JPH07302607A - 燃料電池発電装置 - Google Patents

燃料電池発電装置

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JPH07302607A
JPH07302607A JP6120506A JP12050694A JPH07302607A JP H07302607 A JPH07302607 A JP H07302607A JP 6120506 A JP6120506 A JP 6120506A JP 12050694 A JP12050694 A JP 12050694A JP H07302607 A JPH07302607 A JP H07302607A
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置のコンパクト化と、消費電力に対する昇
温の効率の向上とを図る。 【構成】 ECU150は、燃料電池本体5の起動時
に、窒素ガス給排装置120の排出制御バルブ127を
開側に制御する。排出制御バルブ127が開側に制御さ
れると、エアシリンダ104内の圧力が抜けて、燃料電
池本体5をその積層方向に加圧する加圧力が低下され
る。加圧力が低下されると、燃料電池本体5を構成する
電解質膜10,電極20,30等の部材間の接触抵抗が
増大し、このために、燃料電池本体5の内部損失が大き
くなり内部の発熱量が増加する。従って、この燃料電池
発電装置1によれば、外部電源やヒータ等の加熱手段を
用いることなしに燃料電池本体を昇温させることが可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、燃料電池を発電する
装置に関し、特に、起動性に優れた燃料電池発電装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、燃料の有しているエネルギを直接
電気的エネルギに変換する装置として燃料電池が知られ
ている。この燃料電池は、通常、電解質を挟んで一対の
電極を配置するとともに、一方の電極の表面に水素等の
燃料ガスを接触させ、また他方の電極の表面に酸素を含
有する酸化ガスを接触させ、このとき起こる電気化学反
応を利用して、電極間から電気エネルギを取り出すよう
にしている。
【0003】ところで、燃料電池は、前述したように化
学反応を利用したものであることから、常温よりも高い
温度で動作させることで、高い効率で電気エネルギを取
り出すことが可能となる。この動作温度は、固体高分子
型の燃料電池では、およそ80℃であり、定常運転時に
は、自己発熱により強制的な加熱は不要であるが、起動
時から定常運転までの間には強制的な加熱が必要とな
る。こうした技術的課題を達成するものとして、起動時
に、外部電源を用いてヒータに電力を供給し、このヒー
タの熱で冷却水を加熱して燃料電池を昇温させる装置が
提案されていた(特開平3−101062号公報)。ま
た、外部に配設した抵抗器の抵抗値を変えることによっ
て放電電流を制御し、それに伴う抵抗器の発熱によって
燃料電池の昇温を促進させる装置も提案されていた(特
開平2−273467号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の装置では、抵抗器等のヒータを用いる必要がある
ことから、装置が大型化するといった問題があった。ま
た、ヒータの熱で燃料電池本体を昇温させるには、大き
な電力が必要であり、たとえ後者の装置のように燃料電
池の昇温の促進を図ったとしても、消費電力は大きく、
消費電力に対する昇温の効率が悪いといった問題があっ
た。
【0005】この発明の燃料電池発電装置は、こうした
問題点に鑑みてなされたもので、装置のコンパクト化を
図るとともに、消費電力に対する昇温の効率を高めるこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
べく、前記課題を解決するための手段として、以下に示
す構成をとった。
【0007】即ち、本発明の第1の燃料電池発電装置
は、電解質を2つの電極で挟持した単電池を複数積層し
た燃料電池本体と、該燃料電池本体をその積層方向に加
圧して、該燃料電池本体の面圧を所定値に調節する加圧
手段とを備えた燃料電池発電装置において、前記燃料電
池本体の起動時を検知する起動時検知手段と、該起動時
が検知されたとき、前記加圧手段による加圧力を、定常
運転時の加圧力より低く制御する加圧力低下手段とを備
えた構成をとった。
【0008】本発明の第2の燃料電池発電装置は、電解
質を2つの電極で挟持した単電池を備えた燃料電池本体
と、前記単電池の各電極に燃料ガスおよび酸化ガスを供
給するガス供給手段と、前記ガス供給手段により供給さ
れる燃料ガスおよび酸化ガスの内の少なくとも一方を加
湿する加湿手段とを備えた燃料電池発電装置において、
起動時を検知する起動時検知手段と、該起動時が検知さ
れたとき、前記加湿手段による加湿量を、定常運転時の
加湿量より低減させる加湿量低減手段とを備えた構成を
とった。
【0009】
【作用】以上のように構成された第1の燃料電池発電装
置によれば、燃料電池本体の起動時に、燃料電池本体の
積層方向への加圧力が低下されることにより、単電池と
単電池との間や単電池を構成する電解質と電極との間の
接触抵抗が増大する。このため、燃料電池本体の内部損
失が大きくなり内部の発熱量が増加する。したがって、
外部電源やヒータ等の加熱手段を用いることなしに燃料
電池本体を昇温させることが可能となり、さらには、燃
料電池本体自ら発熱することから、加温のエネルギ効率
も優れており、早急に所望の温度とすることが可能とな
る。
【0010】また、第2の燃料電池発電装置によれば、
燃料電池本体の起動時に、燃料ガスおよび酸化ガスの内
の少なくとも一方に対する加湿量が低減されることによ
り、単電池の電解質の含水率が低下する。このため、電
解質の内部抵抗が大きくなり内部の発熱量が増加する。
したがって、第1の燃料電池発電装置と同様に、外部電
源やヒータ等の加熱手段を用いることなしに燃料電池本
体を昇温させることが可能となり、さらには、燃料電池
本体自ら発熱することから、早急に所望の温度とするこ
とが可能となる。
【0011】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。
【0012】図1は、本発明の第1実施例を適用した燃
料電池発電装置1の全体構成図である。図1に示すよう
に、この燃料電池発電装置1は、燃料電池本体5をその
中心に備える。
【0013】燃料電池本体5の構成についてまず説明す
る。燃料電池本体5は、固体高分子型の燃料電池であ
り、そのセル構造として図2に示す構造を備える。即
ち、図2に示すように、セルは、電解質膜10と、この
電解質膜10を両側から挟んでサンドイッチ構造とする
ガス拡散電極としてのアノード20およびカソード30
と、このサンドイッチ構造を両側から挟みつつ燃料ガス
および酸化ガス(酸素含有ガス)の流路溝を形成すると
共にアノード20およびカソード30との電子の授受を
行なう集電極40,50と、集電極40,50の外側に
配置され各セルを仕切るセパレータ60により構成され
ている。
【0014】電解質膜10は、高分子材料、例えばフッ
素系樹脂により形成されたイオン交換膜であり、湿潤状
態で良好なイオン導電性を示す。アノード20およびカ
ソード30は、炭素繊維からなる糸で織成したカーボン
クロスにより形成されており、このカーボンクロスに
は、触媒としての白金または白金と他の金属からなる合
金等を担持したカーボン粉がクロスの隙間に練り込まれ
ている。
【0015】集電極40,50は、多孔質でガス透過性
を有するポーラスカーボンにより形成されており、気孔
率が40ないし80[%]のものである。また、集電極
40には、複数のリブ42が形成されており、このリブ
42とアノード20の表面とで燃料ガスの流路溝45を
形成している。一方、集電極50にも、複数のリブ52
が形成されており、このリブ52とカソード30とで酸
化ガスの流路溝55を形成している。なお、両流路溝4
5,55は、図示しない燃料ガス供給通路および酸化ガ
ス供給通路とマニホールドを介して連結されており、そ
れらガス供給通から燃料ガスおよび酸化ガスがそれぞれ
供給される。
【0016】セパレータ60は、カーボンを圧縮してガ
ス不透過としたガス不透過カーボンにより形成されてお
り、電解質膜10,アノード20,カソード30,集電
極40,50により構成されるセル(単電池)をその厚
み方向に積層する際の隔壁をなす。こうして形成された
各部材をセパレータ60,集電極40,アノード20,
電解質膜10,カソード30,集電極50,セパレータ
60の順に複数個積層して燃料電池本体5を構成する。
【0017】図1に戻り、こうして構成された燃料電池
本体5の積層方向の一端面5aには、絶縁板102を介
してエアシリンダ104が設けられている。エアシリン
ダ104は、燃料電池本体5の積層方向に伸縮性を有す
る加圧槽であり、円筒状の第1容器104a内に、第1
容器104aより径の小さい同じく円筒状の第2容器1
04bを嵌合させて形成されている。エアシリンダ10
4内には後述する給排装置から送られた窒素ガスが貯え
られる。こうした構成のエアシリンダ104は、燃料電
池本体5をその積層方向に加圧することにより、燃料電
池本体5の積層方向の面圧を高めることができる。燃料
電池本体5は、面圧が高くなると、内部の接触抵抗が低
下して、トータルの電気的なロスを少なくすることがで
き、その結果、出力効率を高めることができる。
【0018】こうした燃料電池本体5とエアシリンダ1
04とは、燃料電池本体5の積層方向の両側からエンド
プレート106,108により挟まれ、両エンドプレー
ト106,108の間に配設されたボルト110,11
2によりエンドプレート106,108間に固定され
る。
【0019】燃料電池発電装置1は、前述した燃料電池
本体5およびその周辺部の他に、エアシリンダ104内
の窒素ガスを給排する窒素ガス給排装置120と、その
窒素ガスの給排気量を制御する制御系130とを備え
る。
【0020】窒素ガス給排装置120は、窒素ガスを貯
えるガスバッファ122と、ガスバッファ122内の窒
素ガスをエアシリンダ104内に送るガス供給路124
と、エアシリンダ104内の窒素ガスを外部に排出する
ガス排出路125とを備え、ガス供給路124の途中に
は、制御系130からの制御信号を受けてガスの供給量
を調節する供給制御バルブ126が、ガス排出路125
の途中には、制御系130からの制御信号を受けてガス
の排出量を調節する排出制御バルブ127がそれぞれ設
けられている。
【0021】制御系130は、燃料電池本体5の運転状
態を検出するセンサ群として、燃料電池本体5に対して
起動の指示を与えるオン/オフスイッチ131と、燃料
電池本体5内に設けられ、燃料電池本体5の単電池部分
の温度をセル温度として検出するセル温センサ132
と、エアシリンダ104内に設けられ、エアシリンダ1
04内の圧力を検出するシリンダ内圧センサ134とを
備える。さらに、センサ群として、図3に示すように、
燃料ガスの流路溝45および酸化ガスの流路溝55に供
給される燃料ガスおよび酸化ガスの圧力をそれぞれ検出
する燃料ガス圧センサ136および酸化ガス圧センサ1
38と、その燃料ガスおよび酸化ガスの流量をそれぞれ
検出する燃料ガス流量センサ140および酸化ガス流量
センサ142と、その燃料ガスおよび酸化ガスの温度を
それぞれ検出する燃料ガス温センサ144および酸化ガ
ス温センサ146とを備える。
【0022】なお、これら燃料ガスおよび酸化ガスに関
するセンサ136〜146は、燃料ガスの流路溝45お
よび酸化ガスの流路溝55に連結された両マニホールド
にそれぞれ設けられている。また、センサ群の一つとし
て、燃料電池本体5の外周に設けられ、水素ガスの漏れ
を感知する水素感知センサ148を備える。これら各セ
ンサ131〜148は、制御系130内に備えられた電
子制御ユニット(ECU)150に接続される。
【0023】電子制御ユニット150は、マイクロコン
ピュータを中心とした論理回路として構成され、詳しく
は、予め設定された制御プログラムに従って所定の演算
等を実行するCPU152、CPU152で各種演算処
理を実行するのに必要な制御プログラムや制御データ等
が予め格納されたROM154、同じくCPU152で
各種演算処理を実行するのに必要な各種データが一時的
に読み書きされるRAM156、前述した各センサ13
1〜148からの出力信号を入力する入力回路158
と、共にCPU152での演算結果に応じて供給制御バ
ルブ126および排出制御バルブ127に制御信号を出
力する出力回路160等を備えている。
【0024】こうした構成の電子制御ユニット150の
CPU152によって、燃料電池本体5の起動時に、排
出制御バルブ127が開制御されることにより、エアシ
リンダ104内の圧力が低下されて、燃料電池本体5の
温度が高められる。
【0025】次に、CPU152により実行される起動
時処理について、図4のフローチャートに沿って説明す
る。この起動時処理は、オペレータによりオン/オフス
イッチ131がオン状態に指示されたときに、割り込み
にて実行されるものである。処理が開始されると、CP
U152は、まず、燃料電池本体5を起動する処理を行
なう(ステップS200)。この処理は、燃料ガスの流
路溝45および酸化ガスの流路溝55に各ガス供給通路
から燃料ガスおよび酸化ガスの供給を行なったり、エア
シリンダ104内に窒素ガス給排装置120から窒素ガ
スの供給を行なったりするものである。
【0026】窒素ガスの供給は詳しくは次のようにして
行なわれる。供給制御バルブ126および排出制御バル
ブ127が閉状態である初期状態から、供給制御バルブ
126を所定開度に制御して、エアシリンダ104内に
窒素ガスを供給する。その後、シリンダ内圧センサ13
4からエアシリンダ104内の圧力Pを読み取って、そ
の圧力Pに応じて供給制御バルブ126を調整して、エ
アシリンダ104内への窒素ガスの供給量を調整するこ
とで、その圧力Pを所定値P0に調整する。なお、この
所定値P0は、燃料電池本体5が定常運転の状態にある
ときに、燃料電池本体5に適切な面圧を与えるような圧
力であり、低くなり過ぎて燃料電池本体5にガスのリー
クを生じさせるような大きさでもない。
【0027】ステップS200の実行後、次いで、セル
温センサ132,シリンダ内圧センサ134等の各セン
サ132〜148より出力信号を読み込み(ステップS
210)、それら出力信号に基づいて燃料電池本体5の
作動が正常であるか否かを判定する(ステップS22
0)。
【0028】ステップS220の判定処理は、詳しく
は、セル温センサ132から読み込んだセル温度が所定
温度(例えば、90[℃])以下であること、燃料ガス
圧センサ136および酸化ガス圧センサ138から読み
込んだガス圧が所定の範囲内(例えば、1〜1.5[a
tm](101〜152[KPa]))であること、燃
料ガス流量センサ140および酸化ガス流量センサ14
2から読み込んだガスの流量が負荷に応じて求まる値の
±5[l/min]程度であること、燃料ガス温センサ
144および酸化ガス温センサ146から読み込んだガ
ス温度が所定の範囲内(例えば、70〜80[℃]:改
質器を用いた場合)であること、水素感知センサ148
で水素ガスの漏れが感知されていないことの全ての条件
が満たされたときに、燃料電池本体5の作動は正常であ
ると判定する。
【0029】ステップS220で、燃料電池本体5の作
動が正常でないと判定された場合には、次いで、正常で
ない旨の警告を表示する処理を行ない(ステップS23
0)、その後、「エンド」に抜けてこの処理を終了す
る。一方、ステップS220で燃料電池本体5の作動が
正常であると判定されると、以下の処理を行なう。
【0030】CPU152は、まず、セル温センサ13
2から読み込んだセル温度Taが予め定められた所定温
度T1(例えば、50[℃])より低いか否かを判定す
る(ステップS240)。ここで、セル温度Taが所定
温度T1より低いと判定された場合には、燃料電池本体
5を昇温させる以下の処理を行なう。即ち、CPU15
2は、まず、フラグFが値0であるか否かを判定する処
理を行なう(ステップS250)。このフラグFは、ス
テップS240で肯定判定されたのが始めてであるか2
回目以降であるかを判別するもので、初期値としては、
値0が設定されている。
【0031】ステップS250でフラグFが値0であ
る、即ち、ステップS240で肯定判定されたのが始め
てであると判定されると、続いて、電子制御ユニット1
50に内蔵された図示しないタイマを起動し(ステップ
S260)、その後、排出制御バルブ127を開側に制
御して、エアシリンダ104内の圧力をP1に低下する
処理を行なう(ステップS270)。詳しくは、シリン
ダ内圧センサ134からエアシリンダ104内の圧力P
を読み取って、その圧力Pに応じて排出制御バルブ12
7を徐々に開制御する。排出制御バルブ127が開側に
制御されると、エアシリンダ104内の窒素ガスがガス
排出路125から外部に排出され、その圧力Pは低下
し、定常時の圧力P0より低い所定値P1に調整され
る。
【0032】ステップS270の実行後、フラグFに値
1をセットし(ステップS280)、その後、ステップ
S290に進む。なお、ステップS250でフラグFが
値1である、即ち、ステップS240で肯定判定される
のが2回目以上であると判別された場合にも、ステップ
S260ないしS280の処理を飛ばして、ステップS
290に進む。
【0033】ステップS290では、前記タイマで計算
された時間tが予め設定された所定時間t1を経過した
か否かを判定する処理を行なう。ここで、タイマ時間t
が所定時間t1を経過していないと判定された場合に
は、ステップS210に戻り、ステップS210以後の
処理を繰り返し実行する。一方、ステップS290で所
定時間t1を経過したと判定された場合には、続くステ
ップS300に進む。
【0034】また、ステップS240でセル温度Taが
所定温度T1以上であると判定された場合には、燃料電
池本体5を昇温させる処理は不要であるとして、ステッ
プS250ないしS290の処理を飛ばしてステップS
300に進む。ステップS300では、排出制御バルブ
127を閉状態に制御する。その後、シリンダ内圧セン
サ134からエアシリンダ104内の圧力Pを読み取っ
て、その圧力Pに応じて供給制御バルブ126を開側に
制御して、エアシリンダ104内への窒素ガスの供給量
を増加して、その圧力Pを所定値P0に上昇させる(ス
テップS310)。続いて、フラグFを値0にセットし
て(ステップS320)、その後、「エンド」に抜けて
この処理を終了する。
【0035】こうして構成された起動時処理によれば、
燃料電池本体5の起動時に、エアシリンダ104内の圧
力Pが定常運転時の圧力P0より低いP1に低下され
る。エアシリンダ104の圧力Pが低下されると、燃料
電池本体5の積層方向への加圧力が低下され、セル間や
セルを構成する電解質膜10,電極20,30等の部材
間の接触抵抗が増大する。このため、燃料電池本体5の
内部損失が大きくなり、生成した電気エネルギが前記抵
抗増大部で熱エネルギとして消費され発熱量が増加す
る。従って、この燃料電池発電装置1によれば、外部電
源やヒータ等の加熱手段を用いることなしに燃料電池本
体5を昇温させることが可能となり、装置全体のコンパ
クト化を図ることができるといった効果を奏する。特
に、従来より用いられていたエアシリンダ104の構成
を用いて燃料電池本体5の昇温を実現していることか
ら、新たな構成を加える必要もなく、このために、コン
パクト化の点でより優れている。
【0036】さらには、燃料電池本体5が自ら発熱する
ことから、消費電力に対する昇温の効率を高めることが
できるといった効果を奏する。なお、図5にセル温度T
の時間変化を示したが、この図に示すように、起動時に
おいては、従来、図中、破線に示すように、温度T1に
至るまでかなりの時間をかかったところを、即座に温度
T1に昇温させることができる。この結果、この燃料電
池発電装置1は起動性にも優れている。
【0037】なお、前記第1実施例では、燃料電池本体
5を昇温させる必要があるか否かを、ステップS240
でセル温度Taが所定温度T1より低いか否かから判定
していたが、これに換えて、燃料ガス温センサ144で
検出された燃料ガス温度が所定温度より低いか否かから
判定する構成としてもよい。こうした構成によっても、
第1実施例と同様に、燃料電池本体5が昇温を必要か否
かを判別することができる。
【0038】また、前記第1実施例では、燃料電池を昇
温させる作業を所定時間t1だけ継続させるように構成
されていたが、これに換えて、セル温センサ132から
読み込むセル温度Taを監視して、セル温度Taが所定
の温度T2となるまで上記昇温作用を実行する構成とし
てもよい。
【0039】さらに、前記第1実施例では、ステップS
270でエアシリンダ104内の圧力をP1に低下する
処理を行なっているが、この圧力P1は単一の値に限る
必要はなく、例えば、セル温度Taを監視して、セル温
度Taの上昇に応じて所定値P1を可変するように構成
してもよく、また、燃料電池本体5の電圧−電流特性に
応じて所定値P1を可変する構成としてもよい。
【0040】本発明の第2実施例について次に説明す
る。図6は、本発明の第2実施例を適用した燃料電池発
電装置400の全体構成図である。図6に示すように、
この燃料電池発電装置400は、第1実施例と同じ燃料
電池本体5を備え、この燃料電池本体5の燃料ガスの流
路溝45にマニホールドを介して燃料ガス供給通路41
0が連結されている。
【0041】燃料ガス供給通路410の途中には、燃料
ガスを加湿する加湿器420が設けられている。加湿器
420は、燃料ガスをバブリングして加湿する周知のも
のである。また、燃料ガス供給通路410の加湿器42
0より上流側および下流側には、三方弁430,440
が設けられ、両三方弁430,440の間に加湿器42
0をバイパスするバイパス通路450が設けられてい
る。三方弁430,440は、制御系500からの制御
信号を受けて流路を切り替えるもので、両三方弁43
0,440を制御することにより、燃料ガスの供給経路
を加湿器420を備えた通路410側とバイパス通路4
50側とに切り替えることが可能である。
【0042】制御系500は、図7に示すように、セン
サ群として、第1実施例とほぼ同じセンサを備えてお
り、第1実施例と相違するのは、シリンダ内圧センサ1
34がなくて、これに換えて、湿度センサ510が設け
られている点にある。湿度センサ510は、燃料ガスの
流路溝45に続くマニホールドに設けられ、燃料ガスの
湿度を検出するものである。この湿度センサ510を始
めとして、第1実施例と同じ、オン/オフスイッチ13
1,セル温センサ132,燃料ガス圧センサ136,酸
化ガス圧センサ138,燃料ガス流量センサ140,酸
化ガス流量センサ142,燃料ガス温センサ144,酸
化ガス温センサ146および水素感知センサ148を制
御系500は備えている。これら各センサは、制御系5
00内に備えられた第1実施例と同じ構成の電子制御ユ
ニット(ECU)150に接続される。
【0043】電子制御ユニット150のCPU152に
よって、燃料電池本体5の起動時に、三方弁430,4
40が制御されることにより、燃料ガスの供給経路がバ
イパス通路450側に切り替えられて、燃料ガスの加湿
量が低減されて、燃料電池本体5の温度が高められる。
【0044】次に、CPU152により実行される起動
時処理について、図8のフローチャートに基づいて説明
する。この起動時処理は、第1実施例のそれと比べて、
ステップS610ないしS660,S680,S69
0,S720については、第1実施例のステップS21
0ないしS260,S280,S290,S320と同
じ内容の処理であり、相違するのは、ステップS60
0,S670,S700についての処理である。
【0045】CPU152は、処理が開始されると、ま
ず、燃料電池本体5を起動する処理を行なう(ステップ
S600)。ここでは、第1実施例のステップS200
と比較して、窒素ガスの供給を行なうのに換えて、次の
処理を行なっている。即ち、CPU152は、三方弁4
30,440に制御信号を送ることにより、燃料ガスの
供給経路を加湿器420を備えた通路410側に切り換
える処理を行なう。なお、このように経路が通路410
側に切り換えられた時には、湿度センサ510から検出
された湿度Hに応じて加湿器420の加湿量を調整する
ように構成することにより、燃料ガスに対してより最適
な加湿を施すことができる。
【0046】その後、処理が進みステップS670に移
ると、CPU152は、三方弁430,440に制御信
号を送ることにより、燃料ガスの供給経路をバイパス通
路450側に切り換える処理を行なう。さらに、処理が
進みステップS700に移ると、CPU152は、三方
弁430,440に制御信号を送ることにより、燃料ガ
スの供給経路を加湿器420を備えた通路410側に切
り換える処理を行なう。なお、この場合も、湿度センサ
510から検出された湿度Hに応じて加湿器420の加
湿量を調整するように構成することで、燃料ガスに対し
て最適な加湿を施すことが可能となる。
【0047】こうして構成された起動時処理によれば、
燃料電池本体5の起動時に、燃料ガスに対する加湿が中
止される。燃料ガスに対する加湿が中止されると、電解
質膜10の含水率が低下することから、電解質膜10の
内部抵抗が大きくなり内部の発熱量が増加する。従っ
て、この燃料電池発電装置400によれば、第1実施例
と同様に、外部電源や加熱手段を用いることなしに従来
使用されている装置を利用して燃料電池本体を昇温させ
ることが可能となり、装置全体のコンパクト化を図るこ
とができるといった効果を奏し、さらには、燃料電池本
体5が自ら発熱することから、消費電力に対する昇温の
効率を高めることができるといった効果を奏する。
【0048】なお、この第2実施例の燃料電池発電装置
400では、燃料ガスを加湿するように構成されていた
が、これに換えて、燃料ガスと酸化ガスの双方とも加湿
するようにして、起動時には、その双方の加湿の量を低
減するように構成してもよい。さらに、起動時に、燃料
ガスに対する加湿量を低減するこの第2実施例の構成
に、前記第1実施例の構成を加えるようにしてもよい。
即ち、起動時に、燃料ガスに対する加湿量を低減すると
ともに、エアシリンダ104内の圧力Pを低下させる。
この構成により昇温をより急速に行なうことができる。
【0049】前記第1および第2実施例の構成に換え
て、起動時に、燃料電池本体5を冷却する冷却装置を停
止させることにより、燃料電池本体5を昇温させる構成
としてもよい。こうした構成によっても、装置全体のコ
ンパクト化と昇温の効率の向上とを図ることができる。
【0050】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、例えば、固体高分子型の燃料電池本体5に換えて、
りん酸型のもの、溶融炭酸塩型のものを用いた構成等、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる態
様で実施し得ることは勿論である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明の燃料電池発
電装置では、装置全体のコンパクト化を図るとともに、
消費電力に対する昇温の効率を高めることができるとい
った効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を適用した燃料電池発電装
置1の全体構成図である。
【図2】燃料電池本体5のセル構造を示す構成図であ
る。
【図3】燃料電池発電装置1の電気的な構成を示すブロ
ック図である。
【図4】電子制御ユニット150のCPU152により
実行される起動時処理を示すフローチャートである。
【図5】起動時におけるセル温度Tの時間変化を示すタ
イミングチャートである。
【図6】本発明の第2実施例を適用した燃料電池発電装
置400の全体構成図である。
【図7】燃料電池発電装置400の電気的な構成を示す
ブロック図である。
【図8】第2実施例の電子制御ユニット150のCPU
152により実行される起動時処理を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1…燃料電池発電装置 5…燃料電池本体 10…電解質膜 20…アノード 30…カソード 40,50…集電極 42,52…リブ 45,55…流路溝 60…セパレータ 102…絶縁板 104…エアシリンダ 106,108…エンドプレート 110,112…ボルト 120…窒素ガス給排装置 122…ガスバッファ 124…ガス供給路 125…ガス排出路 126…供給制御バルブ 127…排出制御バルブ 130…制御系 131…オン/オフスイッチ 132…セル温センサ 134…シリンダ内圧センサ 136…燃料ガス圧センサ 138…酸化ガス圧センサ 140…燃料ガス流量センサ 142…酸化ガス流量センサ 144…燃料ガス温センサ 146…酸化ガス温センサ 148…水素感知センサ 150…電子制御ユニット 152…CPU 154…ROM 156…RAM 158…入力回路 160…出力回路 400…燃料電池発電装置 410…燃料ガス供給通路 420…加湿器 430,440…三方弁 450…バイパス通路 500…制御系 510…湿度センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電解質を2つの電極で挟持した単電池を
    複数積層した燃料電池本体と、 該燃料電池本体をその積層方向に加圧して、該燃料電池
    本体の面圧を所定値に調節する加圧手段とを備えた燃料
    電池発電装置において、 前記燃料電池本体の起動時を検知する起動時検知手段
    と、 該起動時が検知されたとき、前記加圧手段による加圧力
    を、定常運転時の加圧力より低く制御する加圧力低下手
    段とを備えた燃料電池発電装置。
  2. 【請求項2】 電解質を2つの電極で挟持した単電池を
    備えた燃料電池本体と、 前記単電池の各電極に燃料ガスおよび酸化ガスを供給す
    るガス供給手段と、 前記ガス供給手段により供給される燃料ガスおよび酸化
    ガスの内の少なくとも一方を加湿する加湿手段とを備え
    た燃料電池発電装置において、 起動時を検知する起動時検知手段と、 該起動時が検知されたとき、前記加湿手段による加湿量
    を、定常運転時の加湿量より低減させる加湿量低減手段
    とを備えた燃料電池発電装置。
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