JPH073027U - ディスク制御装置 - Google Patents
ディスク制御装置Info
- Publication number
- JPH073027U JPH073027U JP3175493U JP3175493U JPH073027U JP H073027 U JPH073027 U JP H073027U JP 3175493 U JP3175493 U JP 3175493U JP 3175493 U JP3175493 U JP 3175493U JP H073027 U JPH073027 U JP H073027U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- hde
- error information
- hard disk
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 UNIXをOSとするシステムに接続された
ハードディスクに欠陥ブロックが発生したときに、欠陥
ブロックの内容を失うことなく欠陥ブロックをリアサイ
ン可能のディスク制御装置を提供する。 【構成】 ハードディスクドライバは、ECCを使うと
読み出しが可能になる欠陥ブロックをハードディスク内
に発見したときに、ディスクエラー情報を発生する。こ
のディスクエラー情報はハードディスクのHDEログ領
域に書き込まれる。ディスクサポート手段は、HDEロ
グ領域を定周期毎にチェックし、HDEログ領域にディ
スクエラー情報があるときは、ディスクエラー情報のブ
ロック番号に示される欠陥ブロックをリアサインする。
リアサイン後に、ディスクエラー情報はリアサイン情報
ファイルに記録され、HDEログ領域中から削除され
る。リアサインを行うときに、欠陥ブロックから読み出
されたデータは、メモリに一旦格納し、その後、代替ブ
ロックに移する。
ハードディスクに欠陥ブロックが発生したときに、欠陥
ブロックの内容を失うことなく欠陥ブロックをリアサイ
ン可能のディスク制御装置を提供する。 【構成】 ハードディスクドライバは、ECCを使うと
読み出しが可能になる欠陥ブロックをハードディスク内
に発見したときに、ディスクエラー情報を発生する。こ
のディスクエラー情報はハードディスクのHDEログ領
域に書き込まれる。ディスクサポート手段は、HDEロ
グ領域を定周期毎にチェックし、HDEログ領域にディ
スクエラー情報があるときは、ディスクエラー情報のブ
ロック番号に示される欠陥ブロックをリアサインする。
リアサイン後に、ディスクエラー情報はリアサイン情報
ファイルに記録され、HDEログ領域中から削除され
る。リアサインを行うときに、欠陥ブロックから読み出
されたデータは、メモリに一旦格納し、その後、代替ブ
ロックに移する。
Description
【0001】
本考案は、汎用OS(OSはオペレーティング システム)であるUNIXを OSとするシステムに接続されたハードディスクを制御するディスク制御装置に 関するものである。更に詳しくは、ハードディスク内に欠陥ブロックを発見した ときに、欠陥ブロックに対してリアサインを行うディスク制御装置に関するもの である。
【0002】
ハードディスク中の欠陥ブロックとは、読み出しができないブロックのことで ある。通常、ハードディスクに書き込みを行うときには欠陥ブロックであるかど うかは判断できない。読み出しを行うときに初めて判断できる。また、書き込み ができないハードディスクは壊れていると判断する。 欠陥ブロックを発見したときは、欠陥ブロックを代替ブロックに置き換える。 これをリアサインとする。
【0003】 従来、汎用OS、例えばMS−DOSをOSとしたシステムでは、このシステ ムに接続されたハードディスクに欠陥ブロックが発生しても、それを回復する機 能はなかった。このため、リードエラーを起こした欠陥ブロックがあると、その ブロックの内容は読み出すことができなくなる。これによって、重要なデータが 失われたり、システムダウンが発生することがあった。また、ハードディスクに 欠陥ブロックが発生しても、ディスク交換の時期は経験的に判断するしかなかっ た。
【0004】
本考案は上述した問題点を解決するためになされたものであり、UNIXをO Sとするシステムに接続されたハードディスクに欠陥ブロックが発生したときに 、欠陥ブロックの内容を失うことなく欠陥ブロックをリアサインすることができ 、しかも欠陥ブロックの情報を記録しておくことにより、ディスク交換の時期を 的確に判断できるディスク制御装置を実現することを目的とする。
【0005】
本考案は次のとおりの構成になったディスク制御装置である。 (1)UNIXをOSとするシステムに接続されたハードディスクを制御するデ ィスク制御装置において、 ハードディスクに対してアクセスを行い、通常の読み出し動作では読み出しが できず、ECCを使った符号訂正により読み出しができる欠陥ブロックをハード ディスク内に発見したときに、この欠陥ブロックのブロック番号を含んだディス クエラー情報を発生するハードディスクドライバと、 このハードディスクドライバが発生したディスクエラー情報をアプリケーショ ンプログラムの下で動作する手段へ送るhdeドライバと、 このhdeドライバから送られたディスクエラー情報をハードディスクのHD Eログ領域に書き込む書込手段と、 ハードディスクのHDEログ領域を定周期毎にチェックし、HDEログ領域に ディスクエラー情報があるときは、このディスクエラー情報のブロック番号に示 される欠陥ブロックを代替ブロックに置き換えるリアサインを行い、リアサイン 後に、書かれていたディスクエラー情報を送出し、HDEログ領域中のディスク エラー情報を削除するディスクサポート手段と、 このディスクサポート手段が送出したディスクエラー情報をリアサイン情報フ ァイルに格納するファイル格納手段と、 を具備したことを特徴とするディスク制御装置。 (2)前記ディスクサポート手段によって制御され、リアサインを行うときに、 欠陥ブロックから読み出されたデータが一旦格納され、代替ブロックが決まった ところで格納していたデータが読み出されるメモリを具備したことを特徴とする (1)記載のディスク制御装置。
【0006】
【作用】 このような本考案では、ハードディスクドライバは、ECCを使うと読み出し が可能になる欠陥ブロックをハードディスク内に発見したときに、ディスクエラ ー情報を発生する。このディスクエラー情報はハードディスクのHDEログ領域 に書き込まれる。 ディスクサポート手段は、HDEログ領域を定周期毎にチェックし、HDEロ グ領域にディスクエラー情報があるときは、ディスクエラー情報のブロック番号 に示される欠陥ブロックをリアサインする。リアサイン後に、ディスクエラー情 報はリアサイン情報ファイルに記録され、HDEログ領域中から削除される。 リアサインを行うときに、欠陥ブロックから読み出されたデータは、メモリに 一旦格納し、その後、代替ブロックに移する。
【0007】
以下、図面を用いて本考案を説明する。 図1は本考案の一実施例を示した構成図である。 図1において、1はハードディスクで、UNIXをOSとするシステム(図示 せず)に接続されている。2はハードディスク1に対して書き込みと読み出しを 行うハードディスクドライバ(hddとする)である。hdd2はSCSI(ス カジイ)に対応したhddである。 ここで、ハードディスクをリード(読み出し)するときに、次の場合が生じる 。 1回でリードできた。 1回ではリードできなかったが、リトライすることによりリードできた。 リトライではリードできなかったが、ECC(Error Correcting Code)を使った符号訂正によりリードできた。 リードできなかった。 の場合は、該当ブロックはかなりダメージを受けているので、リアサインが 必要である。リアサインできる総ブロック数には限りがあるため、本考案では、 の場合はリアサインせず、の場合をリアサインの対象とする。 hdd2は、の場合に該当する欠陥ブロックを発見したときにディスクエラ ー情報(hdeデータとする)を発生する。hdeデータには、欠陥ブロックに ついてのブロック番号、エラーの種類、エラー発生時刻等が含まれている。 3はhdeドライバで、hdd2が発生したhdeデータをアプリケーション プログラムを実行する手段へ送る。hdd2とhdeドライバ3は、UNIXの カーネルの制御の下に動作する。後述する構成要素は、UNIX上に作成された アプリケーションプログラムに従って動作する。 4は書込手段であり、hdeドライバ3から送られたhdeデータをハードデ ィスク1のHDEログ領域11という特別な領域にに書き込む。実際の書き込み はhdd2が行う。書込手段4は、HDEログ領域11への書き込み制御等の複 雑な処理を行っているため、カーネルのパフォーマンスの関係から書込手段4は アプリケーションプログラム側に置いた。 5はディスクサポート手段であり、HDEログ領域11を定周期毎にチェック し、HDEログ領域11にhdeデータが書かれているときは、書かれているh deデータのブロック番号に示される欠陥ブロックに対してリアサインを行う。 実際はhdd2にリアサイン要求を送り、hdd2がリアサインを行っている。 リアサイン後に、ディスクサポート手段5は、書かれていたhdeデータを送出 し、HDEログ領域11のhdeデータを削除する。また、ディスクサポート手 段5は、リアサインの数を監視していて、リアサイン数がリアサイン可能な総数 の50%を超えると、ディスク交換のメッセージを出す。なお、ディスクがミラ ードディスク(二重化ディスク)である場合は、ディスクサポート手段5は、一 方のディスク側で行ったリアサインの結果を他方のディスク側に反映させるため に、ディスクのコピーを行う。 6はリアサインを行うときに欠陥ブロックにあるデータを一時的に格納してお くメモリである。すなわち、リアサインを行うときに、欠陥ブロックから読み出 されたデータがメモリ6に一旦格納され、代替ブロックが決まったところで、格 納されていたデータはメモリ6から読み出されて代替ブロックに書き込まれる。 メモリ6があることにより欠陥ブロックのデータを失うことなくリアサインを行 うことができる。 7はファイル格納手段であり、ディスクサポート手段5が送出したhdeエラ ーをリアサイン情報ファイル8に格納する。
【0008】 このように構成したディスク制御装置の動作を説明する。 図2乃至図6は図1のディスク制御装置の各構成要素の動作手順を示したフロ ーチャートである。 hdd2は、ハードディスク1にアクセスし、欠陥ブロックを発見したときに hdeデータをhdeドライバ3へ送る(図2)。 hdeドライバ3は、hdeデータが送られてくると、このhdeデータを書 込手段4へ送る(図3)。これによって、hdeデータはカーネルの制御の下か らアプリケーションプログラムの制御の下へと移る。 書込手段4は、hdeデータが送られてくると、送られてきたhdeデータを ハードディスク1のHDEログ領域11に書き込む(図4)。 ディスクサポート手段5は、HDEログ領域11の内容を定周期毎に読み出し 、hdeデータがあるかどうかをチェックする。hdeデータがある場合は、h deデータに示されるブロック番号の欠陥ブロックをリアサインする。リアサイ ン後、hdeデータをファイル格納手段7へ送り、HDEログ領域11からhd eデータを削除する(図5)。 ファイル格納手段7は、hdeデータが送られてくると、送られてきたhde データをリアサイン情報ファイル8に格納する(図6)。格納したhdeデータ は、ディスクの交換時期の予測や、障害時の解析等に役立てる。 リアサインをするかしないかの融通を持たせるために、書込手段4がリアサイ ンを行わず、ディスクサポート手段5がリアサインを行っている。
【0009】
本考案によれば次の効果が得られる。 リアサインを行うときに、欠陥ブロックにあるデータを一旦メモリに格納し、 代替ブロックが決まったところで格納しておいたデータを代替ブロックに移す。 これによって、欠陥ブロックのデータを失うことなくリアサインを行うことがで きる。 欠陥ブロックについてのブロック番号、エラーの種類、エラー発生時刻等を含 んだhdeデータはファイルに記録される。これによって、hdeデータをもと にディスクの交換時期を的確に判断でき、また障害を解析することができる。 hdd2はSCSIに対応したhddで、UNIXの制御に従って動作する手 段と、UNIX上のアプリケーションプログラムの制御に従って動作する手段と を用いてソフトウェア的に欠陥ブロックのリアサインを行っている。これによっ て、SCSI対応のハードディスクならばどんなハードディスクでもリアサイン が可能である。
【図1】本考案の一実施例を示した構成図である。
【図2】図1の装置の構成要素の動作手順を示したフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図3】図1の装置の構成要素の動作手順を示したフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図4】図1の装置の構成要素の動作手順を示したフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図5】図1の装置の構成要素の動作手順を示したフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図6】図1の装置の構成要素の動作手順を示したフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
1 ハードディスク 2 hdd 3 hdeドライバ 4 書込手段 5 ディスクサポート手段 6 メモリ 7 ファイル格納手段 8 リアサイン情報ファイル
Claims (2)
- 【請求項1】 UNIXをOSとするシステムに接続さ
れたハードディスクを制御するディスク制御装置におい
て、 ハードディスクに対してアクセスを行い、通常の読み出
し動作では読み出しができず、ECCを使った符号訂正
により読み出しができる欠陥ブロックをハードディスク
内に発見したときに、この欠陥ブロックのブロック番号
を含んだディスクエラー情報を発生するハードディスク
ドライバと、 このハードディスクドライバが発生したディスクエラー
情報をアプリケーションプログラムの下で動作する手段
へ送るhdeドライバと、 このhdeドライバから送られたディスクエラー情報を
ハードディスクのHDEログ領域に書き込む書込手段
と、 ハードディスクのHDEログ領域を定周期毎にチェック
し、HDEログ領域にディスクエラー情報があるとき
は、このディスクエラー情報のブロック番号に示される
欠陥ブロックを代替ブロックに置き換えるリアサインを
行い、リアサイン後に、書かれていたディスクエラー情
報を送出し、HDEログ領域中のディスクエラー情報を
削除するディスクサポート手段と、 このディスクサポート手段が送出したディスクエラー情
報をリアサイン情報ファイルに格納するファイル格納手
段と、 を具備したことを特徴とするディスク制御装置。 - 【請求項2】 前記ディスクサポート手段によって制御
され、リアサインを行うときに、欠陥ブロックから読み
出されたデータが一旦格納され、代替ブロックが決まっ
たところで格納していたデータが読み出されるメモリを
具備したことを特徴とする請求項1記載のディスク制御
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3175493U JPH073027U (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | ディスク制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3175493U JPH073027U (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | ディスク制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH073027U true JPH073027U (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=12339815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3175493U Pending JPH073027U (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | ディスク制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH073027U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6036686U (ja) * | 1983-08-19 | 1985-03-13 | 竹田 康二 | 電飾灯装置 |
-
1993
- 1993-06-14 JP JP3175493U patent/JPH073027U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6036686U (ja) * | 1983-08-19 | 1985-03-13 | 竹田 康二 | 電飾灯装置 |
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