JP2000168712A - 長尺物の包装装置 - Google Patents

長尺物の包装装置

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JP2000168712A
JP2000168712A JP10348845A JP34884598A JP2000168712A JP 2000168712 A JP2000168712 A JP 2000168712A JP 10348845 A JP10348845 A JP 10348845A JP 34884598 A JP34884598 A JP 34884598A JP 2000168712 A JP2000168712 A JP 2000168712A
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JP
Japan
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packaging
long object
roll holding
long
long item
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JP10348845A
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English (en)
Inventor
Saburo Noda
三郎 野田
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CHIYUURIYOU KOKI TEKUNIKA KK
Original Assignee
CHIYUURIYOU KOKI TEKUNIKA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成が簡素で簡易性の高い長尺物の包装装置
を得る。 【解決手段】 柱材等の長尺物1をほぼ水平方向に所定
の速度で送る搬送機構と、搬送機構によって送られる長
尺物1がほぼ中心部を通過し、所定の回転速度で回転す
るリング状の回転ホイール3と、回転ホイール3の長尺
物1の送り方向においてアーム状に突出し、回転ホイー
ル3とともに回動して長尺物1の回りを周回する包装ロ
ール保持部22とを備え、包装ロール保持部22に適度
な回転抵抗をもって保持させた包装ロール28から包装
材を包装ロール保持部22の回動により繰り出しなが
ら、所定のリードをもって、送られてくる長尺物1の外
周を連続的に被覆するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長尺物の外周に包
装材をリードをもって被着させて長尺物を包装する長尺
物の包装装置に関し、特に建築用の柱材の包装に適した
長尺物の包装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築用の柱材は、搬送時や建築時にその
表面が汚損することを防ぐために薄手の包装紙が巻装さ
れる包装処置が施されることが多い。この包装は、被包
装物が長尺物であり重いことや、バンド掛けなど柱材を
少しでも傷付ける恐れのある手段は用いられないことが
他の一般的な包装とは若干異なる点である。従って、包
装形態自体は柱材の小口を除くほぼ全周面を包装紙等の
包装材でくるむといった簡単なもので、包装材の除去も
剥ぎ取るだけで済む。
【0003】そして、柱材にあっては被包装物が高価で
少しの傷も嫌われるため、その包装は、人手に頼ってい
ことが多い。その作業内容は、角材の搬送、包装材敷
き、包装材折り、張合わせといった工程で行なわれ、手
間が掛かり作業性の悪いものである。そこで、上記した
工程を機械化した包装装置が開発されている。これは、
搬送コンベアーで柱材を、給紙装置から包装紙を送り敷
込みながら、処理コンベアーに送り、ここでローラ付き
のシリンダを動かして、包装材折り工程と張合わせ工程
とを行なうように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の長
尺物の包装装置においては、装置が長大になるうえ、包
装材の長手方向の両端縁を柱材に沿って押付けながら包
む装置の構成が大変複雑になり、高価なうえ簡易性にも
欠けるといった問題点がある。
【0005】本発明は、上記した従来の問題点を解消す
るためになされたもので、その課題とするところは、構
成が簡素で簡易性の高い安価な長尺物の包装装置を得る
ことであり、その包装装置の性能の向上を推進すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に請求項1の発明は、被包装物である柱材等の長尺物を
ほぼ水平方向に所定の速度で送る搬送機構と、搬送機構
によって送られる長尺物がほぼ中心部を通過し、所定の
回転速度で回転するリング状の回転ホイールと、回転ホ
イールの長尺物の送り方向においてアーム状に突出し、
同回転ホイールとともに回動して長尺物の回りを周回す
る包装ロール保持部とを備え、包装ロール保持部に適度
な回転抵抗をもって保持させた包装ロールから包装材を
包装ロール保持部の回動により繰り出しながら、所定の
リードをもって、送られてくる長尺物の外周を連続的に
被覆するように構成する手段を採用する。
【0007】請求項1の発明においては、搬送機構によ
ってほぼ水平方向に送られてくる長尺物の小口側の端に
包装ロール保持部の包装材の端を止め、回転ホイールを
回転させれば、包装ロール保持部が長尺物の回りを周回
していき、包装材を繰り出しながら、所定のリードをも
って、送られてくる長尺物の外周を連続的に包装材によ
って被覆することができる。
【0008】前記課題を達成するために請求項2の発明
は、請求項1に係る前記手段における包装ロール保持部
に長尺物の送り方向に対する首振り角度を付ける手段を
採用する。
【0009】請求項2の発明においては、幅のある包装
材を皺を作らずに長尺物の外周にリードをもって被着す
ることができる。
【0010】前記課題を達成するために請求項3の発明
は、請求項1又は請求項2のいずれかに係る前記手段に
おける包装ロール保持部にその回動方向に対する首振り
角度を付ける手段を採用する。
【0011】請求項3の発明においては、幅のある包装
材を長尺物の外周に弛みなく被着させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1〜図3によって示すこの本実施
の形態は、建築用の柱材等の長尺物1の外周に包装材を
長手方向にリードをもって被着させて長尺物1を包装す
る包装装置に関するものである。この包装装置は、基台
2に長尺物1をほぼ水平方向に所定の速度で送る搬送機
構と、搬送機構によって送られる長尺物1がほぼ中心部
を通過し、所定の回転速度で回転するリング状の回転ホ
イール3とを備えている。搬送機構は駆動部と、この駆
動部により回転する複数の送りローラ4よりなり、送り
ローラ4は基台2上にほぼ水平方向に並列に上下方向の
位置調節可能に装架されている。
【0013】駆動部は、モータ5とこのモータ5の回転
軸に装着された駆動プーリ6の回転を各送りローラ4に
伝達する動力伝達系とからなる。動力伝達系は、歯車機
構等でも良いが、図示のように歯付プーリ7と歯付ベル
ト8による構成の方が、送りローラ4の位置調節がし易
く好適である。歯付プーリ7は各送りローラ4の一端に
装着され、歯付ベルト8によって、一方向に回転する。
歯付ベルト8には図2に示すようにテンションプーリ9
により適当な緊張が付与されている。送りローラ4の間
の基台2の両側には、長尺物1を送りローラ4の送り方
向(図2の矢印方向)におけるほぼ中心に保持する保持
ローラ10が送り方向に間隔をおいて二個ずつ設けられ
ている。二個一組の保持ローラ10は、支持脚11上に
水平面内で回転できるように支承され、支持脚11の基
台2への取付部12の調節により対向する保持ローラ1
0間の間隔が調節できるように構成されている。
【0014】モータ5は、インバータ回路を組込んだリ
モートコントローラ13により運転/停止及び回転速度
が制御される。回転ホイール3はその回転中心を送り方
向の中心線上にして、基台2の一端に立設された中央に
丸穴を有する支持プレート14の外側面に回転可能に支
持されている。回転ホイール3の支持は、回転ホイール
3の外周に設けられた一連のリング溝15の円周上の数
箇所を、支持プレート14から突出した支持腕16の端
に回転可能に枢支された押えローラ17により押え付け
ることにより行なわれている。回転ホイール3の支持プ
レート14側には同心状にリング歯車18が固着されて
いる。このリング歯車18にはモータ5の回転を伝える
歯車機構の歯車19が噛み合わされ、この歯車19の回
転により回転ホイール3が一方向へ所定の速度で回転す
る。なお、歯車機構は、モータ5の回転軸端に装着され
た傘歯車20とこの傘歯車20に噛み合った従動側の傘
歯車21とこの傘歯車21と軸連結した歯車19とによ
り構成されている。
【0015】この回転ホイール3の送り方向の外面に
は、図1に示すように送り方向に向ってアーム状に突出
し、回転ホイール3と一体になって回動する包装ロール
保持部22が装着されている。包装ロール保持部22は
図3に示すように、支持部23に片持ち支持された支持
棒に二個のフランジ24を挿通してなり、基部側のフラ
ンジ24と支持部23との間にはコイルスプリング25
が装着されている。支持部23は支持棒を片持ち支持す
るとともに、送り方向に対する首振り角度θと、回動方
向に対する首振り角度を付けている。首振り角度θは蝶
番構造の支持部23のねじ26による開度調節により、
回動方向の首振り角度は支持部23の回転ホイール3へ
の固定ねじ27の締め位置の調節によってそれぞれ調節
することができる。
【0016】上記構成の包装装置によって例えば建築用
の110mm角の柱材を包装する場合、まず、包装ロー
ル保持部22の二個のフランジ24間に、幅24mm
(これより小幅のことも大幅のこともある)の薄紙等か
らなる包装材をロール巻にした包装ロール28を支持棒
に挿通させて保持させる。包装ロール28はコイルスプ
リング25の押圧をフランジ24を介して受け、適度な
回転抵抗が付与される。首振り角度θと首振り角度とを
適宜調節しておいて、予め回転ホイール3の中心に柱材
の中心がほぼ一致するように調節した搬送機構の送りロ
ーラ4と、保持ローラ10とによる搬送部分に柱材を載
せ、スイッチをオンしてモータ5を駆動させ、柱材を搬
送機構によりその小口側が包装ロール保持部22の先端
部に至るまで搬送し、一旦モータ5を停止する。
【0017】この後、包装ロール保持部22から包装ロ
ール28の包装材を引き出し、その端を柱材の小口側の
端部外周に巻きテープ等により止めておく、この状態で
包装材が捩りを持つようなら首振り角度θを調節して直
しておく。また、送り出し側にも柱材を水平状に保持す
るローラコンベア等(図示しない)を備えておくとよ
い。こうしておいて、モータ5を駆動させると、包装ロ
ール保持部22に適度な回転抵抗をもって保持されてい
る包装ロール28から包装材が包装ロール保持部22の
柱材の外周への周回とともに繰り出されながら、柱材の
搬送とともに所定のリードをもって連続的に柱材の外周
に被着されていく。
【0018】柱材の端部が包装ロール保持部22の基部
付近になったらスイッチをオフして停止させ、余分な包
装材を切断して柱材に端を止めれば、柱材の包装が完了
する。同一寸法の柱材の包装では、そのまま上記した操
作を繰り返せばよい。寸法が異なる場合には送りローラ
4及び保持ローラ10の位置を調節する。包装材は包装
ロール保持部22に首振り角度θがあるため、幅のある
包装材でも皺にならずに綺麗に巻付けていくことがで
き、また、回動方向にも首振り角度があるため幅のある
包装材でも柱材の外周に弛みなく巻着させていくことが
できる。このようにこの長尺物の包装装置は、構成が簡
素で全長も短くコンパクトで簡易性が高く、安価に製造
することができる。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、構成が簡素で
簡易性の高い安価な長尺物の包装装置が得られる。
【0020】請求項2の発明によれば、請求項1に係る
前記効果とともに幅のある包装材を皺を作らずに長尺物
の外周にリードをもって被着させることができる。
【0021】請求項3の発明によれば、幅のある包装材
を長尺物の外周に弛みなく被着させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の包装装置の正面図である。
【図2】実施の形態の包装装置を包装ロール保持部を除
いて示す一部破断側面図である。
【図3】実施の形態の包装装置の包装ロール保持部の構
成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 長尺物、 3 回転ホイール、 4 送りローラ、
22 包装ロール保持部、 28 包装ロール、 θ
送り方向の首振り角度。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被包装物である柱材等の長尺物をほぼ水
    平方向に所定の速度で送る搬送機構と、この搬送機構に
    よって送られる前記長尺物がほぼ中心部を通過し、所定
    の回転速度で回転するリング状の回転ホイールと、この
    回転ホイールの前記長尺物の送り方向においてアーム状
    に突出し、同回転ホイールとともに回動して前記長尺物
    の回りを周回する包装ロール保持部とを備え、前記包装
    ロール保持部に適度な回転抵抗をもって保持させた包装
    ロールから包装材を前記包装ロール保持部の回動により
    繰り出しながら、所定のリードをもって、送られてくる
    前記長尺物の外周を連続的に被覆するように構成した長
    尺物の包装装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の長尺物の包装装置であ
    って、包装ロール保持部に長尺物の送り方向に対する首
    振り角度を付けた長尺物の包装装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2のいずれかに記載
    の長尺物の包装装置であって、包装ロール保持部にその
    回動方向に対する首振り角度を付けた長尺物の包装装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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