JPH0730426Y2 - シートのパワー回転機構 - Google Patents

シートのパワー回転機構

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JPH0730426Y2
JPH0730426Y2 JP1990069801U JP6980190U JPH0730426Y2 JP H0730426 Y2 JPH0730426 Y2 JP H0730426Y2 JP 1990069801 U JP1990069801 U JP 1990069801U JP 6980190 U JP6980190 U JP 6980190U JP H0730426 Y2 JPH0730426 Y2 JP H0730426Y2
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    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60N2/02246Electric motors therefor

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  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、モータの駆動により、回転軸を中心とし
て、シートが通常着座位置と乗降位置との間、または、
通常着座位置と対面着座位置との間で回動されるシート
のパワー回転機構に関する。
〔従来の技術〕
たとえば、車両等のシートにおいては、モータの駆動制
御によって、シートを回動させて、シートの向きを変更
するパワー回転機構が知られている。パワー回転機構
は、フロントシートや多目的自動車等のセカンドシー
ト、サードシート等に広く装着され、回転軸を中心とし
て、シートが通常着座位置と乗降位置との間、または、
通常着座位置と対面着座位置との間で回動するように構
成されている。
このようなパワー回転機構は、たとえば、シート側に取
付けられるアッパープレートと、車床側に取付けられる
ロアプレートとを備え、アッパープレートが、回転軸に
よって、ロアプレートに対して回動可能に連結されてい
る。そして、モータの駆動によって、アッパープレート
が、シートとともに回転軸を中心として回動される。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、公知のパワー回転機構は、たとえば、平歯車
等よりなる伝達手段を備え、伝達手段によって、モータ
の回転速度を、シートの回動に適した速度まで減速しな
がら伝達するように構成されている。
しかしながら、公知のパワー回転機構においては、モー
タに大きな負荷が作用するため、モータの回転速度、回
転トルクは、比較的大きく設定される。つまり、平歯車
等の歯車からなる伝達手段によって、大きく減速しなが
ら、モータの回転速度をアッパープレートに伝達しなけ
ればならない。そのため、歯車の組合せが煩雑化すると
ともに、歯車の大型化、多段化が必要となる。従って、
伝達手段、つまりは、パワー回転機構自体の大型化、お
よび、構成の複雑化は避けられない。
また、平歯車等の組合せによる伝達手段においては、モ
ータの回転の確実な伝達をはかるとともに、パワー回転
機構、シート等のガタつきを抑制するため、歯車の組立
て作業に高い精度が要求される。そのため、伝達手段の
組立て作業工程が煩雑化し、作業性の低下は避けられな
い。
この考案は、構成の簡単化、および、作業性の向上のは
かられるシートのパワー回転機構の提供を目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために、この考案によれば、アッパ
ープレート、ロアプレートが中空部を有して折曲成形さ
れ、大径筒体、小径筒体からなる回転軸によって回動可
能に連結されている。そして、アッパープレート、ロア
プレートのいずれか一方の中空部内に、モータに連動可
能に連結されたリードスクリューが配設されている。
また、延出ピンを有するナットが、リードスクリューに
螺合されるとともに、ナットの延出ピンが遊挿され、リ
ードスクリューの回転に伴う、軸線方向へのナットの移
動を許容するガイド孔がアッパープレート、ロアプレー
トのいずれか一方に設けられている。
そして、ガイド孔を介して延出したナットの延出ピンの
遊挿可能な長孔の形成されたスペーサが、アッパープレ
ート、ロアプレート間で、いずれか他方に固着されてい
る。
〔作用〕
このような構成では、アッパープレート、ロアプレート
のいずれか一方に配設されたリードスクリューの回転に
伴い、ナットがガイド孔に沿って移動し、ナットの移動
がアッパープレート、ロアプレートの他方に伝達され
て、アッパープレートが回転軸を中心として、ロアプレ
ートに対して回動される。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながらこの考案の実施例について詳
細に説明する。
第1図、第2図に示すように、この考案に係るシートの
パワー回転機構10は、大径筒体12と、大径筒体内に遊挿
可能な小径筒体14との組合せからなる回転軸16を備え、
回転軸を中心として、アッパープレート18がロアプレー
ト20に対して回動可能に構成されている。
第1図、第3図に示すように、アッパープレート18、ロ
アプレート20は、たとえば、中空部22,24を有するほぼ
同一の形状にそれぞれ折曲成形され、各中空部間を不連
続とする略H形状に組合わされている。
たとえば、回転軸の大径筒体12の上端は、第1図、第4
図に示すように、ロアプレートの挿通孔26に嵌合され、
中空部22内に下端が延出されている。また、たとえば、
ねじ部30を有する下端部をロアプレート側に延出するよ
うに、小径筒体14の上端が、アッパープレートの挿通孔
28に嵌合されている。そして、たとえば、スラストボー
ルベアリングからなる軸受32を介して、アッパープレー
トの小径筒体14がロアプレートの挿通孔26から大径筒体
12内に遊挿され、小径筒体下端のねじ部30にロックプレ
ート34を螺着することによって、小径筒体が大径筒体に
対して回転可能かつ離脱不能に取付けられる。
このような構成では、軸受32によって、アッパープレー
ト18が、安定した状態で支持されるとともに、アッパー
プレートのロアプレート20に対する円滑な回動が確実に
得られる。
そして、このようなパワー回転機構10においては、たと
えば、第3図に示すように、アッパープレート18がシー
ト36のシートクッション38の下面に固着されるととも
に、ロアプレート20がシートスライド装置40のアッパー
レール42の上面に固着されている。
なお、シートスライド装置40は、公知の構成とされ、こ
の考案の趣旨でないため、詳細には説明しない。また、
シートスライド装置40を介することなく、ロアプレート
20を車床に直接固定する構成としてもよい。
ここで、第2図を見るとわかるように、実施例において
は、回転軸16が、センター位置より後方(図の上方)か
つ右方に設けられている。このような構成のパワー回転
機構10は、一般に、ドライバーシートに装着される。
なお、実施例においては、軸受32として、スラストボー
ルベアリングを例示しているが、回転軸16の軸線方向の
荷重を受けるスラスト軸受であれば足りるため、これに
限定されず、スラストメタル等を利用する構成としても
よい。
ここで、この考案のシートのパワー回転機構10によれ
ば、モータ44に連動可能に連結されるとともに、支持プ
レート46に一端の軸支されたリードスクリュー48が、モ
ータ、支持プレートとともに、たとえば、ロアプレート
20の中空部24内に配設されている。モータ44として、た
とえば、DCギヤードモータが利用でき、モータは、着座
者の操作可能な位置に設けられたスイッチ手段(図示し
ない)によって駆動制御可能に構成される。
そして、リードスクリュー48にナット50が螺合されてい
る。ナット50は、たとえば、上方に延出した延出ピン52
を有して形成されている。
ここで、ナットの延出ピン52の遊挿可能な長孔状のガイ
ド孔54が、リードスクリュー48の軸線に沿ってロアプレ
ート20に形成され、延出ピンが、ガイド孔を介して、ロ
アプレートの上方に延出している。
このような構成では、延出ピン52とガイド孔54の長手方
向の縁との係止によって、リードスクリュー48に伴うナ
ット50の回転が阻止されるため、リードスクリューが回
転すると、ナットは、たとえば、ガイド孔に沿って、リ
ードスクリューの軸線方向に直線的に移動される。
また、第1図に示すように、ロアプレートのガイド孔54
から延出したナットの延出ピン52の遊挿可能な挿通孔56
が、ガイド孔と交差するように、アッパープレート18に
形成されている。
ここで、アッパープレートの挿通孔56と同形の挿通孔58
を有するスペーサ60が、アッパープレート18の下面に固
着され、ナットの延出ピン52が、スペーサの挿通孔58、
アッパープレートの挿通孔56を貫通して、アッパープレ
ートの中空部22内に延出している。そして、アッパープ
レート18の上方から、延出ピン52の上端のねじ部62に止
めナット64が螺着されている。なお、挿通孔56,58は、
挿通孔内での延出ピンの移動を許容する長孔となってい
る。
このような構成では、スペーサ60、止めナット64によっ
て、ナット50に対するアッパープレート18の上下動が規
制されるため、アッパープレートのガタつきが十分に防
止できる。
また、ロアプレート20に対するアッパープレート18の回
動範囲は、たとえば、ロアプレートの上面に固定された
一対のストッパ66によって限定されている。ストッパ66
は、たとえば、アッパープレート18のそれぞれの回動限
度位置において、スペーサ60に係止するように、ブラケ
ット68によってロアプレート20に固定されている。
ここで、ストッパ66は、たとえば、スペーサ60での押圧
によって弾性変形可能な弾性材から成形することが好ま
しい。このような、弾性材からなるストッパ66におい
て、アッパープレート18の回動限度位置に到達すると、
スペーサ60がストッパを押圧した状態で、アッパープレ
ートが停止される。このとき、弾性変形に伴うストッパ
66の復帰力はスペーサ60に作用し、ストッパの復帰力に
よって、アッパープレート18が押し戻される。しかし、
ナット60は、リードスクリュー48の回転以外においては
軸線方向に移動されないため、ナット50は移動されるこ
となく保持され、スペーサ60、アッパープレート18は、
弾性変形に伴うストッパ66の復帰力のもとで、ナットの
延出ピン52に押付けられる。そのため、アッパープレー
ト18の回動限度位置における、ロアプレート20に対する
アッパープレート18のガタつきが、十分に防止できる。
たとえば、第2図に示すように、シート36が前方(図の
下方)を向いた通常着座位置をアッパープレート18の初
期位置と仮定する。このような初期位置から、モータ44
を駆動し、リードスクリュー48を対応する方向に回転、
たとえば、正転させると、ナット50が、ガイド孔54に沿
って、リードスクリューの左方に移動する。そして、ナ
ット50の移動に伴なって、アッパープレート18が、回転
軸16を中心として、第2図に矢視するように、時計方向
に回動される。
そして、第5図に示すように、アッパープレート18が回
動限度位置に到達し、スペーサ60が対応する方向のスト
ッパ66を押圧変形させると、モータ44が停止し、ストッ
パの復帰力のもとでアッパープレートが保持されて、シ
ート36の乗降位置が設定される。
ここで、たとえば、リードスクリュー48の軸線方向への
ナット50の直線的な移動に対して、アッパープレート18
は、回転軸16を中心として回動するため、回転軸を対す
るナットの位置ずれが生じる。しかし、アッパープレー
ト18、スペーサ60の挿通孔56,58が長孔であるため、第
2図、第5図に示すように、ナットの延出ピン52が挿通
孔内を移動し、回転軸16に対するナット50の位置のずれ
が補償される。
また、第5図に示すシート36の乗降位置から、モータ44
を駆動し、リードスクリュー48を逆転させると、延出ピ
ン52が、アッパープレー18、スペーサ60の挿通孔56,58
内を移動しながら、ガイド孔54に沿ってリードスクリュ
ー48の右方に移動する。すると、アッパーレール18、つ
まり、シート36が、回転軸16を中心として、第5図に矢
視するように、反時計方向に回動される。
そして、第2図に示すように、アッパープレート18が回
動限度位置に到達し、スペーサ60が対応する方向のスト
ッパ66を押圧変形させると、モータ44が停止し、ストッ
パの復帰力のもとでアッパープレートが保持されて、シ
ート36が初期位置の通常着座位置に復帰される。
上記のように、この考案のシートのパワー回転機構10に
よれば、リードスクリュー48の回転に伴うナット50の移
動によって、モータ44の回転が、たとえば、減速した直
線運動に変換される。そして、ナット50の直線的な移動
によって、アッパープレート18、つまりは、シート36
が、回転軸16を中心として、ロアプレート20に対して回
動される。つまり、リードスクリュー48、ナット50の組
合わせにより、平歯車等を利用することなく、減速され
たモータ44の回転が、アッパープレート18に伝達され
る。そのため、パワー回転機構10の構成が簡素化し、パ
ワー回転機構の小形化が十分にはかられる。
また、リードスクリュー48にナット50を螺合し、ナット
の延出ピン52をガイド孔54、挿通孔56,58に貫通させれ
ばよいため、パワー回転機構10の組立て作業時に高い精
度が要求されない。そのため、組立て時の作業行程が簡
単化され、作業性の向上が十分にはかられる。
そして、ロアプレート20に対するアッパープレート18の
回動範囲を限定するストッパ66を弾性材から成形し、ス
ペーサ60の係止可能な位置に配設しているため、ストッ
パを弾性変形させた状態で、アッパープレート18の回動
が阻止される。つまり、ストッパ66の復帰力によって、
アッパープレート18が押し戻され、スペーサ60、アッパ
ープレートは、弾性変形に伴うストッパの復帰力のもと
で、ナットの延出ピン52に押付けられた状態で保持され
る。そのため、アッパープレート18の回動限度位置にお
ける、ロアプレート20に対するアッパープレート18のガ
タつきが、十分に防止できる。
実施例においては、たとえば、リードスクリュー48、ナ
ット50、ガイド孔54等をロアプレート20に配設し、挿通
孔58を有するスペーサ60がアッパープレート18に固定さ
れている。しかし、これとは逆に、リードスクリュー4
8、ナット50、ガイド孔54等をアッパープレート18に、
スペーサ60をロアプレート20にそれぞれ配設する構成と
してもよい。
また、実施例においては、スペーサ60は、アッパープレ
ート18と別体に成形されて、対応する位置に固着されて
いるが、これに限定されず、たとえば、アッパープレー
ト、ロアプレート20間の高さに応じて、アッパープレー
トの一部を下方に突出させる構成としてもよい。しか
し、実施例のように、別体のスペーサ60をアッパープレ
ート18に固着する構成では、ナットの延出ピン52が、ス
ペーサの挿通孔58の縁に面で接触するため、挿通孔内で
の延出ピンの移動が安定した状態で行なわれる。そのた
め、ロアプレート20に対するアッパープレート18の回転
の安定化がはかられるとともに、アッパープレート、つ
まりは、シート36のガタつきが確実に防止される。
更に、第2図においては、ドライバーシート用に、アッ
パープレート18、ロアプレート20のセンター位置より後
方かつ右方に回動軸16の配設されたパワー回転機構10を
例示している。しかし、回転軸16の位置は、第2図の位
置に限定されず、たとえば、センター位置より後方かつ
左方に回動軸16の配設された構成としてもよい。このよ
うに、センター位置より後方かつ左方に回動軸16の配設
されたパワー回転機構10は、たとえば、アシスタントシ
ート等に装着される。
また、回転軸16をセンター位置に設ける構成としてもよ
い。このような構成のパワー回転機構10は、たとえば、
通常着座位置と、通常着座位置から反転された対面位置
との間を回動可能とされ、多目的自動車のセカンドシー
ト、サードシート等のパワー回転機構として装着され
る。
なお、この考案のシートのパワー回転機構10は、自動車
等のシートに適するとはいえ、これに限定されず、たと
えば、電車、船舶、飛行機等のシートに応用してもよ
い。
上述した実施例は、この考案を説明するためのものであ
り、この考案を何等限定するものでなく、この考案の技
術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの考案
に包含されることはいうまでもない。
〔考案の効果〕
上記のように、この考案に係るシートのパワー回転機構
によれば、平歯車等を利用することなく、リードスクリ
ュー、ナットの組合わせによって、モータの回転が、減
速しながらシートに伝達される。そのため、構成が簡素
化され、パワー回転機構の小形化が十分にはかられる。
そして、リードスクリューにナットを螺合し、ナットの
延出ピンをガイド孔、挿通孔に貫通させればよいため、
パワー回転機構の組立て作業時に高い精度が要求されな
い。そのため、組立て時の作業行程が簡単化され、作業
性の向上が十分にはかられる。
そして、ロアプレートに対するアッパープレートの回動
範囲を限定するストッパを弾性材から成形し、スペーサ
に係止可能な位置に配設する構成では、ストッパを弾性
変形させた状態で、アッパープレートが停止、保持され
る。つまり、ストッパの復帰力がストッパに作用し、復
帰力のもとでスペーサ、アッパープレートがナトの延出
ピンに押付けられる。そのため、シートの通常着座位
置、乗降位置での、ロアプレートに対するアッパープレ
ートのガタつきが十分に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係るシートのパワー回転機構の分
解斜視図、 第2図、第5図は、通常着座位置、乗降位置における、
シートのパワー回転機構の各平面図、 第3図は、パワー回転機構の装着されたシートの概略斜
視図、 第4図は、第2図の線IV−IVに沿った断面図である。 10:シートのパワー回転機構、16:回転軸、18:アッパー
プレート、20:ロアプレート、36:シート、38:シートク
ッション、44:モータ、46:支持プレート、48:リードス
クリュー、50:ナット、52:延出ピン、54:ガイド孔、56,
58:挿通孔、60:スペーサ、66:ストッパ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アッパープレート、ロアプレートが、中空
    部を持つ形状にそれぞれ折曲成形されて上下に組合わさ
    れ、軸受を回りに配設した一対の大径筒体、小径筒体か
    らなる回転軸によって、回動可能に連結され、 モータに連動可能に連結されて、中空部内に配設された
    リードスクリューと;延出ピンを有して、リードスクリ
    ューに螺合されたナットと;ナットの延出ピンを遊挿
    し、リードスクリューの回転方向への回転を規制し、リ
    ードスクリューの回転に伴う、軸線方向へのナットの移
    動を許容するガイド孔と;が、いずれもアッパープレー
    ト、ロアプレートのいずれか一方に設けられるととも
    に、 ガイド孔を介して延出したナットの延出ピンの遊挿可能
    な挿通孔の形成されたスペーサが、アッパープレート、
    ロアプレート間で、いずれか他方に固着され、 リードスクリューの回転に伴う、ガイド孔に沿ったナッ
    トの移動によって、アッパープレートがロアプレートに
    対して、回転軸を中心として回動されるシートのパワー
    回転機構。
  2. 【請求項2】シートの回動範囲を限定する一対のストッ
    パが、アッパープレート、ロアプレート間のスペーサに
    係止可能な位置で、リードスクリューと同一のプレート
    に配設、固定されるとともに、 ストッパが、圧縮変形可能な弾性材から成形された請求
    項1記載のシートのパワー回転機構。
JP1990069801U 1990-06-30 1990-06-30 シートのパワー回転機構 Expired - Lifetime JPH0730426Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990069801U JPH0730426Y2 (ja) 1990-06-30 1990-06-30 シートのパワー回転機構

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Publication Number Publication Date
JPH0428127U JPH0428127U (ja) 1992-03-05
JPH0730426Y2 true JPH0730426Y2 (ja) 1995-07-12

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ID=31605419

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