JPH07303362A - アキシャルギャップ型ブラシレスモータ - Google Patents

アキシャルギャップ型ブラシレスモータ

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Publication number
JPH07303362A
JPH07303362A JP9262094A JP9262094A JPH07303362A JP H07303362 A JPH07303362 A JP H07303362A JP 9262094 A JP9262094 A JP 9262094A JP 9262094 A JP9262094 A JP 9262094A JP H07303362 A JPH07303362 A JP H07303362A
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JP
Japan
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drive coil
sensor
rotor
brushless motor
coil
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Application number
JP9262094A
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English (en)
Inventor
Tadao Matsuoka
忠雄 松岡
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、位置センサがロータの回転位
置を確実に検知できるとともに、少なくとも駆動コイル
およびロータを小形にできる安価なアキシャルギャップ
型ブラシレスモータを得ることにある。 【構成】回路基板30に取付けられた位置センサ32でロー
タ24の回転位置を検出し、その検出に基づいて回路基板
30に取付けられた複数の駆動コイル31の励磁を制御して
動作されるアキシャルギャップ型ブラシレシモータを前
提とする。位置センサ32の取付け位置に配置される駆動
コイル31に凹状のセンサ逃げ部34a を回路基板30に臨ん
で形成する。駆動コイル31の内空部34に配置される位置
センサ32の一部をセンサ逃げ部34a 内に非接触に収納し
て、センサ逃げ部34a が形成された駆動コイル31の外形
で囲まれる領域内に位置センサ32を配置したことを特徴
としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁束の方向が軸方向で
あるアキシャルギャップ型のブラシレスモータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】アキシャルギャップ型ブラシレスモータ
は薄型に構成できる点で優れており、その第1従来例が
図20および図21に示され、また、第2従来例が図2
2〜図24に示されている。
【0003】これら各図中1はモータハウジング、2は
ステータヨーク、3は回路基板、4は複数の駆動コイ
ル、5は3個のホール素子、6は制御並びに駆動用の回
路部であり、これらによりステータ7が形成される。ま
た、8はモータハウジング1に軸受9を介して回転自在
に支持されたロータであって、回転軸10と、はハブ1
1と、マグネットヨーク12と、ロータマグネット13
とから形成されている。
【0004】そして、図20および図21に示されたブ
ラシレスモータでは、ホール素子5の取付け位置に配置
される駆動コイル4の内空部4aに、ホール素子5の全
体を収納して取付けている。また、図22〜図24に示
されたブラシレスモータでは、ホール素子5を、駆動コ
イル4における外側コイル部4bの外側近傍位置に取付
けている。
【0005】これらいずれのモータにおいても、回路基
板3に取付けられたホール素子5でロータ8の回転位置
が検出され、その検出情報に基づき回路基板3に取付け
られ回路部6により、回路基板3に接着止めされた複数
の駆動コイル4の励磁が制御され、それによりロータ8
を回転動作させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図20および
図21に示された第1従来例の構成では、ホール素子5
を駆動コイル4の内周面に接触しないように設ける必要
がある。このようにしない場合には、駆動コイル4が回
路基板3に密着せずに浮いた状態で接着され、それによ
り駆動コイル4が回路基板3から剥がれ易くなったり、
ホール素子5の脚と駆動コイル4とが短絡する等の問題
が発生することがある。そのため、駆動コイル4の内空
部4aはホール素子5よりも十分に大きくしなければな
らず、必然的に駆動コイル4が大形となる。
【0007】したがって、ロータ8の回転方向に沿って
間隔的に並設される駆動コイル4群の配設領域が大き
く、それに従いステータヨーク2およびロータ8の直径
等も大きくする必要がある。そのため、駆動コイル4の
構成材料はもとよりモータ各部についての構成材料の使
用量が増え、材料費が多く掛かるとともに、ロータ8等
を小径化して、このモータの周囲に配設される周囲部品
を含めた部品の配設密度を高めるのに不利である。
【0008】また、図22〜図24に示された第2従来
例の構成において、例えばロータ8の直径がロータマグ
ネット12が駆動コイル4の配設領域の大きさと略同じ
大きさであると、駆動コイル4の内空部4a外に配置さ
れたホール素子5がロータマグネット12の磁束を感知
しずらいから、その出力は小さい。それにより、ロータ
8の回転位置を高い信頼性もって検知することが難しく
なる。そのために、図22に示されるようにロータマグ
ネット12の外形で囲まれる領域内にホール素子5が位
置されるようにロータ8の直径を大きくしなければなら
ない。したがって、この従来構成においても、ロータ8
の材料費が多く掛かるとともに、ロータ8等を小径化し
て、このモータの周囲に配設される周囲部品を含めた部
品の配設密度を高めるのに不利である。
【0009】本発明の目的は、位置センサがロータの回
転位置を確実に検知できるとともに、少なくとも駆動コ
イルおよびロータを小形にできる安価なアキシャルギャ
ップ型ブラシレスモータを得ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、回路基板に取
付けられた位置センサでロータの回転位置を検出し、そ
の検出に基づいて前記回路基板に取付けられた複数の駆
動コイルの励磁を制御して動作されるアキシャルギャッ
プ型ブラシレシモータに適用される。
【0011】そして、前記目的を達成するために、前記
位置センサの取付け位置に配置される駆動コイルにセン
サ逃げ部を前記回路基板に臨んで形成し、前記駆動コイ
ルの内空部に配置される前記位置センサの一部を前記セ
ンサ逃げ部内に非接触に収納して、前記センサ逃げ部が
形成された前記駆動コイルの外形で囲まれる領域内に前
記位置センサを配置したものである。
【0012】
【作用】本発明の構成において、駆動コイルに形成され
たセンサ逃げ部は、位置センサの一部を駆動コイルに接
することなく収納して、駆動コイルの内空部への位置セ
ンサの配置を可能にする。それにより、駆動コイルの内
空部および外形を大きくすることなく、むしろ駆動コイ
ルを小形にしても、駆動コイルの外形で囲まれる領域内
に位置センサを配置できる。
【0013】このような駆動コイルの小形化に伴い、ロ
ータの回転方向に沿って間隔的に並設される駆動コイル
群の配設領域を小さくできるから、この領域に対応する
大きさが必要とされるロータマグネットを小径にでき
る。
【0014】さらに、既述のように駆動コイルはロータ
マグネットの外形で囲まれる領域内に配置されるから、
位置センサがロータマグネットの外形で囲まれる領域外
に配置されることはない。そのため、位置センサに対し
てロータマグネットの磁束を有効に及ぼすことができ
る。
【0015】
【実施例】以下、図1〜図4等を参照して本発明の第1
実施例を説明する。図1は本発明の第1実施例に係るア
キシャルギャップ型ブラシレスモータの構成を示す断面
図であって、同図中21はモータハウジングで、略中央
部に筒状の軸受支持部22が一体に突設されているとと
もに、周部に複数の支え凸部23が一体に突設されてい
る。
【0016】このモータハウジング21にはロータ24
が回転自在に取付けられている。ロータ24は、回転軸
25と、ハブ26と、マグネットヨーク27と、ロータ
マグネット28とを備えている。
【0017】円柱形の回転軸25は、軸受支持部22の
先端部内周に配置された第1軸受29aと、これに対向
してモータハウジング21の下端部(図1において)に
配置された第2軸受29bとに渡って支持され回転自在
に設けられている。ハブ26は、中心孔を有する段付き
円板状をなし、その中心孔を回転軸25の第1軸受29
aを貫通した出力端部に嵌合して、回転軸25に連結さ
れている。
【0018】図1および図3に示されるようにマグネッ
トヨーク27は、中心孔を有した円板状であって、その
中心孔をハブ26の小径部に嵌合して、ハブ26に連結
されている。ロータマグネット28はマグネットヨーク
27と略同形状に成形されたプラスチックマグネットで
あって、マグネットヨーク27の下面(図1において)
に取付けられている。このマグネット28は、その厚み
方向、言い換えれば、モータの軸方向に着磁されたS極
とN極とを周方向に交互に設けて、例えば8個の磁極を
有している。
【0019】図1に示されるように前記モータハウジン
グ21の支え凸部23には、例えば硬質な回路基板であ
るプリント配線基板30がロータマグネット28と対向
してねじ止めされている。この配線基板30が有する中
心孔30a(図2参照)には軸受支持部22が貫通され
ている。
【0020】プリント配線基板30のロータマグネット
28と反対側の面には、例えば6個の駆動コイル31が
図示しない接着剤を介して固定されているとともに、ロ
ータ24の回転位置を検出する3個の位置センサ32が
取付けられている。なお、駆動コイル31は位置センサ
32のプリント配線基板30への取付け後に、この基板
30に対して接着されるとともに、そのコイル端末部は
プリント配線基板30の図示しない配線パターンに半田
付けされている。プリント配線基板30の長手方向一端
部には、回路部33が半田付け等で取付けられている。
この回路部33は、各駆動コイル31および各位置セン
サ32と図示しない配線パターンを介して電気的に接続
されて、位置センサ32による前記回転位置の検出に基
づいて駆動コイル31の励磁を制御してロータ24を回
転動作させる。
【0021】図2に示されるように各駆動コイル31は
プリント配線基板30の中心孔30aの回りに位置して
ロータ24の回転方向に沿って間隔的に並設されてい
る。これら駆動コイル31のうちの相隣合う少なくとも
3個の駆動コイル31は以下説明する構成であるが、本
実施例は、駆動コイル31の種別を1種類に統一してあ
るので、駆動コイル31のプリント配線基板30への取
付け間違いをなくし、かつ、部品管理を容易にする上で
有用である。
【0022】各駆動コイル31の内周部にはその全周に
渡りプリント配線基板30に臨む凹状のセンサ逃げ部3
4aが設けられている。図4等に示されるようにセンサ
逃げ部34aは、駆動コイル31をその内周面に段を付
けて巻線することにより形成され、駆動コイル31の内
空部34をあたかも取り囲むように周方向に連続する環
状溝の凹みで形成されている。したがって、駆動コイル
31の内周面は段付き形状をなしている。
【0023】なお、センサ逃げ部34aは以上の構成に
代えて図5または図6に示した構成としてもよい。図5
は、駆動コイル31の内周面全体を、プリント配線基板
30に近付くにしたがい次第に広がるテーパ面とするよ
うに全体にテーパを付けて、駆動コイル31を巻線する
ことにより形成され、駆動コイル31のプリント配線基
板30側の内周部分をセンサ逃げ部34aとした例であ
る。図6は、駆動コイル31のプリント配線基板30側
の内周部分を、プリント配線基板30に近付くにしたが
い次第に広がるテーパ面とするように部分的にテーパを
付けて、駆動コイル31を巻線することにより形成さ
れ、前記駆動コイル31のプリント配線基板30側の内
周部分をセンサ逃げ部34aとした例である。
【0024】このようにセンサ逃げ部34aは、駆動コ
イル31における内空部34における少なくともプリン
ト配線基板30側部分を、この部分と反対側部分(言い
換えれば後述するマグネットヨーク側部分)より大きく
なるように段付きまたはテーパとすることにより、駆動
コイル31のプリント配線基板30側の内周部分に形成
されたものである。
【0025】60゜毎に配設される3個の位置センサ3
2には例えばホール素子が使用されている。これらのセ
ンサ32はプリント配線基板30に半田付けされる。な
お、各位置センサ32にはホールICを用いてもよい。
位置センサ32は、その一部をセンサ逃げ部34aに非
接触に収納して前記内空部34に配置され、それにより
位置センサ32をセンサ逃げ部34aが形成された駆動
コイル31の外形で囲まれる領域内に配置している。
【0026】また、図1中35はモータハウジング21
に、プリント配線基板30の駆動コイル取付け面と対向
して取付けられたステータヨークである。このヨーク3
5は駆動コイル31に対向しているとともに、その中心
孔には前記軸受支持部22が挿通されている。このステ
ータヨーク35と、モータハウジング21と、プリント
配線基板30と、各駆動コイル31と、各位置センサ3
2と、および回路部33とを備えてステータ36が形成
されている。
【0027】前記構成のブラシレスモータの組立てにお
いて、各駆動コイル31は、既に位置センサ32が取付
けられたプリント配線基板30に対して接着止めされ
る。この場合に、位置センサ32が取付けられた部分に
配置される駆動コイル31は、そのセンサ逃げ部34a
に位置センサ32の一部を駆動コイル31に接すること
なく収納して取付けられ、こうして取付けられた駆動コ
イル31に対してその内空部34内に位置センサ32が
配置される。
【0028】そのため、駆動コイル31の内空部34に
おけるステータヨーク35側の開口幅寸法(ロータ24
の径方向に沿う幅寸法)よりも位置センサ32が大きい
にも拘らず、このセンサ32を駆動コイル31の内周面
に非接触にして内空部34内に収納できる。
【0029】したがって、駆動コイル31の内空部34
内に位置センサ32を配置する上で、この内空部34お
よび駆動コイル31の外形を大きくする必要がなく、む
しろ駆動コイル31を小形にしても、駆動コイル31の
外形で囲まれる領域内に位置センサ32を配置できるも
のである。
【0030】このような駆動コイル31の小形化に伴
い、ロータ24の回転方向に沿って間隔的に並設される
駆動コイル31群の配設領域を小さくできる。そのた
め、この円形状の配設領域に対応する大きさが必要とさ
れるロータマグネット28を備えるロータ24を小径に
できるとともに、ステータヨーク35、ひいてはモータ
ハウジング21およびプリント配線基板30も小形にで
きる。
【0031】このような小形化により、このモータを構
成する材料の使用量を少なくでき、材料費が削減されて
安価に得ることができるとともに、軽量化も実現でき
る。しかも、ロータ24の小径化に伴い、このモータの
周囲に配設される周囲部品を含めた部品の配設密度を高
めることができる。
【0032】勿論、以上の小形化に拘らず、駆動コイル
31と位置センサ32とが当たり合って駆動コイル31
が剥がれる恐れがないので、駆動コイル31のプリント
配線基板30に対する接着の信頼性を向上できるととも
に、位置センサ32の脚と駆動コイル31との間で短絡
を生じることもない。
【0033】また、既述のように駆動コイル31はロー
タマグネット28の外形で囲まれる領域内に配置されて
いるから、位置センサ32がロータマグネット28の外
形で囲まれる領域外に配置されることはない。それによ
り位置センサ32に対してロータマグネット28の磁束
が有効に及ぼされるから、位置センサ32はロータ24
の回転位置を確実に検知できる。したがって、それに基
づき駆動コイル31に対する励磁の切り換え制御をタイ
ミングよく正確に行うことができる。
【0034】しかも、ロータ24の小径化に伴い、その
イナーシャが小さくなるので、その起動特性が良好にな
り、高速回転化に有利である。
【0035】このモータが高速回転に有利である点は、
モータの駆動コイル31間の電圧Vが、V=I・Ra+
E=1・Ra+N・Keの式であらわされることから明
らかである。この式において、Iは駆動コイル31に流
れる電流(A)、Raは駆動コイル31の抵抗(Ω)、
Eは逆起電圧(V)、Nはモータの回転数(×10
pm)、Keはモータの逆起定数(V/×10rp
m)であり、Ke=Kt×0.01012 、Ktはトルク定数
(gcm/A)である。
【0036】ここに、駆動コイル31間の電圧Vは回路
部33が備える駆動ICにより略一定であり、また、電
流I、抵抗Raも略一定であるので、トルクに関する定
数Ke、Ktを小さくすると、言い換えれば、駆動コイ
ル31の巻線量がセンサ逃げ部34aの分に応じて少な
くなることに伴って駆動トルクが減少するので、それに
応じてモータを高速回転化できるものである。
【0037】図7〜図11は本発明の第2実施例を示し
ている。この第2実施例は、駆動コイル31のセンサ逃
げ部の構成のみが前記第1実施例とは異なり、それ以外
の構成は図7〜図11に図示されない部分を含めて図1
〜図4に示した前記第1実施例のアキシャルギャップ型
ブラシレスモータと同じ構成であるので、図示されない
構成については図1〜図4をもって代用するとともに、
図示される同一構成部分には第1実施例と同一の符号を
付して、それらの構成の説明およびそれに基づく作用効
果の説明については省略するが、これらの同一部分につ
いても第2実施例に係るアキシャルギャップ型ブラシレ
スモータの構成の一部をなすものである。
【0038】この第2実施例では、センサ逃げ部34a
を駆動コイル31におけるロータ24の回転方向に沿う
外側コイル部31aに設けている。このセンサ逃げ部3
4aは、図7および図11に詳しく示されるように外側
コイル部31aの略中央部をステータヨーク35側へ突
出するように曲げることにより、プリント配線基板30
に臨んで形成された凹部からなる。前記外側コイル部3
1aはロータ24との関係では駆動トルクを発生しない
部分である。そして、駆動コイル31の内空部34内に
配置される位置センサ32は、その一部をセンサ逃げ部
34aに非接触に収納して設けられ、それにより、セン
サ逃げ部34aが形成された駆動コイル31の外形で囲
まれる領域から突出することなく、同領域内に位置セン
サ32を配置している。また、この第2実施例において
は、位置センサ32の配設位置以外の箇所に設けられる
他の駆動コイル31Aには、以上のようなセンサ逃げ部
34aを設けない駆動コイルが採用されているが、各駆
動コイル31、31Aはいずれもセンサ逃げ部を有した
同じ構造としてもよい。なお、以上の点以外の構成は前
記第1実施例と同じである。
【0039】前記第2実施例においても、前記第1実施
例と同じ理由により、駆動コイル31を小形にしても、
その外形で囲まれる領域内に位置センサ32を配置で
き、したがって、駆動コイル31群の配設領域とともに
ロータマグネット28を小径にできるとともに、位置セ
ンサ32に対してロータマグネット28の磁束を有効に
及ぼすことができるから、本発明の初期の目的を達成で
きる。
【0040】なお、図10の比較図において符号Aは前
記第1従来例での回転軸9から駆動コイル4群の配設領
域の外縁間での半径、Bは第2実施例における回転軸2
5から駆動コイル31群の配設領域の外縁間での半径で
あり、駆動コイルの大きさの差によりB<Aとなってい
る。また、この第2実施例は、駆動コイル31の巻線量
が第1実施例の駆動コイルよりも多いから、大きな駆動
トルクを要するモータとして適する。
【0041】図12〜図15は本発明の第3実施例を示
している。この第3実施例は、駆動コイル31のセンサ
逃げ部の構成のみが前記第1実施例とは異なり、それ以
外の構成は図12〜図15に図示されない部分を含めて
図1〜図4に示した前記第1実施例のアキシャルギャッ
プ型ブラシレスモータと同じ構成であるので、図示され
ない構成については図1〜図4をもって代用するととも
に、図示される同一構成部分には第1実施例と同一の符
号を付して、それらの構成の説明およびそれに基づく作
用効果の説明については省略するが、これらの同一部分
についても第3実施例に係るアキシャルギャップ型ブラ
シレスモータの構成の一部をなすものである。
【0042】この第3実施例では、センサ逃げ部34a
を駆動コイル31におけるロータ24の回転方向に沿う
内側コイル部31bに設けている。このセンサ逃げ部3
4aは内側コイル部31bの略中央部をステータヨーク
35側へ突出するように曲げることにより、プリント配
線基板30に臨んで形成された凹部からなる。前記内側
コイル部31bはロータ24との関係では駆動トルクを
発生しない部分である。そして、駆動コイル31の内空
部34内に配置される位置センサ32は、その一部をセ
ンサ逃げ部34aに非接触に収納して設けられ、それに
より、センサ逃げ部34aが形成された駆動コイル31
の外形で囲まれる領域から突出することなく、同領域内
に位置センサ32を配置している。また、この第3実施
例においては、位置センサ32の配設位置以外の箇所に
設けられる他の駆動コイル31Aには、以上のようなセ
ンサ逃げ部34aを設けない駆動コイルが採用されてい
るが、各駆動コイル31、31Aはいずれもセンサ逃げ
部を有した同じ構造としてもよい。なお、以上の点以外
の構成は前記第1実施例と同じである。
【0043】前記第3実施例においても、前記第1実施
例と同じ理由により、駆動コイル31を小形にしても、
その外形で囲まれる領域内に位置センサ32を配置で
き、したがって、駆動コイル31群の配設領域とともに
ロータマグネット28を小径にできるとともに、位置セ
ンサ32に対してロータマグネット28の磁束を有効に
及ぼすことができるから、本発明の初期の目的を達成で
きる。
【0044】なお、図14の比較図において符号Aは前
記第1従来例での回転軸9から駆動コイル4群の配設領
域の外縁間での半径、Bは第3実施例における回転軸2
5から駆動コイル31群の配設領域の外縁間での半径で
あり、駆動コイルの大きさの差によりB<Aとなってい
る。また、この第2実施例は、駆動コイル31の巻線量
が第1実施例の駆動コイルよりも多いから、大きな駆動
トルクを要するモータとして適する。
【0045】図16および図17は本発明の第4実施例
を示している。この第4実施例は、駆動コイル31のセ
ンサ逃げ部の構成、およびこの逃げ部を形成するための
コイル凸部により、モータのエアーギャップが大きくな
らないように配慮した点のみが前記第1実施例とは異な
り、それ以外の構成は図16および図17に図示されな
い部分を含めて図1〜図4に示した前記第1実施例のア
キシャルギャップ型ブラシレスモータと同じ構成である
ので、図示されない構成については図1〜図4をもって
代用するとともに、図示される同一構成部分には第1実
施例と同一の符号を付して、それらの構成の説明および
それに基づく作用効果の説明については省略するが、こ
れらの同一部分についても第4実施例に係るアキシャル
ギャップ型ブラシレスモータの構成の一部をなすもので
ある。
【0046】この第4実施例では、駆動コイル31にお
けるロータ24の回転方向に沿う外側コイル部31aの
略中央部を、ステータヨーク35側へ突出するコイル凸
部31cを形成して曲げることにより、この凸部31c
の裏側にプリント配線基板30に臨む凹部からなるセン
サ逃げ部34aを形成している。外側コイル部31aは
ロータ24との関係では駆動トルクを発生しない部分で
ある。そして、駆動コイル31の内空部34内に配置さ
れる位置センサ32は、その一部をセンサ逃げ部34a
に非接触に収納して設けられ、それにより、センサ逃げ
部34aが形成された駆動コイル31の外形で囲まれる
領域から突出することなく、同領域内に位置センサ32
を配置している。なお、この第4実施例においては、位
置センサ32の配設位置以外の箇所に設けられる他の駆
動コイル31Aには、以上のようなセンサ逃げ部34a
を設けない駆動コイルが採用されているが、各駆動コイ
ル31、31Aはいずれもセンサ逃げ部を有した同じ構
造としてもよい。
【0047】また、ステータヨーク35には前記コイル
凸部31cが挿通する通孔35a(図17参照)が設け
られているとともに、モータハウジング21には通孔3
5aを通ってコイル凸部31cの先端部を収納する凹み
21aが形成されている。このような通孔35aおよび
凹み21aを設けたことにより、モータのエアーギャッ
プ、つまり、ステータヨーク35のロータマグネット2
8側の面からロータマグネット28のステータヨーク3
5側の面までの軸方向に沿うギャップGを、コイル凸部
31cに制約されずに小さくできる。したがって、位置
センサ32に対するロータマグネット28の磁束をより
有効に作用させて、ロータ24の回転位置を確実に検出
差せることができる。なお、以上の点以外の構成は前記
第1実施例と同じである。
【0048】そして、この第4実施例においても、前記
第1実施例と同じ理由により、駆動コイル31を小形に
しても、その外形で囲まれる領域内に位置センサ32を
配置でき、したがって、駆動コイル31群の配設領域と
ともにロータマグネット28を小径にできるとともに、
位置センサ32に対してロータマグネット28の磁束を
有効に及ぼすことができるから、本発明の初期の目的を
達成できる。また、この第4実施例は、駆動コイル31
の巻線量が第1実施例の駆動コイルよりも多いから、大
きな駆動トルクを要するモータとして適する。
【0049】図18および図19は本発明の第5実施例
を示している。この第5実施例は、駆動コイル31のセ
ンサ逃げ部の構成、およびこの逃げ部を形成するための
コイル凸部により、モータのエアーギャップが大きくな
らないように配慮した点のみが前記第1実施例とは異な
り、それ以外の構成は図18および図19に図示されな
い部分を含めて図1〜図4に示した前記第1実施例のア
キシャルギャップ型ブラシレスモータと同じ構成である
ので、図示されない構成については図1〜図4をもって
代用するとともに、図示される同一構成部分には第1実
施例と同一の符号を付して、それらの構成の説明および
それに基づく作用効果の説明については省略するが、こ
れらの同一部分についても第5実施例に係るアキシャル
ギャップ型ブラシレスモータの構成の一部をなすもので
ある。
【0050】この第5実施例では、駆動コイル31にお
けるロータ24の回転方向に沿う内側コイル部31bの
略中央部を、ステータヨーク35側へ突出するコイル凸
部31dを形成して曲げることにより、この凸部31d
の裏側にプリント配線基板30に臨む凹部からなるセン
サ逃げ部34aを形成している。内側コイル部31bは
ロータ24との関係では駆動トルクを発生しない部分で
ある。そして、駆動コイル31の内空部34内に配置さ
れる位置センサ32は、その一部をセンサ逃げ部34a
に非接触に収納して設けられ、それにより、センサ逃げ
部34aが形成された駆動コイル31の外形で囲まれる
領域から突出することなく、同領域内に位置センサ32
を配置している。なお、この第5実施例においては、位
置センサ32の配設位置以外の箇所に設けられる他の駆
動コイル31Aには、以上のようなセンサ逃げ部34a
を設けない駆動コイルが採用されているが、各駆動コイ
ル31、31Aはいずれもセンサ逃げ部を有した同じ構
造としてもよい。
【0051】また、ステータヨーク35には前記コイル
凸部31dが挿通する通孔35a(図19参照)が設け
られているとともに、モータハウジング21には通孔3
5aを通ってコイル凸部31cの先端部を収納する凹み
21aが形成されている。このような通孔35aおよび
凹み21aを設けたことにより、モータのエアーギャッ
プ、つまり、ステータヨーク35のロータマグネット2
8側の面からロータマグネット28のステータヨーク3
5側の面までの軸方向に沿うギャップGを、コイル凸部
31cに制約されずに小さくできる。したがって、位置
センサ32に対するロータマグネット28の磁束をより
有効に作用させて、ロータ24の回転位置を確実に検出
差せることができる。なお、以上の点以外の構成は前記
第1実施例と同じである。
【0052】そして、この第5実施例においても、前記
第1実施例と同じ理由により、駆動コイル31を小形に
しても、その外形で囲まれる領域内に位置センサ32を
配置でき、したがって、駆動コイル31群の配設領域と
ともにロータマグネット28を小径にできるとともに、
位置センサ32に対してロータマグネット28の磁束を
有効に及ぼすことができるから、本発明の初期の目的を
達成できる。また、この第5実施例は、駆動コイル31
の巻線量が第1実施例の駆動コイルよりも多いから、大
きな駆動トルクを要するモータとして適する。
【0053】なお、本発明は前記各実施例には制約され
ない。例えば駆動コイル31はロータマグネット27と
対向して設けても良い。また、ステータヨーク35は省
略しても良いとともに、これを用いる場合には、プリン
ト配線基板30に鉄板PC板を採用して、このプリント
配線基板30でステータヨークを兼ねても良い。
【0054】
【発明の効果】以上詳記したように本発明のアキシャル
ギャップ型ブラシレスモータによれば、ロータの回転位
置を検出する位置センサを、その一部を駆動コイルに形
成されたセンサ逃げ部に収納して駆動コイルの内空部に
配置したので、位置センサに対しロータマグネットの磁
束を有効に及ぼして、ロータの回転位置を確実に検知で
き、また、駆動コイルの内空部に位置センサが配置され
るにも拘らず、この駆動コイルの小形化とロータ等の小
径化とを実現でき、安価に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るアキシャルギャップ
型ブラシレスモータの構成を示す断面図。
【図2】同第1実施例に係るブラシレスモータのプリン
ト基板に対する駆動コイルおよび位置センサの配置を図
1中矢印Z−Z線方向から見て示す矢視図。
【図3】同第1実施例に係るブラシレスモータの構成を
示す平面図。
【図4】同第1実施例に係るブラシレスモータの要部の
構成を図2中Y−Y線に沿って示す断面図。
【図5】同第1実施例に係るブラシレスモータのセンサ
逃げ部の他の態様を示す前記第4図相当の断面図。
【図6】同第1実施例に係るブラシレスモータのセンサ
逃げ部のさらに他の態様を示す前記第4図相当の断面
図。
【図7】本発明の第2実施例に係るアキシャルギャップ
型ブラシレスモータの構成を示す断面図。
【図8】同第2実施例に係るブラシレスモータのプリン
ト基板に対する駆動コイルおよび位置センサの配置を図
7中矢印X−X線方向から見て示す矢視図。
【図9】同第2実施例に係るブラシレスモータの構成を
示す平面図。
【図10】同第2実施例に係るブラシレスモータでの駆
動コイルの配置と第1従来例での駆動コイルの配置とを
比較して示す図。
【図11】(A)は同第2実施例に係るブラシレスモー
タの要部の構成を図11(B)中矢印W方向から見て示
す矢視図。(B)は同第2実施例に係るブラシレスモー
タの要部の構成を示す平面図。(C)は同第2実施例に
係るブラシレスモータの要部の構成を図11(B)中矢
印V方向から見て示す矢視図。(D)は同第2実施例に
係るブラシレスモータの要部の構成を図11(B)中U
−U線に沿って示す断面図。
【図12】本発明の第3実施例に係るアキシャルギャッ
プ型ブラシレスモータの構成を示す断面図。
【図13】同第3実施例に係るブラシレスモータのプリ
ント基板に対する駆動コイルおよび位置センサの配置を
図12中矢印T−T線方向から見て示す矢視図。
【図14】同第3実施例に係るブラシレスモータでの駆
動コイルの配置と第1従来例での駆動コイルの配置とを
比較して示す図。
【図15】(A)は同第3実施例に係るブラシレスモー
タの要部の構成を図15(B)中矢印S方向から見て示
す矢視図。(B)は同第3実施例に係るブラシレスモー
タの要部の構成を示す平面図。(C)は同第3実施例に
係るブラシレスモータの要部の構成を図15(B)中矢
印R方向から見て示す矢視図。(D)は同第3実施例に
係るブラシレスモータの要部の構成を図15(B)中Q
−Q線に沿って示す断面図。
【図16】本発明の第4実施例に係るアキシャルギャッ
プ型ブラシレスモータの構成を示す断面図。
【図17】(A)は同第4実施例に係るブラシレスモー
タの要部の構成を、図17(B)中矢印P方向から見て
示す矢視図。(B)は同第4実施例に係るブラシレスモ
ータの要部の構成を示す平面図。(C)は同第4実施例
に係るブラシレスモータの要部の構成を図17(B)中
矢印O方向から見て示す矢視図。(D)は同第4実施例
に係るブラシレスモータの要部の構成を図17(B)中
N−N線に沿って示す断面図。
【図18】本発明の第5実施例に係るアキシャルギャッ
プ型ブラシレスモータの構成を示す断面図。
【図19】(A)は同第5実施例に係るブラシレスモー
タの要部の構成を図19(B)中矢印M方向から見て示
す矢視図。(B)は同第5実施例に係るブラシレスモー
タの要部の構成を示す平面図。(C)は同第5実施例に
係るブラシレスモータの要部の構成を図19(B)中矢
印L方向から見て示す矢視図。(D)は同第5実施例に
係るブラシレスモータの要部の構成を図19(B)中K
−K線に沿って示す断面図。
【図20】本発明の第1従来例に係るアキシャルギャッ
プ型ブラシレスモータの構成を示す断面図。
【図21】同第1従来例に係るブラシレスモータのプリ
ント基板に対する駆動コイルおよび位置センサの配置を
図20中矢印J−J線方向から見て示す矢視図。
【図22】本発明の第2従来例に係るアキシャルギャッ
プ型ブラシレスモータの構成を示す断面図。
【図23】同第2従来例に係るブラシレスモータのプリ
ント基板に対する駆動コイルおよび位置センサの配置を
図22中矢印I−I線方向から見て示す矢視図。
【図24】同第2従来例に係るブラシレスモータの構成
を示す平面図。
【符号の説明】
24…ロータ、 28…ロータマグネット、 30…プリント配線基板(回路基板)、 31…駆動コイル、 32…位置センサ、 34…駆動コイルの内空部、 34a…センサ逃げ部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路基板に取付けられた位置センサでロー
    タの回転位置を検出し、その検出に基づいて前記回路基
    板に取付けられた複数の駆動コイルの励磁を制御して動
    作されるアキシャルギャップ型ブラシレシモータにおい
    て、 前記位置センサの取付け位置に配置される駆動コイルに
    センサ逃げ部を前記回路基板に臨んで形成し、前記駆動
    コイルの内空部に配置される前記位置センサの一部を前
    記センサ逃げ部内に非接触に収納して、前記センサ逃げ
    部が形成された前記駆動コイルの外形で囲まれる領域内
    に前記位置センサを配置したことを特徴とするアキシャ
    ルギャップ型ブラシレシモータ。
JP9262094A 1994-04-28 1994-04-28 アキシャルギャップ型ブラシレスモータ Pending JPH07303362A (ja)

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ID=14059484

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JP9262094A Pending JPH07303362A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 アキシャルギャップ型ブラシレスモータ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170087636A (ko) * 2016-01-21 2017-07-31 현대모비스 주식회사 모터 장치

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