JPH0676481A - ディスク媒体記録方式 - Google Patents
ディスク媒体記録方式Info
- Publication number
- JPH0676481A JPH0676481A JP22854492A JP22854492A JPH0676481A JP H0676481 A JPH0676481 A JP H0676481A JP 22854492 A JP22854492 A JP 22854492A JP 22854492 A JP22854492 A JP 22854492A JP H0676481 A JPH0676481 A JP H0676481A
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- Japan
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- track
- medium
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ディスク上に記録されている情報を読み出す
際、新たに発生した欠陥により訂正可能な読出し誤りが
発生する場合がある。この場合に、読み出し誤りが発生
したトラックを直ちに欠陥トラックとせずに、正常トラ
ックのまま読み出し誤りを回避できるようにすることを
目的とする。 【構成】 ディスク上の情報を読み出した時に訂正可能
な読出し誤りが発生した場合に、欠陥位置計算手段９に
より、トラックの先頭からホーム・アドレスの終点まで
の長さと、ギャップの長さと、各レコードの長さと、欠
陥のあるレコードの先頭から欠陥までの長さとから、ト
ラックの先頭に対する媒体欠陥位置を計算する。この計
算結果を当該トラック上の媒体欠陥位置情報４に追加登
録した後、読み出して誤りを訂正した情報を再書込みす
る。
際、新たに発生した欠陥により訂正可能な読出し誤りが
発生する場合がある。この場合に、読み出し誤りが発生
したトラックを直ちに欠陥トラックとせずに、正常トラ
ックのまま読み出し誤りを回避できるようにすることを
目的とする。 【構成】 ディスク上の情報を読み出した時に訂正可能
な読出し誤りが発生した場合に、欠陥位置計算手段９に
より、トラックの先頭からホーム・アドレスの終点まで
の長さと、ギャップの長さと、各レコードの長さと、欠
陥のあるレコードの先頭から欠陥までの長さとから、ト
ラックの先頭に対する媒体欠陥位置を計算する。この計
算結果を当該トラック上の媒体欠陥位置情報４に追加登
録した後、読み出して誤りを訂正した情報を再書込みす
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ディスク装置から情
報を読み出す際に発生する訂正可能な読出し誤りを防止
する方式に関するものである。
報を読み出す際に発生する訂正可能な読出し誤りを防止
する方式に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】パーソナル・コンピュータやワーク・ス
テーションなどの小型計算機で使用されるディスクには
固定長フォーマット方式と可変長フォーマット方式があ
るが、固定長フォーマット方式のディスクでは、データ
を記録する１トラックがある定まった大きさの複数個の
物理レコード（セクタ）に固定的に分割されている。一
般的にこのようなディスクでは、ディスク表面に傷があ
るとその傷が含まれる物理レコード（セクタ）１個を不
良レコードとし、他の交代用レコードを代わりのレコー
ドとして使用する。それに対し可変長フォーマットのデ
ィスクでは、ホスト計算機上のＳ／Ｗから、データ・ト
ラック上に自由な大きさの物理レコードをレコードサイ
ズに応じた個数だけ設けることができる。従ってトラッ
ク上のレコードの位置や数はフレキシブルに変化するの
で、固定長フォーマットのディスクのように傷を含んだ
レコードを固定的に不良レコードとして処理することは
困難である。
テーションなどの小型計算機で使用されるディスクには
固定長フォーマット方式と可変長フォーマット方式があ
るが、固定長フォーマット方式のディスクでは、データ
を記録する１トラックがある定まった大きさの複数個の
物理レコード（セクタ）に固定的に分割されている。一
般的にこのようなディスクでは、ディスク表面に傷があ
るとその傷が含まれる物理レコード（セクタ）１個を不
良レコードとし、他の交代用レコードを代わりのレコー
ドとして使用する。それに対し可変長フォーマットのデ
ィスクでは、ホスト計算機上のＳ／Ｗから、データ・ト
ラック上に自由な大きさの物理レコードをレコードサイ
ズに応じた個数だけ設けることができる。従ってトラッ
ク上のレコードの位置や数はフレキシブルに変化するの
で、固定長フォーマットのディスクのように傷を含んだ
レコードを固定的に不良レコードとして処理することは
困難である。
【０００３】そこで可変長フォーマットのディスクで
は、一般的に傷のある部分は使用しないよう、レコード
を傷の部分で分割して記録しておき、ディスク制御装置
が書込み読出しを行なう際この分割部分を自動的に飛び
越して処理し（スキップ処理）、ホスト計算機からはあ
たかも連続した一つのレコードであるかのように見せて
いる。
は、一般的に傷のある部分は使用しないよう、レコード
を傷の部分で分割して記録しておき、ディスク制御装置
が書込み読出しを行なう際この分割部分を自動的に飛び
越して処理し（スキップ処理）、ホスト計算機からはあ
たかも連続した一つのレコードであるかのように見せて
いる。
【０００４】このような制御を行なうため、製造時に発
見された傷の場合には、その傷のトラックの先頭からの
位置を各トラックの先頭部分にある特別なレコード（ホ
ーム・アドレス) とそれ以降の各レコードの先頭部分
（カウント・フィールド）にあらかじめ記録し、その情
報を元にスキップ処理を行なっている。
見された傷の場合には、その傷のトラックの先頭からの
位置を各トラックの先頭部分にある特別なレコード（ホ
ーム・アドレス) とそれ以降の各レコードの先頭部分
（カウント・フィールド）にあらかじめ記録し、その情
報を元にスキップ処理を行なっている。
【０００５】これに対し、ユーザの使用中に新たに傷が
できてしまった場合には、ユーザ・サイドで新しい傷の
位置情報をその傷が存在するトラックのホーム・アドレ
スと各レコードのカウント・フィールドに記録しなけれ
ばならない。
できてしまった場合には、ユーザ・サイドで新しい傷の
位置情報をその傷が存在するトラックのホーム・アドレ
スと各レコードのカウント・フィールドに記録しなけれ
ばならない。
【０００６】しかし従来の技術では、傷によるデータ・
チェックが発生したとき、そのデータ・チェックを訂正
するためにレコード内での傷の相対位置に関する情報は
ディスク制御装置から報告するものの、トラックの先頭
からの絶対位置はわからなかった。そこで従来は、傷の
位置情報を記録せずに、新たに傷のできてしまったトラ
ックを欠陥トラックとし、他のトラックを代替トラック
として利用するようにしていた。
チェックが発生したとき、そのデータ・チェックを訂正
するためにレコード内での傷の相対位置に関する情報は
ディスク制御装置から報告するものの、トラックの先頭
からの絶対位置はわからなかった。そこで従来は、傷の
位置情報を記録せずに、新たに傷のできてしまったトラ
ックを欠陥トラックとし、他のトラックを代替トラック
として利用するようにしていた。
【０００７】上記のような、傷のできたトラックを使用
せずに代替トラックを使用する技術を図を用いて説明す
る。図２は、従来のディスク・システムを示す図であ
り、図において１はディスク装置、２は上位装置、３は
情報記憶手段である。また図３は可変長フォーマット方
式のディスク上のトラックの記録形式を示す図であり、
図において、４は製造時に発見されたトラック上の媒体
欠陥の位置を示す媒体欠陥位置情報が記録されている部
分、５には当該トラックが正常、欠陥、または欠陥の代
替であることを示すトラック状態情報が記録されてい
る。６はトラックのアドレスを示すトラック・アドレス
情報で、正常トラックの場合は当該トラック・アドレス
情報、欠陥または代替トラックの場合は、リンクする相
手のトラック・アドレス情報が記録されている。７は情
報記憶手段３から転送されたユーザ情報を記録するユー
ザ情報記録部であり、この先頭にカウント・フィールド
が存在する。８ａ、８ｂにはトラック上に書き込まれた
情報に付加される読出し誤り検出訂正符号が記録されて
いる。なお、４、５、６、８ａが上記ホーム・アドレス
である。
せずに代替トラックを使用する技術を図を用いて説明す
る。図２は、従来のディスク・システムを示す図であ
り、図において１はディスク装置、２は上位装置、３は
情報記憶手段である。また図３は可変長フォーマット方
式のディスク上のトラックの記録形式を示す図であり、
図において、４は製造時に発見されたトラック上の媒体
欠陥の位置を示す媒体欠陥位置情報が記録されている部
分、５には当該トラックが正常、欠陥、または欠陥の代
替であることを示すトラック状態情報が記録されてい
る。６はトラックのアドレスを示すトラック・アドレス
情報で、正常トラックの場合は当該トラック・アドレス
情報、欠陥または代替トラックの場合は、リンクする相
手のトラック・アドレス情報が記録されている。７は情
報記憶手段３から転送されたユーザ情報を記録するユー
ザ情報記録部であり、この先頭にカウント・フィールド
が存在する。８ａ、８ｂにはトラック上に書き込まれた
情報に付加される読出し誤り検出訂正符号が記録されて
いる。なお、４、５、６、８ａが上記ホーム・アドレス
である。
【０００８】次に動作について説明する。上位装置２の
指示により、ディスク装置１の正常トラック上にあるユ
ーザ情報記録部７から情報記憶手段３にユーザ情報を読
み出す時、ディスク装置１が読出し誤りを検出すると、
上位装置２は読出し誤り検出訂正符号８ｂから得られる
誤り位置情報Ａ（ユーザ情報記録部７の先頭から欠陥ま
での長さ）と誤り訂正情報に基づき、情報記憶手段３に
読み出されたユーザ情報の誤りを訂正する。その読出し
誤りの原因が媒体上に新たに発生した欠陥によるもので
あった場合、当該ユーザ情報記録部７からユーザ情報を
読み出す都度読出し誤りが発生し、誤り訂正に時間がか
かるばかりでなく訂正不能に陥る危険性がある。これを
避けるため、ディスク・システム・ユーザは当該トラッ
クのトラック状態情報５を欠陥トラックとして書き直
し、リンクする代替トラック・アドレスを欠陥トラック
のトラック・アドレス情報６に書き込む処理を行う。さ
らに、上記欠陥トラックのアドレスを、リンクする代替
トラックのトラック・アドレス情報６に書き込む処理を
行う。このようにして欠陥トラックと代替トラックのリ
ンクを取った後、ディスク・システム・ユーザはユーザ
情報記録部７に記録されているユーザ情報を欠陥トラッ
クにリンクした代替トラックに書き移す処置を行う。こ
の処置の後、上位装置２が当該ユーザ情報記録部７から
ユーザ情報を読み出す場合は、まず欠陥トラックに書き
込まれている代替トラック・アドレス情報６を読み取
り、その後代替トラック・アドレス情報６が示す代替ト
ラックに位置決めし、ユーザ情報を読み出す。
指示により、ディスク装置１の正常トラック上にあるユ
ーザ情報記録部７から情報記憶手段３にユーザ情報を読
み出す時、ディスク装置１が読出し誤りを検出すると、
上位装置２は読出し誤り検出訂正符号８ｂから得られる
誤り位置情報Ａ（ユーザ情報記録部７の先頭から欠陥ま
での長さ）と誤り訂正情報に基づき、情報記憶手段３に
読み出されたユーザ情報の誤りを訂正する。その読出し
誤りの原因が媒体上に新たに発生した欠陥によるもので
あった場合、当該ユーザ情報記録部７からユーザ情報を
読み出す都度読出し誤りが発生し、誤り訂正に時間がか
かるばかりでなく訂正不能に陥る危険性がある。これを
避けるため、ディスク・システム・ユーザは当該トラッ
クのトラック状態情報５を欠陥トラックとして書き直
し、リンクする代替トラック・アドレスを欠陥トラック
のトラック・アドレス情報６に書き込む処理を行う。さ
らに、上記欠陥トラックのアドレスを、リンクする代替
トラックのトラック・アドレス情報６に書き込む処理を
行う。このようにして欠陥トラックと代替トラックのリ
ンクを取った後、ディスク・システム・ユーザはユーザ
情報記録部７に記録されているユーザ情報を欠陥トラッ
クにリンクした代替トラックに書き移す処置を行う。こ
の処置の後、上位装置２が当該ユーザ情報記録部７から
ユーザ情報を読み出す場合は、まず欠陥トラックに書き
込まれている代替トラック・アドレス情報６を読み取
り、その後代替トラック・アドレス情報６が示す代替ト
ラックに位置決めし、ユーザ情報を読み出す。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】従来の読出し誤りを回
避させる方法は、以上のようにまず欠陥トラックに書き
込まれている代替トラック・アドレス情報を読み取り、
それに基づいて代替トラックに位置決めし、ユーザ情報
の書込み読出しを行うため、正常トラックの場合と比較
して時間がかかるという問題点があった。
避させる方法は、以上のようにまず欠陥トラックに書き
込まれている代替トラック・アドレス情報を読み取り、
それに基づいて代替トラックに位置決めし、ユーザ情報
の書込み読出しを行うため、正常トラックの場合と比較
して時間がかかるという問題点があった。
【００１０】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、読出し誤りが発生しても当該
トラックを直ちに欠陥トラックにはせず、正常トラック
のままで読出し誤りを回避できるようにすることを目的
とする。
るためになされたもので、読出し誤りが発生しても当該
トラックを直ちに欠陥トラックにはせず、正常トラック
のままで読出し誤りを回避できるようにすることを目的
とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】第１の発明に係るディス
ク媒体記録方式は、ディスク上のトラックに媒体欠陥位
置情報を記録しておく欠陥位置情報記録部と、使用時に
発生した媒体欠陥の、トラックの先頭からの位置を媒体
欠陥位置情報として生成する欠陥位置計算手段と、生成
された媒体欠陥位置情報を上記欠陥位置情報記録部に記
録する手段とを備えたものである。
ク媒体記録方式は、ディスク上のトラックに媒体欠陥位
置情報を記録しておく欠陥位置情報記録部と、使用時に
発生した媒体欠陥の、トラックの先頭からの位置を媒体
欠陥位置情報として生成する欠陥位置計算手段と、生成
された媒体欠陥位置情報を上記欠陥位置情報記録部に記
録する手段とを備えたものである。
【００１２】第２の発明に係るディスク媒体記録方式
は、ディスク上のトラックに複数個の媒体欠陥位置情報
を記録しておく欠陥位置情報記録部と、媒体欠陥の、ト
ラックの先頭からの位置を媒体欠陥位置情報として生成
する欠陥位置計算手段とを備え、生成された媒体欠陥位
置情報を既に記録された媒体欠陥位置情報とともに、欠
陥位置情報記録部に記録するものである。
は、ディスク上のトラックに複数個の媒体欠陥位置情報
を記録しておく欠陥位置情報記録部と、媒体欠陥の、ト
ラックの先頭からの位置を媒体欠陥位置情報として生成
する欠陥位置計算手段とを備え、生成された媒体欠陥位
置情報を既に記録された媒体欠陥位置情報とともに、欠
陥位置情報記録部に記録するものである。
【００１３】第３の発明に係るディスク媒体記録方式
は、ディスク上のトラックにあるユーザー情報記録部
と、ディスク上のトラックに媒体欠陥位置情報を記録し
ておく欠陥位置情報記録部と、媒体欠陥の、トラックの
先頭からの位置を媒体欠陥位置情報として生成する欠陥
位置計算手段とを備え、上記ユーザー情報記録部からの
ユーザー情報の読み出しにあたり検出された読み出し誤
りにより得られる誤り位置情報を欠陥位置計算手段に入
力することによって媒体欠陥位置情報を生成し、この媒
体欠陥位置情報を欠陥位置情報記録部に記録するもので
ある。
は、ディスク上のトラックにあるユーザー情報記録部
と、ディスク上のトラックに媒体欠陥位置情報を記録し
ておく欠陥位置情報記録部と、媒体欠陥の、トラックの
先頭からの位置を媒体欠陥位置情報として生成する欠陥
位置計算手段とを備え、上記ユーザー情報記録部からの
ユーザー情報の読み出しにあたり検出された読み出し誤
りにより得られる誤り位置情報を欠陥位置計算手段に入
力することによって媒体欠陥位置情報を生成し、この媒
体欠陥位置情報を欠陥位置情報記録部に記録するもので
ある。
【００１４】第４の発明に係るディスク媒体記録方式
は、ディスク上のトラックにあるユーザー情報記録部
と、このユーザー情報記録部から読み出されたユーザー
情報を記憶する情報記憶手段と、媒体欠陥の、トラック
の先頭からの位置を媒体欠陥位置情報として生成する欠
陥位置計算手段とを備え、上記ユーザー情報の読み出し
にあたり検出された読み出し誤りにより得られる誤り位
置情報および誤り訂正情報に基づき情報記憶手段に記憶
されたユーザー情報を訂正するとともに、上記誤り位置
情報を欠陥位置計算手段に入力することによって媒体欠
陥位置情報を生成し、訂正後のユーザー情報を媒体欠陥
を避けてユーザー情報記録部に書き込むものである。
は、ディスク上のトラックにあるユーザー情報記録部
と、このユーザー情報記録部から読み出されたユーザー
情報を記憶する情報記憶手段と、媒体欠陥の、トラック
の先頭からの位置を媒体欠陥位置情報として生成する欠
陥位置計算手段とを備え、上記ユーザー情報の読み出し
にあたり検出された読み出し誤りにより得られる誤り位
置情報および誤り訂正情報に基づき情報記憶手段に記憶
されたユーザー情報を訂正するとともに、上記誤り位置
情報を欠陥位置計算手段に入力することによって媒体欠
陥位置情報を生成し、訂正後のユーザー情報を媒体欠陥
を避けてユーザー情報記録部に書き込むものである。
【００１５】第５の発明に係るディスク媒体記録方式
は、ディスク上のトラックにあるユーザー情報記録部
と、ディスク上のトラックに媒体欠陥位置情報を記録し
ておく欠陥位置情報記録部と、媒体欠陥の、トラックの
先頭からの位置を媒体欠陥位置情報として生成する欠陥
位置計算手段とを備え、ユーザー情報記録部へのユーザ
ー情報の書き込みに際して、欠陥位置情報記録部の媒体
欠陥位置情報を参照し、ユーザー情報を媒体欠陥を避け
て書き込むものである。
は、ディスク上のトラックにあるユーザー情報記録部
と、ディスク上のトラックに媒体欠陥位置情報を記録し
ておく欠陥位置情報記録部と、媒体欠陥の、トラックの
先頭からの位置を媒体欠陥位置情報として生成する欠陥
位置計算手段とを備え、ユーザー情報記録部へのユーザ
ー情報の書き込みに際して、欠陥位置情報記録部の媒体
欠陥位置情報を参照し、ユーザー情報を媒体欠陥を避け
て書き込むものである。
【００１６】
【作用】この発明によるディスク媒体記録方式において
は、媒体欠陥のトラックの先頭からの位置を計算し、そ
の結果をそのトラック上の媒体欠陥位置情報記録部に記
録し、その情報を元に媒体欠陥を飛び越して情報の書込
み読出しを行なう。
は、媒体欠陥のトラックの先頭からの位置を計算し、そ
の結果をそのトラック上の媒体欠陥位置情報記録部に記
録し、その情報を元に媒体欠陥を飛び越して情報の書込
み読出しを行なう。
【００１７】
実施例１．以下この発明の一実施例を図について説明す
る。図１及び図３において、１〜８は上記従来例と同一
のものであり、９は新たに発生した欠陥の媒体欠陥位置
情報を計算する欠陥位置計算手段である。
る。図１及び図３において、１〜８は上記従来例と同一
のものであり、９は新たに発生した欠陥の媒体欠陥位置
情報を計算する欠陥位置計算手段である。
【００１８】次に動作について説明する。上位装置２の
指示によりディスク装置１の正常トラック上にあるユー
ザ情報記録部７から情報記憶手段３にユーザ情報を読み
出す時、ディスク装置１が読出し誤りを検出すると、上
位装置２は読出し誤り検出訂正符号８ｂから得られる誤
り位置情報Ａと誤り訂正情報に基づき、情報記憶手段３
に読み出されたユーザ情報の誤りを訂正する。そして、
欠陥位置計算手段９は、トラックの先頭（インデック
ス）からホーム・アドレスの終点までの長さ（媒体欠陥
位置情報４とトラック状態情報５との間に記録されてい
る。）と、ギャップの大きさと、当該トラック上の各レ
コードの長さ（カウント・フィールドに記録されてい
る。）と、傷のあるユーザ情報記録部７の先頭から傷ま
での長さを示す誤り位置情報Ａとから、トラックの先頭
に対する新たに発生した媒体欠陥の位置情報を計算し、
得られた結果を保持する。
指示によりディスク装置１の正常トラック上にあるユー
ザ情報記録部７から情報記憶手段３にユーザ情報を読み
出す時、ディスク装置１が読出し誤りを検出すると、上
位装置２は読出し誤り検出訂正符号８ｂから得られる誤
り位置情報Ａと誤り訂正情報に基づき、情報記憶手段３
に読み出されたユーザ情報の誤りを訂正する。そして、
欠陥位置計算手段９は、トラックの先頭（インデック
ス）からホーム・アドレスの終点までの長さ（媒体欠陥
位置情報４とトラック状態情報５との間に記録されてい
る。）と、ギャップの大きさと、当該トラック上の各レ
コードの長さ（カウント・フィールドに記録されてい
る。）と、傷のあるユーザ情報記録部７の先頭から傷ま
での長さを示す誤り位置情報Ａとから、トラックの先頭
に対する新たに発生した媒体欠陥の位置情報を計算し、
得られた結果を保持する。
【００１９】上位装置２は、当該トラックの媒体欠陥位
置情報４に製造時から登録されている媒体欠陥位置情報
の数を調べ、追加登録が可能な場合は、上記保持されて
いる媒体欠陥位置情報を当該トラックの媒体欠陥位置情
報４に追加登録する。ここで、媒体欠陥位置情報４に登
録できる情報の数は通常７個である。その後情報記憶手
段３に記憶されている訂正されたユーザ情報をユーザ情
報記録部７に再書込みする。この再書込みは、新たに発
生した欠陥を避けて行われることになる。
置情報４に製造時から登録されている媒体欠陥位置情報
の数を調べ、追加登録が可能な場合は、上記保持されて
いる媒体欠陥位置情報を当該トラックの媒体欠陥位置情
報４に追加登録する。ここで、媒体欠陥位置情報４に登
録できる情報の数は通常７個である。その後情報記憶手
段３に記憶されている訂正されたユーザ情報をユーザ情
報記録部７に再書込みする。この再書込みは、新たに発
生した欠陥を避けて行われることになる。
【００２０】また、媒体欠陥位置情報の追加登録が不可
能な場合、上位装置２は何もせず、ディスク・システム
・ユーザは従来と同様に当該トラックを欠陥トラックと
し、ユーザ情報を欠陥トラックにリンクした代替トラッ
クに書き移す処置を行なう。
能な場合、上位装置２は何もせず、ディスク・システム
・ユーザは従来と同様に当該トラックを欠陥トラックと
し、ユーザ情報を欠陥トラックにリンクした代替トラッ
クに書き移す処置を行なう。
【００２１】実施例２．上記実施例１は、媒体欠陥位置
情報の追加登録とユーザ情報の書込みを上位装置２の判
断で自動的に実施しているが、これをディスク・システ
ム・ユーザの判断により実施することもできる。
情報の追加登録とユーザ情報の書込みを上位装置２の判
断で自動的に実施しているが、これをディスク・システ
ム・ユーザの判断により実施することもできる。
【００２２】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば使用中
に発生した読出し誤りのトラックの先頭からの位置を、
そのトラック上に媒体欠陥位置情報として記録し、その
情報に基づき欠陥を避けて情報の書込み読出しができる
ため、読出し誤りの発生したトラックを欠陥トラックと
することなく正常トラックのままとして利用でき、従来
のように欠陥代替トラック処理をする場合に比べ処理の
時間が短縮できる。
に発生した読出し誤りのトラックの先頭からの位置を、
そのトラック上に媒体欠陥位置情報として記録し、その
情報に基づき欠陥を避けて情報の書込み読出しができる
ため、読出し誤りの発生したトラックを欠陥トラックと
することなく正常トラックのままとして利用でき、従来
のように欠陥代替トラック処理をする場合に比べ処理の
時間が短縮できる。
【図１】この発明の一実施例によるディスク・システム
を示す図である。
を示す図である。
【図２】従来のディスク・システムを示す図である。
【図３】この発明及び従来のディスク上のトラックの記
録形式を示す図である。
録形式を示す図である。
１ ディスク装置 ２ 上位装置 ４ 媒体欠陥位置情報 ８ａ、８ｂ 読出し誤り検出訂正符号 ９ 欠陥位置計算手段
Claims (5)
- 【請求項１】 ディスク上のトラックに媒体欠陥位置情
報を記録しておく欠陥位置情報記録部と、使用時に発生
した媒体欠陥の、トラックの先頭からの位置を媒体欠陥
位置情報として生成する欠陥位置計算手段と、生成され
た媒体欠陥位置情報を上記欠陥位置情報記録部に記録す
る手段とを備えたディスク媒体記録方式。 - 【請求項２】 ディスク上のトラックに複数個の媒体欠
陥位置情報を記録しておく欠陥位置情報記録部と、媒体
欠陥の、トラックの先頭からの位置を媒体欠陥位置情報
として生成する欠陥位置計算手段とを備え、生成された
媒体欠陥位置情報を既に記録された媒体欠陥位置情報と
ともに、上記欠陥位置情報記録部に記録することを特徴
とするディスク媒体記録方式。 - 【請求項３】 ディスク上のトラックにあるユーザー情
報記録部と、ディスク上のトラックに媒体欠陥位置情報
を記録しておく欠陥位置情報記録部と、媒体欠陥の、ト
ラックの先頭からの位置を媒体欠陥位置情報として生成
する欠陥位置計算手段とを備え、上記ユーザー情報記録
部からのユーザー情報の読み出しにあたり検出された読
み出し誤りにより得られる誤り位置情報を上記欠陥位置
計算手段に入力することによって媒体欠陥位置情報を生
成し、この媒体欠陥位置情報を上記欠陥位置情報記録部
に記録することを特徴とするディスク媒体記録方式。 - 【請求項４】 ディスク上のトラックにあるユーザー情
報記録部と、このユーザー情報記録部から読み出された
ユーザー情報を記憶する情報記憶手段と、媒体欠陥の、
トラックの先頭からの位置を媒体欠陥位置情報として生
成する欠陥位置計算手段とを備え、上記ユーザー情報の
読み出しにあたり検出された読み出し誤りにより得られ
る誤り位置情報および誤り訂正情報に基づき上記情報記
憶手段に記憶されたユーザー情報を訂正するとともに、
上記誤り位置情報を上記欠陥位置計算手段に入力するこ
とによって媒体欠陥位置情報を生成し、上記訂正後のユ
ーザー情報を媒体欠陥を避けて上記ユーザー情報記録部
に書き込むことを特徴とするディスク媒体記録方式。 - 【請求項５】 ディスク上のトラックにあるユーザー情
報記録部と、ディスク上のトラックに媒体欠陥位置情報
を記録しておく欠陥位置情報記録部と、媒体欠陥の、ト
ラックの先頭からの位置を媒体欠陥位置情報として生成
する欠陥位置計算手段とを備え、上記ユーザー情報記録
部へのユーザー情報の書き込みに際して、上記欠陥位置
情報記録部の媒体欠陥位置情報を参照し、ユーザー情報
を媒体欠陥を避けて書き込むことを特徴とするディスク
媒体記録方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22854492A JPH0676481A (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | ディスク媒体記録方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22854492A JPH0676481A (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | ディスク媒体記録方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0676481A true JPH0676481A (ja) | 1994-03-18 |
Family
ID=16878054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22854492A Pending JPH0676481A (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | ディスク媒体記録方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0676481A (ja) |
-
1992
- 1992-08-27 JP JP22854492A patent/JPH0676481A/ja active Pending
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