り手段と
該電線送り手段により送られる電線に接着テープを螺旋
状に巻き付けるテープ巻き手段とを備え、該テープ巻き
手段は電線に接着テープを斜め後方から繰り出すテープ
繰り出しリールを電線を中心として電線の周囲を回転さ
せるようにしてなることを特徴とする電線のテープ巻き
結束装置。
により結束する作業を自動化し、未熟練者でもきれいに
且つ容易にこれを行なうことができるようにする。 【構成】 複数本の電線を直線的に送る電線送り手段と
該電線送り手段により送られる電線に接着テープを螺旋
状に巻き付けるテープ巻き手段とを備え、該テープ巻き
手段は電線に接着テープを斜め後方から繰り出すテープ
繰り出しリールを電線を中心として電線の周囲を回転さ
せるようにしてなることを特徴とする電線のテープ巻き
結束装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数本の電線に対し接
着テープを螺旋状に巻き付けることにより、これらの電
線を結束するようにした電線のテープ巻き結束装置に関
するものである。
着テープを螺旋状に巻き付けることにより、これらの電
線を結束するようにした電線のテープ巻き結束装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】複数本の電線を螺旋状にテープ巻きする
ことにより結束する作業は、従来専ら作業員の手作業に
より行なわれてきた。
ことにより結束する作業は、従来専ら作業員の手作業に
より行なわれてきた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、このような
作業を手で行なうためには、相当の熟練を要する。ま
た、このような作業を熟練者が行なった場合でも、複数
本の電線に接着テープを同一のピッチできれいに巻き付
けることは困難であり、しかも作業能率も十分でない。
本発明はこのような問題を解決しようとしてなされたも
のである。
作業を手で行なうためには、相当の熟練を要する。ま
た、このような作業を熟練者が行なった場合でも、複数
本の電線に接着テープを同一のピッチできれいに巻き付
けることは困難であり、しかも作業能率も十分でない。
本発明はこのような問題を解決しようとしてなされたも
のである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数本の電線
を螺旋状にテープ巻きすることにより結束する作業を自
動的に行なうようにした電線のテープ巻き結束装置を提
供することにより、上記課題を解決するものである。即
ち、本発明は、複数本の電線を直線的に送る電線送り手
段と該電線送り手段により送られる電線に接着テープを
螺旋状に巻き付けるテープ巻き手段とを備え、該テープ
巻き手段は電線に接着テープを斜め後方から繰り出すテ
ープ繰り出しリールを電線を中心として電線の周囲を回
転させるようにしてなることを特徴とする電線のテープ
巻き結束装置を提供するものである。（請求項１）
を螺旋状にテープ巻きすることにより結束する作業を自
動的に行なうようにした電線のテープ巻き結束装置を提
供することにより、上記課題を解決するものである。即
ち、本発明は、複数本の電線を直線的に送る電線送り手
段と該電線送り手段により送られる電線に接着テープを
螺旋状に巻き付けるテープ巻き手段とを備え、該テープ
巻き手段は電線に接着テープを斜め後方から繰り出すテ
ープ繰り出しリールを電線を中心として電線の周囲を回
転させるようにしてなることを特徴とする電線のテープ
巻き結束装置を提供するものである。（請求項１）
【０００５】前記電線送り手段は、電線に対するテープ
巻き付け位置の前方の前側送り手段と該テープ巻き付け
位置の後方の後側送り手段とよりなり、前側送り手段は
モータにより相互に反対方向に回転する上下一対の送り
ローラを相互に近接させた状態で配設すると共にこれら
の送りローラ間の間隙には回転自在のサイドローラを側
方より臨ませ、該サイドローラをばねにより常時送りロ
ーラ間の間隙方向に押圧させ、テープ巻きした電線を上
下の送りローラとサイドローラとの間に挟持させた状態
で送るようにしてなり、前記後側送り手段は位置を固定
した回転自在の溝付きリールよりなるものとする。（請
求項２）
巻き付け位置の前方の前側送り手段と該テープ巻き付け
位置の後方の後側送り手段とよりなり、前側送り手段は
モータにより相互に反対方向に回転する上下一対の送り
ローラを相互に近接させた状態で配設すると共にこれら
の送りローラ間の間隙には回転自在のサイドローラを側
方より臨ませ、該サイドローラをばねにより常時送りロ
ーラ間の間隙方向に押圧させ、テープ巻きした電線を上
下の送りローラとサイドローラとの間に挟持させた状態
で送るようにしてなり、前記後側送り手段は位置を固定
した回転自在の溝付きリールよりなるものとする。（請
求項２）
【０００６】前記前側送り手段における上側の送りロー
ラは上下の送りローラ間の間隔がサイドローラ側が大き
くなるように傾斜させるものとする。（請求項３）
ラは上下の送りローラ間の間隔がサイドローラ側が大き
くなるように傾斜させるものとする。（請求項３）
【０００７】
［請求項１の電線のテープ巻き結束装置］請求項１のテ
ープ巻き結束装置においては、電線送り手段により直線
的に送られる複数本の電線に対し、テープ巻き手段にお
けるテープ繰り出しリールは接着テープを斜め後方から
繰り出しつつ電線を中心として電線の周囲を回転する。
従って、これら複数本の電線が前方に送られるにつれて
該電線の周囲には接着テープが螺旋状に巻き付けられ、
これにより複数本の電線は結束される。電線送り手段が
複数本の電線を一定の速さで送ると共にテープ巻き手段
におけるテープ繰り出しリールが電線の周囲を一定の速
さで回転するようにすれば、電線の周囲には接着テープ
が同一のピッチできれいに巻き付けられる。
ープ巻き結束装置においては、電線送り手段により直線
的に送られる複数本の電線に対し、テープ巻き手段にお
けるテープ繰り出しリールは接着テープを斜め後方から
繰り出しつつ電線を中心として電線の周囲を回転する。
従って、これら複数本の電線が前方に送られるにつれて
該電線の周囲には接着テープが螺旋状に巻き付けられ、
これにより複数本の電線は結束される。電線送り手段が
複数本の電線を一定の速さで送ると共にテープ巻き手段
におけるテープ繰り出しリールが電線の周囲を一定の速
さで回転するようにすれば、電線の周囲には接着テープ
が同一のピッチできれいに巻き付けられる。
【０００８】［請求項２の電線のテープ巻き結束装置］
請求項２のテープ巻き結束装置においては、電線は、電
線に対するテープ巻き付け位置の前方の前側送り手段と
該テープ巻き付け位置の後方の後側送り手段とより送ら
れる。前側送り手段においては、テープ巻きした電線は
上下の送りローラとサイドローラとの間に挟持されるの
であるが、上下の送りローラがモータにより相互に反対
方向に回転することにより該電線は前方に送られる。こ
のとき、サイドローラはばねにより常時送りローラ間の
間隙方向に押圧されているため、テープ巻きした電線は
該サイドローラにより上下の送りローラ間に押圧される
結果、該電線は滑ることなく上下の送りローラにより確
実に送られる。なお、後側送り手段は位置を固定した回
転自在の溝付きリールよりなるものであり、該リールの
溝によりテープ巻き前の電線を相互に密着させた状態で
整列させる働きをなす。
請求項２のテープ巻き結束装置においては、電線は、電
線に対するテープ巻き付け位置の前方の前側送り手段と
該テープ巻き付け位置の後方の後側送り手段とより送ら
れる。前側送り手段においては、テープ巻きした電線は
上下の送りローラとサイドローラとの間に挟持されるの
であるが、上下の送りローラがモータにより相互に反対
方向に回転することにより該電線は前方に送られる。こ
のとき、サイドローラはばねにより常時送りローラ間の
間隙方向に押圧されているため、テープ巻きした電線は
該サイドローラにより上下の送りローラ間に押圧される
結果、該電線は滑ることなく上下の送りローラにより確
実に送られる。なお、後側送り手段は位置を固定した回
転自在の溝付きリールよりなるものであり、該リールの
溝によりテープ巻き前の電線を相互に密着させた状態で
整列させる働きをなす。
【０００９】［請求項３の電線のテープ巻き結束装置］
請求項３のテープ巻き結束装置においては、前側送り手
段における上側の送りローラは上下の送りローラ間の間
隔がサイドローラ側が大きくなるように傾斜しているた
め、図４に示すように、上下の送りローラ間の間隙がサ
イドローラ側を開放した三角形状となる（図４の符号Ｂ
参照）。従って、サイドローラにより上下の送りローラ
間に押圧されるテープ巻きした電線はその太さの如何に
拘らず常に上下の送りローラに確実に接触し、これらの
ローラにより確実に送られる。
請求項３のテープ巻き結束装置においては、前側送り手
段における上側の送りローラは上下の送りローラ間の間
隔がサイドローラ側が大きくなるように傾斜しているた
め、図４に示すように、上下の送りローラ間の間隙がサ
イドローラ側を開放した三角形状となる（図４の符号Ｂ
参照）。従って、サイドローラにより上下の送りローラ
間に押圧されるテープ巻きした電線はその太さの如何に
拘らず常に上下の送りローラに確実に接触し、これらの
ローラにより確実に送られる。
【００１０】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。符号１に示すものは電線のテープ巻き結束装置
における基台である。基台１上には複数本の電線３、３
・・・を直線的に送る電線送り手段５と該電線送り手段
５により送られる電線３、３・・・に接着テープ７を螺
旋状に巻き付けるテープ巻き手段９とを備えさせる。
明する。符号１に示すものは電線のテープ巻き結束装置
における基台である。基台１上には複数本の電線３、３
・・・を直線的に送る電線送り手段５と該電線送り手段
５により送られる電線３、３・・・に接着テープ７を螺
旋状に巻き付けるテープ巻き手段９とを備えさせる。
【００１１】電線送り手段５は、電線３、３・・・に対
するテープ巻き付け位置Ａ（図１参照）の前方の前側送
り手段１１と該テープ巻き付け位置Ａの後方の後側送り
手段１３とよりなる。前側送り手段１１はモータ１５に
より相互に反対方向に回転する上下一対の送りローラ１
７、１９を相互に近接させた状態で配設すると共にこれ
らの送りローラ１７、１９間の間隙には回転自在のサイ
ドローラ２１を側方より臨ませてなるものである。上下
一対の送りローラ１７、１９をモータ１５により相互に
反対方向に回転させるに当っては、一例として図４に示
すように、下側の送りローラ１９の軸２３をベルト等の
伝動手段２５を介してモータ１５により回転させると共
に下側の送りローラ１９の軸２３に歯車２７を取り付
け、上側の送りローラ１７の軸２９には該歯車２７に対
応する歯車３１を取り付け、これらの両歯車２７、３１
を相互に噛合させる。図示の事例における上下の送りロ
ーラ１７、１９はそれぞれゴムタイヤである。一方、サ
イドローラ２１はばね３３により常時送りローラ１７、
１９間の間隙方向に押圧させるようになし、テープ巻き
した電線３’を上下の送りローラ１７、１９とサイドロ
ーラ２１との間に挟持させた状態で送るようにする。サ
イドローラ２１をばね３３により常時送りローラ１７、
１９間の間隙方向に押圧させるようにするに当っては、
一例として図４に示すように、サイドローラ２１を回転
自在に支持する支持アーム３５を基台１上方に回動軸３
６を介して回動自在に配設すると共に該支持アーム３５
に固定したばね係止部３７と基台１との間にばね３３を
取り付ける。また、前記後側送り手段１３は位置を固定
した回転自在の溝付きリールよりなるものとする。即
ち、後側送り手段１３は周縁に電線３に対応する溝１３
ａを備えたリールとし、該リールを後述する回転環の支
持体に取付アーム１３ｂを介して取り付ける。
するテープ巻き付け位置Ａ（図１参照）の前方の前側送
り手段１１と該テープ巻き付け位置Ａの後方の後側送り
手段１３とよりなる。前側送り手段１１はモータ１５に
より相互に反対方向に回転する上下一対の送りローラ１
７、１９を相互に近接させた状態で配設すると共にこれ
らの送りローラ１７、１９間の間隙には回転自在のサイ
ドローラ２１を側方より臨ませてなるものである。上下
一対の送りローラ１７、１９をモータ１５により相互に
反対方向に回転させるに当っては、一例として図４に示
すように、下側の送りローラ１９の軸２３をベルト等の
伝動手段２５を介してモータ１５により回転させると共
に下側の送りローラ１９の軸２３に歯車２７を取り付
け、上側の送りローラ１７の軸２９には該歯車２７に対
応する歯車３１を取り付け、これらの両歯車２７、３１
を相互に噛合させる。図示の事例における上下の送りロ
ーラ１７、１９はそれぞれゴムタイヤである。一方、サ
イドローラ２１はばね３３により常時送りローラ１７、
１９間の間隙方向に押圧させるようになし、テープ巻き
した電線３’を上下の送りローラ１７、１９とサイドロ
ーラ２１との間に挟持させた状態で送るようにする。サ
イドローラ２１をばね３３により常時送りローラ１７、
１９間の間隙方向に押圧させるようにするに当っては、
一例として図４に示すように、サイドローラ２１を回転
自在に支持する支持アーム３５を基台１上方に回動軸３
６を介して回動自在に配設すると共に該支持アーム３５
に固定したばね係止部３７と基台１との間にばね３３を
取り付ける。また、前記後側送り手段１３は位置を固定
した回転自在の溝付きリールよりなるものとする。即
ち、後側送り手段１３は周縁に電線３に対応する溝１３
ａを備えたリールとし、該リールを後述する回転環の支
持体に取付アーム１３ｂを介して取り付ける。
【００１２】前記前側送り手段１１における上側の送り
ローラ１７は上下の送りローラ１７、１９間の間隔がサ
イドローラ２１側が大きくなるように傾斜させるのが望
ましい。この場合、上下の各送りローラ１７、１９の周
面はそれぞれ中央の平坦部１７ａ（１９ａ）と該平坦部
１７ａ（１９ａ）の両側の傾斜部１７ｂ、１７ｂ（１９
ｂ、１９ｂ）とにより構成するのが望ましい。上側の送
りローラ１７を上下の送りローラ１７、１９間の間隔が
サイドローラ２１側が大きくなるように傾斜させるに当
っては、一例として図４に示すように、上側の送りロー
ラ１７の軸２９を２分割し、これらを自在継手３９を介
して相互に連結する。符号４１は軸受けである。
ローラ１７は上下の送りローラ１７、１９間の間隔がサ
イドローラ２１側が大きくなるように傾斜させるのが望
ましい。この場合、上下の各送りローラ１７、１９の周
面はそれぞれ中央の平坦部１７ａ（１９ａ）と該平坦部
１７ａ（１９ａ）の両側の傾斜部１７ｂ、１７ｂ（１９
ｂ、１９ｂ）とにより構成するのが望ましい。上側の送
りローラ１７を上下の送りローラ１７、１９間の間隔が
サイドローラ２１側が大きくなるように傾斜させるに当
っては、一例として図４に示すように、上側の送りロー
ラ１７の軸２９を２分割し、これらを自在継手３９を介
して相互に連結する。符号４１は軸受けである。
【００１３】前記テープ巻き手段９は電線３、３・・・
に接着テープ７を斜め後方から繰り出すテープ繰り出し
リール５１を電線３、３・・・を中心として電線３、３
・・・の周囲を回転させるようにしてなるものである。
テープ繰り出しリール５１を電線３、３・・・を中心と
して電線３、３・・・の周囲を回転させるようにするに
当っては、基台１上に固定した支持体５３に複数のロー
ラ５５、５５・・・を介して回転環５７を回転自在に支
持させ、該回転環５７をベルト等の伝動手段５９を介し
てモータ６１に連結し、電線３、３・・・を該回転環５
７の中心を貫通させるようになし、テープ繰り出しリー
ル５１をアーム６３を介して回転環５７に固定する。符
号６０はモータ６１のプーリである。例えば該プーリ６
１を別の大きさのものに変えたときには、回転環５７の
回転速度が変るため、テープ巻きのピッチが変ることに
なる。テープ繰り出しリール５１は、電線３、３・・・
に接着テープ７を斜め後方から繰り出すようにするため
に、電線３、３・・・の方向に向いた状態で回転環５７
に取り付ける。
に接着テープ７を斜め後方から繰り出すテープ繰り出し
リール５１を電線３、３・・・を中心として電線３、３
・・・の周囲を回転させるようにしてなるものである。
テープ繰り出しリール５１を電線３、３・・・を中心と
して電線３、３・・・の周囲を回転させるようにするに
当っては、基台１上に固定した支持体５３に複数のロー
ラ５５、５５・・・を介して回転環５７を回転自在に支
持させ、該回転環５７をベルト等の伝動手段５９を介し
てモータ６１に連結し、電線３、３・・・を該回転環５
７の中心を貫通させるようになし、テープ繰り出しリー
ル５１をアーム６３を介して回転環５７に固定する。符
号６０はモータ６１のプーリである。例えば該プーリ６
１を別の大きさのものに変えたときには、回転環５７の
回転速度が変るため、テープ巻きのピッチが変ることに
なる。テープ繰り出しリール５１は、電線３、３・・・
に接着テープ７を斜め後方から繰り出すようにするため
に、電線３、３・・・の方向に向いた状態で回転環５７
に取り付ける。
【００１４】
［請求項１の電線のテープ巻き結束装置］以上説明した
ように、請求項１の電線のテープ巻き結束装置によれ
ば、複数本の電線を螺旋状にテープ巻きすることにより
結束する作業は自動的に行なわれるため、この作業は未
熟練者でも容易に行なうことが可能であり、未熟練者と
いえども複数本の電線に接着テープを同一のピッチでき
れいに且つ能率良く巻き付けることができる。
ように、請求項１の電線のテープ巻き結束装置によれ
ば、複数本の電線を螺旋状にテープ巻きすることにより
結束する作業は自動的に行なわれるため、この作業は未
熟練者でも容易に行なうことが可能であり、未熟練者と
いえども複数本の電線に接着テープを同一のピッチでき
れいに且つ能率良く巻き付けることができる。
【００１５】［請求項２の電線のテープ巻き結束装置］
請求項２のテープ巻き結束装置においては、後側送り手
段におけるリールの溝により、テープ巻き前の電線は相
互に密着した状態で整列する。前側送り手段において
は、テープ巻きした電線はサイドローラにより上下の送
りローラ間に押圧される結果、該電線は滑ることなく上
下の送りローラに挟持された状態で確実に送られる。
請求項２のテープ巻き結束装置においては、後側送り手
段におけるリールの溝により、テープ巻き前の電線は相
互に密着した状態で整列する。前側送り手段において
は、テープ巻きした電線はサイドローラにより上下の送
りローラ間に押圧される結果、該電線は滑ることなく上
下の送りローラに挟持された状態で確実に送られる。
【００１６】［請求項３の電線のテープ巻き結束装置］
請求項３のテープ巻き結束装置においては、前側送り手
段における上側の送りローラは上下の送りローラ間の間
隔がサイドローラ側が大きくなるように傾斜しているた
め、上下の送りローラ間の間隙がサイドローラ側を開放
した三角形状となる。従って、サイドローラにより上下
の送りローラ間に押圧されるテープ巻きした電線はその
太さの如何に拘らず常に上下の送りローラに確実に接触
し、これらのローラにより確実に送られる。
請求項３のテープ巻き結束装置においては、前側送り手
段における上側の送りローラは上下の送りローラ間の間
隔がサイドローラ側が大きくなるように傾斜しているた
め、上下の送りローラ間の間隙がサイドローラ側を開放
した三角形状となる。従って、サイドローラにより上下
の送りローラ間に押圧されるテープ巻きした電線はその
太さの如何に拘らず常に上下の送りローラに確実に接触
し、これらのローラにより確実に送られる。
【図１】本発明による電線のテープ巻き結束装置の一例
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図２】同上装置の側面図である。
【図３】図１のＩＩＩ−ＩＩＩ線における断面図であ
る。
る。
【図４】同上装置の正面図である。
１ 基台 ３ 電線 ３’ テープ巻きした電線 ５ 電線送り手段 ７ 接着テープ ９ テープ巻き手段 １１ 前側送り手段 １３ 後側送り手段 １３ａ 溝 １３ｂ 取付アーム １５ モータ １７ 送りローラ １７ａ 平坦部 １７ｂ 傾斜部 １９ 送りローラ １９ａ 平坦部 １９ｂ 傾斜部 ２１ サイドローラ ２３ 軸 ２５ 伝動手段 ２７ 歯車 ２９ 軸 ３１ 歯車 ３３ ばね ３５ 支持アーム ３６ 回動軸 ３７ ばね係止部 ３９ 自在継手 ５１ テープ繰り出しリール ５３ 支持体 ５５ ローラ ５７ 回転環 ５９ 伝動手段 ６０ プーリ ６１ モータ ６３ アーム
Claims (3)
- 【請求項１】 複数本の電線を直線的に送る電線送り手
段と該電線送り手段により送られる電線に接着テープを
螺旋状に巻き付けるテープ巻き手段とを備え、該テープ
巻き手段は電線に接着テープを斜め後方から繰り出すテ
ープ繰り出しリールを電線を中心として電線の周囲を回
転させるようにしてなることを特徴とする電線のテープ
巻き結束装置。 - 【請求項２】 前記電線送り手段は、電線に対するテー
プ巻き付け位置の前方の前側送り手段と該テープ巻き付
け位置の後方の後側送り手段とよりなり、前側送り手段
はモータにより相互に反対方向に回転する上下一対の送
りローラを相互に近接させた状態で配設すると共にこれ
らの送りローラ間の間隙には回転自在のサイドローラを
側方より臨ませ、該サイドローラをばねにより常時送り
ローラ間の間隙方向に押圧させ、テープ巻きした電線を
上下の送りローラとサイドローラとの間に挟持させた状
態で送るようにしてなり、前記後側送り手段は位置を固
定した回転自在の溝付きリールよりなることを特徴とす
る請求項１の電線のテープ巻き結束装置。 - 【請求項３】 前記前側送り手段における上側の送りロ
ーラは上下の送りローラ間の間隔がサイドローラ側が大
きくなるように傾斜させたことを特徴とする請求項２の
電線のテープ巻き結束装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12299294A JPH07304571A (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 電線のテープ巻き結束装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12299294A JPH07304571A (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 電線のテープ巻き結束装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07304571A true JPH07304571A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14849610
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12299294A Pending JPH07304571A (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 電線のテープ巻き結束装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07304571A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010026196A (ja) * | 2008-07-18 | 2010-02-04 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光ファイバユニット |
| CN110767378A (zh) * | 2019-11-04 | 2020-02-07 | 安徽华上电缆科技有限公司 | 一种矿用屏蔽通信电缆绕包机 |
| CN111284749A (zh) * | 2020-03-31 | 2020-06-16 | 郑州工程技术学院 | 一种电线缠绕装置 |
| KR20200089907A (ko) * | 2019-01-18 | 2020-07-28 | 서두옥 | 케이블 피복장치 |
| CN111498583A (zh) * | 2020-05-26 | 2020-08-07 | 江苏安澜万锦电子股份有限公司 | 一种双排多头铜箔绕带装置 |
| CN114007970A (zh) * | 2019-06-28 | 2022-02-01 | 萩原康史 | 胶带缠绕机 |
-
1994
- 1994-05-11 JP JP12299294A patent/JPH07304571A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010026196A (ja) * | 2008-07-18 | 2010-02-04 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光ファイバユニット |
| KR20200089907A (ko) * | 2019-01-18 | 2020-07-28 | 서두옥 | 케이블 피복장치 |
| CN114007970A (zh) * | 2019-06-28 | 2022-02-01 | 萩原康史 | 胶带缠绕机 |
| CN114007970B (zh) * | 2019-06-28 | 2024-03-22 | 萩原康史 | 胶带缠绕机 |
| CN110767378A (zh) * | 2019-11-04 | 2020-02-07 | 安徽华上电缆科技有限公司 | 一种矿用屏蔽通信电缆绕包机 |
| CN111284749A (zh) * | 2020-03-31 | 2020-06-16 | 郑州工程技术学院 | 一种电线缠绕装置 |
| CN111284749B (zh) * | 2020-03-31 | 2021-08-03 | 郑州工程技术学院 | 一种电线缠绕装置 |
| CN111498583A (zh) * | 2020-05-26 | 2020-08-07 | 江苏安澜万锦电子股份有限公司 | 一种双排多头铜箔绕带装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20240166467A1 (en) | Automatic cut and transfer coiler and or spooler | |
| JPH07304571A (ja) | 電線のテープ巻き結束装置 | |
| CN109677972A (zh) | 换卷机构 | |
| US2213703A (en) | Cable-making apparatus | |
| CN216389057U (zh) | 一种铜线包胶机构 | |
| JPS5823728B2 (ja) | トロイダル巻線装置 | |
| CN111790858B (zh) | 一种用于线束的转料机构 | |
| JPH07237827A (ja) | 自動束ね線テープ巻き装置 | |
| JPH07121733B2 (ja) | 結束装置 | |
| US2433112A (en) | Potentiometer winding device | |
| JP3966675B2 (ja) | テープ巻き装置 | |
| EP0966005A3 (en) | Coil winding apparatus | |
| JPH1147933A (ja) | 溶接ワイヤ送給装置 | |
| AU723020B2 (en) | Dual drum capstan | |
| CN218333272U (zh) | 一种带有防绕包起皱结构的微晶云母带绕包机 | |
| JPS6131022B2 (ja) | ||
| JP2677044B2 (ja) | 連続自動ボビン巻き用上端末長調整装置 | |
| CN216836546U (zh) | 一种主动绕线装置 | |
| JPH0218033Y2 (ja) | ||
| JPH0457717A (ja) | 結束線スパイラルテーピング機 | |
| KR100265243B1 (ko) | 전선용도체의외주가압장치 | |
| JPS5848297Y2 (ja) | テ−プ巻付機 | |
| JPS62264007A (ja) | 架空線巻付型光フアイバケ−ブルの架設方法 | |
| JP2539645B2 (ja) | ケ―ブル撚戻装置 | |
| JP2000168712A (ja) | 長尺物の包装装置 |