JPH0730336U - フライホイルハウジングの換気装置 - Google Patents
フライホイルハウジングの換気装置Info
- Publication number
- JPH0730336U JPH0730336U JP6419893U JP6419893U JPH0730336U JP H0730336 U JPH0730336 U JP H0730336U JP 6419893 U JP6419893 U JP 6419893U JP 6419893 U JP6419893 U JP 6419893U JP H0730336 U JPH0730336 U JP H0730336U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flywheel
- inspection hole
- timing
- flywheel housing
- engine
- Prior art date
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- Pending
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- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジンの噴射タイミングを調整するために
フライホイルに刻設されたタイミングマ−クを点検する
点検孔を利用したフライホイルハウジング内の換気に関
する。 【構成】 エンジンの燃料噴射のタイミングを点検する
点検孔6の盲蓋に代えて、排出口8を形成したカバ−体
7を脱着可能に装着する。
フライホイルに刻設されたタイミングマ−クを点検する
点検孔を利用したフライホイルハウジング内の換気に関
する。 【構成】 エンジンの燃料噴射のタイミングを点検する
点検孔6の盲蓋に代えて、排出口8を形成したカバ−体
7を脱着可能に装着する。
Description
【0001】
この考案は、エンジンの噴射タイミングを調整するためにフライホイルに刻設 されたタイミングマ−クを点検する点検孔を利用したフライホイルハウジング内 の換気に関する。
【0002】
一般にデイ−ゼルエンジンの噴射のタイミングを合わせるために、図3に示す ように、フライホイルaには、基準になるピストンの上死点を示すタイミングマ −クbが打刻されており、タイミングを調整するときには、フライホイルハウジ ングcの点検孔dに被装している点検カバ−e(図4参照)を外し、フライホイ ルaに取り付けてあるリングギヤfをドライバで送りながらタイミングマ−クを 合わせるという作業を行う。
【0003】 上記点検孔cの点検カバ−dは、従来単なる盲蓋とされており、点検時以外は 点検孔cは閉塞状態に保たれていた。
【0004】 ところでフライホイルハウジングに隣接しているクラツチはクラツチハウジン グ内は、そのフエ−シング部の発熱により、温度が上昇しやすく、それによつて クラツチの早期摩耗や焼損が発生していた。
【0005】
クラツチのフエ−シング部の温度を下げるためには、クラツチハウジング内で 発生した熱を効果的に外部へ放出することが必要である。
【0006】
ここにおいてこの考案は、エンジンの燃料噴射のタイミングを点検する点検孔 の盲蓋に代えて、排出口を形成したカバ−体を脱着可能に装着することを特徴と するフライホイルハウジングの換気装置を提案するものである。
【0007】
従来、盲蓋によつて閉塞されていた点検孔に、排出口を形成したカバ−体が被 装されていることによつて、クラツチハウジング内の熱は、このクラツチハウジ ングに隣接するフライホイルハウジング内のフライホイルの回転にともない発生 するエアフロ−に乗つて急速に外部へ排出されるのである。
【0008】
図1において、1は内部にフライホイル2を収容したフライホイルハウジング であつて、3,3はエンジンマウンテイング用のフランジ部であり、4はシリン ダブロツク、5はオイルパンをそれぞれ示す。
【0009】 前記フライホイルハウジング1の上部には前述した目的に使用されるタイミン グ調整用の点検孔6が開口しており、この点検孔6に被装されるカバ−体7に排 出口8を形成し、これによつてフライホイル2の回転(矢印Fで示す方向)にと もなつて発生する空気の流れ(点線矢印)に乗せて、前記フライホイルハウジン グ1に隣接するクラツチハウジング内の熱を大気へ放出させるのである。
【0010】 前記カバ−体7の一例を示す、図2において、全体はほぼ箱型を呈し、その一 方の側壁が欠除していて、ここを排出口8とするものであり、この排出口8の上 縁9はやや前方にせり出すようにして、空気の流れをスム−ズにすると共に他物 の侵入を阻止するようにしてある。なお10は取り付けのためのねじ等が挿入さ れる孔11,11を設けたフランジ部である。
【0011】
この考案によればクラツチハウジング内に発生した熱を外部に放散するに当つ て、このクラツチハウジングに隣接するフライホイルハウジングに設けた点検孔 を利用して、フライホイルの回転により空気の流れに乗せて、常時換気を行なう ことができるので、クラツチのフエ−シング部の発熱を抑制し、延いてはクラツ チの寿命を延長しうるという効果を奏するものである。
【図1】この考案の一実施例の斜視図である。
【図2】この考案のカバ−体の一例を示す拡大斜視図で
ある。
ある。
【図3】点検孔部分の説明図である。
【図4】従来の点検カバ−とこれを取り付けるフライホ
イルハウジングの点検孔との関係を示す図である。
イルハウジングの点検孔との関係を示す図である。
6 点検孔 7 カバ−体 8 排出口
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジンの燃料噴射のタイミングを点検
する点検孔の盲蓋に代えて、排出口を形成したカバ−体
を脱着可能に装着することを特徴とするクラツチハウジ
ングの換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6419893U JPH0730336U (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | フライホイルハウジングの換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6419893U JPH0730336U (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | フライホイルハウジングの換気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0730336U true JPH0730336U (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=13251138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6419893U Pending JPH0730336U (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | フライホイルハウジングの換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0730336U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006161559A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-06-22 | Nissan Diesel Motor Co Ltd | フライホイールハウジング |
US7429169B2 (en) | 2005-05-20 | 2008-09-30 | Toshiba Kikai Kabushiki Kaisha | Clamping apparatus and molding machine |
-
1993
- 1993-11-08 JP JP6419893U patent/JPH0730336U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006161559A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-06-22 | Nissan Diesel Motor Co Ltd | フライホイールハウジング |
JP4589091B2 (ja) * | 2004-12-02 | 2010-12-01 | Udトラックス株式会社 | フライホイールハウジング |
US7429169B2 (en) | 2005-05-20 | 2008-09-30 | Toshiba Kikai Kabushiki Kaisha | Clamping apparatus and molding machine |
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